佐藤健主演の映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2020年7月3日、8月7日公開)の数量限定特典付きムビチケの発売が25日、明らかになった。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。27日より全国の上映予定劇場窓口(一部劇場を除く)にて発売される数量限定特典付きムビチケ。『The Final』『The Beginning』(各1,500円)、そしてセット購入と、計3種の特典が予定されている。『The Final』のムビチケのビジュアルは逆刃刀を手にして目を閉じる剣心(佐藤健)で、購入特典はシリーズ史上最恐の敵・縁(新田真剣佑)のクリアファイル(A5サイズ)、『The Beginning』のムビチケビジュアルはまだ頬に一筋の傷しかない人斬り抜刀斎で、購入特典には剣心が斬殺した妻・雪代巴(有村架純)のクリアファイル(A5サイズ)が付いてくる。更にセット券特典は、第1作『るろうに剣心』からの過去作ポスターギャラリーが付いたムビチケホルダーに決定した。
2020年03月25日人気漫画を原作にした実写アクション大作『るろうに剣心』シリーズの最後を飾る『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』が、それぞれ7月3日(金)、8月7日(金)より2作連続で全国ロードショーされる。この度、本作のポスタービジュアルが公開。あわせてキャスト情報と主題歌の情報も公開された。この度公開されたポスタービジュアルは、豪華なキャストが演じる、いままでの仲間やライバルたちが集合した一枚。“全員、完結。”というコピー通り、最終章で剣心のすべてが明らかになり、登場するキャラクターたち全員の物語が完結することを示している。“最恐の敵”を前にして剣心のもとに集まったのは、神谷道場のメンバーの、神谷薫、相楽左之助、高荷恵、剣心とともに幕末と明治を生き抜いた剣心の最大のライバル斎藤一たち。そして今回新たに仲間に加わるのは、『京都大火編/伝説の最期編』からの続投となる伊勢谷友介が演じる、京都隠密御庭番衆の御頭・四乃森蒼紫。そして土屋太鳳が演じる京都隠密御庭番衆の巻町操だ。これまでの敵も味方も入り乱れ、未来を切り開くために再び戦いの場に身を投じる剣心たち。それぞれがどんな完結を迎えるのかに期待が高まる。5年振りの『るろうに剣心』に、伊勢谷は「(出演が決まった時は)前作の2本が本当に人気の作品だったので、とても嬉しかったです。僕自身シリーズものに出るのが初めてでしたので新しい経験をさせてもらえました」と決定の際の喜びを話した。さらに撮影を振り返り、「漫画のキャラクターは年を取らないですけど、僕は取りますから、30代でやるメンタルと40代でやるメンタルはやっぱり全然違いました(笑)」と常に生身のアクションを求められる作品ならではの苦労を明かす。撮影を完遂できたことについては、「僕は、やらせていただくものに対して120%でありたいと常に思っています。大友監督や、アクション監督の谷垣さんをはじめとしたスタッフは、役者を鼓舞して、最高の気分で自信をもって演じられる場を作ってくれます。そのおかげで、悩むことも無くキャラクターの意味や理念や指針を心の中に持って演じられました。役者冥利に尽きます。無事撮影を終えることが出来て安心しました」と製作陣への感謝をのぞかせた。また、操役の土屋は、今回のアクションに対し「本当に難しく大変でしたが、操が背負う願いや祈り、そして御庭番衆としての本能も伝わるアクションを目指しました。前作を超える挑戦が出来たと思います」と自信をのぞかせ、シリーズ続投についても「不可能を可能にし、漫画原作を最初に成功させた“るろうに剣心”。スタッフさんたちもキャストさんたちも全力を尽くし、現場にいない人も含めて関わる全員が心を込める。その一員に私もいる……夢が叶った思いです。剣心をはじめ背中を追いかけてきた方々と出会えたのは、この作品の実写が実現できる時代に生まれたからこそ。この幸運に、心から感謝しています」と語った。そしてビジュアルの中には最強の敵・志々雄真実の配下である十本刀の一人、沢下条張を演じる三浦涼介の姿も。さらに『The Final/The Beginning』からの参加となる、“縁”が率いる上海マフィアの副官を演じる音尾琢真、剣心の過去に大きな影響を残す旧幕府直属の隠密組織のリーダー・辰巳を演じる北村一輝の参加も決定。現在と過去、それぞれの時代で剣心の前に立ちはだかるふたりにも注目したい。また、先日発表され大きな話題となった、『The Beginning』のヒロインである剣心の妻・巴を演じる有村架純の姿も確認できる。そして、主題歌アーティストにはONE OK ROCKが選ばれたことが発表。毎作品ごとに『るろうに剣心』を盛り上げる楽曲を歌い上げてきたONE OKROCKが、最終章2作でも引き続き書き下ろしの主題歌を担当することが決定した。『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』7月3日(金)、8月7日(金)より2作連続全国ロードショー
2020年03月25日7月3日(金)、8月7日(金)より、2作連続で公開される映画『るろうに剣心』シリーズ完結編『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』。この度、本作の重要人物である雪代巴役を有村架純が務めることが発表され、ビジュアルとコメントが公開された。緋村剣心役の佐藤健のほか、神谷薫役の武井咲、喧嘩屋の相楽左之助役の青木崇高、女医の高荷恵役の蒼井優、唯一シリーズ全作出演となる斎藤一役の江口洋介といったお馴染みのキャストの続投が次々と発表。そんな中、先日ついに、『最終章』2作品に大きく関わる、剣心の“十字傷の謎”を知る男で、上海マフィアの頭目であるシリーズ史上最恐の敵・縁(えにし)役を、新田真剣佑が務めることが発表された。徹底的に作り上げられたそのキャラクターには、SNSをはじめ大きな話題となっている。特報映像は公開から24時間で200万回以上の再生数を達成。そしてこの度、剣心の“十字傷の謎”の鍵を握り、かつて剣心の妻であった巴役を、数多くの作品で主演を務め、透明感溢れる美しさと、作品ごとにさまざまな表情を見せる確かな演技力が高い評価を得ている有村架純が演じることに。有村が演じる巴は、幕末、剣心が血も涙もない人斬り抜刀斎の時代に、唯一心を許した相手にも関わらず、その手で斬殺した妻。巴は剣心の頬の十字傷に深く関わっており、縁が剣心に復讐を仕掛ける理由とも関係している。公開されたビジュアルには、雪の情景の中に佇み、遠くを見つめるその表情から儚さが漂う巴の姿が。儚い瞳の奥には、これまで明かされてこなかった剣心の過去にまつわる秘密が隠されている……。今回の『最終章』は、原作では最後のエピソードとなる“人誅篇”をベースに、縁との究極のクライマックスが描かれる『The Final』と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む“追憶篇”をベースに“十字傷の謎”に迫る『The Beginning』の2部作。幕末を描いた『The Beginning』がシリーズ最後になるが、時系列では1作目の前のストーリーになる珍しい構成となっている。またその中でも、このふたつの時代を繋ぐキャラクターが、縁に続く雪代巴だ。彼女は、今にも消えてしまいそうな弱さと、一方では、心の深いところでは揺るがない強い意志を持つ女性。誰もが自分の正義を通すために刀をふるった動乱の幕末、剣心はなぜ唯一心を許した妻を斬殺したのか?剣心はなぜ“不殺の誓い”を立てたのか?これまで語られることのなかった剣心の原点が、ついに明らかになる。巴役は『るろうに剣心』の中で最もファンが多いキャラクターのひとり。それは、剣心が人斬りをやめ、“不殺の誓い”を立てることに至る理由になった女性だからだ。プロデューサーの小岩井宏悦は、巴役の有村のキャスティングの経緯について「雪代巴のキャスティング、いよいよその時が来たかというのが正直な感想でした。“追憶編”と呼ばれる巴のエピソードを実写化することは、『るろうに剣心』 の第1作目からずっと熱く語られ、それでいてどこか現実離れしている話でした。雪代巴、クールな表情の下に沸き立つような愛憎を秘めた完全無欠のヒロイン。みんなの思い入れが強過ぎるこの役は、全員一致で有村架純さんに託されました。華があるのに儚げな彼女の存在感そのものにみんなが“雪代巴”を見たのです。作品を観てもらえば、間違いなくその“ヒロイン力”に圧倒されると思います」と、唯一無二のキャスティングだったことを明かしている。2014年公開の前作『京都大火編』『伝説の最期編』の公開から6年が経ったが、「剣心にとって最も大事なエピソード。最終章を撮らないと、るろうに剣心が終わらない」と覚悟を決め、「作るなら一番良いものを届けたい」と、前作超えを誓って挑んだ製作陣の並々ならぬ思いが込められた本作。2019年5月まで約7カ月以上にわたり、京都、奈良、滋賀、三重、兵庫、熊本、広島、栃木、埼玉、静岡など全国43カ所という大規模ロケを敢行。日本映画を代表するスタッフ陣が細部までこだわりぬき、常に観客の期待以上のクオリティで進化し続ける『るろうに剣心』シリーズの最後に相応しい最高のキャスティングが実現し、シリーズ史上最高のクライマックスへと向かう。公開された有村、主演の佐藤、監督の大友啓史のコメントは下記。■有村架純(雪代巴役)プロデューサーの方から「このエピソードは巴がいないと成り立たない作品だ」と言って頂きました。1作目から原作ファンの方や映画ファンの方からすごく大切にされている作品ですし、健さんやキャストの方、監督やスタッフの皆さんが大切に作られている作品ですので、嬉しい思いもありましたが、同時に大きなプレッシャーも感じました。佐藤さんと撮影現場でお話した際に、「本当に大切に思っている作品で、7年前の“るろうに剣心”の始まりの役づくりは巴からスタートしている」とお話されていて、7年間ずっと巴がベースにあって、今の剣心ができているという、その言葉の重みを深く受け止めました。どれだけ“るろうに剣心”を愛しているのかというのは、ひしひしと隣にいて感じました。アクションにしてもお芝居にしても、ご自身の中で表現したいものが見えているからこそできることがたくさんあって、それを間近で拝見していると本当に尊敬しますし、改めてすごい役者さんだなと思いました。■佐藤健(緋村剣心役)剣心の頬の十字傷は悲しみの象徴であり、この傷が残り続ける限り、剣心は悲しいんです。巴との出会いを経て、その十字傷に“殺さず”を誓った剣心は、市井の人々の平和を守るため流浪の旅を始めます。これまでの『るろうに剣心』シリーズ3作は、そのような過去を経て流浪人になった剣心の、新たな冒険の物語でした。つまり、それらすべてを演じた僕の中には、雪代巴というひとりの女性が内包されていました。パート1の撮影初日、鳥羽伏見の戦いで新時代の来訪を悟った時、志々雄真実が目の前で自らの愛する女性を斬殺した時、僕は剣心としての自分を見つめ直そうとする度に、巴を想い、深呼吸をして本番に臨みました。『The Beginning』の撮影初日、僕の中に7年間内包されていたものが、突如実体を持って目の前に現れました。巴として初めてお会いするはずの有村さんに、どうしようもない懐かしさを感じました。それからの撮影の日々は、辛く悲しくありながらも夢のようで、今思い返しても、あんなにも美しく、そして儚い時間を過ごした経験はありません。そして剣心と同じく、巴に深く愛情を持つ男、雪代縁。『The Final』のクライマックスで縁との決闘を終え、彼と向き合い、新田さんの目を見た時に、僕はこの『るろうに剣心』という物語の終幕を受け入れることができました。このシリーズに自分のすべてを捧げることができたと思っています。無事にこの映画が完成し、公開されることを願うと共に、支えてくださったすべての皆様、共に闘った仲間たちに心から感謝します。■大友啓史(監督)“人斬り抜刀斎”として幕末の京都をうごめいていた時代。剣心の孤独に光を灯したのが、雪代巴でした。運命に導かれ、心の奥底に秘めた複雑な感情に突き動かされていくこのヒロインは、演じるのに決して簡単な役ではありません。思い浮かんだのが、『3月のライオン』でご一緒した有村架純さんでした。彼女なら、真っ白い心で、この役を、孤独なふたつの魂の、燃えるような邂逅の物語を一緒に走ってくれるのではないか。悲劇的な憂いの中に、強い意志と限りない優しさを帯びて。これだけドラマチックなヒロインには滅多にお目にかかれません。魂を込めて演じ切った有村架純さんの“巴”像を、一刻も早く皆さんにお披露目したい気持ちでいっぱいです。『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』『るろうに剣心 最終章 The Final』7月3日(金)より全国公開『るろうに剣心 最終章 The Beginning』8月7日(金)より全国公開
2020年03月19日佐藤健演じる緋村剣心が再びスクリーンに帰ってくる、2作連続で公開されるシリーズ完結作『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』。徐々に続投・新キャストが発表され公開に期待高まる中、ついにアクションシーンも登場する初映像が到着した。今回到着した待望の特報映像では、前作超えを誓って挑んだ『るろうに剣心』シリーズの代名詞ともいえる究極のアクションーンが初公開。全力疾走、壁走り、高速回転アクションなど激しいシーンから始まり、一方で神谷薫、相楽左之助、高荷恵らお馴染みの神谷道場の仲間たちと幸せそうな表情を見せる剣心の姿も映し出される。そして、「抜刀斎の頬に、まだ十字傷はあるのか」と、剣心の前に現れるのは、新田真剣佑演じるシリーズ史上最恐の敵であの<十字傷の謎>を知る男・縁。「まさか」とがつぶやく剣心の視線の先に待つ縁は、剣心に強烈な恨みを持ち、今作で剣心だけでなく剣心と関わるもの全て、そして剣心が作り上げた新時代をも破壊するために、人誅を仕掛けてくる。また、壮絶な戦いを予感させる剣心と縁との超絶バトルシーンの一端も映像のラストに登場している。前作の公開から6年。「剣心にとって最も大事なエピソード。最終章を撮らないと、るろうに剣心が終わらない」と覚悟を決め、「作るなら一番良いものを届けたい」と前作超えを誓って挑んだ本作。佐藤さんも「代表作」と語る本シリーズだが、今回クランクイン前のアクション練習などの準備期間を含め、1年以上本作と向き合い、再び緋村剣心を演じ切ることを追求。そんな製作陣の並々ならぬ思いが本映像からもひしひしと伝わってくるようだ。『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』は7月3日(金)、8月7日(金)より2作連続公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2020年7月3日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2020年8月7日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2020年02月21日佐藤健主演の映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2020年7月3日、8月7日公開)の特報が21日、公開された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心伝説の最期編』(14)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。緋村剣心役の佐藤ほか、神谷薫役の武井咲、喧嘩屋の相楽左之助役の青木崇高、女医の高荷恵役の蒼井優、唯一シリーズ全作出演となる斎藤一役の江口洋介、といったおなじみのキャストが続投。さらに、最終章2作品に大きく関わる、シリーズ史上最恐の敵・縁役を、新田真剣佑が務めることも発表された。初解禁となった映像では、冒頭から始まる、全力疾走、壁走り、高速回転アクションと、シリーズに共通する超絶アクションシーンが満載。おなじみの神谷道場の仲間たちと幸せそうな表情を見せる剣心の姿から一辺、頬の十字傷から血を流し、悲壮感漂う表情を見せるカットも。そして「抜刀斎の頬に、まだ十字傷はあるのか」と語る、「十字傷の謎」を知る男・縁は、剣心に強烈な恨みを持ち、剣心だけでなく剣心と関わるものすべてそして剣心が作り上げた新時代をも破壊するために、「人誅」を仕掛けてくる。「すべては拙者への復讐」と悟る剣心と縁の超絶バトルシーンの一端も見せた。(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2020年02月21日佐藤健が緋村剣心を演じる待望のシリーズ完結作『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』に、新田真剣佑が出演していることが分かった。2作品に大きく関わる剣心の“十字傷の謎”を知るシリーズ史上最恐の敵・縁(えにし)を演じる。緋村剣心役の佐藤さんのほか、武井咲(神谷薫役)、青木崇高(相楽左之助役)、蒼井優(高荷恵役)の続投が発表されている本作。今回新たに出演が明らかになった新田さんが演じる縁は、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていた男。剣心に強烈な恨みを持ち、剣心だけでなく、剣心と関わるもの全て、そして剣心が作り上げた新時代をも破壊するために、“人誅”を仕掛けてくるキャラクターだ。そして、黒いサングラスの奥からわずかに狂気の眼を見せるビジュアルも併せて初解禁。完結作にしてシリーズ初参加となった新田さんは「実は何年も前にオファーを頂いていて、その時はとても嬉しかったです。ただ、これだけ有名な作品への出演と、アクションシーンもある撮影がどうなっていくのか、全く想像つきませんでした」と明かしており、プロデューサーは撮影に入る約2年も前にオファーをしていたのだそう。そんな早い段階でのオファーについてプロデューサーは「人誅編の実写化は、縁と言う特殊な役を演じることができる俳優がいないと成立しません。どこかに幼さを残しインターナショナルな雰囲気があって圧倒的なアクションと演技で剣心を追い込むことができる、そんな俳優です。デビュー当時に会っていた真剣佑さんしかいないと思い、2017年に企画を立ち上げる段階で大友監督に会ってもらいました」とコメントしている。一方、大友啓史監督は新田さんについて「初めて対面した時、その真直ぐな眼差しの強さに惹かれ、すぐに彼以外考えられないとプロデューサーに話したことを鮮烈に覚えています」と決め手を明かし、「縁という役に不可欠な、圧倒的な若さと凄味。そして、その底に潜む狂気のような純粋さと繊細さ。大きな可能性とスケール感を体現した存在として、彼は僕の目の前に現れました。その時の直感に間違いはなかったことを、今ひしひしと感じています」「彼の新鮮な魅力が、間違いなく新シリーズの牽引力になっている。どうかご期待ください」と自信を見せている。本作は、海外でも活躍するアクション監督、谷垣健治による世界レベルのアクションが大きな見どころのひとつ。新田さんは壮絶な撮影をふり返り「とてもハードでしたが、大友監督やアクション監督の谷垣さん、アクションチームに支えられながら、本当になんとか乗り越えられました。何日も撮影が続き身体も悲鳴をあげていましたが、すごく良い経験になりました」と話す。さらに「冒頭からすごいアクションがあります。そして、剣心と縁が出会うシーンや、剣心との闘いを繰り広げるシーンを、身を削りながら撮影したので是非見てもらいたいです」と見どころをアピールしている。なお、2月21日(金)には本編の特報映像が初解禁される予定だ。『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』は7月3日(金)、8月7日(金)より2作連続公開。(cinemacafe.net)
2020年02月13日「ミュージカル『刀剣乱舞』 歌合 乱舞狂乱 2019」が23日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで大千秋楽を迎えた。同公演は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」をミュージカル化した、ミュージカル『刀剣乱舞』の特別公演。「懐かしき音」(脚本:浅井さやか)、「根兵糖合戦」(脚本:畑雅文)、「にっかり青江 篝火講談 〜夏虫の戯れ〜」(脚本:赤澤ムック)、「梅 the Way」(脚本:川尻恵太)、「美的風靡」(脚本:三浦香)、「小狐幻影抄」(脚本:白川ユキ)といった短編の芝居とライブパートが盛り込まれ、これまで毎冬上演してきた大型ライブ 「真剣乱舞祭」にかわり、『刀ミュ』の新境地を拓く独自のエンターテイメントとなっている。長野ビッグハット、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ、北海きたえーる、福岡国際センター、広島グリーンアリーナ、さいたまスーパーアリーナ、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)ホールA、大阪城ホール、武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナと全国9都市をめぐる大型ツアーで、会場も熱狂に包まれた同公演。北園涼(小狐丸役)、崎山つばさ(石切丸役)、大平峻也(今剣役)、鳥越裕貴(大和守安定役)、有澤樟太郎(和泉守兼定役)、阪本奨悟(堀川国広役)、高橋健介(蜂須賀虎徹役)、伊万里有(長曽祢虎徹役)、荒木宏文(にっかり青江役)、spi(蜻蛉切役)、横田龍儀(物吉貞宗役)、牧島輝(大俱利伽羅役)、田村心(陸奥守吉行役)、丘山晴己(巴形薙刀役)、仲田博喜(明石国行役)、岡宮来夢(鶴丸国永役)、 田中涼星(御手杵役)、田村升吾(篭手切江役)、鷲尾昇(徳川家康役)、大野瑞生(松平信康役) 、二葉要(結城秀康役)、二葉勇(永見貞愛役)らが登場。新たな刀剣男士として、桑名江役の福井巴也(長野、宮城、北海道、福岡、広島、埼玉公演)、松井江役の笹森裕貴(愛知・大阪・東京公演)も出演し、会場を沸かせる。笹森はミュージカル『刀剣乱舞』春の新作公演にも出演することが明らかになった。公演は浄衣に身を包んだ刀剣男士たちの荘厳な空気で始まり、判者の鶴丸国永を中心に刀剣男士たちが左方・右方にわかれ、講師が交互に和歌を詠みあげるという、まさに"歌合"の形式で、日本の文化をエンターテインメントに仕立て上げる。和歌と連動した短編芝居では彼らの日常や心情が描かれ、講談や落語などの要素も盛り込まれた。さらにライブパートではメインのステージだけでなくバックステージを多用し、刀剣男士が客席の間を縦横無尽に駆け巡る。レーザーや火柱、スパークなど大型会場ならではの演出に観客は歓声。美しい歌声を響かせる蜻蛉切や鶴丸国永、リボンをひらめかせ舞い踊る巴形薙刀、まさかのギター演奏で観客を驚かせる堀川国広など、それぞれを演じるキャストが特技を生かす。また、ライブパートの「獣」では、手袋を口で外す石切丸の姿に一際大きな悲鳴があがっていた。芝居パート、ライブパートが融合した最後には、公演開幕前の動画も話題になったという謎めいた「君待ちの唄」により、これまでの流れがすべてにまとまる大きなラストも。大千秋楽を迎えた23日の夜には観客が一斉にSNSで公演内容に触れる内容を興奮気味に語り、「こんぺいとう」「桑名くん」「松井くん」などの関連ワードがTwitterのトレンドを席巻した。現在、動画配信サービス・DMM.comにて見逃し配信、ディレイ配信も行っている。※写真は、長野・福岡・東京公演のものです。(C)ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会
2020年01月24日るろうに剣心シリーズ最終章2部作『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が2021年に連続公開。それぞれ2021年4月23日(金)、6月4日(金)より公開される。人気シリーズ『るろうに剣心』原作は、「週刊少年ジャンプ」に連載された和月伸宏作の人気コミック「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚-」。幕末から明治にかけての激動の時代を舞台に、かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられた主人公・緋村剣心の活躍を描いたアクション時代劇コミックだ。これまで実写化された『るろうに剣心』『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』の3作品は、シリーズ累計興行収入125億円以上を突破。度肝を抜くような超高速アクション、そしてエモーショナルに描かれる人間ドラマは、大きな反響を呼び、世界各国でも数々の賞を獲得した。遂に完結へ!そんな人気映画が、2020年夏に遂に完結を迎える。前作から5年ぶりとなる最新作は、全2部作で構成。原作の最終章にあたる<人誅編>をベースに、これまで語られることのなかった剣心の過去が明かされる。るろうに剣心 最終章 The Final『るろうに剣心 最終章 The Final』では中国大陸の裏社会を支配する謎の武器商人で、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていたシリーズ最恐の敵・縁(えにし)との戦いを描く。大胆なアクションシーンに注目だ。あらすじ『るろうに剣心 最終章 The Final』かつては“人斬り抜刀斎"として恐れられた緋村剣心だが、新時代の幕開けとともに、斬れない刀=逆刃刀”さかばとう”を持ち穏やかな生活を送っていた。最狂の敵・志々雄真実が企てた日本転覆の計画を阻止するため、かつてない死闘を繰り広げた剣心達は、<神谷道場>で平和に暮らしていた。しかし、突然何者かによって東京中心部が攻撃される。剣心とその仲間に危険が及んでくる。それはいったい誰の仕業なのか?何のために攻撃してくるのか?剣心は仲間とともに新時代への一歩を踏み出すことができるのか?今まで明かされたことの無い剣心の過去に大きく関係し、決して消えることのない十字傷の謎へとつながっていく。るろうに剣心 最終章 The Beginningこれまで語られることのなかった<十字傷>の謎に迫る『るろうに剣心 最終章 The Beginning』。動乱の幕末期と明治維新後の新時代の2つの時代の物語を通して明かされる、「るろうに剣心」の原点と究極のクライマックスに是非注目してほしい。キャスト主演に佐藤健主人公・緋村剣心は、『8年越しの花嫁』『サムライマラソン』の佐藤健が続役。「毎回どの作品も全力で演じていますが、『るろうに剣心』に関しては、やはり特別な思いがあります。また、この二部作は、剣心の十字傷の秘密(剣心の過去)を描いていることもあり、剣心にとって間違いなく一番重要なエピソードです」とコメントを寄せている。武井咲や蒼井優らが続役また剣心を支えてきた<神谷道場>に集う仲間たちのキャストは、シリーズお馴染みの顔ぶれが揃う。神谷薫役に武井咲、喧嘩屋の相楽左之助役に青木崇高、女医の高荷恵役に蒼井優が続投。さらに、明神弥彦役には、「キングダム」信の子供時代を演じ注目を集めた、大西利空が新たな仲間として加わることとなった。ビジュアルには、平和の象徴である<神谷道場>に集うキャラクターたちの姿も映し出されている。縁(えにし)役 - 新田真剣佑シリーズ史上最恐の敵である雪代縁(ゆきしろえにし)を演じるのは新田真剣佑。縁は、剣心の十字傷の謎を知る男。中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人で、武器や軍艦を送り込み志々雄真実(ししお まこと)を操っている。剣心はもちろん、関わるもの全て、また、剣心が作り上げた新時代をも破壊するために、<人誅>を仕掛けてくる。斎藤一役 - 江口洋介元新選組三番隊組長として最大の宿敵である剣心と共に、幕末の動乱を生き抜いてきた斎藤一。時には剣心のライバル、時には剣心の頼もしい仲間として刀を振るってきた『るろうに剣心』シリーズに欠かせないその役には、江口洋介が引き続き出演。剣心との因縁が残るまま、新たな時代で別々の道を歩み始めるが、新たな脅威を前に再び剣心と共に戦いに身を投じていく。雪代巴役 - 有村架純幕末、人斬り抜刀斎時代、剣心は結婚していた。血も涙もない剣心が、唯一心を許したにもかかわらず、その手で斬殺してしまう妻。巴は剣心の頬の十字傷に深く関わるとともに、彼女の存在は剣心が人斬りをやめ、「不殺の誓い」を立てる理由にもなる。四乃森蒼紫役 -伊勢谷友介京都隠密御庭番衆の御頭。伊勢谷は、『京都大火編 / 伝説の最期編』からの続投。巻町操役 - 土屋太鳳京都隠密御庭番衆。蒼紫と共に生きる。沢下条張役 - 三浦涼介強の敵・志々雄真実の配下である十本刀の一人。また剣心の前に立ちはだかるのか?呉黒星役 - 音尾琢真呉黒星(ウーヘイシン)は、“縁”が率いる上海マフィアの副官。辰巳役 - 北村一輝剣心の過去に大きな影響を残す旧幕府直属の隠密組織「闇乃武(やみのぶ)」のリーダー。主題歌アーティストはONE OK ROCKが続投過去の作品で楽曲を提供し、『るろうに剣心』を最大限に盛り上げてきたONE OK ROCK。終章の2作でも引き続き書き下ろしの主題歌を担当する。監督に大友啓史監督は、引き続き大友啓史が担当。本作について、「今回描く物語は、ファンの方が一番大事にしているエピソードだと思いますし、初めて『るろうに剣心』を観る方にも届くような深い物語でもありますので、最終章は気合をいれ直し、いま全身全霊で挑んでいます」と、作品制作に対する意気込みを語る。かつて大河ドラマ『龍馬伝』を手掛けた大友が、新時代のアクション時代劇のクライマックスをどのように描くのか。7か月以上の撮影を経てクランクアップ2018年11月4日(日)にクランクインした『るろうに剣心』最終章は、京都・奈良・滋賀・三重・兵庫・熊本・広島・栃木・埼玉・静岡・大阪・長野など全国43カ所で大規模な撮影を7カ月以上に渡って行い、2019年6月7日(金)に遂にクランクアップを迎えた。参加したエキストラは延べ6,000人。長きにわたる撮影は時に困難を極め、極寒の中での深夜撮影や、朝まで及ぶ撮影、悪天候によるスケジュール変更なども余儀なく実施されたこともあったという。佐藤健&大友監督のコメント約8年間を通して本シリーズの主演を務めてきた佐藤健は、「この作品は、言うまでもなく僕の誇りで、これまでもこれからも『るろうに剣心』を背負っていきます。特に今回のエピソードはこのシリー ズを語る上で避けることはできないですし、絶対演じたいと思っていました。そして、ただ描くだけじゃなく、圧倒的なクオリティをもって映画史に名を残す、という使命にも似たような気持ちもありました。」とコメント。これから1年を費やし映画の編集作業を進めていくという大友監督は、「東京オリンピックに負けない“るろうに旋風”を、再び世界中にまき起こせるような、すべての人が楽しめる、刺激的で圧倒的パワーを持ったエンターテイメント作品に仕上げたい。」と意気込みを語っている。シリーズ初と、緋村剣心フィギュア登場なお映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』の公開を記念して、主人公「緋村剣心」の1/6 スケールのフィギュア化が実現。飛天御剣流 抜刀術を繰り出す際の姿を、11カ月の制作期間を経て忠実に立体化した、緊迫感溢れる佇まいに仕上げている。先行予約は、12月4日(金)よりセブンショッピングにて受付を行う。【詳細】映画『るろうに剣心』最終章公開時期:『るろうに剣心 最終章 The Final』2021年4月23日(金)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』6月4日(金)※購入した前売り券(ムビチケカード)は延期後の上映時に利用可能。配給:ワーナー・ブラザース映画監督:大友啓史音楽:佐藤直紀主題歌:ONE OK ROCK主演:佐藤健、武井咲、新田真剣佑、青木崇高、蒼井優、伊勢谷友介、土屋太鳳、三浦涼介、音尾琢真、鶴見辰吾、中原丈雄、北村一輝、有村架純、江口洋介
2019年12月23日2作連続公開となる佐藤健×大友啓史監督がタッグを組んだ『るろうに剣心』シリーズ最新作『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』。タイトル・公開日発表に続いて、共演者が発表された。かつては“人斬り抜刀斎”と恐れられた緋村剣心(佐藤さん)は、あるとき、「人を活かす剣」を唱える神谷道場の師範代・神谷薫や相楽左之助と出会い、穏やかな生活を送り始める。今回出演が明らかになったのは、そんな神谷道場に集う仲間たち。神谷薫役の武井咲、喧嘩屋の相楽左之助役の青木崇高、女医の高荷恵役の蒼井優が続投することが決定。久しぶりの本作の撮影に関して武井さんは「緊張していましたが、現場に入るとブランクを感じずに、不思議と一作目から続いているような気持ちになりました」と明かし、「神谷道場のメンバーが本当の家族のような雰囲気で撮影できたので、とても感動しましたし嬉しかったです」と喜ぶ。また「一作目から変わらず、命を張ってでも守りたい仲間です」と左之助と同様に熱く言い切った青木さんは、「『るろうに剣心』の現場は、監督を中心に役者や色々なスタッフがお互い挑発しあっている様に感じます。『ここで諦めたら駄目、こういう時だからこそどうプラスに展開させていくのか』をプライドを持って取り組んでいます」と話し、まだ完成前だが「絶対に最高傑作になっていると思います」と撮影を終え自信を覗かせている。そして蒼井さんは「5年の経過があるので皆微妙に変化しているのですが、フォーメーションを組んだときの形が一緒で懐かしいです。帰ってきたというより、タイムスリップした感覚でしたね。前回のエンディングから続きが始まったように感じました」と久々の撮影をふり返っている。さらに、神谷道場で最強の剣士を目指し、剣心の背中を追う明神弥彦役には、『3月のライオン』や『キングダム』で主人公の子ども時代を演じた大西利空に決定。オーディションは何度も行われ、この弥彦役のキャスティングは難航したそうで、参加人数は当初の予定人数を大幅に超えた総勢約200人以上となっていた中、ずば抜けた演技力が評価され、大友監督作品出演の経験もあった大西さんが選ばれた。前作を観ていたという大西さんは「受かったときはとても嬉しかったです。赤べこのセットも大きく驚きましたし、とても感動しました」とコメントしている。キャスト発表と合わせて到着したビジュアルは、平和の象徴である神谷道場から、変わらない仲間たちの笑い声が聞こえてきそうな、まさに家族写真のような1枚となっている。またワーナー公式Youtubeでは、シリーズの名シーンで構成されたダイジェスト映像が公開中だ。『るろうに剣心最終章 The Final』は2020年7月3日(金)より、『るろうに剣心最終章 The Beginning』は8月7日(金)より全国にて2作連続公開。(cinemacafe.net)
2019年12月20日佐藤健主演『るろうに剣心』シリーズの最終章が、『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』のタイトルでそれぞれ7月3日(金)と8月7日(金)に公開されることが決定。あわせてティザービジュアルが公開された。和月伸宏の原作コミックを大友啓史監督が実写映画化したアクション大作『るろうに剣心』シリーズ。2012年8月25日公開の『るろうに剣心』(最終興行収入30.1億円)、2014年8月1日公開の『るろうに剣心京都大火編』(最終興行収入52.2億円)、同年9月13日公開の『るろうに剣心伝説の最期編』(最終興行収入43.5億円)、シリーズ累計の興行収入は125億円以上、観客動員数は980万人を突破している。『るろうに剣心最終章 The Final』では中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていた、シリーズ最恐の敵・縁(えにし)の戦いを壮絶なアクションとドラマで描く。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられた緋村剣心(佐藤健)だが、新時代の幕開けとともに、斬れない刀=逆刃刀を持ち穏やかな生活を送っていた。最狂の敵・志々雄真実(藤原竜也)が企てた日本転覆の計画を阻止するため、かつてない死闘を繰り広げた剣心たちは、神谷道場で平和に暮らしていた。しかし、突如何者かによって東京中心部へ相次ぎ攻撃が開始され、剣心とその仲間の命に危険が及ぶ。今まで明かされたことの無い剣心の過去に大きく関係し、決して消えることのない十字傷の謎へとつながっていく。今回公開されたティザービジュアルは、目を閉じ逆刃刀を手にする剣心の姿が切り取られている。撮影は、2019年5月まで約7カ月以上に渡り続き、完成は2020年を予定している。『るろうに剣心最終章 The Final』2020年7月3日(金)公開『るろうに剣心最終章 The Beginning』2020年8月7日(金)公開
2019年12月20日佐藤健主演『るろうに剣心』シリーズより、2部作で公開される最新作のタイトルが『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』に決定。それぞれ2020年7月3日(金)、8月7日(金)に連続公開される。『The Final』で描くのは、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていた<シリーズ最恐の敵・縁(えにし)>の戦い。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられた緋村剣心だが、新時代の幕開けとともに、斬れない刀=逆刃刀<さかばとう>を持ち、穏やかな生活を送っていた。最狂の敵・志々雄真実が企てた日本転覆の計画を阻止するため、かつてない死闘を繰り広げた剣心たちは、神谷道場で平和に暮らしていたが、突如、何者かによって東京中心部へ相次ぎ攻撃が開始され、剣心とその仲間の命に危険が及ぶ…。そして物語は、これまで語られることのなかった<十字傷>の謎に迫る『The Beginning」へと続いていく。またタイトル・公開日決定と合わせて公開されたティザービジュアルには、目を閉じて逆刃刀を手にする剣心の姿が。頬には十字傷が刻まれ、剣心カラーの赤い着物をまとう姿からは、壮大な物語の始まりを感じさせる。『るろうに剣心最終章 The Final』は2020年7月3日(金)より、『るろうに剣心最終章 The Beginning』は8月7日(金)より全国にて2作連続公開。(cinemacafe.net)
2019年12月20日映画と舞台を完全連動させる新企画【東映 ムビ×ステ】第1弾となる、映画『GOZEN-純恋の剣-』が公開中、そして舞台『GOZEN-狂乱の剣-』が9月12日(木)に上演される。映画、舞台を通じて描かれるのは、江戸時代に8人の男たちが臨む“御前試合”。命をかけた攻防と、試合の出場者たちの秘めた想いが鮮烈に描かれる。映画『GOZEN-純恋の剣-』の主人公は、幕府の隠密・青山凛ノ介。北陸の府月藩に潜入し、藩の動向を探っていた彼は、殿の前で武芸を競う御前試合に参加することになったが、その試合とは隠密たちを炙り出して公開処刑するために藩主が企んだ死の宴だった。様々な思惑が交錯する中、8人の試合出場者の戦いと、それぞれの想いが映し出されていく。主人公・青山凛ノ介を演じるのは、『仮面ライダービルド』主演や『獣になれない私たち』で注目を浴びた犬飼貴丈。凛ノ介と恋に落ちるヒロイン・神谷八重を、映画『ちはやふる-結び-』や『ママレード・ボーイ』の優希美青が扮する。そして凛ノ介の“恋仇”となる狂気の剣士・寺脇甚八郎には、犬飼と『仮面ライダービルド』に続いての共演となる武田航平が演じる。このほか、矢崎広(ミュージカル『薄桜鬼』)、前山剛久(「舞台『刀剣乱舞悲伝』結の目の不如帰」)、井澤勇貴(映画・舞台『MESSAIAH PROJECT メサイア・プロジェクト』)、松本寛也(『特命戦隊ゴーバスターズ』)、井俣太良(『仮面ライダードライブ』)、元木聖也(『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』)、小野塚勇人(『仮面ライダーエグゼイド』)、町井祥真(『仮面ライダーエグゼイド』)、松村龍之介(舞台『戦国BASARA』シリーズ)、菊地美香(『特捜戦隊デカレンジャー』)、久保田悠来(『仮面ライダー鎧武/ガイム』)などなど、舞台や特撮作品で活躍した俳優たちが集結した。監督を務めるのは、『平成仮面ライダーシリーズ』をヒットに導き、多くの若手俳優たちを育てた石田秀範監督。石田監督の手によって、新プロジェクト【東映 ムビ×ステ】で躍動する若手たちに注目だ。映画『GOZEN-純恋の剣-』公開中
2019年07月07日映画と舞台を完全連動させる新プロジェクト“東映ムビ×ステ”の第1弾として制作された映画『GOZEN-純恋の剣-』。今作の完成披露舞台挨拶に、犬飼貴丈、優希美青、武田航平、前山剛久、井澤勇貴、松本寛也、井俣太良、元木聖也、矢崎広らが登壇した。映画に主演した犬飼は「映画と舞台が連動している企画は、東映さんにとって新たな挑戦。その場に僕に声をかけてくれたのが嬉しい。これからどう広がっていくのか楽しみです」と意欲満々。さらにヒロインを演じた優希との撮影のエピソードを聞かれ、「スケジュールがタイトであまりコミュニケーションが取れなかったのが心残り」と話すと、武田がすかさず「陰でなんかしてたんじゃないの?」と猛ツッコミ。普段から武田と仲の良い犬飼は、「茶々をいれないで!茶々おじさん黙ってて!」と一蹴した。すると武田は負けじと「俺よりおじさんいるし!」と井俣に視線を送り、いきなりの飛び火に井俣はビックリの様子。隣に立つ松本とともにバタバタとしていると、自分で振ったにもかかわらず武田が「茶番はいいですわ!」とバッサリ斬り、会場は大爆笑に包まれた。その後、紅一点の優希が、「もし御前試合に出るとしたら、この中の誰を相手にして斬りたいか」という質問に、「松本さん」と即答。優希との共演シーンはなく、この日がほぼ初対面だった松本は驚きながらも「ほぼほぼ初対面なんですよ!でも光栄です!名前を憶えてもらえて嬉しいです!」と戸惑いながらも喜んでいた。今回男性メンバーに出されたお題は、「御前試合に出るとしたら、これなら殿の前でも勝負ができる」というもの。井澤は「小学3年生の頃から習っているダンスは、他の男性メンバーに負けたくない」と語る。前山は「ゲームがめっちゃ好きなので、負けないと思います。……『マリオテニス』なら!」と話し、「このメンツならボコボコにするよ!」と勝利宣言。武田は「仮面ライダーに変身した回数です。僕は仮面ライダーの俳優なので今回変身できなかったのが辛かったですね」と言うと、司会から「変身してもいいんですよ」と言われ、「絶対にしません!」と返し爆笑を誘った。続いて井俣は「仮面ライダー繋がりでいうなら、亀の飼育ですかね……。僕はこの中で年齢も勝てないし、ダンスもできない。身体もそんなに動かないので、勝てるのは生き物を愛でる心!それだけは負けない!」と声高に宣言。松本は「僕は身体の悪い箇所がたくさんあるんですよ……。ヘルニアもぎっくり腰もあるし、最近は背中にイボができちゃって、すぐ取りたいんですよね」とぼやき、他の共演者がざわつき始めると、「でも、航平くんが仮面ライダーに変身した回数で思い出したんですが、僕もスーパー戦隊の作品に携わった数No.1だと思います!」と話し、会場中から「おお~」と感嘆の声が上がっていた。アクロバットが得意な元木は「僕は身体を動かすことに関しては負けないかな」と話し、矢崎は「僕は『ポケモンGO』のランクは負けません!今レベルは40。移動も多いので、ご当地ポケモンをたくさん持っています」と嬉しそうに語った。そして最後の犬飼は、「僕はゲームも好きですしアニメや漫画、音楽の知識はわりとある方だと思います。みんなからいろいろ面白い回答が出てきたので、ボケるのをやめました」と笑いながら話していた。この映画『GOZEN -御前試合-』は、秋に幕が上がる舞台『GOZEN-狂乱の剣-』へと続くもの。舞台の主演を務める矢崎は「映画で描かれていない部分を舞台でやるだけでなく、もっと広がると思うので、両方で『GOZEN』の世界観を楽しんでもらえたら」と紹介。さらに「映画を存分に楽しんでもらい、この世界観を持って舞台に来てもらえたらと思います。劇場でお待ちしています」と話した。最後に犬飼は、「映画はもちろん、舞台もしっかりとやってくださるということで、うまく映画からバトンを渡せたんじゃないかなと思っています。映画も舞台も何回も見ていただければと思います」と締めた。映画『GOZEN-御前試合-』7月5日(金)より全国公開取材・文:吉田可奈
2019年06月20日“ムービー(映画)とステージ(演劇)の挑戦的な融合”をテーマに、ひとつの作品世界で語られる“映画”と“演劇”を公開・上演する新プロジェクト“東映ムビ×ステ”。その第1弾であり、7月5日(金)より公開となる映画『GOZEN-純恋の剣-』のスペシャルメイキング映像3本が、映像配信サービス・ビデオパスにて6月18日(火)深夜0時より順次独占配信される。映画『GOZEN-純恋の剣-』の主人公・青山凛ノ介を演じるのは、『仮面ライダービルド』の主演で注目を浴びた犬飼貴丈。凛ノ介と恋に落ちるヒロイン・神谷八重は、映画『ちはやふる-結び-』や『ママレード・ボーイ』で脚光を浴びた優希美青が扮する。そして凛ノ介の“恋仇”となる狂気の剣士・寺脇甚八郎は、犬飼と『仮面ライダービルド』に続いての共演となる武田航平だ。このほか、矢崎広、前山剛久、井澤勇貴、松本寛也、井俣太良、元木聖也、小野塚勇人、町井祥真、松村龍之介、菊地美香、久保田悠来、そして波岡一喜と、さまざまなジャンルで活躍する、実力と人気を兼ね備えたキャストが顔を揃えている。さらに大島蓉子、冨家規政、福本清三といった実力派ベテラン俳優たちも助演し、この新企画の誕生に大いに華を添える。メガホンを取るのは“平成仮面ライダーシリーズ”をヒットに導き、多くの若手俳優たちを育ててきた石田秀範監督だ。新時代の幕開けを告げる、渾身のプロジェクト“東映ムビ×ステ”に期待が高まる。今回のメイキング映像は、主人公・凛ノ介、ヒロイン・八重、凛ノ介の恋仇・甚八郎それぞれにスポットを当てた3本立てのスペシャル映像。予告で話題となった“御前試合:凛ノ介 対 甚八郎”のシーンは、いかにして作り上げられたのか。時代劇でしか見られないキャスト陣の新しい一面、そして、本作に込められた思いなど、インタビュー映像を中心に、撮影の舞台裏や作品本編の見どころが紹介される。■映画『GOZEN-純恋の剣-』スペシャルメイキング映像“ビデオパス”独占配信概要『GOZEN-純恋の剣-』スペシャル映像/青山凛ノ介編:6月18日(火)00:00配信開始『GOZEN-純恋の剣-』スペシャル映像/神谷八重編:6月25日(火)00:00配信開始『GOZEN-純恋の剣-』スペシャル映像/寺脇甚八郎編:7月2日(火)00:00配信開始※対象ユーザー:ビデオパス会員
2019年06月17日主演・佐藤健×大友啓史監督で贈るシリーズ累計125億円突破の大ヒット作『るろうに剣心』がついに完結。シリーズの“始まり”と“終わり”を描く最終章が2020年夏、2作連続で公開されることが分かった(正式タイトル未定)。和月伸宏の漫画「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」を原作とした本シリーズは、2012年8月に第1作目『るろうに剣心』が公開され、最終興行収入30.1億円を記録。続く2014年8月と9月には『るろうに剣心京都大火編』(最終興行収入52.2億円)、『るろうに剣心伝説の最期編』(最終興行収入43.5億円)が公開され、シリーズ累計の興行収入は125億円以上、観客動員数は980万人を突破。日本だけでなく世界中を熱狂させた。そして5年の時を経て製作されるこの最終章では、これまで語られることのなかった剣心の「十字傷の謎」に迫る物語と、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていた「シリーズ最恐の敵・縁(えにし)」との戦いを、動乱の幕末期と明治維新後の新時代の2つの時代を通して描く。原作の最終章にあたる<人誅編>をベースに、OVA化された人誅編の一部となる<追憶編>と、志々雄真実との壮絶な戦いの後のこれまでの剣心の生き方全てに決着をつける<人誅編>のクライマックスまでの物語を映画化する。第1作目当時は22歳だった佐藤さん。本シリーズには特別な思いがあると言い、「『京都大火編/伝説の最期編』を終えた時から、もしこの続編を作るとしたら一番難しいと感じていました。僕自身が絶対に作りたいと思っていたエピソードを撮影できる毎日を通して、これが自分にとってとても大切な作品になると実感しています」と前作をふり返りながらコメント。一方、大友監督は「続編を製作するなら“絶対に前作を超えなければならない。新しく驚きに満ちた『るろうに剣心』でなければならない”と考えていました」と思いを明かし、「このシリーズには絶対に欠かせないエピソードであり、主人公<緋村剣心>の人間性に踏み込んでいくことになる頬の傷の話を描くにあたって、もう一度『るろうに剣心』と対峙することへの覚悟を問われる感じがしました」「今回描く物語は、ファンの方が一番大事にしているエピソードだと思いますし、初めて『るろうに剣心』を観る方にも届くような深い物語でもありますので、最終章は気合をいれ直し、いま全身全霊で挑んでいます」と今作について語っている。そして、佐藤健×大友啓史監督のタッグはもちろん、スタッフもシリーズ全てを手掛ける人たちが再集結。すでに、昨年11月にクランクインした本作は、今年5月まで約7か月以上に渡り撮影が続くそうで、京都や奈良をはじめ、滋賀、三重、兵庫、熊本、広島、栃木、埼玉、静岡など全国で大規模なロケ撮影を敢行する。佐藤さんは「クランクインの日は、久しぶりに剣心を演じること、大友組ならではの大規模撮影の雰囲気など、全てにおいてソワソワしていました(笑)」とふり返り、「みなさんに楽しんで頂ける作品になるように、自分にとって人生の代表作にするつもりで最後まで演じ切りたいと思います」と新たに意気込みを語っている。最後に大友監督は「全員が『るろうに剣心』への想いが強くなっていますし、自分たちにできるベストなものを届けたいと思っています。健くんも多くの作品で経験してきたものをこの作品に捧げてくれています。皆さんに愛してもらえる作品に仕上がると思いますので、2020年夏を楽しみに待っていてください」とファンにメッセージを送った。『るろうに剣心』最終章は2020年夏、全国にて2作連続公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」るろうに剣心 伝説の最期編 2014年9月13日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
2019年04月12日俳優の佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心』シリーズの新作が、2020年に公開されることが、12日に明らかになった。監督は大友啓史が務め、シリーズすべてを手掛けるスタッフたちが再集結した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心伝説の最期編』(14)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。世界中でも人気となった同シリーズは、北米、イギリス、香港、韓国、台湾、フィリピンなどヨーロッパ・アジア諸国を含む世界100ヶ国以上で配給、世界50以上の国際映画祭に出品された。今回は5年の時を経てついに最終章を製作、原作の最終章にあたる「人誅編」をベースに2作連続公開となる。原作の「人誅編」の中で描かれる、剣心の"十字傷の謎"に迫る物語でOVA化され高く評価された「追憶編」と、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人で、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていた、シリーズ最恐の敵・縁(えにし)との戦いを2作にわけ、『るろうに剣心』の原点とクライマックスが描かれることになる。それぞれの本編タイトルは後日発表される予定だ。2018年11月にクランクインし、2019年5月まで約7カ月以上、京都・奈良・滋賀・三重・兵庫・熊本・広島・栃木・埼玉・静岡など全国で大規模なロケ撮影を敢行した同作。1作目当時は22歳だった佐藤だが、撮影中の3月に30歳をむかえ、「毎回どの作品も全力で演じていますが、『るろうに剣心』に関しては、やはり特別な思いがあります。また、この二部作は、剣心の十字傷の秘密(剣心の過去)を描いていることもあり、剣心にとって間違いなく一番重要なエピソードです」と思いを語る。前作を振り返り「『京都大火編/伝説の最期編』を終えた時から、もしこの続編を作るとしたら一番難しいと感じていました。僕自身が絶対に作りたいと思っていたエピソードを撮影できる毎日を通して、これが自分にとってとても大切な作品になると実感しています」と続けた。大友監督は「続編を製作するなら“絶対に前作を超えなければならない。新しく驚きに満ちた『るろうに剣心』でなければならない”と考えていました。『るろうに剣心』シリーズは、すべてのキャスト・スタッフがそれぞれレベルの高いところを目指し、日本映画というカテゴリーを取っ払うような、常に自らの限界を超えていく映画作りを目指しています。私たちは過去3作品を通して“誰も見たことのない日本映画”を作る大変さを実感していましたので、その挑戦がまた始まると強く感じました」と、心境を吐露。今回の物語について「このシリーズには絶対に欠かせないエピソードであり、主人公・緋村剣心の人間性に踏み込んでいくことになる頬の傷の話を描くにあたって、もう一度『るろうに剣心』と対峙することへの覚悟を問われる感じがしました」と覚悟を表す。「今回描く物語は、ファンの方が一番大事にしているエピソードだと思いますし、初めて『るろうに剣心』を観る方にも届くような深い物語でもありますので、最終章は気合をいれ直し、いま全身全霊で挑んでいます」と語った。○平成から令和にかけての思い新元号である「令和」が5月1日より施行される直前の発表となったが、佐藤は「日本が新時代に入ります。そして30歳になり、僕自身も新しい時代に突入します。新しい時代を作るために、自分も生きていくということを、いま感じています」と思いを重ねる。今回は、剣心の頬の傷が一つであるビジュアルも初解禁となった。大友監督はこれまでの撮影について「過去シリーズの美しい記憶を汚さないように、これまでの『るろうに剣心』に負けないもの、そして他のアクションエンターテイメントとは一線を画すものを目指しています。自分達はそこを超えられているか、そこにたどり着くことができるのか、を問いながら日々撮影を行っています」と振り返る。佐藤も「クランクインの日は、久しぶりに剣心を演じること、大友組ならではの大規模撮影の雰囲気など、全てにおいてソワソワしていました(笑)。でも芝居が始まっていくうちに、『懐かしい』『帰ってきた』という感覚がとても強くなってきました。2020年、みなさんに楽しんで頂ける作品になるように、自分にとって人生の代表作にするつもりで最後まで演じ切りたいと思います」と思いを語った。最後に、公開を楽しみにしているファンに向けて、大友啓史監督は「“るろ剣クオリティ”を超えていくために、見たことのないアクション、幕末と明治という全く異なる2つの時代、剣心が背負ってきた深いドラマ、繊細なラブストーリーなど、多くの視点で大きな熱量を注いでいます。全員が『るろうに剣心』への想いが強くなっていますし、自分たちにできるベストなものを届けたいと思っています。健くんも多くの作品で経験してきたものをこの作品に捧げてくれています。皆さんに愛してもらえる作品に仕上がると思いますので、2020年夏を楽しみに待っていてください」と自信をのぞかせた。
2019年04月12日司馬遼太郎の小説『燃えよ剣』が、主演に岡田准一を迎え実写映画化。2021年10月15日(金)に全国ロードショー。燃えよ剣とは?「燃えよ剣」は司馬遼太郎の長編小説で500万部を超えるベストセラー。新選組副長・土方歳三を主人公に、近藤勇、沖田総司など新選組の志士たちの人生と、彼らが生きた激動の時代・幕末を描いた作品だ。新選組の結成から、大政奉還後の各地での戦い、そして土方と恋人お雪との愛を描いている。1966年にも同じタイトルで映画化された。登場人物&キャスト映画『燃えよ剣』に登場するキャラクター&キャストを紹介。俳優勢には、これまでも大河ドラマ「軍師官兵衛」『関ヶ原』など時代劇を豊富に演じてきた主演・岡田准一を筆頭に、柴咲コウ、伊藤英明、山田涼介など、豪華な顔ぶれが揃う。主人公・土方歳三(岡田准一)剣豪、類まれなる手腕で組織を作り、軍才をも持つ土方歳三。もともとは武州多摩郡の悪ガキ、ならずものだった。新選組では副長として厳格な戒律で組織を統率した。お雪(柴咲コウ)お雪は、土方歳三と恋に落ちる女性であり、小説のオリジナルキャラクターでもある。熱烈に惹かれあいながらも時代に引き裂かれていく。新選組局長・近藤勇(鈴木亮平)維新動乱期の象徴的な存在で、攘夷派の武士を恐れさせた「新選組」の局長。土方の盟友でもある。ドラマ「西郷どん」で幕府を倒す西郷を演じていた鈴木が、『燃えよ剣』では全く逆の立場で幕末を迎える人物を演じる。沖田総司(Hey! Say! JUMP山田涼介)美男子と言われ最も人気が高いと言われる剣士。一番隊組長。芹沢鴨(伊藤英明)徳川幕府の後ろ盾のもと、市中を警護する新選組を結成、初代筆頭局長となる。やがて近藤や土方と対立し新選組を追われる。松平容保(尾上右近)会津藩主。京都守護職に命ぜられ新選組を預かることとなる。演じる尾上右近は歌舞伎界で注目を集めている。一橋慶喜(山田裕貴)幕末の騒乱の中、京都の治安を維持するため、過激浪士の駆逐を命じる。徳川幕府 15代将軍。その他、土方・近藤・沖田と共に幕末を駆け抜けた新選組の隊士を、たかお鷹、安井順平、谷田歩、松下洸平らが演じるほか、髙嶋政宏、市村正親、金田哲(はんにゃ)らが出演する。気迫溢れるアクションシーン予告映像には、“新選組”史上最も有名な「池田屋事件」の完全再現シーンなどを収録。中でも、土方が故郷で“バラガキ”と呼ばれていた頃の勇ましい剣裁きは、圧巻のスピード感と気迫あふれる怒涛のアクションとなっている。新選組初代筆頭局長である芹沢と土方による、一触即発の決闘シーン映像も公開。岡田准一は主演に加え、殺陣の構築・指導も兼任しており、岡田のこだわりが詰まった決闘シーンとなっている。岡田から指導を受けた伊藤は「(岡田が)何十年という歳月をかけて習得したものをわかりやすく、芹沢鴨というキャラクターを織り交ぜつつ、殺陣をつけてくださって、本当に感謝しています」とコメントした。『燃えよ剣』<あらすじ>開国か倒幕か―動乱の幕末でわずか6年だけ存在した「新選組」。彼らはいかにして、歴史に名を刻む【伝説(レジェンド)】となったのか―?江戸時代末期。黒船が来航し開国を要求した。幕府の権力を回復させ外国から日本を守る佐幕派と、天皇を中心に新政権を目指す倒幕派の対立が深まりつつあった激動の時代-。武州多摩の”バラガキ“だった土方歳三(岡田准一)は、「武士になる」という熱い夢を胸に、近藤勇(鈴木亮平)、沖田総司(山田涼介)ら同志と共に京都へ向かう。徳川幕府の後ろ盾のもと、芹沢鴨(伊藤英明)を局長に擁し、市中を警護する新選組を結成。土方は副長として類まれな手腕と厳しい法度で組織を統率し、新選組は倒幕派勢力の制圧に八面六臂の活躍を見せる。お雪(柴咲コウ)と運命的に出会い惹かれあう土方だったが時流は倒幕へと傾いていき・・・池田屋事件、鳥羽・伏見、五稜郭の戦い・・・変革の世で剣を手に命を燃やした男たちの、信念と絆。愛と裏切り。そのすべてを圧倒的スケールで描き切る、スペクタクル・エンタテインメント作品。■作品詳細映画『燃えよ剣』公開日:2021年10月15日(金)全国ロードショー原作:司馬遼太郎 「燃えよ剣」(新潮文庫刊/文藝春秋刊)監督・脚本: 原田眞人出演:岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、尾上右近、山田裕貴、たかお鷹、坂東巳之助、安井順平、谷田歩、金田哲、松下洸平、村本大輔、村上虹郎、阿部純子、ジョナス・ブロケ、大場泰正、坂井真紀、山路和弘、酒向芳、松角洋平、石田佳央、淵上泰史、渋川清彦、マギー、三浦誠己、吉原光夫、森本慎太郎、髙嶋政宏、柄本明、市村正親、伊藤英明配給:東宝アスミック・エース
2019年02月14日アイドルグループ・V6の岡田准一が、映画『燃えよ剣』(2020年公開)に主演することが11日、明らかになった。同作は、司馬遼太郎により1964年に発表され、500万部を超える大ベストセラーを実写映画化。幕末を舞台に、武州多摩の百姓の悪ガキだった少年・土方歳三(岡田)が、近藤勇、沖田総司ら同士と共に京都で新選組を結成し、“鬼の副長”と呼ばれ討幕派勢力制圧に活躍する。幕末の動乱期で、剣に生き剣に死んだひとりのカリスマの姿と一途な愛、そして歴戦の数々を描いていく。土方の没後150年である2019年に製作されることが決定した同作は、原田眞人監督がメガホンを取り、岡田が主演した『関ヶ原』のスタッフが集結。“副長”として組織を作り厳格な戒律で新撰組を統率した土方を、岡田が演じる。そんな土方と恋に落ち、生涯愛し合うことになるお雪を演じるのは、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』以来の時代劇出演となる、柴咲コウ。岡田と柴咲は今回が初共演となる。土方の盟友である新選組局長・近藤勇を演じるのは、NHK大河ドラマ『西郷どん』で大河初出演にして初主演を成し遂げた、鈴木亮平。『軍師官兵衛』(14年)主演の岡田、『おんな城主 直虎』(17年)主演の柴咲、『西郷どん』(18年)主演の鈴木と、大河主演俳優が勢ぞろいした。さらに、病に倒れるも天才的な剣の使い手として知られ、新選組の中でも土方と並んで人気の高い若く美しき剣士・沖田総司を山田涼介(Hey! Say! JUMP)、土方や近藤に狙われることになる新選組初代筆頭局長・芹沢鴨を伊藤英明が演じる。撮影は2月~4月、京都・滋賀・岡山などを中心に行われる予定。「新選組」史上名高い「池田屋事件」が起こった、旅館・池田屋をオープンセットで当時のままに完全再現する。○岡田准一 コメント原田眞人監督から司馬遼太郎さんの名作、『燃えよ剣』の土方歳三という、身に余る大役をいただきました。 以前に原田監督作品に出演させていただいた『関ヶ原』に続き日本の変革の1つです。変革の時代を演じることは、やりがいのあるタフな作業になりますが、共演者の皆さん、スタッフの皆さんとこの作品を乗り越えて行きたいと思います。土方歳三の人生を覚悟と畏敬を持って楽しんで演じたいです。原田監督が作り上げる生っぽい激動の幕末をご期待下さい。○柴咲コウ コメント初めて演出していただく原田監督。初共演の岡田准一さん、鈴木亮平さん、山田涼介さん。世の中で語り継がれる新選組。司馬遼太郎さんの長編歴史小説のオリジナルキャラクターであるお雪を、時代に翻弄されながらも凛として生きる女性として、素直に表現できればと存じます。○鈴木亮平 コメント何者でもない。侍ですらなかった若者たちが、いかにしてあれだけの力を持ち、畏怖される集団になっていったのか。仲間さえも殺してまで作り上げたかったもの、守りたかったものとは何か。映画という別の世界で、近藤勇という一人の男として再びあの時代に入り込み、欲も恐れも友情も、全て肌で受け止めながら生きてみようと思います。原田監督と敬愛する岡田さんのもと、一丸となり、皆様に新しい新選組の肖像をお見せします。ご期待ください。○山田涼介 コメント錚々たる共演者の皆様の中でお芝居をさせていただくことに緊張する一方、武者震いしています。僕にしか出来ない表現で沖田を描きたいと思っていますし、原田監督、そして先輩の岡田君と共演するのは初めてで、先輩方の背中を見て、この作品の中で多くのことを吸収して、沖田を生き抜きたいと思います。○伊藤英明 コメント芹沢鴨という強靭な男を演じさせていただくことになりました。岡田君が演じる土方に対して、全力で対峙したいと思います。一緒にお芝居ができるのが本当に楽しみです。原田監督とは初めてですが、誘っていただき大変光栄です。改めて、俳優という仕事に全力で臨みたいと思っています。○原田眞人(監督・脚本) コメントチャンバラごっこではいつも新選組が仇役だった。私は桂小五郎に代表される「勤王の志士」。覆面をかぶりたくなれば鞍馬天狗にもなった。しかし、映画では桂小五郎が主役になることは殆どなく、鞍馬天狗映画は安易な娯楽作だった。新選組が主人公になる映画の方が圧倒的に多く、上質に思えた。幕末の知識は幼少時に祖父から伝え聞き、それがやがて時代小説を読むきっかけともなった。司馬遼太郎ワールドの入口も短編集「幕末」だった。「逃げの小五郎」を読みたくて足を踏み入れたのだ。高校生になって『燃えよ剣』と出会った。以来、新選組と土方歳三に魅せられ、「新選組血風録」のファンになり、子母沢寛の新選組トリロジーに心が震えた。そうやって情報量が増えるにつれ新選組を描く映像作品への不満が募るようになった。例えば、ダンダラ。子母沢寛が壬生の新選組のホストファミリーだった八木家ご子息から得た証言では、近藤や土方ら幹部クラスは一度もダンダラの制服を着なかったという。理由は、安っぽかったから。新選組は黒の集団であった。ダンダラは、平隊士の一部が着用し、一年も経たずに淘汰された。おそらく芹沢鴨の発想で赤穂義士を模したダンダラ制服を作ったのではないか。当然、土方は着ない。映画では、大島渚監督の「御法度」だけが、ダンダラ俗説を避けて黒の隊服にしている。新選組は維新動乱期の象徴的、宿命的な存在だ。既成の秩序やモラルがくずれ、新しい体制が模索されている混乱の時代に現れた若者たちの右往左往と魂の叫びがそこにはある。人は変革期に如何に生きるべきか。現代の世相とダブる混沌を、土方は筋を通して生きた。『燃えよ剣』は激流を生きる人間の営みをスケール感とともに描いている。武州多摩郡のバラガキ(茨垣:不良、ならず者)であった近藤勇、土方歳三、沖田総司、井上源三郎の四人の生き様死に様は、ハワード・ホークスの『リオ・ブラボー』の四人組にそっくりで、男気の連帯が心豊かに描かれている。中でも土方にはTHE LAST SAMURAIの風味が漂う。絶妙のキャストも組めた。岡田准一さんは超一流の武芸者が俳優のふりをしているような人。今回は主役の土方歳三のみならず土方が絡むすべての剣技の構築・指導も委せている。映画史上最高の土方歳三、時代劇史上最高の立ち役が生まれると、私は信じている。ヒロインのお雪は土方の思い人であると同時に司馬先生の思い人であるようにも思う。原作にある絵の素養を映像的にも広げたインディペンデント・ウーマンとして柴咲コウさんに演じてもらう。彼女にはホークス作品のヒロインに通ずる凛とした美しさと男世界で生き抜く逞しさがある。近藤勇はデビュー以来、「私のイサミ君」と思い続けて来た鈴木亮平さんを迎えることができた。西郷どんで付けた27キロ分を削ぎ落として、見事な男振りである。山田涼介さんは作品を見る度に、彼の演ずる沖田総司を見たいという思いが強くなった。俊敏な剣技も、儚げな微笑みも、土方との軽やかな会話もすべてが「スクリーン上の沖田総司であるべき人」のベクトルを指している。土方、近藤、沖田がハマリ役の理想を突き進む以上、芹沢鴨の配役は「意外性」を前面に押し出したかった。本来なら公開まで名前を伏せたかったくらいだ。伊藤英明さんが引き受けてくれたのは幸運だった。私の考える鴨は、しらふなら土方、沖田がふたりがかりでも倒せない武門の人。近藤に欠けた教養もある。そして何よりも原作で沖田の口を借りて言わせている「私の知る限りいちばんの善人かもしれない」という要素を大切にしたかった。伊藤さんにはそれらがある。原田組初参加の四人と岡田さん。このケミストリーは最強だ。脇を固める顔ぶれも、原田映画史上最高のヴァラエティに富んでいる。書きたくて書きたくてたまらないが、今は我慢しよう。司馬人類学講座を半世紀に渡って学んだ生徒として、私は、BARAGAKI土方歳三がBROKEN SAMURAIになりUNBROKEN SAMURAIに至る物語を、紡ぎたいと思う。芝居はナチュラル、剣技はリアルをモットーに、世界勝負の本格的時代劇を目指したい。とはいえ「リオ・ブラボー」と「グッド・フェラーズ」を心に抱いて現場に挑むことになる。(2019年1月17日記)
2019年02月11日アニメ化に実写映画化、さらには宝塚歌劇団での舞台化と、様々なメディアでヒットを飛ばし続けている人気コミック『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(和月伸宏作、集英社ジャンプコミックス刊)。その宝塚版で原作ファンもうならせた元雪組トップスターの早霧せいなが、退団して女優になった現在、舞台浪漫活劇「るろうに剣心」において、再び主人公の緋村剣心を演じている。ヒロインの神谷薫役に、テレビドラマ『義母と娘のブルース』で人気急上昇の上白石萌歌、舞台版オリジナルの敵役・加納惣三郎役に松岡充と、華やかな顔ぶれでの上演。10月11日に行われたゲネプロに足を運んだ。【チケット情報はこちら】物語は江戸末期、まだ“人斬り抜刀斎”と恐れられていた剣客・緋村剣心が、新撰組と立ち回りを繰り広げるシーンから始まる。花道から現れた早霧剣心は殺気を漂わせ、小柄だが俊敏な動きで10余人の隊士を次々に斬り捨ててゆく。殺陣の後、息も切らさず端然とたたずむ早霧がなんとも魅力的だ。その後、舞台は明治時代の東京へ。ある事件から“不殺”の誓いを立てて過ごす剣心は、偶然、神谷道場を守る少女・薫と出会う。“人を活かす剣”を信じて生きる薫を、上白石は強い眼差しと明瞭なセリフ回しで好演。どこか虚しさを抱えたまま、ニセの“人斬り抜刀斎”にも飄々とした態度を崩さない剣心が、薫と過ごすうちに少しずつ素の穏やかさを見せていく。宝塚版から続投の小池修一郎の演出は、剣心が“人斬り”から“不殺”に至った葛藤を、より深く描く。コミカルなシーンは宝塚版より少ないものの、だからこそ剣心がふと見せる、和らいだ表情が印象的だ。剣心と因縁の元新撰組隊士で、今は貿易商として暗躍する加納役の松岡は、よく響く低音の歌声と安定感のある殺陣で貫録の存在感。同じく元新撰組で、現在は警視庁警部補となった斎藤一役の廣瀬友祐も、クールな表情に長身の制服姿がよく似合い、ハマり役だ。その他、アヘンを売る悪徳実業家・武田観柳を演じる上山竜治の達者ぶり、武田の用心棒を務める四乃森蒼紫役・三浦涼介の妖しさ、剣心の仲間となる相楽左之助役・植原卓也の屈託無さなど、それぞれの個性が際立つ。囲み会見では、早霧と上白石、松岡、そして小池も登壇。早霧が「やはり(男性との)立ち回りはスピート感とパワーを感じますね。自分も元男役としての誇りをかけて(笑)、戦いに挑む気持ちでやっています」と意気込みを吐露。小池も「稽古は大変だったと思いますが、より芝居が濃く深くなった早霧を見ていただければ」と話した。「小池先生が妥協を一切しないので、稽古では心の動きに殺陣を付けるということをみっちりやりました」と松岡が話せば、「(宝塚版は)女性のみの輝きを感じましたが、今回は男性もいるので、よりパワーアップした部分があるのでは」と言いかけた上白石。続けて「そんな男性陣は素敵ですが、私は早霧さんしか見えていません!」と告白し、早霧がヨシヨシとうなずいて、取材陣から笑いが漏れるひと幕も。芝居に殺陣にと、千秋楽に向かって進化し続ける舞台。その行方を、ぜひ見届けたい。取材・文:佐藤さくら
2018年10月22日浪漫活劇『るろうに剣心』の製作発表会見が27日に都内で行われ、早霧せいな(緋村剣心役)、上白石萌歌(神谷薫役)、廣瀬友祐(斎藤一役)、三浦涼介(四乃森蒼紫役)、植原卓也(相楽左之助役)、愛原実花(高荷恵役)、松岡広大(剣心の影・緋村抜刀斎役)、松岡充(加納惣三郎役)、小池修一郎(脚本・演出)、木村有祐(梅田芸術劇場 代表取締役社長)、安孫子正(松竹 取締役副社長・演劇本部長)が登場した。司会は中井美穂が務めた。原作は、漫画家・和月伸宏による、累計部数6,000万部を超える人気コミック。アニメ化、実写映画化もヒットした同作を、2016年に小池修一郎の脚本・演出により宝塚歌劇団が初めて舞台化、今回は小池の新演出による上演となる。宝塚版で主人公・緋村剣心を演じた早霧が、男女の枠を超えて再び同役を演じることとなる。製作発表では、劇中衣装を身につけた出演者陣による殺陣のパフォーマンスも行われ、会場内はヒートアップ。小池は、東アジアで盛んな性別を超えた演劇、日本が世界に送り出す最大の文化である漫画をベースにした”2.5次元”など、これまであった文化が融合し「新しい文化のエンターテインメントが生まれたらいいんじゃないか」と、同作への期待を熱弁した。早霧は「男性キャストの皆さんのいる中で、男性を演じるのはどうなのかと悩んだこともありましたが、人を演じるという意味では変わりはないんじゃないかという境地に行き着いて、ここに立っています」と葛藤を吹っ切った様子。一方で、久しぶりの男役に「堂々と足を広げて座っていられる。やっぱり楽なんだなって。染みついた感覚はなかなか抜けないと思い、男役を17年間勤めてきた自分としては喜びでもありました」と心境を明かした。松岡は「芝居を始めてからはまだ浅く、15年になるんですけど、僕がお芝居を始めた当初に小池先生に一度お声がけいただいたことがありました」と振り返る。「今回お声をかけていただいて、すごく光栄でしたが、初めてお会いした時に『松岡くん、結構年いってんだね!』と言われて」と訴えると、小池は頭を下げて謝罪していた。実際に"早霧剣心"に会った上白石は「好きになってしまいそうです」と笑顔を見せ、「日本のみならず、世界中の人に愛されてる漫画原作。お客さんと密に同じ空間に入れることや、その場の空気で感じる臨場感があると思うので、原作ファンの方にも感じていただきたいです」と意気込んだ。また、「彼の中での正義があって、信念がある。そういったものも、自分なりに舞台の中でできたらなと思います」と語る廣瀬や、映画版にも出演していた三浦、宝塚時代に色気が足りずに小池に怒られたという愛原など、個性豊かな出演者陣がそろう。"体を大きくする"という使命のある植原は「ご飯もいっぱい食べて、人生における中で体重が一番重い状態まで来ていて、ここから稽古を通して本番どうなるかな」と期待。松岡は「伝説の人斬り役、刀を使う殺陣は初めてで、役者としてすごく成長できると思うので、芝居を汲み取った殺陣を見ていただけたらと思います」と見どころを明かした。東京公演は新橋演舞場にて10月11日〜11月7日、大阪公演は松竹座にて11月15日〜24日。
2018年06月27日日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」では2週連続で映画『るろうに剣心』シリーズを放送中。2週目となる4月6日(金)今夜はシリーズ完結編となる『るろうに剣心伝説の最期編』をオンエアする。累計発行部数は5,000万部超、90年代を代表する超大人気コミックを壮大なスケールで実写化した本作。第1作が2012年に公開され大ヒットすると、その後続編の『京都大火編』と今夜オンエアされる『伝説の最期編』が前後編2部作として2014年に公開された。本作が描くのは原作でも高い人気を誇る「京都編」となり、緋村剣心の後を継ぎ“人斬り”の仕事をしてきた志々雄との決着が描かれる。主人公の緋村剣心に佐藤健、ヒロイン・神谷薫には武井咲、さらに最狂の宿敵・志々雄真実に藤原竜也、四乃森蒼紫に伊勢谷友介、瀬田宗次郎に神木隆之介。さらに謎の男として福山雅治も出演。1作目から続けての出演となる蒼井優、青木崇高、土屋太鳳、田中泯、小澤征悦、滝藤賢一、江口洋介といった豪華キャストが勢ぞろい。志々雄(藤原さん)との戦いの最中、海に落とされた薫(武井さん)を助けるために海に飛び込んだ剣心(佐藤さん)は、流れ着いた漁村で謎の男(福山さん)に助けられるが、事件から既に3日が経過しており薫が生きている保証はないと男に言われ剣心は衝撃を受ける。その頃、新政府に向かって“国盗り”を宣言した志々雄が巨大戦艦「煉獄」で浦賀に砲撃を開始。大混乱の中、伊藤博文(小澤さん)ら日本政府を呼び出した志々雄は、ある取り引きを持ちかける。日本を守るという大義の元、志々雄の要求に応じた伊藤は、“抜刀斎”こと剣心を指名手配。最大の危機に陥った剣心は絶望的な状況の中、果たして志々雄を倒すことができるのか…というストーリーが展開する。日本映画界の名だたるスターが集結した豪華3部作の壮絶な結末をその目でしっかり確かめて。金曜ロードSHOW!『るろうに剣心伝説の最期編』は4月6日(金)21時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)■関連作品:るろうに剣心 伝説の最期編 2014年9月13日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
2018年04月06日佐藤健主演で大ヒットした人気シリーズ『るろうに剣心』を日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」が2週連続でオンエア。3月30日(金)今夜は第2作『るろうに剣心京都大火編』を放送、また次週4月6日(金)は完結編『るろうに剣心伝説の最期編』が放送される。原作は和月伸宏により1994年から連載が開始され、全28巻に及ぶ単行本の累計発行部数が5,000万部を超える超大人コミック。過去にはTVアニメ化され主題歌が軒並み大ヒットした伝説的作品を、佐藤さんをはじめとした豪華キャストが集結して実写化したのが本作である。『亜人』『8年越しの花嫁』など出演作が話題となり、この春からは連続テレビ小説「半分、青い。」にも出演する佐藤さんが主人公・緋村剣心を、「黒革の手帖」「今からあなたを脅迫します」などの武井咲がヒロインの薫を演じ、『ジョジョの奇妙な冒険』「監獄のお姫さま」の伊勢谷友介、『日本で一番悪い奴ら』「地味にスゴイ!」の青木崇高、『東京喰種』「先に生まれただけの僕」の蒼井優、『君の名は。』「刑事ゆがみ」の神木隆之介、『トリガール!』「IQ246」の土屋太鳳、『天空の蜂』「BG~身辺警護人~」の江口洋介、『22年目の告白』「リバース」の藤原竜也らのほか、田中泯、宮沢和史、小澤征悦、滝藤賢一、三浦涼介、丸山智己、高橋メアリージュンといった錚々たる面々が顔を揃えた。“人斬り抜刀斎”の異名で恐れられていた幕末最強の剣士・剣心(佐藤さん)は、戦いのない世の到来とともに“不殺(ころさず)の誓い”を立て、薫(武井さん)の道場で左之助(青木さん)や恵(蒼井さん)たちと平和に暮らしていた。ある日、内務卿の大久保利通(宮沢さん)に呼び出された剣心は新政府に恨みを抱く人斬り・志々雄真実(藤原さん)が暗躍していることを知る。「志々雄を倒せるのは剣心しかいない」と、志々雄討伐を懇願する大久保。剣心は悩むが、大久保が志々雄の部下・瀬田宗次郎(神木さん)に暗殺されたことを知り、京都へ向かうことを決意。剣心は道中で出会った操(土屋さん)と共に志々雄が支配する村に立ち寄ると、そこには志々雄が剣心のために用意した“罠”が。剣心と対面した志々雄は、剣心が人斬りではなくなったことに気付きその場を去っていく。残された宗次郎と対決する剣心だったが戦いの末、逆刃刀が折れてしまう。京都に戻った志々雄はクーデターを実行に移すために行動を開始。絶望的なピンチに陥った剣心は、果たして“不殺(ころさず)の誓い”を破らずに、大切な人たちを守ることができるのか…!?金曜ロードSHOW!『るろうに剣心京都大火編』は3月30日(金)今夜21時~日本テレビ系でオンエア。次週4月6日(金)は『るろうに剣心伝説の最期編』をお届け。(笠緒)■関連作品:るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」
2018年03月30日今年は狂乱の「Black Friday(ブラックフライデー)」が無事に(?)終わったらしい。今のところ事故の報告はない。Eコマース市場が過去最高の売り上げを記録したというから、これからはその主戦場がネットの海に流れていくのだろう。正直な話、「SALE」の4文字は魅力的だ。「いつもより安い!→買わなきゃ!」の反射に抗うのは難しい。でも、ふと我にかえり、「これ買う必要あった?」と自問する瞬間が決まって訪れる。「本当に必要なものはなんだろう」なんてことまで考えてしまう。そんな気持ちを代弁するかのように、米アウトドア用品大手「REI」が3年前に体を張って仕掛けた試みがある。なんとブラックフライデーに、アメリカ中にある店舗とオンラインショップを(強制的に)閉店させたのだ。そのうえで、スタッフにその日の分の給与はしっかりと払い、さらに「アウトドアへ出かけよう」とメッセージを送った。これが今も続くBlack Fridayへのカウンタームーブメント、「#OptOutside」(オプト・アウトサイド、アウトドアの選択)の始まりである。※動画が見られない方はこちらブラックフライデーの新しい伝統を作ろうとするパンクな人々。このムーブメントの反響は大きく、REIに追随する会社が続々と現れ、ついにその数が170を超えたのが2015年の#OptOutside。「ブラックフライデーの新しい伝統を作ろう」という彼らの呼びかけに消費者も応じ、初年度は140万人がアウトドアに出かけ、現在までに620万もの#OptOutsideがつけられたポストがSNS上に投稿されている。REIは2016年も#OptOutsideを継続し、今年ももちろんブラックフライデーには全店舗閉店を敢行。また、アメリカの16州が州立公園を無料で解放し、消費からの一時離脱を訴え、SNSには志を共にする仲間たちの投稿であふれかえった。(参照元:gear junkie,REI)Today I decided to #OptOutside for #blackfriday. Here’s a shot of a fellow rock climber on some beautiful sandstone. pic.twitter.com/qRKq2GIp4V— Rob Jensen (@RobWJensen) November 25, 2017 私はブラックフライデーに#OptOutsideをすることに決めました。この写真は美しい岸壁と友人のロッククライマーです。Yesterday at sunset I felt like I was standing at the edge of the world @DeathValleyNPS. This is at Dante’s View.#travel #OptOutside pic.twitter.com/0d6QXm1SyO— Stephanie Forrer (@StephSForrer) November 25, 2017 昨日の夕方私は世界の端っこに立っていたの。ここはダンテスビュー(デスバレー国立公園随一のビュースポット)。#OptOutsideYou ditched the Black Friday madness to #OptOutside. Thank you for sharing the day with us. Here are some of the sweetest moments.Photos: Instagram's williamsgowild, freebrd78, lotzak and helloitshudson pic.twitter.com/69D0JmlvGf— REI (@REI) November 25, 2017 あなたは狂気のブラックフライデーから#OptOutsideに逃げました。そこでの思い出を共有してくれてありがとう。いくつかの素敵なひとときを紹介します。 同ムーブメントは海を越えて波及。ノルウェーでは無駄な消費を控え、古着を寄付したり自分の時間を過ごそうという「Green friday(グリーン・フライデー)」が勃興しつつあり、ブラックフライデーにあえて何も買わないカナダ発の「buy nothing day(バイ・ナッシングデー)」は今年で25周年を迎えている。(参照元:YAHOO! JAPAN ニュース, Adbusters)日本はもとより世界的に好況とは言えない昨今、物を売るために業界がとった手段の一つが「イベントの常態化」である。正月が終われば節分の恵方巻、節分が終わればバレンタインというように、一年中次から次へとイベントを取り上げ、それに関連した商品を売る。最近日本ではハロウィーンが定番化したが、これは「土用の丑の日」から続く古典的な商法の一つだ。しかし消費のためにイベントを消費し、同業を出し抜こうとセールの開始日を少しでも早く設定する現状は、ちょっとやりすぎなんじゃないか?実はブラックフライデーも消費されつつあり、「ブラックフライデー・ウィーク」や「ブラックフライデー・ウィークエンド」なんて笑えない状況に陥りつつある(“消費のための週間”ってまさに狂ってない?)。(参照元:BUSINESS INSAIDER JAPAN)
2017年12月04日「クレイジーケンバンド」のメンバー全員が揃って本人役で出演、バンドの中心でもある横山剣が主演を務める映画『イイネ!イイネ!イイネ!』。この度、本作の公開を記念して6月15日、フライングスペシャル上映会が行われた。横浜・本牧で育った3人の幼なじみケン(横山剣)、ドブオ(伊原剛志)、トニー(中野英雄)。「将来は何になる?」というトニーの質問に、ケンは「通信簿がよくないから、ミュージシャンになる!」。そしてドブオは「高倉健みたいなかっこいい俳優になるんだ!」と話していた。時は流れて2015年。ケンは「クレイジーケンバンド」を率いるミュージシャンとなり、トニーは彼らを支える敏腕マネージャーとして活躍していた。そして高倉健になりたいと言っていたドブオは、本物のヤクザとなり横浜の闇の秩序を守っている。生きる道は違いながらも、男同士の友情はいまだに健在で「イイネ!」の一言が3人を繋げている。トニーの口から彼らがずっと夢に見ていた横浜スタジアムでのコンサートが決まった夜、喜びをかみしめながら横浜を歩く横山のそばを、怪しげな中国人たちが走り抜ける。「あの女で間違いないか?」怪しんだ横山が彼らの後を追うと、若い女性がクルマに押し込まれる瞬間だった。全員をぶちのめして、彼女を救った横山は一目で恋に落ちてしまう。久しぶりに落ちた恋、病に倒れた母、組内の内部抗争、それぞれが人生の分岐点に立たされたケン、トニー、ドブオ。子どもの頃からの合言葉「イイネ!」できっと人生もうまくいくはず…。横浜に生まれ育った男・横山さんを中心に結成された「クレイジーケンバンド」(通称:CKB)。今年はバンド結成20周年、来年にはデビュー20周年と記念すべきとき。そんな中公開されるのが、ディープなサウンドと渋みのある歌声で多くのファンに愛されている「クレイジーケンバンド」のメンバー全員が揃って本人役で出演し、彼らが生まれ育った横浜の街を舞台に、男たちの友情物語がCKBの名曲と共にに描かれる『イイネ!イイネ!イイネ!』だ。主演には、「演技は得意ではないが、自分役をセルフカバーと考えればやれるかもしれない!」と、横山さん自ら本人役を演じ唯一無二の存在感で「横山剣」を熱演。また、ミュージシャンになったケンを支え続けるマネージャーのトニーを、『アウトレイジ』シリーズで迫力ある演技を見せた中野英雄。ヤクザとなったドブオを『硫黄島からの手紙』『十三人の刺客』など国際的に活躍している伊原剛志。そのほか、金子賢、菜々緒、山口智充、パンツェッタ・ジローラモ、大鶴義丹、宮川大輔、小嶋陽菜など多くの豪華ゲストが参加。横浜スタジアムや、山下公園、本牧など、クレイジーケンバンドの顔でもある横浜を中心にロケを行った。今回の上映会イベント会場となったのは、TIAT SKY HALL(羽田空港国際線旅客ターミナル)。そこで映画のダイジェスト版が流れると、映像を映し出していた白い幕がはらりと落ち、そこに「クレイジーケンバンド」が登場。ライブがあることを知らされていなかった観客たちからは大きな歓声があがり、劇中で歌われた「漢江ツイスト」「生きる。」が披露された。この日は「クレイジーケンバンド」のほかにも、伊原さん、中野さん、門馬直人監督、脚本の一雫ライオンが登壇。横山さんとの共演について伊原さんは、「役者としてはフレッシュでしたね。新鮮でした。びっくりするくらいフレッシュでリハーサルのときからそうで、あんまり剣さんには似合わない言葉んですけど、本当にぶどうのような(フレッシュさが)」と表現。一方中野さんは「割と側についていることが多いんですけど、台詞を終わったあとにすぐ僕を見るんですよ」と暴露すると、すかさず横山さんが「保護者みたいな」返し、中野さんもまた「このサングラスのまま見られるんで、え?って思うんですけど。カメラの方向を観てくださいって言われてるのに、台詞を言い終わったら僕のほうを向く、そういう感じでした。剣さんのいいところがたぶん出てるんじゃないかなと思うんですけど」と撮影での様子をふり返った。そんなライブMCのような軽妙な掛け合いの後、再び演奏へ。「リクエストを賜りたい。元町の歴史的なダンスホールの栗不再度で演奏シーンがあるんですけど、そのときにやった『不良倶楽部』をお届けしたいなと」と横山さんが話し、「不良倶楽部」を熱唱した後、横浜にちなんだものを、とリクエストを受けて「☆☆☆☆☆」、「逆輸入ツイスト」と続けた。ここでフォトセッションが入り終了かと思いきや、客席から「もうちょっとやって!」の声が。そして、横山さんの「やりたい。ドラから始まりましょう。豪快に!」 との声が掛かり、「スージーウォンの世界」を披露。さらに、スペシャルゲストとして山口さんが登場し、一緒に「タイガー&ドラゴン」を。 “剣さん!”“ぐっさん!”と言い合いながらセッション!歌い終わると、自信の役柄について山口さんは、「DJロッキー役。クレイジーなDJをやっております」「名前も勝手に付けてください。衣装も自由。描く人を勝手に自分の服から選んでやったんですけど、ほとんど台本ないんですよ。俺のピーがピーしてるぜっていう」と明かし、「僕はシーン的にはご一緒していただいてないんですけど、現場にお越しいただいてみていただいて幸せな環境で収録させていただきました。普段を僕が語るのはおこがましいんですけど、気さくでどこがあったかというと下ネタがあうこと。野郎同士、非常に…!」 と共通点は“下ネタ”だったと打ち明けていた。『イイネ!イイネ!イイネ!』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月16日今、宝塚歌劇団雪組が一本立ての大劇場公演『るろうに剣心』の稽古に励んでいる。緋村剣心を演じる雪組トップスター・早霧せいな。和月伸宏氏の大ヒットコミック「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」の初ミュージカル化に向け、「ひとつのことに集中してしまう性分」で剣心一色の日々を送っている。宝塚歌劇雪組『るろうに剣心』チケット情報「剣心はお茶目な部分と人斬り抜刀斎と恐れられていたクールな部分とがあり、そのバランスをどうとるか試行錯誤中。やはり原作に忠実でいたい、というのが一番の目標です」。脚本・演出の小池修一郎は妥協を許さない。「久しぶりに小池先生とご一緒して、こんなに転んだりジャンプしたり、稽古場で実演して下さる先生だったかなと驚きました(笑)。先生の熱い思いが伝わってくるので私も負けていられません! 今回初めて曲のカウントに合わせての立ち回りや歌舞伎調の立ち回りにも挑戦。小道具とはいえ先の尖ったものを向け合うので、気が抜けず、神経を張っています」。明治初期の東京下町、流浪人となった緋村剣心の前に様々な人物が現れる。今作では新選組隊士・加納惣三郎(望海風斗)というキャラクターが新たに書き加えられた。「惣三郎が登場することで幕末の部分が広がりました。明治になると彼は政治面でもボス的な存在で、剣心と神谷 薫との仲を裂く黒い設定になっています」。恋愛でも絡むタカラヅカ的な役どころが加わり、アニメや実写映画版とも違うものに。「剣心が歌っているのだから、もうそこで別ものだとふっきれました(笑)。ただ、アニメだとカット割りができる。原作では剣心の丸い大きな目が、(つり上がって)ギンッとなるのを舞台でどう見せるか。一瞬後ろを向いて目にテープを張るわけにもいかないですし」と豪快に笑う。昨年ルパン三世を好演した早霧だけに勝算はある。「漫画が原作の作品を演じることが多かったので、そのときの勘を信じてやっていきたい。やはり大切なのは内面です」。制作発表会で原作者を感服させたビジュアルに加え、彼女の根底にある明るさと芝居心で大作を成功へと導くはずだ。「『るろうに剣心』では“悪”のキャラクターもみんな信念があり、過去の自分と闘っている。その筆頭に剣心がいて、身近な仲間とのささやかな幸せや笑顔を求めて生きています。そういう剣心の生き様をきちんとお見せしたい」。過去のトラウマと笑顔…。観客の胸を焦がす新たなヒーローが誕生する。公演は宝塚大劇場にて2月5日(金)から3月14日(月)まで上演。チケットは発売中。東京宝塚劇場公演は4月1日(金)から5月8日(日)まで。2月28日(日)より一般発売が開始される。取材・文:小野寺亜紀
2016年01月27日イ・ビョンホンにとって4年ぶりの韓国映画主演作として話題の『メモリーズ 追憶の剣』。『G.I.ジョー バック2リベンジ』、『RED リターンズ』、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』など、ハリウッド超大作に続けて出演し、名実共に国際派トップ俳優の座を爆走し続ける彼の待望の最新作である、本作の予告編がこのたびシネマカフェに到着した。舞台は高麗末期、3人の剣士ユベク(イ・ビョンホン)、ウォルソ(チョン・ドヨン)、プンチョンは世を変えるべく最強と謳われた3本の剣により反乱を起こすのだが、ユベクの裏切りにより計画は失敗。プンチョンは命を落としウォルソはプンチョンの子と共に姿を消した…。18年後ユベクは国内で最も権力のある男になっていた。ある日、自ら主催した武術大会でウォルソにそっくりな剣さばきの少女を見つけたユベクは彼女を追う。ばらばらになった3本の剣が再び揃うとき、真実が明かされる――。本作に出演するビョンホンが、韓国映画に主演するのは、韓国史上第3位の興収を記録し日本でも大ヒットした『王になった男』以来の4年ぶり。本作ではスタント無しで本格ソード・アクションに挑戦し、ダイナミックかつ美しいワイヤー・アクションを披露している。そのほか、2014年韓国人史上初の「カンヌ国際映画祭」の審査員を務めた実力派女優のチョン・ドヨン、『監視者たち』『二十歳』など俳優としてのキャリアを着実に築いているK-POPアイドルグループ「2PM」のジュノ、そしてデビュー作『ウンギョ 青い蜜』にて激しい濡れ場にも体当たりで挑み、その演技を高く評価された新生女優ゴウンなど、豪華キャストが脇を固める。今回解禁された予告編は、過酷な運命を背負った4人の最強の剣士が冒頭で紹介される映像から始まる。ユベクは欲望の剣、ウォルソは正義の剣、ホンイ(キム・ゴウン)は復讐の剣、そしてユル(ジュノ)は野心の剣。それぞれの想いと秘密が隠された剣で、戦いに乗り出す様子が描き出されている。「4人が交わる時、剣に秘められた、真実が明かされる」というナレーションの後には、韓国映画史上最大スケールで撮影されたというワイヤーを使った激しくも美しいソード・アクションが映し出される。この4人のキャスト全員がノースタントで挑んでおり、草原や大雨の森の中、宮殿など各所で展開されているのも見どころの一つだ。また、『王になった男』で魅せた貫録の演技を彷彿とさせるような、ビョンホンが玉座に君臨するシーンも登場。今度は強張った表情で、しかし変わらない強烈な存在感を放っている。さらに、切ない表情で涙を流すビョンホンや、彼とドヨンの川辺でのキスシーン、ジュノとゴウン2人の、隠れた場所でのキスシーンもチラリと登場。最後は、愛する者と戦わざるを得なかった4人の最強剣士による、切なすぎる「愛と復讐の物語」として予告編が締めくくられている。「2PM」のジュノにとって、初のキスシーンもある本作。キャスト全員がスタント無しで行った壮大なソード・アクションにビョンホンの悲涙。戦いの場へと引きずり込まれていく愛と復讐の物語をまずはこちらの予告編から覗いてみて。『メモリーズ 追憶の剣』は2016年1月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年11月27日宝塚歌劇団が、アニメ化・映画化もされた和月伸宏の大人気コミック『るろうに剣心』をミュージカル化する。この公演の制作発表が10月20日に行われ、剣心に扮する雪組トップスター・早霧せいなをはじめ、雪組スター8名が登壇。意気込みを語るとともに、扮装姿で登場したキャスト陣がパフォーマンスも披露した。宝塚歌劇雪組『るろうに剣心』チケット情報早霧の剣心をはじめ、原作から抜け出したかのようなビジュアルで登場した神谷薫(咲妃みゆ)、相楽左之助(鳳翔大)、高荷恵(大湖せしる)、武田観柳(彩凪翔)、斎藤一(彩風咲奈)、四乃森蒼紫(月城かなと)といった人気キャラクターたち。その姿に、原作者・和月伸宏も「宝塚でやるために剣心があったんじゃないかと錯覚するくらいバッチリ合っていて感動」と大喜び。宝塚版のオリジナルキャラクターとして、望海風斗扮する加納惣三郎が加わるが、この日のパフォーマンスを観て「違和感がまったくないのが凄い。自分の作品にも出してみたいなと思うくらい」と絶賛。アニメ版で剣心の声を演じた涼風真世も「自分が声の担当をしていたとは思えないくらい素敵な剣心。(剣心の口癖である)「おろ?」も、自分も色々な声を出してきましたが、今日の早霧さんの「おろ?」が一番良いのでは。ぴったり」と太鼓判だ。そんな原作者と先輩からの絶賛を受けた早霧は、「私自身も剣心に惚れました。本当に愛すべきキャラクター。人斬りという過去を持ちながら、それでもより多くの人を笑顔にするという使命のもと、彼は生きている。それは今の私の宝塚での人生と重なるものがあります。自分自身を剣心に投影しながら剣心を生きていきたい」と意気込みを語った。脚本・演出は『エリザベート』等を送りだしているヒットメイカー、小池修一郎。「私自身も、今日のパフォーマンスを見て本当に面白い、同時に(宝塚と『るろうに剣心』の世界が)本当にハマるんだなと改めて認識しました。楽しい公演にしたい」と手ごたえを感じた様子。早霧率いる雪組は『ルパン三世』の舞台化でも高評価を得ている。今回の宝塚版『るろうに剣心』も期待したい。公演は2016年2月5日(金)から3月14日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、4月1日(金)から5月8日(日)まで東京宝塚劇場にて。チケットは兵庫公演が1月9日(土)、東京公演が2月28日(日)に一般発売を開始する。
2015年10月21日剣幸ら宝塚歌劇元トップスターたちが集結するショー作品『SUPER GIFT! ~from Takarazuka stars~』が9・10月に東京と大阪で上演される。梅田芸術劇場10周年を記念して上演されるもので、宝塚歌劇の名曲の数々と、現在の彼女たちの魅力を引き出す歌やダンスで綴る二部構成。剣幸とこだま愛、安寿ミラと森奈みはるという元トップコンビが、退団後のショー作品で初めて共演するのも話題だ。剣とこだまに、本作への想いを聞いた。『SUPER GIFT! ~from Takarazuka stars~』チケット情報第1幕は、宝塚でも上演された名作ミュージカル『ME AND MY GIRL』『コパカパーナ』『Ernest in Love』『雨に唄えば』などから懐かしい名曲が登場。第2幕は、退団後も女優として舞台に挑み続ける彼女たちの魅力に焦点を当て、意外な曲も披露する。なかでも『ME AND~』は、剣・こだまコンビの初演で大ヒットを記録した伝説の作品。待望のデュエットに期待も高まるが、「こういう役柄の男を演じる、と思えば男役のスイッチが入ります。ショーでも芝居心が必要ですし、それは今の女優の仕事と同じなんですよ」と剣。こだまもうなずきながら、「純粋で一生懸命だった当時の気持ちを忘れずに、でも変わっていくものは変わっていっていいんじゃないかと思っています」と、気負いはない様子。「女優をやっている今の時点では、男役として舞台に立つのはちょっぴり抵抗がありますが、衣装と相手役の力を借りてがんばってみます!」と剣が笑うと、「“娘役”って生身の女性じゃなく、ベールを一枚かぶって演じている存在。今回は普段とは違って、逆にその空気感を大切に務めたいです」と、こだまも意気込みを語る。取材中も息ぴったりだったふたりのやりとり。スペシャルなステージが、今から楽しみだ。公演は9月12日(土)から27日(日)まで東京国際フォーラム ホールC、10月3日(土)から8日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケット発売中。取材・文佐藤さくら
2015年08月20日佐藤健を主演に迎えた大ヒットシリーズの完結編2部作で、興行収入計95.7億円超え、観客動員数743万人を突破し、日本映画界を席巻した『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』。このほど、1月21日(水)の『伝説の最期編』のBlu-ray&DVD、および映画3作品を全て収めた『るろうに剣心 コンプリートBlu-ray BOX』の発売に先駆け、先着購入者特典となるスペシャルディスクに収められた未公開映像がシネマカフェにて解禁。主人公・緋村剣心を演じる佐藤さんが壮絶なアクション稽古に励む姿や、撮影の裏側の一部が明らかとなった。「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載され、1999年に完結した和月伸宏による少年漫画「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」が原作となる本作。コミックは現在までに累計5,800万部を突破しており、佐藤さん主演の実写映画化3部作はいずれも大ヒットとなった。今回届いたのは、『るろうに剣心 伝説の最期編』または『るろうに剣心 コンプリートBlu-rayBOX』を、アミューズオンラインショップ「ASMART」にて購入した方の特典となるスペシャルディスク(DVD)に収められた映像の一部。稽古シーンでは、本作のアクション部と佐藤さんとの間で動きを試行錯誤し、形を作り上げていく舞台裏がとらえられ、剣心の華麗なアクションが誕生するまでに迫っている。また、『るろうに剣心 京都大火編』のラスト、満身創痍の剣心が砂浜に漂着したシーンの撮影中には、海波に襲われても動じない佐藤さんに思わぬ敵(?)となるカニが登場!役に没頭し、横たわっていた佐藤さんが、一瞬、素に戻ってカニと格闘する微笑ましい姿には注目だ。この映像以外にも、オフショットや今回初めて挑んだ乗馬シーン、12月の寒空の下で行われた水中のシーンなど、スペシャルディスクには各Blu-ray&DVDのメイキング映像にも収められていない初公開映像が満載となっている。『るろうに剣心 伝説の最期編』は1月21日(水)よりBlu-ray&DVDリリース、レンタル同時開始(※デジタルセル先行配信)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」るろうに剣心 伝説の最期編 2014年9月13日より全国にて公開(C) 和月伸宏/集英社(C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
2015年01月09日佐藤健主演の映画『るろうに剣心』3作の累計興行収入が120億円を突破したことが17日、明らかになった。現在公開中の『るろうに剣心 京都大火編』の観客動員数が公開76日間で401万1,497人に、興行収入が51億8,073万3,800円に達し、『るろうに剣心 伝説の最期編』は公開33日間で観客動員数303万5,533人、興行収入が38億7,567万2,300円に。2012年公開『るろうに剣心』(興行収入30億円)と合わせると、3作の累計興行収入が120億円を突破した。『京都大火編』は9月5日に興行収入44億円超えを達成し、今年公開された実写邦画1位の『テルマエ・ロマエII』(興行収入44億円)を抜いて1位となっていた。公開から2カ月以上たった現在も全国240スクリーン以上で上映されており、一度に見るリピーターも続出している。(C)和月伸宏/集英社 (C)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
2014年10月17日