今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデル、アーティストのMANONさんです。「実家が服屋なので子供の頃からファッションが好き」と語るMANONさんの素顔に迫りました。“カワイイ”カルチャーを体現する新世代のガールズアイコン。ポップなファッションに身を包み、女の子の日常をアンニュイなラップで歌う。次世代のカルチャーアイコンとして注目を集めるMANONさん。「スカウトされてデビューしたんですが、きっかけは小学生の時に始めたInstagram。アップしていたのは図工の授業での制作物とか…今思うとシュールで可笑しいけど、子供の頃から表現することに興味があったんです」。今年入学した大学では映像を勉強中。「自分の曲のミュージックビデオも作っていきたい。好きなものを追求し、世界で活躍するのが夢!」緊張しいだけど、ステージの上では別!去年自主企画イベントを開催し、ライブをした時のお気に入りの一枚。SNSにアップする動画はエフェクトで遊ぶ!自分色に加工して動画作りを楽しんでいます。抱いているのは愛猫!自分でコラージュしてTシャツを作りました。所属事務所のオンラインストアで販売しました。いかつく仕上がり満足!マノン2002年生まれ。新曲「WORLD’S END feat. dodo」、同楽曲の藤原ヒロシによるリミックスを7月にリリース。最新情報はInstagram(@je_suis_manon2)にて。※『anan』2020年9月30日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2020年09月25日宝塚歌劇月組公演『舞音-MANON-』『GOLDEN JAZZ』が、11月13日、兵庫・宝塚大劇場にて幕を開けた。第一幕の『舞音-MANON-』は、フランス恋愛文学の最高峰のひとつで、バレエやオペラ作品としても人気の高いアベ・プレヴォ作『マノン・レスコー』をベースに作られたミュージカル。舞台を20世紀初頭のフランス領インドシナに置き換え、究極のラブストーリーを展開している。宝塚歌劇月組公演『舞音-MANON-』/『GOLDEN JAZZ』のチケット情報物語の主人公は、インドシナ駐在を命じられたフランスの若きエリート海軍将校シャルル。“舞音(マノン)”と呼ばれる美少女の踊り子と出会い、深い愛におぼれていく様が独立運動と絡めて描かれていく。アジアンな舞台美術、アオザイなどの衣装、弦楽器が心地良く響く音楽、ゆったりと舞うような振付…。そのすべてがどこか郷愁を感じるような、エキゾチックなムードのステージで、これまでの宝塚歌劇ではあまり見られなかった雰囲気に引き込まれていく。男役トップスター・龍真咲(りゅう・まさき)は、マノンに魅せられ、翻弄されていくシャルルを観る側も苦しくなるほどに、情感豊かに熱く演じていく。また、そのマノンを演じる娘役トップスター・愛希(まなき)れいかは、長い黒髪で少女でありながら男たちを翻弄する蠱惑的なヒロインを妖艶に演じる。美しくも時に愛らしさを見せ、“富裕層の男たちの心を捉える”という役どころをしっかりと掴んでいる。支配するフランス側のシャルルと、支配されるインドシナ側のマノン。ふたりが紡ごうとする愛に、珠城(たまき)りょう演じるマノンの兄クオン、凪七瑠海(なぎな・るうみ)演じるシャルルの親友でフランス軍人のクリストフらが絡み、ドラマチックに展開。さらに専科・星条海斗(せいじょう・かいと)が、キレ者の警察長官ギョーム役で空気をピリッと締め、シャルルの心を表す存在として立つ美弥(みや)るりかもほぼ言葉を発さない“影”の役を、その佇まいや踊りで魅せている。ふたりの愛が行きつく先…、美しく幻想的なラストシーンが胸に響いた。第二幕のショー『GOLDEN JAZZ』は、マーチングバンドの演出で、ノンストップのカーニバルが開幕。スターが次々と歌い継ぎ、華やかに熱く歌い踊る。クラブをイメージしたシーン、『Sing Sing Sing』の中詰め、客席へのサプライズ演出など、龍をはじめ、それぞれの見どころが散りばめられ、時に熱く、時にクールに色とりどりのシーンが展開していく。個性あふれるメンバーの力、そしてそれらが一つになったときのパワーに圧倒されるはず。兵庫・宝塚大劇場公演は12月14日(月)まで。また、2016年1月3日(日) ~ 2月14日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演される。東京公演のチケットは11月29日(日)より一般発売開始。チケットぴあでは東京公演のWEB先行抽選「プレリザーブ」を11月20日(金) 11:00~11月25日(水) 11:00まで受付。取材・文:黒石悦子
2015年11月19日