ニコンイメージングジャパンは、デジタル一眼レフカメラのフラッグシップ「D5」と、スピードライト「SB-5000」などの関連アクセサリーを、3月26日に発売する。D5は、1月に発表されたデジタル一眼レフカメラのフラッグシップモデル。発表当初、3月に発売するとしていたが、このたび正式に発売日を決定した。D5の価格はオープンで、推定市場価格は税込750,000円前後。新開発のAFモジュールを採用し、153点のフォーカスポイント(中央部と周辺部の99点はクロスセンサー)を実現。新開発のニコンFXフォーマットCMOSセンサーと、画像処理エンジン「EXPEED 5」を搭載する。そのほか、3月26日の発売がアナウンスされた製品は以下の通り。「D5」(XQD-Type、CF-Type)アイピースアダプター「DK-27」USBケーブル用端子カバー「UF-5」ステレオミニプラグケーブル用端子カバー「UF-6」ストラップ「AN-DC15」フッ素コート付きファインダーアイピース「DK-17F」アクセサリーシューカバー「BS-3」スピードライト「SB-5000」ソフトケース「SS-5000」バウンスアダプター「SW-15H」カラーフィルター「SZ-4TN」(電球用)カラーフィルター「SZ-4FL」(蛍光灯用)カラーフィルターホルダー「SZ-4」カラーフィルターセット「SJ-5」ウォーターガード「WG-AS4」ワイヤレストランスミッター「WT-6」
2016年02月23日ニコンは2月23日、1型CMOSセンサーと24~500mm相当の光学21倍NIKKORレンズを搭載したプレミアムコンパクトデジタルカメラ「DL24-500 f/2.8-5.6」を発表した。6月の発売を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は税別120,000円前後。「DLシリーズ」は、ニコンのデジタル一眼レフカメラとNIKKORレンズのクオリティを小型ボディに凝縮した高級コンパクト製品群。シリーズ共通で、1型・有効2,081万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載。光学ローパスフィルターレス仕様となっている。新開発の画像処理エンジン「EXPEED 6A」は4コアCPUを中心に構成され、ノイズを抑えた高感度画質を提供する。DL24-500 f/2.8-5.6が搭載するNIKKORレンズは、広角24mmから超望遠500mmの画角(35mm判換算)をカバーする光学21倍ズーム。絞り開放値はF2.8~F5.6で、レンズ構成はEDレンズ3枚を含む11群15枚となっている。3型・約104万ドットのバリアングル式有機ELモニターのほか、本体上部には約236万ドットの有機EL電子ビューファインダー(EVF)を備えている。高度な演算で手ブレを補正する「検知光学VR」に加え、同社のデジタル一眼レフ用超望遠レンズにも採用されている「SPORT(VR)モード」が、動体撮影時のファインダー像を安定させる。本体サイズはW122.5×H89.9×D138.8mm、重さは約780g(バッテリーとメモリーカード含む)。以下、DLシリーズ共通の仕様として、AFシステムはシーンに応じて位相差AFとコントラストAFを切り替える105点のハイブリッドAFエリアと、171点のコントラストAFエリアからなる設計。位相差AF追従で20コマ/秒の高速連写を可能としている。背面のモニターは、3型・約104万ドットの有機EL方式で、タッチ操作やチルト動作に対応している。そのほか、建造物などを下から上に"あおって"撮影した際に起きる歪みを補正する「アオリ効果」、焦点距離の切り換えに便利な「ステップズームリング」といった機能を装備。4K動画撮影機能やニコン独自のBluetooth常時接続機能「SnapBridge」も利用できる。DLシリーズの最初の製品として、この「DL24-500 f/2.8-5.6」のほか、「DL18-50 f/1.8-2.8」「DL24-85 f/1.8-2.8」も同時に発表された。
2016年02月23日ニコンイメージングジャパンは2月23日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX A900」「COOLPIX A300」を発表した。いずれも、カメラとスマートフォンを常時接続する新機能「SnapBridge」に対応している。発売は4月で、価格はオープン。推定市場価格(税別)はCOOLPIX A900が50,000円前後、COOLPIX A300が20,000円前後。新採用のSnapBridgeは、ニコンの対応カメラとスマートフォンをBluetooth Low Energyで常時接続する機能。撮影した写真をスマートフォンに自動送信できるほか、写真共有サービス「NIKON IMAGE SPACE」への自動アップロードが行える。また、スマートフォンからリモート撮影も行える。○COOLPIX A900COOLPIX A900は、4K動画の撮影に対応するコンパクトデジタルカメラ。撮影した4K動画から静止画を切り出すこともできる。有効2,029万画素の1/2.3型原色CMOSセンサー、広角24mm相当から超望遠840mm相当(35mm判換算)までカバーする光学35倍ズームのNIKKORレンズを搭載。ダイナミックファインズーム時で70倍の望遠撮影も可能だ。また、レンズシフト方式と電子式を併用した、補正効果4.0段の手ブレ補正機能を搭載している。撮影時のエフェクトは36種類から選択可能。このほか、一定間隔で自動撮影された写真から明るい部分のみを合成し、1枚の写真として記録する「比較明合成」機能を持つ。主な仕様は、有効画素数が2,029万画素、レンズの開放F値がF3.4~F6.9、レンズ構成が11群13枚(EDレンズ4枚)。背面のモニターはチルト式で、サイズが3型、解像度が約92万ドットとなっている。本体サイズはW113×H66.5×D39.9mm。重量は約199g(電池、メモリーカード含む)。カラーはブラックとシルバーの2色。○COOLPIX A300COOLPIX A300は、薄さ約20.1mmとスリムながら、広角24mm相当から望遠200mm相当(35mm判換算時)の光学8倍ズームレンズを搭載するコンパクトデジタルカメラ。主な仕様は、有効画素数が2,005万画素、レンズの開放F値がF3.7~F6.6、レンズ構成が7群8枚。背面のモニターはサイズが2.7型、解像度が約23万ドットとなっている。本体サイズはW95.9×H58×D20.1mm。重量は約119g(電池、メモリーカード含む)。カラーはシルバー、ブラック、ピンクの3色。
2016年02月23日リコーイメージングは2月23日、リコー創立80周年を記念して、デジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3 II Silver Edition」を発表した。全世界500台限定、リコーイメージングオンラインストアおよびリコーイメージングスクエアにて3月10日に発売する。価格はオープンで、推定価格は税込140,000円前後。PENTAX K-3 II Silver Editionは、2015年5月発売のKマウント対応一眼レフカメラ「K-3 II」にシルバー塗装を施した特別限定版。表面を光沢仕上げではなく、縮緬(ちりめん)仕上げとすることで高級感を演出する。撮像素子はAPS-Cサイズ・有効約2,435万画素のCMOSセンサー。手ぶれ補正機構「SR」を内蔵しているほか、4回撮影した写真を1枚に合成して解像感を高める「リアル・レゾリューション」機能を搭載している。詳細なスペックは、K-3 II発表時のニュース記事を参照。
2016年02月23日サンコーは2月19日、スマートフォンにリアルタイムで映像を表示できる「ペン型赤外線無線カメラ」を発売した。価格は14,800円(税込)。ペン型赤外線無線カメラは、1,920×1,080ドット / 30fpsの動画や、4,032×3,024ドットの静止画が撮影できるペン型コンパクトカメラ。解像度1,280×800ドット以下では60fpsでの動画撮影も可能。ファイル形式は動画がMOV、静止画がJPGで、記録メディアはmicroSDカード(最大32GBまで)に対応する。明暗差が激しい画像を自動処理するWDR機能を搭載している。専用アプリ「FinalCam」を使うことで、スマートフォンとのWi-Fi接続が可能。専用アプリでは、カメラがとらえた映像のリアルタイム表示、モードの切り替え、動画と静止画のサイズ設定、WDR(ワイドダイナミックレンジ)機能のオンオフなどを設定する。撮影データはスマートフォン本体にダウンロードすることもできる。アプリの対応OSはiOS 6.1以降、Android 4.0以降。レンズの上部には赤外線LEDライト×3基を装備し、夜間でも撮影を行える。赤外線LEDの照射能力は約2mで、動作検知モードも搭載。動きを感知すると自動的に録画を開始するため、防犯カメラとしても活用できる。録画停止時間は3分 / 5分 / 10分 / なしの4種類から選択可能。本体にはHDMI端子を装備し、録画した映像をテレビなどに出力可能。音声のみ録音する「ボイスレコーダー機能」も搭載する。バッテリー駆動時間は約70分。サイズはW25×D14×H114mm、重量は50g。
2016年02月19日リコーイメージングは3月5日の大阪会場を皮切りに、デジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-1」を試用できる「PENTAX K-1体感&トークライブ」を開始する。全国13都市で順次開催していく。○PENTAX K-1体感&トークライブPENTAX K-1体感&トークライブでは、2月18日に発表された「PENTAX K-1」を試用できるほか、過去のFAレンズなど様々なレンズを装着して試せる。超高解像作例と各感度別の比較作例を展示するコーナーや、写真家が撮影した作品を展示するギャラリーなども設ける。このほか、写真家がリコーイメージングの開発担当者と対談するトークイベントを実施する予定だ。大阪、東京、名古屋会場では「先行撮影体験ワークショップ」を開催。写真家 谷口泉氏による手ほどきのもと、PENTAX K-1を試用できる。参加者は、作品のレビューを行うステージコンテンツ「公開ワークショップ」にも出演。先行撮影体験ワークショップはリコーのWebサイトから申し込む。なお、東京会場の開催日は3月12日(土)と13日(日)だが、公開ワークショップは13日(日)のみとなる。○PENTAX K-1 プレミアムデビューキャンペーンPENTAX K-1の購入者全員が対象となる「PENTAX K-1 プレミアムデビューキャンペーン」も実施。PENTAX K-1の発売日から5月31日までにキャンペーンへの申し込みを行うと、「K-1プレミアムBOX」が進呈される。K-1プレミアムBOXは、K-1ロゴ入りプレミアム本革ストラップとK-1プレミアムブックレット&ポスターを組み合わせたセットだ。また、キャンペーンの申し込み前(2月18日からPENTAX K-1の発売日まで)に、同社Webサイトで「購入宣言」を行った人に「K-1ロゴ入りプレミアムホットシューカバー」をプレゼント。購入宣言をFacebookまたはTwitterで行うと、リコーイメージングクーポン500円分ももらえる。PENTAX K-1と同時に対象のレンズを購入したユーザーには、オートフラッシュ「AF201FG」かバッテリーグリップ「D-BG6」を進呈する。レンズ購入特典の対象となるのは、「HD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WR」「HD PENTAX-D FA 24-70mmF2.8ED SDM WR」「HD PENTAX-D FA★70-200mmF2.8ED DC AW」「HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW」の4製品。キャンペーンの詳細はWebサイトを参照いただきたい。
2016年02月19日ソニーは19日、デジタル一眼カメラ「α」シリーズのEマウントに対応した新レンズシリーズ「G Master」を発表した。「FE 85mm F1.4 GM(SEL85F14GM)」「FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM)」「FE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM)」の3モデルをそろえ、「FE 85mm F1.4 GM(SEL85F14GM)」「FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM)」は4月、「FE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM)」は6月の発売を予定する。Eマウント対応として最上位となるレンズシリーズ。新開発の超高度費球面レンズ「XAレンズ」の採用や最新のシミュレーションソフトを導入することにより、高い解像感に加え、年輪ボケを抑えた美しいボケを実現したという。また、独自のコーティング技術「ナノARコーティング」により、逆光時に発生しやすいフレアやゴーストの軽減するほか、高コントラストで黒が締まったクリアな描写が得られるという。また、防塵防滴に配慮した設計となっている。○FE 85mm F1.4 GM(SEL85F14GM)焦点距離85mm、F1.4の短焦点レンズ。4月発売予定で、推定市場価格は税別225,000円。αレンズとして初となる11枚羽の円形絞りによって自然なボケ表現が可能。3枚のEDガラスを配置し、軸上色収差補正する。また、2つの位置検出センサーで、フォーカスレンズ位置の検出精度を高めることで、高いAF精度を備えるという。このほかの仕様は、最短撮影距離はAF時が0.85m、MF時が0.8m。最大撮影場率が0.12倍。フィルター径が77mm。絞りリング、MFリング、AF/MFスイッチ、フォーカスホールドボタンを備える。本体サイズは最大径が89.5mm、全長が107.5mm、重量は約820g。フード、フロントキャップ、リアキャップ、ケースが付属する。○FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM)FEレンズで初となる全域F2.8の標準ズームレンズ。4月に発売予定で、推定市場価格は税別278,000円。「XAレンズ」を含む3枚の非球面レンズを採用するほか、EDガラスとスーパーEDガラスで色収差を補正し、シャープな描写を実現するという。AFの駆動にダイレクトドライブSSMを採用することで、高精度かつ静粛性の高いAFが可能で、動画撮影時などで駆動音を低減できるという。絞り羽は9枚の円形絞り。このほかの仕様は、最短撮影距離は0.38m。最大撮影場率が0.24倍。フィルター径が82mm。MFリング、AF/MFスイッチ、フォーカスホールドボタンを備える。本体サイズは最大径が86.7mm、全長が136mm、重量は約886g。フード、フロントキャップ、リアキャップ、ケースが付属する。○FE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM)「FE 24-70mm F2.8 GM」と同じく、全域F2.8の望遠ズームレンズ。6月に発売予定で推定市場価格は未定。最短撮影距離0.96m、最大撮影倍率0.25倍の近接撮影性能を備える。αレンズで初めてズームレンズのフォーカスにフローティング機構を採用し、近接撮影時の諸収差を補正する。AF駆動はリングドライブSSMと2つのリニアモーターで行う。また、光学式手ブレ補正機構や着脱式三脚座を搭載する。絞り羽は11枚の円形絞り。このほかの仕様は、フィルター径が77mm。レンズ表面にフッ素コーティングを施している。本体サイズは最大径が88mm、全長が200mm、重量は約1,480g。フード、フロントキャップ、リアキャップ、ケース、三脚座が付属する。また、これにあわせてEマウント初のテレコンバーターレンズ「SEL14TC」(1.4倍)、「SEL20TC」(2倍)を用意する。こちらも発売は6月を予定。本体サイズと重量は「SEL14TC」が最大径33.6mm、全長62.4mm/167g。「SEL20TC」が最大径42.4mm、全長62.4mm/207g。
2016年02月19日ソニーは2月19日、APS-Cセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラ「α6300」を発表した。3月11日の発売を予定する。価格はオープンで、推定市場価格は本体が税別135,000円前後、交換レンズ「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」が付属するレンズキットが税別50,000 円前後。ミラーレス一眼タイプの「α」シリーズの新フラグシップモデルで、2014年4月に発表した「α6000」の上位モデルとなる。425点の像面位相差AF測距点を持つ最新版「4Dフォーカス」システムにより、世界最速0.05秒の高速AFを実現したという。また、拡張フレキシブルスポットや瞳AFのAF-C対応、AF-A搭載などAF機能も拡張している。さらに、動く被写体の周辺に200点以上の測距点を発生させる高密度追従テクノロジーを備える。EVF/液晶モニタへの表示アルゴリズムを新たにすることで、光学ファインダーに近いライブニュー表示において秒間8コマ、従来の表示方法では秒間11コマの高速連射が可能となった。撮像素子に新開発の有効約2,430万画素APS-C Exmor CMOSセンサーを搭載。銅配線の採用と回路プロセスの進化で、読み出しスピードと集光効率が改善した。画像処理エンジンBIONZ Xとの組み合わせにより、4K動画の内部記録やハイスピード撮影、ISO100~25600 (拡張51200)の感度をサポートするほか、14bitRAW出力に対応する。また、α7S IIと同様に、全画素読み出し・画素加算なしの4K/30p動画撮影が可能だが、動画撮影時のダイナミックレンジが14段に拡大されている。加えて、6K相当の信号を4Kにオーバーサンプリングすることで、より高画質が得られるとしている。フルHD解像度では120pのハイフレームレート動画を記録できる。電子ビューファインダーはXGA解像度の有機EL方式。60fpsの表示のほか、120fpsの高フレームレート表示モードを新たに追加した。背面のモニターは3型・92万ドットのTFT液晶。Wi-FiやNFC機能、電子水準器、マイク端子を搭載する。本体サイズはW120.0×H66.9×D48.8mm。ボディのトップカバー、フロントカバー、内部フレーム、リヤカバーすべてにマグネシウムを採用し、重さは約404g(バッテリーとメモリーカード含む)となっている。
2016年02月19日キヤノンは2月18日、有効2,010万画素・裏面照射型の1型CMOSセンサーを搭載した高級コンパクトデジタルカメラ「PowerShot G7 X Mark II」を発表した。5月の発売を予定しており、価格はオープン。キヤノンオンラインショップの販売価格は税別77,800円。PowerShot G7 X Mark IIは、2014年10月に発売された初代G7 Xの後継機。初代で好評を得た24~100mm (35mm判換算)・F1.8~2.8の光学4.2倍ズームレンズを継承しつつ、画像処理エンジンには最新のDIGIC 7を搭載してきた。DIGIC 7によって、まず性能が向上したのは手ブレ補正機能だ。ジャイロセンサーからの情報と同時に、CMOSセンサーの画像情報も解析する「デュアルセンシングIS」が働き、シャッター速度4段分の手ブレ補正を実現。手ブレだけでなく、ゆっくりとした大きな揺れも巧みに打ち消す。そのほか、高感度画質、オートライティングオプティマイザによる明暗バランス、絞り込んだ際の解像感、AFの動体追尾性能などを向上している。そのほか、初代G7 Xの液晶は上向きにしかチルトしなかったが、G7 X Mark IIでは下向きにも可動 (上側180度、下側45度)。ハイアングル撮影もしやすくなった。USB充電が可能となったことも嬉しいポイントだ。ピクチャースタイル機能とカメラ内RAW現像機能をキヤノンのコンパクトカメラでは初めて搭載。星空向けなど細かく設定できるタイムラプス撮影機能も追加している。主な仕様は以下の通り。撮像素子:有効約2,010万画素、1型CMOSセンサーレンズ焦点距離:24~100mm (35mm判換算)絞り開放F値:F1.8~2.8最短撮影距離:5cm (W)、50cm (T)画像処理エンジン:DIGIC 7対応感度:ISO125~12800シャッター速度:1/2,000~1秒 (オート時)、BULBファインダー:視野率100%、約0.95倍液晶モニター:3型ワイド・約104万ドット、タッチパネル、チルト式記録メディア:SD/SDHC/SDXCカード (UHS-I対応)撮影可能枚数:約265枚 (液晶モニター表示時)サイズ:W105.0×H60.9×D42.2mm重量:約319g (バッテリーとメモリーカード含む)
2016年02月18日キヤノンは2月18日、中級ユーザー向けのデジタル一眼レフカメラ「EOS 80D」を発表した。4月上旬の発売を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は、ボディのみで140,000円前後、18-55 IS STMレンズキットで150,000円前後、18-135 IS USMレンズキットで190,000円前後(すべて税込)。EOS 80Dは、2013年8月に発売されたEOS 70Dの後継となるミドルクラスの一眼レフだ。APS-Cサイズ・2,420万画素のCMOSセンサーと画像処理エンジン「DIGIC 6」を搭載し、使用可能な標準感度をISO16000 (拡張25600)まで高めている。AF測距点数をEOS 70Dの19点から、オールクロス45点へと一挙に増加。中央測距点は低輝度限界EV-3の性能を持ち、最大27点がF8光束に対応している。また、7,560画素RGB+IR測光センサーの搭載により、肌色検知をしながらのAIサーボAF、蛍光灯の影響を低減するフリッカーレス撮影を可能としている。連写性能は最大7コマ/秒だ。光学ファインダーの視野率を100%としたのは、"EOS 2桁D"では初めて。多くの情報を表示するインテリジェントビューファインダーとなっている。新しいCMOSセンサーによって、デュアルピクセルCMOS AFも強化されており、ライブビュー撮影や動画撮影時のAFがさらに高速化。すべてのレンズでデュアルピクセルCMOS AFを有効に使えるようになった。そのほか、NFCの搭載、フルHD/60pやタイムラプス動画撮影、クリエイティブフィルターの動画適用、EOS 7D Mark IIに組み込まれたミラー振動制御システムの採用など、ミドルクラスの域に収まらない進化を遂げている。主な仕様は以下の通り。マウント:キヤノンEFマウント撮像素子:有効約2,420万画素、APS-Cサイズ、CMOSセンサー画像処理エンジン:DIGIC 6対応感度:ISO100~16000 (拡張25600)シャッター速度:1/8,000~30秒ファインダー:視野率100%、約0.95倍液晶モニター:3型ワイド・約104万ドット、タッチパネル、バリアングル記録メディア:SD/SDHC/SDXCカード (UHS-I対応)撮影可能枚数:約960枚 (CIPA準拠、ファインダー撮影、常温、バッテリーパック LP-E6N使用時)サイズ:W139.0×H105.2×D78.5mm重量:約730g (バッテリーとメモリーカード含む)
2016年02月18日リコーイメージングは2月18日、35mmフルサイズのCMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-1」を発表した。4月下旬の発売を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は税込278,000円前後。PENTAX K-1は、昨年2月のCP+2015でモックアップが参考出品され、さらに9月よりWeb上でティザー情報を発信、まさに満を持して投入されたKマウント対応のフルサイズ一眼レフだ。35.9×24mmのCMOSイメージセンサーの有効画素数は3,640万画素。ローパスフィルターを省いた仕様となっている。画像処理エンジンには新開発の「PRIME IV」を組み合わせており、14bit RAW記録、最高ISO204800の高感度撮影に対応する。ボディサイズはW136.5×H110.0×D85.5mm。フルサイズ機としてはかなりコンパクトな設計で、とくに横幅を抑えている。5軸手ブレ補正機構「SR II」をカメラ本体に内蔵し、シャッター速度5段分の補正効果を実現。また、イメージセンサーを1画素ずつずらしながら4回撮影して、1枚の写真に合成する超解像技術「リアル・レゾリューション・システム」も利用可能だ。ハードウェア的にはローパスフィルターレスだが、SR IIを使ってイメージセンサーを微細に動かすことでモアレを軽減する「ローパスセレクター」機能を搭載。その効果のオン/オフや強弱を選択できる。液晶モニターの設計はユニークな「フレキシブルチルト式」。レンズの光軸上をキープしながら、上下44度、左右35度の範囲で画面の向きを斜めにも変えられる。「SAFOX 12」と名付けられたAFシステムは33点の測距点(中央25点クロス)からなる。ボディは防塵・防滴、マイナス10℃までの耐寒仕様となっている。最新のD FAレンズはもちろんのこと、クロップ機能を使うことでAPS-C向けのDAレンズもサポート。すべてのKマウントレンズを使用可能であるという。主な仕様は以下の通り。レンズマウント:ペンタックスKマウント撮像素子:有効約3,640万画素、35mmフルサイズ、CMOSセンサー画像処理エンジン:PRIME IV対応感度:ISO100~204800シャッター速度:1/8,000~30秒、バルブ連続撮影:4.4コマ/秒 (APS-Cクロップ時は6.5コマ/秒)ファインダー:視野率100%、約0.70倍液晶モニター:3.2型・約104万ドット、フレキシブルチルト式記録メディア:SD/SDHC/SDXCカード (UHS-I対応、スロット2基装備)撮影可能枚数:約760枚サイズ:W136.5×H110.0×D85.5mm重量:約1,010g (バッテリーとメモリーカード含む)
2016年02月18日オリンパスは2月9日、防水、防塵、耐衝撃、耐低音、耐荷重のタフ性能を持つコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS TG-870 Tough」を発表した。発売は2月26日で、価格はオープン。推定市場価格は税別37,000円前後。STYLUS TG-870 Toughは、水深15mの防水性能や防塵設計のほか、2.1mの耐衝撃、-10度の耐低温、100kgfの耐荷重性能を持つアウトドア向けカメラ。焦点距離が21mm~105mm(35mm判換算)の光学5倍ズームレンズを搭載している。2015年5月発売の「STYLUS TG-860 Tough」は、約46万ドットの180度チルト液晶を搭載していたが、今回のSTYLUS TG-870 Toughでは液晶の解像度が約92万ドットに向上。また、新たに約6種類のアートフィルター(ライトトーン、クロスプロセス、ジェントルセピア、ヴィンテージ、リーニュクレール、ウォーターカラー)が追加され、全13種類を使用できるようになった。本体にWi-Fi機能とGPS機能を内蔵。撮像素子は1,600万画素の1/2.3型CMOSセンサー。レンズの開放F値はF3.5~F5.7。液晶モニターのサイズは3型。利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードと内蔵メモリ(約37MB)。サイズはW112.9×D27.6×H64.1mm、重量は221g(電池、メモリーカードを含む)。関連アクセサリーは、スポーツホルダー「CSCH-123」(希望小売価格:税別4,700円)、ソフトカメラケース「CSCH-121」(同4,000円)、防水プロテクター「PT-057」(29,000円)、専用シリコンジャケット「CSCH-124」(3,200円)を用意する。
2016年02月09日「第6回カメラを用いた3次元計測(1)」の続きです。今回はSubaruのEyeSightで採用されているステレオカメラ(パッシブステレオ法)にフォーカスを当て、OpenCVに実装されている一般的な手法について説明します。ステレオカメラによる3次元計測は、下記の要素技術に大別できます。カメラキャリブレーションレクティフィケーション対応点探索(ステレオマッチング)○カメラキャリブレーションとレクティフィケーションステレオカメラでは、図1に示すとおり視点の異なる2台(または3台以上)を用いて、三角測量の原理で距離を求めます。たとえば、実空間中の3次元点P1をCameraLとCameraRで撮影すると、CameraLで撮像された点の座標pLと、CameraRで撮像された点の座標pRにズレが生じます。この見え方の差(視差)から距離を計測する手法です。視差を求めるためには、CameraLの画像中の点に対応する点をCameraRの画像中から見つけ出す必要があります(対応点探索、ステレオマッチング)。そして、視差から3次元座標を計算するためには、CameraLとCameraRの内部パラメータ、歪係数、さらにカメラAとカメラB間の外部パラメータが必要となります。これらのパラメータを求める処理がステレオカメラに必要なカメラキャリブレーションです。これらのパラメータが求まっていれば、エピポーラ幾何と呼ばれる幾何学的な拘束条件により、対応点探索を効率的に行うことができます。CameraLとCameraRを結ぶ直線と画像平面との交点はエピポール(eL , eR)と呼ばれています。また、3次元点P1とCameraLの位置、CameraRの位置は同一平面上に存在し、その平面と画像平面が交わる直線pR-eRがエピポーラ線です。点P1, P2,……,P5 は、CameraLの画像では同一の点pLに投影されます。一方、点pLに対応するCameraRの画像上の点pRはエピポーラ線上に必ず存在することになります(図1)。つまり、対応点探索はエピポーラ線上のみを処理すれば良いわけです。エピポーラ幾何の拘束条件を用いることで、対応点探索はエピポーラ線上のみで良いのですが、エピポーラ線は多くの場合、画像上で斜めになってしまい、メモリアクセスやエピポーラ線の計算の効率が良くありません。そこで、カメラを平行に設置した平行ステレオ視が一般的に用いられます。カメラキャリブレーションにより求めた内部パラメータ、外部パラメータ、歪係数を用いることで画像を平行化できます(図2)。平行化処理は、レクティフィケーションと呼ばれています。レクティフィケーション後の画像では、エピポーラ線が画像の横軸と平行になるため、高速に対応点探索を行えるわけです。○対応点探索対応点探索には、小領域毎に視差を求めるテンプレートマッチングによる方法、画像全体で最適な解を求めるグローバルマッチングによる方法、注目画素の周辺のみで最適な解を求めるセミグローバルマッチングによる方法があります。リアルタイム性を重視するのであれば、テンプレートマッチングによる方法が良いでしょう。リアルタイム性を重視しないのであればセミグローバルマッチングやグローバルマッチングを用いることもできます。○コーディングOpenCVでは、“opencv/sources/samples/cpp/”にサンプルコード“stereo_calib.cpp”と“stereo_match.cpp”が用意されていますので参考にしてみてください。ステレオカメラのカメラキャリブレーションでは、2台のカメラでキャリブレーションパターンを同時に撮影し、その画像セットをcv::stereoCalibrate(魚眼レンズの場合はcv::fisheye::stereoCalibrate、全方位カメラの場合はcv::omnidir::stereoCalibrate)の入力として、2台のカメラの内部パラメータ、歪係数、カメラ間の外部パラメータを求めることができます。そして、画像を平行化するレクティフィケーション処理は、cv::StereoRectify(魚眼レンズの場合はcv::fisheye::StereoRectify、全方位カメラの場合はcv::omnidir::StereoRectify)で平行化するためのパラメータを求め、cv::initUndistortRectifyMap(魚眼レンズの場合はcv::fisheye::initUndistortRectifyMap、全方位カメラの場合はcv::omnidir::initUndistortRectifyMap)を用いて画素毎の変換テーブルを作成し、cv::remapで画像を補正します。図3は、ステレオカメラの処理フローと処理結果です。Disparity Map(視差マップ)は、近くを白、遠くを黒として可視化したものです(テンプレートマッチングによる手法で求めた結果)。レクティフィケーションにより、2台のカメラにより撮像した画像を平行化できていることがおわかりいただけるかと思います。著者プロフィール樋口未来(ひぐち・みらい)日立製作所 日立研究所に入社後、自動車向けステレオカメラ、監視カメラの研究開発に従事。2011年から1年間、米国カーネギーメロン大学にて客員研究員としてカメラキャリブレーション技術の研究に携わる。現在は、日立製作所を退職し、東京大学大学院博士課程に在学中。一人称視点映像(First-person vision, Egocentric vision)の解析に関する研究を行っている。具体的には、頭部に装着したカメラで撮影した一人称視点映像を用いて、人と人のインタラクション時の非言語コミュニケーション(うなずき等)を観測し、機械学習の枠組みでカメラ装着者がどのような人物かを推定する技術の研究に取り組んでいる。また、大学院での研究の傍ら、フリーランスとしてコンピュータビジョン技術の研究開発に従事している。専門:コンピュータビジョン、機械学習
2016年02月09日ビックカメラは2月6日から、ビックカメラやコジマなどの一部の店舗にて、訪日旅行客向けの福袋「2016年春節福袋」を販売する。「春節」の休暇に合わせて来日する旅行客をターゲットとした福袋で、購入時は日本国籍以外のパスポートを提示すると免税会計が可能。また、購入した商品を空港まで届ける「BIC CAMERA AIRPORT DELIVERY」や、最短30分で指定エリア内の宿泊ホテルに宅配する「ビック超速便」などの配送サービスに対応している。取り扱い店舗は、池袋本店や有楽町店などのビックカメラ17店舗と、秋葉原本店とイオンモールKYOTO店のソフマップ2店舗、コジマ×ビックカメラ函館店やコジマ×ソフマップ 神戸ハーバーランド店を含むコジマ4店舗。なお、2016年春節福袋は日本国籍の人も購入できる。福袋の一例は以下の通り。価格はすべて税別となっている。「一眼レフカメラセット」 168,800円キヤノン製デジタル一眼レフカメラ、交換レンズ、レンズフィルター、メモリーカードなど「チェキプリンターセット」 21,800円スマートフォン用チェキプリンターとチェキ用フィルム各種のセット「ダイソンセット」 49,800円ダイソン製サイクロン掃除機とハンディ掃除機のセット「人気美顔器セット」 29,800円肌保湿をサポートする美顔器と目もと用美顔器のセット「ヘアケアセット」 15,500円イオンドライヤーと音波振動ヘアブラシのセット「ステンレスボトル・スープジャーセット」 5,480円~ステンレスボトル2個とスープジャー1個のセット「マイク付イヤホン、ブルートゥーススピーカーセット」 19,800円~マイク付きイヤホンとBluetoothスピーカーのセット
2016年02月05日Sony Electronicsは米国時間2月3日、APS-Cセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラ「α6300」を発表した。米国では3月の発売を予定しており、価格はボディのみで約1,000ドル、16-50mmレンズキットで1,150ドル。α6300は、425点の像面位相差AF測距点を持つ最新版「4Dフォーカス」システムにより、世界最速0.05秒のAF性能をうたうミラーレス一眼カメラ。コンティニュアスAFを用いながら、秒間11コマの高速連写を可能としている。レンズマウントはソニーEマウント。APS-Cサイズ・有効2,420万画素のExmor CMOSセンサーは新たに開発された銅配線仕様のもので、画像処理エンジンBIONZ Xとの組み合わせにより、ISO100~25600 (拡張51200)の感度をサポートする。また、α7S IIと同様に、全画素読み出し・画素加算なしの4K/30p動画撮影が可能。フルHD解像度では120pのハイフレームレート動画を記録できる。動画撮影時のダイナミックレンジも飛躍的に拡大されている。電子ビューファインダーは約240万ドットの有機EL方式。背面のモニターは3型・92万ドットのTFT液晶。Wi-FiやNFC機能、電子水準器を搭載している。本体サイズはW120.0×H66.9×D48.8mm。ボディ素材にはマグネシウムを採用し、重さは約404g(バッテリーとメモリーカード含む)となっている。
2016年02月04日ニコンイメージングジャパンは2月4日、デジタル一眼レフカメラ「D500」と、関連アクセサリーの発売延期を発表した。D500は、1月6日に発表されたニコンDXフォーマット採用のデジタル一眼レフカメラ。同社は当初、発売日を3月とアナウンスしていたが、このたび4月下旬に延期した。理由については「発売に必要な台数をご用意できないため」と説明している。D500は、新フラッグシップ「D5」と同等のAFモジュールを採用し、153点のフォーカスポイント(中央部と周辺部の99点はクロスセンサー)を実現。画像処理エンジン「EXPEED 5」と新開発のニコンDXフォーマットCMOSセンサーを搭載する。推定市場価格はボディのみで税別259,000円前後だ。発売延期の対象となる製品は以下の通り。D500D500 16-80 VR レンズキットワイヤレストランスミッター WT-7マルチパワーバッテリーパック MB-D17セミソフトケース CF-DC8ストラップ AN-DC17USBケーブル用端子カバー UF-7ステレオミニプラグケーブル用端子カバー UF-8
2016年02月04日箱根登山鉄道は、2015年10月10日より、「デジタル列車無線システム」の運用を開始したことを発表した。同システムには、NECのデジタル無線システムが採用されている。列車無線システムは、列車に搭載された無線装置を、基地局経由で指令所と接続することにより、情報伝達などを行うシステム。同システムは、デジタル無線を採用することで、伝送路上で音声にノイズが発生しても受信側で修正が可能になっている。これにより、ノイズに強く通話品質の変動が少ない安定した音声通話を実現する。さらに、無線伝送の音声信号にデジタル暗号処理をかけることにより、通信の秘匿性も向上するという。また、複信方式を採用することにより、音声の送信・受信が同時に行えるため円滑な情報伝達が可能となる。そのほか、中央制御装置・基地局間や各基地局間をつなぎ、信号を伝送する「アプローチ回線」に関して、既設の通信メタルケーブル設備を活用することにより、列車無線専用の光ケーブルなどの新設が不要となるとしている。
2016年02月03日キヤノンマーケティングジャパンは、デジタル一眼レフカメラの最上位モデル「EOS-1D X Mark II」の発表に合わせて、その特長を紹介する動画をYouTubeに公開した。有効約2,020万画素の35mmフルサイズCMOSセンサー、デュアルピクセル CMOS A、映像エンジン・デュアルDIGIC6+、常用ISO51200の高感度対応、14コマ/秒の高速連写(ライブビュー時は16コマ/秒)、約36万画素RGB+IRセンサー、最大61の測距点を持つ新AFシステム、視野率100%のインテリジェントビューファインダー II、-EV3のAF低輝度限界、カメラ内現像におけるデジタルレンズオプティマイザー、GPSの内蔵、4K/60pおよびフルHD/120pの動画撮影と4Kフレームキャプチャー機能、タッチパネルの搭載、各種テストをクリアした耐久性など、EOS-1D X Mark IIの特長をイメージで伝える内容となっている。EOS-1D X Mark IIは、4月下旬の発売予定で、価格はオープン。キヤノンオンラインショップにおける価格は税込732,240円となっている。スペックや機能については、こちらのニュース記事を参照いただきたい。
2016年02月02日キヤノンは2月2日、デジタル一眼レフカメラの最上位モデル「EOS-1D X Mark II」を発表した。発売は4月下旬を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は税込730,000円前後。EOS-1D X Mark IIは、2012年6月に発売された「EOS-1D X」の後継となるプロ向けフラッグシップモデル。新たに開発した有効約2,020万画素の35mmフルサイズCMOSセンサー、そして映像エンジンDIGIC6+をデュアル搭載する。EOS-1D Xの約1,810万画素から高画素化を図りつつ、集光率を高めた「ギャップレスマイクロレンズ」により暗所撮影性能を向上。静止画撮影時の感度は常用でISO51200、拡張でISO409600までサポートする。また、4K/60p、フルHD/120pの動画撮影も可能となっている(EOS初)。JPEG撮影においては、EOS-1D Xで実現していた周辺光量補正と色収差補正に加え、歪曲収差補正と回折補正が可能に。さらに、RAW現像ソフト「DPP」に頼らず、EOS-1D X Mark II単体でデジタルレンズオプティマイザーを適用できる。AFについては、最大61の測距点数こそEOS-1D Xと同じだが、測距エリアは中央部で上下約8%、周辺部で上下約24%の拡大を達成。61全ての測距点がF8AF対応となり、中央測距点の低輝度限界はEV-3まで向上している。また、ミラー機構も設計を見直し、動作時の衝撃をさらに低減。秒間14コマの高速機能を実現している(ライブビュー時は秒間16コマ)。そのほか、Dual Pixel CMOS AFによるライブビュー撮影時や動画撮影時の高速AF動作、約36万画素RGB+IRセンサーによる顔認識や色認識精度の向上、フリッカーレス撮影、接近してから遠方に逃げる動体撮影に向くAIサーボAF III、ファインダー内AFフレームの赤色表示、GPSの内蔵、USB 3.0の搭載、4K動画からの静止画切り出しなど、数々の機能向上を図っている。本体サイズはW158.0×H167.6×D82.6mm。重量は約1,340g(本体のみ)。背面の液晶モニターは3.2型ワイド・162万ドット。レリーズ耐久回数は40万回。記録メディアについては、CFとCfastのデュアルスロット仕様となっている。
2016年02月02日パナソニックは1月29日、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、同社が開発した高解像度4Kネットワークカメラなどを活用した防犯カメラシステムの実証実験を、2月14日に市立吹田サッカースタジアムで実施すると発表した。今回の実証実験は、同社が開発した高解像度4Kネットワークカメラおよび9メガピクセル全方位ネットワークカメラなどを活用した防犯カメラシステムを、市立吹田サッカースタジアムに設置し、スタジアムに来場する観客の行動や混雑状況などを見守るというもの。カメラでは、スタジアム内で起こる観客の危険行為や混雑などの事案・事象を検知し、その事案・事象部分を最適な大きさに切り出し拡大表示するという。切り出された画像による事案・事象の視認性を評価することで、スタジアムにおける高解像度ネットワークカメラの有用性を確認するとしている。
2016年02月01日ドスパラは29日、暗視撮影が可能な「デジタル・ナイトビジョン(DN-13592)」を、同社運営の「上海問屋」にて発売した。価格は19,999円(税込)。DN-13592は、暗所でも適正な明るさで写真や動画を撮影できる赤外線カメラ。撮影データはSD/SDHCカード(最大32GB)に記録する。撮影時の倍率を切り替えるZOOMボタン、赤外線照射の明るさを調整するIRボタンなどを装備している。電源は単3形乾電池×8で、バッテリー駆動時間は約4~10時間となっている。主な仕様は、対物レンズ径が40mm、ディスプレイが2インチのTFT液晶(320×240ドット)、サイズがW185×H145×D55mm、重量が約413g。
2016年01月29日オリンパスは、ミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN-F」を「オリンパスプラザ東京」「オリンパスプラザ大阪」にて2月1日から先行展示する。また、2月6日から順次トークイベントを開催。いずれも事前予約不要で、入場無料だ。PEN-Fは1月27日に発表されたミラーレスカメラ。発売は2月26日だが、それに先がけて2月1日から、オリンパスプラザ東京・大阪のショールームにてカメラと関連アクセサリー(一部除く)を先行展示する。2月6日からはオリンパスプラザ東京・大阪にてトークイベントも開催。講師に赤城耕一氏、飯田鉄氏、河田一規氏、曽根原昇氏を迎える。トークイベントの事前予約は不要だが、席に限りがあるため入場制限する場合がある。開催時間などの詳細は以下のとおり。
2016年01月28日オリンパスは1月27日、マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN-F」を発表した。発売は2月26日。パッケージはPEN-F本体のみのものと、交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」が付属するレンズキットの2種類が用意される。価格はいずれもオープンとなっており、推定市場価格(税別)は本体のみが150,000円前後、レンズキットが210,000円前後だ。PEN-Fは、1963年に発売された世界初のハーフサイズ一眼レフカメラ「ペン F」のボディラインやシルエットを継承するデジタルカメラ。トップカバーとフロントカバーにはマグネシウム、ボディー底面と削り出しのダイヤルにはアルミを採用しているほか、外側からビスが見えない設計にするなど外観にもこだわった。バリアングル液晶の裏側にはボディと同じ革素材を使用。また、ユーザーの右手親指が当たる部分には、ホールド性をサポートするため、ボディに凹みを設けている。フィルム選びから現像・焼き付けといったフィルムカメラのプロセスをデジタルで楽しめる「モノクロ/カラープロファイル機能」を搭載。「モノクロプロファイルコントロール」では、カラーフィルター効果とハイライト&シャドーコントロール、シェーディング効果、粒状フィルム効果、調色の5つの効果を組み合わせて作品づくりができる。初期状態のほか、コントラストの効いたモノクロフィルム調の「クラシックフィルムモノクローム」、赤外フィルター効果を強調した「クラシックフィルムIR」がプリセットされている。「カラープロファイルコントロール」では、12分割した色の彩度をそれぞれ-5~+5まで11段階で調整できるほか、ハイライト&シャドーコントロールも組み合わせ可能だ。初期状態のほか、渋みと重厚感ある色調の「クロームフィルム リッチカラー」、彩度が高い「クロームフィルム ビビッド」があらかじめ登録されている。モノクロ/カラープロファイル機能には、ボディ前面の「クリエイティブダイヤル」からアクセスできる。アートフィルターやカラークリエーターも同ダイヤルから設定可能だ。撮像素子には新開発の2,030万画素Live MOSセンサー、画像処理エンジンには「TruePic VII」を採用。ローパスフィルターレス仕様になっており、低感度側はISO80相当まで対応する。5軸VCM手ぶれ補正機構を搭載しており、シャッタースピード最大5段分の補正が可能だ。撮像素子を高速でずらしながら8回撮影した画像をもとに、高解像度写真を生成する「ハイレゾショット」は約5,000万画素相当へ進化した。電子ビューファインダー(EVF)は236万ドットで視野率100%、倍率は1.23倍(35mm判換算で約0.62倍)となる。ダイナミックレンジが拡大される「OVF シミュレーション」を使えば、目視に近い状態で各種設定を変更可能だ。レリーズタイムラグはミラーレス一眼カメラで最短となる0.044秒(メカシャッター時)を実現。完全無音で撮影できる電子シャッターの「静音撮影モード」、機構ブレを低減する電子先幕シャッターの「低振動モード」を用意する。「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark II」にも搭載されている「AFターゲットパッド」機能を備える。ファインダーを覗きながら背面の液晶モニターを指でなぞって、81点の合焦ポイントからピント位置を決められるというものだ。主な仕様は、マウントがマイクロフォーサーズ、撮像素子が4/3型(17.4×13mm)・有効2,030万画素のLive MOSセンサー、対応感度がLow(ISO80相当)~ISO25600、シャッター速度が1/8,000~60秒(メカニカルシャッター)。本体サイズはW124.8×D37.3×H72.1mm、重量は本体のみで約373g、バッテリーとメモリーカードを含む状態で約427g。防塵防滴仕様の外付けフラッシュ「FL-LM3」が付属する。別売のアクセサリとして、外付けグリップ「ECG-4」、本革ストラップ「CSS-S120L PR」、本革ラッピングクロス「CS-48 PR」、本革カメラバッグ「CBG-11 PR」、本革ボディジャケット「CS-47B」を用意する。
2016年01月27日「絞り優先」や「シャッタースピード優先」といった撮影モードでは、カメラが露出を決めてくれるので、撮影者は難しく考えなくてもキレイな写真を撮れます。しかし、あくまでも "カメラが決めた" キレイな写真なので、それが撮影者のイメージと合致するとは限りません。そういった場合に使うのが「マニュアル」モードです。マニュアルモードではその名の通り、絞りやシャッタースピードなど、すべての設定項目を撮影者が決めて撮影します。何も考えずにマニュアルモードにしてシャッターボタンを押すと、たいがいは明る過ぎて白く飛んでいるか、暗くて何もわからない、といった写真になります。でも安心してください。最近のデジタル一眼カメラには「ライブビュー」撮影機能が備わっています。絞りやシャッタースピードを変更すると、液晶モニターの映像にもその設定がリアルタイムに反映されるので、どのような写真が撮れるかスグにわかります。では、どういった場合にマニュアルモードを使うのでしょうか? まず、プロカメラマンがスタジオで製品や人物を撮影する場合は、露出や色味を均一にするためにマニュアルモードを使います。また、外部ライトを使って演出を変えたい場合や、明暗差の激しいステージ撮影にもマニュアルモードが活躍します。屋外では夜景や花火を撮影する際にも有効です。とくに打ち上げ花火の撮影では、好きなタイミングでシャッターを開け閉めできる「バルブ」機能が便利です。覚えておくと夏が楽しみになりますね。このように撮影のセッティングが決まっているときや、少しずつ設定を変えて撮影したいときにマニュアルモードが役立ちます。
2016年01月21日デジタル・ナレッジは1月21日、教育ビッグデータ統合プラットフォーム「KnowledgeRecorder(ナレッジレコーダ)」の提供を開始した。同プラットフォームは、eラーニングだけでなく、教室講義などのリアルでの学習を含めた"すべての学習経験"を採取して記録するLRS(Learning Record Store)として、学習履歴の収集・蓄積から学習履歴の可視化、証明書の発行までをワンストップで提供するというもの。さらに、オプションの「Analytics+(アナリティクス プラス)」と接続することで、より詳細な分析や自動アクション(Robot)を可能にするという。学習履歴の収集・蓄積については、「マナビAPI」が公開されており、これによって、自社のサービスや、学校の授業、映像授業の視聴、実習、読書など、さまざまな学習履歴を送信することができるという。同APIは、OAuth 2.0/xAPI(Experience API,Tin Can API)/IMS Caliper(予定)をサポート。学習履歴の可視化については、「指標管理」と「証明書」の2つの機能が用意されている。「指標管理」では、今学んでいる受講者の全体平均が習得レベル目標に達することができそうか、ある科目の質問発生数を目標以下にできるかなど、学習履歴をグラフ化することで、教育におけるKPIを日々管理することができる仕組みとなっている。「証明書」は、学習成果を証明するバッジで、取得条件と学習履歴を元に発行される。「KnowledgeRecorder」では、発行者や取得者の情報、取得条件、取得に際してどのようなことを経験したかといった情報が表示された「認定証」を発行することが可能となっている。
2016年01月21日クレストとフューチャースタンダードは1月21日、通行人の関心度を記録して店頭ディスプレイの効果を数値化するカメラ「Esasy(エサシー)」を共同開発し、2月1日から受注を開始すると発表した。「Esasy」では、ディスプレイ前を通過する人数や人通りの多い時間帯の検知、ディスプレイを見ているかどうかの検知、ディスプレイ前の滞留時間やディスプレイのどのエリアに関心を持つかなどを画像を元に数値化。これによって様々なディスプレイの効果を測定できるという。ディスプレイへの「正対値」(正面を向いている人の数・位置・距離・時間)をトラッキングし「関心度」として数値化することで、サイン効果を定量的に測定できるほか、時系列データとしてグラフ化することもでき、複数のカメラセンサーを対象物視線上に配置し、複数台から抽出した「関心度」データを集計することで「注目を浴びている対象物(広告物)」を特定することも可能になるという。なお、データはインターネットを介して、CSV形式でサーバーにアップロードされる。「Esasy」には、カメラとWi-Fiドングルがセットになった「Wifiモデル」と、カメラと通信機の「LTEモデル」がある。料金はWifiモデルが導入時128,000円(税別)/台、月額が10,000円/台。LTEモデルが導入時155,000円(税別) /台 、月額が18,000円/台。契約はいずれもリースとなる。
2016年01月21日ライカカメラは1月21日、アウトドア仕様のコンパクトデジタルカメラ「ライカ X-U」を発表した。発売は2月13日で、価格は税込432,000円。ライカ X-Uは、IP68相当の防塵・防水性能をはじめ、耐衝撃性能、耐寒性能を持つコンパクトデジタルカメラ。耐久性を重視したアウトドア仕様のカメラはライカ初となる。有効1,620万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載し、レンズには「ライカ ズミルックス f1.7/23mm ASPH.」(35mm判換算で35mmの画角に相当)を採用。自然な色再現でディテールまで鮮鋭に描写するという。水中では水深15m以内で60分までの撮影が可能で、水中での撮影に適した設定にできる「水中スナップボタン」を備える。デザインはアウディ社のデザインチームが手がけ、ミニマルな外観に仕上がっている。トップカバーにはアルミニウム、外装にはTPE素材を使用し、設定ダイヤルはアルマイト仕上げとなっている。フラッシュはレンズの上部に内蔵。主な仕様は、撮像素子が有効1,620万画素のAPS-Cサイズ(23.6×15.7mm)CMOSセンサー、レンズの開放F値がF1.7、対応感度がISO100~ISO12500。静止画の記録形式はJPEG、DNG。動画はフルHD(1,920×1,080ドット)またはHD(1,280×720ドット)で撮影可能だ。フレームレートは30fps、記録形式はMP4となる。背面のモニターは3型・約92万ドットの液晶方式で、記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード、マルチメディアカードが使用できる。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約450枚。サイズは約W140×D79×H88mm、重量はバッテリーを含まない状態で約600g、バッテリーを含む状態で約635gとなっている。
2016年01月21日インテージ・ニールセン デジタルメトリクス(INDIGIM)は1月20日、ニールセンのデジタル広告視聴率(Nielsen Digital Ad Ratings)とインテージの高付加価値という消費者パネル情報を組み合わせ、ターゲット・セグメントごとのデジタル広告到達率を測定する新サービス「Targeting Metrics」(ターゲティング・メトリクス)を発表した。併せて、PCで表示したWeb広告を対象とするキャンペーンの効果計測サービスを1月21日に開始した。同サービスの利用により、広告主・広告代理店・広告メディアは性別・年代といった基本的な切り口に加えて、実際の商品購入者属性などを利用したセグメントごとのデジタル広告到達率(リーチ)やターゲット含有率などを迅速に確認し、広告配信の効率化やマーケティングROIの向上に繋げることが可能になるという。なお、同サービスは同社の新規開発商品の第1弾とのこと。販売は同社への出資企業であるインテージとニールセンが行なう。同社は今後も、デジタル広告の購買行動へのインパクトを計測するサービスを追加していく予定としている。
2016年01月21日ケンコー・トキナーは、カメラやレンズの汚れをふき取れるウェットシート「激落ちカメラレンズクリーナー」を1月22日に発売する。希望小売価格は税別860円(30包入り)。サービスセンターなどで行われるアルコール拭きサービスを、自宅でも手軽に行える製品。アルコールは揮発性が高いため、これまでウェットシートとして持ち運ぶのが難しかった。そこで、ケンコー・トキナーは「激落ちくん」シリーズを発売するレックと協力。クリーナーを1枚ずつアルミ個別包装することで製品化した。シートには超極細繊維の三菱製紙ナノワイパーを採用。レンズ表面を傷つけることなく、ナノサイズの繊維で汚れを拭き取る。アルコールは速乾性のため、脂汚れ・指紋といった汚れを落としつつ、拭きスジや拭き跡は残しにくい。プラスチックレンズ、マルチコートレンズにも使用できる。
2016年01月20日ソニーは、4,240万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載するコンパクトデジタルカメラ「RX1R II」(DSC-RX1RM2)を2月19日に発売する。2015年12月に、生産上の都合による発売延期を発表していた。RX1R IIは2015年11月に国内発表されたコンパクトデジタルカメラ。当初、12月中旬発売としていたが、生産上の都合を理由に発売が延期されていた。2016年1月中旬頃に変更後の発売日を案内すると告知していたが、このたび正式に2月19日に決定。価格はオープンで、推定市場価格は税別430,000円前後だ。RX1R IIは4,240万画素の裏面照射型「Exmor R」センサーを搭載した高級コンパクト機。世界で初めて、光学式可変ローパスフィルターを採用した。カメラの設定でローパスフィルターの効果を、オフ/標準/強の3段階に切り替えられる。
2016年01月20日