TOKYO FMは6日、公式サイトを通じて、年内で解散するSMAPのラジオ番組『おはようSMAP』(毎週月~金曜6:25~6:30)を12月30日をもって終了することを発表した。また、木村拓哉がパーソナリティを務める『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(毎週金曜23:00~23:30)は、「2017年1月以降も引き続き放送してまいります」と継続するとしている。木村は8月19日放送の同番組で、解散について「すべてのSMAPファンのみんなに、ただただ申し訳ないという気持ちしかありません」「本当に…ごめん」とファンに謝罪していた。
2016年12月06日●初めての経験「私にできるんだろうか」4月の改編で、各局夜のニュースのメインキャスターが大幅に入れ替わった中、NHKの23時台では『ニュースチェック11』がスタートした。これまで放送されていた『NEWS WEB』を発展的に解消し、ウェブやSNSを大胆に活用している点が他のニュース番組と大きく異なる。このメインキャスターとして白羽の矢が立ったのが、桑子真帆アナウンサー。『ブラタモリ』でタモリの横について歩き回り、天然な一面や親しみやすいキャラクターで、一躍お茶の間の人気を集めた期待のアナウンサーだ。ニュース番組のメインキャスター、そして帯番組のメインも初めての挑戦だという彼女に、手応えと意気込みを聞いた――。――『ニュースチェック11』がスタートして2カ月弱がたちました。もう慣れましたか?慣れたんですかねぇ…(笑)。世の中的にはそんなに早い時間ではないのですが、今日はいつもよりちょっと早起きをしたら、「早起きだな」って感覚になったので、たぶん生活のリズム的には遅い方にシフトできたんだなって感じました(笑)――今の生活サイクルはどのようになっているのですか?起きるのがだいたいお昼くらいで、それからNHKに来て、日中から夜にかけてずっと番組の準備をします。24時に本番が終わってその後帰宅しますが、神経が高ぶっているので、すぐには寝付けなくて、お風呂に入ったりのんびりしたりして、だいたい薄ら明るくなってきたくらいに床に就く感じですね。――4~5時くらいになってしまいますね!すぐ寝ればいいんですけど、帯番組の生放送ってこういう感じなんですね。気持ちがなかなか静まらないというか。――『ニュース7』『首都圏ニュース845』を隔週で担当されていた時には無かった興奮ですか?その2つをやっていたときは、同じ生放送でありながら、徐々に"着陸態勢"に持っていけたので、ここまで寝付くのに時間はかからなかったです。『ニュースチェック11』は1日の一番最後にズドーンってあって、そっからワーってハイな状態が続くので、なかなか着陸できないという感じですね。――今回、メインキャスターの話を受け時の心境はいかがでしたか?びっくりしました! NHKでは最初地方局に赴任するんですけど、だいたいのアナウンサーは帯番組を夕方に担当して、1回でも代行などをして経験するんです。でも私は夏休みのメインキャスターの代行も経験したことがないですし、帯番組のメインは本当に初めてなので、「どういう感じなんだろう」「私にできるんだろうか」という感じで、不安は大きかったです。――現在もまだ不安はありますか?不安はもちろん無くなってはないんですけど、自分なりに一生懸命やって、なんとかなっているのかな…?という感じですね。自分は報道のアナウンサーとして経験もないし、スキルも本当に底辺のところから始めているので、今の身の丈にあった最大限のことをしようという感じで2カ月弱やってきて、とりあえずは毎日なんとかなってるのかなと思います(笑)――他のインタビューなどで、『クローズアップ現代』の国谷裕子キャスターに憧れているとお話になっていますよね。"メインキャスター"という部分で同じお仕事に就きましたが、1つ夢がかなったという感じですか?国谷さんへの憧れというのは、テレビのメインキャスターということではなくて、国谷さんを小学生の時に見て、1つのテーマに対して真剣に向き合って、ゲストの方の言ったことをさらに深めていくという、その人と向き合う姿勢にすごく感激していて、ああいう女性になりたいというものだったんです。まだまだ、ここからだなという感じですね。●有馬キャスターと至近距離「最初は照れました(笑)」――『ニュースチェック11』は、スピーディーにテンポよくトピックを紹介していく、今までにないニュース番組の印象です。ご苦労している点は結構あるのではないですか?ニュース番組には、1つのテーマをものすごい時間をかけて掘り下げるものと、いろんなニュースをお伝えして"横"の面に広げていくものがありますが、私たちは、どちらかというと後者の"横"の方を重視している番組です。掘り下げる方はそれなりの知識が必要ですが、"横"も全部のニュースをある程度分かった上でお伝えしないと、なにか言うべきことも言えなかったりしますので、楽ではないですよね。――カメラに正対するのではなく、斜めの姿勢で話しかけるというのも、他のニュース番組では無いことですよね。でも、私は今まで帯番組のメインでニュースを経験していないので、先入観がなく、そこは適応できているかな…。楽しみながらやってますね。―― 一方で、1人1人に至近距離の小型カメラもありますよね。あのカメラは有馬さんの解説を聞いた後、視聴者の皆さんに「今の分かりましたか?」って1対1になって話しかけるのを目的にしているのですが、なかなかうまくいかなくて…。――スイッチャーさんとのタイミングが課題なんですね。スタジオがラジオブース風なのも印象的です。ラジオの強さって聞き手に近いというところですよね。リスナーに語りかけるし、お便りも読むし、この双方向性をテレビでできないかということで、視覚的にラジオスタイルで作っちゃおうということにしました。狭く狭く行こうと。2月に1回パイロット版を放送したときに、「もっと狭くしろ、有馬さんともっと近づけ」って言われて(笑)。本当に近くに顔があるくらいで、最初は照れました(笑)。でも、その方がよりアットホーム感も出るし、身近にも感じるし、そこに視聴者の皆さんからのツイートがポンって表示されてくることで、1人でテレビを見てる人もツイートに共感したりとか、みんなで見ている気持ちになれる雰囲気を目指しています。――そのツイートは生放送中にどんどん投稿されてくるのを、タブレット端末でチェックして拾って読んでいますよね。まさにラジオのような、生の双方向のやり取りも新鮮です。うまく双方向できていればいいんですけれど…。番組が終わると、いつも皆さんからのツイートのリストを紙で見るんですけど、「あーこのツイートをご紹介すればよかった!」とか、すごい後悔するんです。――プリントアウトして全部のツイートを見てるんですか! 投稿すれば桑子さんの目に間違いなく届くということですね。もちろんです! 本番中は、自分が回さないといけないですし、有馬さんの解説を受けてそれを理解しないといけないですし、ずっとツイートのモニターを見ているわけにはいかないので、限られた瞬間の中で自分が「これいいな」と思ったものを選ぶのは限界があって、いつも悔やんでます。――日によると思いますが、毎日全部でどれくらいのツイートが来るんですか?番組で紹介するのは250から、多い時には300くらいですが、いただいているのはだいたい4,000から、多い時には5,000を超える時もあります。5月16日は本番前に茨城で震度5弱の地震があったので、5,700くらいありましたね。――印象的なツイートはどんなものですか?地域のニュースに対して「すごく癒やされる」とか「ほのぼのする」という感想を多くいただくので、びっくりしています。NHKは全国に放送局があり、1つの県の中にも支局があって地域に密着して取材しているので、自分の住んでいるところ以外のこんな場所でこんなことがあるんだ!と知ってツイートしてくれるんですね。地元の空気感ってみんな忘れたくないと思うんですが、この番組はそれを思い出させてくれる存在なんですかね。地域のニュースになると「キター!」「癒やされタイム!」というツイートをいただくんです。――Twitterの活用もありますが、『ニュースチェック11』は、ビジュアル面でウェブニュースを意識していますよね。そうですね。今ニュースってテレビで見る人もいらっしゃいますけど、インターネットが重要な情報源になってきています。視覚的にもネットを見ているような感覚になってもらうことで、入りやすくするというのも狙いの1つです。――この番組を始めてから、ウェブニュースの見方も変わりましたか?そうですね。例えばヤフーニュースでは、まずタイトルが見えて、1回クリックするとリード文が読めて、もう1回クリックすると全文が読める3段階になってますよね。私たちのニュース番組は、この2段階目くらいまでを伝えているイメージなんです。だからタイトルで何を伝えて、その次の段階でどこまで伝えるかというのは意識するようになりました。それより詳細を知りたい人は、NHKのウェブサイトで見ることができるという構成もネットっぽいのですが、それがどう受け入れられているのか、気になるところではあります。――このウェブとの親和性は前番組『NEWS WEB』から引き継いでいますよね。担当していたのは先輩の鎌倉千秋アナウンサーでしたが、意識している部分はありますか?やはりTwitterを活用するところですね。『NEWS WEB』では、A・B・Cの意見を全部コメンテーターの方に当てられていたんですが、この番組の場合はそこまでTwitterをきっかけに回すのは難しいので、より共感できるツイートをポッと選ぶことによって、見ている方が「私もそれ思った!」と近くなってくれたらいいなと思っています。あとは私がある考えを思いついて、それをうまく言葉にできないとき、それをきれいに表現されているツイートがあると、「これちょっとお借りしま~す」っていう感じで紹介したり(笑)。私もそこで共感が生まれてるわけなんですけど、見ている人と私たちがより近づけるツールとして、Twitterをうまく使っていきたいなと思ってます。一方で鎌倉さんは、スタジオで話を展開しながら、ツイートからきっかけを探していましたよね。そこのバランス感覚が本当に素晴らしいなと思うんですが、自分がやってみるできないんですよ。有馬さんの解説をちゃんと聞かないと理解できないので、聞き終わった後に「ではツイートを探しますね」と、視聴者の皆さんにちょっと待ってもらうことになってしまうんです。そこが自分の中で不器用だなと思っていて…。――でも、編集長が「解説している人間の脇でツイートを探すのは失礼なので、その部分のムダは仕方ない」と言っていますよね。桑子さんの誠実さが、画面から伝わってきます。そうですか? よかった(笑)●いつもタモリさんが頭の横にいるんです――桑子さんが一躍有名になったのは『ブラタモリ』ですよね。今回『ニュースチェック11』を担当するにあたって卒業されましたが、タモリさんからアドバイスはありましたか?やっぱり私にとって初めての帯番組なので、それを30年以上続けてらっしゃったタモリさんに「どうなんですか? 帯番組」って単刀直入に聞いたんです。そしたら、ひと言「やってみればわかるよ」と。私は意味が分からないので「はぁ~」って言うと、「ま、やってみな」という感じで言われました。――タモリさんらしいですね(笑)はい(笑)。今は「やってみればわかる」っていうあのひと言を、常に頭の片隅に置いて、どういうことなんだろうって思いながら番組に臨んでいます。いつもタモリさんが頭の横にいるんです(笑)。でも、その言葉は今に分かるものじゃないとは思うんですけどね。――『ブラタモリ』では台本も渡されず、まっさらな状態でロケをしていると、いろんな情報が飛び込んでくる形でしたよね。どんどんニュースやツイートが飛び込んでくる『ニュースチェック11』とある種似ていると思うのですが、『ブラタモリ』の経験が生きている部分はあるのですか?生きてると思います! 『ブラタモリ』はそれこそ、インターネット上の情報すら見てくるなと言われるくらい、集合時間にその場にいればいいという状態だったんです。今回も、私は今まで記者でもないし、何かを掘り下げて取材した経験もあんまりなかったので、毎日ほぼまっさらな状態で、今日取り上げるニュースを知って、原稿を見て分からないことがあればネットや新聞で調べてワッって頭に入れ込んで、その中で自分なりに思ったことをまず有馬さんに相談します。「私こう思ったんですけど、どうですかね?」って聞くと「ああいいんじゃない」とか、「その感覚はちょっと違うかもしれない」とか、「個人で持つ考えとしてはいいけど、1アナウンサーとしてだとちょっと偏ってしまう」とか…やっぱりいろんなバランスがあって、そこの難しさっていうのを毎日感じながらやってますね。――タモリさんが有馬さんに代わったという感じですか?ん~どうなんだろう…いや、違いますね。タモリさんは私が添えられるという感じなんですけど、有馬さんはやっぱり自分も主体的になって一緒に番組を作る人です。番組を作っていくという意味では、同じパートナーだけど、そこは全然違います。今話してて分かりました。ありがとうございます(笑)――『ブラタモリ』の桑子さんの最後のロケが熊本でしたよね。今回の地震には心を痛めているのではないでしょうか。つらいですけど、私のつらさなんかよりも、現地で被災された皆さんの方が、比べ物にならないほど大変だ思います。私も、熊本という場所を学んですごく興味を持っていた場所だったので、やはり『ニュースチェック11』でも、本当にたった40秒の1つのニュースかもしれないけれど、そこに自分なりの情報を加えたりできないかなというところを大事にしています。他のニュースもそうですが、それによって後のニュースが落ちることもあるかもしれないけれど、私なりにすごく感銘を受けたり、これは言いたいという気持ちはやっぱり大切にしていて、自由にやらせていただいています。本当に心強いバックがいるので、信頼しています。――桑子さんは広島放送局の勤務時代もありますよね。広島といえば、オバマ大統領が被爆地に米大統領として初めて訪問する予定ですが、このニュースに対する思いはいかがですか?広島には2年間いたのですが、毎日通勤で平和公園を歩いて通っていましたし、被爆された方々に取材して1つの企画を作ったこともあります。広島にいると本当に毎日、核とか平和とか原爆といった言葉を口にするんですよね。そこの東京との温度差をすごく感じましたし、そんな場にいたからこそ、広島の皆さんが抱えているものを少しでも見ていたので、今回オバマ大統領が来るということで、自分なりにこの番組でも注目して、言葉を発していきたいなという思いはありますね。――この4月に、桑子さんも含めて各局夜のニュースキャスターがガラッと変わりました。裏のニュース番組は意識されていますか?そこまで意識はしてないんですけど、私のハードディスクは同じ時間で2番組まで録れるんです。だから自分のところは毎日録って、+1は「今日はここの局を録ってみようかな…」という感じで、ランダムに録画しています。――その中で、気になる番組はありますか?『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のスポーツコーナーって、ラルフ(鈴木崇司アナウンサー)さんの読み方や、映像のテンポなど、すごく引きこまれますよね。私はそんなにスポーツに詳しくないんですけど、なんか見ちゃうんですよ。「あっ、そこ着目するんだ!」と思って見ています。――いろいろお話を伺わせていただき、ありがとうございました。最後にあらためて、番組への意気込みをお聞かせください。ニュース番組なんですけど、情報の内容にしても、量にしても、番組の雰囲気にしても、いわゆる皆さんがイメージするようなニュース番組とは全然違うので、とにかく見ている人が「11時台になったから1チャンネルに合わせてみよっかな」と、無意識に思えるような番組を作っていきたいです。皆さんがツイートを投稿したり、それを見て共感したりして、私も自然体で臨んでいるので、おうちの時間をゆったり過ごしてもらうための1つのツールになれたらと思います。ぜひ、見ていただければうれしいです。■プロフィール桑子真帆(くわこ・まほ)おもな生育地は神奈川県。平成22年NHK入局。これまで『ワラッチャオ!』『ブラタモリ』『ニュース7』を担当。趣味は、旅行(特にイタリア)、映画鑑賞(『ニューシネマパラダイス』『オリバー』『レ・ミゼラブル』)、水泳、ジョギング。特技は、ピアノ(ドビュッシー「月の光」が得意)、クラリネット、サックス、スキー。モットーは「素直でいること、感謝の気持ちを忘れないこと」。○『ニュースチェック11』坪井蘭平編集長に聞く――有働由美子アナと共通する資質――今回、桑子アナを起用した背景を教えてください。私がこの番組を担当するときに、彼女がメインキャスターを務めるというのはもう決まっていたので、実はすごい難しいなと思いました。普通のニュースを作るんだったら指名しませんから(笑)。なので今回は、彼女にアジャストするように番組を作っています。今何を見たいのか、どう感じたのかという感性が常人離れしているので、今やるべきだと思ったら、「予定していた特集はまた来週やります」と言っても構わないと伝えているんです。そうやって本能のままにやらせないと生きないアナウンサーは何人かいて、彼女はその典型。私は『あさイチ』も立ち上げに参加したんですが、有働由美子アナにも同じことを言いました。――打ち合わせなどでの様子はどうですか?頑固ですよ(笑)。周りのスタッフが「これで分かる」と言っても、視聴者の代表という思いで「これじゃ分からない」という雰囲気を出しますね。良い意味で頑固です。――大きく期待をかけられていますね。期待してますよ。だって好きなアナウンサーランキングで、いきなり5位に食い込んだんですから(笑)――桑子アナも、スタッフの皆さんをすごく信頼している様子が伺えます。それは、彼女がとても真面目だからです。本来だったら自分が責任回避していいことも「こうすればよかったな、ああすればよかったな」と反省してるんです。でもそれは大事なことで、他人の荷物を背負える人間だから、他人も彼女の荷物を背負うんです。番組のリーダーなんですね。その資質を持ったアナウンサーはなかなかいないですけど、そこも有働アナと共通する点ですね。
2016年05月26日フジテレビジョンは4日、同社のニュースメディア「ホウドウキョク」のニュース映像を、NTTドコモの定額制映像配信サービス「dTV」で提供すると発表した。dTVの月額利用料金は税別500円。ホウドウキョクは、フジテレビが2015年4月より開始した、マルチデバイスニュースメディア。dTVでは、政治・経済・社会・国際問題などのニュースコンテンツを毎日40本程度提供する。コンテンツは、dTVが開発した独自のインタフェース「ザッピングUI」を活かした仕様となり、ニュースの見出しと映像を約15秒間隔で次々と自動表示する。そのため、ユーザーはdTVアプリを開くだけで最新のニュースをチェックできるという。また、任意のニュースをタップすれば、詳細をまとめた約1分間のニュース映像を視聴可能だ。dTVは、約500万人(2016年3月27日時点)の会員数を有する定額制映像配信サービス。運営はエイベックス通信放送が行っている。これまでは16ジャンルのコンテンツを配信してきたが、ホウドウキョクとの提携により、「ニュースジャンル」が新設され全17ジャンルのコンテンツが視聴できるようになった。
2016年04月04日NHK『ニュース7』お天気担当の気象予報士・寺川奈津美が、4月4日からフジテレビ系情報番組『直撃LIVE グッディ!』(4月4日から毎週月~金曜13:45~15:50)の気象キャスターに就任することが31日、明らかになった。寺川は、慶応大学理工学部在学中に「第5回矢上祭理系美人コンテストグランプリ」に輝き、その後一般企業から塾講師などをへて、NHKの契約キャスターに。2008年に気象予報士の資格を取得し、2011年4月から『ニュース7』に出演していた。『グッディ!』は4月4日から放送時間を10分拡大し、大幅リニューアル。寺川は、これに伴い新設される、番組エンディングの「テラカワのお天気マニア」コーナーを担当し、その日に起きている気象情報をリケジョ能力を駆使して分析することで、生活に密着した情報を届けるという。知りたい気象情報に"ズーム"する際の独自のポーズも披露される予定だ。現場に出て取材も行っていく予定で、寺川は「女性の気象キャスターの中では、かなり体力がある方だと思うので、どんどんロケに行かせていただきたくて…今までそういうことがなかなかできなかったので、これからは"泥くさく"やっていきたいです」と意気込み。フジテレビの内ヶ崎秀行チーフプロデューサーは「どんな天気の現場にも自ら足を運び自ら汗をかいて伝える…視聴者の方々に身近に思ってもらえる気象キャスターになってもらえたらと思っています」と期待を寄せている。ちなみに、NHKからは『ニュースウオッチ9』のお天気担当を務めていた井田寛子が、今月28日からTBS系情報番組『あさチャン!』に移籍している。
2016年03月31日NHKは3月27日、NHKスペシャル「ママたちが非常事態!? 2~母と"イクメン"の最新科学~」を放映。赤ちゃんの「人見知り」や「イヤイヤ」についての対処法、それに「イクメン」になる方法を脳科学で解明した。○「人見知り」などの対処法を脳科学から考える同番組でははじめに、「人見知り」や「イヤイヤ」の対処法を脳科学から解明。「人見知り」の原因については、赤ちゃんが生後半年頃から身近な人以外の顔を認識して関心を持つようになることが背景にあるとした。動物は基本的に相手を威嚇するような時しか目を合わせないことから、目が合うと反射的に恐怖が起こり、警戒心が高まる。脳が発達している人間の大人はその恐怖を抑えることができるが、赤ちゃんは脳が未発達なため、知らない人に関心を持ち、目を見つめてしまうことで、途端に恐怖を感じて泣いてしまうのだという。対処法としては、赤ちゃんから人見知りされる人が、赤ちゃんの母親と仲良くしている姿を見せることがあげられていた。赤ちゃんは母親の表情を見て、「恐怖を感じなくても大丈夫」と判断できるという。また、子どもの「イヤイヤ」についても対処ができるとのこと。子どもが何かを欲したときに「我慢する理由」を与えると、未発達な子どもの脳でも前頭前野が活発に働き、我慢ができるようになるという。前頭前野は欲求を我慢するための「抑制機能」を持っていて、これは育てることができるのだとか。結果として我慢することができたら、思いっきりほめてあげることも大切だ。○ママが父親にイライラしてしまう理由前回の放送では、Twitter上で「父親の姿が見えない」といった感想が多く寄せられていた。これを受けてか今回は、男性と女性の脳の違いについても解説している。イタリアの研究によれば、育児経験の有無に関わらず、男性に比べて女性の方が、赤ちゃんの鳴き声に対する反応が強いという。さらに日本の研究でも、育児中の母親には赤ちゃんの泣き声に対して即座に体が反応できるよう、特別な脳の回路が生まれていることがわかっている。これについては、「母親と父親で子どもの声に対する反応が違うので、即座に反応できない父親に母親がイライラしてしまうのではないか」と分析している。一方で、男性でも訓練をすれば、育児に対応できる脳を育てられると番組は主張した。実験では、育児経験のない男子学生が3カ月の間、定期的に育児体験を続けたところ、体験をする前と比べて「子どもに愛着を感じる」部分など、複数の脳の場所が活性化することがわかった。またイスラエルの研究によれば、父親がわが子と触れ合うだけで、父親も子どもも、愛情ホルモンと言われる「オキシトシン」の分泌が増加。さらに「オキシトシン」は子どもへの愛情を深めるだけでなく、男性がパートナー以外の女性にアプローチする意欲を抑える働きもあることも証明されているという。「子育てに関わるほどオキシトシンが増え、家族の絆が深まるという仕組みが男性にも備わっていた」と結論付けている。○私たちが目指す新しい子育ての形は?これらの放送を受けて、前回に引き続き今回も、Twitter上では多くの意見がつぶやかれていた。中でも多かったのは、「オキシトシン」と呼ばれるホルモンに言及するもの。子育てに関するさまざまな機能に感動する声や、「オキシトシンの分泌を増やしたい」といった声も寄せられていた。また父親の育児については、「男性は脳の働きで後れを取りやすい」という事実を踏まえた上で、前向きに育児に取り組みたいという父親や、夫にこの事実を理解してほしいという母親の声が相次いだ。さらに男性と女性の脳の違いを指摘するだけでなく、「父親が育児に参加する社会環境づくり」も必要だといった意見が散見された。番組では最後に、「女性も男性も私たちの誰もが、子育てに深い喜びを感じる仕組みを脳に備えている」というメッセージを発信。「互いにそれを知り、支えあえたときに、それぞれの新しい子育ての形がみつかるはずだ」とまとめている。男女の脳の違いを理解した上で、どうしたら子どもたちが安心できる子育て環境を作ることができるのか。問われているのは私たちだ。※写真と本文は関係ありません
2016年03月28日LINEがニュース事業における新たな取り組みを発表した。パーソナライズ配信機能やタイムライン最上部へのニュース枠新設といったLINEアプリとの連携強化をはじめ、ブロック紙・地方紙17メディアを含む、計22メディアが新たに参画することが発表されている。LINEのニュースというと、独立したiOS/AndroidアプリのLINEニュースを思い浮かべるが、今回の強化は公式アカウントを利用したニュース配信機能を外部メディア向けに昨年末に開放した「LINEアカウントメディアプラットフォーム」の強化だ。運用を開始して3カ月余が経過し、その傾向が見えてきたことによるものだ。LINEニュースアプリでは、種々雑多なニュースの中から自分の読みたいものを読み進めることができるが、ニュースを読もうという積極的なアクションが求められる。もちろんアプリ自体のインストールも必要だ。そのことが高いハードルになっていることは否めない。その一方で、アカウントメディアは普段使っているLINEのタイムラインやトークの中にお気に入りのニュースメディアが登場し、受動的にニュースが目に飛び込んでくる。そこに大きな違いがある。まるで知っている誰かがシェアしたかのようにだ。○テレビと似ている情報受信今回の強化策から連想するのはテレビだ。テレビをリアルタイムで見る視聴スタイルは少なくなってきてはいるようだが、それでも自宅に戻ったらとりあえずTVをつけるという層は少なくない。そして、電源の入ったテレビをどうするかというと、ある人はいつものチャンネルに合わせたままでそのまま放送を流しっぱなしにする。またある人はとりあえずザッピングのためにチャンネルを順に送ってみておもしろそうなチャンネルを探す。この両者の違いは、いつものLINEのタイムラインに出てくるニュースを見るのと、LINEアプリでニュースを見るのとの違いに似ている。いつものタイムラインにニュースが出てくるのなら、そのユーザーはLINEアプリの外に出ようとしないだろう。結果としてLINEアプリへの滞留時間が延びる。そして滞留しながらも、外部メディアに接触する機会は増えるのだ。○若年層はSNSでニュースをチェックLINEは、スマホユーザーにニュースサービスの利用に関する意識調査を実施したが、それによれば、全年代のトータルでニュースサービスのトップはYahoo!ニュースだという。LINEの23%に対してYahoo!ニュースは49%と、倍近い開きを見せている。ただ、年代を10代に限定すると、Yahoo!が30%、LINEが33%とわずかながらも逆転する。LINE以外のSNSが27%なので、LINEとあわせれば60%となり、若い世代にとってはニュースもまたコミュニケーションの一部であるということがわかる。だからこそ、ニュースをもLINEアプリ内に融合させなければならないというのが同社の論理だろう。LINE以外のSNSで誰かがシェアしたニュースは、それを見て終わりというケースが多いが、LINEのアカウントメディアは、1日に何度も見られる傾向があるという。つまり、エンゲージメント率が高いというのだ。そのため、従来は接触しにくかった属性を持つ層に、十分にリーチできる可能性があるということらしい。知っている相手とのコミュニケーションの中に、ランダムに飛び込んでくるニュース情報。読む気もないのに自然に目に入るという、情報との偶然の出会いを若年層も求めているということか。(山田祥平 @syohei)
2016年03月22日NHKは2月20日、「私たちのこれから Our future #超少子化」と題したNHKスペシャルを放送した。番組では日本におけるこれまでの少子化対策、それに海外や地方自治体の先進的な事例を紹介。「保育園義務教育化」を主張している社会学者の古市憲寿さんなど8人の論客と一般参加者が「少子化」をテーマに議論した。○"若者の草食化"で総括できる問題ではない番組でははじめに、日本における合計特殊出生率の変遷について紹介。第1次ベビーブーム期にあたる1949年には4.32%だった出生率が、1989年には1.57%に減少している。これは「1.57ショック」と呼ばれ、国は当時から「女性の社会進出が進む中、仕事と育児を両立できる環境が不十分」な点をその原因と分析していたが、具体的な対策は打たれなかったという。その後、経済状況の悪化から非正規労働者が増え、結婚しない若者も増加。男性の非正規雇用が与える少子化への影響が叫ばれていたが、「大きな課題になっていかなかった」と分析されている。2005年の出生率は1.26%まで低下。このまま少子高齢化が進めば、2.3人の労働者が1人の高齢者を支える現在の状況はさらに悪化し、2040年には1.5人の労働者で1人の高齢者を支えなければならなくなってしまうと警鐘を鳴らした。議論に参加していた67歳の一般男性は、少子化の一因とされている未婚率の高さについて「男の男らしさがなくなり、優しさばっかりで、なんとかしようという気概がない」と、その理由を分析。これに対し社会学者の古市憲寿さんは、「若者の草食化と言われがちだが、そこだけじゃない。社会的、経済的な事情で結婚・出産に踏み切れないという人は多いと思う」と主張した。また家族社会学を専門としている中京大学の松田茂樹 教授は、「結婚や子育てはある程度の負担がかかる。しかしそれだけ負担をかけても、報いるものが少なくなってきたというのが現在。子どもを多くうみ育てたほうが、経済的にも非経済的にもよくなっていくというのがない社会であるというのが、通底する問題だと思います」と述べた。○「子育て支援税」があってもいい次に紹介されたのが、近年めざましい出生率の回復を果たしたフランスの家族政策だ。番組によれば、子どもをうめばうむほど、その家庭の減税額は増えていき、子どもが20歳になるまでの減税額は1人で600万円、2人で1,900万円、3人では3,900万円にのぼるという。さらに出産手当、基礎手当、新学期手当などの行政による補助も豊富で、2人目以降は家族手当と呼ばれる補助も新たに追加される。これについて、日本総研の池本美香 主任研究員は、「多く子どもがうまれても、離婚したり仕事を失ったりしても、国がお金を出してくれるという安心感がある。国民が"全ての子どもには平等に育つ権利がある"ということに合意しているからだ」と述べた。続けて番組では、出生率2.81%を達成した岡山県奈義町の取り組みにも触れ、医療費、保育料、住宅支援など、同町の幅広い子育て支援が功を奏したと解説した。議論は、「もし国全体でこのような政策を行う場合、国民がどれだけ負担を許容できるか」というテーマに発展。松田教授は「子育て世帯だけでなく、シニアにも同じように負担していただく"子育て支援税"があってもいい。世論の合意は不可能ではないと思う」と主張した。これに対し、政策研究大学院大学の松谷明彦 名誉教授は「国民的なコンセンサスが得られるかどうか疑問だ」と指摘。一方、古市さんは日本の社会保障のあり方を、義務教育の年齢を下げ、幼児教育を充実させる「事前配分」に変えるべきだと提案した。「事前配分」とは、格差がうまれる前の子どものうちに、国民から集めたお金やサービスを配分しようという考え方。現在の政府の施策は、低所得者や生活保護者に対しての補助など、大人になってからうまれた格差を埋めるための支援が中心だ。古市さんによれば、「事前配分の方が社会にとってお得」で、例えばアメリカで行われた研究では、貧困家庭の子どもに教育を施すと、将来一定以上の収入を得る人が増え、より多くの税金が納められることが証明されているという。このあと「少子化対策に新たな負担はあり? なし?」というテーマで、視聴者を対象としたデジタル放送上の投票が行われたが、「あり」と回答した人は82.6%にのぼった。○仕事、家事、出産育児、介護を全部やるのは無理番組のタイトルにハッシュタグが付けられていることもあり、Twitter上ではさまざまな意見が寄せられた。「子どもは家族が育てるものではなく国家で育てるもの」「高齢者にわたっているお金を子育て世帯にまわすべき」「妊娠、出産、育児の費用がかかりすぎでそれを補う施策は絶対に必要」といったように、子どもに対する施策により多くの税金を使ってもいいのでは、という声が多かった。加えて「現金給付ではなくて、教育の無償化をすべき」「共働き前提の社会にするなら保育園を増やすべき」など、その使い道に対しても議論があった。さらに子育て中の親からは、「女性の社会進出と同じくらい男性が家庭進出すればいい」「社会進出、家事、出産・育児、親の介護を女性に全部やれというのは無理」「保育園にも入れず、夫も育児に参加できず、仕事しながら子育てなんてできない」といったような、現状の苦しさを訴える声もあがった。番組の最後では論客の多くが、"育児を社会で支えていく"という考えの大切さを訴えていた。少子化対策は待ったなし。国や社会全体の本気度が試されているようだ。※写真と本文は関係ありません
2016年02月22日『やってはいけないウォーキング』(青栁幸利著、SBクリエイティブ)の著者は、その考え方や取り組みが、NHK『あさイチ』『おはよう日本』『ためしてガッテン』などのテレビ番組や、各新聞、雑誌で「まったくあたらしい健康づくり」として注目されている人物。群馬県中之条町に住む65歳以上の全住民5,000人を対象に、15年以上の年月をかけて身体活動と病気予防の関係を調査し、そこから導き出された「病気にならない歩き方の黄金律」が、世界中から称賛を浴びたのだそうです。しかし実際のところ、いままで刷り込まれてきた“常識”が頭に貼りついているだけに、「まず『1日1万歩』を目指す、という考えをやめてください」という主張には驚きを禁じ得ません。「歩数はひとつの目安にはなるけれど、歩数「だけ」を信じて一喜一憂していては、健康長寿という意味では間違った運動になってしまう」というのがその理由。なるほど、納得できる気がしますね。そこできょうは、歩くときのことについて著者が提唱する「気をつけるべき7つのポイント」をご紹介したいと思います。■1:生活のなかで「8,000歩」歩く著者は本書で、「8,000歩/20分」のウォーキングを勧めています。「1日の総歩行数は8,000歩で、そのうちの20分が中強度の歩行」、それが究極の生活習慣であるという考え方。ただそこの場合の8,000歩は、ウォーキング時間だけで目指す数字ではないといいます。買いものに出かけたり、家の階段を上り下りしたり、無意識に歩いた歩数も含めて「目指す数字」になるということです。■2:20分は「速歩き」をするそして上記のように、1日8,000歩の活動のうち、20分は「中強度の活動」をしているようにすることが大切。■3:目安は「なんとか会話できる程度」ところで、「中強度」とはどのくらいの速度なのでしょうか?このことについては、「最大酸素摂取量の40~60%に相当するスピードで歩くこと」が、自分にとっての「中強度」の「速歩き」だという説明があります。わかりにくいかもしれませんが、「なんとか会話ができる程度」がひとつの目安。鼻歌が歌えるくらいだと遅すぎて、会話ができないくらい息が切れている状態では速すぎるのだとか。この点に関しては、実際に試してみて感覚をつかむのがよさそうです。■4:できるだけ夕方に歩くベストは、1日のなかで体温がピークを迎える「夕方」に速歩きをし、最高体温をさらに上昇させること。それが難しければ、起床後1時間以内、就寝前1時間以内の速歩きは避けるようにすべきだといいます。■5:健脚自慢の人は歩きすぎに注意「8,000歩/20分」を超えて歩いても、健康効果に大差はないそうです。それどころか、むしろ疲労がたまると免疫力が下がり、病気になりやすいのだというので注意が必要です。■6:運動不足の人は4,000歩からこれまで1日数千歩しか歩いていなかった人は、「4,000歩/5分」「6,000歩/10分」と、2,000歩刻みで歩数を徐々に積み重ねていくといいそうです。■7:長寿のために「2ヶ月」続ける普段は体内で眠っている長寿遺伝子は、毎日20分の「速歩き」を2ヶ月間続けることによってスイッチが入ることに。だからこそ、まずは「8,000歩/20分」のウォーキング生活を2ヶ月間続けてみることを、著者はオススメしています。でも、ウォーキング生活を続けるのは、現実的になかなか難しいことでもあります。だからこそ知りたいのは、どのようなステップを踏んで「8,000歩/20分」ウォーキング生活を続けていけばいいのかということ。著者によれば、そこにはコツがあるのだそうです。オススメしたいステップは、(1)自分のいまの状態を知る↓(2)いまの生活(1)と理想の「8,000歩/20分」とをくらべてみる↓(3)自分の生活のなかで「足りない部分」を補う↓(4)毎日、記録しながら続けていくそして、この(1)~(4)のステップを簡単に踏むためには、「身体活動計」を利用するのがベスト。なぜなら身につけるだけで、生活を障害にわたって全面的にサポートしてくれるから。*注目すべき点は、本書に書かれていることが決して難しくないということ。運動不足を感じている人にとっては、ありがたい内容だといえます。(文/書評家・印南敦史)【参考】※青栁幸利(2015)『やってはいけないウォーキング』SBクリエイティブ
2016年02月02日NHKは1月31日、「ママたちが非常事態!? 最新科学で迫る ニッポンの子育て」と題したNHKスペシャルを放映した。母親たちが抱えている子育ての悩みや不安を、科学の視点からひもといた同番組。Twitter上では、番組内容に共感する声や、実際に子育てを経験した親ならではの指摘が数多く寄せられていた。○子育てのつらさは「ホルモン」が原因!?同番組は、日本の母親たちが抱える子育ての深刻な悩み、不安などの原因を最新科学で探るというもの。「子育てが孤独で耐えられず、不安ばかり募ってしまう」「子どもの夜泣きやイヤイヤ期はどうして起こる? 」「出産後、夫に対してイライラがとまらない」などのテーマについて、ホルモン分泌や脳の働きからその理由を解説している。番組によれば、産後の母親が孤独や不安を感じやすいのは、「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンの分泌が、出産後に急減するからだという。また、人類の進化の過程において、母親は「みんなで協力して子育てする」=「共同養育」のスタイルをとるようになっていると指摘。母親は本能的に「仲間と共同養育したい」という欲求を感じているにも関わらず、核家族化が進む現代環境でそれがかなわない、という事態に陥っているそうだ。また、子どもの夜泣きやイヤイヤは、生まれたときの子どもの脳が成人に比べて非常に未発達なことが原因であり、「子育て方法が間違っている」ということが理由ではないとした。さらに、出産後に夫に対してイライラしてしまう原因も、「オキシトシン」と呼ばれるホルモンにあるとのこと。出産時や産後の授乳時、自分の子どもと触れ合っているときなどに多く分泌され、愛情を強める働きをするが、同時に「他社への攻撃性」を強める作用もあるという。○結局、子育てにおける最後の砦は母親これらの内容について、Twitter上では多くのツイートが見られた。「番組内容もすごく勉強になったし、心が軽くなったけど、何より隣で主人も真剣に見て考えてくれていたのがうれしかった」との声や、「夫が録画予約をしてくれていて驚いた」といったように放送前から注目している人も多かった様子だ。また、不安や悩みの理由がわかったことで、救われたという意見も目立った。過去の育児を思い出し番組に登場する母親たちの思いに共感する人、人間や母体の仕組みに感動する人、それに「子育ては助け合いが必要」といった親以外の人の声もあった。一方で、母親以外の人の育児協力について言及が少ないといった批判も多かった。「協力して子育てができないから苦しい」「結局、子育てにおける最後の砦は母親」「イライラする原因はホルモンだけでなく、睡眠不足や夫が協力しないことにもある」といったような意見だ。○夫や家族、社会に理解してほしいさらにこれらの指摘から派生し、母親たちが周囲や社会に求めているものを浮き彫りにするような声も散見された。父親の育児については、「父親に番組をみてほしい」「父親も含めた解決策が知りたい」「母親が非常事態なのは、父親が長時間労働で育児をしないから」という趣旨のツイートが続いている。加えて、「日本の子育ての現状は、生き物としての本能や進化の過程と逆行している」「夫や家族、社会に対しての言及がないので何も解決しない」といった社会に対しての訴え、それに「義務教育で教えて誰もが理解すれば、社会全体も子や母に優しくなれる」という内容の提言もあったのだ。母親の抱えるつらさ、その背景については母親自身だけでなく、周囲や社会の理解も求められている。社会全体が理解したうえで何ができるのか、考え行動する人が少しでも増えてくれたらと願う。※写真と本文は関係ありません
2016年02月01日BSジャパンは17日、来年1月4日から新たな早朝ニュース番組『早起き日経+FT』(毎週月曜~金曜3:55~ほか)をスタートすると発表した。"日本で一番早い経済ニュース番組"を掲げ、国内外の経済情報を伝える。この番組は、まだ新聞が届かない時間帯に、日経新聞の朝刊や電子版から最新ニュースを紹介。さらに、同紙が買収した英・経済誌「フィナンシャル・タイムズ(FT)」のデスクや記者が毎日登場し、日経新聞記者との対話形式で、ニュースを解説する。キャスターは、フリーアナウンサーの須貝茉彩と、9月まで福井放送のアナウンサーだった楠紗友里が、日替わり交代で担当。須貝は「まずはコツコツと経験を積み重ね、1つ1つを読み解いていく力をつけていきたい」、楠は「経済ニュース番組に出演させていただくのは初めてですので、新しい挑戦にワクワクしております」と心境を語っている。放送時間は、15分のブロックを4つの時間帯に分けて生放送(3:55~4:10/4:26~4:41/4:57~5:13/5:29~5:45)。日テレ『Oha!4 NEWS LIVE』やフジ『めざましテレビアクア』(いずれも毎週月曜~金曜4:00~)よりも5分早い3時55分に放送を開始し、日本で一番早く始まる経済ニュース番組として、早朝のビジネスマンをターゲットに届ける。
2015年12月17日毎週月曜~金曜の夕方に生放送されているNHK総合の『ニュース シブ5時』にて、先週より、毎週金曜にエンタメコーナー「シブ5時芸能部」がスタートしたが、10月9日(金)の「シブ5時芸能部」では、『ラブライブ!』の特集企画が放送される。「シブ5時芸能部」は、若者の間で話題となっているトレンドにフォーカス、さまざまな話題を紹介するコーナーで、今回はアニメやライブ、ゲームなどで大きなムーブメントとなっている『ラブライブ!』の人気の秘密について迫っているという。今回の特集では、同じくNHK総合で10月11日に放送される『MUSIC JAPAN』のライブ映像がいち早くお目見え。さらに、作品内ユニットであるμ’s本人たちの独占インタビューでは、彼女たちがこの大現象をどう受け止めているのかが、赤裸々に語られるほか、原宿の期間限定セレクトショップの盛況ぶりや最新グッズなども大公開される。NHK総合『ニュース シブ5時』は、16:50~18:10の放送。夕方5時台に放送されるエンタメコーナー「シブ5時芸能部」にて、『ラブライブ!』が紹介される。
2015年10月09日NHKでは、2015年8月28日~30日の3日間にわたって開催された日本最大のアニソンイベント「Animelo Summer Live 2015 -THE GATE-」の模様を、NHK BSプレミアムにて、11月15日(日)より6週連続で放送する。アニソン界のトップアーティストたちが一同に揃うアニソンライブの最高峰「Animelo Summer Live 2015」(通称「アニサマ」)。11年目を迎えた今年の「アニサマ」は3日間で8万1,000人を動員し、世界最大のアニソンイベントとしてさらなる盛り上がりを見せ、総勢61組139名の出演アーティストによる熱いステージが繰り広げられた。また「アニサマ」でしか見られない人気アーティスト同士のスペシャルコラボレーションも見所のひとつ。今年は、1日目にはアイドルマスター×μ’s、2日目にはスフィア×fripSide、3日目にはGRANRODEO×小野賢章のコラボから幕が開き、豪華な共演で会場をさらに熱く盛り上げた。■番組概要【番組名】「アニメソング史上最大の祭典~アニメロサマーライブ2015~」【放送日時】Vol.1「1st day前編」 11月15日(日) 午後11:00~午前00:09 (69分)Vol.2「1st day後編」 11月22日(日) 午後11:00~午前00:09 (69分)Vol.3「2nd day前編」 11月29日(日) 午後11:00~午前00:09 (69分)Vol.4「2nd day後編」 12月 6日(日) 午後11:00~午前00:09 (69分)Vol.5「3rd day前編」 12月13日(日) 午後11:00~午前00:09 (69分)Vol.6「3rd day後編」 12月20日(日) 午後11:00~午前00:09 (69分)【放送局】NHK BSプレミアム※放送日時などは変更になる場合がある。(C)Animelo Summer Live 2015/MAGES.
2015年09月11日7月6日~7月12日までの1週間に発表された、PC関連の注目ニュースをダイジェストでお届けする。先週は8日、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)からPC夏モデル第2弾が発表された。タブレット部とキーボード部が分離合体するデタッチャブルな2-in-1 PC「HP Pavilion x2 」や、360度回転ひんじを採用した11.6型「HP Pavilion x360」など、計8モデルが登場。中でも「HP Pavilion x2」では、税別49,800円前後という超戦略的な価格にも注目だ。10日には、Mac向け新Office「Office 2016 for Mac」正式版が公開。Retinaディスプレイやマルチタッチジェスチャへの対応が特徴で、2015年3月5日(現地時間)に公開されたプレビュー版を基に改善が重ねられている。ほか、マウスコンピューターから、毎年恒例の特価品放出イベント「訳ありセール」の開催が告知された。同セールは化粧箱に擦り傷や凹み、汚れなどがある製品を再整備し、動作確認した商品を特別価格で販売、毎年完売続出のイベントだ。2015年の開催日時は2015年7月25日8時~12時。詳細は同社Webサイトをチェックしたい。
2015年07月13日トレンドマイクロは6月30日、「中東呼吸器症候群(MERS)」の発生に関連するニュースに便乗して、日本の大手メディア企業の社員に標的型メールを送信した標的型サイバー攻撃が確認されたことを、同社の公式ブログで公表した。同社によると、攻撃者は、Yahoo!メールの無料アカウントを利用し、セキュリティ対策製品を回避し、インターネット上で公開されている話題を電子メールのヘッダや添付されたファイル名に利用して、受信者にメールを開封させようとした。日本のメディア企業の社員に送信された標的型メールの件名は「Fw:中東呼吸器症候群(MERS)の予防」、添付ファイルは「中東呼吸器症候群(MERS)の予防.7z」となっていた。この標的型メールには、Microsoftのオンライン・ヘルプのファイル形式であるCHMファイルを含む圧縮ファイルが添付。このファイルにより、人気の情報サイトからMERSに関連するWebページが表示されるが、実際には、バックドア型不正プログラムがダウンロードされるよう仕掛けられていた。このファイル「ZXSHELL」は、標的型サイバー攻撃で頻繁に利用されるバックドア型不正プログラムだ。このバックドア型不正プログラムは感染PCに常駐し、攻撃者から送信されるコマンドを実行するために待機する。また、侵入したネットワーク内の個人情報を検索するために利用される可能性もある。このように、サイバー犯罪で脅威を拡散したり、標的型サイバー攻撃を実行したりするためにCHMファイルを利用することは、攻撃者に好まれる手法になっているという。組み込まれた不正なコードが実行されない限り、CHMファイルは正規のファイルであるため、Windowsのセキュリティ対策を回避できる。トレンドマイクロでは、今回の攻撃は、オンラインビデオゲーム産業を狙った標的型サイバー攻撃で古くから知られている攻撃者グループ「WINNTI」によって実行された攻撃とさまざまな点で類似していると見ており、この攻撃を明らかにする証拠についてさらに調査中だという。同社は、攻撃者がこうした企業を狙う動機は、メディアやエンターテイメント企業がネットワーク上に保存していると思われる大量の個人情報だと考えている。
2015年07月01日Twitterは6月30日、Twitter上で多くの関心を集めているニュース記事を表示する「ニュース」機能を、iOS向けTwitterアプリに追加した。日本のTwitter公式アプリ限定の機能となっている。同機能は、新たに追加された「ニュース」タブから利用できる。一覧表示されるニュースの見出しをタップすると、詳細や全文記事へのリンク、関連記事、関連ツイートが閲覧可能。また、詳細ページから、その記事をツイートすることもできる。なお、表示される記事の基準やアルゴリズムについてはアナウンスされていない。iOS版アプリからの提供となるが、Android版アプリについても近日中に追加されるという。
2015年07月01日●日本で数を出すためには……直近のニュース記事をピックアップして、「家電的な意味で」もうちょい深掘りしながら楽しい情報や役に立つ情報を付け加えていこう……という趣向で進めている当連載。今回の題材とするニュースはこれだ。日本MSのWindowsタブレット「Surface 3」、個人向けはLTEモデルのみ提供(5月19日掲載)Surface 3は、マイクロソフトが3月31日にアメリカで発表済みであり、製品の販売も、日本では発表前の5月5日からスタートしていた。だが、海外で販売されたのはWi-Fi版だけであり、LTE内蔵モデルは「近日発売」とされていた。今回、日本国内では、日本マイクロソフトがソフトバンクと戦略的なパートナーシップに基づき、世界で最初にLTE版を発売することになった。海外ではLTE版の販売予定はまだ公開されておらず、当面「日本独自」となる。一方で、日本ではWi-Fi版は企業向け市場のみに提供され、個人が買うのは難しい状況が続きそうだ。○「通信バンドルのほうが日本では数が出る」ちょっとわかりにくいところがあるので、ここで整理しておこう。今回、日本で個人向けにSurface 3を販売するのは、主にソフトバンク傘下のワイモバイルになる。家電量販店でも、PC売り場よりワイモバイルのカウンターで売られる場合が多くなり、当然、同社の通信プランとセットでの販売形態が準備される。だが、一般的な携帯電話などとは異なり、契約しないとSurface 3を買えない、というわけではない。「SIMを契約せず、本体だけを一括で買う」こともできるし、家電量販店やマイクロソフトのウェブ通販からは、本体だけを普通に購入できる。Wi-Fi版は当面日本市場に投入しないで、LTE版だけを扱い、LTE版+SIMカードのセットをワイモバイルが中心となって販売する、という形である。日本マイクロソフトの樋口泰行社長によれば、LTE版を中心に販売することになったのは、次のような作戦があったからであるようだ。「タブレットにおいて、日本では通信をバンドルしたものの売り上げが多い。だとすれば、フォーカスしないと台数を広げていくのは難しいので、決断した。マイクロソフトはチャレンジャー。あまねくチャネルを広げて売るよりも、同じ気持ちでブレイクに向かってやってくれるパートナーがいれば、そこにフォーカスをあてる方がいい戦略、と思っている。商品計画を立てたのち、ワイモバイルに話をした結果、パートナーシップを組むことになった」すなわち、「タブレット」という観点で見ると、通信事業者が音頭をとる形で販売したほうが数が伸びるであろう……、という分析からとられた戦略であることがわかる。Surface 3は安い製品ではない。キーボードとペンまで含めてフルセットで買うと10万円を超える場合もある。少しでも安く……と思う消費者心理としては、Wi-Fi版が欲しいとも感じる。一方で、マイクロソフトとしては、1ドル=120円という円安の状況で、相対的に高く見えるSurface 3について、モバイルのパートナーを見つけ、セット販売での割引きや割賦販売を併用することでハードルを下げようとしたのでは、とも予想できる。ワイモバイルのエリック・ガン社長も「命を賭けて売っていく」と強い意気込みを見せている。それはもちろん、彼らにとって顧客獲得の大チャンスとなるからだ。とはいえそこで、SIMロックをかけてしまうとさすがに顧客が狭くなるし、良い印象も与えない。LTE版にはSIMロックはなく、他社のSIMカードも使える。ただし、LTEの通信に利用する帯域としては、ワイモバイルが使っている2.1GHz(Band1) / 1.7GHz(Band3) / 900MHz(Band8)だけが公式サポートされる。機器としては、技術基準適合証明 (通称・技適)はこのバンドでだけ申請されており、他のバンドは「海外での利用時向け」とされている。だから、他社のSIMを挿して通信をすることもできるだろうが、日本国内では電波法違反となる可能性がある。実質的に国内では「ワイモバイル向け」のLTEとしており、なんとも歯切れが悪い。●Surface 3で狙うは「iPadとの直接対決」この辺を考えると、マイクロソフトがSurface 3を「戦略的なタブレット商品」と考えていることも明らかになってくる。PCユーザーから考えるとSurfaceはWindowsが動く「PC」だ。タブレットモードで動く魅力的なアプリケーションが少ない点も「SurfaceはPCである」という印象を後押しする。だが、ことWindows 10の時代になると、話は大きく変わってくる。「iOSのアプリも取り込めるので、他社の環境をテコにできる状況が整った。後追いの我々もチャンスが出てきた」と樋口社長も期待する。Windows 10で導入される「Universal Windows Platflorm (UWP)」では、Android用のアプリやiOS用のアプリを、ほとんど工数をかけることなく移行させられる。これまでiPad用アプリでビジネスをしていた人々をWindowsタブレットへ振り向かせて、アプリ不足を解消できる、と期待しているわけだ。マイクロソフトでSurface事業を統括するブライアン・ホール氏は、筆者に対し、Surface 3の位置付けを次のように説明した。「Surface 3 Proとは、ちょっと違います。3 Proは、タブレットの代わりにもなるラップトップとして設計したものです。しかし、Surface 3は『The Best of a Tablet』として設計しました。タブレットとして最高であり、ラップトップとしても快適である。そして重要なのが価格。薄さと重量、性能を含めたバランスも、そういう観点で決断しています」世の中では「タブレット退潮の兆し」と言われるが、筆者の見立てはちょっと違う。iPad以外のタブレットが伸びず、iPadが「買い替えユーザー中心」の市場になってきたが故に縮小しているのだ。コンテンツビュワーとしてのタブレットの優位は揺るいでいないし、同時に、「タッチして使うコンピュータ」には、道具としての価値がある。マイクロソフトはペンの操作とPCとしての使い勝手を持ち込むことで、タブレットの可能性を拡張しようとしている。そのあたりは10年以上前からずっと試みていたが、Windows 8以降さらに積極展開が始まり、同社の独自ハードウエアであるSurfaceでは明確に「ペン+タッチ+キーボード」の路線を指向している。これまでは、重量・薄さの点でiPadと直接競合する製品とは言えなかったが、Surface 3は明確に「iPadとの競合」を意識している。アメリカの場合、公式サイトで「直接比較」を掲載しているくらいだ。またSurface 3は「Instant Go」に対応していることも、マイクロソフトがLTE版を推したい理由だろう。Instant Goは、スリープ中でも一定時間毎に通信を行い、情報を最新に保てるようにする機能。通常、PCはスリープ解除後にあらためて通信を接続し、最新の情報をとってくるという挙動になるが、スマートフォンではいつでもメールや電話が着信し、スケジュールなども最新の状態が保たれている。それと同じことをPCで実現する仕組みといっていい。LTE版ならば、移動中であっても問題なく情報がやりとりできるので理想的だ。こうした部分は、iPadやAndroidタブレットではできていることであり、Windowsタブレットの多くでも可能だが、ノートPCやデスクトップPCでは使えないものも多い。LTE内蔵も、そうした観点で見ると別の風景が見えてくる。すなわち「強いタブレットであるiPadと正面から戦える製品だから、より売りやすい環境を整えたい」と考えた、ということなのだろう。また、ホール氏は冗談めかして次のようにも話す。「日本のLTEネットワークはとにかく速くて快適ですからね。アメリカではこうはいかない。本当にうらやましいです。快適さにおいて、Wi-Fi環境とLTEが逆転してしまっているんですから」だからWi-Fi版が不要、とは思わない。しかし確かに、日本のLTE環境は、LTEモデルを中心に勧めたくなるだけの快適さを備えており、それが世界に対して誇れる事実であることは明らかだ。
2015年05月21日日本マイクロソフトは、世界最大の学生向けITコンテスト Imagine Cup の日本予選大会を開催した。7月に米・シアトルで開催される世界大会への日本代表としての参加をかけて、最終審査を経た3部門9チームが激突した。激戦の地に選ばれたのは 羽田空港国際線旅客ターミナル内にある TIAT SKY HALL だった。世界に羽ばたけをイメージさせる会場だ。Imagine Cupはマイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏の発案で2003年に始まったもので、これまで延べ165万人の学生が参加しているという。12回目となる今回だが、最新の Windows、Windows Phone、Internet Explorer のいずれかで動作するソフトウェア、もしくはソフトウェア+ハードウェアを使った作品が募集された。また、ソフトウェアをホスティングする場合は Microsoft Azure を利用することという条件がある。応募時に高等学校、専門学校・専修学校・高等専門学校・大学/大学院のいずれかに登録されている16歳以上の学生で、個人もしくは4人までのチームがチャレンジできる。また、部門として次の3部門がある。1.ゲーム部門インタラクティブな遊びの体験を与えるゲームコンテンツ。従来のゲームの概念を覆すような作品。2.イノベーション部門既成概念や常識を打ち砕くサービス、テクノロジーの新しい使い方を提案するアプリ、最先端のテクノロジーを駆使したアプリ。3.ワールドシチズンシップ部門病気や自然災害、人権、貧困、情報へのアクセス、男女の平等といった社会問題を IT で解決するアプリ、サービス。見事チャレンジの栄誉を勝ち取ったのは、イノベーション部門に「すくえあ (SCREEN feels AIR.)」をひっさげて参加した香川高等専門学校のチーム「すくえあ」だ。メンバーは山﨑啓太氏、金子高大氏、瀧下祥氏、東山幸弘氏ら。実は、このチームにはもう一人のメンバーがいるが「4名まで」という大会規定のために黒子に徹しているということだった。彼らは日本予選大会の賞金として部門賞10万円、最優秀賞20万円の計30万円と副賞を受け取り、さらに7/27から開催される世界大会へのチケットを手にする。世界大会での大きな障壁は英語によるプレゼンテーションだ。そこはトレーニングでなんとかなるにしても、審査員の厳しい質問に、その場で英語で答える必要がある。どんなに優秀な作品であってもプレゼンが拙ければ栄誉は逃げていってしまう可能性もある。ちなみにもし「すくえあ」が世界大会で部門賞を獲得できれば、部門賞5万ドル(約600万円)と桁違いの賞金が授与され、さらにMicrosoftのベンチャー支援プログラムで開発したデバイスのビジネス活用についてのコンサルタントを受けられる。「すくえあ」の名前は「スクリーン・フィール・エアー」に由来する。風を感じるスクリーンを新たなデバイスとして提案しようとしているわけだ。フィルム素材が風を受けて揺れたときに、そこに敷き詰められたマグネットが動くようにして、その移動量をセンサーで検知、ソフトウェアでそれを風圧に換算するデバイスだ。これを活用したビジネスモデルとして、息を吹きかけて敵を倒すようなゲーム用入力デバイス、あるいは、肺活量を測定したり、トレーニングに活用するヘルスケア的な面などがアピールされていた。Microsoftがこうした大会を主催するのは、ITを消費するだけではなく、若い世代に作る側にも興味を持って欲しいという願いによるものだ。個人的にも2013年の第一回から見ているし、過去の大会のいくつかは現地で取材をしてきた。そこで気がつくのは、日本での決勝での訴求と、作品そのものがまったく異なるアプローチに成長していることだ。「すくえあ」も例外ではなく、これから決戦までの約3カ月の間に日本マイクロソフトとパートナーらによる徹底したメンタリングが行われ、決戦時は日本大会とはまったく別物の作品に生まれ変わる可能性、というよりもきっとそうなる。メンタリングによってどう化けるか。つまり、いわゆる「伸びしろ」があるかどうかが、選出要素の中でもかなりのウェイトを占めるのだ。もちろんこのことは「大人」のまなざしによるものであり、「大人」が気がつかなかった可能性を摘み取ってしまう危惧もある。今回一次審査を経て日本大会に選出された9作品を見ていると、過去の大会よりも、完成形に近いものが多いように思えた。まとまっていてプレゼンテーションもうまい。でもコンパクト感が否めない。「伸びしろ」が希薄だと感じた。そんな中で化ける可能性を突出して醸し出していると評価されたのが「すくえあ」だったというわけだ。いずれにしても世界大会まで残されている時間は3カ月しかない。彼らがどのように成長するかに期待しよう。がんばれ「すくえあ」諸君。(山田祥平 @syohei)
2015年04月13日日立国際電気と日本放送協会(NHK)は4月6日、スーパーハイビジョン(8K)小型単板式カメラを開発したと発表した。同カメラシステムは、独自構造により光伝送アダプタや収録ユニットとの組み合わせでさまざまな運用形態が実現できるという特長をもつ。まず、レンズマウントはPL方式で、映画用レンズや4Kレンズなどの市販高精細レンズの取り付けが可能。カメラヘッドにはフランジバック調整機構があり、映画用単焦点レンズ搭載時にバックフォーカスの調整を容易に行うことができる。また、レンズ内の収差データを自動的に読み込み補正する収差補正機能を備えている。収録記録メディアは専用SSDスロット(2TB)で40分記録でき、収録ユニットと小型カメラアダプタ、CCUを接続することで収録データの現像作業が可能だ。さらに、光伝送ユニットとCCU間は、現行のハイビジョンカメラと同様の光複合ケーブルで接続可能で、タリーやインカムなどのコミュニケーション系信号の伝送も現行ハイビジョンカメラと同様に行うことができる。また、小型光伝送アダプタとの組み合わせにより軽量化を実現したことで、クレーンまたは汎用カメラスタビライザーへの搭載が容易となっている。CCUは8K出力以外に4K出力を備えており、4Kコンテンツ制作用カメラとしても使用可能。このほか、4Kモニター出力信号はドット・バイ・ドット信号の出力が可能なため、VEによるフォーカス調整が容易となっている。
2015年04月07日NHKは、4月5日21:00~21:49にNHKスペシャル「新アレルギー治療~鍵を握る免疫細胞~」を放送する。同番組では、「アレルギーを根本的に治す治療の鍵」として注目を集めている免疫細胞「Tレグ(制御性T細胞)」に着目。「Tレグ」のメカニズム解明によってアレルギー根治の可能性を探る。1960年代以降から患者数が増加し、予防も根本的な治療も不可能だと言われてきたアレルギー。国民病の花粉症や、重度の場合は死に至る危険性のある食物アレルギー、アトピー性皮膚炎や鼻炎、ぜんそくなど、先進国では今や3人に1人が何らかのアレルギーに苦しんでいるとも言われている。ところが、日本の研究者が発見した「Tレグ」と呼ばれる免疫細胞が、「アレルギーを根本的に治す治療の鍵」として注目を集め、アレルギーの予防・治療が大きく変わりはじめている。免疫の過剰な攻撃を押さえ込む役割を持つ「Tレグ」をコントロールすれば、免疫力を下げることなく、アレルギーを抑え込めることが明らかになったのだ。2014年10月から始まった花粉症の舌下免疫療法では、効果の差に「Tレグ」が関わっていることが分かっている。また、農水省が2020年に販売を目指している、花粉成分を含む遺伝子組み換え米「花粉症緩和米」を食べることで、「Tレグ」を増やし花粉症を根治させる試験も始まった。番組では、自身や家族がアレルギーに悩む当事者が出演。悩みや願いなどについて話しつつ、最新のアレルギー研究・予防や治療を見て、率直な感想や意見を交わしたり、専門家に対し疑問をぶつけていくアレルギー座談会も行われる。また、ピーナツオイル入りスキンクリームを使った赤ちゃんが、次々とピーナツアレルギーを発症したロンドンでの事件をレポート。「皮膚からアレルゲンが入ると、アレルギーが発症」というロンドン大学の研究と併せて、意外なアレルギー発症の原因が判明したことも紹介する。出演者は、MCに、マンゴーアレルギーの加藤浩次さんと、花粉症の鈴木奈穂子アナウンサー。ゲストに、娘が卵・ゴマアレルギーの松嶋尚美さん。専門家として、Tレグ発見者の大阪大学教授 坂口志文さん、国立成育医療研究センターからアレルギーの予防や治療が専門の大矢幸弘さんを迎える。NHKスペシャル「新アレルギー治療~鍵を握る免疫細胞~」は4月5日21:00~21:49に総合テレビにて放送する。
2015年04月03日スマートニュースは27日、同社が提供するニュースアプリ「SmartNews(日本語版)」において、日本気象協会と連携し「地震速報機能」を追加した。Android版、iOS版問わず利用できる。「地震速報機能」は震度4以上の大規模な地震が発生した際、地震情報が「SmartNews(日本版)」に配信される機能。情報は、日本気象協会が運営する天気予報専門サイト「tenki.jp」から提供されたもので、トップチャンネル等への記事掲出、詳細情報の表示のほか、号外プッシュ通知としてユーザーに届けられる。なお、「地震速報機能」について、大規模な地震発生後、数分以内に情報を配信することを目的としており、「緊急地震速報」とは異なるとしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月28日スマートニュースは11月27日、ニュース閲覧アプリ「SmartNews」にて、日本気象協会の提供する地震情報の配信を開始した。これにより、最大震度4以上の大規模な地震が発生した際、SmartNews日本語版のユーザーは、日本気象協会が運営する天気予報専門サイト「tenki.jp」から提供される情報をアプリ上で閲覧することが可能となる。同情報は、タップ後に詳細情報のページへと移動する「号外プッシュ通知」の配信や、トップチャンネルなどに掲載される。なお、SmartNews上の地震速報機能は、大規模な地震発生後、数分以内に迅速に正確な情報を届けることを狙いとしたもの。地震発生後大きな揺れが到達する数秒~数十秒前に警報を発する地震早期警報システム「緊急地震速報」とは異なる。
2014年11月27日スマートニュースは11月4日、国内の各省庁がWebサイトで発信する情報をアグリゲートした専用コンテンツチャンネル「日本政府チャンネル」をニュースアプリ「SmartNews(スマートニュース)」に開設したと発表した。日本政府チャンネルは、SmaratNews内の専用コンテンツチャンネル「チャンネルプラス」上に開設する。各省庁の情報をモバイルにおいてワンストップに集約・提供する試みは、日本政府チャンネルが初めてだという。ユーザーは、各省庁が発信するさまざまな情報をスマートフォンやタブレット端末で閲覧できる。同社は「今後も公共機関の情報発信需要に応え、良質で有益な情報の配信を行う」としている。
2014年11月07日スマートニュースは4日、スマートフォン・タブレット端末向けニュースアプリ「SmartNews」において、内閣官房と協力し政府の各Webサイトで発信された情報を集めた専用コンテンツチャンネル「日本政府チャンネル」を開設した。「SmartNews」はApp Store、Google Playよりダウンロードでき、価格は無料。「日本政府チャンネル」は、日本政府の各Webサイトで発信された情報を集約した専用コンテンツチャンネル。政府はこれまでも、公式Webサイトなどを通じて情報発信をしてきたが、各省庁の情報をモバイル端末でワンストップに集約・提供する試みは「日本政府チャンネル」が初のこととなる。追加するには、ページ上部のチャンネルタブにある「+」をタップし、「日本政府」を選択。「追加する」をタップすれば、チャンネルタブに「日本政府」が追加され、記事が読めるようになる。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月04日○SharePoint OnlineのSNS機能Office 365のSNS機能は「ニュースフィード」として実装しています。ニュースフィード機能は、サブサイトとしてニュースフィード専用のサイトを構築することもできますし、Office 365の各ユーザーサイト(個人サイト)内で利用することもできます。ここでは、ユーザーサイトのニュースフィードを使う方法を紹介します。ユーザーサイトのニュースフィードは、SharePoint Onlineの標準機能であるため、SharePoint Onlineのユーザーであれば、だれでも特別な設定を必要とせずに使えます。ただし、SharePoint Onlineの個人サイト機能の一部であるため、一度もSharePoint Onlineの機能を使ったことがないユーザーが使用するときは、「ニュースフィード」をクリックしたときにSharePoint Online個人サイトの自動セットアップが起動し、使える様になるまで数分間かかります。サイト、OneDriveなどを使ったことがあれば、セットアップ済みです。なお、Office 365ではSharePoint Onlineに標準のSNS機能である「ニュースフィード」以外に、エンタープライズ向けSNSとして世界的に普及しているYammerを利用することもできます。○ニュースフィードへの投稿ニュースフィードへの投稿は簡単です。基本的に、メッセージを入力し、必要に応じて画像ファイルを添付して、「投稿」ボタンをクリックするだけです。(1)Office 365にサインインし、「ニュースフィード」をクリックします。投稿するメッセージを読ませたい対象を「共有相手」で選択します。同じテナントの全ユーザーが読める様にするには、「すべてのユーザー」選択します。(2)メッセージを入力します。文章を改行するときはEnterキーを押して下さい。画像を添付するときは、カメラアイコンをクリックします。なお、Shiftキーを押しながらEnterキーを押すと、メッセージを即時投稿します。(3)画像を添付のカメラアイコンをクリックしたときは、「参照」ボタンで画像ファイルを選択し、「アップロード」ボタンをクリックします。(4)メッセージの入力、必要な画像のアップロードが終了したら、「投稿」をクリックします。(5)投稿が完了したニュースフィードの例。投稿内容を削除するときは、メッセージ右上の「×」ボタンをクリックします。○ニュースフィードの購読今度は、投稿されたニュースフィードを閲覧する方法を紹介します。「ニュースフィード」をクリックすると、まず「フォロー中」のユーザーの投稿だけを表示します。「フォロー」は、特定のユーザーの投稿を継続して購読するための設定です。(6)フォローしていないユーザーの投稿を閲覧するためには「すべてのユーザー」をクリックします。また、Facebookやmixi、Yammerなどの一般的なSNSと同様に、「いいね!」をクリックして、投稿に対する評価を設定できます。(7)投稿者をフォローするには、投稿下部の「○さんをフォロー」をクリックします。(8)フォロー設定が完了すると、右上にポップアップメッセージを表示します。(9)投稿表示欄にもフォローしている旨を表示します。○投稿に返信する投稿対するコメントをつけることを、ニュースフィードでは「返信」と呼びます。返信すると、ニュースフィードにコメントとして投稿するだけでなく、投稿者にメールで通知します。(10)投稿に返信(コメント)するときは、「返信」をクリックします。(11)メッセージを入力して投稿します。投稿方法は、(2)~(4)の投稿手順と全く同じです。(12)投稿者のニュースフィードにも「返信」が表示されます。(13)投稿者には、返信があった旨、自動的にメールでも通知されます。○メンション特定のユーザーを宛先とした投稿をメンションと呼びます。投稿するメッセージ内に、宛先を埋め込みます。ただし、その宛先のユーザーだけが読めるわけではなく、あくまで、投稿自体は「共有相手」全員が読めます。ただし、メンションで指定したユーザーには、投稿だけでなくメール通知も届きます。特定のユーザー宛のメッセージであると同時に、皆に周知する必要がある内容などを投稿する際に利用します。(14)メンションを投稿するには、投稿メッセージに「@名前」と入力します。ここで入力する名前は、ユーザー名(メールアドレス)ではなく表示名です。たとえば、「yamada.taro@mynavi365.local」というユーザーの名前が「山田太郎」として設定されている場合、「@yamada.taro-@mynavi365.local」ではなく「@山田太郎」と入力します。それ以外は、通常の投稿と同じです。(15)メンションの投稿については、宛先のユーザーにはメールで着信通知が届けられます。(16)「ニュースフィード」で、「メンション」をクリックすると自分宛の投稿の絞り込み表示できます。
2014年10月08日スマートニュースは2日、同社が提供するニュースキュレーションアプリ「SmartNews」の最新バージョン「SmartNews 2.0」を、日本および米国にて同時公開したと発表した。アプリは日米両国のApp Store、Google Playよりダウンロードできる。価格は無料。「SmartNews 2.0」(以下2.0)は、ニュースキュレーションアプリ「SmartNews」のメジャーバージョンアップ版。「2.0」ではAppleの最新OS「iOS 8」に対応し、iOS 8のウィジェットのサポートや、iPhone 6/6 Plusでの画面表示が最適化されている。また、米国版「SmartNews」も兼ねており、「2.0」では設定画面から日本版/米国版を切り替えることができる。そのほか日本版では、ユーザーインターフェースも改善されている。突出して話題となっているニュースを大きく取り上げる新機能「注目記事」を実装し、話題のニュースを見逃さない工夫がされている。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月02日(画像はニュースリリースより)日本の伝統文化をデザインに取り入れた、インパクトのあるアイテム「ロベルト カヴァリ」(Roberto Cavalli)は、日本に限定した「バッグ」と「お財布」を11月28日に発売する。発売場所は、全国のロベルト カヴァリ ブティックになる。限定された個数は、お財布が50点でバッグが40点となっている。株式会社A.KA Tokyoは、ライフスタイルやファッションに関連する分野でのPR&マーケッティングや、コンサルティング、ブランディングなどを行っている。またロベルト カヴァリは、シャロン ストーンやオリビア パレルモなど、世界に名高いセレブたちから愛され、セレブを象徴するレッドカーペットの日には、多くのセレブたちが見につけているブランドの一つになっている。販売されるバッグとお財布はサイズが違うだけで、基本的にロベルト カヴァリの象徴でもある、ジャガーのもつ模様がプリントされており、日本の伝統文化を代表する生け花などが、モダンにアレンジメントされた印象に残る、色彩の組み合わせによる、すばらしいアイテムに仕上げられている。「ロベルト カヴァリ」(Roberto Cavalli)イタリアのフィレンツェの出身。1970年から、自身の名を使ったコレクションを行っている。1972年、フランスのサントロペに初めての店舗をオープンさせた。それ以降、アジアやヨーロッパなど、世界でおよそ50カ国で活動の場を広げている。服だけではなく靴や香水、またアクセサリーなど幅広いアイテムを扱っている。デザインスクール「ドムスアカデミー」から2013年に、ファッションのマネージメントについて、名誉修士号を受け取った。【参考リンク】▼株式会社A.KA Tokyo (ニュースリリース)▼Roberto Cavalli
2013年11月28日(画像はプレスリリースより)老舗2番組がコラボ!料理コミュニティサイト「みんなのきょうの料理」では、NHK「きょうの健康」とNHK「きょうの料理」の制作チームが協力した健康レシピの特設ページ「健康キッチン」を2013年11月8日(金)に公開しました。充実の100レシピを公開。テレビ放送45年の歴史を持つNHK「きょうの健康」と55年の歴史を持つNHK「きょうの料理」がタッグを組み企画された当コンテンツは、プロが100レシピを厳選し、「減塩レシピ」「エネルギーオフレシピ」「美肌レシピ」「骨強化レシピ」「快腸レシピ」と、現代女性が気になる5つのカテゴリに分けられて公開されています。また、レシピごとにエネルギー、塩分、食物繊維、カルシウムなど14項目のデータを分析し、さらに日本人の食事摂取基準(厚労省)に基づいた「おすすめ度の評価」と「お悩み別アドバイス」が付いており、見やすく充実した内容となっています。コンテンツの監修は「きょうの健康」でおなじみの、女子栄養大学松田早苗教授です。このレシピを参考にして毎日の料理を作れば、美しさを保ちながら健康的なダイエットが実現できるかもしれません。【参考】▼みんなのきょうの料理▼「健康キッチン」プレスリリース肌荒れ、倦怠感、貧血・・・原因不明の「ちっちゃい体トラブル」は、まとめてポイ! 再び注目されている成分とは?たったの1週間でスリムボディを叶えてくれる驚異的なダイエット方法とは?パンパンの足がシュっと劇的変化! 1日3粒でムチッとBODYとはサヨナラ!1日3粒、運動も食事制限も無し!! 酵素サプリでダイエット
2013年11月14日女性の需要に幅広く対応iTunes提供無料アプリ「美容最新ニュース」は、日本の美容に関する最新ニュースを毎日配信しているアプリ。コスメ、ヘアケア、食品、生活、クリニック、サロンなど、美容をテーマに幅広いカテゴリーの記事が配信されている。対応機種はiPhone,iPod touch,iPad 互換 iOS 4.3 以降。Apple端末には広く対応しているので、ほとんどのAppleユーザーが使えそう!⇒App Storeでチェック!動作・表示がスムーズ私も早速ダウンロードしてみました!アプリ自体のデータ容量は3.1MBと、とってもコンパクト。動作が軽いため、非常にスムーズにダウンロードを完了することができた。アプリを起動して表示されるのは、たくさんのユーザーが注目している人気記事たち!Twitterのような縦型表示なので、インターフェースもわかりやすい。縦にズラズラと並ぶ記事の見出しをチラチラと見ていくだけで、 「あ、そうなんだ~」「これ気になる!」と楽しめて退屈しない。もっと詳しく読みたくなったら、見出しをタップしてサクサクっと移動して、続きを読むことができる。アプリ名から『美容に関心の高い女性』だけが楽しむものなのかな?と思っていたが、そうではなかった!2013年6月8日のトップ記事は、「男が『口説きづらい』と思って遠慮してしまう女性のパターン4つ」というもの。美容とは直接関係ないけれど、内容が気になって思わずタップしてしまった。他にも最近発表されたドラマ「ショムニ」新シリーズの話題やパリスヒルトンの熱愛報道などの芸能系の記事や、女子旅や試着できる通販の紹介など、思わず読みたくなるネタが満載だ!筆者が一番気になったのは、ベアミネラルの新商品リップグロスについての記事。ファンデーションだけではなく、他商品にも参入したようだ。他商品でも、やはりそこはベアミネラル。リップグロスにも植物由来の成分が配合されているらしい。続きは、ダウンロードして読んでみて欲しい!美容を中心に、女性のグッとくるツボをおさえた、最新トレンドがギュッと詰まったアプリになっている。参考:【無料アプリ】美容最新ニュース~毎日のキレイ情報をお届け~元の記事を読む
2013年06月18日「おはようございます」は日常で使う最もポピュラーなあいさつですが、昼夜を問わず「おはようございます」とあいさつをする業界もあります。なにか由来があるのかという、小さな疑問に答えていただこうと、今回は東京経済大学を訪ねました。マーケティングがご専門で業界用語に詳しい小木紀親教授に「あいさつの由来」についてお話をうかがいました。■ルーツは歌舞伎界だった!?――「おはようございます」のあいさつは、いつから使われているのでしょうか?「おはようございますというあいさつの起源については諸説ありますが、歌舞伎界で使われているあいさつが波及したという説が最も有力です。歌舞伎界では一日を通して公演が行われ、トリを務める座長は夕方近くに楽屋入りします。その際、下役の者が、『お早いおつきでございます』を省略して『お早うございます』と出迎えたのが始まりだと言われています」――現在のおはようございますとは違う意味だったのですか?「そこで、座長は『早くから御苦労さまですね』という、ねぎらいの意味を込めて『お早うございます』と返します。同じあいさつでも、立場によって言葉の意味が違うんですね。一般に使う『おはようございます』は時候のあいさつですから、それとも違いますね」――それでは、放送業界のあいさつも同様なんでしょうか?「放送業界も昼夜を問わず、楽屋入りする業界ですし、同じ芸能業界ですから意味は同じでしょうね。ルーツも歌舞伎界から来たというのが有力です。また、水商売やホテル業界も、時間を問わずスタッフが入れ換わるため、その日初めて会った時のあいさつとして定着したという説と、歌舞伎はかつて大衆娯楽の花形ですから、それをまねしたという二説があります」――そういえば、歌舞伎界から波及した言葉は結構ありますね。「例えば、『大見得を切る』などはいい例で、歌舞伎の『見得を切る』から来ています。現在では、自分を誇示するような態度・言動という意味合いで一般的に使われますね。ほかに、金融業界で使われる『頭取』も、歌舞伎の伴奏を指揮する役目の『頭取』から来たと言われています」――歌舞伎界の用語は注目されていたわけですね。「一般庶民にとっては雲の上のスターでしたから、カッコいいとまねた例は多いと思います。いずれにしても一般庶民が受け入れた言葉が現在にも継続されているわけですね。また、業界のあいさつ用語という意味では、百貨店業界などで今でも使われる食事休憩のあいさつに『キザさせていただきます』という言葉があります。漢字で書くと『喜座』となって、文字通り喜んで座るという意味ですが、こちらも風習の中で受け継がれたあいさつで、変化して『喜左衛門』などと呼ぶところもあります」■ビジネス文書でよく使う、アノ言葉の意味とは?――風習といえば、ビジネス文章にも昔ながらのあいさつが今でも使われていますね。「拝啓からはじまり敬具で終わるというしきたりは、手紙文の中に今でも根付いています。長々としたあいさつを省略するという意味では、歌舞伎界の『おはようございます』と同じかもしれませんね」――ちなみに、拝啓とはどういう意味なのですか?「拝啓の『拝』はおじぎをする、『啓』は申し述べるというあいさつを表現した言葉です。拝啓と書くだけで、すべてを理解できるよう工夫された先人の知恵ですね。現代でいえば、読んだだけで気持ちが伝わる顔文字のようなものです」――そうすると、敬具も同様なわけですね。「『敬』は相手をうやまう気持ちを表し、『具』で申し述べましたと、文面を謹んで締めるわけです。『前略』で始まる場合は『かしこ』で締めますが、これも『かしこまって申し述べました』と、自分をへりくだって、相手を尊重した言葉です」いずれにしても、あいさつは相手をうやまい、気遣うという意味では、時代を問わず共通のコミュニケーションツールのようです。あいさつが大事と言われるのは、こういうところにあるんですね!小木紀親(東京経済大学教授)東京経済大学および慶應義塾大学などで、マーケティング論を担当著書に『マーケティング・ストラテジー』(中央経済社)、『マーケティングEYE[第3版]』(中部経済新聞社)ほか多数。(OFFICE-SANGA 安藤のり子)
2013年01月07日ウォール・ストリート・ジャーナル日本版(以下、WSJ日本版)はこのほど、「WSJ日本版が選ぶ2012年10大ニュース」を発表した。同10大ニュースは、WSJ日本版読者の反響、記事本数が多かったトピックス、および米国・アジア版記者が取材したテーマの中から、WSJ編集部がランキング形式で選定したもの。その結果、1位には「欧州債務危機」が選出された。「債務危機に揺れる欧州では、緊縮財政に国民が反発、ゼネストの嵐が吹き荒れた」(WSJ日本版)。以下、2位に「オバマ米大統領再選」、3位に「習近平氏、中国国家主席就任」がランクインしたほか、番外編として「世紀の天体ショーに天文ファン歓声 【スライドショー】世紀の天体ショー 金環日食(5月21日)」が選ばれた。10位までのランキングは下表の通り。あわせて、WSJ日本版は今年話題になった製品やサービスについて、携帯電話ジャーナリストの石川温氏とMM総研取締役の横田英明氏に聞いたものを「2012年IT製品番付」として発表。それによると、石川氏が選んだトップ3は1位「iPhone5」、2位「LTE」、3位「デザリング」、横田氏は1位「NECメディアスタブ-N08D」、2位「キンドルペーパーホワイト」、3位「LTE」となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日