サンワダイレクトは22日、Bluetooth 4.0と2.4GHz帯に対応したワイヤレスマウス「400-MA064」シリーズを発表した。ブラックとレッドの2色を用意。直販サイト「サンワダイレクト」での価格は3,222円(税別)。PCで使用するときは2.4GHz帯(Bluetoothも可)、Androidタブレットなどで使用するときはBluetoothというように使い分けられる。クリックスイッチには静音タイプを採用した。マウス本体中央部には空洞を設け、本体内に熱がこもりにくい設計となっている。ボタン数は「3」で、読み取りセンサーにはBlueLEDを使用。電源は単4形乾電池×2本で、使用可能日数はBluetooth時が約10.5カ月、2.4GHz時は約11カ月。電源スイッチを搭載するので、未使用に電源をオフにしておけば電池の消耗を抑えられる。分解能は1,000カウントで固定。通信範囲は最大半径10m(非磁性体/木製天板)。本体サイズは約W59×D103×H32mm、重量は約60g。
2015年10月23日音響特機は10月16日、MACKIE社のCreative Referenceシリーズのマルチメディアモニター「CR4BT」と「CR5BT」を発表した。発売時期はCR4BTが2015年末ごろで、CR5BTは未定。価格はともにオープン。Creative Referenceシリーズは、スタジオモニター級のクオリティを持つマルチメディアスピーカー。CR4BT、CR5BTとも0.75インチのシルクドームツイーターとポリプロビレンコートウーファーの2ウェイ構成。ウーファーの口径は、CR4BTが4インチ、CR5BTが5インチだ。製品は2台1組となっており、片方のスピーカーに出力50Wのアンプを内蔵。スピーカーの左右チャンネルをスイッチで切り替えることができる。再生周波数帯域はCR4BTが70Hz~20kHzで、CR5BTが60Hz~20kHz。6.3mmステレオTSRジャックのバランス入力端子とRCAのアンバランス入力端子を背面に、3.5mmステレオミニのアンバランス入力端子とヘッドホン出力端子を前面に装備している。サイズと質量は、CR4BTがW156×D185×H224mm/5.4kg、CR5BTがW175×D229×H259mm/6.8kg。
2015年10月17日センチュリーは15日、スマートフォンなどを載せるだけで音声出力を増幅させるブロック型のアクティブスピーカー「BrickS」に、新色となるホワイトを追加した。10月16日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は3,480円前後(税込)。ワイヤレス通信技術「Near Field Audio」を使って、Bluetoothなどの設定をすることなくスマートフォンなどを載せて音を増幅するアクティブスピーカー。カラーバリエーションとしてレッド / イエロー / ブルー / ブラックがすでに発売されているが、新たにホワイトが追加された。スピーカー出力は2W+2Wで、きょう体は玩具のブロックをモチーフにデザイン。凹凸部分にスマートフォンをはめ込むと、スタンドとしても機能する。付属のケーブルを使って有線接続も可能だ。有線の場合はステレオ出力だが、「Near Field Audio」を介する場合はモノラル出力となる。電源はUSBバスパワーのほか単3形乾電池×3本でも動作。乾電池の場合、連続動作時間は約10時間で、1分以上音楽が再生されないと自動的に省電力モードに切り替わる。インピーダンスは16Ω、再生周波数帯域は置くだけモード時250Hz~16KHz、ケーブル接続モード時100Hz~20KHz。本体サイズはW134×D66×H55mm、重量は約180g(電池含まず)。
2015年10月15日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは11月14日、オンキヨーブランドのポータブルBluetoothスピーカーとして、「X9」「X6」「T3」の3製品を発表した。X9とX6は12月中旬発売、T3は12月上旬の発売。価格はオープンで、推定市場価格(税別)はX9が39,800円前後、X6が24,800円前後、T3が15,800円前後。○USB接続でハイレゾ音源の再生も可能な「X9」X9は、Bluetooth再生とUSB接続での再生に対応したポータブルスピーカー。Bluetoothのバージョンは2.1でNFCにも対応。同じくNFC対応のスマートフォンなどとワンタッチでペアリングできる。ハンズフリー通話に使えるマイクも装備している。音声コーデックはSBCのみ。USB接続では、96kHz/24bitまでのハイレゾ音源の再生をサポート。搭載しているスピーカーユニットは、φ19mmツイーター×2本にφ50mmフルレンジ×4本。切れのよい低域再生を実現するパッシブラジエターも採用している。再生周波数帯域は57Hz~40kHz。最大出力は40Wだ。電源は、内蔵バッテリーまたはACアダプター。内蔵バッテリーを使用した場合、最長10時間の連続再生が可能だ。本体サイズはW300×D53×H144mmで、質量は1,474g。○DSPとパッシブラジエターで迫力の低域再生を実現する「X6」X6は、2本のパッシブラジエターとDSPにより、歪を抑えた低域再生を実現するBluetoothスピーカー。本体カラーはブラックとシルバーの2色を用意し、搭載しているスピーカーユニットはφ44mmフルレンジ×2本。周波数帯域は65Hz~20kHzで、最大出力は12Wだ。Bluetoothのバージョンは4.0で、ハンズフリー通話に使えるマイクも装備する。音声コーデックはSBCのみ。電源は、内蔵バッテリーまたはACアダプター。バッテリーでの連続再生時間は最長8時間だ。スマートフォンなどのポータブルデバイスを充電するためのUSBポートも装備している。本体サイズはW180×D87.4×H63.8mmで、質量は870g。○コンパクトさと音質を両立させた「T3」T3は、持ち運びに便利なコンパクトさと、高音質を両立させたBluetoothスピーカー。本体カラーはブラックとホワイトの2色を用意し、搭載しているスピーカーユニットはφ38mmフルレンジ×2本。再生周波数帯域は100Hz~20kHzで、最大出力は8Wだ。本体サイズはW144×D23×H70mmで、質量は250g。スタンドとしても使用できる専用カバーが付属している。Bluetoothバージョンや対応コーデック、電源まわり、USB給電ポートなどの仕様は、上記のX6と共通。
2015年10月14日フォステクスは13日、デスクトップスピーカーシステム「BK40H」を発表した。発売は10月中旬。価格は税別12,800円。BK40Hは、コンパクトサイズのデスクトップスピーカー。2枚のマグネットを搭載した40mm径のフルレンジスピーカーを使用している。3ピース構造のMDF製エンクロージャーを採用。アンプは内蔵せず、別途用意する必要がある。入力インタフェースとして、スピーカー端子の赤(+)と黒(-)を備える。主な仕様は、再生周波数帯域が100Hz~32kHz、インピーダンスが8Ω、出力音圧レベルが78db、サイズがW73×H209×D166mm、重量が約495g。カラーはホワイトとブラックの2色を用意している。
2015年10月13日ヤマハは10月13日、Wi-Fi機能とBluetooth機能を内蔵した壁掛け可能なオーディオシステム「ISX-80」を発売した。希望小売価格は税別65,000円。ISX-80は、インテリア性を重視したオーディオシステム「Restio(レスティオ)」シリーズの新モデルだ。フロントグリルにはエクスパンドメタルを採用したほか、ベゼルにヘアラインアルミ素材を使用。ディスプレイフレームにアルミコート仕上げを施している。本体背面に壁掛け用の穴を装備。棚置き用のスタンドも付属し、アートフレームのように飾ることができる。8cm径のウーファーと3cm径のソフトドームツィーターを2基ずつ搭載。小音量での再生時に高音と低音を補正する「ラウドネスコントロール」機能や、音質調整を行う「3バンドイコライザー」機能を備えている。アンプの最大出力は15W+15W(6Ω、1kHz、10% THD)。通信機能は、Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)とBluetooth 2.1+EDRをサポートし、DLNA 1.5に準拠している。Bluetoothの対応プロファイルはA2DPとAVRCP、対応コーデックはSBCとAACだ。AppleのAirplayや、インターネットラジオのvTunerもサポートしている。また、ヤマハのワイヤレスネットワーク機能「MusicCast」にも対応。専用アプリ「MusicCast CONTROLLER」を使用すると、ISX-80で再生している音源をBluetooth経由で別のMusicCast対応機器に送り、同時再生できる。アプリの対応OSは、iOS 7.1以上、Android 4.1以上。本体サイズはW302×H302×D65mmで、重量は3.3kg。入力端子として、AUX IN(3.5mmステレオミニジャック)×1を備える。
2015年10月13日Apple傘下のBeats by Dr. Dre (Beats)は10月7日(米国時間)、小型Bluetoothスピーカーの新製品「Beats Pill+」を発表した。Beatsならではのパワフルなサウンドが向上、バッテリー動作時間が初代Pillの最大7時間から最大12時間に延びた。米国での価格は229.95ドル、11月の発売を予定している。気軽にバッグに入れられるサイズだった初代Pillに比べると、Pill+はわずかに大きく、そして重い。初代Pillと同様にシンプルなデザインだが、安定して設置できる形になっており、持ち歩くのではなく、自宅で好きな場所に置いてパワフルなサウンドを楽しむのに適したポータブルスピーカーになった。操作性も向上した。上面に、オン/オフ・ボタン、再生/停止+マルチ機能の「b」ボタン、音量ボタンが並び、素早く再生をコントロールできる。カラーはブラックとホワイトの2色。ウーハーとツイーターのセットがそれぞれアンプを備えた2-wayアクティブシステムを採用。広いダイナミックレンジで、あらゆるジャンルで明瞭かつインパクトのある音を実現する。スピーカー機能は、スマートフォンやタブレット、PCなどと接続するだけで簡単に利用できる。マイクを内蔵しているので、ペアリングしたスマートフォンのスピーカーフォンとしても使用可能。Beats Pill+アプリ(iOS、Android)を使用すると、1つのBluetoothソースで2つのBeats Pill+を鳴らしたり(増幅またはステレオ)、逆に1つのスピーカーの再生リストを友達と2つのBluetoothソースで共有するなど様々な追加機能を楽しめる。背面にLightningポート(充電)とUSBポートを装備する。充電時間は3時間。最大12時間の再生が可能な内蔵バッテリーは給電に対応し、Pill+をモバイルバッテリ-のように使用できる。スマートフォンのバッテリー残量が少なくなってきたら、音楽を再生しながらPill+にケーブル接続して充電できる。
2015年10月08日ソニーは10月5日、USBポートやSDカードスロット、Bluetooth機能を搭載したCDラジオ「ZS-RS80BT」を発表した。発売は11月28日。価格はオープンで、推定市場価格は税別14,000円。ZS-RS80BTは、実用最大出力2Wの8mm径スピーカー×2を搭載したCDラジオ。CDやAM/FMラジオの音源をMP3(128kbps)に変換し、SDカード、microSDカード、USBメモリに保存できる。ラジオの予約録音は10件まで可能。加えて、ワンプッシュで登録したラジオ放送局につながる、お気に入りラジオ登録機能を搭載する。液晶パネルは漢字表示に対応。NFC対応のBluetooth機能を内蔵しており、コーデックはSBC、プロファイルはA2DPとAVRCPをサポートしている。インタフェースはオーディオ入力、音声入力、ヘッドホン出力、USBポート、SDカードスロット。本体サイズはW320×H133×D255mm。重量は約2.3kg。
2015年10月05日ボーズは9月30日、ワイヤレススピーカー「SoundTouch systems」シリーズの新モデルを発表した。ラインナップは「SoundTouch 30 Series III wireless music system」「SoundTouch 20 Series III wireless music system」「SoundTouch 10 wireless music system」の3機種。いずれも9月18日に販売を開始している。希望小売価格は、「SoundTouch 30 Series III wireless music system」が74,000円(以下、すべて税別)。SoundTouch systemsは、Wi-Fi機能を搭載した一体型ワイヤレススピーカーのシリーズ。今回発表された3機種はBluetooth機能を新搭載するほか、インターネットラジオにも対応している。電源のオン/オフ、音量調整などは、専用アプリ「SoundTouch app」で操作可能。アプリはAndroid、iOS、Mac OS、Windows版をそれぞれ用意している。SoundTouch 30 Series III wireless music systemは、内蔵ウーファーと独自技術「ウェーブガイドスピーカーテクノロジー」により、迫力のある重低音を実現したモデル。左右のスピーカーユニットにネオジウムマグネットを搭載しており、自然な中高域を再生する。SoundTouch 20 Series III wireless music systemは、コンパクトなボディを採用したステレオワイヤレススピーカー。希望小売価格は44,000円。SoundTouch 10 wireless music systemは、シリーズ最小サイズのモノラルスピーカー。希望小売価格は27,000円。
2015年09月30日オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは9月29日、Bluetooth対応のCDレシーバーシステム「X-U5X」を発表した。発売は10月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は30,000円前後(税別)。X-U5Xは、CDレシーバーとスピーカーを組み合わせたコンパクトなCDコンポ。CDレシーバーとスピーカーは付属のケーブルで接続する。NFC対応のBluetooth機能を内蔵し、プロファイルはA2DP、音声コーデックはSBCをサポート。CDレシーバーのフロントパネルにはUSB Aポートを装備し、USBメモリに録音した音源の再生や、iPod/iPhone/iPadのデジタル接続が可能だ。リアパネルには、96kHz/16bitのPC音源を再生できるUSB Bポートを備える。アンプの定格出力は15W×2(6Ω、1kHz、THD+N 0.8%)で、周波数特性は30Hz~30kHz(PCとのUSB接続時)。30局のプリセットに対応したFMチューナーを内蔵している。FMチューナーの受信範囲は76MHz~95MHzで、FM補完放送も受信可能。スピーカーは、20mm径バランスドーム型ツイーターと10cm径コーン型ウーファーを搭載した2ウェイバスレフタイプ。スピーカーキャビネットはMDF製で、容量は2.7Lだ。主な仕様は、インタフェースがアナログ入力×1、ヘッドホン×1、USBポート×2(フロント×1、リア×1)、再生周波数帯域が80Hz~20kHz。CDレシーバーのサイズはW215×D273×H99mmで、質量は1.9kg。スピーカーサイズはW130×D172.5×H200mmで、質量は1.9kg。
2015年09月29日●スピーカー端子をグレードアップ前回、「かんすぴ (P650KとP650-E)」を組み立てたわけだが、今回はその完成品にちょっとしたカスタマイズを施してみたい。カスタマイズといっても、音質的な面でのチューニングではない。あくまでも自己満足的な改造だ。P650-Eの背面にあるスピーカー接続端子はワンタッチ式だ。太いスピーカーケーブルが使いにくいという傾向はあるが、かんすぴの性格上、それほど高級なケーブルを使用することもないだろう。多くのスピーカーには、下の写真のような端子が使用されている。バナナプラグを接続できるほか、スピーカーケーブルの直接接続やYラグ端子の固定もできる。ワンタッチ式でも悪くはないのだが、せっかく作ったかんすぴのスピーカー端子をグレードアップしてみようと思う。○用意するものは必要なものは、スピーカー端子として使用するターミナル、内部配線用のケーブル、内部配線をスピーカーと接続するためのファストン端子、内部配線をスピーカー端子に接続するためのOラグかYラグ、スピーカーターミナルを配置するための樹脂板、樹脂板の下に敷く制振シートだ。今回は基本的に汎用部品を使って加工していくことにする。写真の左側にある赤と黒の端子は、一般的にターミナルという名称で通る部品だ。スピーカーで使用されているターミナルは、軸部分に穴があいていて、そこにケーブルを通して固定できるようになっている。だが、電気パーツ店で取り扱っているターミナルの多くは、この穴は開いていない。ケーブルを直接接続するのならばあったほうが便利なのだが、Yラグなどを使って接続するならば、穴のないタイプでも問題はない。なお、オーディオ用に販売されている専用のスピーカーターミナルは、とんでもなく高価だ。今回使用しているものは、eBayで購入した中国製の低価格品。8個で300円ぐらいだったように記憶している。ファストン端子はホームセンターなどでは平型圧着端子という名称で販売されていることが多い。フルレンジユニット P650Kの説明書には、マイナス側は110、プラス側は205というサイズが書かれている。しかし、110と205のファストン端子のメス型を用意すればよいかというと、どうもそうではなさそうだ。スピーカー側の端子は、通常のファストン端子のオス側よりも厚みがあるようで、ジャストサイズでは入らない。今回使用したのはマイナス側が187で、プラス側が250だ。内部配線とスピーカーターミナルを接続するのに、今回はYラグを使用している。たまたま手元にあったものを使用しているだけで、普通ならばOラグを使用するところだ。また、ターミナルに付いてきている卵ラグに内部配線を半田付けしてもかまわない。内部配線用のケーブルは手持ちのスピーカーケーブルを使用している。一応OFCケーブルなのだが、あまり高級品ではない。1mあたり200円ぐらいのものだ。なお、あまり太いケーブルを使用すると、圧着端子のサイズに合わなくなるので注意が必要だ。今回は、樹脂版に手元にあった2mm厚のアクリル板を使用しているが、もっと加工しやすい素材を使用したほうが楽だろう。加工に必要な工具は、アクリルを切断するためのカッター、アクリル板に穴を開けるためのドリル、ドライバー、圧着用の工具だ。今回使ったファストン端子とYラグはいずれも圧着端子だ。Yラグのほうは圧着部分が環形になっているタイプで、これは特別な工具がなくても、ペンチなどで圧着することができる。しかし、ファストン端子のほうは、圧着部分がオープンになっているタイプで、これを圧着するのには、対応した工具が必要になる。一番手軽なのは写真のような電工ペンチだ。●改造作業スタート○加工の手順では、加工に移ろう。P650-Eのスピーカー端子のサイズはW54×H24mmだ。このサイズにアクリル板をカットする。また、今回使用しているターミナルの軸の太さは4mmなので、それにあわせた穴を開ける必要がある。プラスとマイナスのターミナルは、あまり近づけすぎると、ケーブルを取り付けにくくなる。しかし、間隔を広くしすぎると、P650-Eの穴に干渉してしまう。キャビネットの穴のサイズはW34×H16mmだ。また、アクリル板をキャビネットに固定するためのネジ穴(3mm径)も必要だ。これらをまとめたのが、下の画像だ。実線はカットする部分で、破線は位置決めのために引いてある。アクリル板に穴を開ける際に注意しなければならないのは、アクリル板専用のビット以外では、電動ドリルを使用してはいけないという点だ。一般的な木工用や金属加工用のビットを使用した場合、高速でトルクのある電動ドリルでは、アクリル板が欠けたり割れたりしてしまう可能性が高い。アクリル板専用のビットを持っていない場合は、ハンドドリルを使用するのがよい。ハンドドリルでゆっくり穴を開けていけば、何とかなることが多い。下の写真が、カットと穴あけを終えたアクリル板だ。防振シートをアクリル板と同じサイズにカットして貼り付け、防振シートにもアクリル板と同じ位置に穴を開ける。次に、ターミナルをナットで固定すれば、スピーカー端子側は完成だ。続いて、内部配線の加工を行う。スピーカーケーブルをかんすぴ6の内部配線と同じぐらいの長さにカットする。スピーカー端子側のYラグを圧着するには、被覆を7mm程度剥がして圧着部に通す。あとは、ペンチなどでつぶして固定すればOKだ。なお、そのまま端子板に固定すると、キャビネットの穴に干渉してしまうため、Yラグは、先端を90度曲げておく。先端を曲げたYラグをターミナルに取り付ければ、スピーカー端子側は完成だ。次に内部配線とスピーカーを接続するファストン端子の圧着だ。写真のようにファストン端子には被覆部分を固定する部分と、芯線部分を固定する部分の2つの圧着部分がある。まずは、被覆部分の固定だ。ファストン端子にケーブルを通した状態で圧着工具のサイズの合う場所に差し込む。この状態でグリップを握ると、被覆部分は固定される。同じように、芯線部分も圧着する。これで内部配線は完成なので、アクリル板をキャビネットにネジ止めし、吸音材の隙間から内部配線のケーブルを引き出してスピーカーに接続する。元通り、スピーカーをキャビネットに固定すれば完成だ。手順を書いていくと、かなり複雑そうに感じるかもしれないが、今回一番手間がかかったのは、適合するサイズのファストン端子を探すことだった。加工自体はアクリル板の切り出しからキャビネットへの取り付けまで、30分程度で終了している。性能を向上させるためのカスタマイズではないのだが、手軽にできるので、読者の方も試してみてはいかがだろうか。
2015年09月26日●組み立ては非常に簡単スピーカークラフト入門向けとしてフォステクスが発売している「かんすぴ」シリーズ。その中でも、最も小型かつ低価格なモデルが65mm径のフルレンジユニット「P650K」とキャビネット「P650-E」の組み合わせだ。左右セットでも税抜き5,600円となかなか懐にやさしい。未経験の人にとって、スピーカークラフトはハードルが高いと感じるかもしれない。しかし、スピーカークラフトで難しいのは、キャビネットの設計と加工だ。その点、かんすぴシリーズはクラフトといっても、あらかじめセットになったスピーカーユニットをキャビネットに取り付けるだけなので、難しいところは一切ない。キャビネットの「P650-E」は内部配線済みとなっているため、はんだ付けの必要もない。仕上がりは下の写真のような感じになる。○組み立ては非常に簡単組み立て作業は、スピーカーとキャビネット内の配線をつなげることと、スピーカーユニットを付属の木ネジで固定することの2ステップのみだ。スピーカーの取り付けだが、説明書には最終的に木ネジの周りの部分の木材が少し盛り上がるので、その部分をカッターなどで削るようにと書かれている。木ネジの長さは16mm。そこから頭の長さ3mmを引くと13mmだ。キャビネットの材質はMDFで厚さは10mm。それにスピーカーユニットのフレーム部分の厚み2mm弱を加えても、ネジはフロントバッフルを貫通することになる。だが、最初からドリルで穴を開けておけば、表面をカッターで削る必要はない。DIYに少しでも手を染めた人ならば、ドリルを持っているのではないだろうか。今回は最終的な仕上がりを考慮して、ドリルで穴を開けた。ネジの太さは3mmなので、今回は2.4mmのビットを使用したが、特に問題はなかったようだ。●コンパクトだがサウンドは?○コンパクトだがサウンドは?では、P650KとP650-Eのサウンドはどうなのだろうか。周波数特性グラフを見ると、150Hz以下の低域はあまり期待できないが、高域は20kHz近くまで伸びている。フォステクスからはパーソナルアンプ「AP-5」や「AP15D」、そしてUSB DACを内蔵した「PC200USB」など、かんすぴと組み合わせやすいアンプがリリースされているが、今回はクリエイティブメディアの「SoundBlaster X7」を使用した。X7はUSBやBluetoothなど、さまざまな再生方法を選ぶことができるハイレゾ対応のアンプだ。この組み合わせで実際に聞いてみると、ボーカルなどを中心とした楽曲での表現力はなかなか侮れない。また、65mmという小口径のフルレンジスピーカーを使用しているため、その持ち味である音像定位のよさが際立っている。X7の特徴の一つが、専用アプリ「SBX Pro Studio」による音質のカスタマイズ。これを利用して、P650KとP650-Eの低域を補ってみるとどうだろうか。X7のイコライザーは設定範囲が±12dBなので、低いほうを持ち上げれば、100Hzぐらいまではフラットに近づけることができる。また、中高域のレベルを下げて同時に低域のレベルをあげると、50Hzぐらいまではフラットにできそうだ。さて、実際にやってみると、確かに低域はボリュームアップする。2番目の写真のように低域を持ち上げるだけならば、それほどサウンドのバランスは崩れない。しかし、3番目のように極端な調整をすると、音が全体的にこもってしまう。また、P650KとP650-Eが本来持っている、きっちりとした音像の定位がスポイルされてしまっているように聞こえる。さらに、イコライザの調整範囲外となっている極低域がカットされた感じも不自然だ。やはり、このシステムで低域のボリュームをアップするには、小型のサブウーファーを組み合わせたほうが期待できるだろう。フォステクスのPM-SUBminiやヤマハのYST-SW010といったコンパクトなサブウーファーを加えてシステムアップを図るのがよいのではないだろうか。○ニアフィールドリスニングの入門用にもイヤホンやヘッドホンでも音楽は楽しめるが、やはりスピーカーでもよい音を楽しみたいという人は多い。だが、日本の住宅環境では大音量でスピーカーを鳴らすと近所迷惑にもなりかねない、そこで広まってきているのがニアフィールドリスニング。デスクトップ上に設置したコンパクトなシステムで、至近距離で音楽を楽しむというスタイルだ。家庭内でスピーカーを設置した場合のリスニング位置は、2~3mほどというのが一般的だろう。それに対して、ニアフィールドリスニングでの聴取位置は数10cm程度だ。音のエネルギーは距離の2乗で弱まるため、リビングなどに設置するステレオシステムに比べて、アンプの出力ははるかに小さくてすむ。また、出力が小さいため、部屋全体の音響特性をあまり考慮する必要がないという手軽さも持ち合わせている。ニアフィールドリスニングに必要なものは、ポータブルプレーヤーやスマートフォン、PCなどの音楽再生が可能な機器、そしてアンプとスピーカーだ。アンプは大きい出力は必要ない。それよりも重要なのが、デスクトップに設置するためのコンパクトさと、デジタル機器と接続するためのUSBやネットワークインタフェースの装備だ。スピーカーも大型のものは向かず、コンパクトなフルレンジスピーカーが使いやすい。そういった用途のエントリーモデルとしても、P650KとP650-Eは手軽なの組み合わせといえるだろう。さて、次回は、完成したP650KとP650-Eにちょっとしたカスタマイズを加えてみたい。
2015年09月25日ボーズは25日、50インチまでの液晶テレビを載せて使用できる台座型スピーカー「Bose Solo 15 Series II TV sound system」を発表した。発売は10月10日で、推定市場価格は税別49,500円。Solo 15 Series II TV sound systemは、2014年9月に発売された「Solo 15 TV sound system」にBluetooth機能を新搭載したモデル。2台までのデバイスと同時にBluetooth接続でき、プロファイルはA2DPに対応する。現行モデルと同じく、信号処理技術「TrueSpace シグナル・プロセッシング」を採用しており、広がりのあるサウンドを実現する。Solo 15 TVに設置できるテレビはスタンド部分の幅が61cm以下、奥行きが31cm以下で、質量が34kg以下。入力端子はアナログ音声×1、光デジタル音声×1、同軸デジタル×1を装備。Dolby Digitalをサポートしている。本体サイズはW628×D356×H76mmで、質量は5.85kg。
2015年09月25日マグレックスは17日、iPad AirおよびiPad Air 2用のBluetoothキーボード「Note Type Bluetoothキーボード for iPad Air」を発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。10月2日に発売する。価格はオープンで店頭予想価格は8,980円(税別)。iPad AirやiPad Air 2に取り付けてノートPCのように使用できるBluetoothキーボード。iPadの角度を調整できるほか、折りたたんで画面を保護するカバーとしても利用可能。キーボード本体はUV加工を施し、傷や汚れにも強いという。また、オートスリーブ機能対応し、閉じることで自動で画面はオフになる。電源はリチウムイオン電池で、USBポートからの充電に対応する。充電時間は約2時間で、連続使用時間は最大90時間。「ホームボタン」「検索」「音量調整」などのファンクションキーも備える。iPad Air 2で使用する場合は、付属のアタッチメントシールを使う必要がある。インタフェースはBluetooth 3.0。キー配列は64キーの英語配列でパンタグラフ式を採用。キーピッチは17mm、キーストロークは2mmとなっている。本体サイズはW240×D20×H174mm、重量は330g。
2015年09月17日東和電子は9月17日、Olasonicブランドのテレビ用スピーカーシステム「TW-D9HDM」を発表した。発売は11月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は30,110円前後(税込)。TW-D9HDMは、Olasonic独自の卵型キャビネットを採用するスピーカーシステム。左右のスピーカーと入力端子などを備えたメインユニットで構成されており、スピーカーとメインユニットは有線で接続する。入力端子はHDMI×1、光デジタル音声×1、アナログ音声×1を装備。メインユニットにBluetooth機能を内蔵しており、NFCにも対応。プロファイルはA2DPとAVRCP、コーデックはSBCをサポートしている。60mm径のフルレンジスピーカーユニットと70mm径のパッシブラジエーターを採用。前面には大型のディフューザーを配置し指向性を向上させている。また、蓄えた電気を効率よく出力する「スーパー・チャージド・ドライブ・システム」を採用し、臨場感のあるサウンドを実現している。周波数特性は45Hz~20kHzで、出力は12W×2。サイズは、スピーカーが各W113×D117×H162mmで、メインユニットがW150×D150×H27mm。総重量は1,360g。
2015年09月17日エレコムは15日、約3cmのキューブ型Bluetoothスピーカー「SPCB01AV」シリーズを発表した。発売は10月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は2,480円前後。SPCB01AVシリーズは、通話用のマイクを内蔵したコンパクトなBluetoothスピーカー。Bluetooth接続したスマートフォンのカメラアプリを起動し、SPCB01AVシリーズの電源ボタンを押すと、カメラシャッターを切れる。充電はUSBケーブルで行い、連続待受時間が約20時間、通話時・音楽再生時のバッテリー駆動時間が約1.5時間となっている。主な仕様は、Bluetoothの対応プロファイルがA2DP / AVRCP / HSP / HFP、対応コーデックがSBC、最大出力が2W、ドライバーユニット径が23mm。付属のイヤホンジャック付きストラップを使用すると、スマートフォンに取り付けて持ち運べる。カラーはブラック、レッド、ホワイト、イエロー×ブルー、シアン×ピンク、オレンジ×シアンの6種類。サイズはW29.5×D29.5×H28.5mm。重量は約20g。
2015年09月16日ロジクールは9月15日、ワイヤレススピーカー「UE BOOM 2 Bluetooth ワイヤレススピーカー&スピーカーフォン」(WS710)を発表した。ブラック / ブルー / レッド / グリーンの4色を用意。発売は10月15日。価格はオープンで、直販価格(税別)は23,880円。IPX7相当の防水性能をもつBluetoothスピーカー。定格出力は10W+10Wで、1.5インチフルレンジドライバー×2基と、40mm×80mmのパッシブラジエーター×2基を搭載する。コンパクトながら360度方向にサウンドを送り出すという。NFC(近距離無線通信)をサポートしており、対応デバイスを近づけるだけでペアリングが完了する。本体にはリチウムイオン充電池を内蔵し、最大約15時間の連続再生が可能だ。充電はUSBポートなどから行い、約2.75時間でフル充電される。本体にはマイクを内蔵するのでスピーカーフォンとしても使用可能だ。音声入力インタフェースはBluetoothと3.5mmミニジャック。周波数特性は90Hz~20KHz。本体サイズはW67×D67×H180mm、重量は548g。
2015年09月15日サンコーは15日、人を感知するとMP3音源を再生するスピーカー「呼びかけタロー」を発売した。直販価格は税込2,980円。呼びかけタローは、人感センサーを搭載したスピーカー。センサーが人を感知すると、容量2GBの内蔵メモリに録音したMP3音源を再生する。たとえば、「サイフ持った? 」と録音し、玄関に設置すれば、忘れ物を防ぐことができる。MP3音源はPCから取り込み可能。PCとは付属のUSBケーブルで接続する。電源は単3形乾電池×3で、持続時間は約12カ月。本体サイズはW60×D21×H90mm。重量は49g。
2015年09月15日サンワサプライは14日、ネックバンド型Bluetoothヘッドセット「MM-BTSH35BK」を発売した。価格は税込9,698円。MM-BTSH35BKは、Bluetooth 4.0対応のステレオヘッドセット。装着時に髪形が崩れにくいネックバンド型を採用する。また、本体は折りたたみが可能となっている。右ハウジングに、音量調節ボタンやマルチファンクションボタン、LEDライトなどを装備。LEDライトは、充電中に赤く、充電完了後に青く点灯する。本体の充電は付属のmicroUSBケーブルで行う。バッテリー駆動時間は連続通話時・音楽再生時で約20時間、待受時で最大約400時間。Bluetoothの対応プロファイルはHSP、HFP、A2DP、AVRCP。本体サイズはW155×D115×H25mm。重量は76g。
2015年09月14日ヤマハは11日、5.1chスピーカー「NS-PA40」の新色ホワイトを発表した。発売は10月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税込40,000円前後。NS-PA40(W)は、2013年に発売された5.1chスピーカー「NS-PA40」のホワイト版。カラー以外の仕様はNS-PA40と共通だ。フロントスピーカーは、2.5cm径バランスドームツイーター×1と7cm径コーン型ウーファー×2を搭載したバスレフタイプ。周波数特性は67Hz~30kHz(-10dB)、~100kHz(-30dB)。出力は85dB。サイズはW230×D230×H1,000mmで、重量は2.8kg(ベース含む)。サラウンドスピーカーは、7cm径コーン型フルレンジユニットを採用したバスレフタイプ。周波数特性は50Hz~25kHz(-10dB)、~45kHz(-30dB)。インピーダンスは6Ω。出力は83dB。サイズはW112×D116×H176mmで、質量は0.59kg。センタースピーカーは7cm径コーン型ユニットを使用した密閉タイプ。周波数特性は70Hz~25kHz(-10dB)、~45kHz(-30dB)。インピーダンスは6Ω。出力は84dB。サイズはW276×D118×H111mmで、質量は0.73kg。サブウーファーは、A-YST II(アドバンスド・ヤマハ・アクティブサーボ・テクノロジーII)を採用したアクティブタイプ。周波数特性は30Hz~200Hz。出力は50W(5Ω)。入力端子として、RCA×1系統を備える。使用ユニットは16cm径コーン型だ。サイズはW290×D372×H292mmで、質量は8kg。
2015年09月11日ドスパラは9日、Bluetoothヘッドセット「DN-11720」を、同社直営の「上海問屋」にて販売開始した。価格は1,799円(税込)。DN-11720は、マルチポイント接続に対応し、2台のデバイスと同時にペアリング可能なBluetoothヘッドセット。Bluetoothのバージョンは4.1で、プロファイルはHFP/HSP/A2DP/AVRCPに対応する。本体側面に、マルチファンクションボタンとボリュームボタンを備える。充電はUSB接続で行い、バッテリ駆動時間は約5時間(通話時、音楽再生時)。本体サイズはW20.5×D17.5×H57.5mmで、重量は約7g。カラーはブラックとシルバーの2色。イヤーフック×2、イヤピース×1が付属する。
2015年09月09日日本マイクロソフトは8日、折りたたみ式のBluetoothキーボード「Microsoft Universal Foldable Keyboard」を発表した。9月24日から発売し、価格は9,980円(税別)。Windows、Windows Phone、iOS、Android搭載デバイスで使用できるBluetooth対応キーボード。最大2台のデバイスとペアリングでき、スイッチで簡単に接続デバイスを切り替え可能。本体は中央から折りたためるようになっており、本体には防滴設計を採用している。キー数は日本語80キー。電源は内蔵バッテリで、動作期間は約3カ月。インタフェースはBluetooth 4.0。本体サイズは約W146×D125×H10.5mm、重量は約180g。対応OSはWindows 8 / 8.1 / 10 / RT8 / RT8.1、Mac OS X 10.7以降、Android 4.4.2以降、iOS 7以降。
2015年09月08日日本マイクロソフトは8日、フルサイズのBluetoothキーボードとワイヤレスマウスのセットモデル「Microsoft Designer Bluetooth Desktop」を発表した。9月24日から発売し、価格は9,980円(税別)。10キー付きのフルサイズキーボードと、様々な素材の上で使用できる「BlueTrack Technology」搭載マウスを組み合わせたセットモデル。キーボードは日本語109キーで、電源には単4形乾電池×2本を使用する。動作時速時間は約12カ月。マウスの電源も単4形乾電池×2本を使い、動作持続時間は約6カ月だ。インタフェースはBluetooth 4.0。本体サイズは約W389×D112×H20mm、重量は約408g。マウスの本体サイズは約W60×D107×H26mm、重量は約80g。対応OSはWindows 8 / 8.1 / 10 / RT 8 / RT 8.1。
2015年09月08日エレコムは8日、ポータブルサイズのBluetoothスピーカーとして、手帳風カバーが付いた「LBT-SPTR02」シリーズと、胸ポケットに入れて持ち運べる「LBT-SPTR01」シリーズを発表した。発売は9月中旬。推定市場価格は、LBT-SPTR02シリーズが7,980円、LBT-SPTR01シリーズが4,980円(ともに税別)。LBT-SPTR02シリーズとLBT-SPTR01シリーズは、Bluetooth 3.0に対応したコンパクトなスピーカー。本体に低域用のパッシブラジエーター×1基を搭載する。側面に備えたボタンでは、電源のオン・オフ、音楽の再生、ペアリングなどを操作。ペアリングは最大8台まで同時に行える。音声コーデックはSBC、SCMS-Tに対応。プロファイルはA2DP、AVRCPに加え、通話やチャットが可能なHFP、HSPを利用できる。内蔵バッテリーの充電はACアダプタか、付属のUSBケーブルを経由して行う。○LBT-SPTR02シリーズLBT-SPTR02シリーズは、出力1Wのスピーカードライバーを2基搭載したモデルだ。手帳のようなデザインの着脱式フェイクレザーフラップが付属。フラップはたたむとスピーカースタンドとして使用できる。連続動作時間は約8時間で、連続待受時間は最大約450時間。本体サイズはW137×H18×D72mm。重量は約243g。○LBT-SPTR01シリーズLBT-SPTR02シリーズは、出力1.8Wのスピーカードライバーを1基搭載したモノラルスピーカー。小型かつ軽量で、洋服の胸ポケットなどに入れて持ち運べる。連続動作時間は約6時間で、連続待受時間は最大約330時間。本体サイズはW90×H10×D48mm。重量は約73g。
2015年09月08日ハーマンインターナショナルは9月4日、Harman KardonブランドのBluetoothスピーカー「ESQUIRE 2」、ワイヤレススピーカーシステム「OMNI 20」「OMNI 10」、ワイヤレスオーディオアダプター「ADAPT」を発表した。発売は9月19日で、価格はオープン。公式通販サイトでの価格は、ESQUIRE 2が25,880円、OMNI 20が37,880円、OMNI 10が25,880円、ADAPTが16,880円(以下、価格はすべて税別)。○「ESQUIRE 2」ESQUIRE 2は、ポータブルタイプのBluetoothスピーカー。32mm径のスピーカーユニット×4本を搭載している。アンプの最大出力は8W×2。DSP技術も採用されている。周波数特性は75Hz~20kHzだ。現行の「ESQUIRE」から薄型化されており、よりスタイリッシュなデザインとなった。Bluetoothのバージョンは4.1で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。本体の四隅にマイクを装備している。エコーとノイズを抑える「VoiceLogic」機能を搭載しており、複数人との同時通話も高音質で行える。電源は容量3,200mAhの内蔵リチウムイオン充電池で、フル充電後は約8時間のワイヤレス再生が可能。USBポートを備えており、モバイルバッテリーとしても使用できる。本体サイズはW190×D34×H130mmで、重量は599g。カラーはブラック、ゴールド、グレーの3色。○「OMNI 20」OMNI 20は、BluetoothとWi-Fiに対応した、置き型のワイヤレススピーカー。75mm径ウーファーと19mm径ツイーターを2基ずつ備える2ウェイ構成で、さらにパッシブラジエーターとDSP技術も搭載している。アンプの最大出力は15W×4。周波数特性は53Hz~20kHzだ。本体上部に、他のデバイスとのWi-Fi接続が簡単に行えるストリームボタンを装備。専用の無料アプリ「Harman Kardon Controller」により、スマートフォンやタブレットから、音源の管理や再生操作を行うことができる。アプリの対応OSは、iOS 5.0以降、Androd 4.0以降。Bluetoothのバージョンは3.0で、対応プロファイルはA2DP。本体サイズはW260×D164×H166mmで、重量は2.13kg。カラーはブラックとホワイトの2色。○「OMNI 10」OMNI 10は、モノラルタイプのワイヤレススピーカー。OMNI 20と同様、BluetoothとWi-Fiに対応し、専用アプリHarman Kardon Controllerも使用できる。Bluetoothのバージョンは3.0で、対応プロファイルはA2DP。さらにストリームボタンも搭載する。90mm径のウーファーと35mm径のツイーターを搭載する。最大出力は25Wで、周波数特性は52Hz~20kHz。本体サイズはW181×D159×H166mmで、質量は1.34kg。カラーはブラックとホワイトの2色。○「ADPAT」ADAPTは、Bluetoothを搭載していないオーディオ機器を、ワイヤレス化するアダプター。Wi-Fi機能も備える。背面に、Audio In端子とAudio Out兼Mic In端子を装備。スマートフォンなどとBluetoothやWi-Fiで接続した場合、Oudio Out端子からアナログ音声信号が出力される。Bluetoothのバージョンは3.0で、対応プロファイルはA2DP。さらに、Audio In端子に入力したアナログ音声信号を、Wi-Fi経由で他の機器に伝送することもできる。OMNIシリーズと同様に、専用アプリのHarman Kardon Controllerも利用可能だ。本体サイズはW118×D86×H30mmで、質量は121g。同時に、2014年発売のポータブルBluetoothスピーカー「ESQUIRE MINI」の新カラーも発表された。新カラーは、ブルー、グレー、レッドの3色で、カラーバリエーションは既存のブラック、ホワイトとあわせて5種類となる。価格は15,880円。
2015年09月07日ロジクールは3日、ワイヤレスマウス「ロジクール Bluetooth マウス M337」と、ワイヤレスキーボード「ロジクール K380 マルチデバイス Bluetooth キーボード」を発表した。9月10日から発売し、価格はオープン。○ロジクール Bluetooth マウス M337「ロジクール Bluetooth マウス M337」は、Bluetooth 3.0に対応するワイヤレスマウス。ブラック / グレー / ブルー / レッドの4色を用意。直販サイト「ロジクール オンラインストア」での価格(税別)は3,130円。レーザーグレードの光学トラッキングを採用し、解像度は1,000dpi。ボタン数は「6」で、本体上部にはジェスチャー操作に対応するナビゲーションボタンを搭載する。ナビゲーションボタンを押したまま、マウスを上下左右に動かすことでジェスチャー機能を利用可能。ジェスチャー機能を使うには、同社サイトから「Logicool Options」をダウンロードする必要がある。電源には単3形乾電池×1本を使用し、電池寿命は最大最大10カ月。本体サイズはW100.5×D33×H61.1mm、重量は82g(電池含む)。対応OSはWindows 7 / 8 / 10、Mac OS X 10.8以降、Android 3.2以降、Chrome OS。○ロジクール K380 マルチデバイス Bluetooth キーボード「ロジクール K380 マルチデバイス Bluetooth キーボード」は、Bluetooth 3.0に対応するワイヤレスキーボード。ブラック / ブルー / レッドの3色を用意。直販価格は4,130円(税別)。ボタンを押すだけで、PC、タブレット、スマートフォンなど、最大3つまでのデバイスにBluetoothで接続可能。WindowsやMacでの使用に便利なショートカットキーを搭載し、OSごとの独自キーやショートカットキーも用意している。パンタグラフ式を採用し、配列は日本語84キー、キーピッチは18mm、キーストロークは1.5mm、押下圧は60g。電源には単4形乾電池×2本を使用し、電池寿命は最大2年。本体サイズはW279×D16×H124mm、重量は423g(電池含む)。対応OSはWindows 7 / 8 / 10、Mac OS X 10.10以降、Android 3.2以降、iOS 5以降、Chrome OS、Apple TV。
2015年09月04日フォステクスは9月2日、スピーカーシステム「P802-S」を発表した。発売は9月上旬で、希望小売価格は10,000円(ペア・税込)。P802-Sは、2Wayリアバスレフ型のコンパクトなスピーカーシステム。エッジにウレタンフォームを使用したφ8cmコーン型ウーファーと、φ20mmのUFLCソフトドーム型ツイーターを採用。専用設計された木製エンクロージャーに組み込むことで、小音量でも優れた音質を実現している。同社でリリースしている小型アンプ「AP05」「AP15d」「PC200USB」などと組み合わせて、手軽にニアフィールドリスニング環境を構築できる。周波数特性は150Hz~40kHzで、ハイレゾ音源の再生にも対応する。インピーダンスは8Ωで、出力音圧レベルは80dB/W(1m)、最大入力は24Wだ。本体サイズはW100×D120×H195mmで、質量は1.1kg(1本)。
2015年09月02日サンワサプライは8月31日、7色のLEDが搭載されたBluetoothワイヤレススピーカー「MM-SPBT2シリーズ」を発売した。カラーはブラックとシルバーの2色。価格は6,782円(税別)。MM-SPBT2シリーズは、PC、スマートフォン、タブレット、携帯音楽プレイヤーなどのBluetooth対応機器と接続してワイヤレスで音楽が楽しめるスピーカー。内蔵のLEDの光が透明感のあるアクリルボディを透過し、7色に発光する作りとなっている。好きな色を選択できる固定モードと、約5秒間隔で7色が順番に変化するイルミネーションモードの2パターンから選べる。スピーカー底面にはパッシブラジエーターを搭載。パワフルな重低音サウンドが楽しめる。また、3.5mmステレオミニジャックを備えており、有線接続での音楽再生も可能。ハンズフリー通話が行える高感度マイクも内蔵している。主な仕様は、インタフェースがBluetoothと3.5mmステレオミニ、Bluetooth通信距離が最大10m、スピーカーユニットが1.75インチのフルレンジドライバー、定格出力が3W、再生周波数帯域が140Hz~18kHz。本体サイズはW60×D60×H85mm、重量は240g。電源は内蔵充電式リチウムイオン電池。約2時間の充電で約5時間の連続再生が可能。充電用のUSBケーブルと35mmステレオミニプラグ(オス-オス)ケーブルが付属する。
2015年09月01日LGエレクトロニクス・ジャパンは31日、Bluetoothステレオヘッドセットの「TONE」シリーズにて、人間工学デザインを採用した「TONE INFINIM」(HBS-900)および「TONE+」(HBS-500)を発表した。9月11日に発売する。価格はいずれもオープンで、店頭予想価格は「TONE INFINIM」が15,740円前後、「TONE+」が7,380円前後。○TONE INFINIM上位モデル「TONE INFINIM」は、オーディオメーカーharman/kardonと共同開発したサウンド技術を投入したBluetoothヘッドセット。人間工学に基づいた曲線デザインを採用し、首に掛けて使用する。ケーブルは巻取り式。イヤホン部を引っ張るとケーブルが伸び、巻取りボタンを押すと自動で巻き取られる。機能面では、コンテンツ再生/停止ボタンや音量調節スイッチ、通話ボタン、マイク、現在時刻アラート機能などを搭載。高音質コーデックapt-Xもサポートする。「TONE INFINIM」の通信機能はBluetooth 3.0で、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSPに対応する。連続音楽再生時間は最大14時間、連続待受時間は最大550時間、充電時間は2時間未満、連続通話時間は最大17時間。本体サイズはW155×D178×H15mm、重量54g。○TONE+下位モデル「TONE+」でも、人間工学に基づく首掛け型デザインを採用。29gという軽さが特徴で、電源音/通話/再生を1ボタンで担うマルチファンクションボタンや、音量ボタン、巻戻し/早送りボタンを搭載する。ケーブルの巻取り機構は非搭載で、apt-Xにも対応しない。「TONE+」の通信機能はBluetooth 4.1で、対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP。連続音楽再生時間は最大7.5時間、連続待受時間は最大500時間、充電時間は2時間未満、連続通話時間は最大9時間。本体サイズはW140×D168×H18.1mm、重量29g。
2015年08月31日ドスパラは28日、バイクヘルメットに装着できるBluetoothヘッドセット「DN-12111」を同社直営の上海問屋にて発売した。価格は税込6,499円。DN-12111は、iPhoneやAndroidスマートフォンとペアリングすることで、バイクヘルメットを装着したまま通話や音楽再生が行えるBluetooth搭載のヘッドセット。日本国内の技術基準適合証明および認証(TELEC)済みだ。使用に際しては、スマートフォンのBluetooth機能をオンにして、本製品のレシーバーとペアリングを行う。レシーバーに装備されたペアリングボタンを数秒間押し続けると、LEDライトが赤から青に点滅するので、その後、スマートフォンの接続デバイス一覧から「Kie」を選択すると接続が完了する(もしパスワードを求められた場合は「0000」と入力)。同梱物は、レシーバー、締め付けクランプとクリップマウントキット、クリップ取り付けキット、スピーカーとマイク、充電用USBケーブル、ベルクロパッド(4枚)、ドライバー。本体サイズは、レシーバーがW49×H81×D49mm、マイクがW33×H19×D46、スピーカーが直径42mm。この3点を合わせた重量は約90g。通信方式はBluetooth V2.0、通信距離は最大10m、対応プロファイルはHSP、A2DP/AVRCP。充電時間は約3時間、連続待受時間は最大140時間となっている。
2015年08月28日