シドの新曲「贖罪」が、4月13日(土) よりスタートするアニメ『黒執事 -寄宿学校編-』のエンディングテーマに決定した。アニメ『黒執事』とシドは縁が深く、テレビアニメシリーズで2作品、劇場版で1作品の主題歌を担当しており、今回が4度目のタッグとなる。「贖罪」に関してシドは「この曲は『黒執事』の世界観や今回のストーリーに寄り添いながらメロディ、歌詞、アレンジを構築していき、『黒執事』らしさ×シドらしさを目指して作りました」とコメントを寄せている。また、同曲が4月12日(金) に配信リリースされることが発表された。■シド コメント全文『黒執事』の新シリーズアニメ化おめでとうございます!今回「贖罪」でテーマ曲を担当させていただくシドです。この曲は『黒執事』の世界観や今回のストーリーに寄り添いながらメロディ、歌詞、アレンジを構築していき、『黒執事』らしさ×シドらしさを目指して作りました。アニメ『黒執事 -寄宿学校編-』と一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです!<リリース情報>シド「贖罪」4月12日(金) 配信リリースシド「贖罪」ジャケット<番組情報>アニメ『黒執事 -寄宿学校編-』TOKYO MX / BS11 / 群馬テレビ / とちぎテレビ:4月13日(土) 23:30~MBS:4月13日(土) 27:38~※ABEMAほか各配信サイトで配信予定アニメ『黒執事 -寄宿学校編-』キービジュアル公式サイト:<ライブ情報>シド『SID LIVE 2024 -Star Forest-』5月18日(土)・19日(日) 山梨・河口湖ステラシアターOPEN16:00 / START17:00チケット情報:()詳細はこちら:
2024年03月25日恐怖と贖罪の輪廻が渦巻く、韓国ミステリー・ホラー『震える家族』が11月10日(金)より公開決定。併せてポスタービジュアルと予告編と場面写真が一挙に解禁となった。長男を亡くした牧師のソクホと妻のヒョヌは、残された3人の子どもたちと暮らしていた。そして、新たに養子として少年を迎え入れる。家族が揃い、団らんの時を切り裂く言葉。「あそこにいるのは誰?」だが、少年が指を差す先には、何も見えなかった――。「ASIAN MOVIE PULSE」の“2022年のアジア発ホラー映画ベスト15”に『呪詛』『呪餐 悪魔の奴隷』などと共にピックアップされ、独立系映画ながら韓国での公開時にはベスト10に迫る勢いを見せたミステリー・ホラーが日本上陸。長男の死を悔やむヒョヌを演じるのは、ドラマ「ハピネスバトル」が日本でも配信中、『チェイサー』『奴隷の島、消えた人々』のパク・ヒョジュ。その夫ソクホ役には『新感染半島 ファイナル・ステージ』や石井裕也監督の『アジアの天使』などで知られるキム・ミンジェ。本作はアジア映画を紹介するヨーロッパ最大規模の映画祭、イタリアのウーディネ極東映画祭のコンペティション部門に招待され、観客を恐怖の渦に巻き込んだ。この度解禁されたポスタービジュアルは、池の水面の揺れによって歪む兄弟たちの顔が不気味な雰囲気を醸し出している。さらに、その側に“いるはずのない子ども”の姿が映り込み、恐怖と謎が深まるビジュアルが完成。併せて解禁された予告編は、その死んだはずの長男の姿、その出現によって狂っていく家族が描かれ、観る者を震え上がらせる予告編となっている。『震える家族』は11月10日(金)よりシネマート新宿・心斎橋にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月08日WurtSが、新曲「BORDER」を6月5日(月) に配信リリースすることが決定した。「BORDER」は、『週刊少年ジャンプ』で連載中の殺し屋バトルアクションマンガ『SAKAMOTO DAYS』とのコラボ曲。作者の鈴木祐斗とWurtSがお互いの作品をリスペクトしていたことがきっかけでコラボが実現した。WurtSはコミックスの世界観が存分に味わえる歌詞とメロディを、鈴木は今回のコラボのために主人公・坂本太郎とWurtSのスタイリッシュで躍動感あふれる姿のイラストを描きおろした。さらにYouTubeではコラボPVも公開されている。また配信リリースに先立ち、本日5月23日(火) 放送のJ-WAVE『SONAR MUSIC』内でラジオ初オンエアされることが発表された。なお楽曲配信日には、『SAKAMOTO DAYS』コミックス11巻もしくはノベライズ購入者を対象にした抽選によるWurtSの特別ライブ『WurtS MeetS Sakamoto dayS』が開催される。■WurtS コメント僕は『SAKAMOTO DAYS』の戦う寸前の“クルぞっ”という瞬間が大好きです。凄まじいアクションはもちろん“正義とは何か”や“愛の告白”などギュッと心を掴むエモーショナルな部分も含めて、より一層作品の世界に浸って頂くために書き下ろしました。僕自身もファンとしてこれからの展開も楽しみにしてます!■鈴木祐斗 コメントWurtSさんの少し気だるそうな声、癖になるビート、レトロな雰囲気、全てが最高に刺さります!初めて「リトルダンサー」を耳にした時は、宝物を発掘したような気分になりました。新曲の「BORDER」ですが、坂本たちの何気ない日常がWurtSさんのフィルターを通すことで、とんでもなく魅力的でドープな世界観に仕上がっています!WurtSさんの曲でしか得られない感覚、ぜひ味わってみてください!『SAKAMOTO DAYS』×WurtSコラボPV<リリース情報>WurtS「BORDER」6月5日(月) 19:00 配信リリース配信リンク:特設サイト:<番組情報>J-WAVE(81.3FM)『SONAR MUSIC』5月23日(火) 22:00~24:00ナビゲーター:あっこゴリラ番組公式サイト:<ツアー情報>『WurtS LIVEHOUSE TOUR I』※終了分は割愛6月12日(月) 愛知・名古屋CLUB QUATTROOPEN18:00 / START19:00お問い合わせ:サンデーフォークプロモーション(052-320-9100)6月13日(火) 愛知・名古屋CLUB QUATTROOPEN18:00 / START19:00お問い合わせ:サンデーフォークプロモーション(052-320-9100)6月15日(木) 福岡・DRUM LOGOS【追加公演】OPEN18:00 / START19:00お問い合わせ:キョードー⻄日本(0570-09-2424)6月26日(月) 大阪・BIGCATOPEN18:00 / START19:00お問い合わせ:GREENS(06-6882-1224)6月27日(火) 大阪・BIGCATOPEN18:00 / START19:00お問い合わせ:GREENS(06-6882-1224)6月30日(金) 大阪・GORILLA HALL OSAKAOPEN18:00 / START 19:00お問い合わせ:GREENS(06-6882-1224)7月5日(水) 東京・LIQUIDROOMOPEN18:00 / START19:00お問い合わせ:DISK GARAGE(050-5533-0888 / 平日12:00~15:00)7月6日(木) 東京・LIQUIDROOMOPEN18:00 / START19:00お問い合わせ:DISK GARAGE(050-5533-0888 / 平日12:00~15:00)7月13日(木) 東京・Spotify O-EASTOPEN18:00 / START19:00お問い合わせ:DISK GARAGE(050-5533-0888 / 平日12:00~15:00)関連リンクUNIVERSAL MUSIC オフィシャルサイト:::::
2023年05月23日株式会社リイド社(所在地:東京都杉並区、代表取締役社長:齊藤哲人)は2022年2月18日(金曜日)に、『勇者のクズ』(ナカシマ723/ロケット商会)をコミックボーダーにて連載を開始いたします。『勇者のクズ』書影内容紹介「勇者なんて、最低のクズがやる商売だ。」『魔王』化したマフィアとそれを狩る賞金稼ぎ『勇者』を描く現代異能アクション!エーテル強化手術によって「魔王」となったマフィアが牛耳る東京の裏社会。この魔王たちを狩る賞金稼ぎ、それが「勇者」である。勇者は薬物でエーテル能力を強化することで魔王に対抗し、その殺傷行為は合法化されていた。そんな21世紀半ばの東京で活動する勇者・《死神》ヤシロは、落ちこぼれの勇者見習い女子高生に依頼され、渋谷を縄張りにする魔王のひとりを倒すハメになるが……!?原作は現在話題沸騰ラノベ『勇者刑に処す』のロケット商会、【次にくるマンガ大賞】2年連続ノミネートの超大型コミカライズ・堂々の商業デビュー!!!2月18日より一挙4話掲載、毎週更新予定。さらに4月22日にはコミックス第1巻発売が決定!『勇者のクズ』『勇者のクズ』『勇者のクズ』『勇者のクズ』一挙4話公開!第1話 勇者の出会い : 連載:コミックボーダーコミックボーダー : 著者漫画:ナカシマ723漫画家。コミカライズを手がける『勇者のクズ』は完全個人制作・流通にも関わらず1巻だけで累計5000部以上を売り上げ、【次にくるマンガ大賞】2年連続ノミネート。原作:ロケット商会「第1回カクヨムweb小説コンテスト」現代アクション部門で大賞を受賞した小説、『勇者のクズ』でデビュー。近作に『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』(KADOKAWA)など。概要■連載作品名:勇者のクズ連載媒体名:コミックボーダー漫画:ナカシマ723原作:ロケット商会出版社:リイド社連載開始:2022年2月18日(金曜日)■単行本1巻ページ数:208ページ判型:B6判左綴じ発行予定日:2022年4月22日(金曜日)定価:893円(税込)ISBN978-4-8458-6119-4社名: 株式会社リイド社所在地: 〒166-8560 東京都杉並区高円寺北2-3-2代表: 代表取締役社長齊藤哲人創業: 1960年4月設立: 1974年11月事業内容: 出版事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月18日今年4月に2ndミニアルバム『BORDER:CARNIVAL』、7月には日本デビューシングルとなった『BORDER:儚い』をリリースし、新人グループながら世界のチャートを賑わせたENHYPEN(エンハイプン)。第4世代ホットアイコンとして熱い注目を集める彼らの初のスタジオアルバム『DIMENSION : DILEMMA』が遂にヴェールを脱いだ。今回はリリース日に行われたメディアショーケースの模様をレポート!今回のコンセプトは“ジレンマ”。成長の中で葛藤する等身大の少年の物語。左からJAKE、JAY、HEESEUNG、JUNGWON、SUNGHOON、NI-KI、SUNOO。©BELIFT LAB【ペンになってもいいですか!?】vol. 144デビューから2作続いた『BORDER』シリーズで表現したのが、デビュー前の複雑な感情とデビュー後に直面した目新しい世界への率直な感情であったとしたら、今回の『DIMENSION』シリーズでは、もう一つの世界につながった少年たちが「この世界が思ったより複雑で矛盾した、新しい次元(DIMENSION)の世界」であることを悟った後の話が展開される。 少年たちはさまざまな価値が衝突する、超立体的で多次元的な世界に入って初めて自分の欲望を知り、アイデンティティに混乱を感じ始める。今作『DIMENSION : DILEMMA』について、リーダーのJUNGWONは、「新しい世界で簡単には選べないジレンマに陥りながらも、立ち止まらずに前に進んでいくという少年たちの物語です。僕たちもデビュー後の世界でENHYPENとしていっそう成長した姿をお見せしたいと思いながらも時には個人の時間が必要であり、もっと多くの方に愛されたいと思いながらも時には人々の視線から自由になりたいという欲求を持つことがありました。このような複合的な感情が今回のアルバムに盛り込まれています」と、メンバー自身が直面したジレンマを打ち明けた。JUNGWON©BELIFT LABNI-KIデビューしてから全てが新鮮でまだ実感がわかないなかでも、ENHYPENのステージを愛してくれる人々に応えたいと努力している。SUNGHOONデビュー前後で出てきた悩みやジレンマは、アーティストでありながらも一般人である僕たちにとっては当然な状況。今回のアルバムは、そんな僕たちの気持ちがうまく盛り込まれていると思う。と、今回もアルバムと通して、彼らの素直な想いが反映された内容が期待できる。SUNGHOON©BELIFT LAB混沌、疾風怒涛と言う青春の激動性を表現したコンセプトは、「激しいスポーツを楽しみながら一緒に泣いて笑う少年たちの感情を表現した「ODYSSEUS」、友達と平凡な日常を過ごす幸せを描いた「CHARYBDIS」、華やかな世界に足を踏み入れたものの、なんとなくなじみのない孤独な感情を感じ取った「SCYLLA」の3つがあります」とSUNOOが説明。JAYは水中で何度も撮影に挑戦したという「SCYLLA」、SUNGHOONは海を背景にメンバーの自然な姿が収められた「ODYSSEUS」がお気に入りなのだそう。初のスタジオアルバム『DIMENSION』シリーズの幕を開ける作品のリリースに至ったことが誇らしいというJAKEは「デビューから約1年という時間の中で、僕たちが感じてきた感情や経験をもう少し詳しくお聴かせできるという点でも特別な意味を持ったアルバムだと思います」とコメント。タイトル曲「Tamed-Dashed」は、ギターとシンセサイザーサウンドが際立つ1980年代感性のニューウェーブジャンルの曲。「欲望に“飼い慣らされるか(Tamed)”欲望から“叩きつけられるか(Dashed)”」選択のジレンマに関する質問に、欲望の矛盾と衝突しながら戸惑いと焦燥感を感じる少年たちの物語で、デビュー以来初の爽やかなコンセプトにも挑戦!初めて曲を聴いたとき、メンバーたちは今までと異なる雰囲気に驚いたものの、ファンの皆さんに新しい姿を見せることができそうだと期待に胸を膨らませたとか。その“爽やか”コンセプトを表現するために最も気をつけたのは表情演技。「表情だけでも爽やかさを感じられるように練習しました。初めはぎこちなかったんですが、ステージを見てくださる方々に楽しんでもらえればという思いで頑張りました」と自信を見せるJUNGWON。ENHYPENといえばパフォーマンス、パフォーマンスといえばENHYPEN!激しいシンクロダンスが毎回話題となるENHYPEN。今回のパフォーマンスの見どころを聞かれると、「一言でいうと“ノンストップ爽やかパフォーマンス”と表現したいですね。ジレンマに陥りながらも前に向かっていく少年たちを表現するのに、ラグビーやアメリカンフットボールなど球技種目をする姿を活用してみました。実際にラグビーボールも使用するので、とてもスポーティでエネルギッシュな雰囲気を感じられると思います」とJAY。JAY©BELIFT LABENHYPENのダンスの要、日本人メンバーでもあるNI-KIによるポイントダンス解説も。ポイント振りつけは、キックオフダンスと扇ぎダンス。「アメフトの試合のキックオフのときの姿が思い浮かぶようなキックオフダンスと、Summerという歌詞に合わせて手で扇ぐような姿を表現してみました」と説明したNI-KIは扇ぎダンスを実際にお披露目!NI-KI©BELIFT LABJAKEは、オーストラリアの学校でラグビー経験があったのでラグビーボールを使ったパフォーマンスをすると聞いてうれしかったと余裕の笑顔のなか、NI-KIは初めての小道具を使うためミスをしないよう、たくさん練習したそうだ。爽やかさ全開のMVでは、海を背景に団体でダンスを踊るシーンがポイントというSUNGHOON。JUNGWONは、撮影が終わってから海に入って遊んだ思い出と、MVに出てくるセットがとてもリアルで入り込むことができたというエピソードも公開してくれた。新コンセプトの魅力を最大限に引き出す布陣とのコラボ!今回のアルバムにも、デビュー当時から楽曲制作に携わるワンダーキッド(Wonderkid)やパン·シヒョク(“hitman” bang)プロデューサなどHYBE LABELSプロデューサー陣が参加。ビジュアル面でも、多くの広告やブランド、マガジン、プロモーションビデオのスタイリングを務めるビジュアルディレクターのキム・イェヨンが、今回男性アイドルグループを初めて手がけて話題となった。ENHYPENの中でもファッションセンスに定評のあるJAYは「ビジュアルディレクターのキム・イェヨンさんと初めてお仕事をさせて頂きましたが、とても楽しい時間でした。素晴らしい作品に仕上がってうれしいです。またパン・シヒョクプロデューサーから、タイトル曲の振り付けのコーラス部分は、まるで一人が踊っているようなキレのあるダンスで表現できたらいいと思うと言われたことが一番記憶に残っています」と話した。またHYBE LABELSの先輩アーティストでもあるTOMORROW X TOGETHERのYEONJUNと、収録曲「Blockbuster feat.YEONJUN of TOMORROW X TOGETHER」でのコラボが実現したことも話題に!「『Blockbuster feat.YEONJUN of TOMORROW X TOGETHER』は、アクション映画の主人公のように生きていきたいと思う少年の心をポップロックとラップを結合して表現した強烈なエネルギーが感じられる曲なんですが、ありがたいことにラップでYEONJUN先輩が参加してくださいました。とてもワクワクしましたし、本当に光栄でした。YEONJUN先輩ありがとうございます」と、カメラに向かって指ハートをするお茶目なHEESEUNG。SUNGHOONは、JAYと一緒にレコーディング中のYEONJUNを訪ね、その情熱的な姿を見て感動したそう。HEESEUNG©BELIFT LABそして今回は、JAYの名前が「Interlude : Question」のナレーションアレンジメントのクレジットを飾り、メンバー自身の成長にもつながった。JAKE、HEESEUNGとともに参加したというこの曲に関して、「トラックと歌詞だけをもらった状態で各自ナレーションの配置やトーン&マナーを決めてプロデューサーにお聞かせしたら、僕のアイデアが採択されて。とてもうれしかったです!」と少し照れながらも、誇らしげなJAY。“第4世代のホットアイコン”という表現を超える存在を目指したい!前作『BORDER:CARNIVAL』は米ビルボード200で初チャートイン18位を記錄。2020年1月から2021年現在までにデビューした新人グループで、チャートインしたのは彼らだけという偉業を成し遂げた。7月リリースの日本デビューシングルではオリコンデイリーランキングで7日連続1位、ウィークリーランキングでも首位を獲得。第4世代のホットアイコンと呼ばれる彼らだけに、今回のアルバムにも注目が集まっている。SUNOOは「今回も韓国の音源チャートで高い順位に上りたいと思いますし、音楽番組でも一位を獲得したいです。前作で地上波の音楽番組で初の1位を頂いて、本当に幸せでうれしかったので、またその気分を味わいたいという欲が少しあります(笑)。でも、何よりENHYPENは曲がよくてステージが上手だという評価をもらえたらもっとうれしいです!」と意気込みを語った。SUNOO©BELIFT LABその言葉に頷きながら「多くの方々が僕たちを第4世代のホットアイコンと呼んでくださっていますが、もっと成長してそれを超えるK-POPグループの中で最も注目されるグループになることができればうれしいです」とJUNGWON。JAYも「今まで磨いてきた実力を発揮して、パフォーマンスだけでなくライブでも優れた姿を見せたい」と自信に満ちた表情を見せた。司会者が「ホット世代の話をしたので暑くなってきましたね。扇ぎダンスで熱を冷ましましょう(笑)!」というと、全員で一斉に扇ぎダンスをするかわいらしい7人。2021年の残り3か月で成し遂げたいことを聞かれたメンバーは、JAKE僕だけでなく全メンバーが同じ答えだと思います。早くENGENE(ファンの総称)の皆さんの前でステージをお見せしたいという想いです。2月にファンミーティングで皆さんに初めてお会いした時のことが、すごくいい記憶として残っているので、早くもう一度会いたいです!NI-KI多くの方々の愛と応援のおかげで去年は新人賞四冠を達成することができました。今年も多くの授賞式でご挨拶し、賞をたくさんもらうことができればと思います!JAKE©BELIFT LABここで初の「Tamed-Dashed」のパフォーマンスを披露。ダークな世界が繰り広げられていた前シリーズとは異なり、思わず口ずさみたくなるようなリズムに、激しくも軽やかなシンクロダンスはお見事。JAY曰く、“ノンストップ爽やかパフォーマンス”は、話題になること間違いなし!©BELIFT LAB次のステップへと進むENHYPENに世界中のメディアも注目。全力でパフォーマンスを終えた後は質疑応答コーナーへ。世界中のメディアからの質問が寄せられたことに感謝をしながら、改めて今の自分たちの状況を踏まえて真剣に答えてくれた。6日で60万枚以上の先行注文量(約3週間で91万枚)を記録して、自身最高記録を更新したENHYPEN。そこで、第4世代のホットアイコンと言われることについてのメンバーの考えと今後の活動への覚悟を尋ねられると…。SUNGHOON多くのファンの方々のおかげで、このような成果を成し遂げられたと思っています。第4世代のホットアイコンと呼んでくださることについては、恥ずかしながらも、その修飾語が僕たちをもっと頑張ろうと思わせてくれる原動力のような修飾語だと思います。JUNGWON今までのように僕たちが経験して感じた感情を、音楽を通じてファンの皆さんに伝え、もっと発展したステージをお見せしようと思っています。そして今回のアルバムを通じては、ENHYPENが本当に第4世代のホットアイコンなんだなと確信を与えたいし、またK-POPグループの中で最も注目されるグループになりたいと思います。また、『DIMENSION』シリーズを通じて伝えたいメッセージや前作と比べて最も大きく変わった点、成長した点については、メンバーの中でも練習生として最も長い時間を過ごしてきたHEESEUNGが答えた。HEESEUNGステージに対する向き合い方や、音楽に対する考えが変わったというのが最も成長した点ではないかと思います。最初はただデビューしたいという思いでいっぱいでしたが、ステージに立つたびにたくさんの方々から愛と応援を頂き、より良い姿をお見せするために努力するようになりました。そして僕たちの曲を聴いて、共感や慰め、喜びを感じたと言って下さる方々のためにも、僕たちの真っ直ぐな想いをたくさん伝えようと努力してきました。練習生からの脱却、彼らのデビューへのきっかけとなったオーディション番組『I-LAND』。もうすぐ始まる『I-LAND2』の参加者の方々に経験者としてのアドバイスはと問われると、JAY今も『I-LAND』の記憶は昨日のことのように覚えています。その当時一緒に参加していた数多くの参加者と一緒に歌手という夢を目指していた時期があったからこそ、今の僕とENHYPENがあるのだと思います。だからこそ、多くの方々にステージを披露する歌手になるという目標、そして初心を忘れないことが何よりも重要だと思います。夢に向かって挑戦しているすべての参加者の皆さん、良い結果を得られますことを願っています!応援しています!ここでは、メンバー全員で「ファイティン!!」と力強く叫ぶ姿も。大変な試練を乗り越えて世界中のファンを虜にした彼らはデビュー後、国内外のチャートで好成績を収めた。このような大衆の反応は、今回のアルバムを準備するうえでどのような影響を与え、どんな意義を持ったのか?という質問には、NI-KI世界中の多くの方々のおかげでチャートでも良い成績を成し遂げることができました。それほど僕たちの音楽を聴いてくださる方々が多いということがわかって、もっと自信を持ってより完璧なアルバムをお見せするために努力しました。SUNOO実はデビューしてから、スタジオアルバムは頭の中でただ夢見ていたものに過ぎなかったのですが、アルバムを出せるまで成長できたということに意義があると思います。いつものように僕たちの率直な話が盛り込まれてあるので期待してください!今回は収録曲も増え、その分の時間と努力を費やした意義深い作品になったというJAY。ちなみに、お気に入りの曲は「Just A Little Bit」(HEESEUNG)、「Upper Side Dreamin’」(SUNGHOON)だそう。ここで質疑応答は終了し、リーダーのJUNGWONが「いつにも増して一生懸命準備しました。より良い姿とステージでENGENEの皆さんと良い思い出を作っていきたいです」と締めくくった。初のアルバム制作を通して、より自信をつけた姿で成長し戻ってきた7人。本人たちのアイデアを生かしたストーリー性はそのままに、新たなビジュアルやコンセプトに挑戦し、また新しい魅力をたくさん見せてくれる予感!彼らの物語はまだ始まったばかり。間もなくデビュー1周年を迎えるENHYPENの今後の活動からも目が離せない!©BELIFT LABENHYPEN2020年6月から約3か月間放映された、Mnetの超大型プロジェクトで『I-LAND』の最終メンバーの7人で構成された多国籍ボーイグループ。チーム名の「ENHYPEN」は、記号の「ハイフン」が意味するように、お互いに異なる環境でちがう人生を生きてきた7人の少年が「つながり」、お互いを「発見」し、ともに「成長」するという意味を持つ。また、音楽を通じて人と人、世界と世界をつなぐという抱負も込められている。©BELIFT LABENHYPENの画像特設ページはコチラ※以下、2ページ目になります。取材、文・本田珠里 写真・BELIFT LAB
2021年10月18日小栗旬主演「BORDER」(’14)に出演後、NHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロインに抜擢され、国民的女優へと成長した波瑠が、「BORDER」初のスピンオフ「BORDER 衝動~検視官・比嘉ミカ~」で主演を務めることになった。頭部を被弾して生死の境をさまよった後、「死者と対話できる」という特殊能力を得た刑事・石川安吾(小栗さん)が、望まずして命を絶たれた被害者の無念を晴らすべく、生と死、正義と法、情と非情の“BORDER=境界線”で揺れ動きながら、事件に立ち向かう姿を描いた「BORDER」。この秋、3年ぶりにドラマスペシャル「BORDER贖罪」として復活する同作から、初のスピンオフドラマが誕生。前後篇となるスピンオフドラマと合わせ、3週連続で「BORDER」スペシャルが実現する。波瑠さん演じる比嘉ミカといえば、以前のシリーズで、男らしい言動とクールな佇まい、類まれなる検死能力で大人気を博したキャラクター。警視庁の特別検視官として石川の単独捜査に協力してきた比嘉だが、今回のスピンオフでは、その原点となる“特別検視官に就任する半年前の物語”が描かれ、法医学教室助手時代の比嘉が、住宅街を震撼させる連続殺人事件に立ち向かう。「BORDER」シリーズに共通する衝撃的かつ、ヒリヒリとした緊迫感にあふれる世界観はそのままに、比嘉の中に息づく“正義”を前・後篇に分けてじっくりと活写する。■「BORDER」から国民的女優へ!波瑠は比嘉ミカの信念と正義、細やかな心情を巧みに表現物語は、永正大学医学部医学教室の助手を務める比嘉が、日本を震撼させる連続殺人事件に立ち向かっていく。師となる法医学教授・浅川透と対峙しながらも、法医学教室助手という立場から一筋縄ではいかない事件に挑んでいく姿、徹底した男社会の中で闘う姿を通し、彼女の信念と正義、細やかな心情を描き出していく。波瑠さんは本作について、「朝ドラの前に声を掛けていただいた作品なので、いまもずっと感謝していますし、比嘉という役には頭が上がりません」とコメント。「ですから、最初にスピンオフがあると聞いたときは『えっ、私のですか?私でいいんですか?』と、とにかくビックリしました」と謙遜する。自身が演じる比嘉に対しては、「第1弾のときは、男の中で負けないように頑張るけど男であろうとするわけではなく、自分だけの武器で戦っている印象を持っていました。ですが今回のスピンオフで、異性の上司とちゃんと向き合った上で、あの比嘉がいることが分かり、彼女のことがますます好きになりました」と語り、「比嘉はすごく優秀な人間ですが、未熟な部分があって当然の年齢ですし、彼女自身も決して自分が完璧な人間だとは思っていない。そういう比嘉の人間らしさを表現できたら」と明かしている。■独自の存在感を放つ気鋭俳優!幅広い顔を持つ名俳優!そしてネクストブレイク女優が競演そんな比嘉と協力し合いながら、連続殺人事件の捜査にまい進する所轄の刑事・中澤史明を演じるのは、並みいる20代俳優の中でも抜群の存在感を放つ工藤阿須加。彼自身が持つ実直さ、さらに「あさが来た」をはじめ複数の作品で共演した波瑠さんとの絶大な信頼関係は、今回の役どころにも大いに生かされているはず。また、比嘉の上司にあたる医学教室教授・浅川透役には、映像作品でも引っ張りだこの石丸幹二が、波瑠さんと初共演。その気品漂う容姿はもちろん、きめ細やかな役作りでも一目置かれる名俳優の石丸さん。誠実な男から、観る者に何とも言えない嫌悪感を抱かせる男まで、幅広い役柄を演じ分けてきたが、今回はテレビ出演するほどの有名法医学教授でありながら、裏で比嘉の高い能力を巧みに利用しようとする狡猾さも持つ男を熱演。物語をダイナミックに揺り動かす役割を担う。さらに、高い将来性を秘め、ネクストブレイクの予感をにじませる15歳の急成長株・清原果耶も、連続殺人事件の被害者たちが通う中学校の生徒で出演!波瑠さんとは「あさが来た」の“ふゆ”役以来、2年ぶりの共演となる清原さん。前回とはまったく異なる設定のもと、波瑠さんと新たな化学反応を起こしながら、新境地を切り拓いていく姿には要注目だ。■原案・脚本/金城一紀からもお墨付き!波瑠と“比嘉ミカ”というキャラクター原案・脚本の金城一紀は、この比嘉ミカというキャラクターについて、「もともとは新聞記者で石川の恋人という設定」だったと明かす。「いわば添え物のようなキャラクターで、ストーリーにもあまり深く関わる予定ではありませんでした。それがいまや主人公の地位を獲得するまでになりました。波瑠さんのお陰です。初めてお会いしたときから波瑠さんは比嘉でした。どこか達観した雰囲気の中に、すべてをきちんと見通すような強い眼差しをお持ちでした」と金城さん。「『BORDER 衝動』では、石川に出会う前の比嘉を描いています。連続殺人事件の捜査に携わることで、比嘉は自らの運命を切り開いていきます。比嘉を運命へと導いていくのは、恐ろしい犯人です。比嘉と犯人の対決は必見のシーンになっています」と、大変気になる言葉を寄せている。「BORDER 衝動~検視官・比嘉ミカ~」【前篇】は10月6日(金)、【後篇】は10月13日(金)ともに23時15分~テレビ朝日系にて放送(※一部地域を除く)。「BORDER 贖罪」は10月22日(日)21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年09月12日小栗旬が「死者と対話できる」という特殊能力を得た刑事に扮し、注目を集めた2014年の連続ドラマのスペシャル版「BORDER2贖罪」。未だ謎のベールに包まれた本作に、國村隼、満島真之介、中村ゆりかという個性豊かな3名の追加キャストが明らかとなった。頭部を被弾して生死の境をさまよった後、「死者と対話できる」能力を得た刑事・石川安吾(小栗旬)。彼が、望まずして命を絶たれた被害者の無念を晴らすべく、生と死、正義と法、情と非情の“BORDER=境界線”で揺れ動きながら、事件に立ち向かう姿を描いた「BORDER」(原案・脚本/金城一紀)。3年前に放送されるや、その衝撃の物語で視聴者を震え上がらせた同ドラマが、今回ドラマスペシャルとなって復活!思いがけない吉報に全国の「BORDER」ファンからは歓喜の声が上がり、ネット上でも大きな話題を呼んでいる。そんな本作に加わる追加キャストが決定。國村さんが演じるのは、警視庁の監察管理官・久高喬。温厚で人望もあり、庁内では人格者として通っており、常に柔和な顔つきで人に接するが、実は鋭い観察眼を隠し持っているという役どころ。満島さんは、見栄えもよく、堂々とした雰囲気を持つ謎の人物・原口知幸役に。ある事件に関して、重要な捜査対象となるという。そして、中村さんはある殺人事件の被害者で、小栗さん演じる石川の前に死者として現れる。國村さんは今回の出演に、「以前から金城一紀さんの作品を見て面白いなぁと思っていたので、出演が決まったときから楽しみにしていました。僕が演じる久高は職務に忠実で、優秀な監察管理官であると同時に、どこか掴みどころのない人物。石川とも完全に…というわけではありませんが、アゲインストとして相対し、お客さんをハラハラさせる面白いキャラクター設定となっています」と明かす。主演の小栗さんに対しては、「非常にストイックで、どっぷり石川に入り込んでいる印象を受けました。かつて『獣医ドリトル』で共演したときとは全然印象が違いましたよ(笑)。そんな小栗くんとのお芝居はとても面白くて、目線の芝居や意識の置きどころなど、的確な表現を打ち出してくれるので、こちらにも大変刺激になったと思います」と語っている。一方、現在さまざまな作品に引っ張りだこの満島さんは、「連続ドラマの時から、楽しく拝見していました。まさか、あの石川と対峙することになるとは…!身を引き締め、この物語の一員になる覚悟を決めました」と熱くコメント。初共演となる小栗さんに、「作品の真ん中に立つ者としての覚悟、存在感…見事です。あー、すごい!背中の大きな、魅力的な方に出会えて幸せです。ありがとう、小栗さん」と、すっかりベタぼれの様子。「特に印象に残っているシーンは、僕が口笛を吹いてるシーン。実は即興でやってみたんです。そのリズムがなかなかキャッチーだと、スタッフからも好評でした。音源にならないかな(笑)」と、見どころとなるシーンを挙げてくれた。そして、中村さんは、彼女自身「『BORDER』の続編を心待ちにしていた1人」という。「今回、私は死者の役を演じさせていただきました。実を言うと、私は幽霊が苦手なので、普段は幽霊は『できればいないでほしい』という気持ちでいたんです。でも脚本を読ませていただき、死者になっても残り続ける“人の思い”について、深く考えさせられました。死んだから無くなるのではなくて、何か理由を抱えているから存在してしまうんだ、と。私が演じる真実は殺された側として、助けてほしいという強い気持ちを石川さんに伝えます」と語る。そんな小栗さんについても、「迫力ある演技に圧倒されました。何かの圧力をかけられ、壊れてしまいそうなオーラを感じました」とコメント。「3年前に放送された『BORDER』の最終回は余韻の残る終わり方で、私もずっと気になっていました。満を持して制作されたスペシャルを、ぜひご覧ください」と、ファンならではのアピールをしてくれた。果たして、彼らは小栗さん演じる主人公・石川とどんな衝撃の物語を紡いでいくのか!?まだまだ謎多き本作に、今後も注目していて。ドラマスペシャル「BORDER2贖罪」は2017年、テレビ朝日にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年08月06日『さよならドビュッシー』の中山七里原作によるWOWOWの連続ドラマ『贖罪の奏鳴曲』が主演・三上博史、監督・青山真治で2015年1月24日からスタートすることが10月30日、明らかになった。中山作品の連続ドラマ化は本作が初であり、監督の青山もWOWOWドラマ初監督。三上は昨年6月に同局で放送された『震える牛』以来の主演となる。ドラマは悪評の絶えない不敗の弁護士・御子柴(三上)が主人公の法廷ミステリー。御子柴が手がける保険金殺人事件の容疑者の息子役に染谷将太、事件の謎を追う刑事役にWOWOWドラマ初登場のリリー・フランキーと、個性的かつ魅力的なキャストが顔をそろえている。三上は「今回、初めて青山真治さんがWOWOWの連続ドラマを監督されるということで『何かが起こる!!』と、すぐに手を挙げました。通常のドラマでしたら弁護士や刑事が事件を推理していくと思うのですが、今回は私が演じる弁護士には過去に殺人を犯したという背景があって、単なる謎解きの案内人ではありません。そこに難しさもあり、演じ甲斐もあり、一筋縄ではいかない話だなと思います」と意欲を見せている。青山監督も「三上さんとは十数年ぶりの仕事です。プライベートでは何度もお会いして今どういうことがやりたいかはお互いによく分かっているわけですが、何しろ僕の世代の最大のスター俳優の一人であり、かつ研ぎ澄まされたアーティストですから一筋縄ではいきません。しかしキャメラの前に立った瞬間、これほど繊細な表情をなさるのか、主役を張るとはこういうことか、と改めて驚かされ感動させられます」と、久しぶりの三上とのタッグに刺激を受けているという。そして原作の中山氏は「生来がひねくれ者であるため、小説を書く際には『映像化できるものならやってみろ』と思いながら筆を進めます。 自ずと映像化には不向きなトリックを仕掛けたり、センシティブな問題を扱ったりすることが多くなります。 『贖罪の奏鳴曲』もその例に洩れず、まず映像化は不可能だろうと悦に入っていました。従ってWOWOWさんからドラマ化の話をいただいた時、一番驚いたのはおそらく私だったでしょう。ともあれこのドラマに関わったスタッフ・ キャストの皆さんには脱帽せざるを得ません」と、ドラマに大きな期待を寄せている。連続ドラマ『贖罪の奏鳴曲』はWOWOWプライムにて2015年1月24日(毎週土曜 22:00~)スタート。
2014年11月01日昨年、WOWOWの連続ドラマW「震える牛」で食肉偽装問題を追う刑事を好演した三上博史が、過去に殺人事件を犯した弁護士役を演じる、土曜オリジナルドラマ「贖罪の奏鳴曲」(しょくざいのそなた)の放送が決定。監督を、WOWOWドラマ初挑戦となる『共喰い』の青山真治監督が務め、『寄生獣』でも話題の若手実力派・染谷将太と、いまや名バイプレーヤーとなったリリー・フランキーが競演していることが分かった。弁護士の御子柴礼司(三上博史)は、いかなる罪名での起訴も、必ず執行猶予を勝ち取るという不敗の弁護士として名を馳せていた。だが、その分、依頼人から巻き上げる報酬も法外で、悪評も絶えない。依頼をしてくる客層も悪く、嫌がらせも相次いでいた。そんな御子柴が、係争中の保険金殺人事件の国選弁護士を買って出る。容疑は、町工場の経営者の妻・東條美津子(とよた真帆)が、保険金目当てに入院中の夫の人工呼吸器を切って殺したというもの。無罪を主張する美津子には、車いす生活を送る息子・幹也(染谷将太)がいた。そんな中、事件の真相に迫っていたフリーライターが不審死。担当刑事の渡瀬(リリー・フランキー)は、御子柴がある殺人事件の犯人だったという過去にたどりつくが――。原作は、映画化もされた「さよならドビュッシー」で2009年「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した中山七里の同名ミステリー。本作が初の連続ドラマ化となる。悪評高く、予想外の過去を持つ弁護士・御子柴を演じるのは「震える牛」「下町ロケット」など連続ドラマWの良作に出演する三上さん。青山監督とは、第54回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された『月の砂漠』以来、実に13年ぶりにタッグを組む。「今回初めて青山真治さんがWOWOWの連続ドラマを監督されるということで、『何かが、起こる!!』と、すぐに手を挙げました」と言う三上さん。「以前、ご一緒させていただいた、映画『月の砂漠』(2001年)から13年経ちました。2人でカンヌのレッドカーペットを歩いた、とても思い出深い作品でしたので、『次はどんな作品を一緒にできるのだろう』と、たびたび飲みの席で話していたのですが、まさかWOWOWの連続ドラマでご一緒できるとは、思ってもいませんでした。また、2人で“悪巧み”ができると、モチべーションが上がっています」と、その喜びを語る。また、共演には、第68回ヴェネツィア国際映画祭「マルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)」を受賞し、主演作『寄生獣』や2015年公開の『ストレイヤーズ・クロニクル』などが控える染谷さん。さらに『そして父になる』『凶悪』などで役者としても異彩を放つリリーさんがWOWOWドラマに初登場する。三上さんは「僕自身、ずっと、心待ちにしていた、リリーさん、染谷さんとの初共演もお楽しみに。青山組の“凄さ”が随所に出ているので、楽しんでいただけると思います」と、見どころもアピール。そんな三上さんに青山監督は、「何しろぼくの世代の最大のスター俳優のひとりであり、かつ研ぎ澄まされたアーティストですから、一筋縄ではいきません。しかしキャメラの前に立った瞬間、これほど繊細な表情をなさるのか、主役を張るとはこういうことか、と改めて驚かされ、感動させられます。ともに仕事をするパートナーとしてはベストのひとりです」と絶賛を送っている。土曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 贖罪の奏鳴曲」は2015年1月24日(土)22時スタート(全4話)。(text:cinemacafe.net)
2014年11月01日8月29日(現地時間)より開幕中の第69回ヴェネチア国際映画祭で8月30日(現地時間)、日本人監督として公式上映第1号となる黒沢清のドラマ「贖罪」が特別招待部門にて上映された。この日の上映のためにドラマ全5話分を再編集した4時間半にも及ぶ力作を引っさげ黒沢監督も単身現地入りし、ヨーロッパ中から集まった映画人に向けて思いの丈を語った。ベストセラー小説「告白」の原作者として知られる湊かなえの同名小説を原作に、主演・小泉今日子、各エピソードに蒼井優を始め池脇千鶴、小池栄子、安藤サクラという豪華女優陣を迎え、今年1月にWOWOW連続ドラマ枠で放送された本作。とある田舎町で起きた美少女殺人事件の被害者の母親が、事件当時、娘と一緒に遊んでいた4人の少女たちに“償い”を課していく。『トウキョウソナタ』や『アカルイミライ』など、幾度となく監督作を引っさげ海外の映画祭の数々に参加してきた黒沢監督だが、インターナショナル版として再編集されたものとは言え、ドラマ作品を携えての参加はこれが初めて。「撮影をした当時は、テレビや映画を意識して撮ってはいなかったので正直、このように映画として世に出ることになったことはとても嬉しく思っています。本作を正式出品作として、この長尺にも関わらず選んでくれたヴェネチア国際映画祭は寛大で冒険的な映画祭だと、改めて懐の広さに感激しています」と感謝の思いが口を突いて出た。また、本作の製作に至った経緯を「湊かなえさんの作品はとても女性的で、主な読者も女性なんだと推測しますが、男性の私にとってはあまりなじみもない原作と思いながらも、とても楽しんで作ることができました」と語る黒沢監督。「特に前作の『トウキョウソナタ』でご一緒していた小泉さんと香川さんの再競演など、その2人が演じてくれているそのエピソードにも思い入れがあり、この映画は私自身の過去作品の“その先”を探り出すような思いで作ることができました」。最後に、外国人記者から「個人と社会を対立させるということが軸になっている小説を基に作られていると理解しているが、なぜ日本の社会ではこの映画のように個人の存在が社会と対立するような事件が起こるのか?」という映画祭ならではの質問が飛んだ。これに対して監督は「日本に住んでいる自分でも分からない。日本の社会構造には、新聞や報道で見えてくるものとは異なるものが隠れていると思う」と率直な言葉で見解を述べた。上映後、会場内にいた黒沢監督に向けて盛大なスタンディング・オベーションが贈られ、海外の映画祭経験が豊富な黒沢監督も今回の上映には大きく胸を揺さぶられていた様子だった。第69回ヴェネチア国際映画祭は9月8日(現地時間)までイタリア・ヴェネチアにて開催。■関連作品:リアル~完全なる首長竜の日~ 2013年初夏、全国東宝系にて公開
2012年08月31日デビュー作『告白』で人気を得た湊かなえの原作を、小泉今日子主演でドラマ化したミステリー作『贖罪』が24日(金)にDVDリリースされるにあたり、19日に都内で全5話一挙上映会&トークショーを実施。黒沢清監督と、第1話に出演した森山未來が登壇した。その他の写真『贖罪』は、15年前に小学生の娘を殺害された母親(小泉)と、当時事件を目撃したことが原因で、“償い”の思いを抱えながら大人になった4人の女性が、連鎖する悲劇を引き寄せていく姿を描いた物語。5話構成になっており、蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴ら豪華女優陣が出演している。29日(水)から開催される第69回ヴェネチア国際映画祭(アウト・オブ・コンペティション部門)、第37回トロント国際映画祭(コンテンポラリーワールドシネマ部門)ほかでの上映が決定しており、世界的に注目されている本作。これに対して黒沢監督は、「本当にうれしい。幸福な出会いがあった作品だったと思います。はじめてのTVドラマでしたので、やはり映画とは違うと覚悟を決めて取り組んだのですが、本当にスタッフとキャストに恵まれて、映画と遜色のない自分らしい作品が作れたと思っています」と喜びを語った。一方、森山が出演するのは『贖罪 第1話 フランス人形』で、“ある秘密”を抱えるという難しい役どころ。森山は黒沢監督の演出に対して、「主人公が変わった性癖を持っているので色々とイメージを持って現場に入ったのですが、それを上手く監督にいなされながら演じた気がしています。自分の感覚が抜けた時、自分のイメージと微妙にズレた時に、そのシーンでOKが出る感じでした」とコメント。それに対して黒沢監督は、「森山さんの印象としては、僕が攻めるとヌメっとかわしていくので、そこを僕がまた攻めると。ただ、演技に関しては、特に私は何もしていません。あの雰囲気は、(第1話で共演した)蒼井優さんとのふたりのコンビネーションによって生まれたものだと思いますので、非常に面白かったですね」と絶賛していた。そんなふたりには撮影中に共通の思い出があるようで、「台詞のないシーンがあったのですが、森山さんのほうから何か台詞があったほうが良いのではと意見があった。それで、その夜に、あるアイデアを考え付きまして“ある台詞”を台本に入れ込んでみたんです」と黒沢監督が述べると森山は、「次の日、その台詞を演じてみたら、すごくしっくりきて、スゴイなと。でも、その台詞については助監督の方と意見の相違というか、ケンカになりまして。最終的には監督の判断に任せようと、そこでは納得したのですが(笑)」と会場の笑いを誘う場面も見られた。『贖罪』レンタル:8月24日(金)前篇・中篇・後篇(全5話)レンタル開始セル:8月24日(金)DVDコレクターズBOX【初回生産限定】発売開始DVDコレクターズBOX【初回生産限定】8990円(税込)発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント
2012年08月20日監督・黒沢清×主演・小泉今日子でWOWOWで放送された『贖罪』。原作を手がけたのは映画化もされた『告白』の衝撃がいまなお記憶に新しい湊かなえ。DVDリリースを機に改めて湊が映像化された自作について語った。その他の写真迷宮入りとなった少女殺害事件。被害者の少女の母親は現場にいた娘の友人の少女4人に「犯人を見つけるか、私が納得する償いをすること」を迫るが、事件から15年を経て、彼女の言葉を胸に刻んだまま成長した4人が連鎖的に悲劇を引き寄せていく。蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴が成長した4人を演じるなど、実力派俳優が集結したが、湊は特に被害者の母親・麻子を演じた小泉を絶賛。原作でも4人の視点を絡ませながら、麻子は時に素直で慈悲深い母として、時に盲目的に復讐の炎を胸に抱く鬼女のようにも描かれるが「小泉さんには一人の女性に対して様々な見方が存在しうるということを表現していただけました。小泉さんが演じてくださったことで、私の中での自分の小説の登場人物ランキングで麻子さんが『告白』の森口先生(松たか子)に肩を並べるくらいになってます(笑)」と称賛を惜しまない。本作を含め自作の映像化について「監督の独特の世界観で新しいものを作ってもらえたという感覚で『よかったね、私の子供たち』という気持ち」と思いを明かす。湊本人が「映像化できないだろうなと思いながら書いている」と語るように、一人称の語りを中心にした彼女の著作には文章ならではの魅力があり、決して映像化しやすい小説とは言えない。それを自覚した上で、どのように映像化されるのか「誰よりも私自身が楽しみでしょうがない」のだという。特に本作で湊が驚きをもって受け止めたのは最終第5話。「麻子さんが犯人と対峙しますが、原作ではここはたった2行なんです。黒沢監督の解釈によって完成した場面だと思うし、『ここでこの人たちはこんな顔してたのか』とあそこに連れて行ってもらったかのような気持ちになりました」と原作者の思惑を超えた映像作品ならではの魅力を嬉しそうに語る。子供の頃から「テレビと読書が娯楽の中心だった」と語っており小説家デビューの前には脚本コンクールに応募したことも。トレンディドラマ隆盛の時期に高校・大学生活を送ったことで「その頃や子供時代に見たドラマが自分の財産になっていると思う」とうなずく。ちなみに好きな俳優は織田裕二。「私の作品に出てこないタイプでしょ?」と残念そうに笑うが、ぜひ今後、織田をイメージした人物を描き、実写化を実現させてほしい!ちなみに、本作は、DVD発売を記念して19日(日)から9月7日(金)まで渋谷・ユーロスペースで特別上映される。『贖罪』8月24日(金)より、発売&レンタル開始DVDコレクターズBOX【初回生産限定】3枚組(全5話収録)8,990円(税込)レンタル:前篇・中篇・後篇(全5話)発売元:20世紀フォックスホームエンターテイメント取材・文・写真:黒豆直樹
2012年08月07日『告白』でベストセラー作家となった湊かなえの原作を、豪華な女優陣の顔ぶれで映像化したWOWOW連続ドラマ『贖罪』。監督・脚本を手がけた『トウキョウソナタ』の黒沢清、物語の鍵を握るキャラクターを演じた池脇千鶴がインタビューに答えた。その他の写真小学生の娘を殺された母親に小泉今日子が扮し、事件を目撃したことから償いの思いに囚われたまま大人になった女性たちを、池脇をはじめ、蒼井優、小池栄子、安藤サクラが演じる。5人の女優が主人公となる全5話の脚本も執筆した黒沢監督は、原作を読んだ印象を「女性の情念や妄想、闇がとことん書かれているところに惹かれた」と語り、脚本化の際に難しかったのは「モノローグで表現されているそれぞれの心の中を客観的に描くこと。外からだと5人はどういう風に見える人物なのか、それを想像するのが難しくもあり、楽しかったところですね。あとは彼女たちの"現在"に大きな影響を及ぼしている"過去"の扱い方に気を使った」という。「脚本がとにかく面白かった」と語る池脇が演じたのは、強迫観念のように贖罪にとりつかれている他の3人の同級生とは異質の存在感を放つ、したたかで貪欲な女性だ。「みんなは小学生の頃の事件にまだ縛られていたり、それが理由で破綻してしまったり、それぞれの苦しみ方をしている。でも私が演じたのは、悲壮感が一切なく、理不尽なことが許せない人。自分が欲しいと思ったら、姉の旦那さんまで手に入れようとする女性なんです。ある意味、有言実行でパリッとした生き方をしてきた人だからこそ、ずっと娘の同級生を責め続ける麻子さん(小泉今日子)と対等に話せる言葉を見つけて、挑むことができたのだと思います」。監督が「悪同士だからこそ心が通じ合う場面」だと語る小泉と池脇の"対決"シーンをはじめ、ホラー映画のような不穏なタッチが、監督らしさを感じさせる。「私だけがセリフのなかで、タイトルでもある"贖罪"という言葉を使えたのが、すごく嬉しかった」という池脇を、監督は「池脇さんに演じてもらったのは、脚本の段階で最も面白いと思いながら調子に乗って書いていったキャラクター。いつも純情な役ばかりをやっていらっしゃるわけではないのは知っていましたが、ここまで突き抜けた役を演じてもらえるとは。インタビューの場で言うのも何ですが、若い女優さんのなかでダントツで芝居がうまい」と絶賛。池脇は「私にこういう役を預けてくれたことが、めちゃくちゃ嬉しい」と答え、監督と女優の相性の良さが感じられる映像化となった。文:細谷美香撮影:星野洋介連続ドラマW『贖罪』毎週日曜22時よりWOWOWプライムにて放映
2012年01月12日『告白』の原作者としても知られる湊かなえの同名小説を、小泉今日子、蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴の豪華キャストで映像化した連続ドラマ「贖罪」。物語の中で描かれるのは、小学生の娘を殺された母親と、事件を目撃した少女4人の姿だ。犯人が見つからないことで苦悩に苛まれ続ける母親が取った行動とは?事件の記憶を抱えたまま大人になった少女たちの人生とは?「静かだけど細やかな演出が素晴らしく、女優さんにモテると思います(笑)」(小池さん)、「ものすっごく紳士で優しい監督」(池脇さん)、「紳士だからこそ、どこからそんな発想が!?と驚かされます」(安藤さん)と出演陣が口々に絶賛する黒沢清監督の下、極上のミステリーであり、人間の心の奥深くをえぐる同作に挑んだ小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴に話を聞いた。小池さんが演じた篠原真紀は、同級生だった少女・エミリの死の目撃者。犯人の顔を思い出せず、エミリの母・麻子(小泉今日子)から「犯人を見つけなさい。でなければ、私が納得できる“償い”をしなさい」と責められる真紀は、その言葉に真っ向から向き合って生きている。「感情を解放するのではなく内に秘める役というのは、いい感じのストレスが溜まって面白いです。“あなたはしっかりした子”と言われて育った真紀にとっては、事件のときに何もできなかったことが絶望になっているんですよね。真紀の人生は一度あそこで終わったんだろうなって思います」と小池さん。さらに、「真紀は、自分が正しいのか正しくないのかを問うように鏡を時折ふっと見るんですよね。その黒沢監督らしい演出がすごく面白かったし、真紀は他者との距離が一番開いている人かもしれないなとも思わされました」と付け加える。そんな真紀のことを「ずっと剣道の防具を着ているような、寄り添うものがない雰囲気が切ない。私は小池さんが演じていた真紀のパートのラストシーンが大好きなんです。めちゃめちゃ格好いいですよね」と語るのは安藤さん。安藤さんが演じた高野晶子もまた事件の目撃者であり、麻子から責めの言葉を受けるが、真紀とは異なるスタンスで事件の記憶と向き合っている。「晶子は麻子さんにギューっとつねられているけど、ギューっとされ過ぎていて麻痺しているような感じ。そして、事件があった子供の頃から精神的にちっとも成長していない。だから楽しそうなことばっかりしているんです。ゲームをしたり、ゴロゴロしたり、でも別に引きこもりというわけではなく。事件を目撃した少女4人の中では、一番友達になれるかもしれないなと思いました(笑)」。そんな安藤さん入魂のシーンは「晶子が二重跳びをするところ」だそう。小池さんが「超上手かった!」と思わず絶賛し、安藤さん自身も「二重跳びとクロールとマラソンが小学校の頃からとっても苦手で、考えるだけで嫌になっちゃうくらいだったんですけど、すごく練習してマスターしました!あそこまで自分ができるとは…」と語るシーンなので、ぜひ注目を。そして、小池さんや安藤さんからも共感を集めていたのが、池脇さん演じる小川由佳。真紀や晶子と同様、事件を目撃した由佳だが、彼女は極めてドライに麻子との距離を取っている。「由佳は麻子さんから言われた“償い”をしているのではなく、自分自身の人生を歩んでいるんです。だから、彼女のパートだけ、事件があまり関係していないんですよね。病気がちのお姉ちゃんとそれを気遣うお母さんの狭間で生まれた苦悩のドラマが由佳にはあり、麻子さんの言葉に縛られている感覚はないんです」と池脇さん。少女時代に始まり、大人になってもなお互いへの嫉妬で結ばれた由佳と姉の物語は心をかき乱されずにはいられないものであり、小池さんと安藤さんから「“お姉ちゃんをやっつけちゃえ!”と思いました(笑)」との声援(?)も。ちなみに、そんな由佳が“ほくそ笑む”シーンが劇中には多く見られるが、演じた池脇さん曰く「由佳がほくそ笑むシーンの黒沢監督は、誰よりも嬉しそうでした(笑)」だそうだ。小池さん曰く「激しい内容ではありますけど、どこか自分にも思い当たる節があるような、そんな感覚も味わってもらえる作品だと思います」という本作。そこで、最後に“子供の頃の出来事や記憶が現在の自分に影響を及ぼしていると思えること”を3人に聞いてみた。まずは、「私は両親が商売をしていた関係で、お店のお客さんや地域の人たちに育てられた感覚があります。そのせいか、大人の中で人を見る目が養われていった部分があるんですよね。それが役立つときと役立てないでいいのに発揮してしまうときがあるので良し悪しなんですけど…」と小池さん。このコメントを受け、「私は小池さんのそういった部分の大ファンです!」と告白(?)する安藤さんは、「自分のどこを取っても子供の頃が影響していそうな気がします。例えば、知らない場所に行ってみたい願望が幼い頃からあったけど、いまはお仕事としていろいろな場所に行ける自分を喜んでいますね」と分析。そして、池脇さんの回答はこうだ。「子供の頃って、何か1つ面白いことをしたら、大人たちは笑ってくれるじゃないですか。だから、それをひたすらやり続けるんですけど、それで最後には面白くなくさせちゃうっていうパターンがいまだに残ってる気がします。“もう分かったから!”って言われがちなんですよね…(笑)」。少々恥らいながら明かす池脇さんを見て、「でも、池脇さんって、いつも笑っているイメージ。すごく素敵だなあと思います」と返す小池さん。劇中では直接の共演シーンこそないものの、共に作品を作り上げた者同士の“相思相愛”ぶりが微笑ましい3人だ。「決して後味のいい作品ではないですけど、“この気持ち悪さは何だろう?”と感じてもらえれば」(小池さん)、「各話ごと楽しみ方が全然違う。ぜひ全話観ていただきたい!」(安藤さん)、「月並みな言葉ですけど、本当に見ごたえのあるドラマ。真相を知りたい欲求を満たせると思います」(池脇さん)と口々に語る連続ドラマ「贖罪」。それぞれの熱演、奥深い人間ドラマ、そしてミステリーのゆくえをお見逃しなく!(text:Hikaru Watanabe)連続ドラマW「贖罪」原作:湊かなえ「贖罪」(東京創元社刊)脚本・監督:黒沢清出演:小泉今日子、蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴森山未來、水橋研二、加瀬亮、長谷川朝晴、伊藤歩、新井浩文、田中哲司ほかWOWOWにて1月8日(日)より毎週日曜夜10:00~放送(全5話)公式サイト:
2012年01月06日