トライポッドワークスとフォーバルテレコムは10月6日、IP-PBXとUTMを統合した次世代版IP統合ソリューション「CuteBOX」を同日より提供すると発表した。CuteBOXは、両社が共同開発した、中小企業向けIP統合アプライアンス製品。すでに8000社に販売した実績を持つIP統合製品「SWIFTBOX」の後継モデルで、コンパクト化を図ったという。CuteBOXでは、セキュリティ機能強化を図るため、アルプスシステム インテグレーション(ALSI)製の「InterSafeWebFilter」を採用。携帯キャリアも採用する高精度なデータベースに基づくフィルタリングが可能で、不正サイトへのアクセスや書き込みを防止できるという。フィルタリング機能以外にも、SECUI UTMの全機能(アンチウイルス、アンチスパム、IPS/IDS、ファイアウォール)が利用できる。一方で、PBX機能としては、IP電話14chとISDN 4ch、内線電話機36台をカバー。スマートフォンを内線収容できる機能を搭載しており、スマートフォンアプリ「2waySmart」を活用するだけで、内線子機として使用できる。また、既存のPBXとの連携も可能だ。
2014年10月06日フュージョン・コミュニケーションズは9月29日、同社が提供するIP電話サービス「IP-Phone SMART」に着信拒否機能を追加。あわせて、同サービス用公式アプリ「SMARTalk」も刷新した。FUSION IP-Phone SMARTは、利用者に050で始まる電話番号を付与し、月額基本料0円で提供するサービス。2013年6月の公式アプリ「SMARTalk」のリリース以降、国内向け通話料一律8円/30秒(税別)、海外(対象32カ国・地域)向け通話も一律8円/30秒(通話料は輸出免税の対象)になります。新たに追加された着信拒否機能は、184を付加された番号など電話番号が通知されない着信を拒否することができるというもの。最大50まで指定できる。同機能の追加に伴い、公式アプリ「SMARTalk」を刷新し、フラットデザインを採用。加えて、複数の端末でIP-Phone SMARTを利用するユーザー向けに「発信専用」でSMARTalkを利用できる設定を追加した。このほか、iOS版FUSION IP-Phone SMARTが米Appleが提供するモバイル向けOS最新版「iOS 8」に対応した。
2014年10月01日Cadence Design Systemsは9月26日(現地時間)、TSMC 16nm FinFET Plus(16FF+)プロセス向けにIPポートフォリオを発表した。16FF+プロセス向けのIPを活用することで、16FFプロセスと比較して、同じ消費電力で15%の周波数の向上、もしくは同じ周波数で30%の消費電力の低減を図ることができる。また、16FF+プロセス向けに同社が開発中のIPポートフォリオには、最先端SoCデザインの開発で最も重要な、メモリ、ストレージおよびインターコネクト標準向けの高速プロトコルIPが複数含まれており、シリコンでテスト済みのIPとして2014年第4四半期から提供が開始される予定。
2014年09月30日