10月29日(米国時間)、Microsoftはリストバンド型のウェアラブルデバイス「Microsoft Band」を発表した(関連記事)。内蔵センサーから心拍数や歩数といった身体情報、GPS経由による走行ルートなどを記録する。さらにスマートフォンと連動し、メールや予定表の確認、音声アシスタント「Contra」によるコントロールも可能だ。さらに、収集したデータをクラウドサービス「Microsoft HealthVault」にアップロードし、健康管理に役立てられる。Windowsストアアプリ「BINGヘルスケア&フィットネス」との連動も期待できるだろう。データを閲覧するアプリケーションは各プラットフォームで無償配布中。Windows Phoneを筆頭にiOS版、Android版も用意している。OSに関する公式の説明はないが、組み込み向けのWindows Embedded Compactあたりを採用していると思われる。「Microsoft Band」の登場により、Appleの「Apple Watch」、Googleの「Android Wear」搭載製品とウェアラブルデバイスにおいても各社そろい踏みの状態になった。スマートフォン市場では後塵を拝したMicrosoftだが、スマートウォッチ市場に対するスタートは大きく遅れなかったといえる。話は変わるが、筆者は最近iPhone 6を購入した。各種センサーを利用した健康管理システム・アプリケーション「ヘルスケア」の存在に注目していたのである。フタを開けてみると、リリース直後からフレームワークであるHealth Kitは正常に動作せず、安定動作したのは2014年9月末にリリースしたiOS 8.0.2以降。そのせいか、ヘルスケアに対応するアプリケーションは最近出始めた程度だ。もちろんスマートウォッチ市場を席巻するには、ライフログ/ヘルス系の機能に加え、シンプルで使いやすいアプリケーションの提供など、数多くの要因が入り交じる。そこで重要になるのがアプリケーションなどを販売するコンテンツストアの存在だ。登録アプリケーション数について、Windows Phoneストアは2014年8月時点で30万本を超えたことをアピールしたが、App Storeは2014年6月のWWDCで120万本と発表。Google Playは2014年6月のGoogle I/Oで150万本を超えたことを明らかにした。App StoreはWindows Phoneストアの4倍、Google Playは5倍にまで拡大している。だが、注目すべきは登録アプリケーション数ではなく、その背景にいるアプリケーション開発者だ。スマートフォンと連動するスマートウォッチが、魅力的なプラットフォームとして開発者の目に映るかがポイントなのである。ハードウェアの面でも、アプリケーションの面でも各社スマートウォッチは横並びの状態だ。これから生み出されるアプリケーションがデジタルガジェットマニアではなく、大多数の一般コンシューマーが、「便利だ」「面白い」と感じるかが、スマートウォッチ市場を征する鍵となるだろう。阿久津良和(Cactus)
2014年11月04日米Microsoftは29日(現地時間)、同社初のウェアラブル端末「Microsoft Band」、健康管理プラットフォーム「Microsoft Health」を発表した。リリース時点では米MicrosoftStoreにて数量限定で販売し、199ドル(約22,000円)で提供される。「Microsoft Band」は、GPSや心拍計、紫外線モニタなどを内蔵するフルカラーのタッチスクリーン付き腕輪型ウェアラブル端末。スマートフォンやタブレットなどのBluetooth搭載機器と連携し、心拍数やカロリー、睡眠などをモニタリングして健康管理に役立てるほか、メールのプレビュー表示やカレンダーに登録した予定のアラートにも対応する。Windows Phone 8.1とペアリングした場合、音声アシスト「Cortana」にもアクセスできる。接続はBluetooth 4.0 LE。ディスプレイは1.4インチで、解像度は320×106ピクセル。バッテリ駆動時間は通常使用時で48時間。センサーは心拍計、3軸加速度/ジャイロ、GPS、照度、体温計など。「Microsoft Health」は、健康・フィットネスデータを集め、統合するクラウドサービス。カロリーや心拍数など、Microsoft Healthに保存されたデータは統合され、ユーザーは「最もカロリーを消費するエクセサイズ」などの分析が提供される。31日時点ではAndroid、iOS向けの「Microsoft Health」アプリが公開中。対応OSはAndroid 4.2以降、iOS 7.1以降。Windows PhoneではWindows Phone 8.1 updateで動作する。
2014年10月31日米Microsoftは29日(現地時間)、ウェアラブル端末「Microsoft Band」と、専用のプラットフォーム「Microsoft Health」を発表した。端末は30日より米国にて販売され価格は199.99ドル。「Microsoft Health」はApp Store、Google Playよりダウンロードでき価格は無料。「Microsoft Band」は、1.4インチフルカラーディスプレイを搭載した、腕時計型ウェアラブル端末。歩数、消費カロリー、心拍数、睡眠の質などを測定することができる。測定したデータは「Microsoft Health」のクラウドサービスで管理・分析することができる。そのほかの機能として「Microsoft Band」は、iPhone、Androidスマートフォン、WindowsPhoneとのBluetooth連携が可能。メールや電話などの通知を「Microsoft Band」上で受けることができる。また、Windows Phone 8.1端末では音声アシスタント機能「Cortana」を利用できる。対応OSと機種は、Windows Phone 8.1 update、Android 4.3から4.4のスマートフォン、iOS 7.1以上のiPhone 4S/5/5c/5s/6/6 Plus。「Microsoft Band」の主な仕様は次の通り。CPUは、ARM Cortex M4 MCU。ストレージは64MB。本体のサイズ/重量は、幅約11mm×高さ約33mm/約60g。ベルト部分は、Small/Medium/Largeの3モデルを用意する。バッテリ容量は100mAh。連続駆動時間は48時間。GPS、Bluetooth 4.0に対応する。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月30日Microsoftは10月28日(米国時間)、「HTTP/2: 長く待たれた続編 - IEBlog 日本語 - Site Home - MSDN Blogs」において、MicrosoftがなぜHTTP/2の策定に積極的であるか、なぜInternet ExplorerにおいてHTTP/2の実装を積極的に進めているのか、その理由を説明した。同社はその根拠として通信のパフォーマンスを引き合いに出している。HTTP/1.1は設計上、現在のビジネスシーンやコンシューマシーンで求められている通信のリアルタイム性やモバイル性にこたえ切れていないところがあるという。Microsoftはこの課題を解決するための技術がHTTP/2であること、10ミリ秒といったわずかな時間の遅延でさえ商取引系のWebサイトでは売上の減少につながることなどを指摘し、HTTP/2の策定や実装を進めることには経済的な理由があると説明している。MicosoftはHTTP/2がSPDYに取って代わることになると説明し、現在提供しているSPDYのサポートは最終的にすべて廃止すると説明。HTTP/2の実装で置き換えることになると説明している。HTTP/2はHTTP/1.1との互換性も高く、今後高速通信を実現するための要の技術になると見られている。
2014年10月29日米Microsoftは10月27日(現地時間)、サブスクリプション形式のオフィスツール「Office 365」の契約者に提供するオンラインストレージ「OneDrive」の容量を無制限にすると発表した。現在の容量は1TB。対象となるのは「Office 365 Home」「Office 365 Personal」「Office 365 University」、そして「Office 365 Business」。これらのサービスの契約者にOneDriveのUnlimitedプランまたはOneDrive for Businessを提供する。Office 365 Home/Personal/Universityの契約者には数カ月をかけてロールアウトする予定。Unlimitedプランへのアップグレードは自動的にアカウントに反映されるが、早期にアップグレードを受けたい契約者向けにプレビューサーサービスへの登録を受け付けている。Office 365 Businessには2015年にロールアウトする予定で、一両日中にOffice 365ロードマップにOneDrive for Businessの提供を組み込む。
2014年10月28日●ブレイクアウトセッション「最新Surface Pro 3のすべて」10月23日と24日に開催のThe Microsoft Conference 2014では、日本マイクロソフト代表執行役 社長の樋口泰行氏キーノートスピーチの後、各種のブレイクアウトセッションが行われた。その中から「これさえあれば何もいらない? 最新Surface Pro 3のすべて」を紹介したい。なお、最初にゼネラルセッションが行われ、日本マイクロソフト マイクロソフトテクノロジーセンター センター長の澤円氏が、カンファレンスの変化を紹介。従来はマイクロソフト製品を使うためのセッションだったが、今年はより具体的な問題解決の手段に重きを置く。今回のセッションでも「Surface Pro 3」という具体的な製品を取り上げ、「こういう利用シーンでは、この特徴がポイントになる」という、カスタマーファーストの説明となっていた。Surface Pro 3はキーボード(オプションのタイプカバー)が脱着可能な2in1構成で、本体は非常に薄く軽い(9.1mm、約800g)。Surface Pro 3では、CPUにIntel Core i7を搭載したモデルが加わり、処理能力も増大している。瀬戸氏自身が、海外出張や社内業務でSurface Pro 3を使っている経験から、「ビジネス用途に最適なデバイス」と述べた。すでに海外でも多くの採用事例があると紹介し、中でもLotus F1 TeamにSurface Pro 3が本格的に導入された事例は、「携帯性×高性能」を具現化したものとしてお気に入りとのことだ。●Surface Pro 3にまつわる、日本における現場よりの話題次に日本での現場寄りの話として、モバイルユーザーにおけるデバイス選択へと話題をチェンジ。会場で2台以上の端末を業務で使っている人をたずね(会場の半数近く)、さらに5台以上の端末を使っている人は?とも(数パーセント)。一般論として、携帯性と性能は相反する課題であり、社内連携で利用するにはそのための機能が必要となる。「デバイスが増える=管理が増える」であり、セキュリティ面のリスクも大きくなる。これらの課題を解決したのが、すべての用途を一台でまかなえるSurface Pro 3であるとアピール。●Surface Pro 3の活用シナリオそして、モバイルユーザーとパワーユーザーを想定した2in1デバイスとしての活用と、接客用タブレットとして3通りの利用シナリオについて、Surface Pro 3のメリットを紹介した。最後に、企業ユーザーへの導入を促進するために、取扱いリセラーを拡大するとした。なお、The Microsoft Conference 2014のセッション内容は後日、Azure Media Servicesを使用したストリーミング配信が行われる予定だ。
2014年10月24日米Microsoftが米国時間の10月23日に発表した2015年度第1四半期 (7-9月)決算は、売上・利益ともにアナリストの予想を上回った。売上高が前年同期比25%増の232億ドル、純利益が13%減の45億4000万ドル。減益は、Nokia Devices and Services (NDS)の統合を含む同社の事業再編計画の費用11億4000万ドルによるもの。デバイス&コンシューマ (D&C)事業は、売上高109億6000万ドルで前年同期比47%増だった。D&Cライセンシングは売上高40億9000万ドルで9%減。Windows OEM non-Proは1%減だったが、買い替え需要が収まったWindows OEM Proが4%減となり、Windows OEMは2%減だった。コンピューティング&ゲームハードウエアは、売上高24億5000万ドルで74%増。「Surface Pro 3」が好調で、Surfaceの売上高が9億800万ドルだった (前期は4億900万ドル)。携帯ハードウエアは売上高26億1000万ドル。Lumiaスマートフォンの販売台数は930万台だった。コマーシャル事業は売上高122億8000万ドルで、前年同期比10%増。コマーシャルライセンシングは98億7000万ドルで3%増。SQL Server、System Center、Windows Serverの二桁の伸びでサーバ製品が11%増。Windowsボリュームライセンスは10%増だった。その他のコマーシャル事業は24億1000万ドルで50%増。コマーシャルクラウドサービスの売上が128%増だった。
2014年10月24日米Microsoftがウェアラブルデバイスを発表する模様だ。このニュースを伝えるForbesなどによると、心拍数などを測定できるフィットネス機能が充実し、AndroidやiOSなどさまざまなモバイルプラットフォームで動くスマートウォッチが提供されるという。年末商戦に向けて登場すると報じている。。Forbesは「デバイスの名称は不明」としているが、Re/Codeは、開発コード「Khronos」と紹介している。Microsoftはデバイスとサービス戦略の下でNokiaのデバイス部門を買収しており、スマートフォンやタブレットなどのコンシューマー向けデバイス事業を強化している。開発中とされるスマートウォッチは同社の戦略に基づき、iOSやAndroidと連携可能なクロスプラットフォームになるという。Forbesはクロスプラットフォームのほか、バッテリーの持続時間にも触れている。同誌によると、バッテリー持続時間は「普通に利用する場合、1回の充電で2日間以上持つ」、持続時間が1日というSamsungの「Galaxy Gear」シリーズやMotorolaの「Moto 360」の上をいく、としている。スマートウォッチのバッテリーの持続時間は課題の1つとされており、Appleが9月に発表した「Apple Watch」についても、毎日充電が必要とわかり一部を失望させた。Microsoftは年末商戦に向けて数週間内にスマートウォッチを発表する、とForbesらは予想している。これが本当ならば、スマートウォッチ市場を活性化すると期待されるApple Watchのローンチである2015年初頭に先駆けることになる。Microsoftのスマートウォッチ関連の別の動きとして、Googleの「Android Wear」向けの手書き認識パッド「AnalogKeyboard」のプロトタイプも公開されている。これはMicrosoft Researchが開発したもので、スマートウォッチにおける入力問題を解決すべく、小さな画面での手書き入力を可能にするアナログキーパッドだ。10月10日に公開したバージョン0.1では、画面解像度320×320ピクセルの四角いフォームファクタのみをサポートする。Microsoft Researchはプロジェクトの説明ページで、スマートウォッチの主な入力方法である音声入力の問題として、プライバシーや周囲の騒音などを挙げている。また、ソフトウェアキーボードは画面サイズから現実的ではなく、画面全体を利用できる手書き認識が向いていると分析している。なお、スマートウォッチにおける手書き入力は新しいものではなく、1984年にカシオ電子が発表したタッチ画面搭載・計算機機能付きの腕時計「Casio AT-550」を先行事例として紹介している。また、Palmの文字入力方法「Graffiti」とも異なるとのこと。Graffitiはカスタムジェスチャーを習得する必要があるが、AnalogKeyboardは通常の英文字を自由に入力できる点が異なるとしている。
2014年10月21日米Microsoftは10月1日(現地時間)、Officeの新しいアプリ「Sway」を発表した。これは、インタラクティブなWebベースのプレゼン資料を作成できるアプリで、アイデアをまとめて洗練された資料として作成し、それを容易に共有できるという。同日、招待のみの限定プレビューとして提供を開始した。SwayはOfficeスイートに新たに加わるアプリとなる。PowerPointとは異なり、Web、マルチメディア、ソーシャル志向の強い新しいツールで、Webベースの画面にインタラクティブで洗練された外観を持つ資料を作成できる。Webインタフェースまたはネイティブアプリケーションを利用して、「OneDrive」をはじめ、ソーシャルネットワークやローカルにあるファイルやコンテンツを容易に挿入でき、レイアウトやフォーマットを自動で調整するデザインエンジンも備える。インターネットに接続した端末からアクセスして編集や閲覧ができるのも大きな特徴で、PCで作業中のファイルにモバイルでアクセスしてメディアの挿入や編集を続けるといったことが可能。Microsoftのモバイルファースト/クラウドファースト戦略に沿ったものと言える。Swayは現在限定プレビュー(ベータ)であり、希望者はWebサイトよりインビテーションを申し込むことができる。
2014年10月03日米Microsoftは1日(現地時間)、Officeファミリーの新しいソフトウエア「Office Sway」を発表、招待制のベータテストプログラム「Sway Preview」を開始した。SwayはMicrosoftのSatya Nadella氏(CEO)が推進する「モバイル優先、クラウド優先」に沿った新しいOfficeツールと言える。クライアントアプリケーションとクラウドサービスが連携し、ユーザーは簡単にメディアリッチでインタラクティブなWebベースのプレゼンテーションをデザイン・作成・共有できる。例えば、これまでメディアリッチなプレゼンテーションを作成する場合、写真や動画などを1つのデバイスに集め、レイアウトを考え、それに合わせて写真や動画を編集し、プレゼンテーションファイルにまとめていた。Swayは、そうした手間なく、様々なソースからコンテンツを投げ込み、調整するだけで、生き生きとしたプレゼンテーションに仕上げられる。WebベースのSwayのキャンバスには、幅広いデバイス、幅広いソースからコンテンツを追加できる。PC内のコンテンツはもちろん、iPhone版のSwayアプリを使ってiPhoneで撮影した写真を入れたり、OneDrive、Facebook、Twitter、YouTubeといったクラウドからも、タップやクリック、ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作で追加できる。それらを内蔵のデザインエンジンが分析し、自動的に見栄えの良いレイアウトに整えてくれる。コンテンツの位置や順番の変更、インタラクティブ機能の追加もドラッグ&ドロップやタップで完了する。Webべースだから、作成したSwayはWebやソーシャルネットワーク、デバイスにシームレスに統合でき、またリンクを送ることで簡単に共有できる。ダイナミックなSwayのデザインは、縦向き・横向き、スクリーンの大小の違いに柔軟に対応し、スマートフォンからPC、大きなディスプレイまであらゆるデバイスで美しく表示される。Sway Previewは、Sway.comを通じて誰でも参加を申し込める。MicrosoftはSwayで、Webとデバイスの時代に応じた新しいアイディアの表現方法を目指しており、ユーザーの声を積極的に開発に取り入れていくとしている。今後は対応するコンテンツソースや対応言語を拡大、スタイルおよびレイアウトを拡充し、またOfficeファミリーのソフトウエアの1つとしてビジネスユーザー向けの機能を追加するという。
2014年10月02日米Microsoftは10月1日(現地時間)、2015年にリリースする計画の次期Windowsの技術プレビュー版「Windows 10 Technical Preview」の提供を開始した。開発プログラム「Windows Insider Program」に参加することで、同プログラムのページからダウンロードできるようになる。1日にリリースされたWindows 10 Technical Previewは、9月30日にMicrosoftが発表した「Windows 10」の最初の技術プレビュー版だ。Windows 10プラットフォームのコンセプトやアイディアを体験できるようにし、開発プロセスと並行してリアルタイムにフィードバックを収集するのを目的とした開発版であり、バグが含まれ、不安定な動作やデータ消失といったトラブルが起こる可能性がある。Windows Insider Programに参加すると一般ユーザーでも試せるが、MicrosoftはWindows開発プログラムへの参加を希望する"PCエキスパート"向けのリリースとしている。動作要件は、1GHz以上のCPU、1GB(32-bit)または2GB(64-bit)以上のRAM、16GB以上のストレージ空きスペース、DirectX 9 (WDDMドライバ)をサポートするグラフィックスなど。Windows 8.1が動作するPCならば、基本的にWindows 10 Technical Previewが動作する。現段階で、Windows RTシステムは対象外。有効期限は2015年4月15日まで。1日時点で対応言語は、英語、中国語(簡体字)、ブラジルポルトガル語など。Windows Insider ProgramのサイトからISOファイルをダウンロードし、DVDやUSBドライブを使ってISOファイルからインストールメディアを作成する。インストールメディア内のsetup.exeをダブルクリックするとインストールプロセスが始まる。Windows 8/8.1、Windows 7は、Windowsの設定、個人ファイル、アプリを引き継いだアップグレードが可能。ただし、システム言語が英語、中国語(簡体字)、ブラジルポルトガル語以外の言語である場合、移せるのは個人ファイルだけになる。Microsoftは、Windows 10 Technical Preview導入に関するFAQページを用意しており、インストールする前に必ず読むように呼びかけている。Windowsの公式ブログでBrandon LeBlanc氏は「ISOファイルやUEFI BIOSに詳しくなければ、Windows 10 Technical Previewは避けるべきだろう」としている。使用を開始すると、Windows Updateを通じて自動的に最新版にアップデートされる。Windows 10 Technical Previewで自動アップデートを無効にすることはできない。これはWindows Insider Program参加者から、常に最新版のフィードバックを収集するためである。
2014年10月02日●シリコンバレー研究所を閉鎖し、研究員を全員リストラ○シリコンバレー研究所を閉鎖し、研究員を全員リストラSatya Nadella氏率いるMicrosoftが過去最大のリストラを発表したのは7月のこと。その際、1万8,000人の人員削減を2015年6月30日までに終えることを明らかにしたが、Mary Jo Foley氏がZDNetに寄稿した記事によれば、同計画は粛々と進められているという。筆者が懸念したのは、続報記事である。そのひとつがMicrosoft製品やサービスの屋台骨として数々の技術を研究してきたMicrosoft Research Silicon Valleyが含まれていることだ。Microsoft Researchは1991年9月にRichard "Rick" Rashid氏が、Microsoftへ入社する条件として設立した同社研究機関。1,000人以上の研究者が米国や中国、インドなど世界7カ国の研究所に在籍するだけでなく、各大学との共同研究も行っている。今回閉鎖されたSilicon Valley研究所について述べるため、各研究所の紹介ページを開いたところ、既に一切の情報は削除済み。そこで情報を集めたところ、同研究所へインターン生として在籍していた大学院生のブログを発見した。それが「Microsoft Research Silicon Valley 最後の日を見て - (iwi)の日記」である。同日記によれば、iwiwi氏は今回のリストラで実質1カ月しか滞在できなかったそうだ。iwiwi氏の記事によると、Silicon Valley研究所の研究員は50人強とさほど多くない。特徴的なのは「本当に研究だけをしていればよい」という点だ。本人は北京のMicrosoft Research Asiaにも3カ月在籍したそうだが、企業(=Microsoft)の意思や希望に添った研究ではなく、純粋な研究だけを突き詰められるのが、Silicon Valley研究所の特徴とだと述べている。Kinectが必要とする各種技術やBingのアルゴリズム、ExcelのPowerMapなど、Microsoft Researchの研究結果が製品に反映されてきた。だが、Silicon Valley研究所は基礎的な分野における研究が中心のため、その成果が製品に反映される可能性は少ない。その結果リストラの対象にSilicon Valley研究所も含まれたのだろう。iwiwi氏は研究者としての日々が短い期間で終わってしまったことを悲しみつつ、素晴らしい研究者たちとの日々を誇りに思うと述べている。●「信頼できるコンピューター」グループもリストラ対象○「信頼できるコンピューター」グループもリストラ対象もうひとつのリストラ対象がTrustworthy Computing グループ(以下、TwC)である。日本ではWindows XP "Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載"とサブタイトルが付けられたように、Microsoftはセキュリティの強化を2002年頃から始めていた。関係者に取材したところ、実際は1998年まで話はさかのぼるらしい。その頃から社内でもセキュリティ強化を必要とする意見は少なくなかったが、設立契機となったのは、MicrosoftのWebサーバーであるIISをターゲットにしたマルウェア「Code Red」の存在だった。2001年7月には感染したPCの数は約36万台におよび、抜本的な改革が求められたという。その結果として当時CEOだったBill Gates氏はTwCグループを設立した。Senior Advisor to the CEOであるCraig Mundie氏は、TwCの枠組みをホワイトペーパーとして残している。その内容はGates氏のリンクと同じくセキュリティやプライバシー、信頼性などを主軸としたものだ。現在のTwCはサイバー犯罪やプライバシー対策に加えて、開発ライフサイクルポリシーの策定、Microsoftのセキュリティ更新プログラムの監督を担っている。Foley氏の記事によれば、リストラ対象外となるエンジニアリングチームやTwCポリシー関連業務に就いていたスタッフの一部は、Cloud and EnterpriseチームもしくはLegal and Corporate Affairsチームに移籍するそうだ。Foley氏も述べているように、この移籍に不安を覚えるユーザーは少なくない。ちょうど2014年8月のセキュリティ更新プログラムは、Windows 7/8/8.1が起動しないケースや、稼働中にBSoD(Blue Scree of Death)を起こすといったトラブルを招いたばかりである。今回だけのケアレスミスであれば、それほど気にする必要はないと思いたいが、約1年前の「KB2823324」でも、PCが起動しなくなる恐れが発生した。確かにセキュリティホールを埋める作業は簡単だが、他のコンポーネントとの連動性や安定性の保持は過酷な作業である。また、読者が一番ご存じのとおりWindowsは、サードパーティー製アプリケーションの組み合わせや、設定によって影響幅が大きく変化するOSだ。エンドユーザーから見れば「それでもOSが起動しなくなるのは致命的」という意見が出てもおかしくないものの、セキュリティ"だけ"を重視した結果、本来求められる信頼性が欠落しつつあるのは否めない。その答えは、TwC担当CVP(コーポレートバイスプレジデント)であるScott Charney氏が明らかにしている。同氏は公式ブログで「TwCチームはすべての責任を持つためにグループを統合し、Cloud and Enterprise部門の一部となる。その結果、SDL(信頼できるコンピューティングのセキュリティ開発ライフサイクル)や、OSA(オンライン・セキュリティ・アシュアランス)プログラムに反映され、顧客の安全につながる」とブログで述べた。噂によればWindows 9(開発コード名:Threshold)をリリースする2015年春頃には、更新プログラムのリリースやサイクルの見直しを行いつつ、組織の再編成が予定されているという。もちろんMicrosoftは明言していないが、TwCチームがCloud and EnterpriseチームやLegal and Corporate Affairsチームに移籍するのもその一環だろう。○新CEOとしてのプレッシャーこれらのリストラが肥大化したMicrosoftをスリムアップし、他社と競える体制を再構築にあることは、改めて述べるまでもない。2011年にはSkype、2013年にはNokiaの携帯端末部門を買収し、従業員数は米国本社だけでも6万1,313人、全世界では12万7,104人(2014年6月時点)まで膨れ上がっている。ちなみに日本マイクロソフトの従業員数は2,182人だ。Microsoftの第3四半期決算を見ると売上高は約204億ドル、第4四半期は約234億ドルと好調で、株価も37.16ドル(2014年1月2日)から47.52ドル(同年9月19日)と右肩上がり。1999年12月に付けた最高値58.719ドルに迫る勢いだ。Dow JonesもNASDAQも堅調であることを差し引いても上々の出来である。だが、Windows Vista以降の低迷期からの脱却や、新たなIT時代への追従、取締役会からのプレッシャーは、Nadella氏の肩に重くのし掛かっていることは急速な革新やリストラを見れば明らかだ。当初筆者はNokiaの従業員を対象にしたリストラ、と高をくくっていた。そしてMicrosoftだけでなくHewlett-PackardやIBMなど他の大手企業も、近年はリストラや再配置を実施している。営利企業としては致し方ない。そのため、今回の研究所の閉鎖やTwCチームの再編成は、Nadella氏時代の新生Microsoftを目指すために、伴わなければならない痛みなのだろう。だが、チーム再編成は致し方ないながらも、未来を見据えるために欠かせない基礎研究を行う研究所の閉鎖が、Microsoftの遠い未来に暗雲をもたらす遠縁になる可能性は拭い切れないはずだ。筆者の推測が夢想になることを祈りたい。阿久津良和(Cactus)
2014年09月29日アジェンダは、OS X Mountain Lion対応のMac用宛名印刷ソフト「宛名職人 for 10.8」パッケージ版の販売を10月3日より開始すると発表した。価格は8,800円。同時にアジェンダ直営オンラインショップ限定でダウンロード版も発売となる。こちらの価格は6,750円。「宛名職人 for 10.8」は、昨年発売した「宛名職人 Ver.20」をベースに、2015年の干支である「未」の年賀状デザインを含む新規テンプレート330点以上を収録している。データをスムーズに復元できるバージョン管理機能や、編集中のデータの自動保存など、Mac 特有の機能に対応。収録フォントは76書体(日本語16書体、英数60書体)で、イラストはダウンロードサービスを利用した場合、13,000点以上が使用できる。対応OSはOS X Mountain Lionのみ。
2014年08月22日デバイスの分解レビューを公開している米iFixitはこのほど、Microsoftが6月下旬に発売したばかりのタブレット「Surface Pro 3」を分解した結果を「Microsoft Surface Pro 3 Teardown」として紹介している。同社が独自に採点する「修理のしやすさ(Repair-ability)」は10点満点中1と、最も低い評価がつけられている。Surface Pro 3のスコアは、iFixitがこれまで分解した「Surface Pro 2」、初代「Surface Pro」と同じだった。Surface Pro 3は12インチのIPS ClearTypeフルHD PlusのLCD画面を搭載、Surface Pro 2と比較して画面は大きく(10インチから12インチへ拡大)、解像度もアップしたが、Microsoftは持ち運びしやすいように薄く(13.5ミリメートルから9.1ミリメートルへ縮小)した。だが、フォームファクタ側の小型化も空しく、ピックを入れると半分もしないうちに画面にヒビが入った。「すぐにケースを装着するように」と、iFixitはアドバイスしている。内部は、Surface Pro 2と同じような配置になっていることが確認された。iFixitでは分解の結果として、1つのプラス評価、3つのマイナス評価を出している。プラス評価は「SSDが交換可能」であること。「だが、交換するとかなりのダメージを与える」とも忠告している。一方、マイナス評価がつけられたのは「画面のアセンブリ構造」で、交換が難しい仕組みになっているとのことだ。もう1つのマイナス評価は「画面、バッテリーなど、各所に接着剤が利用されている点」で、「端末の内部を開ける際に1つでも間違うとうまくいかない」と指摘している。なお、iFixitが昨年末に行ったAppleの「iPad Air」の分解のスコアは2を記録している。
2014年06月25日米Microsoftは4日(現地時間)、Steve Ballmer氏の後任となる新CEOにSatya Nadella(サトヤ・ナデラ)氏が就いたことを発表した。Nadella氏は直近ではクラウド&エンタープライズ部門の副社長を務めていた人物である。Bill Gates氏は同社の会長を退くが、創設者兼技術顧問として取締役会に残り、Nadella氏をサポートしていくことも同時に発表された。新しい会長には、社外取締役であるJohn Thompson氏が就く。Nadella氏は1967年にインドのハイデラバードで生まれ、1992年にMicrosoftに入社した。Bill Gates氏および同社の取締役会メンバーはNadella氏を、"ハードコア"なエンジニアリング技術の持ち主であり、Microsoftの変革期を率いるのにふさわしい人物である、と評している。趣味はクリケットと詩。
2014年02月05日検索エンジンを運用する米Googleと米Microsoftは18日、児童ポルノに該当するコンテンツの拡散を防ぐための対策強化を明かした。これは今年7月に英国のデビッド・キャメロン首相が、同国で検索市場の95%を占めるGoogleとMicrosoftに違法な児童ポルノ・コンテンツのブロック強化を求めたことに応じたもの。Googleは児童ポルノ・コンテンツに関連づけられた検索キーワードをより厳しくコントロールし、自動コンプリートの表示からも除外する。Microsoftも児童ポルノ・コンテンツの表示を防ぐために改良した技術とプロセスを、検索サービスBingと同社の検索エンジンを採用しているYahoo!の検索サービスに導入する。PCWorldによると、2社は英国だけではなく、グローバル規模で対策強化を実施。さらに今後もIWF (Internet Watch Foundation)およびCEOP (Child Exploitation & Online Protection Centre)と協力して取り組みを継続的に改善・強化していく。例えば、GoogleとMicrosoftは児童ポルノに該当する画像や動画を特定して削除するための技術開発を進め、またIWF、CEOPと共にtorrentを通じたコンテンツ共有を防ぐための技術や仕組みを協力して開発する。
2013年11月19日10月25日、MicrosoftはInternet Explorer 11向けの更新プログラムをリリースした。執筆時点ではアナウンスなどは行われていないものの、KB2901549によると、Internet Explorer 11をプリインストールしているWindows 8.1およびWindows RT 8.1、そしてWindows Server 2012 R2の信頼性が向上するという。更新対象となるファイルリストを確認すると、HTMLレンダリングの中心となる「Mshtml.dll」ファイルや「Ieframe.dll」ファイルに加え、Internet exeのランタイムユーティリティ用ファイル「Iertutil.dll」などが更新される。さらに、カーネルを構成するファイルの1つ「Ntoskrnl.exe」も更新対象に含まれ、比較的重要なアップデートに数える必要があるだろう。更新プログラムは約11メガバイトで、Microsoftダウンロードセンターから個別にダウンロードすることが可能(Windows 8.1 x86用、Windows 8.1 x64用、Windows Server 2012 R2用)。ただし、Windows RT 8.1用はWindows Update経由で更新しなければならない。また、適用後はコンピューターの再起動が必要だった。
2013年10月25日フィンエアーグループは27日、フィンランドのファッションブランド「marimekko」と共同記者会見を開き、同社との今後3年間にわたる長期的なデザインパートナーシップを結ぶと発表した。2013年春よりすべてのフィンエアー航空機で、marimekkoの定番柄を用いたMarimekko for Finnairコレクションのテキスタイルとテーブルウェアを採用予定。また、フィンエアー長距離旅客機2機に、marimekkoのデザインがペイントされる。既に、「ウニッコ」(ケシの花をモチーフにした花柄)をペイントしたエアバスA340機がヘルシンキとアジアの各都市を結ぶ路線で運行しており、2013年春にはもう1機にもmarimekkoのペイントが施されるという。3年間のコラボレーション期間中には、機内販売やフィンエアーのオンラインストアでmarimekkoデザインの限定商品販売も行う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月30日総合光学機器メーカーのビクセンは、優しくナチュラルなテイストにデザインした星座早見盤「星座早見盤for宙(そら)ガール」を発売した。星座早見盤は、目的の天体がいつ、どの方角に見えるのかを知る、あるいは今見えている星座などの名前を調べるためのアイテム。星座の名前を知り、覚えることは、天体観望を一気に楽しくさせてくれる。星空に関心を寄せる女性たち“宙ガール”にはマストアイテムとも言える。同社では、これまでは天体を調べるためだけの無味乾燥な道具に過ぎなかった星座早見盤を、かわいくオシャレに変身させ、“宙ガール”仕様の「星座早見盤for宙(そら)ガール」とした。「星座早見盤for宙(そら)ガール」は、バックパックなどに入れても折れたりしづらく、使いやすいように、サイズは同社従来品より一回り小さくした。裏面では星座早見盤の使い方をイラストでわかりやすく解説。またペルセウス座流星群など、11の主な流星群が見やすい時期を一目でわかるカレンダーにして掲載し、自分の誕生日星座を発見するコツや、星空ハイキングのススメといった一言アドバイスも載せている。デザインは「ナチュラル」「キャンプ」の2種類。「ナチュラル」はクロス調の地模様に、優しく落ち着いたカラーで森の風景と動物をあしらった。「キャンプ」は同じく森の風景と動物に、キャンプの情景をプラス。アースグリーンを基調に、絵本のようなほのぼの感が漂う。いずれのデザインも、星空への思いをかきたて、持っているだけでも素敵な気持ちになるような“宙ガール”にぴったりのアイテムに仕上がっている。価格はオープン。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月24日10月10日(祝)、親子で参加できるランニングイベント『スマイル エコ・ランニング for 東北』が開催される。その名の通り、東北の子どもたちの支援につながるイベントで、なんと当日はあの高橋尚子さんの参加も決定。一年に一度の体育の日、お台場が笑顔に包まれる。(C)スマイル アフリカ プロジェクト『スマイル エコ・ランニング for 東北』は、まだ使えるのに捨てられてしまうシューズを集めてアフリカの子どもたちに贈る「スマイル アフリカ プロジェクト」の一環として開催されるランニングイベント。今回はアフリカの子どもたちの支援活動と共に、東日本大震災で被災した子どもたちに、“未来に向かって前進し、継続してがんばる力と想いを送りたい”という趣旨での開催となり、後日、東北で小学生を対象としたランニング教室も開催する予定とのこと。イベント当日までの3日間には、シューズの特別無料回収も実施される。種目は、小学生以下を対象としたキッズラン(2km)と、一般対象の10 km、5kmの3種目。お台場の平坦なコースは、秋の風に吹かれながら親子で楽しくランニングするにはちょうど良いかもしれない。(C)スマイル アフリカ プロジェクト「スマイル アフリカ プロジェクト」では、震災直後、被災地からシューズが必要という連絡を受け、ケニアへ輸送する前の検品済みシューズを急遽送り届けるという支援を行った。震災直後、ハイヒールやサンダルのサイズも両足揃わない状況下ではシューズが大いに役に立ったという。そして今、必要なのは笑顔と元気を送り届けること。お台場から東北へ、笑顔のリレーにあなたも参加してみませんか?取材/池田美砂子
2011年09月16日「Francfranc for Disney」シリーズに『くまのプーさん』が登場!ステーショナリー、ファブリック、セラミックなど、約100アイテムが8月26日より発売中だ。「大人もDisneyを楽しみたい」をコンセプトに、2010年10月にデビューした「Francfranc for Disney」シリーズ。「ミッキー&ミニーマウス」、「白雪姫」のデザインを採用した商品に続く、『Winnie the Pooh』シリーズでは、「くまのプーさん」のストーリーや世界観を、Francfrancらしいファッション性、アート性で再現されている。CUSHION COVER¥2,800SCRIPT MUG¥900/SCRIPT BOWL¥750ステーショナリー、ファブリック、セラミックなど、約100アイテムも揃った、『Winnie the Pooh』シリーズ。MUG CUP¥800PASSCASE¥1,300/DIGITAL CAMERA CASE¥1,800この秋、くまのプーさんが様々な場面で、私達を癒してくれる!(c)DISNEY Based on the“Winnie the Pooh” works by A. A. Milne and E. H. Shepard.
2011年09月09日ホテル日航東京では、2011年8月13日(土)~8月16日(火)の期間限定で、「PRAY for Smile(プレイフォースマイル)~サマーフェスタ~」を開催する。「PRAY for Smile~サマーフェスタ~」は、東日本大震災で被災された方々の一日でも早い復興を願い、一人でも多くの人々に咲顔(えがお)になってもらいたいという想いから、お盆の期間限定で開催することとなった。フラダンス・タヒチアンダンスのショーやダンス教室の開催や、節電への取り組みの一つであるキャンドルナイトコンサート・ディナーのほか、グラフィックアーティストとして有名な三浦滉平氏による絵の展示会など、無料で愉しめる空間になっている。 また、震災義援プロジェクト「PRAY for Smile」の一環として 客室内やホテル各所でのメッセージカードの設置や義援金募金活動、チャリティコンサートの開催をはじめ、レストラン、宿泊プラン、宴会プラン、SPA然 TOKYOでの売上の一部を日本赤十字社に寄付する活動を通じ被災者支援を行っている。「PRAY for Smile~サマーフェスタ~」日程:2011年8月13日(土)~8月16日(火)参加費:無料(キャンドルナイトディナーを除く)内容:各所に義援金やメッセージカードを入れる募金箱を設置。■イベント・フラダンス&タヒチアンダンスショー・ハワイアンバンドショー時間:1回目 16:00~16:30 / 2回目 18:00~18:30場所:2F ラウンジ&シャンパンバー「ベランダ」テラス席前シーサイドプロムナード内容:フラ&タヒチアンダンススクール パパフラ東京によるダンスショー※8月15日(月)のみ、神戸ハワイアンクラブ所属のハワイアンバンド「レイ オブ スターズ」による生バンド演奏ある。・リボンレイ作り教室 / ハワイアンクレイ教室 / フラダンス教室 / タヒチアンダンス教室時間:15:00~18:30場所:2Fチャペル「ルーチェ マーレ」ホワイエ内容:各講師による体験教室・キャンドルナイトコンサート時間:19:00~20:00場所:2F螺旋階段内容:参加者によるキャンドルリレーから始まるキャンドルナイトコンサートハープ・ヴァイオリン・ソプラノ歌手によるキャンドルコンサートPRAY for Smileのうちわを配布・コリドールギャラリー期間:2011年7月15日(金)~8月30日(火)場所:3F コリドールギャラリー内容:グラフィックアーティスト三浦滉平氏による展示会※7月15日(金)~31日(日)は、子どもたちが書いた絵の募集期間。※8月13日(土)~30日(火)は、応募された絵の中から入賞した作品に、三浦氏が色付けをしたものを展示。ご予約・お問い合わせ:ホテル日航東京 Tel:03-5500-5509(イベント係)■レストランメニュー・キャンドルナイトディナー キャンドルの灯火の中で食事を楽しむスペシャルディナー時間:20:00~21:30場所:ホテル日航東京 3F コンチネンタルレストラン「テラス オン・ザ・ベイ」料金:13,650円(消費税込、サービス料別)※このうち一部が義援金として寄付される。内容:活オマール海老のサラダ スイカのヴィネグレット キャビアを添えて/アイス仕立てのヴィシソワーズ/ブイヤベース テラス オン・ザ・ベイ風/特選和牛のフィレ肉のグリエ サマートリュフと共に/テラス オン ザ ベイ特製デザート(フランベ)ご予約・お問い合わせ:コンチネンタルレストラン「テラス オン・ザ・ベイ」 Tel:03-5500-5698おうちスタイル編集部
2011年08月10日SURFACE解散から約1年、ミニ・アルバム『I』、1stフル・アルバム『RABBIT-MAN』と作品を連発し、兎年の年男ぶりを体現していた椎名慶治が、7月28日から初のワンマンツアーを敢行。ファイナルとなった東京・SHIBUYA O-EAST(7月31日)は、開演前から手拍子と歓声で沸き返っていた。椎名慶治の公演情報『RABBIT-MAN』冒頭の収録曲がSE(サウンド・エフェクト)として流れてくると、いよいよソロの椎名と対面かと誰もが一瞬身構えた。その瞬間始まったのは、なんと 『それじゃあバイバイ』。大ヒットとなったSURFACEのデビュー曲だ。裏をかくのが大好きな椎名らしいツカミ。後にMCで「やっぱ原点だなと思っ て」と1曲目に選んだ理由を語ったが、つまり彼は、“SURFACEがみんなに愛されていると今でも感じている。俺も愛している。あの時の俺もソロの俺もみんな同じ俺”ということを、まず示したかったのだろう。過去否定を少なからず懸念していた観客は、これで一気に安心し、屈託なく椎名慶治の世界になだれこんだ。とにかく生音が太くて、心地いい。山口寛雄(b)、友森昭一(g)、佐治宣英(d)、磯貝サイモン(k,g,cho)ら強者たちによる冴えたプレイ に、椎名もどんどん熱くなる。中盤『バレちゃいけない』『Pussy Cat』『CALL』の流れでは、大人の粋もアピール。特に新曲『Pussy~』は、アップめの4ビートで実にオシャレ。新たな魅力に満ちていた。後半には、互いにfeaturingしたり、されたりと交流が続いているZEROが登場。キレのいいラップにヒップホップ・マナーでからむ椎名が新鮮だった。支えてくれている人々への感謝をこめた本編ラスト『取り調べマイセルフ』では、駆け抜けてきた1年を思いホッとしたのか、気づけば椎名が男泣き。代わりに観客は大合唱でエールを送った。アンコール、震災への募金活動に触れた後、「頑張れなんていらないと思う。もうすでにみんな頑張ってるから。俺がそう認めるよ。だから、これまでと同じように暮らしていってください」と優しく語りかけた椎名。その思いをまんまこめた『よーいドン』で、初ソロ・ライブを力強く、爽快に締めくくった。歌声も感情もまさに全身全霊体当たり。その人間臭さに、また多くの人が魅了されたに違いない。ワンマンツアーが無事に終了した椎名は、8月25日(木)に神奈川・OTODAMA SEA STUDIOで行われる「逗子海岸三つ巴の巻」に出演する。チケットは発売中。なお、メモカぴあでは今ツアーの模様を当日のセットリストなどとともにメモリアルフォトカードとして届けるサービスを受付中。取材・文:藤井美保
2011年08月03日