子育てをしていく上でママ友は重要な存在だと言えます。子育てに関する悩みが出てきたとき、その都度親身になって相談にのってくれたり、お互いに子育ての喜びを共有できるのがママ友。ですから、やはり「いたほうがいい」「いたほうが心強い」と思うママさんが多いようです。リサーチしてみると、実家が遠いと実母にも頼れず、昼間仕事に行っている夫にも頼れず、ひとりでは到底乗り切れないことも、ママ友のおかげで乗り切れたという人も多くいました。しかし、一方では“ママ友トラブル”という言葉が多く聞かれることもあります。つまり、その存在はとてもありがたいものでありながらも、付き合いかたを間違えると自分が辛い状況に陥る可能性もあるということなのでしょう。■ 自分のスタンスや子育てのスタイルを把握してamadank / PIXTA(ピクスタ)自分のスタンスや子育てのスタイルとあまりにもタイプが違うママさんたちと密に親しくしてしまうことにより、それがトラブルに繋がることもあるようです。まずは、自分はどういうポリシーを持っているのかということを確認しておくのが良いかもしれません。余計なトラブルを未然に防ぐためにも、自分に合ったママ友を選ぶことはとても大切です。■ ママ友選びの判断ポイントは?自分のスタイルを把握し直した後は、自分に合うママさんなのかどうかの判断を下すステップに進みます。これがなかなか難しいんですよね。そこで、どこを見て「ママ友になれるかどうか」を判断しているのかについて、先輩ママさんたちに聞いてみました。studio-sonic / PIXTA(ピクスタ)「LINEの連絡がくる時間帯が合わないママさんとは、ライフスタイルが根本的に違うのかなと感じることが多いです」(32歳/パート)「持ち物や家などが自分たちのレベルと違いすぎると引け目を感じてしまって仲良くなれない。無意識に自分を追い込んでしまって、辛くなってしまう」(35歳/フルタイム)「子どもの服装はひとつの指標というか、ポイントになる気がします。ブランドの服、おさがり、量販店の服……子どもの着ているもので、公園や公民館などでよく遊ぶのか、デパートの屋上や室内の施設で遊ぶことが多いのかなど、子育てのスタンスがだいたいわかるので」(31歳/専業主婦)■ 必ずしも子どものためにムリをする必要はないプラナ / PIXTA(ピクスタ)リサーチしたところ、本当に仲良くなったママ友の数は1〜3人という人が多いようでした。感覚が合う、気遣いのポイントが一緒、子育てのスタンスが同じなど、共通点が多い人が見つかると、ママ友という概念を超えることができることもあるようです。余談ですが、筆者の母は当時から仲良くしていたひとりのママ友と、子育てが終了した今でも親しくしています。それともう一点、当時はまわりに馴染まなければと躍起になっていたそうですが、それが良い方向に向いたかと言われれば疑問が残るのだとか。実は、これは今回リサーチをしたときにも多く聞かれた声でした。IYO / PIXTA(ピクスタそう考えると、「うちの子がいじめられないようになんとか上手くやっていかないと」とムリをしすぎても、それが逆に自分の首を絞める結果に繋がることもあるのかもしれません。子どものためと我慢しすぎないことも、トラブルを防ぐためには必要なことだと言えそうです。
2019年05月30日「平成」もあとわずか。2019年5月からはいよいよ新元号となり、また新しい時代の幕開けとなります。平成の30年を振り返ると国内外でさまざまな動きがありました。その中でもインターネットの普及とインフラの整備は平成を象徴する出来事だと思います。その一方、生活シーンでは買い物や口座振り込みなど電子化が進み、確定申告、スマホ携帯の機種変など何かの手続きのたびにIDとパスワードを入れないと、手続きや操作が進まないことも。今回は何かあっても困らないオススメのIDとパスワードの管理術についてまとめてみました。■ ID&パスワード入力で困ったあるあるとは?パスワードは、セキュリティと自分や家族を守る意味でも生年月日や電話番号(実家も含む)にまつわる特定しやすいものを避け、ワンパターンにならない設定を促しています。タカス / PIXTA(ピクスタ)そのため、英数字をランダムに入れた複雑なパスワードの設定にしたことで、後でログインしたときに「パスワードがわからない!」という事態になることもよくある話ですよね。また、さまざまなパスワードを手帳やノート、付箋などに記録していたために、何がどのID、パスワードかよくわからなくなったというケースもあります。NOBU / PIXTA(ピクスタ)特にこの場合で最も困るのが、スマホの機種変更におけるLINEなどSNSのログインID&パスワード。実際、私の友人はLINEのパスワードを忘れていたので、リセットとなり、家族や友人知人に友達設定を泣く泣くお願いする羽目になったそうです。やはり複数のIDとパスワードを持っていると、忘れることもしばしばあります。そして、いざというときに困らないよう、一つのノートにまとめておくとすぐ確認でき、便利です。次の項目ではオススメのパスワード管理グッズについてご紹介しましょう。■ “カモフラージュノート”も!大事なこと・ものは手書きするのがベスト最近は電子化やペーパーレスが進み、筆記用具でメモする機会が減っています。よくIDやパスワードをスマホのカメラ、テキストアプリやワードとエクセルで記録するという方もいますが、それがいざ故障したときを想定すると何も見えなくなり、無駄になることも。そして、災害に遭ったときにすぐに確認できなくなるリスクもあります。それを避けるためにはIDとパスワードを記録するノートを用意し、手書きで記録することがオススメです。IDとパスワード新たに設定または更新したときに「サイト(GmailやAmazonなどの企業や組織)+ID+パスワード」の3つを面倒でも書きましょう。記録するタイミングは設定や更新のすぐあとにやりましょう。後回しにしたら忘れてしまいますから、必ずすぐやることをオススメします。最近は、30~40代の世代に多いのが自分だけでなく、子ども(学校や習い事、試験のオンライン上での結果など)やアナログモードな高齢の親といった自分以外のIDとパスワードの管理もやっているケース。そのような方は、誰のIDとパスワードかわかるとう色別にしたりマークをつけたりして一目でわかるようにする工夫も必要です。最近では、パスワード管理用の専用ノートもリリースされています。筆者がオススメしたいのは、アマノコトワリ舎から発売されている「パスワード管理とカモフラージュも生成もできるパスワードノート」(価格/950円・税別)です。ノートにはパスワードに関するアドバイスが書いてあるので、便利です!簡単にパスワードをカモフラージュできて、自身でパスワードを管理できるノートです。デザインも北欧雑貨のようなおしゃれ。この“カモフラージュノート”管理が少し苦手、これを機会に整理整頓したい……という方は最適のグッズです。■ IDとパスワードは設定したらすぐノートにメモを!生活をより便利に安全にするためのIDとパスワードは大切なものです。IDとパスワードがたくさんあって問題になるのが、ログインをほぼ自動にしていたために、ログインしなくてはいけないときに忘れてログインできなくなること。それを避けるには、やはり専用のノートにそれぞれのIDとパスワードを設定したらすぐ記録することです。ノートに書き留めることは、万が一、スマホやパソコンが動かなくなったときも、すぐ内容が確認できて便利です。時代は電子化・ペーパーレス化でより便利になっていますが、大事なものは手書きでも記録する習慣を忘れないようにしておきましょう。
2018年11月23日