サンワダイレクトは2日、MiniDisplayPortの映像信号を変換するアダプタ2モデルを販売開始した。PC側のMini DisplayPortに直結して使う。「サンワダイレクト」での直販価格(税別)は2,389円から。○Mini DisplayPort-HDMI変換アダプター 500-KC011MDHMiniDisplayPortやThunderboltからの映像信号をHDMI(メス)出力に変換するためのアダプタ。電源は不要で、HDMI入力を備えたディスプレイなどに映像を出力できる。4K(3,840×2,160ドット)出力に対応するほか、音声出力も可能だ。映像出力は拡張とミラーリングにも対応。本体サイズはW22×D53.55×H13.2mm、重量は約15g。直販価格は2,389円(税別)。○Mini DisplayPort-VGA変換アダプター 500-KC012MDVMiniDisplayPortやThunderboltからの映像信号をD-Sub(メス)出力に変換するためのアダプタ。電源は不要で、D-sub入力を備えたディスプレイなどに映像を出力できる。対応解像度は最大フルHD(1,920×1,080ドット)。500-KC011MDHと同様、映像出力は拡張とミラーリングに対応。本体サイズはW22×D54.56×H13.2mm、重量は約15g。直販価格は2,574円(税別)。
2015年09月03日Analog Devices(ADI)は6月17日、同社のプロセッサ「SHARCシリーズ」として、ARM Cortex-A5を搭載し、オーディオ信号処理ならびに産業機器/自動車分野におけるさまざまな要求に1チップで対応可能としたDSP SoCプロセッサ「ADSP-SC58xファミリ」を発表した。同ファミリはCortex-A5コア(450MHz/300MHz)のほか、浮動小数点DSPコアであるSHARC+を2コア(1コアあたり最大450MHz)に加え、FFT/FIR/IIRといったデジタル信号処理アクセラレータを搭載しており、最大で24GFlops超の演算性能を提供する。内蔵メモリはSHARC+コアあたりL1 SRAM/キャッシュが640KB搭載されているほか、256KBの共有L2 SRAM/キャッシュおよびエンハンスドDMAにも対応。外部メモリとしては高帯域デュアルDDR3インタフェースを搭載しているほか、イーサネットといったネットワークペリフェラルやPCI Expressなどのインタフェースも搭載している。低消費電力CMOSプロセスの採用によるシステム電力の従来製品比50%削減を実現したほか、各種のDSPならびにアクセラレータの活用により、従来製品比で電力効率が2~5倍向上しており、24GFlopsを2W未満の消費電力で実現するという。加えて、システム全体としてみた場合、DSPとマイコンを組み合わせる必要があったが、Cortex-A5コアを搭載したことで1チップでそれらの役割を実現することが可能となるため、従来ソリューション比で33%のBOMコスト削減と最大60%の基板面積の削減を実現できるとしている。なお、同社は併せてCortex-A5コア非搭載の「ADSP-2158xファミリ」も発表しており、2ファミリ合計で8製品が提供されることとなる。また、日本では従来のオーディオ関連以外に産業機器、コンシューマ、車載関連でも活用が可能であることから、そうした分野への拡販を仕掛けていきたいとしている。8製品ともにすでにサンプル出荷を開始しており、単価は米国における参考価格ながら、1万個受注時で17ドルから、評価ボードは495ドルから、としている。
2015年06月18日帝人、タグキャスト、セルクロスの3者は5月25日、都内で会見を開き、O2O(Online to Offline)向けに信号を面で認識できるシート型ビーコン「PaperBeacon」を開発したと発表した。同製品はBluetooth LE(BLE)による通信とセルクロスが保有する「2次元通信技術」を活用することで、従来のビーコンと異なり、スマートフォンやタブレットを同製品の上を置くことで面としての通信を実現し、座席の位置などを特定し、テーブルなどに応じた機能を提供することを可能とするもの。具体的には、セルクロスが保有する電磁波をシールドするメッシュ状の金属の隙間から電磁波よりも短い波長がシート表面近傍に染み出す現象(エバネッセント波)を利用することで、面での近距離通信を可能とする「2次元通信技術」を利用した通信媒体である「セルフォーム」を帝人が開発し、それにタグキャストのビーコン技術「TAGCAST」を組み合わせることで実現したという。セルフォームを採用したシートは布だけでなく、堅いシートやワイヤ状の素材も実現できるため、ウェアラブルへの適用なども考えられるという。このシートは30cm間隔で配置しても、それぞれのPaperBeaconを認識することができ、各ビーコンが発行するIDをクラウド上にて管理することで、サービスの提供が行われる。サービス事業者側は、タグキャストのSDKを用いてアプリを開発することで、簡単にテーブルとビーコンを紐づけることができるようになる。なお、ビーコンにはリチウムイオン電池が搭載されており、1年程度の稼働が可能。導入費用は初期費用が5000円、管理システムの運用/保守で月額800円としているが、導入台数などによって価格は変わってくるとのこと。また、想定用途は飲食店や学校などを中心に考えているとするが、グローバルに需要があるとのことで、新たな利用方法の模索なども図っていき、セルフォームビジネスとして従来のIDタグによる物品管理などと併せて2019年度で20億円としているほか、同製品単体では初年度で1万枚の出荷を目指すとしている。国内発売は6月1日からで、設計/製造を帝人とセルクロスが担当し、販売/運用/保守をタグキャストが担当する。
2015年05月25日Teledyne LeCroyの日本法人であるテレダイン・レクロイ・ジャパンは、リアルタイム・オシロスコープ用のPAM4信号を解析するソフトウェアを発表した。PAM4伝送方式によってデータ伝送容量を従来の2倍に向上させようとする次世代高速電気/光通信においては、新しい伝送方式に応じた評価/解析手法を求められており、この新しいソフトウェアはこうした要望に応えるもので、PAM4信号の3つのアイで個別にアイパターン、ジッタおよびノイズ解析を行う。PAM4伝送方式は、1シンボルを4つのレベルで表現することで、1シンボルで2ビットの情報を送ることができる。しかし、情報量を2倍にすることで2レベルしかないNRZ伝送と比較して信号が複雑になる。アイがNRZ伝送は1に対してPAM4伝送においては3つあり、遷移がNRZ伝送は2種類に対してPAM4伝送においては12種類もある。このため、送信機デバイス、チャネルやリンクがどのようにPAM4信号に影響しているかを理解したり、PAM4信号の信号品質をビット・エラーと関連付けて定量的に評価することが必要となる。従来のオシロスコープ用のシリアル・データ解析ソフトウェアは、NRZ信号を前提に作られており、PAM4信号の解析には4レベルの信号を解析する新たなソフトウェアが求められている。今回発表した新しいソフトウェアは、4レベルの信号伝送に特化して作成されており、PAM4信号の3つのアイで個別にアイパターン、ジッタおよびノイズの解析が行える。ジッタとノイズは各々ランダム成分とデタミニスティック成分に分離してジッタとノイズの振る舞いを完全に把握する。ジッタとノイズの定量的な計測とEyeHeightやEyeWidthの計測に加えて、ヒストグラムやトラック、スペクトラムとしたさまざまな表示方式を用いることで問題の根本原因を探ることができる。
2015年03月30日キーサイト・テクノロジーは3月11日、人工衛星からの無線信号をモニタリングし、その無線信号の有効性(シグナルインテグリティ)を検証する衛星信号モニタリングリファレンスソリューションを発表した。同ソリューションは、ステップFFTスペクトラム機能を備えたパフォーマンスベクトルシグナルアナライザ「M9393A PXIe」1台と業界標準であるソフトウェア「89600 VSA」をベースとしたコンパクトなシステムとなっている。M9393A PXIeはデジタルイメージ除去と雑音補正の機能を有し、10kHz分解能帯域幅で最大27GHzまで、1秒以内でのスペクトラムモニタが可能となっている。また、160MHz帯域幅内で複数のキャリア信号の正確なデジタル変調解析機能を有するほか、オプションSSAによるスペクトラムモニタとデジタル変調の同時解析機能を備える。特に、89600 VSAオプションSSAを使用することにより、高速な信号解析機能が拡張されるため、複数キャリア信号のパワースペクトラムと同時に変調解析が可能になる。これにより、リアルタイム性を欠くことなく衛星信号の有効性を効率よく検証できる。さらに、今までは複数台必要だったスペクトラムアナライザをPXIeモジュール型のシグナルアナライザ1台に置き換えることができ、省スペースかつ低テストコストを実現できる。
2015年03月12日サンワサプライは17日、HDMI信号をコンポジットビデオとアナログ音声に変換するコンバータ「VGA-CVHD3」を発売した。価格は10,584円。PCやゲーム機などのHDMI信号出力を、コンポジットビデオとアナログ音声の出力に変換するコンバータ。HDMI入力を持たないディスプレイやプロジェクターでの使用を想定する。HDCPに対応しているので、保護されたコンテンツも表示可能。ドライバを使うことなく利用でき、USBバスパワーで動作する。アナログ信号はNTSCとPALの両方に対応。対応する入力解像度は最大1,920×1,080ドットまでで、対応する入力音声はリニアPCM(2チャンネル)。出力解像度は最大720×280ドット。本体サイズはW60×D55×H20mm、重量は約40g。
2015年02月17日ローデ・シュワルツ・ジャパンは2月6日、DOCSIS 3.1に対応したマルチチャネル放送信号発生器「R&S CLGD」を発表した。同製品は、DOCSIS 3.1に対応したケーブルテレビネットワークをシミュレートできるテスト機器である。DOCSIS 3.0/3.1、DVB-C、アナログTV信号の生成が可能で、ケーブル伝送におけるあらゆる伝送負荷試験が可能なため、民生機器や、プロ用機器のメーカーだけでなく、ケーブルネットワーク事業者も新しいサービスに向けたチャネルプランの検証に使用できる。また、DOCSIS 3.0/3.1、J.83(Annex A/B/C)、アナログテレビの信号を複数チャネル、同時に生成できる。ダウンストリームまたはアップストリームの動作モードそれぞれで、考えられるあらゆるチャネル負荷シナリオをシミュレーションすることができる。具体的には、同製品のダウンストリームモードでの周波数範囲は47MHz~1794Hzで、最大192MHzの帯域幅のDOCSIS 3.1信号を最大6チャネル生成できるのに加え、各チャネルのレベル、周波数、符号化率、コンスタレーションを個々に設定することが可能となっている。さらに、ケーブルQAM信号やアナログTV信号をDOCSIS 3.1信号の間や隣接チャネルに同時に生成することができる。一方、アップストリームモードでの周波数範囲は5MHz~204MHzで、DOCSIS 3.1のOFDM信号とDOCSIS 3.0 TDMA/CDMA信号を自由に組み合わせて、同時に信号生成できる。また、柔軟なマルチチャネル信号生成機能により、チューナ、ケーブルモデムおよびCMTSのアップストリーム受信部のテストに最適で、主に隣接チャネルに存在するQAMもしくはTDMA/CDMA信号が、DOCSIS 3.1信号の受信にどのような影響を与えるかを試験できる。そして、ガウスノイズ、反射および狭帯域干渉などの異なるタイプの干渉要素を追加することにより、より現実的なシミュレーションが行える。この他、リニアリティケーブルアンプもしくはE/O変換器の変調を測定する際にも使用できる。なお、価格は560万9000円(税抜き)。また、本体にダウンストリームオプションを含めた必要最小構成では922万5000円(税抜き)、本体にアップストリームケーブルモデムエミュレータオプションを含めた必要最小構成では893万円(税抜き)となっている。
2015年02月06日STMicroelectronicsは1月21日、1チップに信号調整および保護機能を集積したUltraHD対応のHDMI用デバイス「HDMI2C1-14HD/14HDS/14HD/6C1」4品種を発表した。同シリーズは、すべてのDDC(Display Data Channel)ラインにアクティブプルアップ回路を搭載しているため、UltraHD信号の整合性を維持しながら、HDMIケーブルの品質による影響を最小限に抑える。さらに、内蔵するESD保護回路の信号帯域幅が10GHzに増加されており、高速のUltraHD信号をひずませることなく通過させる。また、10Vの低クランプ電圧と30nsの高速な応答時間が、微細加工プロセスで製造され、かつESDの影響を受けやすい最新のHDMI用ASICを、過渡現象による破壊から保護する。さらに、同シリーズを採用することにより、ディスクリートの保護デバイスが不要になるため、基板スペースを約80%削減することができる。加えて、製品開発期間が短縮されるため、UltraHD対応セットトップボックスやBlu-rayプレーヤといった急速に進化するコンシューマ機器の開発にも対応する。そして、ピン配置は、安価な単層または2層の基板向けに最適化されている。この他、短絡および加熱保護機能内蔵の5V低ドロップアウト(LDO)レギュレータや、HDMI DDC、CEC(Consumer Electronic Control)、ホットプラグ検出(HPD)ライン向けのバックドライブ保護付きレベルシフタも搭載されている。また、同シリーズの4品種のうち、「HDMI2C1-6C1」は、外付けのESD保護デバイスまたはHDMIデータライン用のコモンモードフィルタ「ECMF」シリーズを併用することで、さまざまな設計要件に対応できるという。なお、パッケージはQFN-36LまたはμQFN-18L。価格は100個購入時で「DMI2C1-14HDS」が0.63ドル、「HDMI2C1-6C1」が0.50ドル。
2015年01月22日世界各国、(数の違いはあれ)見ない国はない信号機。日本国内では高い位置に青・黄・赤3色の信号機が設置されているのが一般的ですが、いざ世界に出ると色の並びや呼び名、設置位置が全然違ってくるんです。ということで、今回は日本在住の外国人20名に「日本の信号、母国のものとくらべて機能性(見やすさなど)はどうですか?」と質問してみました。■日本のほうがよい。(ロシア/20代前半/女性)■日本のほうがわかりやすいし、明るくて見やすい。(タイ/30代後半/女性)■鮮明で見やすい。(イギリス/20代前半/女性)■見やすいと思います。(ペルー/30代前半/男性)■日本のほうが見やすいです。音声もついていてとても効果的だと思います。(スペイン/30代後半/男性)■スウェーデンは信号がすごく低い位置にあるので、日本のほうが見やすい。(スウェーデン/40代後半/女性)■見やすく、壊れていることがほとんどないです。(ブラジル/20代後半/男性)■日本の信号のほうが機能がよいです。(ベトナム/30代前半/女性)日本がよいという回答群。以前行ったアンケート(「日本の信号、かっこいいと思いますか?」)でも記載したように、日本に電気式信号機が初めて登場したのは1930年です。また高さの話がありましたが、現在は高さ5m前後に設置されている箇所が大半です。回答にもあるようにスウェーデンでは高さ2~3mの標識や信号機が中心ですので、日本の環境はかなり見やすいことでしょう。視認性の高いLEDランプは2012年時点で普及率約40%と増加中。ブラジルのように手入れの悪い信号機、タイのような手動信号などを見る機会もほぼありません。国の状況によって日本のほうが見やすいという回答になるのもうなずけますね。ちなみに、信号の近くに電灯を建てるなど視認性を高める環境研究も行われており、見えやすさには周囲の環境整備も重要だと言えそうです。■そんなに変わらないと思います。(トルコ/30代前半/女性)■ほぼ変わりません。(チュニジア/40代後半/男性)■あまり変わりません。(台湾/40代前半/男性)■あまり変わらないです。(アメリカ/20代後半/男性)■まったく同じです。(アルゼンチン/30代前半/男性)■同じです。(フィリピン/40代前半/女性)■同じくらいですね。(韓国/40代後半/男性)■ほぼ同じぐらいだと思います。(マレーシア/30代前半/男性)■安全に渡れればいいのであまり意識したことがない。大阪の秒が表示される信号はせっかちな大阪人によさそう。(ドイツ/40代前半/女性)変わらない、同じという回答。アメリカやアルゼンチンなどは縦型の信号が一般的ですが、日本でも雪国は縦型なのでお住まいの地域では特に変化も感じないのでしょう。興味深いのがドイツの方の回答。日常に関わる公共物は、意識をさせない物ほど整備が行き届いているとも言い換えられますが、まさにそのことを指していると言えますね。■日本では信号はほとんど丸ですが、中国は車両通行に対して矢印を使っています。歩行者用信号は、緑は歩く人形が表示され、赤は人形が止まります。それぞれ秒数も表示されます。(中国/20代後半/女性)■日本のは使いにくくて大変危ない。(オーストラリア/40代前半/男性)■日本は信号機の印が多くてわかりにくいです。(イスラエル/30代後半/女性)中国の方は違いを記載してくれました。車両用信号に矢印が出るのは、オーストラリアも同じ。日本の青だけの表示はどこか不安にさせるんでしょうか…。イスラエルなどもそうですが、青から赤になる時に間に黄信号を挟んだり、赤と黄を一緒に点灯させたりする国が意外と多いのには驚きました。海外旅行が好きな方、海外でレンタカーをよく使う方だと、こうした信号の違いもよくご存じかもしれません。国内にいると身近すぎてあまり意識しないものですが、実はかなり奥深い存在なんですよね。
2015年01月22日世界各国、車が走る場所にはほぼ設置されている信号機。日本に住んでいると青・黄・赤という呼び名のランプが左から並んでいると思いがちですが、実は並びが逆の国や、色の呼び名が違う国などもあるんですよね。また、最近ではLED電灯への切り替えとともに、電光掲示版式のグラフィック表示も増えてきました。そこで今回は、日本在住の外国人20名に「日本の信号、かっこいいと思いますか?」と質問してみました。■LED系はかっこいいと思います。(マレーシア/30代前半/男性)■はい。(韓国/40代後半/男性)■はい、かっこいいと思います。(スペイン/30代後半/男性)■かっこいいと思います。(ペルー/30代前半/男性)■すごく便利です。(ベトナム/30代前半/女性)■普通だけど最新の薄いのはいいと思う。(イギリス/20代前半/女性)■ふつうです。でも、シンプルで分かりやすいと思います。(タイ/30代後半/女性)■普通のデザインだと思う。(チュニジア/40代後半/男性)■普通。(ロシア/20代前半/女性)■普通だと思います。(ドイツ/40代前半/女性)■普通だと思います。(アメリカ/20代後半/男性)■普通。(アルゼンチン/30代前半/男性)肯定の意見がこちら。「物によってはいい」という意見があったため、今回は「普通」にあたる評価もこちらに含めました。世界初の電気式信号機は、1918年ニューヨーク市内に設置されました。日本では1930年3月、日比谷交差点に設置されたのが最初です。そして緑の「青信号」表記は、初導入時に新聞などが「青信号」と呼んだ名残とされているそうです。車両用は左から青、黄、赤3色の横型(降雪地帯では縦型)、歩行者用は上から赤・青2色の縦型が一般的。その他にも1灯式やいくつかの信号が集合したものなど、交差点の状況、他の交通機関との関連でさまざまな形が存在します。回答の中には、LEDタイプがかっこいいという物も。形状は既存の物と大差ないですが、見え方がクリアになった点、歩行者の待ち時間用メーターがつくなどメカ風グラフィック系のかっこよさが感じられるようになった点などがポイントかもしれません。またLEDでも青は青みの緑に調整し、色弱の人が黄や赤と区別しやすい物にしているそうです。■特にかっこいいとは思いません。(トルコ/30代前半/女性)■特にかっこいいとは思いません。(スウェーデン/40代後半/女性)■ほかの国とあまり違わないので別にかっこいいと思いません。(フィリピン/40代前半/女性)■思いません。(中国/20代後半/女性)■思いません。(台湾/40代前半/男性)■思わない。(イスラエル/30代後半/女性)■いいえ。(オーストラリア/40代前半/男性)■いいえ。(ブラジル/20代後半/男性)アメリカやイギリスなど縦型信号機が多い海外。横型の両脇に赤がふたつある信号機や色が変わると赤黄が点灯する信号機などもあります。一方、横型でも左側通行の日本、右側通行の台湾・韓国では色の配置が逆になるなど、各国ならではの設定になっていることも多いです。ちなみに黄をフランスは「だいだい」、イギリスでは「琥珀」と呼ぶなど色の呼称も少しずつ違います。また、形やグラフィック面で言えば、車両用ではそこまで違わないですが、「アンペルマン(男の子のマーク)」が表示されるドイツ、「WALK(緑)」/「DONT WALK(赤)」表記があるアメリカなどデザイン性の高いものが多いです。それを思うと、否定意見が出るのも仕方がないのかも…。信号って普段はそれほど意識して見ないものですが、色や配置、デザインなど興味深いポイントが多い存在なのですね(筆者は雪国で育ったので長い間信号は縦型だと思っていました)。同じ横型なのに日本と韓国・台湾が真逆というのも、知らずに見るとびっくりしてしまうかもしれません。同じ信号でも、世界規模になればその差もかなり幅広くなります。デザイン面はもちろんのこと、違いをあらためて調べてみると楽しいのではないでしょうか。
2015年01月20日エム・シー・エム・ジャパンは9日、折りたためるLEDソーラーランタン「エムパワード エマージ」を発表した。SOS信号を点灯するモードを搭載する。発売は2015年春で、価格は未定だ。エムパワード エマージは、空気で膨らませて使うLEDソーラーランタン。「ブライト」「スーパーブライト」「点滅」のほか、SOS信号を赤色と白色で繰り返し点灯する「S.O.S.」モードを搭載する。IP67相当の防水・防塵性能を持つ。サイズは、使用時で直径10.5×高さ10.5cm、折りたたみ時で高さ2.5cm、重量は75g。直射日光におよそ8時間当てることでフル充電され、ブライトモードで最大7時間点灯する仕様となっている。
2015年01月09日PALTEKは11月13日、ポータビリティ性を追求した超小型信号発生器「Clock CUBE」を発表した。同製品は、ハードウェアの設計開発の際に必要となるクロック信号を発信する機器であり、サイズが16mm×33mm×33mm、重量が19gと超小型でありながら、精度の高い信号を発信することができる。また、スマートフォンと接続し、アプリケーションから信号周波数の設定することができ、LVDSでは2KHz~250MHz、CMOSでは2KHz~125MHzのクロック信号を発生させることが可能となっている。さらに、USB給電もできるため、手軽に持ち歩くことができる。
2014年11月17日NXP Semiconductorsは、「常時ON」センサの信号処理を低消費電力で実現することを可能とするマイコン「LPC54100シリーズ」を発表した。同シリーズは、センサ・リスニング時に必要な電流を3μAに抑えているほか、非対称デュアルコア・アーキテクチャを採用することで、スケーラブルなアクティブ消費電力/性能の最適化を実現することが可能となっている。このため、競合製品に対し平均消費電力を20%低減することが可能だという。また、センサ・データの収集や蓄積、外部との通信には55μA/MHz Cortex-M0+コアを用い、高度な数値演算を伴うアルゴリズム(モーション・センサ・フュージョンなど)ではCortex-M4Fコア(100μA/MHz)を使用することで処理時間を短縮することから、全体的な消費電力の節減が可能となっている。さらに、電力効率向上のためにゼロから開発したアナログ/デジタル・インタフェースを採用しており、センサ信号処理ではクラス最小の消費電力を実現しているほか、全電圧範囲(1.62V~3.6V)でフルスペック性能の実現を可能にする12ビット、4.8MspsのA/Dコンバータ(ADC)や低消費電力のシリアル・インタフェースなども含まれているという。なお同シリーズは3.2mm角のWLCSP49と10mm角のLQFP64パッケージで2015年第1四半期から出荷開始予定で、単価は1万個で1.99ドルからとなっている。
2014年11月13日NTTデータは11月10日、中国・吉林市において、吉林市と同市現地企業となる吉林市伯瑞信息技术有限公司と協力し、ビッグデータを活用した渋滞予測・信号制御シミュレーションの実証実験を開始した。同実証実験は、2014年11月から12月の二カ月間、車載端末を通じて収集されたバス車両165台のプローブ情報と道路・交通量調査の統計情報を組み合わせて渋滞予測・制御シミュレーションを実施。吉林市の交通渋滞改善に向け、渋滞緩和につながる最適な信号パラメーターを生成し、吉林市中心部の信号機約100カ所に反映する。効果検証では、バス移動時間・運行時間間隔・交差点待時間などを信号制御最適化前後で比較することで、渋滞緩和とバス運行の円滑化効果を評価し、バス運行時間の遅れを約2割改善することを目指す。本実証実験の成果は、2015年初旬に発表予定となり、実験で得た結果を基に交通管理ソリューションを実用化。日本国内および世界各国への展開など、スマートシティの実現に向けた取り組みを推進していく。なお、同社はかねてより、吉林市と吉林市伯瑞信息技术有限公司と協力し、ビッグデータを活用した大規模交通シミュレーション技術の有効性を検討してきたという。その結果、渋滞予測結果に基づいた信号制御最適化による交通渋滞緩和の有効性が認められたため、吉林市中心部を対象エリアとした実証実験を行うことで、吉林市と合意に至った。
2014年11月11日キーサイト・テクノロジーは10月30日、シグナル・アナライザならびに信号発生器の最上位機種「N9040B UXA シグナル・アナライザ」ならびに「N5193A UXG アジャイル信号発生器」を発表した。いずれも無線を用いたセンサ技術の高度化に対応することを目的に開発された製品で、N5193Aは従来の最上位機であったPSGシリーズと同程度の位相雑音を実現しつつ、1000倍程度早い信号スイッチング時間を実現。これにより、既存の信号源では機能不足であった分野がカバーできるようになったという。具体的には14ビットのDirect Digital Synthesizer(DDS) D/Aコンバータ(DAC)を新たに開発。これにより高速制御を実現し、波形のリニアリティをより綺麗にすることで、位相雑音を抑えることを可能としたほか、スプリアスの低減も実現しており、-136dBc/Hzの位相雑音(中心1GHz、10kHz離調時)、-80dBcのスプリアスレベル(10GHz発振時)を実現できるため、従来のDDS発振器ならびにPLLベースの信号発生器と比べても純度の高い信号を生成することを可能とした。さらにnanoFETと呼ぶMMICも新たに開発。DACと組み合わせることで50n以下の周波数、振幅、位相の切り替えを実現しており、これにより立ち上がり/立下り時間は1ns、オン/オフ比が80dBの場合、5ns幅の高速パルスの出力が可能になるという。これらの技術により、信号源を複数台並べても完全にコヒーレントな信号源を構築することが可能になったほか、瞬間ごとに別々の電波をきれいに出し続けることが可能になったとのことで、レーダーのドップラーシフトの模擬や電子スピンのマイクロ信号源など、これまで信号源が入れなかった分野でも活用が可能になったという。一方のN9040B UXAも同社のXシリーズ・シグナル・アナライザの最上位版の位置付けで、従来のPXAシリーズに比べ位相雑音特性を向上させつつ、510MHzの広帯域にわたる高いダイナミックレンジのリアルタイム解析能力を実現している。具体的にはN5193Aで開発したDACをよりスプリアスが少ない方向に改良したDACと、新たに開発した14ビット、2.4GspsのA/Dコンバータ(ADC)を組み合わせることで、全帯域で80dB(typ)のSFDRを510MHzの帯域で実現することが可能となった。また、14.1型のマルチタッチ対応ディスプレイを搭載。フロントのハードキーを減らし、ほとんどの操作をタッチスクリーンで実現できるようにしており、所望の機能を行うまでには基本的に2タッチまでで済むようにGUIの設計がなされているほか、波形はタブで表示されており、タブをタッチすることで波形の切り替えが可能になっている。なお価格はN5193A 20GHz周波数オプション付きで962万2618円(税別)から、N5193A 40GHz周波数オプション付き で1427万4568円(同)から、N9040Bが884万9175円(同)からとなっており、いずれも出荷は2015年1月からを予定している。
2014年11月04日ザインエレクトロニクスは10月3日、100mデジタル信号伝送が可能な独自のインタフェースであるI/OSpreaderの新製品「THCS133/134」のサンプル出荷を開始したと発表した。同製品は、V-by-One HSをはじめとする、同社の豊富な高速インタフェース技術とノウハウを活用して開発された。具体的には、I/OSpreader技術は、パラレル信号をシリアル信号に変換して伝送することにより、スイッチのON/OFF信号、LEDのON/OFF制御信号、モータ制御信号、スピーカ制御信号などの伝送の際に、従来、16本のパラレル信号が必要だったものを1本のシリアル信号のみで伝送することが可能になる。さらに、デバイスアドレスを指定したデータの送受信を行うことも可能で、最大で16個のデバイスを同時に取り扱うことができる。そして、産業機器などにおける長距離の信号伝送のニーズに対応しており、100mの長距離にわたる信号伝送時にも配線本数を削減することが可能な他、内蔵フィルタの機能により優れた強い耐ノイズ特性を実現している。これらにより、I/OSpreaderは、スイッチ、LED、モータなどを搭載し、配線コストに割くスペースや配線重量を削減することが求められている機器や、信号伝送が必要なヒンジ部・関節部を持つ機器などにおいて、電子基板間伝送での広範な使用が期待される。例えば、マシンビジョン、セキュリティカメラ、ビル関連機器、車両機器、自動券売機、銀行などの現金自動引出機(ATM)、販売時点管理システム(POS)端末、複合機、多機能電話機、産業用工作機器、ポンプ、ロボット、搬送装置、内視鏡、アミューズメント機器、スピーカー、家庭用電気製品などの市場での活用が期待されるとしている。なお、パッケージは16ビット対応の「THCS134」がQFN-20、8ビット対応の「THCS133」がDIP-20。
2014年10月07日まだ若いのに最近急に白髪が目立つようになってきた……なんて悩んでる女性はいませんか?実はこれって体で起きている、ある事を知らせる信号なのかも。白髪になる原因は、遺伝や加齢、甲状腺疾患や悪性貧血などの病気、ストレスによって起こる場合とさまざま。そこで急に白髪が増える原因を管理栄養士のみやかわゆうこ先生に詳しく解説してもらいました。(以下、みやかわゆうこ先生)遺伝などのほかに、意外と見落としがちなのは無理なダイエットによる白髪増加。偏ったダイエットをして、栄養不足になっている場合も白髪になりやすいの。たとえ栄養が足りていても、血行が悪いと、栄養分が頭皮まで運ばれず、結果、栄養不足になることだってあるわよ。ところで、髪の毛が黒くなるのは、どうしてか知ってる?黒色の素はメラニン色素と呼ばれる成分。メラニン色素が活発に合成され毛根部に送られているために、髪の毛が黒くなって生えてくるの。ところが、その機能が衰えると、髪の毛に色素が送られず、白髪になってしまうというわけ。このメラニン色素の合成を担っているのは、メラノサイトと呼ばれる色素細胞。メラニン色素はおよそ28日周期ではがれ落ちるため、メラノサイトは休みなく色素の合成を繰り返していかなければならないのだけれど、この色素の合成には、食事から摂(と)る栄養分が欠かせないの。色素を黒色に変え、髪の毛の健康を維持するのに必要なのは、銅や亜鉛、カルシウムなどミネラル分豊富な食材よ。カキや海藻、アーモンドやゴマなどは特におすすめね。そして、忘れてはいけないのは、髪の毛の主成分であるたんぱく質やアミノ酸の摂取。もちろん、摂(と)り込んだ栄養をしっかり送り届けるためには、血行を促進するビタミンAや鉄分も必要よ。つまり、美しい髪の毛を維持しようとすれば、常日ごろから、お肉や魚介、野菜、果物などバランスの良い食生活が大事なの。ストレスをため込まず、きちんと食べて、よく眠ることを心掛けてみて。けれど、白髪の原因はさまざま。免疫疾患の可能性もあるので、心配な子は、一度専門医に相談してね。(ビューティ&ダイエット編集部)
2012年04月07日