米Amazonに続き、日本のAmazon.co.jpでもWindows 10 DSP版の予約が開始された。米Microsoftがこれまでに公開しているWindows 10のエディションは以下のとおりだが、今回Amazon.co.jpで販売されるのは、Windows10 Home(Home Premium)およびWindows 10 Pro(Professional)の32bit版/64bit版。なお、米Amazonで販売されているWindows 10(USB版/Disc版)はいずれも単体販売だが、国内ではUSB 2.0拡張カードが付属している。Windows 10 HomeWindows 10 ProWindows 10 MobileWindows 10 EnterpriseWindows 10 Mobile EnterpriseWindows 10 EducationWindows 10 IoT Core価格はWindows 10 Home Premium 32bit/64bit版が税込18,144円、Windows 10 Professionalが税込25,920円。発売日は8月1日となる。
2015年07月27日米Qualcommは7月22日(現地時間)、最大15%の人員削減を含む事業再編計画を発表した。同社が22日(同)に発表した2015年度第3四半期(4月-6月)決算は、売上高58億ドル(前年同期比14%減)、非GAAPベースの純利益16億ドル(同35%減)の減収減益だった。ハイエンド・スマートフォン向けのSoCの需要が低減し、アジア企業との競争も激しくなっており、企業構造を見直して新たな成長機会を追求する。事業再編計画は、最大15%の人員削減と、期間従業員の削減、エンジニアリング組織の合理化などで14億ドル規模の節減を実施する。3億5000万~4億4000万ドルのリストラ費用を計上する見通しだ。また大規模なキャピタルリターンプログラムを実施するほか、一部の株主が求めている研究開発やライセンス事業とチップ事業を切り離す分社化案も検討する。Qualcommはこれまで分社化には否定的だったが、独占禁止法違反で2月に中国で罰金支払いを命じられ、EU(欧州連合)も調査を進めている。
2015年07月23日米Microsoftは8日(現地時間)、スマートフォンのハードウェア事業で最大7,800人の人員削減を行うと発表した。同社の会計年度末(2016年6月)までに完了させる予定。費用の詳細は、米国時間7月21日に発表されるマイクロソフト社の第4四半期決算で報告される。同社は、人員削減に関する事業再編費用として7.5億から8.5億ドルを計上。このほか、Nokia Devices and Services(NDS)買収に関連する減損費用として約76億ドルを計上する。米Microsoft CEOのSatya Nadella氏は、「単独で携帯電話事業を成長させる戦略から、Windowsエコシステムを活性化させる方向へ移動している」と説明するメールを従業員に送付。「短期的にはスマートフォン事業のポートフォリオをより効果的に集中させるが、長期的な改革を行う力も残しておく」と述べたという。
2015年07月09日米Microsoftは7月8日(現地時間)、携帯電話ハードウエア事業を縮小する再編計画を発表した。同事業を中心に最大7,800人を削減。Nokia Devices and Services (NDS) 買収に関連する資産の減損処理費用として約76億ドル、また再編費用7億5000万~8億5000万ドルを計上する。Microsoftは同社の2015年度が終わる6月末に、ハードウエアデバイス全般を手掛けるMicrosoft Devices Groupを、Windows 10を開発するOperating Systems Groupに統合してWindows and Devices Group (WDG)とした。「プロダクティビティとビジネスプロセスの再発明」「インテリジェントなクラウドプラットフォームの構築」「パーソナルコンピューティングの向上」という3つの事業目標に沿った事業グループ改編であり、次のステップとして事業戦略に沿ってハードウエア開発事業に大なたが振るわれる可能性が指摘されていた。MicrosoftのSatya Nadella氏(CEO)は社員に送ったメールの中で「(従来の)携帯電話事業を単独で成長させる戦略から、Windowsエコシステムを繁栄させるための戦略へと移行し始めた」と説明している。Lumiaシリーズの開発中止の噂もあったが、同氏は「近い将来に携帯電話製品のポートフォリオをより効果的かつフォーカスされたものに整え、モビリティの長期的な改革を実行できる力を取り戻す」と明言している。NDSの買収以来、Microsoftはスマートフォン製品のアップデートを行ってきたが、ここ一年近くフラッグシップモデルと呼べるようなハイエンド製品の新モデルをリリースしていない。モバイル向けのWindows 10をリリースするタイミングで投入するようにスマートフォンのフラッグシップ・モデルの開発を進めているという報道もあり、それが事実ならWindows戦略を色濃く反映した端末になりそうだ。現在Windows Phone端末は低価格端末市場で少しずつシェアを伸ばしており、新興市場向けのWindows戦略を推進するためのWindows 10端末が登場する可能性もあるが、Microsoftのスマートフォンの製品ラインナップは今よりも絞り込まれるだろう。
2015年07月09日米Microsoftは7月8日(現地時間)、携帯電話ハードウェア部門の事業再編を発表した。最大で7800人の人員削減を行う。米Microsoftは2013年9月にノキアの携帯電話事業の買収を発表、2014年4月に買収を完了した。しかし、2014年7月には同事業の1万2500人の人員削減を発表しており、今回の発表は更なる人員削減となる。この事業再編に伴い、7.5億ドル~8.5億ドル(約1030億円)のリストラ費用のほか、買収時の関連資産の整理を含め約76億ドル(約9225億円)の減損を計上する。なお、減損処理は2015年度の第4四半期に計上され、事業再編の完了は今年中、完全な再編の終了は現在の会計年度である2016年度内に完了する予定としている。米Microsoft CEOのSatya Nadella(サトヤ・ナデラ)氏は従業員にあてたメールで「私たちは独立した携帯電話事業の成長を図る戦略から、ファーストパーティ(自社)のデバイスを含む、Windowsエコシステム全体の活気ある成長を目指す戦略へと移行しつつある」とコメントしており、携帯電話事業をWindows OSグループの下に組み込むことで、更なる携帯電話に関するビジネスの促進と改革を進める意向を示している。クラウドシフトの流れでAzureとWindows 10によるデバイス統合などアグレッシブな動きを進めているマイクロソフトだが、今回の整理の対象となった携帯電話事業や、AOLに委託した広告販売事業など、立て直しが遅れている分野については優先順位を下げて対処している。Nokiaの携帯電話事業買収発表から約2年で大幅な部門縮小となるが、OSグループ配下となることで、ソフトウェア開発と一体化した新たなモバイルデバイスの開発が期待される。
2015年07月08日旅のプランニングの際、まず考慮に入れるのは予算のバランスだろう。かけるべきところにお金をかけ、現地での体験をより濃厚なものにするためにも、削減できるところはどんどん削減したいのが誰しも共通の思い。そこでご紹介したいのが、お値打ち価格のフライトチケットを提供している航空会社、ジェットアジア・エアウェイズ(以下、JAA)である。2010年に、バンコク・スワナプーム国際空港より運航を開始したJAAが日本でも利用できるようになったのは2014年10月のこと。成田~バンコク間の定期便運航がスタートしたことで、より気軽にバンコクへの旅を楽しめるようになったのだ。フライトは、月、火、金、日曜日の週4便。成田からバンコクへのフライトが現地に到着するのは夕方(13時25分発/19時着)、バンコクから成田へのフライト到着は午前中のため(1時25分発/9時30分着)、出国日に早起きして空港に向かう必要もなければ、帰国日には夜までたっぷりと市内観光を堪能できる。帰りの便では離陸直後に照明が落とされるので、用意されたブランケットに身体をくるみ、気持ちよく眠りに落ちればあっという間に日本に到着。すいている日の利用なら、隣のシートまで独占してよりゆったりと過ごすことも可能なので、閑散期を狙って旅行日程を組むのもいいかもしれない。ちなみに、現在、運航している機体はやや古めだが、今後、新しい機体も投入予定とのこと。機体が変わった暁には、さらにお値打ち度合いが高まるというものだ。また、2015年にはフライト数が増加する予定。さらに、現在は成田~バンコク、ジャカルタ~バンコク、ジェッダ~バンコクに就航しているが、今年中には千歳、ソウル、瀋陽、天津からバンコクへの便も就航予定とのことなので、北海道在住者、韓国や中国などとセットで観光を楽しみたい人などもぜひ利用を検討してみてはいかがだろう。時間とお金を節約できるJAAがあれば、旅行の楽しさが何倍にもUPすること間違いなし。もちろん、機内食をはじめとする無料サービスも充実しているので、機内では存分に寛いで過ごせることもポイントである。肩の力を抜いて過ごせる移動時間があれば、日常から非日常へ、非日常から日常への移行もよりスムーズ。特別な時間を身近に感じられるので、帰国後もすぐまた旅に出たくなること必至!ジェットアジア・エアウェイズ オンラインサイト
2015年06月27日富士山マガジンサービスが運営する「Fujisan.co.jp」はこのほど、無料で雑誌が読み放題となるサービス「タダ読み」の雑誌数を2000冊から5000冊以上に拡充した。同サービスには、ほぼ全ページを無料で閲覧できる「タダ読み/まるごと1冊」、当日発売された雑誌や最近発売された雑誌の一部を無料で読める「タダ読み/今日のちら見」がある。まるごと1冊読み放題の雑誌は800冊以上に上るとしている。同サービスはPCほか、iOS/Android対応の「FujisanReader」アプリから利用可能。
2015年06月24日通天閣観光と日立製作所(日立)は6月18日、環境省が実施する「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」の趣旨に賛同し、大阪市の通天閣LED・ネオン広告(通天閣ネオン)の消灯を通じて同キャンペーンに参加することを発表した。環境省は2003年から、地球温暖化の防止のためにライトアップ施設の消灯を呼び掛ける「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」を実施しており、2015年は6月22日~7月7日までを啓発期間とし、ライトアップ施設や家庭での消灯を呼び掛けている。通天閣と日立は、市民の環境配慮意識の向上とCO2排出削減に貢献するべく、環境省による呼び掛けが始まった2003年から、通天閣ネオンの消灯を通じ同キャンペーンに参加している。2015年は6月22日(20:00以降)と7月7日(終日)の2日間、ネオン全面および照明設備の消灯を行う予定。これより、CO2削減量で約135kg-CO2に相当する総電力量約245kWhを削減する見込みだ。なお、消灯スケジュールは、電力需給の逼迫などの状況に応じて変更する可能性があるとしている。
2015年06月19日Amazon.co.jpは6月18日、電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」の新製品を発表し、予約受付を開始した。出荷予定は6月30日で、税込価格は14,280円から。Kindleシリーズの最上位モデルに当たる「Kindle Voyage」と同様、画素密度300ppiで6インチのPaperwhiteディスプレイを搭載する。前モデルのKindle Paperwhiteと比べて、ピクセル数は2倍になった。高精細化したことで、スクリーンに小さなフォントでより多くの文字を表示しても読みやすいとしている。価格は、Wi-Fiモデルがキャンペーン情報付きで14,280円、キャンペーン情報なしで16,280円、Wi-Fi+無料3Gモデルがキャンペーン情報付きで19,480円、キャンペーン情報なしで21,480円(いずれも税込)。Amazonプライム会員であればいずれのモデルでもクーポンで4,000円値引きされ、プライム会員無料体験期間中であれば、Amazonギフト券4,000円分がプレゼントされる。サイズはW117×D9.1×H169mm、重量はWi-Fiモデルで205g、Wi-Fi+無料3Gモデルで217g。ストレージ容量は4GB。無線LANはIEEE 802.11b/g/nに準拠する。内蔵ライトを装備。バッテリは明るさ設定10、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合、数週間持続する。
2015年06月18日1カ月ほど前にAmazon.co.jp(以下、アマゾン)で強いカードについてまとめたが、6月に入って大きな動きが2つあったので、前回の記事と併せて読んでほしい。○ポイントモール「ハピタス」が、6月30日でキャンペーン終了まずひとつめは、期間限定キャンペーンとして、昨年11月からアマゾンで買物した金額の1%をポイント還元していたポイントモール「ハピタス」が、6月30日でキャンペーン終了を発表したこと。7月以降もランク制度の判定対象にはなるが、ポイントは貯まらなくなる。これにより、アマゾン利用がポイント対象となる非カード会社運営のポイントモールは、JALマイルが貯まる「JMBモール」だけになる (「服&ファッション小物」のカテゴリーは「Tモール」もポイント対象)。○6月1日より「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」の募集がスタートそしてふたつめは、6月1日より「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」の募集がスタートしたこと。これは前回の記事でも紹介した「Orico Card THE POINT」(年会費無料)の上位カードで、年会費は1950円だが、サービス内容は大きくパワーアップ。「オリコモール」を経由してのアマゾン利用は最低でも2.5%還元で、全カードを見渡しても最高クラスの還元率となる。詳しく説明すると、「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」は、通常1決済100円利用につき1オリコポイント(=1円相当)が貯まる仕組みだが、オリコモールを経由して買物をした場合は、通常の経由分のポイントに加えて、同カード限定の特典としてさらに1%のポイントが特別加算される。アマゾンは経由分のポイントが通常0.5%還元に設定されているため、クレジット利用に対する1%、オリコモール利用に対する特別加算の1%を足して、合計2.5%還元になる計算だ。また、入会から6カ月間は、クレジット利用に対するポイントが2倍(加算上限5000ポイント)になる特典もあるため、通常利用時でも2%還元。アマゾン利用時は最高3.5%還元となる。なお、他のネット通販サイトにおいても、オリコモールを経由して、「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」で支払いをすれば、楽天市場やYahoo!ショッピングは2.5%還元、LOHACOは3%還元と、いずれも高い還元率で利用できる。街ナカでも、同カードに搭載された (または紐付けた)iD、QUICPayでの支払いに対しては、0.5%のポイントが加算され、1.5%還元になる特典もある。これはiD、QUICPayを紐付けられるカードのなかでは最高クラスの還元率で、同じくアマゾン利用に強い「Reader’s Card」にはない長所だ。年会費無料の「Orico Card THE POINT」との比較であれば、還元率が0.5%上回るオリコモール経由の買物、iD、QUICPayを使った買物が年間約39万円あれば、1950円の年会費分の差は埋められる。たとえばアマゾンや楽天市場など、オリコモール掲載のショップで月に2万円、大手コンビニやマクドナルドなどiDが使える店で月に1万5000円使っていれば、年間で42万円。日常的に利用するなら、確実に「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」を選んだほうがいいだろう。そのうえ、同カードは旅行傷害保険やショッピングガード(買物保険)も付帯している点でも安心感が高い。「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」は、9月30日までのカード発行で、もれなく1000ポイント。カード発行後の利用で最大6000ポイント(要エントリー)、家族カード入会で500ポイント、キャッシング枠の設定で500ポイント、「マイ月リボ」の申し込みで500ポイントがもらえるウェルカムキャンペーンを実施中。これまでハピタスを経由していた人や、夏のボーナスを使ってアマゾンで買物を考えている人は、この機会にカードの見直しを行なうといいだろう。前回の記事も踏まえて最適な1枚を選んでほしい。カード公式サイトは以下の通り。Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD(※クレジットカードの用語などは以下を参照)『シーンで選ぶクレジットカード活用術 (1) 最低限知っておいてほしい基礎知識』※本記事で紹介したサービス内容は、消費税率8%を前提とした更新日時点の情報です。また、各サービスには一部対象外となるケースがあります。ご利用の際は公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。<著者プロフィール>タナカヒロシ(ライター・編集者)普段は音楽やエンタメ関係の仕事が多いが、過去に勤めていた会社の都合でクレジットカード本を作ったことをきっかけに、クレジットカード、電子マネー、ポイントなどに詳しくなる。以降、定期的にクレジットカードのムック本を編集・執筆。2015年3月発売の『最強クレジットカードガイド2015~本当にトクするカードの選び方・使い方~=写真=』(角川マガジンズ)では、編集統括および記事の大部分を執筆している。
2015年06月18日日本調剤は1日、同社薬局において、2014年度に先発医薬品からジェネリック医薬品へ変更することで削減された年間薬剤費の効果額は、前年度比31億円(25.3%)増の154億円に上ると発表した。同社薬局では、特許切れの先発薬に対応するジェネリック医薬品を常時500品目以上用意し、頻度の高い特許切れの先発薬の9割以上をカバーしている。このような在庫対応と患者への働きかけにより、2014年度に先発医薬品からジェネリック医薬品へ変更することで削減された年間薬剤費の効果額は、同社薬局で前年度比31億円増の154億円に拡大。これは患者の金銭的な負担が軽減されたことになり、同社は「ジェネリック医薬品が直接的に医療費低減に効果をもたらしている一つの現れ」としている。また、国が「2018年3月末までに60%以上」を目標に掲げているジェネリック医薬品の使用数量シェアでは、同社薬局平均で74.4%(2014年4月現在)と国の目標を大幅に上回ったという。現在、同社薬局のうちジェネリック医薬品の使用数量シェアが80%以上の店舗は113店舗(全薬局中23%)で、うち90%以上の薬局は8店舗。一方、ジェネリック医薬品普及を妨げる要因となっているのが、ジェネリック医薬品への処方変更不可指定の処方せんの存在で、同社薬局では数量シェア55%以下の店舗が5%あり、その多くが変更不可処方せんによるものとなっている。
2015年06月02日Amazon.co.jpは27日、漫画雑誌を毎号無料で配信する「Kindle 無料マンガ雑誌」サービスの対象雑誌に、「月刊ウィングス」や「PRESIDENT NEXT」など5誌を追加した。一度無料で入手すると、以降は自動的にスマートフォンやタブレットのKindleアプリ、PC、Mac、KindleおよびFire端末に、最新号が配信される。今回追加された雑誌は、主婦層向けコミック誌「JOURすてきな主婦たち」、荒川弘作「百姓貴族」などの連載を持つ「月刊ウィングス」、現在アニメ放映中の「てーきゅう」などの連載を持つ「コミック アース・スター」、ビジネス教養マンガ雑誌「PRESIDENT NEXT」、釣り専門漫画誌「つりコミック」の5誌。同サービスは2015年1月のリリース時点で6誌をラインナップし、3月に3誌を追加。今回の追加により計14誌がサービスの対象となった。
2015年05月27日Texas Instruments(TI)は、既存の電池充電回路と比較して最大60%、充電時間を削減することが可能な単一セルリチウムイオン電池向け5A対応 完全統合型充電IC「bq25892」を発表した。同製品は、同社独自のMaxChargeテクノロジを搭載しており、これによりより短い充電時間と、より発熱の少ない充電動作を実現し、機器の総合的な動作寿命の延長を可能にする。また、そのMaxChargeテクノロジと、より狭い電圧範囲のDC/DC電源経路管理を組み合わせたことで、最大入力電圧14V、最大充電電流5Aをサポート、入力電圧9Vかつ充電電流3.5A時に最大充電効率91%、最小温度上昇18℃を提供し、より迅速かつ発熱の少ない充電を行うことができるという。なお同製品は4mm×4mmの24ピンQFNパッケージですでに量産出荷中で、TI Storeや販売特約店から供給される。価格は1000個受注時の単価(参考価格)で2.50ドルとしている。
2015年05月08日○Amazon.co.jpはクレジットカードとポイントモールをセットで利用することが大切Amazon.co.jp(以下、アマゾン)では、クレジットカードとポイントモールをセットで利用することが大切だ。ポイントモールとは、ネットショッピングの際に「経由」すると、利用金額に応じたポイントが貯まるサイトのこと。使い方は簡単で、ログインした状態でサイト内に掲載されたショップの広告をクリックし、あとは普通に買物するだけでいい。ポイントモールにはカード会社が運営するものと、そうでないものがあり、前者は指定されたカードを使っての買物でしかポイントを貯めることができない。後者は決済方法は問われないため、どのカードを使ってもポイントを貯められるが、ここで重要となってくるのが、アマゾンに対応したポイントモールは数少ないということ。大手カード会社運営のモールであれば、たいていはアマゾンで利用金額の0.5%程度のポイントを貯められるが、非カード会社系の場合は現在のところ「ハピタス」と「JMBモール」の2つのみ。しかもハピタスは期間限定対応となっている(終了時期未定)。ハピタスを経由してアマゾンで買物をすると、利用金額の1%のポイントが貯まる。JMBモールの場合は、0.5%のJALマイルが貯まる。数字だけ見ればハピタスのほうが高いが、貯めたポイント/マイルの使い道や価値は異なるので、自分の使いやすいほうを選んで利用しよう。また、カード会社運営モールを利用した場合は、原則としてクレジットカードを利用した際と同じ種類のポイントが貯まるため、ポイントを管理しやすいメリットがある。○アマゾン最強カードの呼び声も高い「Reader’s Card」ポイントモールの説明が長くなってしまったが、ここからはクレジットカードとの組み合わせを考えよう。まずはアマゾン最強カードの呼び声も高い「Reader’s Card」。同カードは月の合計利用額に対して1000円につき15ポイントが貯まり、ポイントを「Amazon限定デポジット」に交換すると、3500ポイント=4000円相当(還元率1.71%)、5000ポイント=6000円相当(同1.8%)となる。「Amazon限定デポジット」とは、アマゾンでの買物を同カードで支払った際、請求時に代金が値引きされる制度のこと。有効期限は申し込み受付から3ヶ月となっている。そしてアマゾンで買物をする前は、カード会社が運営する「JACCSモール」を経由すると、0.5%相当の「Jデポ」が貯まる。「Jデポ」も「Amazon限定デポジット」と同じような仕組みだが、こちらはアマゾン以外での買物に対しても値引きが適用される。つまり、「Reader’s Card」を使ってアマゾンで買物をする場合は、最大でカード利用分1.8%+モール経由分0.5%=2.3%還元となる。なお、「Reader’s Card」は年会費2700円だが、初年度は無料。また、年間50万円以上利用すると、次年度年会費も無料になる。○年間50万円も使わないという人には、「Orico Card THE POINT」がオススメ年間50万円も使わないという人には、「Orico Card THE POINT」をオススメしたい。同カードは年会費無料で、1決済の利用額に対して100円につき1オリコポイント。また、入会から6カ月はポイントが2倍にアップ。貯まったポイントは1ポイント=1円相当で、500ポイントから利用でき、「Amazonギフト券」をはじめ、提携する各種ポイントなどに交換できる。アマゾン利用の際は、カード会社が運営する「オリコモール」を経由すると、1%のポイント(他のカードの場合は0.5%)が貯まるため、通常で2%還元、入会から6カ月間は3%還元だ。○Amazon.co.jpの公式カード「Amazon MasterCard」そして最後に知っておきたいのが、Amazon.co.jpの公式カードである「Amazon MasterCard」。初年度年会費無料(年1回以上のカード利用で次年度も無料)の「クラシック」と、年会費1万800円の「ゴールド」があり、注目したいのは後者のほう。通常の買物時は月の合計利用額に対して100円につき10ポイントだが、アマゾンで買物した際は100円につき20ポイント(クラシックの場合は15ポイント)。1000ポイント貯まると100円分の「Amazonギフト券」に自動で交換される。つまり、還元率は2%で、ポイント交換を忘れる心配もない。カード会社運営のポイントモールは利用できないが、例えばハピタスを経由すれば1%還元をプラスでき、合計3%還元となる。また、「Amazon MasterCardゴールド」には、もうひとつ特筆すべき点がある。それは通常年会費3900円の「Amazonプライム」が無料になること。そしてカード自体の年会費が、リボ払いの「マイ・ペイすリボ」に登録+年1回のカードショッピングで初年度から5400円引き、WEB明細に登録すれば次年度はさらに1080円引きになること。割引が両方とも適用されれば年会費は4320円。「Amazonプライム」の年会費を考慮すれば、実質420円になる。それでいてゴールドカードの特典として、国内28空港のラウンジが無料で利用でき、最高5000万円補償の旅行傷害保険もついてくる。こうした点にメリットを感じるのであれば、圧倒的にコストパフォーマンスの高い1枚だ。この他にも、年会費2160円の「リクルートカードプラス」と「ハピタス」の組み合わせは2%+1%=3%還元、年会費1620円の「漢方スタイルクラブカード」と「JACCSモール」は最大2%+0.5%=2.5%還元、年会費無料で30歳未満限定の「JCB CARD EXTAGE」と「Oki Dokiランド」の組み合わせは最大1.75%+1%=2.25%還元などがある。アマゾン以外での利用や年間利用額も考慮して、自分に合ったカードを選ぼう。カード公式サイトは以下の通り。Reader’s CardOrico Card THE POINTAmazon MasterCard(※クレジットカードの用語などは以下を参照)『シーンで選ぶクレジットカード活用術 (1) 最低限知っておいてほしい基礎知識』※本記事で紹介したサービス内容は、消費税率8%を前提とした更新日時点の情報です。また、各サービスには一部対象外となるケースがあります。ご利用の際は公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。<著者プロフィール>タナカヒロシ(ライター・編集者)普段は音楽やエンタメ関係の仕事が多いが、過去に勤めていた会社の都合でクレジットカード本を作ったことをきっかけに、クレジットカード、電子マネー、ポイントなどに詳しくなる。以降、定期的にクレジットカードのムック本を編集・執筆。2015年3月発売の『最強クレジットカードガイド2015~本当にトクするカードの選び方・使い方~=写真=』(角川マガジンズ)では、編集統括および記事の大部分を執筆している。
2015年05月07日東京都千代田区で4月14日、第2回「Javaの高速開発支援セミナー ~年間で5週間分の工数を削減~」が開催される。3月19日に開催された第1回の好評をうけ、定員数の増加と会場の変更が行われた模様だ。同セミナーは、Java開発者向けのプログラムとなっており、Java開発支援ソリューションを提供するZeroTurnaround社と国内総代理店契約を締結したインフォメーション・ディベロプメントにより開催される。内容としては、Java高速開発ツール「JRebel」「XRebel」を用いた業務効率改善と品質向上の実現について、デモンストレーションを交えた解説が行われる予定だ。JRebelは、開発者が更新したクラスファイルやリソース、フレームワークのコンフィギュレーションファイルを瞬時にリロードでき、その変更点を確認する際はアプリケーションの再起動/再デプロイが不要という機能を備えている。またXRebelは、Webアプリケーションで実行される動的なJavaプロファイラで、問題を発見した際に既存ブラウザのUIに適切なアラートをリアルタイムに表示するなどの機能を備えている。同セミナーの詳細は以下の通り。タイトル:Javaの高速開発支援セミナー ~年間で5週間分の工数を削減~開催日程:【第2回】2015年4月14日(火)15:30~17:00(開場 15:00)【第3回】2015年4月27日(月)15:30~17:00(開場 15:00)定員:各30名申込締切日:【第2回】2015年4月13日(月)17:00まで【第3回】2015年4月24日(金)17:00まで参加費:無料会場:霞が関ナレッジスクエア東京都千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート ショップ&レストラン西館 3階主催:株式会社マイナビ マイナビニュースセミナー運営事務局協賛:株式会社インフォメーション・ディベロプメント
2015年04月06日Amazon.co.jpは27日、Kindleストアの新機能として、コミックなどのシリーズ作品を一括購入できる「まとめ買い」サービスの提供を開始した。今回実装された新機能は、巻数の多いコミックなどをまとめ買いできるというのもの。ただしまとめ買いできるのは25冊までで、それ以上の巻数のものは複数のセットで分割される。なお、まとめ買いによる特別な割引などはない。サービス開始時点での提供タイトルは、「進撃の巨人」(講談社刊)、「ONE PIECE」(集英社刊)などを含めてたコミックを中心に、400シリーズ以上が用意される。購入済みのタイトルに関しては対象から除外される。
2015年03月27日米Microsoftは3月16日(現地時間)、同社のブログで、Windows 10において2つのアプローチの採用により、必要とするディスク容量を大幅に削減することを明らかにした。具体的には、システムファイルの圧縮機能を改善し、リカバリイメージをPCのHDDに保存することをやめることで、ディスク容量の削減を実現する。同社によると、新たな圧縮機能によって、現在のテクニカルプレビューの32ビット版では約1.5GB、64ビット版では約2.6GB増えるという。この機能は、スマートフォン向けのWindows 10にも採用される。また、現行のWindowsでは、再インストールを行う際などに必要なリカバリイメージをPCにプリインストールされている。その容量は、PCのメーカーやモデルによって異なるが、4GBから12GBに及ぶという。この2つのアプローチにより、64ビット版Windows 10では、6.6GBのストレージが自由に使えるようになる。
2015年03月17日●i-Reporterの導入で急速充電器の管理業務を1,000時間削減 - ミントウェーブ○1,000基まで急増した急速充電器の管理が課題に「シンクライアントソリューション」、「ERPインタフェースソリューション」、「システムインフラソリューション」の3つを軸に、さまざまな製品やサービス、システムインテグレーションの提供を行うミントウェーブ。EVQCソリューション事業部では電気自動車向けの急速充電器の保守・点検サービスを提供している。自治体の施設や高速道路、道の駅やコンビニエンスストアなどに設置されることが多い急速充電器は、経済産業省や自動車メーカーからの補助金を後押しに急増中だ。2013年までは全国でおよそ1,000基だった急速充電器は、2014年には4,000基を超えるまでに至っている。ミントウェーブEVQCソリューション事業部が保守・点検を実施している急速充電器も、2014年度内に1,000基を超える見通しだ。同社は全国の急速充電器に対し、24時間体制でお客様からのお問い合わせに対応するコールセンター業務や定期点検、故障時の修理対応などを行っており、協力会社を含め100名以上のスタッフがメンテナンスを担当している。毎年1回の定期点検では、機器が正常に作動するか、異常がないかを点検している。ミントウェーブでは2014年度に担当する急速充電器が急増したことから、来年以降のメンテナンス作業が大幅に増加することを見込み、現場での点検業務に電子帳票ソリューション「ConMas i-Reporter」(以下、i-Reporter)を導入した。「これまでの紙のチェックシートを使った点検では、現場で点検を行った後に事務所に戻ってパソコンに入力し、書類としてまとめて提出する必要がありました。こうした業務におよそ1時間ほどかかっていましたが、i-Reporterを使えば現場で入力まで終えることができます。2015年度以降、メンテナンスを担当する急速充電器の数は大幅に増加するため、i-Reporterを使わないと業務が回らないと考え、導入を決定しました」と語るのは、EVQCソリューション事業部エンジニアリンググループマネージャーの鳥屋原克己氏だ。鳥屋原氏の試算では、i-Reporterの導入で急速充電器1基あたり1時間の入力作業が削減できるという。管理する急速充電器が1,000基に増えれば、削減できる時間は1,000時間にもなる。これは1人の労働時間のほぼ半年分が削減できる計算になる。「点検業務のボリュームが増えるのは間違いありません。人を増やさずに、こうした業務の拡大に対応できればそれに越したことはありません。i-Reporterを本格導入しないと、急速充電器の急増に追いつかないだろうと判断し、来年度を迎える前に早めに手を打つ形で導入を進めています」(鳥屋原氏)●首都高速道路の電気設備の点検にi-Reporterを活用○首都高速道路の電気設備の点検にi-Reporterを活用実はミントウェーブではEVQCソリューション事業部でのi-Reporter導入に先立ち、インフラソリューション事業部ですでにi-Reporterを利用していた実績があった。インフラソリューション事業部は首都高速道路の電気設備の保守・点検の委託を請け負っている。東京と神奈川におよそ300カ所ある首都高速道路の電気設備装置のうち、メンテナンスを委託されている約200カ所を専門スタッフが一つひとつ点検し、現場の写真とともに発注元である首都高速道路にレポートを提出する。2013年の秋頃から、こうした保守・点検業務にi-Reporterを採用してきた。「急速充電器の点検と同じように、以前は作業者が目視で確認したり、測定器を使って測ったりした結果を紙のチェックシートに記入していました。帳票の整理には1件あたり1時間ぐらいかかっていましたが、i-Reporterによって現場で作業員が入力したものを管理担当者がチェックするだけで済むようになり、15分程度で帳票の整理ができるようになりました」と鳥屋原氏は語る。また現場で点検してから結果を首都高速道路に報告するまでの期間が短いため、これまでは帳票整理の時間がほとんど残業になっていたが、作業時間が25%になったことで残業時間が減少し、さらに提出期限が短い案件でも十分に対応できるといった副次的な効果も生まれたという。首都高速道路の電気設備の点検には写真も重視される。以前は各現場でデジカメで撮影したデータを回収してパソコンに取り込み、"写真帳"などに貼り付けるという手間がかかっていたが、i-Reporterを導入したことでiPadの内蔵カメラから直接帳票にデータを貼り付け、インターネット経由でリアルタイムに共有することが可能になったため、データの回収と編集工数が大幅に削減できたという。また、写真にミスや漏れがあった場合は作業員が撮り直しに出向いていたが、現場で撮った写真をi-Reporterを介して管理者が即座にチェックできる仕組みを構築したことで、仮に写真に不備があってもすぐに撮り直しの指示が出せるようになった。さらにi-Reporterによる帳票の電子化で、紙のチェックシートを回収したり、保管したりする必要もなくなった。また必須項目が記入されていない場合にアラートを出すことで、帳票の入力漏れも大幅に減らすことができたという。「作業員は忙しい人が多く、催促しないと書類が出てこないケースもありましたが、i-Reporterを使うことで、現場で入力したらすぐに提出できるようになり、催促をしなくて良くなったというメリットも大きかったですね」(鳥屋原氏)ミントウェーブではタブレットが普及する以前、首都高速道路の電気設備点検にノートPCを活用する検討も行っていた。しかしキーボードでは現場での入力が難しく、持ったままの作業も困難で、さらにバッテリーの持ちが悪いというデメリットもあり、現場でノートPCを使う計画は頓挫していた。代わりに手軽に導入でき、工数の削減効果が出やすいと判断されたため、タブレットと電子帳票ソリューションの導入検討に至ったという。●i-Reporter選定を後押しした「既存の帳票がそのまま使える」○i-Reporter選定を後押しした「既存の帳票がそのまま使える」i-Reporterの導入にあたっては、7つの同様のソリューション製品を半年間かけて比較検討を行ったと事業企画部長の川瀬氏は振り返る。2013年の年初からソリューションの選定を始め、さらにその中から3製品に絞り込み、最終的にi-Reporterを選定した。選定の理由を川瀬氏は、「これまで使っていたExcelの帳票をi-Reporterでそのまま使える点にあった」と明かす。「i-Reporterでは、特別なプログラミングの知識も必要なく、これまで使っていた帳票をそのまま利用できます。実際、導入の際もほとんど混乱なく、現場の作業員に利用してもらうことができました。我々が行っている定型業務である保守作業に、i-Reporterはとても相性が良いと感じています」(鳥屋原氏)鳥屋原氏はさらに、i-Reporterで特に活用できている機能として、図書ライブラリ機能を挙げる。「資料や図面など点検の際に参照する書類は多く、ものによってはかなりの量になります。従来は印刷して持ち歩いたり、ノートPCに保存したりと、各自で個別に管理していました。i-Reporterの図書ライブラリでは、サーバ上にさまざまな書類が保存できるので、印刷物やデータを持ち歩く必要がなくなりました。また常に最新版のデータが参照できるので、とても便利になりました」i-Reporterによって首都高速道路での点検業務が効率化できたことから、EVQCソリューション事業部の急速充電器の点検にもi-Reporterを採用することにした。EVQCソリューション事業部には前述のとおり、管理対象となる急速充電器の急増という目下の課題があり、i-Reporterの活用によって点検業務が効率化できることを期待している。「急速充電器の点検業務にi-Reporterの導入効果が現れるのは来年度になると思います。2015年度は協力会社を含めて20~30台のiPadを稼働させ、全国の急速充電器のメンテナンスにあたる予定です。自社でのi-Reporter運用のノウハウを活かし、協力会社への展開も支援していきたいと考えています」(鳥屋原氏)○社内のi-Reporter活用ノウハウを社外にも展開ミントウェーブでは、インフラソリューション事業部、EVQCソリューション事業部に続いて、名古屋工場でもi-Reporterを導入した。こうしたi-Reporter活用のノウハウが社内に溜まっていることが財産になっていると川瀬氏は語る。「首都高速道路での点検業務の成功から、急速充電器の点検にもi-Reporterを応用しました。さらに工場のICT化を進めていた名古屋工場にも、部品の入出庫管理にi-Reporterを使っています。業務効率化にi-Reporterが大きく貢献してくれることは実証済みですので、今後はもっと他の保守サービスにも横展開していくことを検討しています」(川瀬氏)社外への展開も、ミントウェーブでは考えている。もともとシステムインテグレーションが事業の柱である同社だが、社内のi-Reporter活用ノウハウを社外の協力会社とも共有し、その導入を促進していきたい考えだ。「たとえばExcelで関数を埋め込んだ帳票を使用している場合、i-Reporterに置き換えるのに最初は多少苦労するかもしれません。当社も導入当初は戸惑った点が少なからずありました。とはいえ、ベースがExcelなので、自分たちでなんとかできます。自分たちで何でもできるのがi-Reporterの優れたところです。弊社の協力会社でi-Reporterの導入を検討している企業には、我々のノウハウを活かして支援していきたいと思っています」(鳥屋原氏)急速充電器の数は急増しており、管理にはどうしても人出がかかる。鳥屋原氏は今後、i-Reporterの連携機能を用いてさまざまな業務を自動化することで、さらに業務効率の向上につなげていきたいと考えている。なお、今回の取材の模様を以下の動画にまとめてあるので、併せて確認いただきたい。
2015年02月26日長野銀行はこのたび、オリックスとの間で顧客への「電力料金削減サービス」の顧客紹介に係る業務提携契約を締結したと発表した。同業務提携は、同行が取引先へオリックスの「電力料金削減サービス」を紹介し、同社から電力供給会社変更による電力コスト削減提案を行うことで、取引先のコスト削減ニーズを支援するものだという。○オリックスの概要設立日:1964年4月本社所在地:東京都港区浜松町2丁目4番1号世界貿易センタービル代表者:代表執行役 井上亮株主資本:1,918,740百万円(2014年3月末現在)上場証券取引所:(国内)東京証券取引所 市場第一部、(海外)ニューヨーク証券取引所事業内容:多角的金融サービス業○契約締結日2月12日(木)現在、電力小売は一部自由化されており、一定の条件を満たす企業などは「特定規模電気事業者」(PPS)からも電力の供給を受けることが可能となっている。また、2016年には家庭向けを含め、電力小売は完全自由化される予定だという。このような背景から、同行は同業務提携により顧客ニーズへの対応を強化するとしている。
2015年02月16日ダバイはこのほど、通販サイトAmazon.co.jpにて、グラノーラなど同社製品の販売を開始した。同社は、オーガニック素材を使用したグラノーラやコーディアルなど「NOOKS FOODS(ヌークス・フーズ)」ブランドの食品を中心に製造。同社ECサイトで販売するほか、東急渋谷本店や日本橋三越などの百貨店にも出店した経緯を持つ。今回、新たにAmazon.co.jpでの販売を開始。原則1品から日本全国送料が無料となるほか、Amazonお急ぎ便にも対応している。商品は、季節限定の「ジンジャーグラノーラ」(1,296円)と「クランベリーコーディアル」(1,623円)の2品の販売を開始している。このうち、Amazon.co.jpでの取扱開始を記念してジンジャーグラノーラは25%オフの972円で購入できる。また、クランベリーコーディアルは雑誌などのメディアで紹介されたために品薄状態で店頭販売のみとなっていたが、Amazon.co.jpでは引き続き販売している。※価格は全て税込
2015年02月13日ソニーは4日、同社のモバイル・コミュニケーション(MC)分野において2015年度末までに合計約2,100名の人員削減を見込んでいると発表した。人員削減の対象となる部門、地域については明らかにされていない。同社は、MC分野において2014年度通期の見通しが下方修正されたことを受け、2015年度末までに合計で約2,100人の人員削減を行う。人員削減等を含む構造改革費用として2014年度および2015年度合計で約300億円かけ、2016年度の経費削減効果は年間で900億円を見込んでいる。また構造改革を踏まえ、2017年度のMC分野における売上目標を9,000億円から1兆1,000億円に設定している。
2015年02月05日日本気象協会はこのたび、天気予報で物流を変える取り組みとして2014年7月より実施する「食品ロス削減・省エネ物流プロジェクト」の中間報告を実施した。食品ロス削減・省エネ物流プロジェクトとは、気象情報やPOS(販売時点情報管理)データなどのビッグデータを解析し需要予測を行ったうえ、製・配・販の各社にデータを提供することで、サプライチェーンの効率化の推進や、食品ロスと不要に発生する二酸化炭素の5%削減を目指す取り組み。今回の中間報告では、Mizkanが販売する季節商品「冷やし中華つゆ」を対象とした「需要予測手法の検討」を実施。対象期間は2009年~2014年で、対象地域は東京都や埼玉県、千葉県、神奈川県とした。これによると、「冷やし中華つゆ」市場規模の売上を解析し手法の寄与率を比較したところ、従来の統計手法に比べ日本気象協会独自の需要推定統計手法では、およそ1.6倍に向上することが確認されたという。また、同統計手法とアンサンブル予測を組み合わせることで、市場規模と連動性の高いMizkan商品の発注量予測が可能となり、当初の目標であった5%を超える余剰生産量(食品ロス)が一定量削減できることが示唆されたと報告した。なお、最終報告は2月に実施を予定する。
2015年01月30日NECは、科学技術計算や画像処理に適したワークステーションSEGUENTE(セグエンテ)「Express5800/50シリーズ」において、体積を従来比25%削減、高速・大容量メモリと最新プロセッサを搭載した2CPUモデル「Express5800/56Xg」、1CPUモデル「Express5800/56Xg-E」を1月26日より発売すると発表した。新製品は、CPUにIntel Xeon E5-2600v3ファミリーを搭載。また、メモリは16スロットで、最大2TBまで搭載可能。さらに、画像処理に必要な膨大な計算処理を行うグラフィックスアクセラレータやGPUを複数枚搭載できる。これらにより、CPUのみでは難しい大容量データの高速処理が必要な科学技術計算・解析用途や、4Kモニタ出力や医療分野における画像処理用途、製造業のCAD/CAM、建設業のBIM使用時などでも負荷を感じさせない業務環境を実現する。また、効率的な排熱構造の採用により、動作時の環境温度40度に対応させるとともに、体積を従来比25%削減させた新デザインを実現。また、ラックコンバージョンキットの利用により、EIA規格に準拠した19型ラックにサーバなどとまとめて搭載できるため、オフィスにおける個人デスクスペースの有効活用が可能だという。さらに、防塵フィルターを利用することで、埃に強い耐環境性を実現する。1CPUモデルの「Express5800/56Xg-E」は、Intel Xeon E5-1620v3(3.50GHz/4コア)×1、8GBメモリ、SATA 500GB HDD、DVD-ROM、NVS315、Windows 8.1 ProUpdate搭載の47万8000円(税別)から。2CPUモデルの「Express5800/56Xg」は、Intel Xeon E5-2620v3(2.40GHz/6コア)×2、16GBメモリ、SATA 500GB HDD、DVD-ROM、NVS315、Windows 8.1 ProUpdateの71万8000円(税別)から。
2015年01月26日Amazon.co.jpは21日、和書やコミックを含むKindle本をWindows PC上で読むことができるアプリケーション「Kindle for PC」の提供を開始した。Amazon.co.jpのWebサイトから無料でダウンロードできる。Amazonでは2014年9月に、購入したKindle向けのコミックや雑誌をブラウザ上で閲覧できるサービス「Kindle Cloud Reader」を公開した。ただ、雑誌やコミック、洋書は閲覧可能だったが、和書には非対応で、多くのユーザーから大きな画面で和書を読みたいという要望が寄せられたという。「Kindle for PC」では、コミックや雑誌、洋書に加え、和書にも対応した。ページの見開き表示やズーム表示機能をはじめとして、フォントサイズや背景色の変更、検索や辞書の参照機能を備える。コンテンツはダウンロード可能で、インターネット環境がない場所でもコンテンツを見ることができる。また、スマートフォン向けアプリと同様にコンテンツを読み進めた進捗状況も同期され、どの端末からでも読み進めたページから読書を開始できる。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1。
2015年01月21日Amazon.co.jpは7日、「グランドジャンプ」や「マンガボックス」「Comic ZERO-SUM」などの漫画雑誌を毎号無料で配信する「Kindle 無料マンガ雑誌」サービスを開始した。一度無料で入手すると、以降は自動的にスマートフォンやタブレットのKindleアプリ、PC、Mac、KindleおよびFire端末に、最新号が配信される。サービス開始時点の対象雑誌は、「グランドジャンプ」(集英社)、「マンガボックス」(講談社)、「漫画アクション」(双葉社)、「コミック乱ツインズ」(リイド社)、「Comic ZERO-SUM(コミック ゼロサム)」(一迅社)、「ほぼ月刊おためしガンガン」(スクウェア・エニックス)の6誌。なお、「地獄先生ぬ~べ~NEO」や「怨み屋本舗EVIL HEART」などの連載を持つ「グランドジャンプ」は、今回のKindle無料配信で初めて電子化され、Kindleの独占配信となる。対象コンテンツは、「グランドジャンプ」および「コミック乱ツインズ」では紙版と同内容の連載が1号遅れで配信されるほか、「マンガボックス」「漫画アクション」「Comic ZERO-SUM」では、Kindle用にセレクトした作品数点が配信される。「ほぼ月刊おためしガンガン」では、人気作品の第1話が月替りで配信される。
2015年01月07日雑誌の定期購読専門ECサイト「Fujisan.co.jp」を運営する富士山マガジンサービスは、「雑誌」など有料情報を賢く継続的に取り入れることで「自己の成長」につなげる一連の活動を「マガノミクス」と命名し、その実態の調査結果を発表。また、その活動の応援として、最大で最新号と次号の2冊まで100%割引(無料)となるキャンペーンを開催した。調査では、雑誌など有料情報を積極的に取り入れている人と取り入れてない人の「豊かさ」の感じ方について、自分で生計を立て働いている(アルバイト含む)、20~60代の男女400名を対象にインターネット上で実施(2014年12月調査)。まず、「これからの人生の豊かさを得るために、自身の成長が必要だと思いますか」との質問には、全体の93.0%が「自身の成長が必要」と回答。そこで「豊かさを得るために、自分の知らない情報を収集していますか」と尋ねたところ、全体の80.7%が「収集している」と答えており、多くの人が豊かさや自身の成長のために情報収集していることが分かった。どんな情報を収集すればいいのを調査するため、情報の取得先を年収別に分析してみたところ、無料情報の取得には差が少ないものの、有料情報は年収が高いほど取得している傾向にあるという結果となった。さらに、有料情報と無料情報で得られる情報内容に差を感じている人は、全体の75.9%となっている。「情報収集による『自身の成長』は、実収入の増加に役立っていますか」との質問では、「かなり役立っている」と回答した人の差が年収1,000万円以上(16.0%)と未満(5.2%)で倍以上の差があり、同社は年収1,000万円以上を実現している人の秘訣には、質の高い有料情報の収集など情報収集力に隠されているのかもしないと考察している。そこで同社は、自身の成長に有料情報である雑誌を取り入れてもらうためのキャンペーン『ちょっと待って! 今買おうとしているその雑誌、無料かもよ 最大2冊無料「定期購読」お試しキャンペーン』を実施。同キャンペーンは、有名誌を含む161誌、大手を含む77社の出版社が参加し、日頃から雑誌を購読している人はもちろん、今まで雑誌に触れる機会がなかった人も「雑誌」の魅力を十分に体験できる企画になっているとのこと。
2014年12月19日NECは12月4日、データセンター向けに、消費電力の大幅な削減を実現する「相変化冷却ユニット」を同日から販売開始すると発表した。同製品は、サーバの排熱を効率的に移動させる冷却装置をラック背面ドアに装着するもの。冷却装置内の冷媒が、相変化現象により気化・液化を繰り返し、冷却装置と接続された配管を自然循環することで、電力を使用せずにサーバの排熱を室外に排出する。2014年1月に開設した「NEC神奈川データセンター」では、同製品により冷却の効率を向上させ、空調電力を従来比で30%削減でき、一般的なシステムでは電力を使わずに排熱の約50%を室外へ運び出すことが可能だという。そのほか、同製品は既設の一般的なラックに取り付けることで冷却効率を向上させるため、既設の全体空調設備を強化することなくサーバ増設を行って単位面積当たりの処理能力を高めることができる。価格は、ラック当たりの発熱量30KW向けの「相変化冷却ユニット(TYPE-A)」が800万円から、ラック当たりの発熱量15KW向けの「相変化冷却ユニット(TYPE-B)」550万円からとなっている(すべて税別)。
2014年12月05日ミニストップは20日、Amazon.co.jp購入商品の店頭受け取りサービスを開始したと発表した。Amazon.co.jpで購入した商品を、国内のミニストップ2,127店舗で、24時間店頭受取・代金支払できる。ミニストップは、HMV、NTTドコモ、オルビスの各サイトで購入した商品について、店頭受取・代金支払いができる「コンビニ受け取りサービス」を提供済み。今回、クリスマス期のお試しやプレゼントといった需要増を背景に、Amazon.co.jp購入品についても店頭受取サービスを開始する。利用方法は、Amazon.co.jpで商品注文後に受け取り方法で「ミニストップ店舗」を選択し、希望店舗を指定。商品が店舗に到着するとAmazon.co.jpから「お問い合わせ番号」と「認証番号」がメールで送付されるため、ミニストップ店舗のマルチメディア端末「MINISTOP Loppi」に必要な情報を入力し、引換票を入手後、店頭レジで精算する。サービス開始は11月20日。受取期間は、商品が店舗に店着後10日間。
2014年11月20日Amazon.co.jpは11月13日、商品の受け取り方法を拡張し、「店頭受取」における即日配送サービスの提供を開始したと発表した。同サービスでは、「当日お急ぎ便(1回当たり514円)」の対象になる商品について、ヤマト運輸の全国の営業所3000店舗(年中無休)に到着した商品を即日受け取ることが可能。同サービスを利用する際は、Amazonで注文する時に、注文画面の届け先住所の選択で店舗検索を行い、検索結果から希望のヤマト運輸の営業所を配送先に指定する。ヤマト運輸の営業所に商品が到着すると、Amazonから電子メールで商品到着の案内がある。商品を受け取る際は、Amazon.co.jpからのメール本文(受け取る荷物の問い合わせ番号)と本人確認証(運転免許証、健康保険証、学生証、パスポート、社員証、クレジットカードなど)が必要。Amazon.co.jpの会員制プログラム「Amazonプライム」(年会費3900円、税込)に入会すると、1年間に何度でも対象商品の即日配送サービス「当日お急ぎ便」を無料で利用できる。
2014年11月13日川崎重工は2月12日、舶用ディーゼル主機関から排出される大気汚染物質(CO2、NOx)を複数の環境対応技術で削減するシステム「K-ECOS(Kawasaki-ECO System)」を開発し、実船試験を実施すると発表した。国際航海に従事する船舶からのNOx排出量は、国際海事機構(IMO)によって定められており、早ければ2016年から3次排出量規制が実施される。舶用ディーゼル機関からのNOx排出量は、指定規制海域において1次規制値から80%削減することが義務づけられている。同社は、現行の2次規制(1次規制値比15.5%削減)に対応する複合低環境負荷制御システム「K-ECOS T2」と、3次規制に対応する「K-ECOS T3」を開発。「K-ECOS T2」は、過給機カットと水エマルジョン燃料を組み合わせた技術で、過給機カット運転によるディーゼル主機効率の向上によってCO2排出量と燃料消費量を削減できるほか、水エマルジョン燃料の適用によりNOx排出量を低減し、2次規制値をクリアできるとしている。一方の「K-ECOS T3」は、「K-ECOS T2」に排気再循環(EGR)を加えたシステムで、従来の2次規制対応エンジンと同等のCO2排出量および燃料消費量で3次規制における指定海域内のNOx排出レベルを達成できるとしている。実船試験は、ジャパン マリンユナイテッドで建造する大型自動車運搬船(2015年度末引き渡し予定)の主機に「K-ECOS T3」を搭載し、約2年間行われる。通常運航において従来の2次規制対応エンジン比(主機単体で同一負荷条件下)4%のCO2削減を達成するとともに、3次規制指定海域を想定した運航時では、従来の2次規制対応エンジンと同等のCO2排出量および燃料消費量でNOx規制値の達成を目指すとしている。同社は実船試験を通じてシステムの性能、耐久性、安全性評価を進め、2016年度中の市場投入を予定している。
2014年02月14日