ガソリンを運搬する機会がある人は、自宅にガソリン携行缶があるのではないでしょうか。燃料切れにも備えられる便利なものですが、扱い方を間違えると大事故を引き起こす可能性があるため、正しく扱う必要があります。取り扱い方を間違えると事故の原因にガソリン携行缶は便利である一方、扱い方を誤ったために漏れや事故を起こすケースが報告されています。国民生活センターによると、引火の危険性があり、過去には多くの死傷者や怪我人が出た大事故も起きているのだとか。そもそもガソリンは気化しやすく、マイナス40℃の低温でも気化が続いています。常温でも蒸気が発生しているため、ライターや静電気のような小さな火でも爆発・燃焼を起こすこともあるほど、取り扱いに注意が必要な物質なのです。「ガソリン携行缶に入れておけば気化しても広がらないし、安全なのでは?」と思うかもしれませんが、保管する場所によってはその限りではありません。高温・温度変化の大きい場所は危険高温の場所に保管したガソリン携行缶のキャップを外すと、ガソリンが激しく噴出するおそれがあります。また、温度変化の大きい場所で保管すると、内圧の変化が繰り返され、亀裂が生じたり中身が漏れるおそれがあります。独立行政法人国民生活センターーより引用高温の場所、または温度変化の大きな場所での保管は大変危険です。保管中はたまにエア調整ねじで内圧調整をしたり、保管場所を適切な温度に保つように注意しましょう。長期間の保管はNGまた、ガソリン携行缶はもともとガソリンを『保管』するための容器ではありません。あくまで『運搬』のための容器として作られているため、想定を超えた長期間の保存は缶本体に亀裂が入ったり、ガソリンが漏れたりする原因になります。中には「2年前に購入したガソリン携行缶に亀裂が入っていた」「助手席にガソリン携行缶を置いて煙草を吸おうとしたら引火して負傷した」などの報告もあり、扱いの難しさや危険性を表しています。正しい取り扱いをしていれば危険性は減少しますが、かといってまったく危険ではないということではありません。可能な限り安全に使用できるように、「温度変化に気を付ける」「長期間の保管には使わない」などの注意点を守りながら、適切に扱いましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年04月17日アメリカを生活の拠点にしているお笑いタレントの野沢直子が11日に自身のアメブロを更新。高いと感じるアメリカのガソリン代を明かした。この日、野沢は「アメリカ全般、ガソリン代が上がってみなさん文句言ってますが、、、」と切り出し「一時期よりは下がったものの、まだまだ高い」とコメント。「日本もそうだと思いますが、、、ガソリンには3種類あって、いつも一応、車にはいいのかと思い、日本でいうハイオクのやつ、一番高いやつ入れてた」と述べ「ミニクーパーの時は、満タンにして、一万円くらい」と金額を明かした。続けて「ニッサンセントラにしてから、少し下がりましたが、それでも、7500円くらいなっちゃう」と説明し「高い~」とコメント。「計算してみて、あー、レギュラーにしたら、10ドルくらい安くなるのかも、、て思って、今日入れてみたら、、1ドルしか変わらなかった。すってーん。バカな計算違い」と述べた。最後に「も、ハイオクでいいわ」と諦めた様子でコメントし、ハッシュタグで「#ガソリン代」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月13日ガソリン代の値上がりは、ドライバーの悩みの1つ。価格はガソリンスタンドによって変わるため、給油の時に金額表示が気になる人は多いでしょう。すぐできる!ガソリン代の節約方法トヨタ車のディーラーである、神戸トヨペット株式会社の新三田店は、Instagramで車についての情報を発信しています。ガソリン代が高騰する中、手軽に節約できる方法として、5つのポイントを紹介しました。※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 神戸トヨペット 新三田店(@kobetoyopet_shinsanda)がシェアした投稿 1.余計な荷物を載せない車の重さによって、ガソリンの消費量が変わるといいます。余計な荷物は乗せず、車内をすっきりさせておけば、ガソリンの節約につながりますよ。2.タイヤの空気圧を適正にするタイヤの空気圧が低下すると、燃費が悪くなります。ガソリンスタンドやカーショップなどで、日頃から空気圧を点検し、適正な空気圧を保つことが必要でしょう。3.安定した速度をキープする燃費は、車のスピードによっても変わります。急にスピードを上げたり下げたりせず、安定した走行を心がければ、燃費がよくなり、ガソリン代の節約にもなるでしょう。4.『アイドリングストップ』をしようエンジンをかけていても、車を走らせていない状態をアイドリングといいます。コンビニに寄るなどのちょっとした時間でも、エンジンを停止することがガソリンの節約につながります。5.行き先を確認してドライブを計画的に車で初めて行く場所では、道に迷ったり、遠回りになったりしてしまいがち。そうすると、余計にガソリンを使います。事前にルートを確かめておき、時間に余裕をもって運転するとよいでしょう。ガソリン代を節約することは、環境にもお財布にも優しい行動です。車を運転する人は試してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2024年02月05日全国で一番ガソリン価格の安い都道府県は「和歌山県」に今回は、12月20日時点の「gogo.gs」に投稿されたガソリン平均価格を元に、「ガソリン価格が安い都道府県 ベスト3」を発表しています。結果は、「和歌山県」が全国で一番ガソリン価格の安い都道府県となりました。「gogo.gs」トップページにある「全国ガソリン価格ランキング」TOP10にも、和歌山県のガソリンスタンドが占めることが多いことからもわかるように、和歌山県全体の平均価格も安く、全国平均より8円以上安い価格となります。また2位の千葉県も、首都圏の中でも安い地域として有名です。ガソリンが高い都道府県1位は「長野県」続いて、残念ながら「ガソリン価格が高い都道府県 ワースト3」も発表しています。結果は上表の通りとなりました。「gogo.gs」からは、「他県から長野県・高知県・山形県へ移動される方は、できる限り事前に満タン給油しておくことをおススメします」というアドバイスが寄せられています。ただ、高いと言っても高速道路のSAなどはさらに高く、12月20日時点ではレギュラー190円台が主流となります。高速道路に乗る前は渋滞することも加味し、ガソリンの残量をチェックして、余裕を持って給油しておくようにしたいものですね。ゴーゴーラボ(マイナビ子育て編集部)
2023年12月26日物価高対策の柱として、政府は「ガソリン補助金」を’24年4月末まで続ける方針です。’22年に始まったガソリン補助金ですが、国などの会計を検査し適正な経理の実施を監督する会計検査院がある指摘をしました。11月7日の発表によると、’22年2月~’23年3月に国から支給されたガソリン補助金は1兆2千773億円。対してガソリンの小売価格の抑制は1兆2千671億円でした。つまり、約101億円の補助金が小売価格の抑制に使われていない可能性があるというのです。ガソリン補助金は石油元売り会社に支給され、元売り会社は補助金分を安くしてガソリンスタンドにおろす仕組みです。抑制額は当初1リットル5円が上限でしたが、上限は35円まで上がりました。その後、徐々に下がり、追加の増額や減額を経て、今の抑制額は明確ではありません。また、ガソリンスタンドには価格差もあります。現在レギュラーガソリンの全国平均は1リットル173.7円(’23年11月22日・資源エネルギー庁)ですが、地域によっては1リットル200円を超えることも。店頭価格では、補助が適正に反映されているかはわかりません。むしろ補助金の価格抑制効果を疑問視する声があったところに、冒頭の会計検査院の指摘です。私は腹立たしく思いました。というのも、もっと公平な補助金の仕組みがあるからです。たとえば、トリガー条項の凍結を解除すること。トリガー条項とは、ガソリンの高騰が続いたときガソリン税のうち1リットル25.1円を減税し、価格が安定すれば元に戻すというもの。明確な基準があるので、わかりやすく公平です。あるいは、ガソリンにかかる消費税を一時的にゼロにする。もともとガソリンは、価格の4割が税金です。ガソリンの本体価格にガソリン税などを加え、さらに消費税がかかっています。災害級の物価高の今だけでも、ガソリンの消費税がゼロになれば安心ですよね。公平なやり方があるのに、適切とはいえない現行のガソリン補助金を続けるなんて、政府には全体を見通せるブレーンがいないのでしょうか。石油元売り会社との癒着を疑われても仕方ありません。さらに会計検査院はガソリン価格の民間調査費、約62億円がムダだと指摘しました。資源エネルギー庁が実施中の調査とほぼ同じ内容だから不要だというのです。お粗末さにあきれてしまいます。国会では、約13兆円もの補正予算が審議中です。うち生活に関わるのは物価高対策の約2.7兆円と賃上げ対策の約1.3兆円で、合わせて約4兆円。補正予算全体の3分の1にも及びません。岸田首相は11月22日にやっとトリガー条項凍結解除の検討を指示しましたが、昨年も検討したものの実現しなかった経緯があります。生活は自衛しましょう。急発進、急加速を避けるエコ運転で、家計と命を守る運転を。
2023年12月01日みなさんには、お金に細かいママ友はいますか?今回は、ママ友とのトラブルエピソードを漫画で紹介します。イラスト:saakoママ友とでかけたときガソリン代を割り勘[nextpage title="00S0n0S0`000L…"]こだわりが強い…より安いガソリンスタンドへガソリンを消費しながら遠回りしてガソリンスタンドを探すはめになったふたり…。お互いに楽しい時間が過ごせるように配慮できるといいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年11月27日車を使うかた必見!anan Beauty+ clubに所属する約100人の女性たちに、車のメンテナンスにまつわるエピソードやアドバイスを聞いてみました。ガソリン代を節約する方法や洗車方法など、車を持っていると避けては通れない問題についてたくさんのコメントが。ぜひ参考にしてみてくださいね。※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。ガソリン代を安くする工夫とはanan Beauty+ clubに所属する女性の中には、普段から車を使っているかたも多いよう。そこで、まずは「ガソリン代を節約するためにしていること」について聞いてみました。「安く入れられるガソスタを利用しています」(34歳・主婦)ガソリン代は、スタンドによって幅があるもの。ガソリンの残りがギリギリだと、スタンドを選ぶ余裕がなく、ガソリン代の高いところで給油することになりかねません。安く利用できるスタンドを探すくらいの余裕をもっておくとよさそうです。「アプリのクーポンを使う」(35歳・会社員)給油のたびにポイントが貯まったり、不定期でクーポンが配布されたりするお得なアプリがあるよう。ガソリンをたっぷり入れたいときにクーポンを使うなどして、うまく運用したいものです。「軽油の車にしています」(38歳・主婦)「車をディーゼル車にしたらハイオクからの差額がすごいです!」(36歳・主婦)ガソリンと軽油には数十円ほど差があるため、しっかりと節約できそう。車を買い替える予定がある方は、検討してみてもいいかも。「常に満タンにせず、適度に入れている」(31歳・会社員)「急発進、急加速はしない。メンテナンスは定期的に行う」(39歳・主婦)車の燃費を良くするための工夫をしている方も。燃費がいいほどガソリン代が安くなるため、意識して損はなさそうです。「非接触型のスピード決済ツールを使用している。リッター2円くらい安くなるし、クレジット決済ポイントとは別にポイントがつくので、節約ではないがポイ活できる」(40歳・自営業)スピード決済ツールとは、IC搭載の小さなキーホルダーのようなもの。かざすだけで給油の注文や決済ができるという便利さに加え、ガソリン代が安くなるというメリットも。ガソリンスタンドチェーンごとに種類があるので、頻繁に利用するガソリンスタンドがある場合は、ぜひ検討してみましょう。車の中をキレイに保つにはどうしたらいい?車の中は気づくと汚くなっていることも。居心地の良さを考えると、できればキレイにしておきたいものですよね。女性たちが車の中で快適に過ごすためにどのような工夫をしているのか、チェックしてみましょう。「ゴミ袋を車に用意しています」(34歳・主婦)「ゴミ箱の設置と、キレイに使う意識が大事」(36歳・専門職)車にはポケットがいくつか用意されており、そこにゴミを溜めてしまう人も少なくないのでは?ふとしたときにポケットにゴミを入れてしまわないよう、ゴミ袋やゴミ箱を用意してくと、キレイにしようという意識が芽生えそう。ゴミ箱の中のゴミはこまめに捨てて、清潔感を保ちましょう!「なるべく車内で飲食しない、その日のゴミはその日のうちに持って帰る、時々ハンドクリーナーで掃除する」(40歳・経営者)しっかり意識されていてステキです!狭い空間ではあるため、ちょっとしたことを意識するだけでキレイを保つのは難しくないのかも。面倒くさがらないことが大事ですね。「コロコロと車用の掃除機を常備して、汚れたと思ったらすぐにキレイにするようにしている。ただ、夫がゴルフに行くと芝が、子どもがお菓子を食べると食べカスがすごく、さらに犬までいるので…時々洗車のついでに車内清掃をプロにお願いしています」(38歳・主婦)家族で使う車だと、自分が気をつけていても誰かが汚す可能性がありますよね。とはいえ常にキレイにしなきゃと気負いすぎず、たまにはプロに頼めばいいやと楽に考えてみてもいいかも。洗車のタイミングや方法は?車をキレイに保つためには、洗車も大切。みなさんどのくらいの頻度で、どのように洗車されているのでしょうか。「1か月に1回くらいだと思います。詳しくは夫に任せきりです」(38歳・主婦)「2~3か月に1回。夫と子どもが、カー用品屋の洗車スペースで洗車してくる」(40歳・経営者)洗車に関しては、夫に任せているというかたが多いようでした。役割を分担しておくと効率的かもしれませんね。「汚れたタイミング、もしくは出掛ける前に洗車。実家に帰ったときに夫が手洗いで洗う」(39歳・専門職)こちらの家庭でも、夫が洗車を担当しているとのこと。手洗いでの洗車は大変ですが、それだけにやりがいはありそう。ピカピカになった車を眺める瞬間って、なんだか気持ちがいいですよね。「スキー場に行ったら、帰ってきたときに洗車機で洗車。それ以外は1か月に1回程度洗車機か、自宅洗車。ガラスコーティング剤は取れてきたら塗り直しています」(36歳・専門職)汚れがつきやすいところに出かけた帰りに洗車するというコメントもいくつか見られました。また、ガラスコーティングをおすすめする声も。雨の日でも快適に運転できると人気のようです。そのほか車内で快適に過ごすための工夫を教えて!車内で過ごす時間は意外と長いもの。できれば快適に過ごせる環境を作っておきたいですよね。そこで、車内を快適な空間にするための工夫についても聞いてみました。「車用のファブリーズが、香りも消臭効果もいい気がして使っています」(38歳・主婦)ファブリーズからは、パチっと取り付けられるクリップタイプの芳香剤が発売されています。取り付けが便利なだけでなく、たくさんの香りから選べるのもメリット。ぜひお気に入りの香りを探してみてください。「気合いを入れて高級なカーディフューザーをつけたことがあったが、家族には不評だった。香りは好みが出るので難しいです…」(40歳・経営者)家族で香りの好みが分かれると、香り付きのものを置くのにひと苦労。車の芳香剤だけでなく、部屋用のディフューザーや柔軟剤なども選ぶのが難しいですよね。「酔いやすいので、お菓子のラムネを常備している。昔からラムネを食べていると酔いづらかったので。また、荷物が倒れないか心配していると、下を向いて酔ってしまうため、ペットボトルホルダーやカバン掛けを取り付けて荷物が倒れないようにしている」(31歳・会社員)筆者も車酔いがひどいので、心中お察しします…。なるべく下を向かないこと、そして自分なりの酔い止め代わりのお守りを持っておくのって大事ですよね。筆者は車に乗るときに必ずチョコレートを持参。次回はラムネも試してみたいと思います!カーライフを快適に!車にまつわるさまざまな調査結果をご紹介しました。車はとても便利な交通手段ですが、給油や掃除など、手間がかかる部分も。女性たちの意見を参考に、自分たちに合ったメンテナンス方法を見つけてみてくださいね。筆者情報比嘉桃子1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。(C)One/AdobeStock文・比嘉桃子
2023年11月03日10月24日、政府が年末で期限を迎えるガソリンなどの燃料価格を抑えるための補助金について、来年4月末まで延長する方向で調整していることが判明した。原油価格の上昇を受け、’22年1月から導入されたガソリン補助金。政府は石油元売り会社に対し補助金を支給することで、ガソリンなどの価格を抑えてきた。10月16日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は174.7円。補助がない場合は209.6円だ。原油価格の高止まりと円安の影響で、何度も延長を繰り返してきたガソリン補助金。これまでに投入された予算は6兆円以上となる。ガソリンの価格抑制は庶民にとっては死活問題である一方、補助金のバラマキは財政を大きく圧迫する。実際、西村康稔経済産業相は24日の閣議後記者会見で「いつまでも続けるわけにもいかない」と述べたという。■二重課税をなぜやめない?怒りの声爆発赤字財政のなか補助金を続ける政府に対しては、国民からも“補助金ではなく減税を”と求める声があがっている。そもそもガソリン価格の約4割はガソリン税、石油石炭税、消費税と、税金が占めるためだ。「ガソリン税とは『揮発油税及び地方揮発油税』の事で、本来のガソリン税28.7円と暫定的に上乗せされた25.1円が足された計53.8円がガソリン価格に含まれています。さらに、このガソリン税にも消費税がかかっており、“二重課税状態”となっていることがこれまでも問題視されてきました。また、ガソリンの平均小売り価格が3カ月連続で160円を超えた場合には、揮発油税の上乗せ税率分である25.1円の課税を停止する“トリガー条項”が発動されるはずでしたが、’11年の東日本大震災のときに成立した震災特例法によって発動が凍結されています。政府はこの法改正が必要だと言い続け、頑なに発動しようとはしません。世間からは、“この多額の補助金がいつか増税になって新たな負担となるのではないか”といった不安の声も相次いでいます」(政治部記者)2年間で約6兆円が予算投入されたガソリン補助金。4カ月の延長となれば、単純計算で1兆円の支出増だ。22年度の税収71.1兆円からみても、少ない額とは言い難い。いったいなぜ政府は減税ではなく補助金を選ぶのかーー。「ガソリン税のうち揮発油税は使途を選ばない一般財源となります。政府にとっては金額も大きく使いやすい重要な財源なので減らしたくないのでしょう。また、補助金に関しては、補助を出すことで石油業界との関係性を深めたいという狙いもありそうです」(前出・政治部記者)補助金制度が始まった、’22年1月には1ドル115円前後だった為替相場は、現在1ドル150円前後で高止まり中。イスラム組織ハマスとイスラエル軍の衝突は、さらなる原油価格上昇の要因になりうる。今後も上昇しそうなガソリン価格だが、ネット上には補助金ばらまきにつき走る岸田政権への怒りの声があふれている。《いつまで補助金でやるつもりですか?トリガー条項、2重課税等できることはあるはずです。しない理由を明確に教えてほしい》《補助金いらないからガソリン税二重課税辞めろ!》《トリガー条項と二重課税辞めたらいいじゃん》《なら暫定税率廃止してトリガー条項凍結解除、ガソリン税やらへの消費税の課税是正やれよそれをせずに訳の分からん補助金で石油元売り会社へ媚び売ってるのはお前らだろ》《毎月数千円は助かっているのだろうけど、その後倍返しでブーメラン大増税が来るのは確実》
2023年10月24日皆さんは、お金のことで友人とトラブルになった経験はありますか?今回は「ガソリン代を出さない友人」を紹介します。イラスト:龍弌主人公の車で出かける主人公には、出かけることが好きな友人がいました。しかし友人は運転免許を持っていないため、出かけたいときはいつも主人公を誘います。最初のうちは主人公に感謝していた友人。ところが回を重ねるうちに、友人は高速代やガソリン代を払わないようになります。一緒に出かけたもう1人の友人が「運転してもらってるから高速代とガソリン代は全部私たちで払いましょうよ」と、提案すると…。私が損する出典:CoordiSnapなんと友人は「そんなことしたら私が損するから払わなくていいでしょ」と言い放ったのです。あまりに自分勝手な発言に呆れた主人公は、それ以降友人のために車を出すことをやめたのでした。図々しい友人主人公に車を出してもらいながら、高速代やガソリン代をまったく負担する気のない友人。図々しい友人に思わず引いてしまった主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年10月06日ガソリンの値上げが止まらない。経済産業省は6日、レギュラーガソリン1ℓあたりの全国平均価格が186.7円になったと発表。前週から0.9円上がり、15年ぶりの最高値を2週連続で更新している。岸田文雄首相(66)は新たな補助金を拡充すると決定。7日から拡充が始まったが大きな改善は見込めそうにない。見通しとしては、9月末の価格は180円に。10月末には175円程度まで下がるというが、昨年9月は156,3円だったことを考えると、まだまだ高値だ。かりに補助金がなくなると200円を超える可能性もあるという。「円安の影響もあるし、原油価格も高騰しているのだから仕方ないのでは……」という意見もある一方で、「ガソリン税そのものの仕組みがおかしい」として、是正を求める声も大きくなっている。ガソリン税の問題点を、辻元税理士事務所の所長・辻元英さんが、こう解説する。「じつは、ガソリンの本体価格は、店頭販売価格の約6割程度。つまり186円/ℓとすれば、本体価格はわずか112円程度なんです。では、残りの4割にあたる74円は何かというと、すべて税金。しかも、ガソリン税という税金に消費税を課しているという、本来あってはならない“二重課税”になっています」もう一つ問題が。「ガソリン税には2種類あって、ひとつは“本則税率”(28.7円)と呼ばれる税。もうひとつは、道路財源不足を理由に道路特定財源として1974年から臨時で上乗せされた“暫定税率”(25.1円)と呼ばれる税があります。しかし、いつまでも道路のために税金を徴収するわけにいきませんので、税制の見直しによって“暫定税率”は2009年4月に廃止されたのです。にもかかわらず、すぐに根拠不明確な同額分の特例税率が創設され、25.1円分の暫定税率分は一般財源に充てられて、現在に至るまで徴収され続けています。つまり、法的根拠を失った課税が、本来の目的外に使用され続けているということなんです」2010年にレギュラーガソリンの全国平均価格が3カ月連続で160円/ℓを超えた場合、25.1円の暫定税率の課税を停止する“トリガー条項”が定められた。「しかし、このトリガー条項も、2011年に起こった東日本大震災で復興財源が必要ということになり、震災特例法という法律で凍結する措置が取られたまま現在に至っています」本来なら、ガソリン価格が高騰している非常事態の今こそ、震災特例法を改正してトリガー条項を発動すべきだ。「つい最近も、日本自動車連盟(JAF)が、ガソリン税の“暫定税率”廃止などを政府に求める声明を発表しています。しかし、政府はそれをしようとせず、石油会社に補助金を出すという非効率な方法をとっています。トリガー条項を発動すれば、もっともコストをかけずに国民に還元できるのに……」なぜ、政府はトリガー条項を発動しないのかーー。「政治家や官僚にとってみれば、税金は、とりやすいところからしぼりとればいいと思っているのでしょう。石油会社に補助金を付けて恩を売っておけば、睨みもきかせておけますから」多くの庶民が困窮している今こそ、こんなおかしな税制を見直すべきだ。
2023年09月08日15週連続で高騰しているガソリン価格。ついに全国平均価格が1リットル当たり185.6円と過去最高を記録。政府は175円程度に抑える方針を表明したが、負担は重い。「いまこそ燃費よく走れる“楽エコ運転”を実践するといいですよ。燃費が平均で20%向上し、年間2万円以上もガソリン代を節約できます」そう話すのは、自動車教習所ファインモータースクール(さいたま市)のエコドライブ講習「楽エコ運転」の開発担当者の古田秀人さん。運転歴などに関係なく、運転技術や心がけを見直すだけで、ガソリン代を大幅に節約できるという。そこで、古田さんにガソリン高騰を乗り切る運転の心得を教えてもらった。【1】2秒分以上の車間距離を「車間は、2秒分以上の距離をキープしましょう。車間距離が短いと、前車がスピードを落とすたびにブレーキを踏んだり、頻繁にアクセルを踏んだりしがち。ムダな加速や減速が多くなると、市街地では2%程度、郊外では6%程度も燃費が悪化します」(古田さん・以下同)2秒分以上を確保するには、道路脇の電柱など目印を決め、前車が目印を通過したら「ゼロイチ、ゼロニ」と数える。ゼロニのときに自車が目印に到着すればOK。【2】発進は「5秒で20キロ」を意識「発進するときは、アクセルペダルを“体重計”だと思い、足をのせて1キロずつ目盛りを徐々に増やす感覚で踏み込んでみてください。発進してから約5秒で20キロになるように緩やかに発進し、あとは目標速度まで加速するだけ。ゆっくりではなく、丁寧に踏み込むので、発進が遅れて流れに乗れず後車に迷惑がかかることもありません。この“ふんわりアクセル”が最も燃費がいいんです」コツは、ブレーキから右足を離し、約1秒かけてアクセルに踏みかえること。その間に、ブレーキを緩めると車が自然に動きだす「クリープ現象」の力を利用でき、ガソリンの消費が少なくて済む。「車は発進して加速するときがいちばんガソリンを使います。信号などで発進停止の回数は多いですから、発進をひと工夫するだけで節約効果大です」【3】できるだけ一定速度で走る同じ速度で走行しても、頻繁に速度を変えるほど、多くのガソリンが使われる。「一般道路で一定速度を保ちながら運転するコツは、速度計だけに頼らず、流れていく景色の速さや、エンジン音やタイヤの転がる音に意識を向けること。『スピードが出てきた』『減速してきた』と判断しやすくなります」ファインモータースクールの実験結果では、平均速度80キロで減速と加速を繰り返した運転と、一定速度で走った場合、到着時間は同じでも約30%も燃費が向上したという。つまり、10リットルのガソリンで走れる距離が、1リットル170円とすると約500円も節約できる。「高速道路などではクルーズコントロールを使ったほうが、燃費は確実によくなるでしょう」【4】減速時は早くアクセルを離す「アクセルを離すと、エンジンの回転が低くなってスピードが落ち、ブレーキがかかったような状態になります。するとガソリン車の場合、燃料の供給を一時的にストップさせる『燃料カット機能』が働くため、その間、消費燃料はゼロ。60キロ走行の場合、惰性で進む距離は約200メートル。約2%の削減が見込めます」ハイブリッド車やEV車でも有効だという。「アクセルを離すとハイブリッド車は、モーター走行するための電池を充電します。EV車も、その間に発電して充電するため、燃費や電費の向上につながるのです」【5】エアコンの使い方をひと工夫「これからの季節、暖房を使うときはACスイッチはオフに。エアコンに暖房機能はなく、エンジンから出た暖かい空気をそのまま車内に送るだけなので、オフでも暖房は機能します」まだまだ残暑が続くが、冷房の場合はオート機能を使うのがおすすめだという。ただし、燃費が悪くなるからと冷房を我慢すると、車内環境が悪くなり安全運転に影響する。心地よいと思う温度設定を心がけよう。【6】タイヤの空気圧をチェックタイヤの空気圧は、1カ月で約5~10%自然に低下する。「たとえば、空気が抜けた自転車をこぐと、とても重く感じます。車も同じで、空気圧が低い状態で走行すると、市街地では2.5%、郊外では4.3%、高速道路では4.8%程度も燃費が悪化するそうです。空気圧のチェックは、2週間に1度行いましょう」また、夏より冬のほうが空気圧は下がるため、これからの季節はより注意しておきたい。【7】不要な荷物を下ろす「ゴルフバッグやキャンプ道具など、荷物を積みっぱなしにして車が重くなると、アクセルを強く踏まなければいけないため、よりガソリンを使います。必要のない荷物は下ろしておきましょう」車体を軽くするためには、ガソリン満タンも避けるべき?「ガソリンの比重は軽いですし、こまめにガソリンスタンドに行く手間や距離を考えると、反対に燃費が悪くなるとも考えられます。災害や万一のときを考えても、気にする必要はありません」【8】ゆっくり走りすぎない「国内メーカー車は、60キロが最も効率よく走れるように設計されています。ゆっくり運転したほうが燃費がいいわけではありません。高速道路の場合、最も燃費がいいのは80キロ。それ以上は空気抵抗が強くなるため、1キロ約1%燃費が悪化します」ファインモータースクールが、一般ドライバーと比較したところ、年間燃料費は一般ドライバーが11万5632円。楽エコ運転では9万3104円に(年間走行距離1万キロ、ガソリン1リットルあたり176.7円で計算)。その差額はなんと2万2528円!10年間続ければ、約20万円の節約になる。「燃費が悪い古い車や外車を運転しているなら、さらに燃費代を節約できるはずです」楽エコ運転を身につければ、ガソリン代の節約になるだけでなく、タイヤやオイルの消耗を抑えられてメンテナンス費用も浮く。さらに交通事故を減らし、CO₂削減にも効果大。運転技術を見直して、ガソリン代高騰を乗り切ろう!
2023年09月08日もう暦のうえでは秋にもかかわらず、なかなか暑さが和らぎません。まだエアコンが手放せないという人も多いはず。そうなると気になるのが光熱費ですよね。美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、光熱費の節約法についてリサーチしました!1か月の水道光熱費は?※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。まずは、ここ1か月あたりの水道光熱費の内訳を聞いてみました。いくつかピックアップしてみると「ガス代2500円、電気代7000円、水道代5000円」(31歳・会社員)「ガス代5000円、電気代1万円、水道代8000円」(35歳・会社員)「ガス代6500円、電気代7000円、水道代4000円」(39歳・専門職)などの答えが。水道光熱費なかでは、電気代の占める割合が高い傾向に。今年は特に暑く、エアコンなどを使用する機会も多かったと思うので、その影響もありそうです。何人で暮らしているかによっても差は大きいと思いますが、月に1万円以上の電気代を支払っている人は複数いて、もっとも高い電気代は2万円でした。また、人によって支払い額の差が大きかったのはガス代で、オール電化の人は0円ということも。一方で、頻繁に湯船に浸かったり、追い炊きをしたりする人は、ガス代は高くなりそうです。我が家は、追い炊きをすることも多いので、夏でもガス代は高めです。電気代の節約はエアコンがカギに続いて、水道光熱費を節約するために、今までにやってよかったこと、やめてよかったことを教えてもらいました。「冷房は必ず28度設定。あまり実感はないけれど、爆発的な電気代が請求されたことはない」(31歳・会社員)「必要な所以外は電気もエアコンもつけない。エアコンはこまめに消すことをやめて、つけたらつけっぱなしにして、外出時以外は消さない」(36歳・専門職)みなさん、電気代がかさみがちなエアコンの使い方を意識していますね。設定温度を高めにしたり、スイッチのオンオフの頻度を減らしたりすることを心掛けている人が多いです。電源を入れる時にもっとも電力を消費すると聞いてからは、私も、エアコンだけは、こまめにオンオフするのをやめました。ほかには、こんな方法で節約できたと言う人もいました。「冷蔵庫やテレビを省エネのものに買い換えた」(35歳・専門職)「電子レンジなどの家電は、主電源をつけたままにするのをやめて、使わない時は主電源を切る」(39歳・専門職)主電源のつけっぱなしや、コンセントの挿しっぱなし、気になりますよね。いきなり大きな節約にはつながらないかもしれませんが、小さな積み重ねが大切なはず。私も、使わない家電のコンセントは抜いてから外出することを意識しています。外出している間にエアコンが…みなさん、さまざまな方法で節約を試みている光熱費ですが、失敗談についても聞いてみました。「入浴後すぐに洗濯物を浴室乾燥していたら、ガス代がかさんだ」(33歳・主婦)「エアコンや電気の消し忘れはたまにある」(36歳・会社員)エアコンや電気の消し忘れ、みなさんも1度は経験があるのではないでしょうか。私も、朝出かけて、夕方帰ってきた時に、部屋が涼しくてとゾッとしたことがあります。半日も、無人の部屋でエアコンが稼働していたと思うと、これまでの節約努力が水の泡になるようで、悲しくなりました。みなさんも、外出時の電源オフの確認はお忘れなく!ガソリン代の高騰に悲鳴!最近、値上がりが話題になっているガソリン代についても、高騰を感じたエピソードを教えてもらいました。「満タンにしたら9,500円でした。高すぎ!」(33歳・会社員)「高速道路のサービスエリアのガソリンがそろそろ1リットル200円に到達しそうで高いなと感じる。小さい頃は80円ほどだったのに」(36歳・専門職)みなさんの悲鳴が聞こえてきそうな値上がり具合ですね。街のガソリンスタンドでも価格の高騰を感じているようですが、高速道路のサービスエリアだと、値上がりはより顕著のようですね。確かに、1リットル200円は高い!高速道路を利用する前は、メーターをこまめにチェックして給油しておくのがよさそうです。ガソリン節約のためにできることガソリン価格が高騰してやめたことや、変化したことを聞いてみました。「あまり安易に外出しないようになった」(39歳・専門職)「次はディーゼル車にする」(36歳・専門職)「公共交通機関を利用する」(36歳・会社員)ガソリンを節約するには、車を使わないのが1番ということで、車を使った外出を控えているという声が目立ちました。以前は、車で移動していたところも、自転車や徒歩で移動しているようです。暑さは気になるところですが、ちょっとした距離であれば、運動にもなるのでいいかもしれません。また、できるだけガソリン価格が安いタイミングで、給油をしておくという方法もありますよね。私の母は、ガソリン価格は週の後半の方が安いと言って、給油するタイミングを選んでいるようですが、真偽は不明です…。コツコツ積み重ねて節約に!光熱費リサーチ、いかがでしたか? 一気に光熱費やガソリン代の節約をするのはなかなか大変そうですが、小さな節約の積み重ねが、家計を助けそうです。みなさんのアイデアを参考にしてみてください!(C)Carlina Teteris/Getty Images文・高橋あやか
2023年08月31日15週連続の値上がりとなるガソリン価格。留まることのない価格高騰に、悲鳴が相次いでいる。8月30日、資源エネルギー庁がガソリン等の店頭現金小売価格調査の結果を公表。レギュラーガソリンの価格は1リットル当たり185.6円。前週から1.9円の価格上昇で、15週連続の値上がりとなった。しかし、山形県、長野県、鹿児島県、長崎県などでは平均店頭価格がすでに190円代に。一般的に割高とされる高速道路のガソリンスタンドに至っては、200円越えが多数派。日々上昇を続けるガソリン価格に恐怖を感じる人も多いようだ。《最近日をおう毎に上がっていくガソリン代に恐怖感を覚えております。うちの地域は比較的安い場所ではあるのですが、それでも180円》《もはやトリガー発動しても160円を超えてくる時代になってしまった…これ、ガソリンもそうだけど何よりも灯油代が怖い…》《ガソリン代たっか!って先週言ったばかりなのに更に上がっててもはや恐怖》ガソリン価格急上昇は、円安と政府による補助金の縮小によるもの。政府は’22年1月から、ガソリン価格の急上昇を抑えるため、石油元売り会社に対し補助金を支給していた。しかし、原油高が落ち着きを見せたことで今年6月から補助を段階的に縮小。‘22年6月には最大1リットル当たり41.91円を補助していたが、8月31日~9月6日の補助額は9.7円だという。9月末で終了の予定だったこの補助金制度。さすがの岸田政権も、昨今の価格上昇をふまえ、年内をめどに続ける方針を検討。8月30日には岸田文雄首相(66)がレギュラーガソリン1リットルあたりの小売価格を175円程度に抑える方向だと示した。しかし、175円という価格は適切なのだろうか。税を軽減する“トリガー条項”が発動され、暫定税率(25.1円)が停止されるのは、ガソリン価格が160円を3カ月連続で超えた場合。それを考えると、175円は“トリガー条項”発動レベルには高い状態だ。また、そもそもガソリンの価格には4割近い税金が含まれているため、“減税”を求める声も。内訳はガソリン1リットルにつき、ガソリン税は本則税率28.7円に暫定税率25.1円をあわせた53.8円、石油石炭税2.8円、さらにそれらに消費税がかかる。トリガー条項によって暫定税率が停止されれば、それだけで25円以上の値下げになるのだ。しかし、実施には課題も多いとして、鈴木俊一財務相は8月29日の記者会見で、トリガー条項の発動は「見送る」とした。価格上昇の原因となる円安が収まる気配もなく、所得も増えない。そんななか“175円”で国民を妥協させようとする“上級国民”な岸田政権の姿勢に、世論は落胆を隠せない。《175円が、これからのガソリンの適正価格ということだろうか。国会議員にとってはガソリン175円は安く感じるんですね。意地でもガソリン税撤廃しないつもりのようですが、ここまで国民の声を無視する政府も珍しいと思う》《175円でもかなり高いんだよね。さっさとガソリン税撤廃するなり、二重課税を廃止しろよ。取ることばかり考えてないで、国民生活が少しでも楽になる為の施策をやれよと思う。》《175円はちっとも安くないんだけど、庶民の生活知らなさすぎ。消費税、ガソリン税減らせないの?》《175円程度は全くおさえられた価格じゃないですよー。 さすが庶民の生活を知らない上級国民》
2023年08月31日8月16日に発表された資源エネルギー庁の最新資料によると、レギュラーガソリン価格は、全国平均で1リットルあたり181.9円と、8月14日時点で今年最高水準となった。長野県では、9日、前週より3.5円値上がり、189.9円と過去最高値を更新している。日に日に値上がりを実感するガソリン代に、カーユーザーからは悲鳴が聞こえてくる。だが、ガソリン価格の高騰の影響を受けるのは、カーユーザーばかりではないと言うのは、関東学院大学経済学部教授の島澤諭さん。「ガソリン価格は広範囲の業界へ影響を及ぼします。燃料費が高騰すれば、漁船の操業にコストがかかり魚の価格が上がるし、温室栽培の野菜の価格も上がります。物流コストも上がるので、身近なところではスーパーの商品価格も影響を受けます。公共交通機関へのダメージもあり、コストを削減するために運行本数を少なくすれば、利便性が下がることになります」あらゆる人々の日常生活に密接に関係しているガソリン価格は、今後も上昇し続けるのだろうか。「サウジアラビアが、原油を日量100バレル自主減産することを、9月まで延長しています。またロシアも、輸出日量を30万バレル削減しているのです。供給量が減っているのですから、価格は上がります。さらに追い打ちをかけているのが、1$145円前後まで進んだ円安です」ガソリン価格が170円以上になった場合、その一部を政府が補助する対策も、9月には終わる見通しだ。岸田政権の支持率が低迷しているため、補助期間を延長する可能性はあるだろうが、あくまで補助のため、いつまでも続けられるものではない。また、本来、ガソリン価格が160円を3カ月連続で超えた場合、購入価格を抑制する対応策・トリガー条項が発動されるのだが。「ガソリンには4割近い税金が含まれています。内訳はガソリン1リットルにつき、ガソリン税(本則税率)28.7円、ガソリン税(暫定税率)25.1円、石油石炭税2.8円、消費税です。トリガー条項とは、これらのうち暫定税率を停止できる仕組み。その場合、税収が1兆円も減るため、東日本大震災の際、復興に影響が出るということで、トリガー条項の発動を凍結。現在もその状況が続いています。そもそも防衛費増額、異次元の少子化対策で財源を探しあぐねている岸田政権が、凍結を解除することはしないと思います」今後もガソリン価格は上昇する傾向にあるようだが、いったいどこまで上がるのだろうか。「国際機関等の原油価格の見通し、日本の景気の先行き、今後、補助金などの政府の対応がなかった場合を考慮して推計すると、9月初旬には185.1円、補助金がなくなる10月初旬には190.3円、11月中旬には200円を超えて、年末12月25日には212.4円になる予想結果となりました。これはかなりマイルドな数字で、ウクライナ情勢の悪化や、さらなる円安によっては、推定以上に高騰する可能性もあります」では、こうしたガソリン価格の高騰によって、具体的に日常の生活費にどのようにかかわってくるのか。ガソリン代が212.4円になるという、今年12月末の予想をもとに計算してみよう。昨年同時期のガソリン価格に比べると、約25%上昇している。「消費者物価指数をもとにすると、ガソリン価格が10%上昇すれば、消費者物価は0.2%上昇すると推計されます」つまり、予想どおりガソリン価格が上昇すれば、消費者物価が0.5%ほど押し上げられることに。現状の消費者物価の上昇率は昨年同月比で3.3%なので、合計3.8%も物価が上がることになるのだ。■来るべき物価高への対応策は果たして…その場合、50代世帯がどのくらいの負担増に見舞われるのか。生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんが、昨年12月の総務省家計調査をもとに、物価上昇の影響を受けやすい項目を挙げて分析する。「昨年12月の食費の支出は、106,444円です。物価の上昇率が3.8%だと仮定すると、同じ買い物をした場合の支出額は110,489円で、4,045円も増える計算です。同様の計算をすると、外食は708円、ティッシュペーパーや洗剤などの家事用消耗品は163円、歯ブラシ、シャンプーなどの理美容用品は267円、被服費は623円、娯楽教養費は1,408円、光熱費は1,027円の負担増となりました」さらにガソリン代が、昨年12月下旬に比べ44.5円も負担増となる予想だ。昨年12月の50代世帯の平均購入数量は49.176リットルなので、2,188円増となる。これら全てを合計すると、年末には、昨年末に比べ10,429円の負担増となるのだ。来るべき生活費増への対応策を、前出の柏木さんが語る。「ドラッグストアは医薬品の売り上げがメインのため、そのほかの商品の価格は抑えられています。生活用品やお菓子ばかりでなく、豆腐や納豆、冷凍食品などを購入する際、ドラッグストアの価格もチェックしておきたいところ。小麦価格は上昇傾向にあるので、パンや麺類よりも、価格が安定しているお米を中心の食生活を心がけてみてはどうでしょうか。また、ふるさと納税のルールが10月に変更され、返礼品や配送料、受領証明書の送付などの経費の総額が寄付額の5割以下になるため、返礼品の寄付額増や数量減が予測されます。毎年、12月に申し込んでいた人は、少し前倒しにして9月までに申し込みましょう」政府が当てにならない以上、物価高を自衛で乗り越えなければならないのだ。
2023年08月24日皆さんは不思議な体験をしたことはありますか…? 原因がよくわからない何かに巻き込まれた、なんて経験した方もいらっしゃるようです…。 今回は実際に募集した「奇妙な体験エピソード」をご紹介します。本当に夢…?20歳の頃、車の免許を取ったときの話です。夢の中で、バイト先で免許が取れたことを伝えた私。すると、店長が「じゃあ僕の車に近所のスタンドでガソリンを入れてきて」と鍵を渡してきました。私は「運転が下手なのですぐに人の車を運転するなんてできない」と断ったのですが…結局ビクビクしながら運転してガソリンを入れて戻ってきた、ところで目が覚め、起き上がったら自分の部屋でした。リアルな夢だったなあと思いベッドから降りると、素足が砂だらけ、そして店長の車の鍵のキーホルダーだけがカバンに入っていました。店長は私にガソリンを入れて、なんて頼んでないらしく、鍵もキーホルダーも渡していない、と言っていました。出典:lamireなぜキーホルダーだけカバンに入っていて、私の足が砂だらけだったのか…運転した感覚がとてもリアルだったため、いまだに全て謎のままです。(女性/会社員)あのとき携帯が鳴ったのはなぜ…?これは10年以上前の話になります。夏の暑い中寝ていると、夜中に携帯のバイブが鳴りました。寝ぼけながら、「誰かからの電話かな…?」と思ったのですが、番号通知はなかったため、アラームかと思い適当にボタンを押して止めました。翌朝、夜中に携帯が鳴ったなと思って携帯を見たのですが、着信履歴もなくアラームをその時間には設定されておらず…その瞬間鳥肌が立ちゾッとしました。あれは何だったのかいまだに不思議な体験です。(男性/会社員)不思議な出来事が偶然なのか、はたまた“何か別のもの”なのかはわかりませんが…。誰かが実際に体験した話には、何か奇妙な説得力がありますよね。以上、奇妙な体験エピソードでした。次回の「体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年07月12日ある日、茨城県常総市を車で走っていた筋トレ100%マン(@BCAA20000)さんは、盛大な見間違いをしてしまいました。空は快晴で、決して視界が悪かったわけではありません。しかし、道路脇に立ちそびえる店を見て、まったく違う店だと思ってしまったのです。「ガソリンを入れようと思ったら、違った」そんなひと言とともに投稿された写真を見れば、勘違いの理由に納得するでしょう!ガソリン入れようと思ったら天下一品だった。 pic.twitter.com/VEGUUUgXBF — 筋トレ100%マン (@BCAA20000) July 7, 2022 そう、ガソリンスタンドに見える店の正体は、『天一』という略称でも知られる、ラーメン店『天下一品』!ここで経営していたガソリンスタンドが閉店した後、『天下一品』の水海道店が営業を始めたのでしょう。ガソリンスタンドはどの店も、平らな屋根が特徴的です。遠目で見たら、ガソリンスタンドと見間違えるのも無理はありません。シュールかつ珍しい光景は拡散され、多くの人から笑い声が上がりました。・紛らわしくて爆笑した。まあ、ある意味ガソリンみたいなものだよね。・「こってり満タンでお願いします!」って注文しちゃいそう。・なんという居抜き物件…。こりゃ間違えるわ!中でも多く寄せられたのは、「『天下一品』のラーメンは人間にとってのガソリンだから、間違っていない」という声。勘違いをしてこの店に立ち寄った人は、愛車ではなく、自身の給油をしていったことでしょう…![文・構成/grape編集部]
2022年07月08日ガソリンの全国平均価格が1リットル168.7円と、高値が続いている(’21年11月22日・資源エネルギー庁)。1年前の133円台から3割近い値上がりに、特に車が“生活の足”である地方では、家計に大きな痛手となっている。こうした事態に政府は1リットル170円を超えたら石油元売り会社などに1リットルあたり最大5円の補助金を出し、値下げを要請するようだ。ガソリンのほか重油、軽油、灯油も同様に、12月中〜’22年3月まで期間限定で行うという。この補助金について、経済ジャーナリストの荻原博子が解説してくれたーー。■ガソリンにかかる税金のほうが問題私は、この補助金で効果が出るとは思えません。補助金を受け取った元売り会社が本当に値引きするのか。安く仕入れたガソリンスタンドが店頭価格を下げるのか、わからないからです。それに、ガソリン価格は店ごとに違います。たとえば東京都では1リットル153円から209円まで50円以上もの価格差があります(’21年11月25日・ガソリン価格の比較サイト)。補助金による5円値下げなど店頭価格を見てもわからない。私たちには検証しようがないのです。しかも、補助金が適正に反映されてもわずか5円。1リットル165円でも高値に変わりはありません。さらに政府は、石油の備蓄を市場に放出することも決めました。とはいえ、一時的な供給増で、ガソリン価格を安定的に下げることはできないでしょう。そもそもガソリン代には数々の税金がかかっています。1リットル170円のうちガソリン自体は約98円で、ガソリン税や石油税をのせて約155円。そのうえ消費税で170円になるのです。ガソリン税など税金に消費税をかける「二重課税」も問題ですし、価格のほぼ半分が税金とは、何を買っているのやら。「だったら、税金を下げて」と思いますよね。実は、ガソリン高騰時には課税を一部取りやめる「トリガー条項」があります。平均価格が一定期間160円を超えたとき、ガソリン税の暫定税率分を翌月から廃止し、平均価格が130円を下回ったら、課税に戻す仕組みです。トリガー条項が実施されると1リットル170円のうちガソリン税の暫定税率約25円に消費税を含めた約28円が課税されなくなり、ガソリンは1リットル142円前後になります。これならひと息つけるでしょう。ただトリガー条項は、’11年の東日本大震災後に凍結され、実施には法改正が必要です。政府は「法改正には時間がかかる」として、効果の期待できない補助金政策に踏み切ろうとしているのです。国民の窮状を思うなら、さっさと国会を開き、法整備を急げばいいのです。それをしないのは、ガソリン高騰で国の税収が増えるのに、トリガー条項はそれを吹き飛ばしてしまう。国のふところが第一で、国民の困窮は二の次なのかと、疑念を抱いてしまいます。コロナ禍で疲弊しガソリン高に苦しむ国民の声が、“聞く力”を自負する岸田首相に届くのか。行方を注視したいと思います。
2021年12月03日■前回のあらすじ私だけではなく、ユウくんママにも負担をかけていた真美さん。私とユウくんママは手を組んで、真美さんの対策に乗り出すことにしました。 >>1話目を見る 真美さんの提案を飲むのは不安ではあるものの、今回は2,000円と金額もハッキリ言っているし、7人分を用意するとなるとそれなりの金額になるはずです。2,000円はこちらもざっくりした提案なので、多少の誤差なら許容の範囲内。とはいえ、どうなることやら…。次回に続く(全10話)12時間後更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ シナリオテクノロジーミカガミ /イラスト・ ニタヨメ
2021年11月17日「ガソリンの価格がこのところ高騰し、7年ぶりの高水準です。それが、納豆、医薬品、電気料金など、思わぬ品々の値上げに結びつく恐れがあるのです」こう話すのは世界の経済情勢に詳しい経済評論家の加谷珪一さん。資源エネルギー庁が発表した10月第3週のレギュラーガソリン価格は、1リットルあたり164円6銭(小売価格)。これは7週連続の値上がりで、’14年10月以来およそ7年ぶりの高水準だったのだ。なぜ、ガソリン価格は上がり続けているのかーー。「コロナ禍でダメージを受けていた経済の回復傾向によって、世界的に原油の需要は増えています。しかし、世界各国は脱炭素化を急速に推進しているため、アメリカ、サウジアラビア、ロシアなどの産油国は、油田にこれ以上の投資をしない方針なんです」(加谷さん・以下同)欧米を中心に進められている脱炭素化の動きによって、今後10年で、各国の石油消費量は約10%ほど減少する見通しだという。そのため産油国側が、既存の油田から得られる利益を最大化させるため、原油価格を引き上げているのだと加谷さんは説く。■原油価格の高騰は中長期的に続いていく「こうした構造的な背景のため、現在の『原油価格高騰』はコロナ禍からの脱却時期にとどまらず、中長期的に続くものと思われます。ガソリン価格は基本的に原油価格に連動しますから、今後も上がり続けるでしょう」では、どうして農作物や電気までもが、ガソリン価格の影響を受けるのだろうか?「石油のさまざまな使途の内訳は、約4割が『動力』、つまりガソリン、灯油、軽・重油。また約4割は『発電・暖房』用に、そして残り約2割が『工業製品』の素材として使われており、石油の使途にかかる商品は多岐、全方位にわたっているのです」そのため「こんなモノも!?」と驚くような品物まで、ガソリン高騰のあおりを受けて値上げが予測されることになっているそう。さっそく加谷さんに「ガソリン高騰で予測される値上げ品目」を教えてもらった。■ガソリン高騰で予測される値上げ品目【食品】〈納豆〉:パック、たれの袋に石油が使用されている。大豆を輸入する燃料費の高騰も影響。輸入キムチも同様。〈トマト〉:ビニールハウスでの栽培にかかる暖房費用(燃料の石油)が高騰しているため値上がりの可能性が。〈カズノコ〉:カズノコは主に、アメリカやヨーロッパから輸入しており、輸送の燃料代が高騰しているため。〈キャベツ〉:農薬や肥料にも石油由来のものがあり、それらの価格が高騰しているため値上がりが予想される。〈イカ〉:近海の船で捕るイカ、遠洋漁業のマグロなどは、船の燃料代が高騰しているため値上げの可能性が。〈アイス〉:成分に「香料」が使用されているものには、石油由来のものが含まれている商品があるため。【交通】〈タクシー〉:燃料費だけで考えても、今後、半年から1年以内に政府が認可すれば約5%ほど値上げも考えられる。〈航空機〉:運賃に、「燃料サーチャージ料金」が付加されているため、燃料である石油の高騰が料金に直結する。■宅配料金の値上げも予想される【サービス】〈デリバリー〉:容器やラップに石油を使用しているため、単価を10〜30円値上げしなければ経営が難しい状況に。〈宅配料金〉:各宅配サービスの料金も、配達するときの燃料費の負担が増すため、値上げが予想される。【日用品】〈ゴム手袋〉:ゴム手袋などの合成ゴムは石油から作られているため。車のタイヤも同様に値上げの可能性アリ。〈ティッシュ〉:ティッシュやトイレットペーパーなどの紙製品は製造過程で大量に石油を使うため影響を受けやすい。〈洗剤〉:食器洗剤、お風呂洗剤、トイレ用洗剤など各種洗剤の大半は石油を使う合成洗剤が使われているため。〈ラップ〉:ラップの原材料のほとんどに石油が使用されているため、石油価格値上がりの影響を受けやすい。〈衣類〉:衣類のなかでもナイロン、アクリルなど石油が原料の衣類は、軒並み石油の値上がりの影響を受ける。【公共】〈電気・ガス〉:火力発電の燃料として天然ガスや石油が使われ、都市ガス・プロパンガスの原料でもあるため。【その他】〈テレビ〉:テレビなどのプラスチック素材を使用している製品は、石油を使用しているため値上げの可能性が。〈自動車〉:自動車の塗料に石油由来のものがあるほか、鉄などの製造過程全般で石油を使用するため。〈ペンキ〉:ペンキなどの塗料は石油が原料となっているものがあるため、石油高騰で値上がりの可能性がある。〈医薬品〉:鎮痛剤などの医薬品は、石油から化学合成されているものがあるため、値上がりが予想される。「タクシーや航空機など石油を使う交通サービスは今後、半年から1年以内に5%程度の値上げが考えられます。特に航空機は、運賃の中に燃料代として『燃料サーチャージ料金』が付加されていますので、石油価格が上がれば同料金も上がるのは、自明の理です」納豆やトマトといった食材も値上がりが予想されるという。「納豆はパック、たれの袋にも石油が使われています。大豆輸入時の燃料費も高騰していたため、かねて値上げが発表、一部で実施されていましたが、さらに値上げされる可能性も。トマトなどを育てるビニールハウスの暖房費用(燃料の石油)の高騰で、野菜や果物までも値上げを余儀なくされるかもしれません」さらに公共料金にまで影響が。「火力発電などに使われる天然ガスの価格は原油価格に連動します。よって原油が上がれば、電気料金、ガス料金の値上げに直結します。ここ最近電気もガスも価格が上昇していますが、さらに上乗せされる可能性が高いといえます」では今後私たちは、値上げラッシュから家計を守るためにどのようなことを心がけるべきなのか?「石油由来の値上げは一時的でなく、中長期的に続くと思われます。食費や光熱費など生活必需品を削るとストレスも増えますので、削る優先順位は『贅沢品から』がオススメです。また、商品価格の変化に、より敏感になり、気づかぬ出費を減らしていきましょう」知らず知らずのうちに出費がふくらむ事態を防ぐ心がけが大切だ。
2021年10月28日ガソリンや電気・ガスの料金が上がっている。ガソリンは、7月から1リットルあたり158円前後で高止まりしている。昨年5月には125円台だったので、1年余りで30円以上、値上がりしたことになる(’21年8月18日・資源エネルギー庁)。また、大手電力や大手ガス会社は軒並み、9月分の電気・ガス料金を引き上げると発表した。そんな、燃料費の高騰について、経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれたーー。■ちりつも節約で生活を守ろうおもな原因はワクチン接種の進んだヨーロッパや中国、アメリカなどで経済活動が再開し、原油価格が高騰したこと。コロナ不況の日本にも高騰の波が押し寄せ、マイカーが“生活の足”である地方の方や、コロナ対策でマイカー利用が増えた方に厳しい状況です。また、発電の燃料である液化天然ガスや石炭などの価格も高騰して、大手電力や大手ガス会社は軒並み、9月分の電気・ガス料金を引き上げると発表しました。一般的な使用量の家庭では、東京電力ホールディングスは8月比138円上がって1カ月7,098円。関西電力は86円高い6,826円。ガス代は、東京ガスで94円上がって4,742円、大阪ガスは96円高い5,424円です。燃料費の値上げは、給料が上がらない昨今、本当につらい。しかも、電気代が上がったからといって、エアコンを使わないわけにはいきません。利用しながら節約する方法を考えてみましょう。まずはガソリン代から。「GOGOガス」や「e燃費」といったガソリン価格を調べるサイトがあります。これらを利用して、自宅付近やよく通るルートに、安いガソリンスタンドを探しましょう。いくら安くても遠いと、余計なガソリンを使ってしまうので注意して。また、料金の払い方を工夫しましょう。いつものスタンドが決まっていれば、会員制度や提携のクレジットカード利用などで割引があります。「次回〇円引き」といった特典付きのレシートも、忘れずに利用しましょう。さらに、急発進急ブレーキは事故のもとだけでなく、燃費にもよくありません。ガソリン代節約のためにも安全運転を。次に、夏の電気・ガスの節約は、エアコンの見直しが効果的です。フィルターは掃除していますか。実は私も少しサボっていて、ほこりがたまっていました。月1〜2回フィルターを掃除すると、年約860円節約できます(資源エネルギー庁)。こまめなメンテナンスを。併せて、室外機も点検しましょう。まわりに落ち葉がたまっていませんか。また、室外機に当たる直射日光は、電気代がかさむ原因になります。よしずや室外機用の日よけパネルなどを使って、日光を遮る工夫をしましょう。なにより節約の基本は、一緒に暮らす家族や夫婦が仲よくすること。一緒に出かけるとガソリン代が、同じ部屋で過ごすと電気代が節約できます。巣ごもり時間は一緒に節約について考えてください。コロナ不況はまだ先が見通せず、給料が上がる気配はありません。自分の生活は自分で守る、小さな節約を積み重ねていきましょう。
2021年08月27日人は時に、自分でも理解し得ない行動を起こします。手にキーケースを握りながら鍵を探したり、自転車で買い物に行ったのに徒歩で帰ってきたりと、思考と行動がちぐはぐになった経験がある人は、一定数いるでしょう。「ガソリンを入れてくる」という妻だったが…?Twitterユーザーの男性が、妻との『あるエピソード』を投稿し、話題になっています。ある日、妻は男性にこう告げました。「ガソリンを入れてくる。帰りにスーパーも寄ってくるね」そういって自宅を出た妻。しかし、その後まさかの行動に出たそうです。一部始終を目撃した男性は、次のようにつづりました。写真はイメージなんと妻は、当初の目的である給油するはずの車を残し、自転車で外出したのです!妻がいつ自分の不可解な行動に気付いたかは分かりませんが、きっと途中まで自転車をこいでから車を置いてきたことにハッとし、絶望したことでしょう。男性の投稿には「あるある」といった共感の声や、「きっと容器に石油を入れてくるんだ!」「自分へのガソリンという意味で、どこかのスイーツを食べに行ったのかも…」という憶測が飛び交いました。男性の妻が起こした天然エピソードは、多くの人を和ませたようです!※許可は頂いておりますが、投稿者様のご意向により匿名で掲載しております。[文・構成/grape編集部]
2020年06月01日《まさに#二階からガソリン》《#二階からガソリンうますぎて草》こんなハッシュタグが生まれたのは11月12日のこと。「各界で功績、功労のあった方々」を招待することになっている総理大臣主催の「桜を見る会」に、安倍晋三首相(65)をはじめとした自民党議員たちが、多数の後援会関係者を招いていた問題。安倍首相が「(功労のある)自治会やPTAの役員方が後援会員と重複することもある」「招待者の取りまとめなどには関与していない」と必死に火消しをするなか、油を注いだのが自民党の二階俊博幹事長(80)だ。「誰でも議員は、選挙区のみなさんに、機会あるごとに、呼びかけて、ご参加いただくということに配慮するのは、当然のことじゃないか」「(与党議員に割り当てられた招待枠が)あったって別にいい。何か問題があるか」そう12日の幹事長会見で言い放ったのだ。“各界の功績のある人を呼んでいる”“招待客は内閣府が取りまとめている”という政府の言い訳を一瞬で無に帰す“ぶっちゃけ”発言。てっきり安倍政権に見切りをつけ、反旗を翻したのかと思いきや、本人にはそんなつもりはないようだ。記者会見ではその後、政権の政策を推進していく姿勢を見せている。おそらく無自覚なまま火に油を注いでいる二階氏だが、近年この“ガソリンぶっかけ癖”に安倍政権は苦しめられているのだ。「子どもを産まないほうが幸せに(生活を)送れるんじゃないかと、勝手なことを考えてね」’18年、6月26日、東京都内で行われた講演での二階氏の「生まない幸せは勝手」発言。じつは前月の5月には、自民党の加藤寛治衆院議員(73)が「新郎新婦は必ず3人以上の子供を産んでほしい」と発言。多様な家族のあり方を否定していると、批判を浴びたばかり。この二階氏の失言報道とともに、鎮火しつつあった加藤氏の発言も蒸し返されることになるのだった。さらに同講演ではこんな発言も……。「『今晩、飯を炊くのにお米が用意できない』という家は日本にはないんです」6月8日に映画『万引き家族』が公開され、世はまさに貧困問題に焦点が集まっている真っ只中。「子ども食堂」などの存在も広く認知されつつあるなか、“日本には食事に困るような貧困層はいない”という二階氏の発言は“現実知らず”との批判を当然受けた。さらに極めつけは10月12日に本州に上陸し、およそ100名にものぼる死者・行方不明者を出した台風19号に関する発言だ。巨大台風の甚大な被害の全容が明らかになりつつあり、政府の事前の準備が不十分だったのではないかとの声が高まっていた13日午後。台風対策のために開かれた自民党の緊急役員会で二階氏はこう言い放った。「予測されて色々言われていたことから比べると、まずまずで収まったという感じ」当然、非難が殺到。15日には二階氏は謝罪し、発言を撤回することになるが、のちに「言葉尻を捉えてうんぬんしても災害復旧は始まらない」と開き直るような発言をしている。二階氏は自らの失言で、鎮火しつつあった問題やこれからまさに燃え上がろうとしている問題に何度もガソリンを注ぎ続けてきた。だが、安倍政権はそのたびに二階氏を擁護している。派閥の領袖として党内では絶大な権力を誇り、抜群の政局観で幹事長として安倍政権を支える二階氏。自民党内で数少ない安倍首相も頭が上がらない相手とも言われ、誰も面と向かってたしなめる者がいないだけに、二階氏の“ガソリンぶっかけ癖”は治りそうもない。
2019年11月13日経済産業省 資源エネルギー庁が27日に発表した石油価格調査(25日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より2.0円安い115.2円となり、13週連続で値下がりした。下げ幅は前週より0.3円拡大し、2009年4月20日(115.1円)以来、約6年9カ月ぶりの安値となった。○原油の供給過剰感が一層強まる石油情報センターは「中国経済の減速懸念に加え、1月16日に欧米によるイランへの経済制裁が解除されたことを受けて原油の供給過剰感が一層強まり、対象期間の原油価格が3.5円ほど値下がりした。これを受けて石油元売り各社が仕切り価格を引き下げたため、小売価格が値下がりした。来週も若干値下がりする」と話している。都道府県別にみると、8週連続で全47都道府県で値下がりした。最も高かったのは鹿児島県の124.8円(前週127.2円)で、次いで長崎県の124.3円(同126.1円)、島根県の120.0円(同121.3円)と続いた。一方、最も安かったのは埼玉県の109.3円(同111.4円)となった。ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より2.0円安い126.0円と、13週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.5円安い100.2円と、同じく13週連続で値下がりした。灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より29円安い1,131円と、28週連続で値下がりした。
2016年01月27日昭和シェル石油は20日、東京電力エリア(※2)の一般家庭向け新電気料金プランとして、「ガソリンが10円/L安くなる電気(名称:ドライバーズプラン)(※1)」を4月1日から販売すると発表した。同社系列のサービスステーション(以下、SS)、同社WEBサイトなどで3月1日から申し込み受付を開始する。「ガソリンが10円/L安くなる電気(名称:ドライバーズプラン)(※1)」は、「カーライフをお得に楽しみたい」、「電気もお得に使いたい」というニーズに対応するサービス。ドライバーズプランへ契約した際に登録したカード(※3)で、東京電力エリアの同社系列SS(※4)において給油代金を支払うだけでガソリン(レギュラー、ハイオク)10円/L、軽油5円/Lが割り引かれる(※1)。また、月間600kWh以上電気を使用する場合は、電気代が1kWhあたり1円値引きになるなど、「電気もお得に利用できる(※5)」(同社) 。※1 : 値引きの上限は100L/月。東京電力エリアの昭和シェル石油SSで給油した場合の割引となる。ただし、一部対象外のSSがある※2 : 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、富士川以東の静岡県(離島は除く)※3 : 昭和シェル石油のクレジットカード以外でも登録可能。また、現金の支払いでも現金Pontaカードで割引を利用できる※4 : 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、富士川以東の静岡県(離島は除く)のエリアに位置している約600ヵ所が対象。割引サービス対象SSの詳細は、3月1日以降、同社公式WEBサイトを参照。※5 : 2016年1月時点の東京電力規制料金従量電灯Bとの比較。電気の使用量によっては現在(2016年1月時点)の電気代より割高になる場合もある○モデルケース(※6)※6 : 上記の数値は全て税込。ガソリン代メリットはガソリンを100L/月給油した場合。上記の電気代割引額は月間の割引額を12倍したものであり、実際のメリット額は電気の使用状況や季節変動によって変化する。上記計算は、2016年1月時点の東京電力従量電灯B・Cの料金との比較
2016年01月20日経済産業省 資源エネルギー庁が20日に発表した石油価格調査(18日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.7円安い117.2円となり、12週連続で値下がりした。2009年5月11日(117.1円)以来、約6年8カ月ぶりの安値となった。下げ幅は前週より0.2円拡大した。○来週も値下がり続く石油情報センターは「原油価格が下落基調となっており、石油元売り会社が卸価格を引き下げたことが小売価格に反映された。来週も原油安と円高を受けて値下がりが続く」と分析している。都道府県別にみると、7週連続で全47都道府県で値下がりした。最も高かったのは鹿児島県の127.2円(前週129.5円)で、次いで長崎県の126.1円(同128.3円)、京都府の121.8円(同123.7円)と続いた。一方、最も安かったのは群馬県の110.9円(同113.4円)となった。ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.8円安い128.0円と、12週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.5円安い101.7円と、同じく12週連続で値下がりした。灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より37円安い1,160円と、27週連続で値下がりした。
2016年01月20日経済産業省 資源エネルギー庁が14日に発表した石油価格調査(12日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.5円安い118.9円となり、11週連続で値下がりした。2009年5月18日(118.0円)以来、約6年8カ月ぶりの安値となった。下げ幅は前週より1.6円縮小した。○ハイオク・軽油・灯油も値下がり続く石油情報センターは「原油価格が下がっており、その影響が末端(小売店)に反映されている」と分析している。都道府県別にみると、6週連続で全47都道府県で値下がりした。最も高かったのは鹿児島県の129.5円(前週130.6円)で、次いで長崎県の128.3円(同130.1円)、京都府の123.7円(同125.5円)となった。ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.5円安い129.8円と、11週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.1円安い103.2円と、同じく11週連続で値下がりした。灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より30円安い1,197円と、26週連続で値下がりした。
2016年01月14日経済産業省 資源エネルギー庁が6日に発表した石油価格調査(4日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週(2015年12月21日)より3.1円安い120.4円となり、10週連続で値下がりした。下げ幅は前週より0.4円拡大し、2009年6月1日(120.0円)以来、約6年7カ月ぶりの安値となった。○全47都道府県で値下がり石油情報センターは「石油元売り会社が卸価格を2円~5円ほど引き下げたことが小売価格に反映された」と説明。イランとサウジアラビアの断交の影響については「中東では原油の減産に向けてさらにまとまりにくくなり、供給過剰感が続くとみられることから、地政学的な不安はあるものの原油価格への影響は薄い」と分析している。都道府県別にみると、5週連続で全47都道府県で値下がりした。最も高かったのは鹿児島県の130.6円(前週132.5円)で、次いで長崎県の130.1円(同133.6円)、島根県の126.3円(同128.6円)となった。ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より3.0円安い131.3円と、10週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より2.0円安い104.3円と、同じく10週連続で値下がりした。灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より44円安い1,227円と、25週連続で値下がりした。
2016年01月06日経済産業省 資源エネルギー庁が24日に発表した石油価格調査(21日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より2.7円安い123.5円となり、9週連続で値下がりした。下げ幅は前週より1.1円拡大し、2009年6月29日(122.6円)以来、約6年6カ月ぶりの安値となった。○来年も値下がりを予想石油情報センターは「12月4日のOPEC(石油輸出国機構)総会で減産合意に至らなかったことで過剰供給感が一段と増した。また円安もあり、石油元売会社が21日の調査日に向けて3円近く卸価格を引き下げたため、それが小売価格に反映された。1月4日の価格については、来週に向けて卸価格が2円ほど引き下げられる見通しで、それが4日まで引きずるとみられることから、値下がりを予想している」と話している。都道府県別にみると、4週連続で全47都道府県で値下がりした。最も高かったのは長崎県の133.6円(前週135.1円)で、次いで鹿児島県の132.5円(同135.5円)、島根県の128.6円(同131.7円)となった。ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より2.7円安い134.3円と、9週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.8円安い106.3円と、同じく9週連続で値下がりした。灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より39円安い1,271円と、24週連続で値下がりした。
2015年12月24日経済産業省 資源エネルギー庁が16日に発表した石油価格調査(14日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.6円安い126.2円となり、8週連続で値下がりした。下げ幅は前週より0.3円拡大し、2010年1月12日(125.9円)以来、約5年11カ月ぶりの安値となった。○来週は値下げ幅がさらに拡大石油情報センターは「12月4日に開催されたOPEC(石油輸出国機構)の総会で減産を見送ったことを受けて原油価格の値下がりが加速され、その加速分の一部が今週のガソリン価格に反映された。来週は値下げ幅がもう少し拡がるとみている」と話している。都道府県別にみると、3週連続で全47都道府県で値下がりした。最も高かったのは鹿児島県の135.5円(前週137.5円)で、次いで長崎県の135.1円(同136.9円)、和歌山県の133.3円(同135.3円)となった。ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.6円安い137円と、8週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.9円安い108.1円と、同じく8週連続で値下がりした。灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より20円安い1,310円と、23週連続で値下がりした。
2015年12月16日経済産業省 資源エネルギー庁が9日に発表した石油価格調査(7日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.3円安い127.8円となり、7週連続で値下がりした。下げ幅は前週より0.1円拡大し、2010年1月18日(127.2円)以来、約5年10カ月ぶりの安値となった。○全47都道府県で値下がり石油情報センターは「足元の原油価格は値上がりしたが、前週までに石油元売会社が卸価格を引き下げていたことが反映された。来週適用される原油価格は0.5ドル(円換算約0.3ドル)程値下がりしていることから、来週は小幅な値下げを予想している」と分析している。都道府県別にみると、全47都道府県で値下がりした。最も高かったのは鹿児島県の137.5円(前週138.2円)で、次いで長崎県の136.9円(同138.4円)、和歌山県の135.3円(同136.0円)となった。ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.4円安い138.6円と、7週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.6円安い109.0円と、同じく7週連続で値下がりした。灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より13円安い1,330円と、22週連続で値下がりした。
2015年12月09日