JR九州は27日、架線式蓄電池電車の導入について発表した。2016年秋以降、筑豊本線若松~折尾間(若松線)に順次導入される。同社は非電化区間を走る気動車に替わる次世代車両として、蓄電池で駆動する車両の開発に取り組んでおり、これまで大容量蓄電池を搭載した817系改造試作車による走行試験も実施してきた。気動車から架線式蓄電池電車への置換えにより、二酸化炭素などの排出や騒音を低減でき、ブレーキ時に発生する回生エネルギーを蓄電池に充電することで、エネルギーの有効活用も可能だという。今回、同社初となる架線式蓄電池電車の営業線へ導入が決定し、実用化に向けた量産車両が製作されることに。交流電化区間で充電する蓄電池電車は国内初となる。筑豊本線に導入される架線式蓄電池電車はリチウムイオン電池(高電圧・大容量蓄電池)を搭載し、車両重量は1編成(2両)あたり70トン、設計最高速度は時速120km。交流電化区間(福北ゆたか線)では従来の電車と同様、架線からの電気で走るが、走行・停車中に架線からの交流電力を変換し、蓄電池への充電を行う。非電化区間(若松線)ではパンタグラフを下げ、蓄電池の電力で走行する。JR九州は架線式蓄電池電車を筑豊本線若松~折尾間(若松線)へ導入するにあたり、「車両に搭載する蓄電池容量に適した線区長であり、かつ交流電化区間との直通運転という運用上のメリットがある」「世界の環境首都をめざす北九州市内にある路線であり、環境にやさしい架線式蓄電池電車を初めて導入する線区としてふさわしい」と選定理由を説明。2016年秋に1編成2両を先行導入、2017年春に6編成12両を追加導入予定としている。
2014年11月28日JR九州はこのほど、2015年夏運行開始予定の新しいD&S列車で提供するスイーツコースについて、東京・南青山の「NARISAWA」でオーナーシェフを務める成澤由浩氏がプロデュースすると発表した。成澤氏はコースのレシピ考案のほか、乗務する調理担当者への調理指導、使用する食材や食器類の選定を担当するという。原則として成澤氏は乗務せず、乗務する調理担当者が「NARISAWA」で業務を行いながら研修する形をとるとのこと。食材の選定にあたっては、列車が運行される長崎・大分を中心に九州各地の信頼できる生産者を成澤氏自ら訪ね歩き、直接顔を合わせて旬の食材を仕入れるという。食器類も同様に、九州の窯元や職人と連携して魅力的なものを用意するとのこと。新D&S列車は、原鉄道模型博物館(神奈川県横浜市)を開設した故・原信太郎氏が愛した幻の客車「或る列車」の模型をデザインのベースとした列車。「ななつ星 in 九州」をはじめ、数多くの列車デザインを手がけた水戸岡鋭治氏がデザイン・設計を担当する。今年8月の発表では、地元食材を使用したスイーツを車内で提供するとしていた。今回の発表によれば、成澤氏が担当するスイーツコースは、サンドウィッチやサラダ、スープなどの軽食からスタートし、続いて3品程度のスイーツを順に提供。最後に数点のミニャルディーズ(お茶菓子)を出す流れになるという。※写真は本文とは関係ありません。
2014年11月22日JR西日本は12月13日から2015年3月末まで、JR神戸線六甲道駅にて昇降式ホーム柵の試行運用を実施する。実施場所は六甲道駅の上り内側線3番のりば。試行運用を通じ、編成による車両数や扉の枚数の違いに対応する機能や操作、到着から発車までの連続動作、乗降客の流動への影響などを確認するという。昇降式ホーム柵は、ホームドアの代わりにロープを張り、ホームからの転落防止を図る設備。扉の枚数が異なる車両にも対応できるとして、JR西日本が開発を進めており、昨年12月から今年3月にかけてJRゆめ咲線桜島駅で試行運用を実施した。今回は桜島駅での試行結果とその後の評価を踏まえ、列車の停止範囲のみホーム柵を開く機能の追加や支障物センサの検知機能の改良など、いくつかの機能改善を施して試行運用に臨むとしている。
2014年11月20日JR九州は11月24日、公募企画「『ななつ星』笑顔いっぱい」の最優秀賞受賞者を乗せたクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」を大分~博多間で運行する。「ななつ星」の日帰り運転は、運行開始以来初めてだという。当日、「ななつ星 in 九州」は大分駅を13時39分に出発し、由布院駅、日田駅、久留米駅を経由して博多駅には17時31分に到着する。乗車できるのは、JR九州が招待した最優秀賞受賞者と同行者のみ。大分駅で乗車、博多駅で下車となり、途中駅では乗降しない。「『ななつ星』笑顔いっぱい」は、「ななつ星 in 九州」利用客に評判となった九州各地の人々の笑顔や心温まるおもてなしを広く知らせたいとの意図で、JR九州が開催した作品募集企画。7月15日から8月31日まで募集を行い、写真部門312件、動画部門10件、エッセイ部門106件、イラスト部門83件、計511件の作品応募があった。各部門の最優秀作品計4作品を含む優秀作品は、「『ななつ星』笑顔いっぱい」専用ページで公開中だ。
2014年11月05日JR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」に25日、初代世界最優秀ソムリエであるジャン=リュック・プトー氏が乗り込み、乗客にワインの提供を行った。運行開始1周年の記念企画として実施されたという。ジャン=リュック・プトー氏は、パリの有名レストランでのチーフソムリエなどの経験を経て、1983年開催の第1回世界ソムリエコンクールにて世界最優秀ソムリエに選出。その後、パリの最高級レストラン「パヴィヨン・エルゼ・ルノートル」のチーフソムリエ兼ワインチーフバイヤーに抜擢され、2003年には北海道フードアドバイザーに就任した。自らシャトーを訪問し、ぶどうや土壌、ワイン設備をその目で確かめ、とくに優れたワインだけをセレクトすることで知られる。自身のサインを添えたプトーセレクションのワインは、品質とコストパフォーマンスを基準としてつねに公平に選定されるため、世界中から絶大な信頼が寄せられているという。プトー氏がワインを提供したのは、10月25日に実施した「ななつ星 in 九州」1泊2日コースの夕食提供時。長崎~佐賀間に実際に乗車し、ホテルニュー長崎の名誉総料理長、川端明氏による長崎の食材を生かしたフレンチに、自ら厳選したワインを合わせて提供したという。
2014年10月31日JR東日本、JR東海、JR西日本はこのほど、来年3月の北陸新幹線金沢・富山~長野間開業を前に盛り上がりを見せる北陸の魅力をPRする誘客キャンペーン「Japanese Beauty Hokuriku(ジャパニーズビューティー北陸)」を共同で実施すると発表した。期間は12月1日から2015年3月31日まで。「日本の美は、北陸にあり。」をメインテーマに実施される今回のキャンペーンでは、海越しに見える立山連峰と雨晴海岸をはじめ、日本の原風景と呼ぶにふさわしい「美観」、寒ブリに能登カキ、越前ガニといった「美食」、金沢金箔や越前和紙に代表される「美技」など、北陸ならではの「美」を前面に打ち出す。富山の「ます寿し」、金沢の和菓子といった地元の味覚が楽しめるクーポンも、富山・金沢・福井県内でそれぞれ発売される。首都圏から北陸までの往復JR券と宿泊がセットになったお得な旅行プラン「冬こそ北陸」も、11月下旬から販売予定。カニづくし会席・ブリしゃぶ会席など、冬の北陸ならではの料理を温泉旅館が楽しめ、金沢芸妓の舞鑑賞や大本山永平寺での門禅精進料理など充実したオプションも用意されるという。JR東日本の首都圏のおもな駅のびゅうプラザ、またはおもな旅行会社にて取り扱う。
2014年10月31日国土交通省は28日、世界貿易機関(WTO)政府調達協定からJR本州3社(JR東日本、JR東海、JR西日本)が除外されたと発表した。WTO政府調達協定は、政府や関係機関における物品の購入・借入れ、特定のサービスなどの調達に関する国際的なルールといえるもので、基準額を超える調達を行う場合、原則として一般競争による入札を行うと定められている。締約国はそれぞれ協定が適用される調達機関を掲げており、JR各社も日本における適用対象に含まれていた。JR東日本、JR東海、JR西日本のJR本州3社は2001年、JR会社法の適用除外となり、完全民営化を果たした。これを受け、WTO政府調達協定の対象から除外するための修正通報を行ったが、これに米国・カナダ・EU(欧州連合)が異議を申し立てた。米国・カナダは2006年までに順次異議を撤回したのに対し、EUのみ異議を継続していたという。今年10月28日、EUが異議撤回をWTO政府調達委員会に通報したことで、JR本州3社はWTO政府調達協定の対象から除外されることに。国土交通省は、「わが国からの長年にわたる働きかけにこたえ、JR本州3社を協定上も完全に民営化された民間企業として扱うことに同意した、今般のEUの措置を歓迎いたします」との国土交通大臣談話を発表している。JR本州3社もWTO政府調達協定の対象から除外されることを要望しており、「これまでの関係の皆様のご尽力、ご支援に深く感謝申し上げます」と発表。「透明で内外無差別な調達に向けた取組みを進め、鉄道のさらなる進化をめざしてまいります」(JR東日本)、「今後とも、広く世界各国から調達を行ってまいります」(JR東海)、「調達の透明性を高め、安全、高品質で安価、かつ十分なアフターケアが行われる優れた製品を内外無差別に調達していくとともに、国内外の技術を積極的に活用し、さらに安全で高品質な鉄道輸送の提供に努めてまいります」(JR西日本)としている。※写真は本文とは関係ありません。
2014年10月29日JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州、JR四国、JR北海道は24日、冬の期間(12月1日から2015年2月28日まで)に運転される臨時列車の概要を発表した。JR東日本は冬の期間中、計3,469本(新幹線1,670本、在来線1,799本)増発される。「はやぶさ」「こまち」「あさま」「つばさ」をはじめ、年末年始の帰省や旅行に便利な臨時列車も運転。臨時の「あさま」には新型車両E7系も使用されるという。「とれいゆ つばさ」「POKEMON with YOU トレイン」など、"乗って楽しい"列車も運転される。水郡線では全線開通80周年を記念し、12月5~7日に快速「SL奥久慈清流ライン号」を運転。C61形の牽引で水戸~常陸大子間を走行する(下りのみ。上りは「DL奥久慈清流ライン号」として運転)。在来線では他にも、特急「成田エクスプレス」の延長運転(横須賀駅まで)、初日の出や初詣に便利な臨時列車の運転などを行う。JR東海は新幹線において、年末年始や3連休、休前日など利用者の集中する時間帯に、「のぞみ10本ダイヤ」(1時間あたり最大10本の「のぞみ」を設定)を実施。冬期間の新幹線の運転本数は過去最多の3万975本(1日平均344本)となり、うち12月26日から1月4日までの10日間で3,899本(1日平均390本)を運転する。年末年始は東海道・山陽新幹線を直通する「のぞみ」を数多く運転し、在来線でも臨時の特急「(ワイドビュー)しなの」「(ワイドビュー)ひだ」「(ワイドビュー)南紀」を増発する。JR西日本は、新幹線の臨時列車を昨年より151本多い計1,217本運転。「のぞみ」「みずほ」「さくら」「ひかり」などの臨時列車が年末年始や3連休を中心に運転される。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ行くのに便利な山陽新幹線「ひかり580号」(博多発新大阪行)と、同列車に接続し、新大阪駅からユニバーサルシティ・桜島方面へ直通する臨時の快速列車も引き続き運転される。JR九州は12月26日から1月4日まで、「みずほ」20本、「さくら」115本、「つばめ」10本を増発するほか、在来線特急列車(「かもめ」「ハウステンボス」など)も計357本増発する。特急「あそぼーい!」「A列車で行こう」といったD&S列車も冬休み期間を中心に運転。各地のカウントダウンイベントや初詣に合わせた臨時列車も運転する。JR四国は年末年始期間中(12月27~31日、1月2~5日)、特急「しおかぜ」「いしづち」の分割・併結がなくなり、8両編成すべて岡山駅発着の特急「しおかぜ」に。高松方面の特急「いしづち」へは多度津駅または宇多津駅で乗換えとなる。他に金刀比羅宮などへの初詣に便利な臨時列車も運転される。JR北海道の臨時列車の運転本数は計532本で、昨年より106本減少。「北海道新幹線(2015年度末に開業予定)に関する諸準備などによる影響」と同社は説明している。釧網本線では1~2月、釧路駅発着の「SL冬の湿原号」「DL冬の湿原号」や知床斜里~網走間の「流氷ノロッコ号」などを運転。流氷観光に便利な「流氷特急オホーツクの風」も札幌~網走間で運転される。夏に続き、函館本線「山線」経由の特急「ヌプリ」(札幌発函館行)・「ワッカ」(函館発札幌行)も登場するとのこと。
2014年10月25日JR東日本・JR東海・JR西日本・JR北海道・JR四国・JR九州は24日、冬の期間(12月1日から2015年2月28日まで)に運転する臨時列車の概要を発表した。各社とも年末年始期間の帰省や旅行、初詣などに便利な臨時列車を増発。臨時夜行列車も運転される。東京~出雲市間では、臨時の寝台特急「サンライズ出雲91・92号」が登場。「サンライズ出雲92号」は12月28日と1月3日に運転され、出雲市駅を14時48分に発車し、東京駅到着は6時0分。「サンライズ出雲91号」は12月29日と1月4日の運転で、東京駅を22時40分に発車し、出雲市駅に13時25分に到着する。ともに285系7両編成での運転となる。東海道本線では、東京~大垣間の快速「ムーンライトながら」も設定され、185系10両編成を使用。下りは12月22日から1月3日まで運転され、東京駅23時10分発・大垣駅5時51分着。上りは12月23日から1月4日まで運転され、大垣駅22時49分発・東京駅5時5分着。中央本線・大糸線では、12月26~30日に189系6両編成の快速「ムーンライト信州81号」が運転され、新宿駅を23時54分に発車し、白馬駅には5時40分に到着する。今年春から臨時列車として運転されている寝台特急「あけぼの」は、この年末年始も上野~青森間(上越線・羽越本線経由)で運転。24系客車6両編成(すべてB寝台、全車指定席)を電気機関車が牽引する。上りは12月28・29日と1月2・3日の運転で、青森駅17時11分発・上野駅6時20分着。下りは12月29・30日と1月3・4日の運転で、上野駅21時33分発・青森駅12時19分着となる。臨時夜行列車はその他、上野~札幌間の寝台特急「カシオペア」と、来春で運行終了が決まっている大阪~札幌間の寝台特急「トワイライトエクスプレス」も設定されている。ただし両列車とも、年末年始期間(「トワイライトエクスプレス」は12月29日から1月4日まで、「カシオペア」は12月29日から1月9日まで)は運転日が設定されていない。他の運転日についても、一部時刻変更が生じる。これに関して、「北海道新幹線開業に向けた総合的な検査および試験の実施にともない、青函トンネルを含む津軽海峡線に列車を運行しない時間帯を拡大する必要があるため」とJR北海道。なお、定期列車の寝台特急「北斗星」・急行「はまなす」も、同様の理由で年末年始期間は運転日が設定されず、その他の期間も運休や時刻変更が生じるとのこと。
2014年10月24日JR東日本はこの冬、びゅうスキー商品利用者を対象とした「みんなで行こう! JR SKI SKI プレゼントキャンペーン」を実施する。同キャンペーンは、11月1日から2015年2月20日出発のびゅうスキー商品(宿泊のみ商品・オプショナル商品除く)を6名以上のグループで申し込み、異なるスキー場を2回利用すると、もれなく2名分のびゅう日帰りスキー商品がもらえるというもの。申込者時の代表者名が同一であることが条件となる。条件に該当する場合、11月下旬オープン予定のキャンペーンサイトにアクセスし、必要事項を入力して応募すると、賞品となるクーポン券類が後日届くという。キャンペーン応募締切は2015年2月22日。賞品としてもらえるのは、2015年3月2日から4月10日までの平日に首都圏を出発する自由席利用の日帰り商品。GALA湯沢スキー場、軽井沢プリンスホテルスキー場など8カ所から行先を選べる。
2014年10月24日イデーは11月13日、福岡パルコの新館にて「Attaché d’IDÉE(アタッシェ ドゥ イデー)福岡」をオープンする。○「アタッシェ ドゥ イデー」が初の九州進出同ブランドは、"イデーの世界がより気軽に楽しめる"シスターブランド。東京・有楽町、新宿に続く第3号店で、直営では初の九州進出となる。インテリア小物からスキンケア製品、アパレル、ジュエリーまでを用意。オリジナル雑貨はもちろん「アタッシェ ドゥ イデー」だけの特別なアイテムもシーズンごとに登場する。店内には、家具のエントリーライン「イー バイ イデー」シリーズも展開し、豊かな暮らしを送るのに欠かせないアイテムをヴァリエーション豊富に取り揃えるという。11月13日のグランドオープンに合わせ、特別記念アイテムの発売やノベルティの配布も予定。また、こちらもイデー初の試みとなる現地在住のオフィシャルブロガーによるInstagramもあわせて楽しめる。住所は、福岡県福岡市中央区天神2-11-1 福岡パルコ 新館 B1F。営業時間は、10時~20時30分。
2014年10月15日JR九州長崎支社は、10月11日の早岐駅新駅舎開業を記念し、「ありがとう早岐駅記念乗車券」を同日から販売開始する。記念乗車券は早岐駅から740円、650円、560円、250円の乗車券4枚セットで2,200円。1897(明治30)年に完成し、長崎県内では最古の駅として知られた早岐駅の古写真や、建替え前の特徴的な駅の姿、ゆかりのある列車などを券面にデザイン。台紙裏面に早岐駅の117年間の歴史を記載した。10月11日10時30分から、早岐駅と「鉄道の日大感謝祭 in 早岐」会場(佐世保車両センター)にて販売。500セット限定で、当日完売しなかった場合には郵送受付も行うとのこと。
2014年10月10日JR東海はこのほど、建設中の名古屋駅新駅ビル「JRゲートタワー」に入居する各施設の概要を発表した。同ビルは地上46階地下6階建て、高さ約220mの超高層複合ビル。1~15階の各フロアで、隣接するJRセントラルタワーズと接続する。2~8階には、約150のファッション・雑貨などのショップを集積したJR東海高島屋の新店舗「タカシマヤ ゲートタワーモール」が入居。隣接するJRセントラルタワーズの「ジェイアール名古屋タカシマヤ」とは異なるカテゴリーや価格帯のショップをそろえ、相乗効果を図る。2階の一部には保育施設も開業する。9~11階はヨドバシカメラ、12~13階はレストラン街、13~14階の一部にはフィットネスクラブがそれぞれ入居。15階はオフィスロビーとエントランスとして活用するほか、コンビニ、カフェ、旅行会社などの店舗が営業。16階は貸会議室として提供する。18~24階には、ビジネス利用をメインターゲットとした「名古屋JRゲートタワーホテル」(客室数350室)が開業する。インテリアデザインを担当するのは、「シャングリ・ラ ホテル東京」など、上級クラスのデザイン実績を持つ老舗デザイン会社「ハーシュ・ベドナー・アソシエイツ インターナショナル」(米国)のキャサリン・ドーバー氏。上質感と機能性を備えた客室とする。ホテルフロントとロビー、ホテル内レストランは15階に設置。レストランは、「世界一の朝食」として知られるシドニーのレストラン「bills」やカフェブームの先駆けとなった「Sign」など、話題のスポットを生み出し続けるトランジットジェネラルオフィス(東京都港区)が運営する。26~44階はオフィス貸室として活用。このうち一部の区画には、健康診断・人間ドック機能を持つ医療施設が入居する。オフィス入居開始は2016年11月、タカシマヤとホテルの開業は2017年4月を予定している。
2014年10月09日JR九州の駅ビルの管理運営などを行うJR九州ビルマネジメントはこのほど、九州一円の「フレスタ」「デイトス」など16駅ビルの愛称を、「えきマチ1丁目」に変更すると発表した。10月14日から新たな愛称を使用開始する。「えきマチ1丁目」のロゴマークも公募により制定したほか、精華女子高校吹奏楽部の協力により、「えきマチ1丁目」BGMも制作。地域密着型の駅ビルとしてより親しまれる施設をめざす。愛称変更を記念し、「えきマチ1丁目熊本」(現・フレスタ熊本)では10月12日10時30分から、駅西口にて「えきマチ1丁目」の看板除幕式を行う。その他、おもな駅ビルでも愛称変更と前後してイベントやオリジナルノベルティの配布を実施する予定だ。
2014年10月09日JR九州は、2013年10月15日に運行開始したクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の運行1周年を記念し、出発式をはじめとする一連の記念イベントを実施する。出発式は10月14日10時20分から約30分間、博多駅3階コンコース内にて開催。JR九州代表取締役会長の唐池恒二氏と、「ななつ星 in 九州」のデザインを手がけたドーンデザイン研究所代表、水戸岡鋭治氏も出席する。博多駅3階コンコースではその他、13~19日にかけて1周年お祝いメッセージボードの設置、オリジナルカード配布、1周年記念グッズ販売、沿線住民による「ななつ星 in 九州」出迎え映像の放映などを実施。見学には入場券(大人140円・小児70円)が必要だが、19日は博多駅の「鉄道の日イベント」開催のため、入場券不要となる。期間中、博多駅博多口内イベントゾーンでもお祝いメッセージボード設置や出迎え映像の放映などを行うほか、「ななつ星」パネルやクルーの制服、調度品を展示するという。また、10月14~19日に「ななつ星」の停車駅で同列車を出迎えると、クルーから誕生祝いとして「ありがとうカード」がもらえる企画も。1周年記念オリジナルグッズも発売され、「ななつ星」車内やオンラインショップ「ななつ星Gallery」で購入できる。
2014年10月09日鉄道デザインの国際的なコンペである第12回ブルネル賞の車両部門にて、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」がブルネル賞を受賞することが決まった。表彰式は10月15日、オランダ・アムステルダムにて開かれる。ブルネル賞は、鉄道に関するあらゆる分野の優良デザインを奨励し促進することを目的とする「ワトフォードグループ」が1985年に制定。同グループは各国国鉄の建築家やデザイナーなどが集まる団体で、鉄道関連の建築・デザインの発展に寄与することを目的とした会議を年1回開催している。「ブルネル賞」の名称は、イギリスのグレート・ウェスタン鉄道の技師で、発明家・建築家でもあったイザムバード・キングダム・ブルネルの名前から取られており、2~3年おきに開催されている。12回目となる今回は、世界各国の鉄道会社から92作品の応募があり、ブルネル賞20作品と奨励賞11作品がそれぞれ選ばれたという。
2014年10月03日JR九州はこのほど、2015年春開業予定の大分駅ビルの名称を「JRおおいたシティ」と発表した。大分駅ビルのほか、すでに開業している豊後にわさき市場、大分駅南立体駐車場、大分駅西駐車場も含めた名称とする。あわせて「JRおおいたシティ」のロゴも制定された。「大」の字をデザイン化したもので、「大分の地に根ざし未来へはばたく姿勢」を表しているという。駅ビルには、JR九州ホテルズが運営するプレミアムクラスの宿泊主体型ホテル「JR九州ホテル ブラッサム大分」と複合商業施設「アミュプラザおおいた」が入る。「JR九州ホテル ブラッサム大分」は客室数190室(9~18階)で、8階にフロントやレストランを設ける。「アミュプラザおおいた」には、大分初出店となる大型店をはじめ、ファッション、雑貨、飲食店、各種サービスなどのテナントが入居する予定だ。
2014年10月02日JR九州は11月30日まで、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の2015年3~9月出発分の予約受付を実施する。JR九州発売分の1泊2日コース11本、3泊4日コース11本の計22本が対象となる。今回募集する2015年春夏出発分では、一部コースや停車駅の見直し、ならびに料金改定を実施。4日間かけて九州を周遊する3泊4日コースでは、「ななつ星」車内での時間を楽しんでもらうため、車内での滞在時間を全体的に増やすという。ゆとりを持って朝食を取れるように、列車の到着時刻や出発時刻も調整。同列車の出迎えに積極的に取り組んでいる久大本線うきは駅と豊後森駅に、それぞれ約10分停車することとした。九州北部を巡る1泊2日コースは、有田の窯元訪問や阿蘇の大自然やゆふいんの街並みを訪ねる内容。同列車の出迎えに積極的に取り組んでいる長崎本線神埼駅と佐世保線武雄温泉駅には、今回から新たにそれぞれ約20分停車する。料金改定により、2名1室の1名あたりの料金は、1泊2日コースのスイートが従来の18万円から21万円に値上げ。DXスイートAも28万円から31万円に値上げされる。3泊4日コースのスイートは従来より5万円アップした48万円から、DXスイートAも現行の70万円から75万円に引上げとなる。
2014年10月02日シャープは9月29日、JR名古屋駅の中央コンコースにデジタルサイネージ用の60型液晶ディスプレイ「PN-R603」を100台納入したと発表した。JR名古屋駅では設置工事後、10月7日より運用を開始する。JR名古屋駅は、太閤通口と桜通口とを結ぶ中央コンコースの柱の両面に設置する。これまでは紙のポスターが貼られていたが、デジタルサイネージに置き換えて、広告情報や災害情報などさまざまな情報を掲示する。シャープによると、交通広告としての利用では日本最大級の連続・多面デジタルサイネージだという。同社はデジタルサイネージ用の液晶ディスプレイの販売強化に取り組んでおり、大型モデル、タッチディスプレイ、マルチディスプレイ、高輝度モデル、薄型・軽量モデルなど、幅広い機種をラインアップしている。PN-R603は、60型・フルHD画質の液晶ディスプレイ。本体サイズは横1378mm×縦794mm×奥行約39.4mm。入力・出力端子は、ミニD-sub、DisplayPort、DVI-I、HDMI、ビデオ、コンポーネントなど豊富にそろっている。
2014年09月30日九州出身の友人から「九州パンケーキ」なるものをいただきました。九州パンケーキとは九州産(全県から厳選)の小麦・雑穀100%と、沖縄県・鹿児島県産のサトウキビの砂糖を使用したパンケーキミックスのことだそうです。……この説明だけだとどんな味なのかよくわかりませんね(笑)。ということで、早速作ってみました。○九州パンケーキカフェも展開中!九州パンケーキはいま大変話題で、都内の「自由が丘スイーツフォレスト」に期間限定で「九州パンケーキカフェ」が展開されているほど。お土産でいただいた九州パンケーキミックスがこちらです。実際につくってみます。■材料九州パンケーキミックス 200g / 牛乳 200ml / 卵 1個九州パンケーキミックスをボウルに入れ、溶き卵を加え、牛乳を少しずつ入れながら混ぜます。さっくりと混ぜたらタネの完成です。○フライパンで焼く!!フライパンでバターを温めて、タネをいれて焼きます。……ちょっと焦げました。でもすごくいい匂いがします。甘くて香ばしい最高の香りです。○レモンはちみつでいただく!!こんがりと焼いたベーコンや目玉焼きと一緒に食べる方もいらっしゃるようですが、今回我が家ではレモンはちみつでいただくことにしました。先日軽井沢を観光した時に自分用に買ったお土産です。楽しみ。たっぷりと、はちみつをかけていきます。うちの猫が寄ってきました。興味しんしんですね。……匂いで自分用の食べ物ではないと判断したようです。○食べてみた!!瓶半分の量のはちみつをたっぷりとかけていただきます。穏やかな休日の午後3時。小腹がすいたのでつくったパンケーキ。リプトンの冷たいストレートティーを添えて、旦那と一緒にいただきました。一袋丸ごと使ったのですが、合計4枚とボリュームは満点! 生地自体に自然な甘みがあり、これがまたはちみつの爽やかな甘さとマッチしていました。はちみつをしっかりと吸ってくれるタイプの生地で、一口食べると生地の中からジュワーっとレモンはちみつがあふれでてきます。本当に最高のオヤツでした。生地自体は結構しっかりとしたつくりで、これならばベーコンなどのしょっぱいものと一緒にいただいても美味であることが想像できます。朝食代わりに食べる方も多いのだとか。なお、こちらの九州パンケーキは、オンラインストアで購入できますよ。パンケーキ好きの方、是非一度試してみてはいかがでしょうか。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年09月29日JR九州はこのほど、「おんせん県おおいたデスティネーションキャンペーン」(2015年7~9月)に先駆け、久大本線日田駅のリニューアル工事に着手すると発表した。駅舎デザインは、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」をはじめ、JR九州の列車や駅舎の数々を手がけている水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所代表)が担当。大分県産の日田杉をふんだんに使用し、木の暖かさで駅舎を包み込むように表現するほか、歴史的な町並みや伝統文化との調和を図り、地元利用者にも観光客にも愛される駅をめざす。駅舎外装は落ち着きのあるダークグレーとなり、1・2階の窓には日田杉を使用した格子を設置。駅舎内部には日田杉のフローリングを敷き、天井部にも日田杉を使用したルーバーを設置することで、杉の香り漂う駅舎内になるという。今年11月頃に着工し、2015年3月の完成を予定している。
2014年09月19日過去に本誌記事で、「意外に遠い同名の駅」としてJR京葉線東京駅を紹介した際、「JR有楽町駅(京橋口)から京葉線東京駅へ乗り継げる特例もある」と書いた。実を言うと、筆者も最近までそのことを知らなかった。京葉線の東京駅は他路線のホームより南側に離れた地下にあり、地図で見ると有楽町駅のほうが近い。有楽町駅から乗り換えられるということは、山手線・京浜東北線から京葉線への乗換えが便利になるかもしれない。そこで実際に乗り換えてみることにした。○有楽町駅・京葉線東京駅ともに現在はポスターで案内されている浜松町駅で潮見駅までのきっぷ(運賃170円)を購入。山手線の電車に乗り、有楽町駅で下車してホーム北側の階段から京橋口へ向かった。途中、「本当に乗り換えられるんだろうか?」と不安な気持ちもあったが、「当駅から京葉線へお乗換えのお客さまへ」と案内するポスターが京橋口の改札付近にあり、ようやく安心した。そのポスターによれば、新橋・品川方面から有楽町駅で下車し、京橋口改札係員に申し出て案内書を受け取ることで、京葉線東京駅へ歩いて乗り換えられるそうだ。そのルートとして、JR線の高架下(有楽町ガード下)を進むルートと、東京国際フォーラムを進むルート(利用可能時間7:00~23:30)も紹介されてあった。この乗換え条件に合う定期券を持つ利用者は、京橋口以外の改札口も利用可能で、「混雑時は比較的空いている中央口・銀座口もご利用下さい」とのこと。その一方で、神田・秋葉原方面から有楽町駅経由で京葉線東京駅への乗換えは不可で、「Suica」などICカード利用で乗り換える場合は乗車駅を確認すると書かれてあった。しばらくポスターを見た後、京橋口の有人改札へ。「京葉線へ乗り換えたい」と伝えると、すぐに案内書を渡され、改札外へ通された。案内書はきっぷより少し大きいサイズの紙1枚だが、これなしで改札外へ出ると一度精算されるため、運賃がさらに高くなってしまう。紙1枚とはいえ、無くさないように大事にしなければ……と思うのであった。筆者は今回、高架下を歩いて乗り換えたが、「有楽町ガード下の独特な雰囲気の中を歩くのも良いけど、普段の乗換えで使うなら国際フォーラム経由のほうが良さそうだな」という印象だった。東京国際フォーラムには地下コンコースもあるので、雨の日もずぶ濡れにならず乗り換えられるはず。逆方向(京葉線東京駅から有楽町駅へ)の乗換えも、エスカレーターのある東京国際フォーラム経由のほうが便利だろう。ゆっくり歩いての乗換えだったものの、それでも有楽町駅から10分程度で京葉線東京駅に到着。京葉地下丸の内口できっぷと案内書を提示すると、案内書のみ回収され、改札内へ入ることができた。ここにも「京葉線東京駅から新橋・品川方面へお乗換えのお客さまへ」のポスターがあり、有楽町駅のポスターとほぼ同じ内容が書かれてあった。この特例を知っておくと、たとえば新橋駅・浜松町駅・田町駅・品川駅から京葉線へ乗り換える場合、乗換え1回で済むし、同じJR線内なので運賃の割高感もなく便利だろう。大崎駅・大井町駅から京葉線方面はりんかい線で新木場駅乗換えのほうが便利と思われるが、運賃を安くしたいなら有楽町駅乗換えを考えても良さそう。大森駅・蒲田駅から乗る場合も、京浜東北線で有楽町駅乗換えのほうが安く便利かもしれない。ただし、有楽町駅では定期券利用者を除き、京橋口の有人改札のみの取扱いなので、場合によっては混雑の原因となる可能性も。旅行者が京葉線を利用するならやはり東京駅乗換えのほうが望ましく、有楽町駅からの乗換えは仕事中の移動やちょっとした外出などで役立てる程度にしておくのが良さそうだ。
2014年09月16日九州各地には「器」などのクラフト文化が根付いているが、福岡タウンの雑貨店には伝統ある品々から新進気鋭の作家ものまで集まっており、わざわざ訪れる価値あり。店主の審美眼で選ばれた九州の「手しごと」に出会えるショップ巡りにご案内。福岡タウン&九州への旅のついでにぜひ立ち寄ってみよう。■感度の高いセレクトで一躍人気ショップに 『LIFE IN THE GOODS.』は、オーナーの羽田さんが「自分が見たり、使ったりしたモノのなかでしっくりくるモノ」を九州内外からセレクト。器やウエア、ステーショナリーまで、“今”のライフスタイルや気分にフィットするアイテムが揃う。一つひとつ手にとって選んでみて。自然光が注ぎ、居心地グッドな店内で器選びを楽しんでほしい。ウェブサイトでは、糸島<醇窯>高須健太郎氏や有田の照井壮氏など、扱っている作家について事前にチェックできる。■暮らしにフィットする日本のイイモノが揃う福岡を代表する雑貨店「B・B・B・POTTERS」の系列店、『tokineri』。特に“日本”を意識したラインナップで、博多駅という場所柄、国内外のゲストに時代を超えた美しさを備えた九州や日本のすぐれた生活用品を提案している。店内には、民陶の町として知られる長崎県・波佐見町から発信するブランド「HASAMI」の機能的なマグ<各1500円(税抜)>など、今の生活に取り入れやすいアイテムが並ぶ。■現代の生活に溶け込む久留米絣を提案「くくる」「染める」「織る」・・・・・・。30以上もの行程を経て、人の手によって完成する久留米絣(くるめがすり)。『gi』は200年以上の歴史をもつ絣に新たな息吹を吹き込んでいる。おみやげに最適なハンカチ<各1000円(税抜)>は肌ざわりが心地よく、色も柄も豊富。とことん使っていくうちに布の質感が柔らかく変化していく。・LIFE IN THE GOODS. 公式サイト ・tokineri 公式サイト ・gi 公式サイト 「旅で元気になる」をコンセプトにしたガイドブックシリーズ、 『地球の歩き方Cheers!』 。 『地球の歩き方Cheers! 福岡タウンと九州ベストルート2015』 では、福岡タウンの最旬の遊び方を紹介するとともに、福岡タウンから日帰り、一泊二日での九州への旅をモデルプラン仕立てで提案しています。詳しい情報は『地球の歩き方Cheers! 福岡タウンと九州ベストルート2015』をチェック!
2014年07月11日JR九州とTCエンタテイメントは、JR九州公式ブルーレイ&DVD『誰も知らないななつ星 ~密着500日「奇跡の旅」の物語~』の発売を決定し、このほどDVD取扱店にて予約受付を開始した。8月29日の発売を予定している。このブルーレイ&DVDは、今年1月12日にBSフジで放映された番組を再編集したもの。同番組では、運行開始の約1年半前、まだ「ななつ星 in 九州」の名前すら決まっていなかった時期から運行に至るまで密着取材を敢行した。「奇跡の旅」を誕生させるため、いっさいの妥協を許さない姿勢を見せたJR九州代表取締役社長の唐池恒二氏と、同列車のデザインを手がけたデザイナーの水戸岡鋭治氏もカメラは追っている。JR九州の代表的な特急列車のデザインのほとんどを手がけてきた水戸岡氏も、30億円を投じる列車のデザインにはかなり頭を悩ませ、完成したときには思わず男泣きしたという。今回のブルーレイ&DVDには、これらの光景をはじめ、人々の汗と涙が結集した夢の超豪華寝台列車「ななつ星 in 九州」の背景が余すところなく収録されている。ブルーレイ1枚、DVD1枚の2枚組で、どちらにも本編と特典映像を収録。価格は4,600円(税別)。発売日以降、「ななつ星 in 九州」車内でも車内限定版を販売予定だ。
2014年05月30日JR東日本はこのほど、「JR神田万世橋ビル」が環境指標「LEED-CS」のGOLD認証を取得し、同ビル3~4階の貸会議室「ステーションコンファレンス万世橋」も、「LEED-CI」のGOLD認証を取得したと発表した。「LEED」は、米国グリーンビルディング協会によって開発・運用されている建築物の環境配慮基準の認証制度。「LEED-CS」はテナントビルの躯体・外装・共用部を、「LEED-CI」はテナント専用部の内装を認証の対象としている。「JR神田万世橋ビル」は昨年12月、「ステーションコンファレンス万世橋」は今年3月にそれぞれ各部門の「GOLD」認証を取得した。どちらもJR東日本グループの施設としては初の「LEED」認証取得だという。JR東日本では、JR神田万世橋ビルを「地球環境、地域、景観、歴史との共生をコンセプトにした、次世代の環境配慮型ビル」と位置づけている。具体的には、直射日光を受ける南西面にエレベータや階段などの窓面が少ない設備を配置し、貸室空間は北東面に配置することで建物の熱負荷を抑制。屋上には太陽光パネルをを設置し、建物の照明などに利用している。節水型衛生器具の採用などによる水利用の高効率化や高効率給湯機器の設置、LED照明の採用などにも取り組んでいる。ビル利用者の自転車通勤を促進するため、施設内に駐輪場やシャワールームを設置。電気自動車専用の充電設備も備えているという。同ビルは地上20階・地下2階で、延床面積は約2万8,500平方メートル。低層階には貸会議室や子育て支援施設などが入り、5~20階はオフィスとなっている。
2014年03月18日JR東日本グループのホテルチェーン、JR東日本ホテルズは、北陸新幹線用新型車両E7系のデビューを記念し、宿泊者を対象としたプレゼントキャンペーン「新幹線×JR東日本ホテルズ 乗って泊まってGet!キャンペーン」を実施する。同キャンペーンでは、往復の新幹線と宿泊クーポンがセットになった「びゅう旅行商品」を購入し、3月15~31日の期間中に対象ホテルへ宿泊すると、新幹線の色合いを再現したオリジナルデザインの箸置きがもらえる。箸置きは全6種類で、もらえるのはそのうちいずれか2個。種類は選べない。プレゼントはなくなり次第終了となる。キャンペーン対象ホテルは、東北6県と栃木・群馬・新潟・長野各県の「ホテルメッツ」「フォルクローロ」「ホテルメトロポリタン」など計20施設。
2014年02月27日JR東海はこのほど、名古屋駅に隣接する旧名古屋ターミナルビルの跡地に建設中の名古屋駅新ビルについて、名称を「JRゲートタワー」に決定したことを発表した。同時に、工事の遅れから開業時期が約1年延びる見込みであることも明らかにされた。名古屋駅新ビル「JRゲートタワー」は地上46階地下6階建てで、高さ約220m。駅施設のほか、オフィス、商業施設、ホテルなどが入居する超高層複合ビルとなる。1階にはバスターミナルを集約配置し、2階に名古屋駅と駅北側エリアを結ぶ歩行者通路を設け、交通拠点としての機能も強化する。隣接するJRセントラルタワーズと15階までの全フロアを接続し、タワーズと一体性を持たせたビルとする計画だ。従来のスケジュールでは、新ビルの竣工とオフィスの入居開始は2015年末、「タカシマヤ」とホテルの開業は2016年春としていたが、基礎工事が難航しているために行程の見直しを実施。オフィス入居開始は2016年11月、「タカシマヤ」とホテルの開業は2017年4月にそれぞれずれ込む見込みだという。
2014年02月15日JR九州は3月8日、九州新幹線開業10周年を記念し、787系「リレーつばめ」を1日限り復活させ、開業時の運行を再現する。787系特急「リレーつばめ」は、九州新幹線の全線開業により、2011年3月で運行を終えた特急列車。当初は特急「つばめ」の愛称で博多~西鹿児島間を結んでいたが、2004年3月の九州新幹線新八代~鹿児島中央間開業にともない、新八代駅にて同一ホームで新幹線に接続するリレー特急へ。愛称も、「リレーつばめ」に変更された。今回の限定復活では、臨時特急「リレーつばめ15号」として博多~新八代間を運行。博多駅を11時41分に出発し、新八代駅に13時50分に到着する。6両編成で、1号車がグリーン席、2・3号車が指定席、4~6号車は団体専用となる。当日は、新八代駅から同列車に接続する臨時新幹線「つばめ315号」(新八代駅14時09分発・鹿児島中央駅14時54分着)も運行される。「つばめ315号」は6両編成で、1~3号車が指定席、4~6号車は団体専用となっている。「リレーつばめ15号」から「つばめ315号」に乗り換えることで、九州新幹線開業時の運行を擬似体験できるが、当時とは異なり、同一ホームでの対面乗換えとはならない。「リレーつばめ15号」のきっぷは、2月8日10時から全国のJR駅の「みどりの窓口」と旅行会社窓口にて発売する。なお、「リレーつばめ15号」と九州新幹線「つばめ」への乗車を含む1泊2日のツアー「復活787系『リレーつばめ』と急行『肥薩線縦断』号で行く南九州の旅」も発売中。JR九州旅行各支店と各駅旅行センターなどにて申込みを受け付けている。
2014年02月06日JR九州は3月15日から、特急「ソニック」の自由席を増席する。「ソニック102号」を除く博多行「ソニック」の全列車が対象。大分~小倉間で指定席としている3号車について、小倉~博多間に限り自由席とする。「ソニック2・4・6号」は土休日のみの実施となる。特急「ソニック」は883系を使用する7両編成と885系を使用する6両編成があり、ともに現在は1号車がグリーン車指定席と普通車指定席、2・3号車が普通車指定席、4号車より後ろが普通車自由席となっている。なお、博多行の特急「ソニック」「にちりんシーガイア」の小倉~博多間(下り)において、現在、小倉駅発車後に普通車指定席の車内に空席がある場合に限り、自由席特急券などで指定席への乗車を認めていたが、3月15日以降、この扱いは廃止となる。
2014年02月04日JR九州と福岡市交通局は31日、JR筑肥線と地下鉄空港線・箱崎線で3月15日に行うダイヤ改正について発表した。JR九州は新型車両を投入することも明らかにした。地下鉄空港線(福岡空港~姪浜間)とJR筑肥線(姪浜駅以西)は相互直通運転を実施しており、福岡市交通局の1000系・2000系、JR九州の303系・103系1500番台が使用される。両路線では近年、JR車両の不具合がたびたび発生しており、列車の運休や大幅なダイヤの乱れの原因となっていた。JR九州は今回、筑肥線のダイヤ改正とともに、地下鉄空港線への直通運転に使用する新型車両についても発表。2015年2月から計6編成(36両)を順次投入する予定で、「詳細については、決まり次第別途お知らせいたします」としている。JR筑肥線と地下鉄空港線・箱崎線の今春のダイヤ改正は、他のJR線と同じ3月15日に実施。筑肥線では平日朝の時間帯に列車を増発する。朝7時台に福岡空港駅を発車する姪浜行の列車のうち、1本を筑前前原駅まで延長することで、姪浜~筑前前原間の運行間隔を短縮し、九大学研都市方面への利便性向上を図る。その他、西唐津駅を5時58分に発車する福岡空港行の快速列車と、筑前前原駅を8時2分に発車する唐津行の快速列車が増発される。地下鉄箱崎線はダイヤ改正にともない、平日22時台に貝塚駅を発車する中洲川端・姪浜方面の列車を1本増便。運行間隔を短縮するとともに、西鉄貝塚線からの乗換え時間も現行の最大17分から最大9分に短縮する。なお、地下鉄空港線・箱崎線では土休日も一部列車で運転時刻の見直しを行うが、「地下鉄七隈線のダイヤ改正は行いません」とのこと。
2014年02月01日