2014年11月4日 12:22
「Microsoft Band」はスマートウォッチ市場で存在感を示せるか - 阿久津良和のWindows Weekly Report
10月29日(米国時間)、Microsoftはリストバンド型のウェアラブルデバイス「Microsoft Band」を発表した(関連記事)。内蔵センサーから心拍数や歩数といった身体情報、GPS経由による走行ルートなどを記録する。さらにスマートフォンと連動し、メールや予定表の確認、音声アシスタント「Contra」によるコントロールも可能だ。
さらに、収集したデータをクラウドサービス「Microsoft HealthVault」にアップロードし、健康管理に役立てられる。Windowsストアアプリ「BINGヘルスケア&フィットネス」との連動も期待できるだろう。データを閲覧するアプリケーションは各プラットフォームで無償配布中。Windows Phoneを筆頭にiOS版、Android版も用意している。OSに関する公式の説明はないが、組み込み向けのWindows Embedded Compactあたりを採用していると思われる。
「Microsoft Band」の登場により、Appleの「Apple Watch」、Googleの「Android Wear」搭載製品とウェアラブルデバイスにおいても各社そろい踏みの状態になった。