2023年9月に9年目に突入した9人組進化系ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGONがポニーキャニオンよりメジャーデビューを果たした。そんな彼らの記念すべきメジャー1曲目となるのが『New Rise』。進化を続けるSUPER★DRAGONが更なる高みを目指す、という強い想いが込められた楽曲について、そして改めて、メジャーデビューに対する熱い想いを聞いた。最初は期待と不安が入り混じっていた――メジャーデビュー、おめでとうございます!一同ありがとうございます!――まずは、メジャーデビューが決まったときのお気持ちを教えてください。志村玲於(以下、志村)自分たちだけじゃ立てないステージに立てたり、関われない方たちと今後関われるんじゃないか、もしかしたら同じレーベルの先輩と一緒に音楽ができるんじゃないか、という期待感はあります。でも自分たちの音楽性がもしかしたらこれから先、変わっていくのかなとか、ふとしたことで人気になったことで、もしかしたら僕たちが掲げている音楽の芯が今後ぶれることがあるのかもしれない、ということは考えたりもしましたね。最初は期待と不安が入り混じった感じでした。――喜ぶよりも、これからについて冷静に考えるという方が大きかったんですね。志村そうですね。多分、僕らが9年も続けてきていることも理由の一つとしてあるとは思います。飯島颯(以下、飯島)最初はメジャーデビューに対して本当に漠然としたイメージしかなかったので、分からないがゆえの不安みたいなものはもちろんありました。ただ、こうして9年目を迎えてメジャーデビューというひとつのきっかけをいただけたことはすごくポジティブに捉えていますし、これをきっかけにもっと大きなステージに立ちたいな、と前向きに捉えられるようにはなりましたね。今、僕らが活動しているのは本当にBLUE(SUPER★DRAGONファンネーム)のみなさんがずっとついてきてくださっているからこそだと思っているので、そのBLUEのみなさんと一緒にこのメジャーデビューを祝えた事は本当に貴重な瞬間。これで満足せずにもっともっと上に行きたいな、と思っています。志村玲於古川毅――メジャーデビューを知ったときはどういう感じだったんですか?松村和哉(以下、松村)知った、というよりは、スタッフの方々から「これからSUPER★DRAGONを大きくしていくに当たって、メジャーに行くという選択肢もあるよ」というお話をいただいて、それを持ち帰ってと答えを出しました。そうしたらご縁があって、ポニーキャニオンさんと一緒にやれることになったので。情報がゼロの状態からメジャーデビューしてね、という感じではなくて、全てを覚悟した上で、という形でした。――持ち帰った際にはどういう話し合いがあったんでしょう?松村僕らも経験したことがないので、大きな会社を相手にしたら、自分たちのクリエイティブや大事にしたいものが損なわれてしまうんじゃないかとか、そういう部分はありましたね。でも実際そんなことは全然なかったです。――環境が変わったとか取り組み方が変わった、ということはなく?ジャン海渡(以下、ジャン)逆に僕たちSUPER★DRAGON 9人だったり、スタッフのみなさんと考えていた頭脳に、より大きな頭脳が増えて、僕たちだけでは見られない外からの見方だったりとか、自分たちで気付けないところにも多く気づけています。選曲会議というところでも、今回かっこいい楽曲たちを持ってきてくれて。SUPER★DRAGONがこの9年間で培ってきて具現化したかったものだったり、これからポニーキャニオンのみなさんの意見とともにより表現できる可能性に、実現味が帯びてきました。メジャーデビューをすると決めたときに見えた光が、実際にみなさんも携わっていく中でもっと大きな光に変わっていったなと実感しています。「俺のリリック、ムキムキっす」――そんなメジャーデビュー1曲目となる『New Rise』について聞かせてください!古川毅(以下、古川)気づいたらここまでキャリアを積んできて、このタイミングでメジャーデビューさせていただけるということで……。制作についても、和哉とジャンがラップで参加してくれて、でも指揮をしっかりポニーキャニオンのスタッフの方が取ってくださっていました。この『New Rise』のデモを聴いた段階から、これだなっていうのがみんなわりとあって。『Gotta Keep It Going On』もメジャーデビューシングル表題の候補になるぐらいだったんですけど、その中で最終的にこの楽曲だ、としっかり定まったので、みなさんのおかげもあって納得いく形になりましたね。そして、何よりも本当に2人が気合いを入れて……毎作、気合を入れているんですけど、僕らが歌を入れる前にしっかりと思いを乗せてくれたおかげで、より一層僕らもそのパワーをしょってレコーディングに臨むことができましたし、こんなにパワーのある楽曲をデビューシングルに持ってこれたのは本当にありがたいです。――ラップ部分についてもお聞きしていいですか?松村今までも、SUPER★DRAGONでの日常だったり、思うようにいかないことがあったり、自分たちが一番かっこいいと思うものができなかったりとか。そういうものをひとつずつ自分たちの手で変えてきたからこそ、見えてきたものや、しんどかった話を全部、供養するじゃないですけど、メジャーデビューできるタイミングで、そういう痛みみたいなものは1回燃やしておこうぜ、と。もう次に行くじゃん、ということは自分の中でもありました。ジャンメジャーデビュー一発目の楽曲って多分今まで以上に最初の爆発力って大事だと思うんです。多分、9年やってきたSUPER★DRAGONの曲を初めて聴くリスナーの方々も多いと思うんですけど、逆にこの数年間で培ってきたスキルだったり、自分のラップを世に放てる絶好の機会なんですよね。「早く聴かしてぇな」という気持ちが強いです。もちろん、自信を持って作ったので、より多くの人が聴いたときの評価も楽しみですし、僕も和哉もSUPER★DRAGONの9人を代弁している気持ちで書いてる部分も多いので、このラップパートが、どれだけいろんな人たちに届いて、どういう反応があるのかが楽しみですし、ワクワクしています。――毎回、気合いが入ってるとは思うんですけど、今回はより気合いが。松村そうですね。より自分の言葉であり、みんなの言葉にしなきゃいけなかったり、そういう意味で弱い部分とかも歌ってるけど、最終的にポジティブにしたかったし、フィジカルが強いな、って思いました。俺のリリック、ムキムキっす。一同(爆笑)。古川ムキムキラップ(笑)。最初から最後まで全力疾走のパフォーマンス――『New Rise』ボーカル面について聞かせてください。池田彪馬(以下、池田)メジャーデビュー1作目ということで、自分自身もレコーディングに臨むにあたってすごく気合が入っていました。本当に難易度の高くて地声とファルセットの行き来の激しい楽曲で、レンジも広いので自分自身もこの曲とはすごく真摯に向き合ったつもりです。歌詞の内容的にも、メジャーを経てリスタートという意味で、自分たちが今までどのようなことを経験してきたのかとか、そういう思い出も自分の中で大切にしながら、この楽曲にぶつけました。田中洸希(以下、田中)メジャーデビューするというのが、言うならば遅めだとは思うんですけど、節目でもあるなと思って。9という数字は今回メジャーデビューすることに関してもすごく大事にしてる数字ではあるんですけど、節目のデビューシングルということで大事にしたいということは念頭にありました。曲を歌ってBLUEに聴かせるとか、スパドラを今まで聴いたことがない人が初めて聴いたときにどういう気持ちが伝わるかを試行錯誤した上でレコーディングに臨んだんですけど、シンプルに難易度が高くて。すでにパフォーマンスは何回かしているんですけど、結構苦戦はするんです。でも回数を重ねるごとに慣れていって、より自分の感情や気持ちがダイレクトに伝わるようになればいいな、と思います。ジャン海渡――パフォーマンス面についてはいかがですか?伊藤壮吾(以下、伊藤)結構、激しいです。見逃すスキを与えないような。本当に最初から最後まで全力疾走という感じのパフォーマンスです。リリイベで初めて披露して、撮影可能ということでやったんですけど、みなさんからの感想とかもいろいろSNSで見たりして。そういうのは嬉しいですね。あとは本当にいろんなところでいろんなことが展開されてるので、何度も見て、しっかり味わってほしいなとは思います。柴崎楽(以下、柴崎)『New Rise』のコレオは『Revolution』のAkanenさんにやってもらったんですけど、とてもSUPER★DRAGONのことを理解してくださっていて、ぴったりなものを持ってきてくれてすごくありがたいですし、本当に細かいですね(笑)。『Revolution』もすごく細かくて、移動も多くて。その分、迫力もあるし、見ごたえのある素敵な作品になっているんじゃないかと。Akanenさんは空間の遣い方がとても上手なので縦横、全てを使った表現を作ってきてくださって、それを僕たちSUPER★DRAGONが最大限に生かせるように頑張っています。あと、サンダーとファイヤーに分かれて踊る部分とか、それぞれのらしさが詰め込まれているのでそういうところに注目して……いや、全部注目してほしいですね(笑)。――それはそうですよね(笑)。柴崎小さなポイントが散りばめられているので、動画が今回は撮れるので何回も見返して、全てのメンバーに注目して、『New Rise』を堪能してほしいです。飯島颯――ちなみに衣装については今回も古川さんが?古川このメジャーデビューをきっかけに僕らを知ってくださる方々の目に触れる機会も多いだろうな、というのは予感していたので。だからこそ印象に残る衣装にしたいな、というところでブルーという自分たちのグループカラーをしっかりと押し出したいな、と。その上で、9人のイケメンを引き立たせる……。松村いやそんなに深く頷き……(笑)。――いや、そうだな、と思いまして(笑)。古川(笑)。わかりやすく、まずはしっかりとシンプルに、というところはありましたね。色にもすごくこだわりましたし、本当に試行錯誤していました。スタッフの方々といろんな提案し合って、リファレンスを投げ合ってこの色に落ち着いて。それを持ってスタイリストの方に、しっかりこのセットアップを作っていただいて、フィッティングでスタイリストの方からの提案もありつつ、ここ逆にガッツリ変えようとか。そこは責任を持って僕もやらせていただきました。結構ビジョンはいろいろ見えていましたね。――今日、拝見して、志村さんがセクシーな感じなんだな、と。古川自分の頭の中でも玲於と彪馬はちょっとセクシーにしたかったんですよね。ざっくり言うと、クリーン&モードのようなテーマが自分の中であったんですけど、ラグジュアリーな感じを出したいなと思っていたので、それがしっかり似合う人に。ここがベストのタイミングなんだろうな、と思ったので提案したという形です。今のSUPER★DRAGONにとって最善の3曲――ほかの収録曲についても解説いただけますか。まずは『Gotta Keep It Going On』についてお願いします!ジャン歌詞のテーマ的なところはちょっと『New Rise』に近いというか。自分たちの前向きな姿勢だったり、覚悟、自信を全面に出していると思うんですけど、『New Rise』は割とドラムのアプローチだったりが良い意味でずっと同じなので、聴けば聴くほど自然と耳に残るようなリズムです。逆に『Gotta Keep It Going On』はドラムの遊びがすごいので、何かめまぐるしくリズムの取り方が変わっていきます。常に何か仕掛けがあるからこそ、いろんなパートを楽しめる楽曲だし、『New Rise』より音を楽しむ曲かな、と。『Breakdown Anthem』と『New Rise』の間を取ってくれる楽曲だなとは思います。伊藤壮吾田中洸希――『Breakdown Anthem』はいかがですか。ジャンそちらは全部英詩になっています。SUPER★DRAGONは英詞の曲は何曲かあるんですけど、やっぱダントツで難しいですね。多分みんながめちゃめちゃ苦戦した楽曲だとは思うんですけど、それこそこの楽曲も展開がすごくめまぐるしくて。僕らミクスチャーとしてやっている中でもその要素が強いんです。フックの途中でラテン系の要素が入ったり、逆に他のところでは違う要素が入って。ミクスチャーというものを1曲の中で表現した楽曲なので。あとは海外の方々がこの3曲を聴く入口の1曲目になったらな、と思いました。――この3曲を選んだのはやはりそういうミクスチャーを意識しつつ?ジャンそうですね。「ポニーキャニオンさんから見たミクスチャー」という中でのこのチョイス、という楽曲が今回多くあったので、ポニーキャニオンさんの頭脳が加わったことによって、選べた最善の3曲だったなと思います。芯であるミクスチャーというところはブレずに選ばれた楽曲ですね。うちのメンバー、全員かっこいいです――『New Rise』の歌詞は自分自身を奮い立たせるようなところもあるのかなと思いまして……みなさんがそれぞれ自分を奮い立たせるための言葉だったり、コトについて教えてください。志村自分は他のダンサーの動画を見ることですね。やっぱりダンスが好きだということと、自分でももっとダンスを深掘りしていきたい、というのがあって、よく基礎練をするんですよ。本当に地味な基礎練ばっかりしてるんですけど、そういうのも結構モチベーションがいるんです。だから他のバトルだったり、世界大会でのクルー同士の対決を見て、世界にはこれだけやばい人たちがいるんだということを見て自分を奮い立たせて、また地味な基礎練に戻る。そういう外部からの刺激を受けると、より自分でももっとやろうとか、もっとこうしようっていう気になるのかなと思いますね。池田彪馬ジャンすごくシンプルになるんですけど、めちゃめちゃ成功してる人たちを見る。意識的に見ているというよりかは、例えば、めっちゃ成功してる人が、豪邸ツアーをしているとか。そこでRECブース専用の部屋があってやってるのを観て、SUPER★DRAGONが音楽で成功して、めちゃめちゃいい音楽環境を自宅に置いてやろうみたいな。そういう些細なところから感じることが多いですね。自分が見て思っている側じゃなくて、思われる側に早くなりたいな、というのは、常に思っています。田中ビートボックス聴いているときですね。去年、東京で開催されていた世界大会に初めて行かせてもらって。やっぱり生で聴くと違う、ということは伝わるし、もちろん自分を奮い立たせることになるんですけど、ビートボックスで知らなかった音楽ジャンルを知ることができるのがすごく楽しいんです。音楽ジャンルって山ほどあるんですけど、正直ビートボックスは自由なので何でもできると言えばできるんですよ。だから自分が気になったビートを聞いて、「これはどういうジャンルなんだろう?」って調べたりするのが楽しいんです。そこから自分の音楽知識が増えていったり、趣味でたまにするレベルで作曲をやっているんですけど、そういうのにも繋がったり。それこそ「スパドラでこういう音楽やってみたい」にもしかしたら繋がるかも、というところは自分の中では熱いですね。池田僕は過去と比べることが自分を奮い立たせることに繋がってるのかなっていうのは感じます。過去を振り返ることが多いんですけど、やっぱり過去のことって美化されたりしている。いい面が多く見えるんですけど、それでも忘れられない年が自分の中であるんです。そういう年に聴いていた音楽をまた年を重ねた上で聴くと、そのときよりももっと今の方が幸せになりたいなとか、過去の自分に対してと比べることが今の自分が頑張れる力にもなってるな、と思います。そういう自分との対話が自分の原動力でもあり、奮い立たせてくれるものでもあるのかな、と思っています。伊藤やっぱり鉄道乗ってるときですね。ジャン予定調和なのよ!松村最初に言ってほしかったよね。伊藤でも、電車って毎日走ってるじゃないですか。それは本当にすごいことだなと思って。コロナ禍のときに新幹線ホームに行きましたけど、本当に誰もいなかったし、それこそ2~3年前は地獄みたいなしんどい中でも走り続けてきたんですよね。そのしんどさをわかった上で、今日もちゃんと走ってるっていうところを見ると自分も頑張ろうって思えますね。――確かにそう言われると……。田中いや、分からんわ(笑)。古川ものは言いようだな。ジャンいいね、毎日さ、現場行くとき奮い立ってるわけでしょ。伊藤そう、そう!松村和哉古川それはちょっと羨ましい(笑)。僕は去年、プライベートで仲間が結構増えて。他の仕事をしながらでも、みんな音楽好きな人たちなんです。そういう人たちと、未来の話とかをすると奮い立つというか。自分の活動もリスペクトしてくれてるから、なおさらこうあってほしいとか、俺もこうありたい、という話をしていると、自分のやるべきことや、1人でもやりたいなことが見えてきたりするんです。でも逆に、スパドラにいるからこそ、スパドラで成功したら、そのやりたいことにもっと説得力が増すな、って思うんですよね。いろんな未来が見えてきた上で考えると、遊んで楽しんでかっこいいことをしっかり、みたいなことをやる、に尽きますよね。でも自分は自分の立場でしっかりやれることがあるから、ちゃんとかっこよくいようみたいな。そして楽しんでやるからこそ責任感は生まれるので、そのスピード感みたいなものはより大事にするように、してますね。松村自分らの曲ですね。「mirror」が結構自分の中でも、分身みたいな、マスターピースだったんで、聴くと、これ作ってた俺らやべえなって思います。そういう何か自分の作品に食らわされる、みたいなのはありますね。飯島綺麗事を言いたいわけでもないんですけど、本当にBLUEの言葉に奮い立つというか。活動していくに当たって、僕がパフォーマンスをして実際に元気を与えられているかとか、誰かにエンタメとしてしっかりと幸せを届けられてるのか不安になる部分もあったりはします。でも、そういった中でSNSや特典会で実際に直接会って言葉を投げかけてくれるBLUEの存在が本当に今の活動の原動力ではあるので、それなしでは本当にここまで続けてこられなかったな、と感じる部分ではありますね。自分を奮い立たせてくれる存在でもありますし、BLUEの言葉は、本当に貴重な意見をくれる瞬間もあるので、そういった部分にはしっかりと寄り添いつつ、この『New Rise』の歌詞にもあるように、一緒により高みへ上っていきたいな、と思っています。柴崎普段、奮い立つみたいなことがあんまりないんですけど、それでよぉぉぉく考えた結果……。――はい。柴崎メンバーですかね。一同おぉ~!柴崎楽柴崎うちのメンバー、全員かっこいいです。それはプライベートなのかライブなのか、制作なのか、いろいろあるんですけど、それぞれのメンバーに尖ったところがあるので、そういうところを見ていると刺激にもなりますし、こいつらがこんだけグループで頑張ってるんだから俺も頑張ろうって思えます。お互い高め合うグループなのかな、って。そういうのができるので、奮い立ちますね、彼らには。志村いい子……っ。ジャンがんばってこうな!――飯島さんもおっしゃられていたように、BLUEはやっぱり大きな存在かなと思うんですけど、最後にBLUEに向けて一言お願いします。古川今回このメジャーデビューというものを噛み締めれば噛みしめるほど、SUPER★DRAGONって、本当に自分たち事だけじゃないんだな、と。一緒に、ときには泣いて、喜んで、一緒に笑ってくれて、つらいときにお互い支え合っている、そういうBLUEという存在がいることを、しかもこの9年目のメジャーデビューというタイミングで自分たちがこのキャリアを積んできた証は間違いなく、BLUEの存在だと思っています。だからなおさら、BLUEの存在ごとしっかりメッセージとして、この曲に乗せられているのは本当に最高のスタートを切れるんじゃないかな、と。その上でこんなに攻めた楽曲っていうところも本当に「ただじゃおかねぇからな」みたいな。そういう気持ちと、自信を持って、みんなをまずは武道館に連れて行きたいのでそのためにしっかり今年は後悔ない1年にしたいなと思います。取材・文:ふくだりょうこ撮影:映美ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントメンバーのサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!SUPER★DRAGON 公式サイト
2024年03月07日ラデュレ(Ladurée)が展開するギフトブランド「スクレ by ラデュレ(Les Secrets by Ladurée)」は、マカロンの限定キーホルダーをラデュレ店舗ほかで順次発売する。“マカロン連なる”限定キーホルダー「スクレ by ラデュレ」の新作は、ラデュレを象徴するマカロン3つを連ねた限定キーホルダー。ゴールドのクロンヌロゴと、ブランドカラーのリボンを配した華やかなデザインに仕上げた。限定キーホルダーは、パステルカラーのマカロンともマッチする淡いグリーンで彩られたボックスに入れて展開される。ボックスは、18世紀フランスのテキスタイルに着想を得た上品なアラベスク模様があしらわれており、ギフトにもぴったりとなっている。【詳細】「スクレ by ラデュレ マークス」限定キーホルダー発売日:2024年1月26日(金)より順次展開店舗:ラデュレ店舗、ラデュレ オンラインブティック、マークス公式オンラインショップ価格:4,950円【問い合わせ先】マークスTEL:03-5779-7550
2024年02月01日「OMO7高知 by 星野リゾート」が、2024年6月13日(木)にリニューアルオープン。「OMO7高知 by 星野リゾート」がリニューアルオープンOMOブランドとしては四国・高知初進出を果たし、2023年4月に開業した「OMO7高知 by 星野リゾート」がリニューアルオープンへ。「OMO7高知 by 星野リゾート」が位置するのは、古くから城下町として栄えてきた高知市の中心部。坂本龍馬をはじめとする多くの偉人を生んだ街としても知られ、歴史を感じるスポットが数多くあることで知られている。そんな「OMO7高知 by 星野リゾート」のリニューアルでは、高知の自然やよさこい祭りなどの文化を反映した空間をホテル全体で作り上げる。よさこい祭りをはじめ、誰でも分け隔てなくもてなす「おきゃく」と呼ばれる宴会文化などをたっぷりと体感できるような仕掛けが盛り沢山となっている。8タイプ全133室の客室客室は8タイプ、全133室を用意。旅の目的に合わせて選ぶことが可能で、全室靴を脱いでリラックスして過ごすことができる。中でも注目は、高知の宴会文化「おきゃく」をテーマにした「うたげスイート」。お酒や食事を囲みながら、のんびりとした時間を楽しめる。「おきゃく」にぴったりな高知のお酒やおつまみ、「おきゃく」に欠かせない、飲み干すまで下に置くことができない酒器・可杯(べくはい)のセットも販売されるので、気軽にお座敷遊びが叶う。大階段が印象的なパブリックスペース「OMOベース」ホテルに入ってすぐに現れる「OMOベース」は、ロビーやラウンジ、カフェなど様々な機能を備えたパブリックスペースに。1階から2階へと続く大階段が印象的で、活気あふれるよさこい祭りのように、色とりどりで華やかな空間となる。スタッフ自ら踊るよさこい祭りのショーが毎晩開催されるなど、高知の夏の風物詩を間近で体験することができる。高知の食文化を堪能「OMOダイニング」「OMOダイニング」は、“TOSAインスパイア”をテーマに、高知の食文化を味わえるビュッフェスタイルのダイニング。高知の伝統料理「皿鉢(さわち)」に見立てたビュッフェテーブルには、高知の食文化を尊重しつつ、伝統的な料理をベースに色々な食材を組み合わせた、定番料理から創作料理までバリエーション豊富なメニューが並ぶ。夕食には、目の前で仕上げる高知名物「かつおの藁焼き」、藁焼きで仕上げたローストビーフなどを用意。デザートとして、揚げたての芋けんぴを自由にアレンジして作る「芋けんぴパフェ」も楽しめる。ユニークなメニューを用意「OMOカフェ&バル」高知ならではのユニークなご当地商品を取り入れた、手頃なスナックから満足感あるメニューまで揃う「OMOカフェ&バル」も登場。かつおを使用したソーセージをサンドした「カツオドッグ」や、みょうがを使った爽やかな香りとすっきりとした味わいがポイントの「ミョウガネード」などを提供する。店内ではもちろん、テイクアウトして「OMOベース」の大階段などで味わうことも可能だ。露天風呂やサウナを備える「大浴場」また、旅の疲れを癒せる「大浴場」には、露天風呂と内湯、サウナが備わる。高知の自然豊かな里山をモチーフにした露天風呂を楽しめるほか、大きな木綿の布をキャンバスに色鮮やかに染め上げる高知の手作り工芸品「フラフ」を模した壁画を配した内湯で、高知文化を感じながら湯につかることができる。【詳細】「OMO7高知 by 星野リゾート」リニューアルリニューアルオープン日:2024年6月13日(木)予約開始日:2024年1月11日(木)住所:高知県高知市九反田9-15宿泊料金:1泊 53,000円~(1室あたり、夕朝食付)付帯施設:客室、OMOベース(OMOカフェ&バル、ご近所マップ、フリースペース、ロッカー、ショップ)、OMOダイニング、大浴場※内容は変更になる場合あり。【予約・問い合わせ先】OMO予約センターTEL:050-3134-8095
2024年01月20日グローバルファンダムライフプラットフォーム「Weverse(ウィバース)」で、EBiDANに所属する超特急とSUPER★DRAGONが11日に、ONE N’ ONLYとLienelが14日に公式コミュニティを開設することが決まった。Weverseは、100組以上の世界のアーティストやオーディションプログラムの公式コミュニティを運営しており、「Weverse LIVE」をはじめとしたサービスや機能を通じて、アーティストとファンの間の活発なコミュニケーションを実現。今年6月には累計アプリダウンロード数が1億(※ファンダムプラットフォーム「Weverse」と、コマースプラットフォーム「Weverse Shop」合算)を、7月にはMAU(月間アクティブユーザー数)が1,000万を突破した。今回、EBiDANの4グループがWeverseでコミュニティ開設する背景には、「世界に向けた発信」という共通の課題があった。それぞれのグループには日本はもちろん、世界にいるファンともっと気軽にリアルタイムでコミュニケーションを取りたいという思いがあり、これまで多言語で情報発信するために日本語の原文を翻訳して投稿するなどしてきたが、それを常に行うのは容易ではなかった。そこで、15言語の自動翻訳機能が備わったWeverseを利用することで、ブラジルで根強い人気を誇るONE N’ ONLYが既に海外のファンとコミュニケーションを取っているように、他のグループも世界中の人々とより積極的にコミュニケーションしていけることを期待しているという。Weverseは、各グループのコミュニティオープンを記念したハッシュタグ投稿イベントを開催する予定。詳細は各Weverseコミュニティで発表される。WEVERSE JAPANのGMであるムン・ジス氏は「日本をはじめ世界にいるファン、そしてファンとのコミュニケーションを大切に考えていらっしゃるEBiDANの4グループの皆さんをWeverseに迎え入れられることをうれしく思います。続々と増えている日本のアーティストの皆さんの声にも耳を傾けながら、Weverseがアーティストとファンの両方にとってより便利で楽しいプラットフォームになれるよう努めていきます」とコメントしている。Weverseには、9月に13組のSM ENTERTAINMENTアーティストが参加したが、今回は多くの人気ボーイズグループを擁するEBiDANから4グループ30人が新たにコミュニティオープンをするという大型加入に。他にも、日本のアーティストが続々と参加しており、今年は4月のAKB48を皮切りに、5月にMOONCHILDとimase、8月にはちゃんみなのWeverseコミュニティがオープンしている。
2023年12月01日9月27日に結成8周年を迎えた9人組ミクスチャーユニットSUPER★DRAGON。同日にはCD+Blu-ray「INFINITY TAPE」をFC限定リリースした。本作にはLIVE TOUR 2023「∞~INFINITY~」で披露された新曲6曲が収録されるほか、今年3月25日に行われたSPECIAL LIVE 2023 「Persona」のライブ映像を収録したBlu-rayもついてくる。今回はライブツアー「∞~INFINITY~」だけではなく改めて特別なライブとなった「Persona」についてもたっぷりと振り返ってもらった。過去最大キャパ。パシフィコ横浜での達成感――まずは少し前になるんですが、3月にパシフィコ横浜で行われた「SUPER★DRAGON SPECIAL LIVE 『Persona』」について振り返ってみていかがですか。志村玲於(以下、志村)最大規模のキャパということもあって、かなり前から準備は進めていたんですけど、結構ギリギリになってしまってました。僕や颯が振りを考えたり、新しい振り入れもやって……と準備をしていると、どんどん時間がなくなっていって。日によっては家に帰って、少しだけ寝てまた次の現場、ということもありました。――MCでも魂を削った感覚がある、とお話されていましたよね。志村そうですね。自分も作らなきゃいけないし、作ってもらったものを入れなきゃいけないし、いろんなことが同時に起きていたので。結果的には自分の未熟さゆえ、ということもあるとは思います。――去年はパシフィコでの公演に向けて走り続けていたかと思うのですが、終わった瞬間からはもう次に走り出しているような?志村終わったな、ということだけではなくて、「どうやってこれを越えていこうか」ということは考えていました。BLUEの満足度を越えなきゃいけませんから。今の時代はたくさん素敵なグループが出てきているじゃないですか。ああいった方たちと戦っていくには、常に更新しなきゃいけないですし。同じことをやるのもグループのブランドとしてはあるかもしれないんですけど、僕らは「ミクスチャー」を掲げて、いろんなものに取り組んでいるので、それはやっぱりパフォーマンスでもしっかり示さなきゃいけないところだな、と思います。ジャン海渡(以下、ジャン)もちろん、毎年そうですけど、今年はよりギアを入れたい、という年だったので、パシフィコ横浜での公演はそのスタートになる場所でした。1公演だけなので、まずリハの段階から団結力だったり、挑む姿勢はメンバー全員強かったです。広い会場ということで演出に関してもより凝ることができましたし、SUPER★DRAGONとして、今まで出し切れなかった部分や、強みを大きく提示できたライブになったかな、と思います。松村和哉(以下、松村)あんまり記憶にないっていうか……楽しかったんだろうな、と思います。ほんとそれぐらいしかなくて。時間がなかったし、やることは多かったので、準備は結構きつかったです。あとは、ひとりでラップしたパートがあったんですけど、めちゃめちゃ気持ちよかったです。3,000人、4,000人の前でラップできるラッパーが何人いるか、と言われたらたぶん多くはないと思うんですよ。日本のラッパーでこの景色が観られる奴はそんなにいないんだろうな、と思いながらやっていました。――緊張などはせず?松村するときはしますけど、今回は絶対にこれを言ってやる、という歌詞だったんで、緊張しなかったですね。早く言わないと、みたいな。楽しかったです。飯島颯(以下、飯島)演出を考えたりだとか、そういう部分では今までで一番携わったライブではあったので、それがまずありがたいな、と今になって感じています。例えばコンテンポラリーダンスの布を使った部分は、どういうふうに見せたいかとか個性とか、振り付けを含めて任せていただけたことがすごくいい経験になりました。そこで実際にクリエイティブをすることの苦労や大変さも知りましたけれど、その分、達成感というか、たくさんのBLUEの前でやり遂げられたことが一つ経験値として、その後の「INFINITY」にも繋がっているのかな、と思います。――ダンスにおける表現の多面性がすごく感じられたんですけど、その辺りも意識されたんですか?飯島会場の規模に見合ったダンスというか、期待を上回るようなダンスを見せたいと日々思っているので、会場に対してパフォーマンスが物足りないと思われるわけにはいかないな、と。そういう意味では実際にパシフィコ横浜の会場に見合うパフォーマンスができていたかは見ていただいたBLUEの皆さんによると思うんですけど、自分自身はしっかりと今できる最大のパフォーマンスはできたかな、と感じています。松村ダンサーはコンテンポラリーだったり、合わせることが多かったし、ボーカルは先に帰っても、残ってることも結構ありました。だから大変だったんだろうな、と。ありがとうね、って感じです(笑)。飯島でも楽しさもありましたね。例えば、「Pretty Girl」はもともとBLUEのみんなとサビを一緒に踊りたいなと、想像して作っていました。公演前にTikTokで投稿して、いざライブでみんなと踊ってみると、やっぱりそこで見える景色はすごく綺麗だったので、作っている上でもちろん辛い部分もあるんですけど、それを上回る楽しさがありました。古川毅(以下、古川)最大キャパということもあったので、去年の年末くらいからかな、練って、試行錯誤して、相当な準備期間を経てのライブだったので、本当にやりがいがありましたし、達成感ありましたね。――パシフィコ横浜というワードは、去年のインタビューでは何度もお聞きしていましたが、やっぱり賭ける思いはこれまでと違いましたか。古川そうですね。パシフィコで見る景色から得られる感情や感覚もあって、これからまたいろんなものが変わってくんだろうな、と自分たちとしては思っていたことだったので、すごくいいステージになったと思います。池田彪馬(以下、池田)やはり僕たち史上最大規模ということもあり、相当鮮明な記憶として刻まれました。セトリを決める段階から、僕たちがこのステージで何を伝えたいのか、スパドラとして何を見せたいのかを話し合い、実際に素晴らしいショーを見せられたと思います。ステージ上で感情をありのまま表現するメンバーの姿と、それに応えるBLUEのみんなを見て、この先の未来についてより深く考える場所になったことは間違いないです。田中洸希(以下、田中)今までで最大キャパ、まだ見ぬ景色というところで、自分的に不安要素はあったんですけど、ステージを作り上げていく上で楽しみにどんどん変わっていったんですよね。ステージに立ったときにどういう感情になるんだろう、って自分の中では楽しみではありました。でも緊張しましたね。前日も寝られなかったんですけど、前々日も謎に寝られなくて。古川えーっ!――前々日から、は長いですね!?田中公演前日、ギリギリまでリハだったんですよ。そのリハになぜか謎に緊張していたっていうのもあったんですけど、ループステーションやったのも大きかったですね。すっごく緊張していて、手、震えまくってました。志村手、やばかったね。飯島映像で分かるぐらいだった。田中照明でボタンの色が全然見えなかったんですよ。本当にヤバくて。古川・志村あー……。田中「これ、ちゃんと入力されてる?」って。――怖い!!緊張が増長されますよね。田中そう、実際にミスっちゃったんで。古川ハタから見てたら何もわかんないけどね。志村マジでわかんない。田中でも本当にそこの緊張は半端なかったです。めっちゃリハーサルはしたんですよ。ビートボクサーの師匠みたいな方がいて、夜な夜な練習に付き合ってくださったりしていたんですけど、いざステージ、BLUEがいる状態でパフォーマンスするとなるとバクバクがやばくて。ループはソロでやるのと違うんですよね。――余談なんですけど、EBiDAN THE LIVEのサイファーでずっとビートボックスやられてたじゃないですか。田中あー!(笑)――口が大丈夫なのかな、って観ていて心配になるぐらいで。田中カラッカラにはなりますけど、呼吸はできてるんで、息が上がったりとかはしてないですね。――ああいう場の方が緊張しないものなんですか?田中大勢いて、盛り上がってくれる人がいた方が僕はやりやすいですね。結構、BLUEのみなさんって聴き込んでくれるんですよ。「うえーい!」というよりかは「すげー!」っていうリアクションをしてくれるので、そういうときは逆に緊張しちゃう。志村(笑)。飯島まあ確かに(笑)。古川プレッシャーがね。サイファーとかだと、ステージ上に盛り上げ役がいるから。田中そういうのじゃないと僕は本当にバックバクですね。でも、Personaはいいライブができたなって思いました。松村そういえば、終わってめっちゃラーメン食った。田中俺も食った!志村楽屋まで帰る動線の途中でコーラを片手に持ってった。古川それいつもじゃね?初めてしたみたいな感じで言ってるけど。(笑)田中はははっ!――ライブ前は制限とかしていたんですか?松村もう事務所からひどい制限を……。古川違うわ(笑)。誤解を生むわ。松村パワハラともとれる……。志村毎日1個の冷ややっこで(笑)。――体を絞る的な?松村緩やかにライブ前はちょっと脂を控えるんですけど、終わった瞬間に家系ラーメンに行きたくなる(笑)。志村分かる~!古川いやなんかね、わかるよ。気遣うし、願掛けみたいなのもあるし。終わってから染みるんだよね。志村よく覚えてないけど俺も、ラーメン食べた気はする。松村何の話だ……って俺が言い始めたんだった。古川お前だよ(笑)。――(笑)。楽さんはPersona、いかがでしたか。柴崎でかかったですね。ステージに出た瞬間、BLUEの歓声と、視界に収まりきらない青い景色が印象的でした。僕、毎回ライブ会場に入ったらいろんな席からステージを観るんです。3階席まであるのは珍しいので、どんなふうに見えるのかな、と思って見に行ったんですけど、ここまで届けるのは大変だろうなと思いましたね。今までで一番大きかったので、ここにいるBLUEに届けるにはどうしよっかな、って、そこで考えたりしました。伊藤僕はやっぱりピアノが一番印象に残ってますね。当たり前ですけど、あんな大勢の前で弾くのは人生初だったので。――そうですよね、なかなかない経験。伊藤緊張しましたし、あんなにがっつりピアノをスパドラのライブでやるっていうのも初めてだったので。で、最初、僕1人しかステージにいないので、その日のリハでやってもまだ緊張してました。終わるまで緊張してました。――さっき洸希さんもおっしゃってましたけど、やっぱり1人の方が緊張は大きい?伊藤そうですね。あの曲の空気感もそうですし、なおさら今回は緊張しましたね。記憶にも記録にも残せるようなライブになった――そんなパシフィコ横浜での公演を経てのホールツアー「∞~INFINITY~」です。改めて、いかがでしたか。松村僕は彪馬と一緒に「Do It」を育てられたのがよかったです。まだリリースされていない楽曲を披露するにあたって、BLUEのみんなは歌詞が分からないじゃないですか。歌詞で何を言っているのか勝負するのは無理だな、と思っていたので、目から得るパフォーマンスをしっかりしよう、とずっと考えながらやっていました。――「Do It」は今回の「INFINITY TAPE」に収録という形ですね。松村そうですね。歌詞は読んでくるっしょ?という心持ちなので、それを生で届けたいな、というのはありますね。ジャンSUPER★DRAGONとしても毎回ライブを重ねて試行錯誤するごとに、強みや見せ方が見つかっていくと思うんですけど、その中でパシフィコは一発入魂、1公演しかなかったのに対して今回はツアーということで、セットリストを組むところから、SUPER★DRAGONがよりクリエイトに携わりました。SUPER★DRAGONのライブとして最初から最後まで目を通したときのショーとしての完成度という点では、今までどのツアーよりも仕上がってるな、と思います。「SAWAGE!!!!」は特にそうだと思うんですけど、ツアーに挑むごとに自分たちが作る姿勢や、より新しい発見があると思うのでそれを生かしていくのがこれからも楽しみですね。古川パシフィコはアルバム「mirror」を引っさげてだったんですけど、「INFINITY」も当然そうで。そこにプラスして今回の「INFINITY TAPE」に収録される新曲6曲があるというものすごい情報量のツアーだったんですけど、それは多分受け取り手が一番感じたんじゃないのかなって思います。――確かに。古川僕は千葉公演が欠席という形になって、少し心配をかけてしまった、無駄な情報を与えてしまったな、という気持ちになったので。挽回というよりは、エネルギッシュに何も不安にさせないパフォーマンスをしたいな、ということはあって、すごく気合も入ったツアーでした。でも本当に各々の良さがここまで出せたツアーってなかなかないかな、と思います。1人1人が粒立ったというか、タイトル通り無限の可能性を感じました。僕で言うと、今回に限らずですけど、衣装携わらせてもらったりもそうだし、「mirror」に続き、新曲6曲もみんなで試行錯誤して、ミクスチャーユニットとしてのあり方みたいなものを、バランスを考えました。「SAWAGE!!!!」も一見、ライブで何も考えず騒げるトンチキ曲なんですけど、やっぱりジャンと和哉の培ってきたスキルをある意味、無駄遣いなんですけど(笑)それがマジでトンチキですごくいいバランスになっていて、本当にほかのグループじゃできないバランスの曲になりました。誇らしいな、って思えるツアーになったので、これからもますます楽しみですね。――確かに、アルバムが発売されて間もない時期で、ツアーにこれだけ新曲が入るのは、ファンのみなさんは嬉しいですよね。古川そうですね。アルバム「mirror」の楽曲たちを1回しかまだ披露できてなかったので、それを育てていくツアーでもありつつ、今年のSUPER★DRAGONのメンタルを見せつけるには、このやり方しかなかったので。「気合入ってんだな、今年は」「ちょっとタダ事じゃねぇな」ということをわかりやすく生で見てもらえたのかな、と思います。田中Personaに続いてツアーをやるとなったときに、どういう見せ方が自分たちの中のトップなんだろう、見せ方はまだまだたぶん掘っていけばたくさんあるんだうな、というところから始まり、「Do It」だったり、「maybe it’s you」だったり「SAWAGE!!!!」が生まれたんですけど、ツアーをやっていくうちにまだまだ見せられるものはあるんだと実感できたツアーでしたね。これからもどんどん追及していきたいな、と思いました。――新しい発見も結構ありました?田中なんていうんだろう……、「いや、まだあるっしょ」とはなるので。明確なものはどんどん掘り下げていきたいですね。あと個人的にビートボックスのスキルアップももうちょっとがんばりたいですかね。伊藤Personaから声を出せるようになって、仙台は本当に久々に会いに行けたんですけど、コロナで失っていたものを取り戻せたツアーだったのかな、というのはあります。やっぱり、BLUEの声を聞けたことや、BLUEの近くまで行けたっていうのは嬉しかったですね。あと「SAWAGE!!!!」は楽しかったです(笑)。最初の1公演目は多分みんなびっくりしたと思うんですけど、回を重ねるごとにBLUEのみんなも楽しみ方がわかってくれたというか。一緒に踊ってくれる人もすごく増えて、今後も遊べる曲かな、と思いました。池田パシフィコ横浜での公演が終わり、準備にかけられる日数も限られた中ではありましたが、それでも僕たちにしかできない唯一無二のステージを届けられたと思います。EPの制作も同時に行なっていたこともあり、パシフィコ横浜から上昇気流に乗れるよう、細かく打ち合わせて作り上げたツアーだと感じます。コロナ禍があけて久しぶりに訪れる場所もあり、沢山のBLUEに会えることがなにより嬉しかったです。柴崎いろんな見せ方をする、無限大の可能性を見せられたツアーだったと思いますし、何よりBLUEみんなを取り込んで全体で楽しめるライブになりました。声が出せたということもありますし、「SAWAGE!!」もみんなで一緒に楽しめましたし。あと僕的に最後の「SOUL FLAG」をBLUEに歌ってもらったんですけど、そういうところも含めて、BLUEも含めてみんなで楽しむ最高の夜を過ごす、良いツアーができたのかな。志村INFINITYは、Personaのその先へ、というのはその通りなんですけど、SUPER★DRAGONでは初めて前のライブの演出を引き継いで持ってきたんです。「相合傘」はPersonaから持ってきたものですし、「Don’t Turn It Down」も、基本的には引き継いで持ってきているので、初めてだということと同時に、やっぱり少しちょっと不安もあったんです。今まで同じものをやってこなかったのが自分たちだったので、果たして同じものを持っていって、みんながどれぐらい楽しんでくれるのか。でも実際、「相合傘」はPersonaのときの衝撃がまだ残っていたんですよ。なおかつ自分たちの新しいこと、「SAWAGE!!!!」やファイヤードラゴン、サンダードラゴンの新曲も織り交ぜていったので、今までにないSUPER★DRAGONのライブで楽しかったという声も実際ありました。こういったことも確かに自分たちが今までやってこなかったなって、勉強になったライブでした。――傘を使った演出はいろんなグループがされている思いますけど、「相合傘」の演出はまた新しいですよね。志村最初作るときに、ちょっと舞台っぽく、じゃないですけど、世界観をそのまま持っていきたいなと思っていたんです。傘を使って踊ってみたらどうかなと思っていたら、演出の方と話して、傘を光らせてみようとか、その光った傘でどういうパフォーマンスにするか考えてみよう、ってどんどん練られていって、今の「相合傘」の形が生まれた感じですね。飯島Personaはそれまでの集大成を見せた感じがしていて。そういった部分でそのライブを超えるものを作っていかないといけないなと思っていたので「INFINITY」のハードルも高くなっているなとは感じていました。そんな中で、まだまだSUPER★DRAGONのいろんな部分を見たいって多分BLUEの皆さんが、今回のライブを通じて思ってくれたんじゃないかな、と感じました。あと、ホールツアーなので、全公演来てくれるBLUEも初めて来た方も楽しませられるように、ということで、撮影可能曲を作ったり。撮影可能曲が今回、日替わり曲になっていることもあって、BLUEの皆さんの記憶にも記録にも残せるようなライブになったのかな、と思います。――超えていかなきゃいけない、というプレッシャーはあったんですか?飯島もちろんいいプレッシャーは感じつつ、演出家の方も含めて会議するときにもともとある楽曲でもいろんな見せ方があるということがメンバーから意見が出たり、演出家さんの意見を聞いて作りながらも楽しめたなというふうに感じています。自分たちがしっかりと同じ方向を向いて、走っている限りは、越えていける自信はライブ作りをしていく上で少しずつ身についていったな、と。プレッシャーはやっていくうちに徐々になくなっていったと思いますね。メンバー全員で作り出すライブ――メンバーの皆さんがいろんな面で携わられていると思うんですけど、いまのSUPER★DRAGONのライブがどういうふうに作られてるのかも気になります。松村どうだろうね。演出家さんの叩きがあるよね。古川とりあえず大枠たたき台作ってきていただいて、それをメンバーとスタッフとでブラッシュアップしていこうっていう。特にPersonaはそうですね。軸から持ってきてもらって。INFINITYはゼロ段階から、割とこういう曲をやりたいと思っているとか、そういったことをPersonaのゲネの後に話したりとか。松村ゲネの前じゃない?古川そうだ、朝だ!電車遅れてて4人ぐらいしかいないときに(笑)。そういう段階からスタートしていました。でもPersonaを経て、演出家の方だったりとか、ライブチームとのコミュニケーションの取り方とか、多分感覚みたいなものも僕らも分かってきて。スタッフの皆さんも、結構委ねてくれる部分、信じてくれる部分みたいなのが増えたので、INFINITYはより一層クリエイティブにみんなで集中してできていましたね。――SUPER★DRAGONのライブはコンセプトをがっちり決まっている印象があるんですけど、それはみなさんで決められてるんですか?古川多分2021ぐらいまでは、名物プロデューサーみたいな人がいたんですけど。一同(笑)。古川知る人ぞ知るみたい人がいたんですけど、その人がいろんなところからインスピレーションを得て、演出家の方だったりとか、コンセプチュアルに作ってきてくれたんですけど、その意思を継いでいるところはあるかもしれないですね。その世界観が好きでファンになってくれたBLUEはたくさんいるので、そこはこれからも軸として、持っておきたいな、と思っています。――そのベースがあって、さらにブラッシュアップしている状態?古川そうですね。毎回いいライブ、いいツアーはできているなとは感じるんですけど、満足はしてないのでもっともっといろんなことやりたいという野心はメラメラ燃やしながらやっています。――そして、やはり衣装についてもお聞きしたいな、と思います。古川今回、INFINITYというタイトルで、「無限の可能性」というのが若干、宇宙っぽいんですよね。惑星がテーマになったり、冒頭の映像でも、そういう演出があったと思うんですけど。なので、惑星っぽい要素は登場衣装で、少し入っています。別に、このメンバーは木星担当で、とかはないんですけど、スタイリストさんと打ち合わせの時に、水金地火木天海冥にある意味当てはめるのは、いいんじゃないかな、みたいな話は出ました。割とスパドラは柄物を着たりするんですけど、普段の感じとまた違った、でも個性が出ててそれぞれ色がある感じにはできたんじゃないかな。――スタイリングが難しかった部分はありますか?古川中間ブロックで黒レースのシャツを着てたんですけど、あそこは個人的に一番ニュアンスが難しかったところですね。スタッフからレースのシャツ着るのどうだろうという意見があったんです。肌も透けて絶対ウケはいいなと思ったんですけど、他の衣装とバランスをとるのが難しくて。喜ばれるだろうけど、ほかの衣装と距離が離れちゃうのはな、って悩んだりしてたんですけど、そこにロックっぽいテイストを入れたりとか、レザーのパンツ履いたりとか。スタイリング自体はみんな一緒なんですけど、ボタン開けてるメンバーいたり、腕をまくっているメンバーがいたり、ということがいろいろできたので。喜んでもらえて嬉しかったですね。――ボタン外してるとか、まくってる、とかは「それそれ!」ってなる部分もありますよね。古川挙句の果てにお腹見せられて。志村挙句の果て!(笑)古川Personaのときもそうだったんですけど、「Not Enough」を初披露したときもお腹を見せるというのがあったので、めくれるスタイリングじゃなきゃいけない、ということがまずあったんですよ。今回もそうだったんですけど、シャツをインしていたの、スーツだったらできないじゃないですか。だからすごく考えましたね。パシフィコ横浜での公演、ツアーを経て得たもの――また次に向けて走り出してるところだと思うんですけど、今回のツアーですとか、パシフィコ横浜での公演を経てメンバー個々の進化をについてどのように感じていらっしゃいますか?松村ジャンくんとは連続リリースのときから一緒に製作をする仲良しなんですけど。古川仲いいからやってんの?(笑)松村仲悪かったらやらない。一同(笑)。松村一緒に製作してて、もうそのスタイルは板についてきたな、とは感じてるんですけど。元々、制作のスタイル自体がちょっと違うんですよね。わりとジャンくんがメロウに作る部分があって、それに対比させて僕がタイトにラップするみたいな、分業みたいな作り方なんです。でも今回のツアーの「maybe it’s you」と「Do It」でよりお互いの長所がめちゃくちゃ出たな、とは思っていて、そこは進化かな、と。ジャンありがとう。――和哉さんが感じたお互いの長所をお聞きしても?松村お互いもともとラップめっちゃうまいってのは、大前提なんですけど。古川うまいのは大前提?松村大前提。古川全然異論はないんですけど、おもろいな、と思って。松村僕は結構、リリックの密度にこだわったりしているのが強みかな、と思っていて。逆にジャンくんはちょっと力を抜く部分を作ってくれたりするところが強みですね。それを、一緒に進化できたな、って。INFINTYのツアーでお互いの強いところを伸ばせたな、って感じはしますね。古川洸希は周りのことがこんなに見れるようになったんだな、って。偉そうに言うつもりないんですけど、すごく感じました。ファイナルの前にメンバーでミーティングをする機会があったんですけど、ライブを作品として見たときに、ある1曲のブロックの中で、「ここはこういう世界観で多分こういう感じで運んでるから、この煽りは、ここでしない方がいいかも」って結構分析していたんですね。今までの洸希だったら、そこまでメンバーにちゃんと言えなかったかな、って。でも洸希自体のパフォーマンスも、洸希は足し算が本当にうまいからこそ、それがよりブラッシュアップされてるというか。本当に足してほしいときにすごくインパクトを残して足してくれるし、でも無駄なことはしない感覚も身に付けてメンバーに共有してくれるのは進化なのかな。それがどのタイミングでの進化だったのかは分からないですけど、INFINITYの最中にはすごく感じましたね。ビートボックスの進化は正直、あんまり分からない(笑)。ずっとうまい。志村基本うまいから。ほんっとにうまい。古川ずっとうまい中華みたいな。あんまり差がわからないんですよね。田中はははっ!――ご本人はあるんですよね、やっぱり。田中まあまあまあまあ。奥深いんで。志村彪馬はパフォーマンスの面でいうと、やっぱりストイック。年々ストイックになっていきますね。あとダンスが進化しているのを感じます。多分、本人が完璧じゃないと嫌だっていう性格もあいまってだと思うんですけど、ステージに立ってる姿、パフォーマンス力も華があって。そこは、彪馬の急成長に驚いてるんですけど。実際どこがどう変わったかという話を、本人としてるわけではないんですけど、きっと活動の中で彪馬が何かを受け取って、それを自分の中で昇華させて今のダンスに至ったのは本当にすごいことだな、と思います。古川5人で普段マイクを持って、歌だったりラップだったりってのはありますけど、5人それぞれ色があるので、彪馬の色はSUPER★DRAGONの音楽を明るくしてくれるというか。言い方が合ってるか分からないんですけど、ポップにしてくれる力が一番強いのかな。僕とかは多分アクを足していくタイプだと思ってるんですけど。聴きやすくしてくれるのが彪馬だな、と思います。それは多分、彪馬自身の魅力ですし、それがよりブラッシュアップされているのは感じます。池田ありがたいですね。完璧になれなくても自分が満足できるように探求するのが僕の人生だと思っているので、それが少しでも誰かに伝わっていれば本望です。楽はやっぱり自己表現が進化したなと感じます。パフォーマーとしてダンスに対する姿勢や、積極的に筋トレをしてる姿を見ると、ダンスという一つの体で行う自己表現に探究するものがあるんだと感じます。LIVEにおいて曲中の表情だったり、幼い頃とはまた違った魅力が、僕も刺激を受けますし他のメンバーにも良い影響をもたらしてくれると思います。伊藤楽は、ダンスはもちろんそうなんですけど、グッズというところでちょっと前から、統括をやってもらってて。基本全部やってくれてるんですけど、僕らがライブでBLUEを見て、BLUEが身に着けているタオルとかペンライト、服もみんな楽が考えてやってくれているのですごくいいものを作ってくれています。僕らも最後着たりしますけど、タオルも色のオーダーをメンバーに聞いて、それをグッズ担当の人につないでくれていたりするので、ありがたいですね。大変なことは多々あると思うんですけど。感謝しています。――細かいところまでやられているんですね。柴崎タオルも9色作るんだったら、自分たちの好きな色を持ってテンションあげてもらいたいな、って。メンバーの意見を取り入れるところは取り入れていって、僕が全部やろうかな、というところやっています。田中壮吾は見せ方の面では成長したのかな、と思いますね。Personaのピアノもそうですけど。今回、INFINITYの最終公演の映像をあとから観たんですけど、「SAWAGE!!!!」のときの壮吾の表情が一番輝いてたな、って。こんな綺麗な笑顔する人いるんだな、って。松村なにそれ、一目惚れした?古川推しができたときのやつだよ。田中いやいや、何事に対しても一生懸命なのが一番輝いているんですけど、より一層見えたな、と思えたので。すごい偉いな、と思います。志村偉いな?(笑)田中それこそピアノも、僕ループステーション失敗したっていってたじゃないですか。本当にピアノを完璧にこなしていたので、そのメンタルもすげえな、と思いました。見習わないといけないな、って。――同じ立場だったから余計に。田中そうですね。1人で見せるっていう面がPersonaでは一緒だったので、プレッシャーがある中で僕も学んだな、と思いました。柴崎玲於くんは、すごく楽しそうに踊ってるな、って思います。見てて、こっちも楽しくなるっていうか。古川進化?志村あんまり楽しくなさそうに見えた?古川あんなに内気な子だったのに、みたいな話なのかと(笑)。柴崎そういうことじゃないんだけど、より表情とか動きとかで、自分の伝えたいものがよりすぐに伝えられるようになっていってるのかな、っていうのが感じられて。だからそれがより見てて楽しいんですよね。特に「Aim so High」を踊ってる玲於くん好きです。本当楽しいんだろうなっていう。松村楽しい人。志村はははっ!古川ひょうきん担当。志村あながち間違いじゃない(笑)。柴崎でも「SAWAGE!!!!」の振り作るときは、ダンスに関しての知識は豊富なので、アイディアをたくさん出してくれたり、あとはライブの動画を見て気になったところを演出担当の方と話して、改善点を出してくれたりとか。パフォーマンス面でどんどん頼れる存在になっていってるな、っていうのを思いました。――より頼りになる存在に。柴崎そうですね。どんどん頼りになっていくと思います!ジャン常にライブは9人一緒にしているわけですから、少しずつスキルアップしているところも僕らにとっては自然に見えているところなので、はたから見たら、スキルアップしてるところはもっとたくさんあると思います。毅はライブだけではなく、基本的にまとめてくれる場面が多いんですけど、INFINITYでも作品として最初から最後まで流れを観たときにMCだったりで、毅が士気を上げているところはすごく強かったですね。「maybe it’s you」は今回バラードを珍しく一緒に歌ってるんですけど、毅のボーカルはイヤモニで聴いて、安定してんなぁと思いながら歌っていたので。古川安定してんな、って思いながら……。ジャン自分のパート歌ってた。古川(笑)。ジャン楽器もそうですけど、ちょっとしたブレは聴いてる側でピッチがずれちゃったり、聴こえ方とかいろいろあると思うんですけど、基本的に毅は、ボーカルとして安定感を作ってくれているな、というのは、改めて感じましたね。僕が知らないところで努力している中での進化だな、と思います。すごく研究熱心で、多分ボーカリストとしてのね、探究心があるんだと思います。志村颯はPersonaからそうなんですけど、振りも考えたり、また自分が相談する相手としてもどんどん、どんどん成長していって。本当に頼れる存在になりました。もうひとつ、脳が増えたじゃないですけど、何かパフォーマンスに関して相談できる人、頼れる人ができたことは進化というか。そこは颯が、パフォーマンスに対して真摯に取り組んでくれたからこそ、なるべくしてなったんだろうと思います。これからも颯と一緒に振りを考えたり、やっぱり僕ら9人もいるんだけど、どうしても1人だけで見るとなると本当に厳しいんですよね。颯も振りを作るのは楽しいって言ってくれているので、一緒に頑張っていきたいな、って思います。飯島和哉は今回のINFINITYもPersonaもそうなんですけど、一つ一つのフレーズの、ここを決めるぞというところのパッションみたいな……心を揺さぶられるポイントが前よりもすごく多くて。一緒に踊ってパフォーマンスしてるときでも和哉の煽りとか、ラップのワンフレーズがもう魂の叫びで。そういうときは僕もやってやるぞ!ってもうひとつギアをかけてくれるような……そういう魂のラップですね。技術面もですけど、一緒に踊ってて、特に感じる部分がそこだったので、これからも揺さぶってほしいですね。和哉魂のラップ(笑)。もう見出しやん。――大きなライブをふたつ経て、これからのSUPER★DRAGONについて、BLUEのみなさんにどのようなことを期待してほしいですか?古川先日EBiDAN THE LIVEもありましたけど、みんな気合入れてやりました。髪型一つとってもそうだし、いろいろとみんなで試行錯誤し合って、つかむぞ!ってやってたのもありますし、その気合は、今年の「mirror」のリリースもそうだし、Persona、INFINITYもそうだし。声もせっかく出せるようなったので、BLUEの輪をもっともっと広げていけるように、まだ予想だにしてないことを、もっともっと巻き起こしていきたいな、と思います。おまけ・もうすぐハロウィン、仮装するとしたら何がしたい?志村じゃあ吸血鬼で。一同(笑)。柴崎なんかないの、もっと。古川お前の吸血鬼、誰が見たいねん。志村ジャン見てて出てきた。昔に雑誌出たときに、ジャンが吸血鬼の仮装してたんですけど。というのと、昔に、吸血鬼の衣装でライブをしたことがあったんで吸血鬼かな、って。飯島僕はキノピオですね。志村キノピオ!?飯島USJ行ったときに、キノピオがいたんですよ。めちゃくちゃ可愛くて、そこからキノピオにハマっちゃって、1回仮装したい。池田僕はまあ玲於君と同じなんですけど、安定にドラキュラとかですかね。なんだかんだやったことないので。松村ドラゴンボールのミスターポポ。一同(笑)。松村でっかい唇つけて。バルクアップして。志村みんな好き、ポポ!ジャン僕はね結構毎年ちゃんとやってるんですよ。松村去年は?ジャン去年はゾンビ。ウォーキングデッドじゃないですけど。そうですね。『HUNTER×HUNTER』のヒソカか。古川あー、なるほどね。ジャンちょっとコアなんですけど、「ファイト・クラブ」って映画で、ディカプリオが白スーツを着ているシーンがあるんですけど、それを去年からやりたいなと思ってて。今年こそは。古川えー!なんでしょうね。難しいな。やったことがないんだよね、ちゃんと。僕もなんか、ドラゴンボールのピッコロとか。身長高いですし、ギリいけそうだな。ピッコロが履いてるブーツみたいなのを持ってるんですよ。ジャントンガリ?古川トンガリブーツみたいなのを持ってて。それを生かしてやりたいです。田中僕は……ハーレクインとかいいじゃないですか。志村ええ!?飯島女性側いくんだ?田中やってみたいな。古川やってみてほしい気がする。キツそうだけど。田中意外と女性側なんで。ちょっとやってみようかな、と。伊藤僕はSuicaのペンギンで。一回やってみたい。一同(爆笑)。志村いい!いいな!柴崎僕はふたつあってリアルにジョーカーやりたいんですよ。あと特殊メイクで猫やってみたいです。一同へ~!志村けっこう怖い奴じゃん。取材・文:ふくだりょうこ撮影:山﨑優祐ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントメンバーのサイン入りポラを2名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<CD情報>2023年9月27日(水) 発売FC限定盤 CD+Blu-ray+ブックレット「INFINITY TAPE」【ZXRC-2099】¥7,800(税込)「Reach the sky」以外の収録曲は10月11日配信スタート!
2023年09月28日9月24日(日) 、豊洲PITにて「SUPER★DRAGONDRA FES 2023」が行われた。2021年以来となるDRA FESに多くのBLUE(SUPER★DRAGONファンの総称)が集まり、久しぶりの“FES”を楽しんだ。本記事では1部の「龍崎高校学園祭」、2部の「8th Anniversary Live」の模様をともにレポートする。真面目にふざけて、真面目にカッコよく13時45分よりスタートした第一部。龍崎高校の教室を舞台に、メンバー全員が生徒に扮する。チャイムが鳴り響き、そのままOvertune。瞬く照明の中、学ラン姿のメンバーが登場すると、大きな歓声が上がった。まずは「BAD BASS」を。歌いながら机の上に座ったり、立ったり、初っ端から治安が悪くて最高である。1曲披露し、会場の熱をあげたところで担任のベビドラ先生が登場。学園祭、ということで企画も盛りだくさんだ。先生の仕切りで年齢順に出席をとり、それぞれ個性のあるお返事をしたあと、ひとつめの企画へ。明日の学園祭で歌う曲を決めなければならないが、挙げられた楽曲は「ゲラゲラ」と「NICHIYOUBI」、「Cross Counter」の3曲。スパドラそれぞれのユニット曲である。その3曲で意見が分かれてしまい、揉める9人。そこでゲームをして勝ったチームが提案した曲を歌うことに。チームはユニットごと、「ゲラゲラ」チーム(志村、古川、ジャン)、「Cross Counter」チーム(田中、池田、松村)、「NICHIYOUBI」チーム(柴崎、飯島、伊藤)の3つに振り分けられた。ひとつめのゲームは「BLUEに聞いたよ♡メンバーイメージランキング」。事前にあるテーマでBLUEのアンケートを実施、ランキングを決定。チームごとにシンキングタイムの30秒でランキングを予想していく。1位から9位まで当てた数だけポイントとなる。1問目のお題は「職場やアルバイトの上司にしたいメンバーは?」。ゲラゲラは「信頼と実績の優等生なので」(古川)ということで飯島が1位と予想。9位の田中については「説明するまでもない」とジャンが言い、すかさず田中が「おいっ!」とツッコむ場面も。そんな田中がいるCross Counterチームは古川が1位と予想。「MCとかコメントも代表して話していることが多いし、頼りになるイメージがある」と松村が理由を述べた。さらに9位予想の伊藤については「早歩きだし、喋るの早いし、カリカリしてるし、怖そう。焦ってんじゃないの、って」(松村)。NICHIYOUBIチームは1位に飯島、9位は田中と「ゲラゲラ」チームと同じ予想に。自身の名前が1位に記載されていることに飯島は「(柴崎と伊藤が)書いてくれました!」と嬉しそう。そして田中については「そのまんまだよね。お察しください」と柴崎。結果は4位から8位を一気に発表し、4位からジャン、松村、伊藤、池田、柴崎という結果に。この発表だけでも大紛糾だったが、3位の志村、2位は古川となると、予想が当たっているのでは?という空気に。結果、1位は飯島、9位は田中とゲラゲラチームとNICHIYOUBIチームが予想を的中させた。ふたつめのテーマは「プレゼントのセンスがありそうなメンバーは?」ここで1位と9位の予想が3グループとも同じという展開に!1位は柴崎だ。「日常で実用的に使えるものをセンスのいいものをくれるイメージ」(古川)、「なにやらせても嬉しいものを贈ってくれる」(松村)と言うように相手が喜ぶものをプレゼントとして贈る印象があるよう。一方、9位は伊藤。「あげる相手のことじゃなくてあげる自分のことを考えている」と松村のコメントがあったが、NICHIYOUBIチームは伊藤が自分で9位と記入。「でも、僕は旅とかもプレゼントしちゃいますから!」と言うがメンバーから「絶対に嫌だ!」と声が飛ぶ。気になる結果は、まず、4位に田中が入り、ジャン、飯島、松村と続き、全員が9位と予想していた伊藤は8位にランクイン。さらに3位は毅、2位には1位予想されていた柴崎が入り、ステージ上がざわつく。結果は1位が池田、9位が志村。これには志村が「壮吾より下!?」と叫び、まさかの結果に涙目だ。ここまでのポイントはゲラゲラチームが4、Cross Counterが0、NICHIYOUBIが6とNICHIYOUBIチームが一歩リードした状態で次のゲーム「翔べ!竜の如く!大縄跳び!!」へ。ここはシンプルに一番大縄跳びを飛んだ回数の多いチームが勝利。そして一番飛べたチームには100ポイントをプレゼントというお決まりのスタイルだ。縄を回す人はそれぞれのチームが別チームから指名。トップバッターのNICHIYOUBIチームは古川とジャンを指名。確かに身長が高いメンバーが回したほうが大縄跳びは飛びやすい。10回目からスピードアップをするというハンデもあったが、18回を飛んだ。ゲラゲラチームは池田と松村を縄の回し手に指名したが志村がミスをして0回。Cross Counterチームは柴崎と伊藤を指名、記録は6回止まりとなり、NICHIYOUBIチームが優勝。勝利チームとなった飯島、伊藤、柴崎の3人で「NICHIYOBI」を披露した。後半からは他の6人もバックで盛り上げ、楽しそうな様子を見せる。最後は3人でハートマークを作り、「かわいい!」の声がステージ上からも、客席からも飛んだ。そしてそのまま、ファンも一緒に踊れる「Pretty Girl」を。ピンクとイエローのライティングの中、キュートに届けた。メンバーの個性が見える「スパドラの本音」企画コーナーはまだまだ続く。「キュンキュン大喜利」ではお題に対して、スポットライトが当たったメンバーがキュンとするセリフを言えたらOK。キュンとする回答が出るまで続く。ひとつめのお題は「模擬店のお化け屋敷の入り口で本当に怖がってしまっている女の子に一言」。学園祭っぽいお題である。「安全よし、はい行きましょう、どうぞ」というテーマパークのキャスト風の、キュンとは少し異なる伊藤からスタート。「ほら、手繋いであげるから」という志村のセリフにも歓声が上がったが、OKが出たのは田中。「怖がらなかったらチューしてあげる♡」。「本当にこれ言われて嬉しいヤツいる?」とジャンがツッコんだが、OKはOKである。続いてのお題は「口元にチョコバナナのチョコがついちゃってる女の子に一言」。トップバッター・古川の「かわいいな、食べちゃいたい」から会場からは大きな歓声が上がるが、OKは出ず。飯島は「あざとかわいすぎる罪で逮捕しちゃうぞ」とキュンなセリフが続いたが、池田は「きったねー!」でメンバーからクレームがつく。ジャンは「ごめん、俺のついちゃった!」。OKを出したのは松村「とってあげる♡」。メンバーからは「こいつの『とってあげる』はきつい!」「くやしいなー!」という声が飛ぶが、「終わらせろ、って空気流れやん!ボケてほしいなら最初に回せよ!」と松村も反論しながらもコーナーは終了。ちなみに柴崎は答えてないが、「楽ちゃんは映ってるだけでキュンキュン」とベビドラ先生がフォローを入れた。大喜利で回答はしていなかったが、確かにカメラに映るたびにファンを魅了した。最後の企画は「教えて!スパドラの本音」。「スパドラの中で一番オシャレなのは俺だ」、「なんだかんだいってSUPER★DRAGONの中で困ったときに頼れるのは俺だ」などといったテーマで、アイマスク&ボイスチェンジャーを使い、匿名でトークを展開。「お願い、これだけは直して」では、「最年長の人に言いたい。準備運動のときにマスクをつけてノリノリで踊っているんですけど、鼻息がすごい。ダースベイダーみたい。もう少し抑えてもらいたい」、「リハの時に勝手に僕のお菓子食べるのやめてください!」など、普段のメンバーの素顔が垣間見えるようなお願いが飛び交った。ベビドラ先生による「授業」はここまで。このあとは放課後ということになるのだろうか。「絆を強めるためにカラオケやった方がいいと思うな」という古川の提案のもと、カラオケコーナーがスタートする。まず、「1曲目は盛り上げてほしい」というジャンの言葉に飯島が挙手。田中、池田、松村、ジャンに声をかけNiziUの「Make you happy」を。しっかりと振りもついており、普段なら絶対に観られないようなパフォーマンスを披露。もちろん、ラップパートはジャンと松村が担当した。続いては伊藤が「カラオケ来たらこの曲やらないとじゃない?」と平井堅の「POP STAR」。これにはBLUEのコールも自然と起こり、一体感が高まる。ワンコーラスだけだったが、しっかりと会場を盛り上げた。続いて「ちょっとこのへんで俺行っとこうかな」と立ち上がったのは田中。M!LKの「奇跡が空に恋を響かせた」ではM!LKのメンバー全員のモノマネをしながら歌うという高度なパフォーマンスを展開。サビは他のメンバーがダンスで華を添え、会場は笑いと歓声に包まれた。続いて志村が立ち上がる。「今、洸希が持っていったんだけど、ここからは俺の時代だな」とAdoの「新時代」のワンコーラスを熱唱……するが、「ここがピークだから」と古川がばっさりと演奏中止に。最後は「みんなでどんちゃん騒ぎできるやつがいいよね」と古川が言い、9人全員で湘南乃風の「睡蓮花」を。古川が歌い出し、そこにメンバーが加わり、盛り上がりを見せた。が、ここで終わりではない。まだ「学園祭本番」が残っている。学園祭の出し物として、ステージを披露。「The Survivor」で先ほどまでの空気をがらっと変えていく。続いて「ゲットレジャーニー」でポップに盛り上げつつ、古川と飯島、志村がBLUEにダンスをレクチャーして全員で体を動かす。さらにアンコールでは、Tシャツ姿に着替えて登場。ジャンが「今から僕たちとららぽーとで買い物しましょう」と豊洲という立地ならではの言葉から「SHOPPING TIME」を披露。柔らかいリラックスした表情を見せ、BLUEたちを魅了。「楽しい学園祭でしたね。また一緒に遊んでくれますか!」と古川が会場に声をかけ楽しい時間を締めくくった。第2部、8周年アニバーサリーライブへ18時からスタートした第2部は「8th Anniversary Live」と銘打ち、パフォーマンスに振り切ったものに。オープニングでこれまでの楽曲のPVを中心としたVTRが流れると客席から大きな歓声が上がった。記念すべきライブの1曲目を飾ったのは「Welcome to my hell」。くるくると変化していく楽曲のカラーとともにパフォーマンスも色を変えていく。続いて松村のラップから始まる「Are U Ready?」。グッと低音を響かせつつ、転調するとどこか華やいだ空気になるステージ上。さらにキレを増すダンス。1曲でスパドラの楽曲としての幅広さを見せていく。1部とは異なる装いで、ジャンも「2部はSUPER★DRAGONのかっこいいところぶちまかしていきたいと思います」と言う。古川は「久しぶりにやるということでスタッフのみなさんとドラフェスって本来どんな感じだったっけ? って原点に戻って考えたりとか。いろんな歴史があるわけなんですけど、一部は僕ら龍崎高校でふざけ倒しましたので、2部は2023年のクリエティブなSUPER★DRAGONの、成長したミクスチャーユニットとしてのカッケェ俺らを見てほしい。今の俺らを見てほしい、そうそう昔の曲はやんないよ、ってことで」と言うと、ジャンも「懐かしい曲にもなかなか頼らないんで」と頷く。「聴けたとしても1、2曲ぐらいかなみたいな感じなので。とにかく2023年のSUPER★DRAGONを楽しんでほしいな、と思います」と古川。しかし、ある種、これはフリになっていたのもしれない。暗転ののち、ステージ上部に照明が当たる。古川とジャンが法被を着て、ライフセーバーを手に登場。立ち回りを見せたあと、「最新のSUPER★DRAGONで行こうぜ!」と呼びかけ2017年にリリースしたアルバム「1st Impact」収録の「BIG DIPPER」を。CDデビュー前からあった超初期の楽曲で、歌舞伎っぽさを感じさせる振り付けに力強い歌声が重なる。続いて、ジャンが「ZEN-SHIN-ZEN-REI」とタイトルをコールすると、こちらも大きな歓声が。客席からはコール、手拍子も自然と起こり、客席の熱が上がっていくのがわかる。一段と歓声が大きくなったのは、当時のテレビ番組で行われたダンスオーディションでソロダンスパートをかけたバトルをまとめた当時のVTRが流れた瞬間。メンバーの初々しい表情が映し出されるたびに悲鳴にも似た声が上がり、ステージ上では、当時勝ち抜いたジャンと柴崎がそれぞれソロダンスを見せた。さらに2016年リリースの「Ooh!Ooh!」と懐かしい楽曲が続く。BLUEの振りも完璧で、それだけでここまでのスパドラとBLUEが築いてきた絆が感じられる。懐かしい楽曲が続いてきたところで、一点昨年リリースの「Honey Baby」をジャンのギターと共に、池田、古川、田中、松村で届け、グッと大人びた雰囲気で魅せていく。そして志村、飯島、伊藤、柴崎がダンサー陣としては初の楽曲となる「SAWAGE」。BLUEのコールも力強くなっており、ツアーでの初披露から短期間でスパドラの盛り上げ楽曲として成長しているのがわかる。終盤ではメンバー全員で登場し、思いっきり騒いでいく。そして「一緒に歌って踊っていきましょう」と田中が声をかけ、「Bad Day」へ。このブロックで前半と後半の楽曲の変化も興味深いが、近年の楽曲でもその幅広さに驚かされるばかりだ。過去から今、今から未来へMCでは、ここまでの楽曲と共に、過去のスパドラについても振り返る。最新のスパドラを見せますと言いながらも、懐かしい曲も続いた。「BIG DIPPER」については「僕と毅が戦う場面が当時もあった」とジャン。当時のパフォーマンスを再現しているのはファンとしては熱くなるものがあるだろう。ジャンもかなりテンションが上がっていたよう。脱がなくてよかった法被を勢いで脱いでしまったと明かした。一方で「Honey Baby」ではジャンがギターで披露するなど、新しい面も見せるなど、「過去から今、今から未来へ」と飯島が言ったようにただ懐かしむだけではない、これからの可能性も感じさせるセットリストと演出だ。そして続いてはファンが聴きたいという曲を。今回のライブに先立ち、X(旧Twitter)ではファンの皆さんが聴きたい曲は何か、4択のアンケートをとっていた。そこで1位となった「Wild beat ~ Hack my Choice」を披露。アルバム「1st Impact」の1曲目、2曲目に収録されている楽曲だ。この曲は撮影OKということで、BLUEはペンライトをスマホに取り替えて撮影に集中。スパドラの気迫のこもったステージを捉えた。懐かしい楽曲の披露を噛み締めつつ、ジャンは「振り返ってみれば、いろんな見せ方をミクスチャーユニットとしてやってきたわけなんですけども、最初は企画だったものが大きくなっていてとある僕たちの見せ方がひとつの武器となっているんですけど」と切り出したのは年上組のファイヤードラゴンと年下組のサンダードラゴンの楽曲だ。SUPER★DRAGONとはまた違う見せ方をすることで、それぞれの魅力を引き出している。ということで、ここからはそんなファイヤー、サンダーそれぞれのパフォーマンスを。まずは「大人」なファイヤードラゴンのからスタート。出番なのに、飯島と志村が間違って着替えに戻ってしまった、という昔話を交えつつ、披露するのは「Aim so high」。最新のファイヤードラゴンのパフォーマンスだ。ゴリゴリに踊って歌うカロリーの高いステージはそれだけで観ている人たちの熱をあげていく。続けてサンダードラゴンの楽曲「GETSUYOUBI」を。終盤にはサンダードラゴンが登場し、9人で魅せた。そして今度はサンダードラゴンがファイヤードラゴンの「ARIGATO」を。序盤はファイヤードラゴンも参加し、ステージを盛り上げ、後半はサンダードラゴンの5人が歌声を重ね、想いを届けた。そしてもちろん、サンダードラゴン自身の楽曲である「Bad Bitter Honey」も披露し、エッジの効いたパフォーマンスでクールに。新旧織り交ぜたセットリストで魅せたライブも終盤へ。「X」、「Tap tap tap!」と畳みかけ、ボルテージをあげていく。本編ラストの楽曲は2023年の最新リリース楽曲「Reach the sky」。メンバーはタオルを回し、BLUEはペンライトを回し、笑顔で締めくくった。アンコールで見せた原点と今そして、アンコールでも「原点」と「今」を見せる。アンコールがかかる中、ステージには池田の姿が。ピンスポットが当たり、アカペラでその歌声を響かせ、古川が続き、2人の歌声が重なる。アンコールの1曲めは「KITTO→ZETTAI」。2016年リリースで、池田と松村と田中がボーカルになった楽曲で、原点とも言えるものだ。アンコール1曲目を終え、「ドラフェス楽しいね」と古川。「こういう空気感だったな、っていうの思い出しますよね」と言うと、ジャンも「マイホームって感じだね」と頷く。「過去の曲を知らないで、最近スパドラの好きになった人たちは、『ZEN-SHIN-ZEN-REI』の過去の映像とか観てびっくりするんじゃないかな。こんな成長したんだ、って」とジャンが言うセットリスト。志村曰く、スパドラとしての楽曲も100曲を超えたのだそう。デビュー当時からのファンも楽しい。一方で、今からたくさんのスパドラのこれまでの楽曲と触れ合えるのは、新しくファンになった人ならではの楽しみ方でもあるだろう。そして、特別な1日を締め括ったのは「Popstar」。伊藤が動画を撮り、メンバーそれぞれがスマホに向けてリラックスした表情を見せ、BLUEに笑顔を向ける。それに応えるようにBLUEもペンライトを振り、互いの絆を確かめ合うような多幸感ある空間が生み出された。メンバーもBLUEも笑顔が弾けた一日限りの公演。アンコールでは12月22日(金) に「9th Anniversary Special Event“999”」を豊洲PITにて開催することを発表、まだまだ今年のスパドラとの楽しみも続く。12月22日は歴史が塗り替わる日という言葉もメンバーからあったが、8周年を祝い、そしてすでに次に向けて走り出しているSUPER★DRAGON。次はどのような景色を見せてくれるのだろうか。取材・文:ふくだりょうこ撮影:小坂茂雄 / 笹森健一セットリスト【1部】龍崎高校学園祭M1. BADASS〜ゲームコーナー〜①BLUEに聞いたよ♡メンバーイメージランキング!!②翔べ!竜の如く!大縄跳び!!M2. NICHIYOUBIM3. Pretty Girl〜キュンキュン大喜利〜〜教えて!!スパドラの本音!〜M4. カラオケコーナーa. Make you happy(NiziU)b. POP STAR(平井堅)c. 奇跡が空に恋を響かせた(M!LK)d. 新時代(Ado)e. 睡蓮花(湘南乃風)M5. The SurvivorM6. ゲットレジャーニーM7. ワチャ-ガチャ!M8. Untouchable MaxENC1. SHOPPING TIME【2部】8th Anniversary LIVEM1. Welcome to my hellM2. Are U Ready?M3. BIG DIPPER/feat.UDANJI ICHIKAWAM4. ZEN-SHIN-ZEN-REIM5. Ooh! Ooh!M6. Honey BabyM7. SAWAGE!!!!M8. Bad DayM9. WILD BEAT〜HACK MY CHOICEM10. Aim So High(ファイヤードラゴン)M11. GETSUYOUBI(サンダードラゴン)M12. ARIGATO(ファイヤードラゴン)M13. Bad Bitter Honey(サンダードラゴン)M14. XM15. Tap tap tap!M16. Reach the skyENC1. KITTO→ZETTAIENC2. Popstar<解禁情報>『9th Anniversary Special Event “999”』※999の読み:トリプルナイン日時:12月22日(金) 17:00 open / 18:00 start会場:豊洲PIT価格:999円チケット情報:・9月24日(日) 20:30〜10月1日(日) 23:59 ファンクラブ「AREA SD」会員先行・10月7日(土) 18:00〜 オフィシャル先行プロフィールSUPER★DRAGON志村玲於、古川毅、ジャン海渡、飯島颯、伊藤壮吾、田中洸希、池田彪馬、松村和哉、柴崎楽からなる9人組進化系ミクスチャーユニット。通称”スパドラ”。ラップやダンス、メンバーによるヒューマンビートボックスまで融合させたミクスチャースタイルな楽曲に、目まぐるしく変わる9人のフォーメーションダンス、そしてキャッチーで一緒に踊りたくなる振り付けが魅力。関連リンクオフィシャルサイト:(旧Twitter)::::
2023年09月25日ホテル「キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート」が、2026年春に開業予定。ブティックホテル「キャノピーbyヒルトン」が宮古島へ国際的なホテルチェーン・ヒルトンが手掛ける、ライフスタイルブランド「キャノピーbyヒルトン」。世界の魅力的な立地を舞台に、比較的小規模かつスタイリッシュな“ブティックホテル”として機能しているのが特徴で、親しみのあるデザインとフレンドリーなサービスを提供。またその土地ならではの魅力を詰め込んだホテルステイを提案している。そんな「キャノピーbyヒルトン」がアジア太平洋地域初のリゾート進出として、沖縄・宮古島に上陸。宮古島ならではのこだわりの食や文化の体験はもちろん、地域に開かれたスペースや、敷地内に"賑わい施設”の設営も予定。隣接する「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」とはまた異なるホテル体験を楽しむことができる。地上12階建てとなる「キャノピーbyヒルトン」では、全310室の客室を用意。またホテルのハブとなる「キャノピー・セントラル」では、オールデイダイニング、バー&ラウンジ、イベントスペースを兼ね備えるほか、伊良部大橋やサンセットをのぞむ「ルーフトッププール&バー」、シャワールームとロッカーを完備した「トランスファー・ラウンジ」など、充実した施設内容を揃えている。【詳細】キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート開業時期:2026年春予定住所:沖縄県宮古島市平良字久貝アゲタ550-7客室数:310室/12階建てホテル共用施設:キャノピー・セントラル(オールデイダイニング、バー&ラウンジ、イベントスペース)、ルーフトッププール&バー、トランスファー・ラウンジ、スパ、フィットネス、キッズクラブ敷地面積:45,943㎡建物面積:ホテル棟22,037㎡、賑わい施設棟1,788㎡
2023年08月31日7月17日、TOKYO DOME CITY HALLにてSUPER★DRAGON LIVE TOUR 2023「∞~INFINITY~」の最終公演が行われた。今年、初のパシフィコ横浜での公演を経て、更なる成長を遂げて挑んだツアー。充実のファイナル公演をレポートする。可能性を感じさせる楽曲の数々で観客を魅了!定刻になると、鼓動音と共に、点滅する赤いランプ。宇宙を感じさせるような映像のあとに、メンバーが映し出されていく。メンバーの姿が映るたびに、歓声が響き渡り、BLUE(スパドラファンの総称)の青のペンライトがきらめく。オープニングを飾るのは「Tap tap tap!」。古川毅のボーカルが響き渡り、開幕だ。ジャン海渡、池田彪馬、田中洸希、松村和哉がステージのサイド、ソファに腰掛け……とさまざまなところから姿を現わし、ステージ下部の扉からは志村玲於、飯島颯、伊藤壮吾、柴崎楽らダンサー陣が滑り出てくる。スパークラーが吹き上がり、ド派手にファイナルのスタートをぶち上げていく。松村が「調子どう?」と呼びかけ、「Monster!」へ。パワフルなだけではなく、セクシーさもあるステージに会場の熱が上がっていくのがわかる。スクリーンにはメンバーの表情が映し出されるが、池田の表情が圧巻。セクシーで、切なげな表情に、さらに投げキッスとBLUEを翻弄していく。さらにジャンの「ぶちあがる準備はできてるか!」と始まった「SWEET DEVIL」では、BLUEたちも一緒になって体を動かし、一体感を高めていき、次第に客席の声も大きくなっているのがわかる。冒頭からテンションをキッチリ上げたところで、最初のMCへ。まずはジャンが「INFINITY、無限大の可能性ということで、このツアーではですねSUPER★DRAGONの無限の可能性が見れるツアーになってるかなと思うんですけども、もちろん千秋楽ということで、みんなの熱量と俺たちの熱量がぶつかり合って、最高の締めくくりにしたいと思うんだけど、みんなその準備はできてる?」と言うと、会場からは大きな声援が。しかし、まだ足りないとジャン。会場とコール&レスポンスをし「このみんなのバイブスと俺たちの熱量がぶつかって、最高のライブにしたいと思います」とあいさつした。そして改めて、メンバーそれぞれが自己紹介を。古川は「今日は生配信もあるし、ファイナルですから、映像収録もありますから、声出してもらわないと!」とさらに煽る。伊藤は津田沼行の最終電車のアナウンスでごあいさつ。柴崎が「最終日だから最終電車なんだ?」と言うと、「そうなんです!」とにっこり。田中は得意のボイパを披露し、「マモルでーす」と自身が出演するドラマ『埼玉のホスト』にちなんだ挨拶を。「俺マモル、お前をまもるって言ってるぐらいなので、今日はみなさんを守って帰りたいと思います」と言うと、会場からは歓声が。しかし、メンバーから「完全に守られる側やろ」というツッコミも受けつつも、「お前ら守ってやるぜ」と笑顔を見せた。飯島は「ひとつだけやりたいことがあって。TOKYO DOME CITY HALLで僕と拍手って言ったら、みんな一斉に拍手をしてほしいんですよ」と有名なCMの文言に引っ掛けて会場にお願い事を。そして会場から拍手を浴びて満面の笑み。「歓声が聞けるからこそ、拍手聞ける幸せ!」と言ったが、「ひとつ気になったのが僕と、って言ったのに拍手してなかったよね」と古川から指摘が入ると「嬉しくて聞いちゃいました」と照れ笑いを浮かべた。池田は「みなさん、会いたかったです」とはにかんだあと、「最終日ということで、本当にね、最後まで楽しんで。僕と一緒に最高の思い出、最高の最後の1日にしましょう」。志村はお馴染みのコール&レスポンスで挨拶し、テンションを上げる。ライブグッズを担当している柴崎は「みなさんの持ってるグッズを掲げてください」と言い、会場を見渡して目を細め、「ありがとうございます。こういうのを見るとやっぱグッズ作ってよかったなって思えます。このグッズ、INFINITYだけじゃなくてこの先もずっと一緒に持ってSUPERD★DRAGON楽しんでいってください」とあいさつ。松村は「SUPER★DRAGONのライブにしては珍しく、快晴じゃないですか」というと「確かに!」と頷くメンバー。「なんかね今日快晴だねって個人ファンクラブで言ったんですね。そしたら毅、元気ない?ってめちゃめちゃ来た」と裏話を披露。「ちょっと待って、名古屋晴れだったろ」と雨男と言われる古川がツッコミつつ、松村は「毅くんも僕らもピンピンしています」と伝えた。ジャンまで自己紹介を終えたところで、「最高の夜を作っていこうぜ」とBLUEたちを誘い、和哉の低いラップから始まる「Are U Ready?」を。ボーカルの奥行きと、アグレッシブなダンスが重なり、緩急ある楽曲をより盛り上げていく。そしてここからはユニット曲へ。松村と池田による「Do It」。激しいダンス、松村のラップ、池田の伸びやかなボーカルと共に、どこか挑発的なステージを見せていく。「maybe It’s you」では、打って変わって古川、ジャン、田中がしっとりと。3人が歌声を重ねると、逆にそれぞれの歌声のよさが際立つから不思議だ。落ち着いた照明、煌めくミラーボールの中、優しい歌声を届けた。続いて、ダンサー4人がステージに。伊藤のアナウンスでポップな「SAWGE!!!!」。夏を感じさせるようなお祭りソングというのが、スパドラとしては新しい。そもそも、ダンサー陣4人がマイクを持つという図もレアだ。それぞれのキャラクターを感じさせる歌詞、神輿をかつぐようなファニーなダンスを見せたと思ったらクールな面も見せ、さらに、伊藤、柴崎からBLUEの心を鷲掴みにするようなセリフが盛り込まれ、ここまでで一番の歓声をかっさらっていった。気持ちも目も忙しくなるが、まさに、会場はお祭り騒ぎのテンションに。さらに田中のボイパパートでまた空気が変わる。まさにINFINITYな魅力を全員で見せてくる。田中のボイパからそのまま「Don’t Turn It Down」に雪崩れこむ。黒のクールな衣装に着替えて全員がステージへ。思わず体が動くようなリズム。それぞれがサウンドに体を乗せていく。そして、今の時期にはぴったりな「So Woo」で体を揺らしたあと、キュートな振りが印象的な「Pretty Girl」へ。メンバーが変わるがわる、客席に降りて、Blueの近くで歌声とダンスを届けた。BLUEの表情を間近で見て、メンバーも表情をほころばせていたのが印象的だ。興奮冷めやらぬ中、田中の低めの歌声で始まる「Distance」。どこかノスタルジックさも感じさせるメロディにダンスが乗る。ボーカル層の厚さと、卓越したダンススキルで、目で、耳で楽しめる贅沢な楽曲かもしれない。サンダードラゴン、ファイヤードラゴンで楽曲を披露無限大の盛り上がりへライブもそろそろ折り返しのタイミングでのMCはBLUEには着席してもらい、INFINITYというタイトルにちなんで、可能性を見せたかったということから披露されたユニット曲を振り返った。飯島から感想を求められた松村は「楽しいですね」と言ったあと、「いや、ラップうめぇ、俺、って聞きながら思った」とにやり。飯島は「すばらしいことだよ!」と言い、古川は「それぐらいの自信もってやってもらわないと」。そして池田は「最終日に『Do It』一番かませたんじゃないかな、って」と言うと、古川も「ステージ上は観られなかったけど、耳中は(イヤモニを通して)すごいことになってた」と頷いた。続いては古川、ジャン、田中のユニット。「ジャンがこういうバラードでしっかり歌うのすごい珍しいな、って」と飯島が話を振ると、靴紐を結んでいたジャン。古川が「ここで靴紐結ぶ!?」とツッコむと、田中がひざまずき結んであげ、それに古川も続くというあまり見たことがないような光景が繰り広げられた。ふたりに靴紐を結んでもらったジャンは「しっかりバラードみたいなのはね、なかなかないんで。毅が企画してくれて、最初はどうなるんだろうなとかあったんですけど、やってみたらすごくいい感じだった!」と笑顔を見せた。そして、なかなかないと言えば、「SAWAGE!!!!!」である。「この4人でハンドマイク持ってやるのは初めてじゃないですか」と古川。振り付けもイチから作っていたそうだが、志村曰く「爆笑しながら振り付けも作ってたもんね。こんな動きあったらおもしろいんじゃない?って」。飯島は「楽しんで作ったので皆さんね。これから先披露するときは、ぜひ一緒に神輿を担いでいただいて、楽しんでいければなと思います」ちなみに作詞作曲はジャンと松村。作詞作曲もジャンも「ずっと笑いながら作ってたよね」と言えば、松村も「デモが録れないんだよね。笑いすぎて」。ジャンの家での制作の様子も撮ってあるそうで、いつか見ることができるかもしれない。続く楽曲は日替わり曲。この日は「Summer Breeze」を披露。さらにこの曲だけは撮影OKに。1曲だけだが、ステージにスマホを向ける様子は、固唾をのんで見守る空気感と少し似ている。その中で、圧巻のステージを見せた。BLUEがスマホをペンライトに持ち替えたところで、会場に雨音が響く。ステージ上段には、傘をさした古川の姿が。傘をさしたメンバーの姿が、雨が降っている映像に重なってしっとりとした空気を醸し出す。パシフィコ横浜でも見られた演出だが、傘の中に照明が仕込まれていることで、それぞれにスポットがあたり、さらにステージ上で淡い光となる、素敵な仕掛けだ。雨が上がったところで濃い紫がかった照明の下「Not Enough」で大人の魅力たっぷりに。照明の陰影、スポットライトがそれぞれのシルエットを艶めかせていく。煽るようにメンバーが肌を見せると歓声も。そして後半に入ってもさらにお楽しみは待っている。伊藤、田中、池田、松村、柴崎のサンダードラゴンによる「Bad Bitter Honey」をクールに。そして、志村、古川、ジャン、飯島のファイヤードラゴンはテンション高めに「Aim So High」を。ポップに見えて、激しく、細やかなダンスは一瞬たりとも目が離せない。怒涛のようにステージは進んでいく。警報音が鳴り響き、赤の照明がステージを照らし出す中、白の衣装に着替えたメンバーがそれぞれダンスパフォーマンスを見せていく。後半からは檻を思わせるようなセットも登場。檻の中でのダンスでBLUEをくぎ付けにしたところで、閉じ込められた9人が叫ぶのは「Revolution」。メッセージ性の強いダンス、演出に和哉のラップが乗り、世界観に厚みが増す。さらにボルテージは上がっていく。真っ赤な照明の中、「La Vida Loca」で躍動。赤の空間の中で、Blueが手に持つ青のペンライトが際立つ。「OK、東京。黙らずに叫ぼうぜ」と松村がいい、「Shot Up, Shout Out」へ。ここで再びメンバーが客席へ。田中が空間を切り裂くような叫びを響かせ、会場を暑くさせる。ライブは終盤だがまだまだ加速させていく。「Mada’ Mada’」「Untouchable MAX」を立て続けに披露し会場の熱は最高潮に。さらに、最新曲、「Reach the sky」ではタオルを回して全員で盛り上がっていく。そして古川「最高の締めくくり、最高の盛り上がりをみんなで作れたらと思います。最後に魂の旗、SOUL FRAGを掲げてひとつになりましょう!」という古川の言葉とともに、「SOUL FRAG」で本編を締めくくった。「これからも一緒に最高の青の景色を作っていきましょう」会場からの大きなアンコールに呼ばれて再び登場したメンバー。ツアーTやパーカー姿で「Bad Day」を披露し、MCでは、サンダードラゴン、ファイヤードラゴンの楽曲についてそれぞれが語った。池田は「構想段階から、主に和哉、洸希、彪馬で、こんなのいいかなって話だったんですけど、サンダードラゴンは『真冬の熱帯夜』とか結構なんかなんか僕立ち自身だから歌える楽曲、そういう目線のものが多かったんですけど、今回それに続くストーリーみたいなのを考えたいねってなってこの曲が生まれました」。途中、噛んで「今日はダメだ……」と言いつつも、曲のコンセプトをしっかりと伝えた。歌詞を書いたのは松村。SUPER★DRAGONの楽曲を初期から支えているYockeとの共作だという。歌詞のポイントとしては「洸希が最近ラップやってなかったからラップをやらしたい、と。洸希ができるかできないかのギリギリのフローを作るようにした」のだそう。田中も頷き、「めちゃくちゃ難しいことやってくるから、めっちゃ時間かかったよね」と言うが、だからこその素晴らしい出来だったようだ。そしてファイヤードラゴン。感想を聞かれると古川は「バチ踊り込みですよ。修行ですね」。ジャンも「今回のセトリで個人的に一番疲れるから、体力的に」。飯島曰く「ずっと動いているからね」。でも、口をそろえて言っていたのが、「楽しい」ということ。「ファイヤーのひとつの武器ができたということで、みんなもぶちあがってくれていたのでうれしかったな、と思います」と古川が締めくくった、残すところあと1曲になり、古川が改めて思いを伝える。「みんなとまだまだ見たい景色があるわけで、そこに着実に向かっていければいいなと思っております。本当に生きていると、つらいこととか、正直たくさんありますし、見たくないニュースもいっぱいあるな、って感じるんですけどそういうものを一人一人ここに、持ってきたりとか、抱えたりしていると思うんですけど。 どうにかこうにか、明日からみんなが自分磨きとか、何か一生懸命やったりとか、夢に向かって頑張っていく姿を、背中を押せればいいなと思って、音楽、ライブ、エンタメを作っている次第です。応援してくださいっていうよりは、応援しています。なので、一緒にこれからも最高の青の景色作っていきましょう」と想いを伝えた。「俺たちの向かうべき先をこの曲で何か1個示せてるのかなと思うので、最後に今日一番の盛り上がりをこの曲で作れたらいいなと思ってるんですけど、準備はいいですか」とコール&レスポンスのあと、「Popstar」でツアーを締め括った。パフォーマンスのバッグでスクリーンに今の彼らの表情が昔の写真とともに映し出されているのがまたエモい。でも、メンバー同士がステージ上で楽しげに微笑みを交わしているのが一番心に刺さるかもしれない。全ての楽曲を終えたところで、改めてメンバーからメッセージが伝えられた。トップバッターは今回のツアータイトル『INFINITY』を考案した人でもある飯島。「僕ら無限の可能性、今日見せられたんじゃないかなと思います。SUPER★DRAGONはまだまだどんどん進化していきますので、よろしくお願いします」。田中は「地方でまず声出し解禁したライブが久しぶりだったのでやっぱ嬉しかったですし、こうやってやっぱ皆さんの声ありでライブしてると一体なってるなってすごい実感する」と噛み締め、伊藤も「みんなの元気な声がたくさん聞けて嬉しかったです」と笑顔を見せ、さらに「今年のスパドラの夏、目白押しですから引き続きね。SUPER★DRAGONの走る先を青く照らしていってもらえたらなと思います」。ジャンは「改めて皆さんが1人で戦ってるときとか、ライブ終わった後に家帰って考え込むことがある人も来ているんだと思いますけど、そういうときにイヤホンだったり、スピーカーからSUPER★DRAGONの音楽を流すだけで全て忘れられて吹っ飛ぶくらいの存在になれたらなと思いますので、これからもついてきてください」。志村は「Personaのその先をみなさんしっかり見れたんじゃないかなと思います。そしてですね、無限の可能性ということでこれからまだまだSUPER★DRAGON、止まらないので一緒に僕たちと歩いてくれたら嬉しいです」。松村は「言いたいことはさっきの曲の中でほとんど言ったんですけど」とした上で「とにかく僕らと僕らの音楽はずっとあなたの味方なので信じてください」とシンプルだが熱いメッセージを送った。「グッズを作るのは僕の1個な可能性みたいなところもあるので、そういう9人と1個1個の可能性をくっつけてずっとずっとこの9人で突っ走っていきたいと思います」と柴崎が語り、ラストは池田。「8年目になって、こんなに活動してきたんだって思う日々なんですけど、こうしてみんながそれぞれいろんな場面で成長して、メンバーが作った曲、歌詞を歌って、メンバーが作った振り付けで踊って、常に幸せを更新できてる気がしてそれが一番何よりの幸福というか、僕にとって、メンバーにとって最高の幸せだなというふうに感じます。そして、みなさんの幸せも僕たちがこれからもずっとずっと常に作っていきたいなと僕たちは思っています。INFINITY、無限の先を僕たちは作っていきます。そのためにはみなさんが手に持ってる青い光がなによりも大切だし、かけがえのない存在です。この先も僕たちは走り抜けていきます」最後はステージの端からから端へと移動して、BLUEの表情を焼きつけたSUPER★DRAGON。この日は『SUPER★DRAGON DRA FES 2023』の開催決定、また8周年記念となる『INFINITY TYPE』のリリースをサプライズ発表し、BLUEたちを喜ばせた。このツアーでさまざまな可能性を見せた9人。無限のその先の景色を、彼らはこれからもBLUEとともに作っていく。取材・文=ふくだりょうこ撮影=笹森健一
2023年07月17日ホテル「ダブルツリーbyヒルトン京都駅」が、2024年3月29日(金)より京都・東九条にて開業する。「ダブルツリーbyヒルトン京都駅」が京都に誕生「ダブルツリーbyヒルトン京都駅」は、2023年8月に開業する「ダブルツリーby ヒルトン京都東山」に続く京都で2軒目のダブルツリーbyヒルトンホテル。ホテルはレジャーにもビジネスにも最適なJR京都駅八条口より徒歩約5分に位置し、京都らしさを感じられるデザインを随所に取り入れているのが特徴だ。6タイプ全266室の客室でホテル2階から最上階の9階には、6タイプ全266の客室を用意。階層ごとに異なる内装デザインを施し、2階から6階までは、古都・京都を感じるレトロモダンなスタイルに。7階以上は「エグゼクティブルーム」と「スイートルーム」を備えている。「エグゼクティブルーム」は、紫を基調としたクラシックなスタイルで、落ち着いた空間を演出。また、全3室の「スイートルーム」のうち1室は「畳スイートルーム」となっており、日本文化を満喫できる和風スタイルに仕上げた。エグゼクティブ&スイートルーム限定ラウンジ9階に位置するエグゼクティブラウンジは、「エグゼクティブルーム」または「スイートルーム」宿泊者の限定ラウンジ。解放感のある空間で、チェックイン・チェックアウト、朝食、リフレッシュメント、イブニングカクテルなどのサービスを利用することができる。四季の素材を味わうオールデイダイニングまた、ロビーフロアに隣接するオールデイダイニングでは、“ハーベスト(収穫)”をテーマに、四季を感じられる⾷材をふんだんに取り⼊れた料理を提供。⻄京味噌マヨネーズがアクセントとなる「ダブルツリーハンバーガー」、丹波あじわい鶏を使用した「ダブル親子丼」、「盆栽ティラミス」など、地元の旬な食材を堪能することができる。カフェ&バーやフィットネスセンターもさらに、カフェ&バーは「⽇本酒の飲み⽐べセット」や、世界各国のリキュールなどを楽しめるオープンな空間として登場。そのほか24時間利⽤可能なフィットネスセンターやミーティングルームなど、幅広い滞在目的に対応する施設も用意する予定だ。詳細「ダブルツリーbyヒルトン京都駅」オープン日:2024年3月29日(金)所在地:京都府京都市南区東九条西岩本町15番客室:全266室ホテル延床面積:12,760㎡付帯店舗:料飲施設2店舗(オールデイダイニング、カフェラウンジ)、フィットネスセンター、エグゼクティブラウンジ、ミーティングルーム
2023年07月09日超特急やM!LK、SUPER★DRAGONなど、数多くの人気ボーイズグループを輩出している若手アーティスト集団・EBiDANが、ライブイベント『EBiDAN THE LIVE UNIVERS 2023』を8月11日(金・祝)・12日(土) に国立代々木競技場 第一体育館で開催することが決定した。2013年にスタートした『EBiDAN THE LIVE』(通称『エビライ』)は、所属アーティストが一堂に会する毎年恒例のイベント。年を経るごとに規模を拡大し、2019年には幕張メッセで2デイズにわたり行われながらも、2020年と2021年はコロナ禍のため公演見送りに。3年ぶりの開催となった昨年の『エビライ』は、2011年の結成以来EBiDANを牽引してきたDISH//の卒業公演ともなり、世代交代とEBiDANの新たな未来を印象づけた。史上最大規模となる3公演が行われる今年は、初日公演に「Love & Communication」、2日目の1部公演に「Love & Cool」、2部公演に「Love & Sweet」と、それぞれに異なるテーマが設定。当然3公演で異なる構成、セットリストとなることが見込まれるうえ、すべての公演テーマに“Love”が含まれているのが見逃せないポイントとなっている。<公演情報>『EBiDAN THE LIVE UNIVERS 2023』会場:国立代々木競技場 第一体育館8月11日(金・祝) 「Day 1 Love & Communication」開場17:00 / 開演 18:008月12日(土) 「Day 2-1部 Love & Cool」開場11:30 / 開演12:308月12日(土) 「Day 2-2部 Love & Sweet」開場17:00 / 開演 18:00【出演】超特急 / M!LK / SUPER★DRAGON / さくらしめじ / ONE Nʼ ONLY / 原因は自分にある。 / BUDDiiS / and more……【チケット料金】指定席/ファミリー席:11,000円(税込)【注意事項】※3歳以上はチケットが必要となります。※3歳未満のお子様は大人1名につき1名まで膝上に限り無料。ただし、お席が必要な場合はチケットが必要です。【ファミリー席注意事項】※ファミリー席では大人の方もお子様も着席で鑑賞していただきます。※立ってのご鑑賞は禁止とさせていただきます。※中学生以下のお子様1名以上が必ず同席して頂く事が条件のお席となります。※会場の構造上通路を挟んだ席等になる場合がございます。※ファミリー席エリアでは、係員からお客様のご年齢をお聞きする場合がございます。※ご来場の際はご来場者全員でご一緒にご入場ください。公演特設サイト:
2023年04月06日SUPER★DRAGONが3月25日、パシフィコ横浜にて「SUPER★DRAGON SPECIAL LIVE 『Persona』」を行った。自身最大のキャパシティとなる会場でのワンマンライブ。気合と熱狂が渦巻くライブの模様をレポートする。一球入魂。最大キャパで魅せる最高のステージステージにはどこか廃工場を思わせるような鉄の骨組みのセットが。シンプルなセットでこれからどのようなステージを見せてくれるのだろうかと、開演前から自然と期待が高まる。BGMが一段と大きくなり、照明が消えると、客席からは期待に満ちた歓声があふれる。Overtureでメンバーひとりひとりの写真がスクリーンに映し出されるたびに、客席は湧き、ブルーのペンライトが揺れる。オープニングを飾る楽曲は『Revolution』。ステージ後方を覆い隠していた赤い幕が落ちると、9マスの無骨な骨組にメンバーの姿が。ゆっくりと前にせり出してくるステージ。メンバーは細身の黒のスーツ、目元にpersonaをつけている。パフォーマンスはクール。だが、熱さのある楽曲に一気に会場の熱も上がっていくのが分かる。ひとりずつpersonaを外していく場面では、その瞬間がカメラで抜かれるたびに会場からは大きな歓声が上がる。こんな演出、嫌いな人がいるはずがない。「始まったぜ、Persona!」とジャン海渡が会場に向かって声をかけ、『So Woo』へ。カラフルな照明が会場を彩り、メンバーがステージ上で躍動する。松村和哉が色気を伴ったラップで楽曲を艶めかせ、田中洸希のビートボックスが会場に低く響く。『Are U Ready?』では池田彪馬の声が会場に響き渡る。大きな会場が池田の声をより伸びやかさに感じさせる。大きなステージを存分に使ったパフォーマンスはそれぞれの動きの輪郭を際立たせ、鮮明に見せていく。パシフィコ横浜のステージが9人になじんでいくのが感じられる。Newアルバム『mirror』からの楽曲が続いてところで2ndアルバム『2nd Emotion』から、ライブでお馴染みの楽曲『Untouchable MAX』を。途中、古川が客席にマイクを向けると大合唱が返ってくる。その声に、ついにライブが戻ってきた!という感じがする。スタートからまさに火傷してしまいそうな熱いステージだ。熱さならBLUE(SUPER★DRAGONファンの総称)だって負けていない。この日、最初のMCでジャンが「分かってるよな? 声出し解禁だぜ! 声枯らさずに帰るやついねえよな?」と問いかけると会場には割れんばかりの声が響きわたる。ようやくの声出し解禁にテンションが上がっているのはもちろんメンバーも同じだ。自己紹介では、伊藤壮吾のホームアナウンス、田中のビートボックスというお馴染みのもので湧かせたのに加え、飯島颯が「特別なライブなので、みんなとやりたいことが1個あって」と言いだし、会場全体でウェーブを行う場面も。揺れるブルーのペンライトの波に満足げな笑顔を見せた。志村玲於、ジャンはBLUEとのC&Rに気持ちよさそうな表情を見せる。髪色を変えた柴崎楽は自身の髪色に「好評なんですよ」とはにかんだあと、「今日、1個聞きたいな、と思って。次、俺が料理するときに、ハンバーグとオムライスどっちを作るか悩んでる」ということで、客席の声が多いほうを作ると提案。結果はオムライス、ということで「オムライス作りまーす!」と笑顔を弾けさせた。松村は「やばいライブになるので呼吸を忘れて死なないように、適度に息継ぎを」とあいさつをしたが、ここからはまさに呼吸を忘れるほどの多彩なパフォーマンスを見せていく。「最高の夜にしようぜ」というジャンの言葉とともに始まったのは『Hey,girl』。バーのようなセットで思い思いに時間を楽しむような仕草を見せるメンバー。志村、ジャン、飯島がグラスを手に乾杯していたり、ソファに座りくつろぐ古川や池田。それぞれの表情をカメラが間近でとらえていく。まるでメンバーと一緒に飲んでいるような至極の空間を作り出す。さらにムーディーなピンクの照明の中でしっかりとダンスを見せ、一曲だけでも贅沢すぎる演出を見せてくれる。『Indelible Magic』ではステージ中央にミラーボールが設置され、会場をきらめかせ、その中で美しいフォーメーションダンスが映える。ボーカルもさることながら、ダンスの巧みさが際立ち、つい見とれてしまうほどだ。と、ここで暗転したあと、スクリーンにはこれまでの楽曲のジャケットが遡って映し出されていき、1stアルバムに収録の『HACK MY CHOICE』のイントロが流れ、大歓声が。「久々だな、楽しんでいこうぜ」とジャン。サビではファンの掛け声も入り、手拍子が重なり、一体感が高まっていく。そして間髪入れずに『リカマブロ!』。ライダーのようなダンスで、5人と一緒になって客席も弾む。歌声はもちろん、ビートボックス、ダンスも跳ねまくる。曲の締めでは「バイクの免許取れる年齢になっちゃいました」と松村が言うと、「やばいね、成長したね」と田中が微笑んだ。ファイヤードラゴンは『MIKAZUKI』をしっとりと。9人でのパフォーマンスのときより、4人になると大人の魅力が際立つので不思議だ。志村と飯島のダンスのそれぞれの魅力の違いも際立ち、ライブだというのに何度も観たくなるような気持ちにさせてくれる。それぞれの才能が光るここでしか観られない姿4人と入れ替わりでステージに現れたのは、伊藤。スーツのジャケットを脱ぎ、シャツの一番上のボタンを外し、ゆっくりとキーボードの前に立つと悲鳴にも似た歓声が上がる。伊藤のピアノ演奏に、会場は音色に聞き入るように静まり返る。そんな伊藤のピアノに合わせて池田と古川が『Remedy For Love』を力強く歌い上げていく。続いて、そこに志村、飯島、柴崎が白い衣装に裸足、白いオーガンジーの布を手に登場し、コンテンポラリーダンスを披露。しなやかだが、体幹が感じられるパフォーマンスでダンサーとしていつもと少し違う魅力を見せた。田中はひとりのステージでサンプラーを自分で操りながら、ボイパを披露。出てくるメンバーによって、ガラッとステージの印象が変わるのだからすごい。松村とジャンは田中のボイパともコラボしつつ、ゴリゴリに攻めたラップを披露。多彩なステージに息つく間もなく、カラフルな衣装に着替えたメンバーが全員で登場し、『Don’t Turn It Down』、『Pioneer(Keep It Real)』を。高さのあるステージを活かし、躍動する。『Pretty Girl』では飯島が「みんなで一緒に踊ってプリティにいきましょう」。そんな言葉のとおり、ここまでのステージにはなかったキュートさを見せる。メンバーが3人ずつに分かれて、わちゃわちゃとじゃれ合ったり伊藤や柴崎もカメラにかわいい表情を向けてBLUEを沸かせた。『Pretty Girl』は飯島が振り付けを担当。MCでは「みんなとより一体になりたいな、思って作ったので。これからも一緒にやっていきましょう!」と言い、すでに振りを覚えて一緒に踊ってくれているBLUEに喜びの様子を見せた。濃密なライブはここからが後半戦。ポップな雰囲気から暗転したステージには雨の音が響く。傘を持って現れた古川。アルバム『mirror』から先行配信もされた『相合傘』だ。傘の中には照明が仕込まれていて、暗いステージの中で傘の下、メンバーひとりひとりが照らされる形に。カメラに映し出される映像もとても雰囲気があるものに。「晴れたとき傘を閉じ」という歌詞と共に、ステージにも柔らかな光が差し込み、楽曲の世界観を盛り上げた。『Honey Baby』では布と照明を使い、シルエットで見せるクールな演出を。とは言え、ファンとしてもパフォーマンスをしている姿を見たい……という気持ちに応えるように、しっかりとカメラではその表情をとらえていく。『Not Enough』では歌詞に紐づくようなセクシーな振り付けでBLUEを魅了。カラーの違う曲をリリースが続いていた2022年。それがしっかりとライブではスパドラの違う魅力を引き出す役割を果たしている。さらにBLUEへの想いが込められている『-Tweedia-』。直球のバラードがグッと心に響く。静かなパフォーマンスだが伝わるものは大きい。息をのむ、楽曲の世界観を鮮明に表現する演出しっとりとしたステージから一転、一気にハードに。続くパフォーマンスでは紗幕がステージ後方を覆い隠し、そこにレーザーがラインを描く。その演出を活かしたダンスパフォーマンスが繰り広げられ、ステージ上の空気がガラッと変わる。9人の姿が紗幕の向こう側へ消える。次の瞬間、紗幕が落ちると、両手両足を紐でつながれ自由を奪われた状態のメンバーが。そのままの状態で『Welcome to my hell』をパフォーマンスへ。楽曲の世界観を鮮明に現す演出に会場は息をのむ。さらに『Burning in the nights』、『X』とワイルドなパフォーマンスを。後半に行くにしたがってますますキレを増していくステージからはもはや一瞬たりとも目が離すのがもったいない。会場の一体感も強くなっていく。『+IKUZE+』ではメンバーはタオルを振り回し、BLUEはペンラを回す。BLUEもメンバーも楽しそうで、自然と笑顔がこぼれる。ジャン主導で行われたC&Rでは、メンバーひとりひとりのコールに対してBLUEもまさに声を枯らさんばかりに応える。ラストは全員でジャンプ! その勢いのまま『Mada’ Mada’』。「今夜は踊ろうぜ、お前ら!」と松村が叫ぶ。そして畳みかけるようにして『Tap tap tap!』。ド派手な演出にパワーとスピードがあり、どこか上り詰めていこうとするような勢いを感じる。一気に駆け抜けた2時間。古川は「いっぱい我慢したよね。たくさん、尊い声を聞かせてくれてありがとう。傷だらけで、血だらけで、今日ここにくるまでいろんな思いがあったよ。それでもこうやって心通わせてみんなで理解し合って乗り越えて、そして、またこうやって夢を諦めずにいれて嬉しいです。それは今日ここに来てくれているたくさんのBLUEが教えてくたれと思います。醒めない夢を見ようよ。all right?」と呼びかけ、「俺たちとみんなの幸せを願って、愛をこめて歌おう」と、本編最後となる『Popstar』を披露。スクリーンには過去のスパドラの映像が流れる。会場にいるそれぞれが、その映像と『Popstar』を聴きながらスパドラとBLUEが歩んできた日々へ思いを馳せたのではないだろうか。本編が終わり、暗転すると、会場からはすぐに大きなアンコールの声が。そんなアンコールの声に呼び込まれて登場したメンバーが披露したのは『Bad Day』。「嫌なときもあるよね。でもSUPER★DRAGONがいればそんなことも忘れちゃうよね!」と言うジャンの言葉に同意するかのように歓声が起こる。BLUEも一体になって踊り、楽しむ。メンバー同士が楽し気にじゃれ合う姿もあり、良い。最後のMCでは、メンバーそれぞれが今の気持ちを伝えた。志村は「本当にメンバーみんなで準備して、準備して、ようやくの『Persona』なので感慨深い」と言い、ここまでを振り返った。今回、飯島と共に数曲の振り付けやステージングも担当していたという志村。メンバーそれぞれが曲のアイディアを出したり、ラップ詞の作詞をしたり。柴崎はグッズのデザインを、伊藤はピアノ演奏を行った。自分と颯ができることはなんだろう、と考えて振付とかステージングを考えるしかない、と思った、と志村。「でも、やってみるとすごく命削るんですよ。リハ終わって、めっちゃ考えて。どうやったらメンバーがよくなるかな、とか。どうやったらみんながカッコイイって言ってくれるかな、とか。そう考えていると朝が本当に……来るのが早くて。そういうのを和哉とかがやってんだな、って考えたらメンバーのことを今まで以上にリスペクトして好きになりました」と熱い思いを語った。そして「ここまで支えてくれたBLUEのことが本当に好きになりました、なんで好きになったかというと……」というところで、メンバーからストップが入る。「論文かと思った(笑)」と松村。思いがあふれ出して止まらなくなってしまった志村。いろんなことを振り返り、「ここまできてくれたみんなが本当に好きだな、って思って」とはにかみながら言うと会場からは温かい拍手が。言いたいことがありすぎる志村に「あとはブログで書こう」と田中が助言を送る場面も。続く柴崎は「少ししゃべりづらいな」と笑顔を見せつつ、全てのBLUEに感謝を伝えたあと、「ちっちゃいときから応援してくれている人もいるだろうし。『Popstar』を聴いているといろんなことを思い浮かべますけど。ランドセル背負ってるころからずっと応援してくれて、今はこんなに大きくなって。8年間応援してくれたBLUEのみなさんには感謝しかないです。僕はスパドラでよかったな、と思う瞬間しかないです」。伊藤は「ピアノ、いかがでしたか?」と問いかけると、メンバーからも会場からも大きな拍手が。「趣味程度で今までちょろちょろっと15年ぐらいやっていたんですけど」とちょっとどころではない長さに周りをザワつかせつつ、「こうやってずっと続けてきたことがスパドラのライブのパーツの1個として使えるようになったのは、個人的にもやった甲斐があったし、みなさんにも喜んでもらえて本当に嬉しいなと思います」。そして、「これから先もSUPER★DRAGONの行く先をこの青い光で照らし続けてくれたらな、と思います」田中は『Persona』にたどり着くまでの想いを回顧。「考えすぎてめちゃくちゃになったりする夜があったんですけど、そういうときに配信をするんですよ」と言い、その場でBLUEに支えてもらったことに感謝を伝えた。「やっぱりBLUEって一番の宝物だな、って毎日思ってまして。それをこうやって、いままでで最大キャパでライブをして、そして声も聞けて。僕の中で一生の思い出に残った1日だったので本当に感謝しています」。池田は「ようやく声出し解禁になりましたね。いえーい」と柔らかな笑みを浮かべた。「本当にずっと待ち焦がれていて。みんなの声が聞こえないライブは熱量を感じながらも少し寂しい部分があって。それでもみなさんがいるからこそ、ステージに立つ意義は僕たちの中にあるものだと思うし、ようやくその声出しが解禁になって、こうして最大キャパでみなさんと会うことができて。きっとみなさんのなかにも過去に辛いことだったり、悲しいことだったり、いろんな経験があったと思うんですけど、そうした過去とか辛さとか苦しみとか全部忘れさせてあげられるような存在であり続けたいなと強く思いました。これからも夢の続きを一緒に見ていきましょう」。「ライブ制作に今まで以上に携わる機会が増えて、今まで以上にBLUEのことを考えていました」と飯島。「みなさんが支えてくれてる分、こうやってライブに来てくれて、ここで恩返しをしたいな、といつも思っているので、今日やってみて実際にみんなの声が聞けて、マスクをつけていてもその奥で笑ってくれてるんだろうな、とか思いながらそういうひとつひとつの反応がすごく嬉しくて報われたな、と感じました。今日のライブは一回きりなんですけど、このライブのためにいろんな人が関わってくれて、今日みんなが来てくれて、それでみんなでひとつの作品を作れたな、って感謝していますし、支え合っていけたらな、と思っておるので、よろしくお願いします」松村は「去年の連続リリースぐらいから僕とジャンくんががっつり曲を書くようになったんですけど、『mirror』を作っているときにずっと念頭にあったのが、コロナ禍に入ってたぶん何度も僕らは諦めそうになったときもあったし、選択を間違えたときもあったような気がしてて。それでもこれだけの人がここにいてくれるっていうのは、たぶんずっと僕らを肯定してくれていたんだな、って。僕も音楽でみんなを肯定したいな、と思って」と言い、一瞬、考える表情を見せたあと、「正しいことだけじゃ語れないことが多かったり、嫌になることが多いし、そんな中でもみんながひとりひとり持っている好奇心とかそういう欲望にもっと素直になってくれたらいいな、と思ったので『あなたが思うあなたらしく』っていう歌詞を書きました。それがみんなを肯定する言葉だったので、受け取ってくれたら嬉しいです」ジャンは「メンバーから話を聞いたり、いろんな感情がSUPER★DRAGONとしてある中でやっぱり戦う瞬間がすごく多くて」と切り出し、「それはSUPER★DRAGONが観たい景色があって、そこを目指すがゆえに壁が出てくるわけで。そこをどう越えようか、ってメンバー全員で戦って、がむしゃらに前に進んで、その中で『mirror』っていう最高のアルバムができました。このライブもその壁を壊す最高のライブになったと思います。みんなもきっと自分自身だったり、生きて行く中で戦うものがあると思うんだけど、そんな奴らがひとつの場所に集まってこれだけ熱い感情をぶつけあえるこの瞬間だけはBLUEとSUPER★DRAGONがひとつの個体となって全てのものを吹き飛ばすくらいの最高の瞬間だと思うから、またこれからもSUPER★DRAGONとみんなで助け合って最高の空間作っていきましょう」古川は『Popstar』の制作を振り返り、ラップ詞を書くにあたり、「いろんな言葉がでてきたんですけど、自分たちの歩んできた足跡から拾っていきたいな、と思って。8人の顔だったり、スタッフだったり、今日集まってくれたBLUEのことだったり、いろんなことを考えて書きました。今この瞬間、思うのは地に足つけてやってきてよかったな、って思います。まだまだ見たい景色も、みんなと流したい涙もあるし、エンタメ、音楽を通してこれからもみんなに夢を、希望を見せていけるようにがんばりたいな、と思います。僕たちのありのままを見てくれて、そしてたくさんかっこつけさせてくれて、そしてSUPER★DRAGONでいさせてくれて本当にありがとうございます」「これから先も苦しいことや、辛いことや悲しいことなんて、たっくさんあると思うんですけど、僕たち9人と、僕たちを支えてくれる嘘偽りのないみなさんの存在、力を掛け合わせて、ともに輝いた場所まで走り続けていきましょう」と池田が締めくくり、特別な1日を締めくくったのは『BROTHERHOOD』。一緒に腕を上げて、声を重ねて、ファンとの時間を共にしたSUPER★DRAGON。ステージの余韻を味わうかのように、会場の隅から隅まで手を振っていた姿が印象的だった。しかし、パシフィコ横浜は彼らにとってひとつの通過点。9人で、この先にある夢に向かって歩き続ける。取材・文:ふくだりょうこ撮影:笹森健一、小坂茂雄
2023年03月26日9人組ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGONが5枚目となるアルバム『mirror』をリリース!2022年は5月から連続配信リリースをし、改めて自分たちに「必要なもの、不必要なもの」を見つけたという彼らが世に放つのは「スパドラらしさ」と「新しいスパドラ」が詰まったアルバムになっていると言います。進化をし続けるSUPER★DRAGONの現在地、さらにこれからについてお聞きしました。頭からつま先まで、しっかり自分たちで作り上げたアルバム――まずは、今回のアルバムのコンセプトをお聞かせください。ジャン海渡(以下、ジャン)『mirror』というタイトルは僕が考えたんですけど、去年連続リリースの中で毎回違ったジャンル、いろんなSUPER★DRAGONを見せてきて、普段出かけるときに服を着て鏡で見て初めてこれが合うか合わないか分かるように、実際に僕たちを曲たちで着飾ってみて、SUPER★DRAGONに必要な要素か、逆に不必要な要素かを理解できました。その上で今回は自分たちが着たいものだけを着て、鏡の前に立つところをテーマにタイトルを考えました。楽曲については、メンバーそれぞれが携わって必要なものを埋めていった感じです。――そのアルバムの中から『Revolution』と『相合傘』が先行配信されますが、どういった経緯でこの2曲を選ばれたんでしょうか。古川毅(以下、古川)今回、『mirror』というアルバムの中でそれぞれの曲が粒立っていると思うんですけど、その中でも対照的なところにあるのがこの2曲です。そこはこのアルバムの一番魅力というか。どっちもSUPER★DRAGONであって、SUPER★DRAGONがやるからすごく引き立つ楽曲になっていると思いますし、アルバム『mirror』を象徴できるような2曲になったのでこの2曲を選びました。――今回のアルバムのスタッフクレジットにはプロデュースとしてSUPER★DRAGONという名前がしっかりと記されていますね。古川単純に制作の最初から最後まで、自分たちでしっかり作っていったっていう感じなんです。スタッフとも本当にああでもないこうでもないと、ときには論戦を繰り広げながら、みんなで一つのものを作りあげました。スタッフの皆さんも、きっとメンバーでここまで作ったということをしっかりと表現するべきだって思ってくれてクレジットにいれてくれたんじゃないかな、と思います。連続リリースを経たからこそ生まれたアルバム志村玲於――そんなふうに制作に関わっていらっしゃるとより思いが強くなるかと思うのですが、それぞれ思い入れや、こだわりのある楽曲をお聞かせください。志村玲於(以下、志村)『Tap tap tap!』です。わりとスパドラの根底にあるような曲でこのアルバムにおいても、「これがスパドラだよ」と言えるような曲になっていると思います。この曲は、自分と颯がコレオグラファーさんと一緒にコレオを考えています。ボーカルチームがアルバムの楽曲に対していろいろクリエイティブにやっている中で、僕らも何かできないかな、と思ってて。そしたら、颯の方から一緒にやりたいって言ってくれて。コレオグラファーさんと一緒に作るのは初めての挑戦ですし、失敗できない曲なので必ず成功させてやろうという思いでいます。飯島颯(以下、飯島)もともと、ずっとスパドラのダンス面を支えてきてくれたコレオグラファーの先生と、玲於が共作で今回振り付けをするという話は聞いていました。自分も、去年から振り付けに携わる機会も増えて、創作意欲がすごくあったので今回のアルバムでも携わる機会があるかな、と考えていたところでそういう話があったので、ぜひ僕もやりたい、と玲於に伝えたんです。『Tap tap tap!』自体もすごくスパドラらしさというか、自分たちの思いはすでに詰まってるんですけど、ライブで披露していくうちによりいい作品に仕上がるんじゃないかな、と思っているので、その作品作りの一部に貢献できたらな、と思っています。――では、続いて古川さんお願いします。古川『Popstar』ですかね。デモの中からアルバムに良さそうな楽曲をチョイスしている中にあったんですけど、最初、タイトルが『ロックスター』だったんです。曲自体はそれで完成していたんですけど、俺たちが目指すのってロックスターじゃないな、と思って。今回のアルバムで全曲通じて言えることが、ひとつ、ポップであることだと思ってるんです。ただ単にポジティブとか、明るいとか、そういうことじゃなくて、しっかりJ popを作ることだと思っていて、それを自分たちの軸としてそれぞれがいろんなところに投影させていったんだと思うんですけど、『Popstar』は自分たちの描く未来というか……。スパドラはゴリッとしたダブステップ×ロックみたいな始まり方だったけど、そこからいろんなフェーズを踏んできて、このアルバムでやっと明確になったので、そのポップスターという部分を表現したいな、と思ったんです。それは僕たちにとってもそうだし、BLUEのみんなにとっても、この1曲で納得できるものになるのかな、とか、すごく良い未来を想像してもらえるかな、という思いがありました。そういったことを提案して、今回は僕と和哉とジャンでリリックを書き、ジャンの家で最初プリプロし、3人でああでもないこうでもないってやって。松村和哉(以下、松村)二段ベッドでね(笑)。古川個人情報(笑)。そういう流れがあってできた楽曲なので、ライブでのパフォーマンスも想像できました。意外とあるようでなかった楽曲なんですけど、ライブではここのブロックに入ってくるな、とか、ここは彪馬と洸希に絶対にこうやって歌ってほしいな、とか、ここはこう抜いてほしいな、とかいろんなことを想像しながらパートも作ったりしたので、完成したものを聴いて、グッとくるものがありましたね。ひとつ、メッセージとして強いものが作れたと思います。――これがスパドラの目指すものだよ、と。古川そうですね。自分たちの哲学が見える楽曲なのかな、と思いますし、僕も個人的に書いたリリック、自分が歌っているところなんですけど、そこでBLUEだからこそ気づけるものも散りばめたりして。そういうのはやりたいな、と思っていたことなので、そこは聴いてみてのお楽しみに、って感じです。池田彪馬(以下、池田)僕は2曲目の『Revolution』ですね。構想段階から製作に携わって、自分からNamelessさんを提案させていただきました。こういうストリングスを使ったダンスミュージックをずっとやりたいと思っていたんですけど、ストリングスの楽曲がダンスミュージックってあまり一般的なイメージではないのかなと思ってて。ちょっと尖っているイメージがあったので、タイミングがすごく難しいな、と思っていました。4枚目のアルバムの『Force to Forth』を出したときにNamelessさんと『Pioneer (Keep It Real)』を共作したんですけど、そのときにもある程度そういう楽曲をやりたいというビジョンはありました。でも、その時だと、できていなかったんじゃないかな、と思っていて。連続リリースを通して、SUPER★DRAGONらしいロックとかダンスミュージックを8ヶ月ずっとやってこなかった状況の中で、自分があえてSUPER★DRAGONならこういうのをやりたい、と思い描いていたものをやっとここで表現できるってなったら思い入れも違いますし、いい意味で期待も裏切れるとも思いますし。それで、予想もできないような楽曲になったので、非常にそういった意味ではこだわりぬいて作れた曲だな、と思っています。ジャン僕は『相合傘』ですかね。他の楽曲と比べていい意味で浮いてるというか。攻めた楽曲だったりロックサウンドだったり、ローテンションな曲がある中で、明るくてわりとラブソング、というのは『相合傘』だけだったので、そういう意味でもすごく刺さってましたし。今回、作詞に携わらさせていただいて、まずタイトルをこれだけ日本語にしようと思ったんですけど、アルバムのセットリストを公開したときにも気になってる人も多かったみたいで、それもよかったなと思います。テーマとしてもイチから小説を書くようにまず1000文字ぐらいでストーリーを考えて、そこからそのストーリーで曲の中にはまる文字数で表現していった形だったので、ライブでも見せ方がどうなるのかなと、すごく楽しみです。相合傘なので、自分たちが傘を持っている中でBLUEたちと相合傘をするっていうような……何かできたらね。志村まだ構想段階だけどね。田中洸希(以下、田中)僕は『Don’t Turn It Down』です。そもそもこの曲のベースラインがめっちゃ好きで、僕の中で一つの挑戦もあって。今回もビートボックスを取り入れさせていただいたんですけど、その中でいつもやってるスクラッチとは別の、新しいスクラッチに挑戦して結構時間をかけて録らせていただいたので、凄く思い入れがあります。あとは新曲の中で結構しっかりラップをしているのがこの曲なので。最近はメロの方を担当していたので、お待たせしました、みたいな感じがあるかと思います。古川毅松村『Popstar』ですかね。いい歌詞が書けたな、って思います。僕らが夢を追い求めるのと同じように、夢に大小っていうのはなくて、それを追いかけてる人がいるんだから、思ったようにその人らしくいてほしいな、という意味で書きました。あとは音楽に関してもいい悪いもない、芸術に良い悪いがないから否定しないで欲しいし、そういうことの繰り返しってどんどん消費される人が増える気がするっていう意味も裏テーマじゃないですけどあったので、思ったように書けたのでよかったです。柴崎楽(以下、柴崎)『Are U Ready?』ですね。スパドラの今までのゴリゴリした勢いのある強い感じから始まって、かと思いきや、途中で変わって……みたいな。これも多分連続リリースで見つけたところを踏まえてのスパドラの新しい表現の一つなのかなって思っています。振り付けがこれからなので、どうなるか僕も楽しみなんですけど、ライブでやる中で新しい表現の幅が1個広がった曲かな、と。聴いていていろんな変化があって楽しいので僕は一番好きですね。伊藤壮吾(以下、伊藤)連続リリースの楽曲なんですけど、『So woo』ですね。連続リリースの中で個人的にも好きだし、BLUEの反応的にも多分、好きな方が多い曲だよね、っていうところがあります。あと、初披露が去年の『EBiDAN THE LIVE』の2日目だったんですけど、そのライブが個人的に2022年ライブ気持ち良かったランキング上位に入ってくるライブなので、思い出に残っています。今回のアルバムは、連続リリースの楽曲の中でどれを入れるかというところもメンバーで話し合って決めたんですけど、入っていてよかったなと思っています。飯島もちろん『Tap tap tap!』も関わらせていただいて思い入れもあるんですけど、僕は『Revolution』もですね。今、振り入れが終わったんですけど、すっごく好きなんですよ。振り入れのときが僕一番楽しみなんです。どんな振りをコレオグラファーの方が作ってくださるのかというところを、自分自身も携わるようになってよりそういう目線で見てみるといろいろ吸収できるので。今回も9人のこういう見せ方がまだあったんだ、という8年目にして気づきがありました。これをもっともっとみんなで踊り込んで9人で完璧に踊りこなせたら、またスパドラとしてのダンスのレベルも1段階上がるなと思いますし、この楽曲はイントロの部分で一気に世界観を作り出せるぐらいの強さを持っている曲です。それに負けないくらいの振り付けを今回作っていただけたので、すごく嬉しいです。――8年目にして新しい発見があるのもいいですね。飯島そうですね。『Revolution』以外はこれから振付がついていくんですけど、そこも含めて、自分の成長にまたつなげていきたいな、と思います。衣装でメンバーのいいところを引き出したかったジャン海渡――今回、古川さんが衣装に携わられたということで、こだわりをお聞きしたいです。古川プライベートで知り合った、僕と同世代くらいの新進気鋭のデザイナーと一緒にやりたいねということで、『Hey Girl』のときからやっていて、今回も引き続き一緒に考えました。このタイミングで、アルバムで黒ずくめの男達をやりたいなというのがあったのと、強さと派手さと、SUPER★DRAGONのミクスチャーユニットとしての音楽性とか、1人1人の立ち方とか、しっかりと各々のルーツが見られるようにやりたいなって思っていたんです。そういうテーマから、みんないろんなレザー着ようぜ、となって。フィッティングでいろんなレザーを持ってきてもらって、各々着たいものだったりとか、いろんなディスカッションをメンバーとして、最終的にまとまった形です。本当に着たいものもそうだし、オーダーも違うんですよね。例えば和哉だったら、どれが一番ラップうまいジャケットかな、みたいな選び方をするし、玲於はバイカーファッションが好きだから、とかジャンは一貫してレザーのコートを着たいっていうのがもうあったので。衣装の細部でメンバーのいろんないいところを引き出せたらなというのもありました。だからみんな着られてないと思うんですよね。着こなしてると思うし、それがやっぱ重要なポイントだなと思っています。そこは僕も普段、衣装携わらせていただく上で本当に心がけてることですね。あとは何よりもやっぱりBLUEのみんなが一目でかっこいいって思ってもらえるものが大切だと思ってるので、いいビジュアルが作れたなって思ってます。――田中さんは着こなしも難しそうですが、後ろ姿も美しいスタイリングですよね。田中本当ですか?ありがとうございます。僕もこういうライダースは、結構前は着てたんですけど、最近着なくなってて。フィッティングのときにライダースがあったので3秒で決めました。で、たまたまその時に私服でレザーのパンツを履いてて。古川ああ、そうね。田中それいいねってなって。だから、衣装は結局ちょっとフレア仕様にはなってるんですけど、あのときレザーのパンツをたまたま履いてたから、即決だったと思います。古川確かにそういう決まり方しましたね。――楽さんもレザーだけどかわいらしい感じで。古川楽は絵を描くし、アーティスティックな感じがするので絵描きっぽさもちょっと出したかったんですよ。白のオーバーオールとか着て、でも少し汚れて、っていうイメージ。もちろん白にするわけにいかないんですけど、オーバーオールを見たときに、これは絶対楽だな、と思いました。「いつかガチ革命を起こしたい」(松村)飯島颯――続いて、『Revolution』のタイトルにかけて、今年、自分のどういうところを革命したいか、教えていただきたいです。志村なるべく今年は真摯に何事も一つ一つ丁寧に生きようと思ってるので、意識の革命をしていきたいな、と思っています。特に今年はSUPER★DRAGONにとっても大事な1年になると思うので、意識から変えていって乗り切ろうというか。――具体的に新年から気をつけてるよ、っていうことはありますか?志村SNS関係ですよね。僕らはそんなにSNS関係は強いわけではなかったのでしっかりそこはやっていこうと。観てくださる方も、そこからやっぱりテンション上げてきてくださるわけじゃないですか。そういったものを今一度見直して、パシフィコに向けて、一緒にパシフィコに行く、という気持ちで頑張ろうと思いました。飯島俯瞰して全体を見る能力みたいなものを、革命というか伸ばしたいなと思っています。パシフィコ横浜のライブタイトルの『Persona』とか、その次のホールツアーの『-∞-INFINITY』というタイトルをメンバー会議で話し合った末、採用していただいたんですけど、そういうのを通して、スパドラをどう見せたいかみたいなのをすごく考えるようになったんです。もちろん自分自身のことに関してもそうなんですけど、スパドラがこだわってることをBLUEのみんなや他の人に届けたいという思いがすごく強くなったので、活動をしっかりと第三者目線で見て何が必要かを考えて、いろんなアイディアを提案できたらな、と思っています。――去年から少し考え方が変わったり、というところがある?飯島そうですね。それまではそれこそツアータイトルも演出家さん主導だったんですけど、メンバー自身も考える機会が増えてきたので、その分、今まで以上にスパドラについて見つめ直す時間がすごく多くなったな、と感じています。伊藤壮吾――続いて伊藤さんはいかがですか。伊藤この記事が出る頃には多分僕は20歳になっていて。古川おめでとう!伊藤鉄道車両も大体デビューから20年ぐらい経ってくると他と比べてサービスレベルが落ちてくるというか、ちょっと見劣りするようになってくるんですよ。JR西日本の車で体質改善車っていうのがあって、何年か経つとリニューアルみたいなのがあるんですけど、僕も体質改善というか。まだこの体でライブを何時間とやらなきゃいけなかったり、体力的にもいろいろあるので、長距離走じゃないですけど、そういうのに耐えうる体にするっていう意味で、今年20年という節目で革命した方がいいかなと思っています。柴崎自分がここを引っ張れるな、とか、自分の持ってるものをスパドラに活かせるなっていうところを伸ばせたら。パフォーマンス面で伸ばすのはみんなでやっていこうというところなので、自分がみんなと違ってできるのはグッズとか。今回『Persona』のライブロゴもデザイン担当させてもらっているんですけど、視覚面って一番最初に入ってくるものじゃないですか。そういう視覚から受ける刺激的なところでBLUEもそうですけど、まだBLUEじゃない人たちにも、「何だこれ。かっこいいな」って、そこからスパドラに入るきっかけを作れるようになれたらいいな、と思います。あと、BLUEのみんながスパドラのグッズってかっこよくね?って自慢できたら強いと思うんです。例えばTシャツを着てて、「その服かわいいね。どこの?」って聞かれたときに、「好きなグループのTシャツなの」って言えたら、すごくいいじゃないですか。そういうところでスパドラに入るきっかけを増やして、もっと自分もスパドラに還元していけたらいいな、と思ってます。田中洸希古川個人的にいろいろ挑戦したいな、と思います。そんなに多趣味な人間でもないですし、洋服、ファッションが好きですけど、それも結局こうやってスタイリングという形でとか携わらせてもらっていて、それはもう自分の人生の本当に大きなパーツになってるので、それ以外でイチ人間としてともっと他の楽しみとか、幅みたいなものを増やしていけたらいいなと思います。例えばゴルフとか。志村ゴルフ!古川……とかはちょっと挑戦してみたいですよね。友達や知り合いで回るのも楽しそうだな、と思いますし。ゴルフに限らずですけど、行ったことないところに行ってみるとか、やったことのないことをやってみるとか。今まで踏み出せなかったところをちゃんと一歩でも踏み出してみることを増やしてから、合う合わないを決めてみようっていう1年にしたいです。田中僕は音楽のことに対して幅を広げたいな、と思ってます。今までもたまにリリック書かせてただいたりとかしてて。最近は趣味程度ですけど、曲を作ったりするので、それでいろいろスパドラだったり、自分の中での音楽の可能性を広げていきたいなと思ってます。あと、楽器をいろいろできるようになりたいな、というのはあります。昔ピアノを習っていたので、曲作りのときにキーボードで打ち込むのはできなくはないんですけど、感覚を忘れているのでピアノもできるようになりたいし、ギターはやっぱりできるようにはなっておきたいですね。でもいろんなものに手を出して、とにかく触れてみたいな、と思います。池田プライベートの方だと食に関して革命を起こしたいです。柴崎どういうこと?志村起業するってこと?池田料理美味しいご飯屋さんをいっぱい探したいな、って。肉が好きなんで美味しいお肉屋さんいきたい。志村それは革命なん?池田自分の中でまだ「肉、ステーキといったらこの店」みたいなのが、まだイマイチつかめてないんですよ。古川・志村あ~。池田なのではちょっとつかみたいですね。志村今度一緒に行くか!池田いや、自分の中で、なんで。一同(笑)松村今年かは分からないですけど、いつかガチ革命したいですね。古川え?志村なに、こわ、急に。松村本物の革命をいつか。ラッパーなんで。自分が求めてる歌詞とか、書き方を日本でできてる人はいないと思うので、俺がお手本になるしかないな、と思いながらやってるんですけど、革命を起こしたいですね。今年に限らず。まずはアイドルでラップをしてる方々のお手本に、手始めになりたいな、と。古川目バキバキやん(笑)。田中怖い(笑)。池田彪馬――最後、ジャンさんはいかがですか。ジャン人生の目標はいい男になる、いい夫になるなんですけど。将来ね。松村それずっと言ってる(笑)。ジャンその足りないものを毎年考えてね、成長するようにしてるんですけど。去年は内面を成長させる年だったんで、今年は外見を。やっぱり筋トレですね。週4でジムに行ってまして、それで革命というか。自分が今までがりっちょだったんで、そこから鍛えるのが自分としては革命かなと思います。――ちなみに、いい夫の定義が気になります。志村確かに。まあ人によるだろうけどね。古川ジャンの中での定義ね。ジャンそうですね。お父さんが僕にとっては見本なんですけど。まず1個は紳士的であることはすごく大事かなと思ってて。でも、紳士すぎてもね。それを当たり前にされたらね、何か違うなとは思うんですけど……って何これ?(笑)古川大丈夫、需要はあるから(笑)。ジャンあとは何事も積み重なって爆発するときが一番、取り返しのつかないことになるので。気遣いに近いところかもしれないですけど、ある程度のスパンでお互いに抱えてるものを一度真剣に話し合う時間をちゃんと作るのも大事かなと思いますし。あとは……もう止まらなくなっちゃうんで。――記事を読んでいる方にも参考にしていただいて。松村でも、経験してない人が言ってるだけなんで(笑)。古川間違いない、机上の空論でしかない(笑)。理想だからね。ジャンまあいい夫、というか、いい男ってことですよね。メンバーとやりたいこと。みんなで一緒に秘密基地を作りたいな。――2023年、まだ始まったばかりということで、最後にこのメンバーとこういうことをしてみたい、というところを順にお聞きしていきたいです。まずは飯島さんから。池田サッカーを一緒に観に行きたいです。一同おー!飯島最近、よくサッカーの話題で盛り上がったりするので。あとゲームやったりね。古川昔やめたスマホゲームをまだ颯やってたんだっけ。和哉そう。僕らは4年前ぐらいにやめたウイニングイレブンを今もやってる。田中あっ、そうなの?飯島僕は生粋のサッカーオタクなんで、サッカーの選手をコレクションしたいみたいな、そういう意図でやってます。松村言い方がちょっと怖い、コレクションって。田中はははっ!ジャンあ! あとストレンジャーシングスカフェ。飯島あー!ジャンストレングシングスを観て、そのカフェ行こうってなったんですけど、半年ぐらい行けてなくて。それは行きたいです。――次、伊藤さん。松村うーん、誰とも趣味かぶらんしね。ジャンそれはそう。古川我が道を行き過ぎてるからね。松村何かこっちに誘い込むしかない。ジャンそうだね。松村サウナに行きたいですね。壮吾は人生を、やっぱ無駄なく生きようとしてる感じなので、多分時間をすごく気にするんですよ。そんな人からしたら、サウナなんてもう愚の骨頂じゃないですか。田中ははは!志村そこまで言う!?松村本当になんで時間を無駄にしてるんだろう、ぐらいの感覚だと思うんですよ。その時間で生産性を上げているということを僕は彼に伝えたい。古川サウナがあるからいいリリックが書けたんでしょ?松村サウナに入らなきゃ何も書けない。それは本当にそう(笑)。伊藤前からサウナ行くみたいな話は聞いてたので、行こう行こう、っていう感じではいました。そんな拒否反応とかはないです(笑)。行こうかな。松村サウナがついてる寝台特急とかできればいいな。古川ありそうだけどね。めちゃくちゃ需要あるでしょ。田中作ってよ。志村サウナに入って寝て、目的地に到着できるって最高じゃん。次の日、パッキーン!ってなった状態で観光地楽しめるんだよ!?需要しかない。――伊藤さんが寝台列車のプロデュースから。伊藤考えます(笑)。松村和哉――じゃあ次は柴崎さん。柴崎なになに? メシ作ろうか?古川それは今年に限らずだもんな。松村いつでも作れる。田中一緒に秘密基地作りたいな。志村かわいいな!古川でもその企画おもしろくない?田中小さいころに公園みたいなところで、友達や弟と秘密基地ごっこをしてたんですよ。細かい作業得意じゃないですか、絶対おもろい空間になるだろうし。面白そうだな。池田それを壊したい。松村俺も!池田ね!志村最低!(笑)松村そういうの絶対蹴りでいけるからね。田中最低―!(笑)古川それはもう経験ありますって言ってるようなものだから!田中一生懸命作ったものを……大事にしろよ!(笑)――(笑)。じゃあそんな松村さんとやりたいことは?古川和哉がステージに立つラップする身として、やっぱりジュエリーが欲しい、買いたいからついてきてくんない?って言ってきたことがあって。まだ買えてないと思うんで、それはぜひ今年選びに行きたいな、と。松村ちゃんとフェィクじゃないのをね。古川和哉に似合うものを一番わかってる自信はあるんで、いつでも相談していただければと思います。松村いいね!――次は田中さん。柴崎俺、人生で1回は二郎に行ってみたい。行ったことなくて松村やめな。田中やめなっていうのやめな?古川それは二郎への営業妨害だよ。志村でもさ、かたや二郎で、かたや野菜しか食べられなかった、まで行った人じゃん。ようやく最近食べられるようになったけど。それぐらい違うわけじゃない。松村肌に合わないと思う。柴崎二郎ってめっちゃ野菜あるし。ってなんで俺そんなに止められるの?(笑)古川洸希の頻度がすごいから、っていうのもあるかもね。各店舗によって味違うんでしょ?田中違いますね。古川洸希的に一番美味しいところに連れてってあげて。柴崎うん、1回行ってみたい。ジャンあと、洸希が20歳になったらジャズバーに連れていきたいです。ローファイとかジャズが好きなので。あとは普段めっちゃスマホを見るんですよ、この人。僕は逆に人といるときはスマホを触らないので、1日触らないときとかザラにあるんで、っていう日常に連れて行きたいです。スマホに触らず、ジャズの音を聴いてって。田中僕はジャンくんの家族全員を集めてパーティーがしたいですね。古川全員集めるって(笑)。ジャン俺んとこ来いよ(笑)。志村そうそう!田中違う、違う。トルコ住まいのおばあちゃんも全員連れてきてとかね。ジャンそういうことね。やりましょう。田中やってくれるんだ!?飯島ジャン、最近バスケをほぼ毎朝やってるので、一緒にやりたいです。僕、逆にサッカー以外あんまやってはなかったんですけど、教えてもらいたいです。松村図書館行きたいです、ジャンくんと。ジャンなんで図書館!?松村最近、東野圭吾読んでるみたいな話してたじゃん。池田へー!松村絶対読まなそうだなって思ったのに読んでいたので、ジャンくんが好きそうな本を選んであげたいですね。ジャン嬉しい。柴崎楽――池田さんはどうですか。志村美味しいご飯を食べさせてあげたい。池田ありがとうございます。飯島夏に僕が結構かき氷好きでかき氷巡りするんですけど、行きたいって言ってたので。池田そう、行きたいんですよ。飯島連れて行ってあげたいです。古川サッカーの前に。池田いいねー!ミルクティー味とかおいしそうだよね。飯島玲於が、紅茶が大好きなので紅茶の店のかき氷は行ったことがあるんですけど、わりとそういうお店は多くて行ってみたいですね。ジャン基本2人で飯に行くことが多いんで、ひたすらうまいもん食って、めっちゃいいホテル泊まって朝食も楽しむっていう飯の日を作りたいですね。志村彼女なの?松村付き合っちゃえよ、もう。池田・田中ははは!古川もしかして彪馬のいい夫になりたいんじゃないの?志村そういうこと!?ジャンホカンスっていうのが流行っている話をしてて。古川ホテルとバカンス?ジャンそうそう。自分もホテル楽しむのが好きなので。お互いそこがマッチしていたので、楽しそうだな、って思いました。――続いて古川さん。ジャン立て続けにすみません、フライボードにもっかい行きたいです。古川あー。ジャンマリンスポーツでフライボードにのって板に浮くやつがあるんです。それで結構俺と毅がいい感じにできたんです。古川昔ね。ジャンでも時間がタイトだったんで、フルでできるとかじゃなかったんで、しっかりマリンスポーツに行きたいです。田中(小声で)誰か毅くんとスキー行きたい人いないの?一同(笑)。志村あいつ悪いな!お前から提案してくればいいのに!田中(笑)。松村冬が来るたびに、スキー行きたくない?って言ってるんですよ。もう4年間ぐらい。古川たぶんもう風物詩だよね。松村行かないまでがセット(笑)。柴崎いつか行こうよ。古川行きたいな~。松村それと、「DJ始めない?」。一同(爆笑)池田やらないシリーズを掘り下げても!(笑)古川「DJ始めない?」は俺とジャン2人で言い合ってるから!――最後、玲於さんお願いします。ジャンサバゲ―行きたい。この前行ったばっかりですけど一同あー!柴崎行きたい。ジャンって感じですかね。サバゲ―にずっとはまってて。何年前ぐらいから?志村もう3年ぐらい。ジャンずっとやってて。それに一緒についていって教えてもらいたいな、と思います。取材・文:ふくだりょうこ撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントメンバーのサイン入りポラを2名様に!【応募方法】1. 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2023年03月08日3月1日に5thアルバム『mirror』をリリースした9人組ミクスチャーユニットSUPER★DRAGONが、発売当日にダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場にてリリースイベントを開催した。アルバムの発表は1年ぶり、リリースに伴うフリーライブに至っては2019年8月から実に3年半ぶりということで、平日にもかかわらず会場には大勢のBLUE(=SUPER★DRAGONファンの呼称)が集結。春の訪れを感じさせる晴天の下、アルバムの新曲も初披露され、懐かしい会場での再会を共に祝った。コロナ禍の下でも自ら積極的に音楽制作に携わり、今作『miror』でも楽曲プロデュースや作詞等、全曲にメンバーが参加。アーティストとしての自覚と精度を急速に高めているSUPER★DRAGONだが、久々のリリースイベントは“懐かしさ”でいっぱいの幕開けとなった。数年前に使用されていた初期SEで流れる“SUPER★DRAGON”の声に呼び出され、ブラックレザーの新衣装でガンダム像前の大階段を上から降りてきたメンバーは、口々に「懐かしい!この感覚!」と感慨深げ。さらにメンバー同士が拳を合わせ、2017年の1stアルバム収録曲「BROTHERHOOD」が始まると、予想外すぎる選曲にBLUEからは歓喜の声が漏れる。“1人じゃ叶えられない”と仲間との熱い絆を歌うナンバーは、実は1stアルバムのリリースイベントの際に、この地で初披露されたもの。懐かしい場所、懐かしいシチュエーション、懐かしい楽曲で9人が肩を組み、最後は全員で一点に向かい拳を突き出すというエモすぎるオープニングには、3年半の時を経てようやく取り戻した場所への喜びがあふれていた。昨年は5月からの8カ月連続リリースで、従来のパワフルでアグレッシブなイメージに留まらない、新たな音楽性を提示してきた彼ら。特にラブソングでは新境地を示してきたが、その中から今回は「Hey, girl」と「So Woo」が贈られた。ミディアムテンポの「Hey, girl」では、ゆるやかな動きの中でも爪先まで神経の行き届いたダンスと色気を滲ませたボーカル、愛おしさから生まれる焦燥を滲ませたラップでオーディエンスを魅了。全身黒の大人びたビジュアルも相まって、誘惑度も爆上がりだ。ディスコファンクな「So Woo」では求愛を意味するタイトルにふさわしく、アッパーなビートに乗せたパフォーマンスには挑発と艶めかしさが交錯し、トドメとばかり田中洸希の攻撃的なヒューマンビートボックスが炸裂。歌、ラップ、ダンスというSUPER★DRAGONの三本柱は、着実に多様性を広げている。結成以来、ダイバーシティでは何度もリリースイベントを行ってきたということで、飯島颯からは「3年前の3rdアルバムの時には、天龍源一郎さんに来ていただいてチョップをしてもらった」という思い出話も。そして「僕たちの魂、愛情が籠ったアルバム『mirror』が遂にリリースされました」という古川毅の言葉から初披露されたのが、MVも併せて先行配信されていたアルバムリード曲「Revolution」だ。田中が大きな蹴りを繰り出し、最年少の柴崎楽が高々と担ぎ上げられるダイナミックなフォーメーションから始まる本作は、華麗なストリングスとダンスミュージックが融合した壮大なナンバーで、王座を目指し、旗を掲げて覇道を進むという強い決意を、古川と池田彪馬が凄まじいハイトーンで絶唱。その激情とシンクロするかのように躍動するダンスが観る者の目を釘付けにし、高揚感をかき立てて、曲がカットアウトした瞬間には息を呑むような空気と拍手が、彼らのRevolution(=革命)を祝福する。さらに、ラストの「Untouchable MAX」では「せっかくこうやって来てくれたので、動画をSNSとかいろんなところでばらまいていただきたい!」(古川)と、なんと携帯カメラでの撮影が許可。結成以来SUPER★DRAGONが押し進めてきたミクスチャーロックの真骨頂ともいえるナンバーは、お馴染みのライブ定番曲でありながらも従来よりスケール感を増して、9人の確かな進化を実感させる。最後にBLUEを背にしてのセルカ棒での記念撮影まで、懐かしのイベントを再現しながらも、間違いなく最新形のSUPER★DRAGONを見せつけた彼らの次のステージは、3月25日のパシフィコ横浜 国立大ホールでのスペシャルワンマン『Persona』。連続リリース時からの目標でもあった、グループ史上最大キャパシティとなる舞台で、古川からは「アルバムの曲マジで全部やるんで、楽しみにしててください!」という嬉しい宣言も飛び出した。「成長するために、まずは鏡に向かって自分と見つめ合え」という意味を込め、ジャン海渡が発案した『mirror』という名のアルバムが、そこでどんな表情を見せてくれるのか?3週間後への期待は尽きない。Text:清水素子Photo:小坂茂雄セットリストM1. BROTHERHOODM2. Hey, girlM3. So WooM4. RevolutionM5. UntouchableMAX<ライブ情報>SUPER★DRAGON SPECIAL LIVE『Persona』3月25日(土) パシフィコ横浜 国立大ホール開場17:00 / 開演18:00チケットはこちら:<リリース情報>SUPER★DRAGON 5thアルバム『mirror』発売中SUPER★DRAGON『mirror』FC限定盤ジャケット●FC限定盤(CD+Blu-ray+60pブックレット):7,700円(税込)※BOX仕様●通常盤(CD):3,300円(税込)【CD収録内容】※全形態共通M01. Are U Ready?(新曲)M02. Revolution(新曲)M03. So WooM04. Don’t Turn It Down(新曲)M05. Pretty Girl(新曲)M06. Honey BabyM07. Not EnoughM08. 相合傘(新曲)M09. Indelible MagicM10. Hey, girlM11. Tap tap tap!(新曲)M12. Pop Star(新曲)【Blu-ray収録内容】※FC限定盤のみ■『Special Live2022 Move On!!!!!!!!!』2022年9月25日豊洲PIT 2部公演01. OVERTURE02. So Woo03. Cruisin’04. Pioneer(Keep It Real)05. MC06. Jacket07. My Playlist08. Ringing, Love09. Caravanサンダードラゴン from SUPER★DRAGON10. On My Way ファイヤードラゴン from SUPER★DRAGON11. 夢で逢えたら12. Beat Box〜Set It Off〜13. Monster! INTER(Dance Part)14. Monster!(Remix Ver.)15. PANDORA16. SAMURAI17. Bad Day18. MC19. Indelible Magic20. Purple Moon21. Distance22. Dance inst.23. BAD BOY24. BADASS25. Shut up, Shout out26. Dragonfly27. SWEET DEVIL28. 君は1000%(Vantage Remix)29. MC30. Brand New Music31. MC32. -Tweedia-関連リンク公式サイト:::::
2023年03月02日SUPER★DRAGONが、3月1日(水) にリリースする5thアルバム『mirror』の全曲紹介ティザー映像を公開した。今作は、収録曲すべてにメンバーが楽曲プロデュース・作詞に携わっており、アートワーク・衣装スタイリングに至るまでメンバーが中心となって制作。前作『Force to Forth』から8連続配信シングルリリースを経て、彼ら9人の1年の成⻑の軌跡と多彩な音楽性へのチャレンジを詰め込み、最新型にアップデートされた“2023年のSUPER★DRAGON”を象徴するアイテムとなっている。販売形態は、CDのみの通常盤とCDとBlu-ray、そしてブックレットが付属したFC限定盤の2種類で、FC限定盤には撮り下ろし写真60ページのブックレットが付属。Blu-rayには昨年9月25日に開催された『Special Live2022 Move On!!!!!!!!!』豊洲PIT2部公演の模様を完全収録する。併せて、アルバムリード曲となる「Revolution」が、2月22日(水) に先行配信される事が決定。さらに、メンバーのジャン海渡が作詞を手がけた「相合傘」も2月25日(土) に先行配信される。5th Full Album『mirror』Official Trailer<リリース情報>SUPER★DRAGON ニューアルバム『mirror』2023年3月1日(水) リリースSUPER★DRAGON『mirror』FC限定盤ジャケット●FC限定盤(CD+Blu-ray+60pブックレット):7,700円(税込)※BOX仕様●通常盤(CD):3,300円(税込)【CD収録内容】※全形態共通M01. Are U Ready?(新曲)M02. Revolution(新曲)M03. So WooM04. Don’t Turn It Down(新曲)M05. Pretty Girl(新曲)M06. Honey BabyM07. Not EnoughM08. 相合傘(新曲)M09. Indelible MagicM10. Hey, girlM11. Tap tap tap!(新曲)M12. Pop Star(新曲)【Blu-ray収録内容】※FC限定盤のみ■『Special Live2022 Move On!!!!!!!!!』2022年9月25日豊洲PIT 2部公演01. OVERTURE02. So Woo03. Cruisin’04. Pioneer(Keep It Real)05. MC06. Jacket07. My Playlist08. Ringing, Love09. Caravanサンダードラゴン from SUPER★DRAGON10. On My Way ファイヤードラゴン from SUPER★DRAGON11. 夢で逢えたら12. Beat Box〜Set It Off〜13. Monster! INTER(Dance Part)14. Monster!(Remix Ver.)15. PANDORA16. SAMURAI17. Bad Day18. MC19. Indelible Magic20. Purple Moon21. Distance22. Dance inst.23. BAD BOY24. BADASS25. Shut up, Shout out26. Dragonfly27. SWEET DEVIL28. 君は1000%(Vantage Remix)29. MC30. Brand New Music31. MC32. -Tweedia-CD購入特典会情報詳細:店舗販売特典詳細:<ライブ情報>SUPER★DRAGON SPECIAL LIVE『Persona』2023年3月25日(土) パシフィコ横浜 国立大ホール開場17:00 / 開演18:00関連リンク公式サイト:::::
2023年02月11日SUPER★DRAGONが、ファンクラブ限定ライブ『For BLUE』の振替公演を、1月19日・20日に神奈川CLUB CITTAʼにて開催した。昨年夏に大阪・名古屋・神奈川で行う予定だった今回のツアーだが、コロナ禍の影響を受けて神奈川公演のみが延期に。ファンクラブ限定だけあり、通常のストイックなステージングからは想像もつかない“ユルい”姿も垣間見せながら、待たせたぶんだけ濃密な時間を“BLUE”と呼ばれるファンと分かち合いたいという、まさしく『For BLUE』なステージで、2日間3公演にわたり遅れて来た“夏”を楽しんだ。昨年5月からの毎月連続リリースで夏らしい楽曲も新たに多数発表し、新境地を拓いてきたSUPER★DRAGON。開演ベルならぬ機内アナウンスが流れると、飛行機の座席になぞらえたキャスター付きチェアを9人は巧みに操り、座ったままで移動するダイナミックなダンスパフォーマンスで、南の国を目指すフライトは飛び立った。そして7月リリースの「Summer Party」に6月の「Cruisinʼ」と、涼やかな夏風を感じさせるナンバーでライブはスタート。色鮮やかなアロハシャツをまとって、ピタリと動きの揃った軽快なダンス&甘い歌声とシャイな心情の滲んだラップで魅惑のビーチへとオーディエンスを誘う彼らに、客席からはグループカラーである⻘のライトスティックが掲げられる。「年末年始、逃避行で常夏の島にみんなで来た」という古川毅の言葉通り、ステージにはパラソルやビーチチェア、浮き輪にピーチボールが。伊藤壮吾いわく「BLUEのみんなと僕たちの貸し切りビーチ」を舞台に、夏をネタにしたトークからは、メンバーが二手に分かれてFC企画ならではのゲームバトルに突入する。最終日の昼公演では流し素麺派と冷やし中華派が“スイカ早割り競争”で戦い、流し素麺チームのジャン海渡と古川が抜群のチームワークによりスイカを瞬殺。続いて、出されたお題をBLUEがジェスチャーでメンバーに教える“ジェスチャーゲーム”では、両チーム30秒で9ポイントと大健闘するものの、総合点で負けた冷やし中華チームの田中洸希がBLUEにブチ切れて、メンバーに宥められる一幕もあった。夜公演では、マリンスポーツならサーファー派とフライボード派に分かれ、松村和哉をMCに“ビーチバレーしりとり”と“以心伝心ゲーム ”で対決。しりとりでは謎のワードが頻出して審議の嵐となり、以心伝心ゲームでは“スパドラで一番可愛いのは?”という設問にサーファーチームは全員が志村玲於の名を挙げて、最年⻑を照れさせた。“夏に聞きたいスパドラの曲は?”という問いに「Summer Breeze」で一致したフライボードチームも追い上げ、白熱の末にドローとなるが、最終的にはしりとりで勝ったサーファーチームが勝者に。そして敗者チームには、続く「ゲットレジャーニー」の曲中で、メッチャ苦いお茶を飲む(昼)、ゴムパッチン(夜)という罰ゲームが執行された。レゲエ調の脱力したムードのなか、昼公演で濃度を増した激苦茶を飲んだ面々は歌やダンスを放棄し、ステージ上を転げまわって、メインボーカルの池田彪馬もただ茫然と立ち尽くすばかり。夜公演では「(今回のゲームに)勝ったことない!」と憤る田中が、同い年の伊藤から容赦ないゴム攻撃を食らって「痛ッ! タレントの顔傷つけんな!」と大爆発。普段はクールなイメージの強い彼のこんなキレ芸も、通常のSUPER★DRAGONライブでは絶対に見られないものだ。ここで振替公演まで5カ月ものあいだ待たせたお詫びと、来てくれたことへの感謝として、8月に配信リリースされた「So Woo」を特別にパフォーマンス。引き出しの多いラップ&ボーカルで表現力豊かに魅了し、情熱的なダンスと田中の攻撃的なヒューマンビートボックスで、場内の時間を灼熱の夏へと巻き戻す。“求愛”を意味するタイトルの通り、それはまさしくBLUEに対する最高の愛情表現だったろう。さらに、夏祭りの会場を舞台にしたコントで9人は様々な役所を演じ、田中と池田のキュン台詞や、ジャンと柴崎楽の浴衣カップル、犬の着ぐるみで登場した伊藤らに客席は大盛り上がり。そこから“誰が一番キュンとする一言を言えるか?”という、彼らのFCイベントではお馴染みの大喜利タイムが繰り広げられる。“二人きりのビーチでカッコいい告白”というお題の昼公演では、柴崎が「この海を君と一緒に、一生見られたらいいな」と微笑んで優勝。夜公演では“彼女と二人きりのときに甘える一言”で今ひとつピンと来ない台詞を吐く志村と田中に対し、飯島颯が「肩貸して、しばらくこのままいさせて」と満点の答えを出して、客席から拍手喝采を受けた。浴衣に警官、屋台のお兄さんにテキ屋、おじいさんと犬というカオスなビジュアルで、そのままバラエティ豊かな日替わり曲が披露されたのもFC限定だからこそ。初日の和ミクスチャーな「SAMURAI」に続いて、2日目の昼公演はポップな「雨ノチ晴レ」でメンバー同士はしゃぎ、夜公演では鉄板曲の「PAYAPAYA」でセンターに立つや、突然、手でウサ耳を作った年男の志村にメンバーもならってBLUEを沸騰させた。「最後までブチ上がっていこうぜ!」伊藤、田中、池田、松村、柴崎によるMCでは、年末年始の過ごし方をトークしたり、田中が20歳の誕生日を迎える2月27日に発売する1st写真集について「挑戦をテーマに韓国でロケした。需要と供給しか詰まってない!」と主張したり。その間に全身シックな白の衣装に着替えた志村、古川、ジャン、飯島の4人が再登場すると、グループ内ユニットが楽曲を交換してパフォーマンスするという、これまたレアな光景が現れる。まずは年⻑組のファイヤードラゴンが、年少組サンダードラゴンのラブソング「真冬の熱帯夜」を紳士なオーラでアピール。飯島が松村のラップパートを担当したりと、ここでしか見られない見所も満載で、同じく白衣装に着替えたサンダードラゴンは、ファイヤードラゴンの「Piranha」を初パフォーマンスしてみせた。“ピラニア”というタイトルを体現するように、食らいつくような5人の表情は今までに見たことのないもので、法的には全員が成人を迎えた彼らの成⻑を思わせる。そして再びステージに全員が揃い、ジャンがかき鳴らすアコースティックギターに乗せて贈られたのは「Distance」。ダンサー陣もタンバリンやカホンなどの鳴り物でリズムを取り、BLUEのクラップと共に温かな空気を醸し出して、「キャンプファイヤーを囲むようなイメージ」(古川)を再現する。場内に大きな拍手を呼んだひと時は、実は360度カメラで撮影されており、後日ファンクラブで映像が公開されるというので、ぜひチェックしてほしい。真昼のビーチ、夕暮れのお祭り、そして夜のパーティーへと場面は進み、銅鑼の音が始まりを告げる「WARNING」からは、松村いわく「『For BLUE』というタイトルに恥じぬような」メドレーが展開。夏の恋を彷彿させる「Ringing, Love」に続くと、「最後までブチ上がっていこうぜ!」というジャンの号令で「Mada` Mada`」に「Shut up, Shout out」と切っ先鋭いラップが挑発し、明滅するライトとタフなダンスが目を焼くヘヴィロックを畳みかける。さらに、共にタオルを回す一体感の中に確かな絆を感じさせる全英詞曲「Dragonfly」で生まれるのは、夏の暑さのみならず、身の内から湧き上がるような熱。どれだけコミカルなシーンで笑わせても、結局は心を揺り動かして熱い感慨を残すのは、SUPER★DRAGONライブの大きな特徴である。胸震えるような余韻のなか、ライブを締めくくったのは連続リリースの第1弾で、SUPER★DRAGONの新たな扉を開いたポップチューン「Brand New Music」。頭上に回るミラーボールの光に負けないほど眩い未来を感じさせる響きに、客席のライトスティックも勢いよく揺れ動く。ライブタイトルに掲げられた『For BLUE』というワードは、今回に限らず常に持っている気持ちだと古川が語っていたように、この⻘い光は彼らの絆と互いに向けられた愛情の象徴でもあるのだろう。3月1日(水) には5thアルバム『mirror』をリリース。作詞や楽曲プロデュース、アートワークやスタイリングにメンバー自身が携わっており、ジャンの発案によるタイトルには“まずは鏡に向かって自分と見つめ合え”という想いが込められているのだという。3月25日(土) には念願だったパシフィコ横浜でのワンマンライブ『Persona』も決定。さらに、5月から全国5都市6公演を回るホールツアー『∞〜 INFINITY 〜』の詳細も終演後に発表された。果てなき無限の未来に向かって、2023年も9人は進み続ける。文=清水素子<公演情報>『For BLUE』振替公演2023年1月19日(木)・20日(金) 神奈川・CLUB CITTAʼ【セットリスト】M01. Summer PartyM02. Cruisin’■コーナー119日公演:ビーチバレーしりとり / 以心伝心!!「大切な想い出」ゲーム!!20日公演:スイカ早割り競争 / 教えて BLUE!ジェスチャーゲーム!(1部)/ビーチバレーしりとり / 以心伝心!!「大切な想い出」ゲーム!!(2部)M03. ゲットレジャーニーM04. SoWoo■コーナー2お祭りシーン導入コントシチュエーション大喜利M05. 19日公演:SAMURAI/20日公演:雨ノチ晴レ(1部)/PAYAPAYA(2部)M06. 真冬の熱帯夜M07. PiranhaM08. Distance~Acoustic ver~M09. WARNINGM10. Ringing, LoveM11. Mada`Mada`M12. Shut up,Shout outM13. DragonflyM14. Brand New Music<ツアー情報>『∞〜 INFINITY 〜』■2023年5月19日(金) 千葉・市川市文化会館開場 17:30 / 開演 18:305月20日(土) 千葉・市川市文化会館開場 16:30 / 開演 17:306月4日(日) 宮城・東京エレクトロンホール宮城開場 16:15 / 開演 17:006月25日(日) 愛知・名古屋市公会堂開場 17:45 / 開演 18:307月9日(日) 大阪・NHK大阪ホール開場 17:45 / 開演 18:307月16日(日) 東京・TOKYO DOME CITY HALL開場 17:30 / 開演 18:30<リリース情報>SUPER★DRAGON ニューアルバム『mirror』2023年3月1日(水) リリースSUPER★DRAGON『mirror』FC限定盤ジャケット●FC限定盤(CD+Blu-ray+60pブックレット):7,700円(税込)※BOX仕様●通常盤(CD):3,300円(税込)【CD収録内容】※全形態共通M1. Are U Ready?(新曲)M2. Revolution(新曲)M3. So WooM4. Don’t Turn It Down(新曲)M5. Pretty Girl(新曲)M6. Honey BabyM7. Not EnoughM8. 相合傘(新曲)M9. Indelible MagicM10.Hey, girlM11.Tap tap tap!(新曲)M12.Pop Star(新曲)【Blu-ray収録内容】※FC限定盤のみ■『Special Live2022 Move On!!!!!!!!!』2022年9月25日豊洲PIT 2部公演1.OVERTURE2.So Woo3.Cruisin’4.Pioneer(Keep It Real)5.MC6.Jacket7.My Playlist8.Ringing, Love9.Caravanサンダードラゴン from SUPER★DRAGON10.On My Way ファイヤードラゴン from SUPER★DRAGON11.夢で逢えたら12.Beat Box〜Set It Off〜13.Monster! INTER(Dance Part)14.Monster!(Remix Ver.)15.PANDORA16.SAMURAI17.Bad Day18.MC19.Indelible Magic20.Purple Moon21.Distance22.Dance inst.23.BAD BOY24.BADASS25.Shut up, Shout out26.Dragonfly27.SWEET DEVIL28.君は1000%(Vantage Remix)29.MC30.Brand New Music31.MC32.-Tweedia-CD購入特典会情報詳細:店舗販売特典詳細:<ライブ情報>SUPER★DRAGON SPECIAL LIVE『Persona』2023年3月25日(土) パシフィコ横浜 国立大ホール開場17:00 / 開演18:00関連リンク公式サイト:::::
2023年01月21日9人組ミクスチャーユニットSUPER★DRAGONが、3月1日(水) にリリースする5thアルバム『mirror』の収録内容を公開した。今作は収録曲すべてにメンバーが楽曲プロデュース・作詞に携わっており、アートワーク・衣装スタイリングに至るまでメンバーが中心となって制作。前作『Force to Forth』から8連続配信シングルリリースを経て、彼ら9人の1年の成長の軌跡と多彩な音楽性へのチャレンジを詰め込み、最新型にアップデートされた“2023年のSUPER★DRAGON”を象徴するアルバムとなっている。CDには、昨年5月から12月まで毎月配信リリースされた8曲のうちの5曲と新曲7曲を加えた全12曲が収録される。リリース形態は通常盤とFC限定盤の2種類。FC限定盤には撮り下ろし写真60ページのブックレットと、昨年9月25日に開催された『Special Live2022 Move On!!!!!!!!!』豊洲PIT 2部公演の模様を完全収録したBlu-rayが付属する。また、購入特典としてFC限定盤ではメンバーとの2ショット撮影会、通常盤ではメンバー全員サイン会に抽選で参加することができる。購入特典付き通常盤予約受付は1月19日(木) 、FC限定盤は2月19日(日) までとなる。<リリース情報>SUPER★DRAGON ニューアルバム『mirror』3月1日(水) リリースSUPER★DRAGON『mirror』FC限定盤ジャケット●FC限定盤(CD+Blu-ray+60pブックレット):7,700円(税込)※BOX仕様●通常盤(CD):3,300円(税込)【CD収録内容】※全形態共通M1. Are U Ready?(新曲)M2. Revolution(新曲)M3. So WooM4. Don’t Turn It Down(新曲)M5. Pretty Girl(新曲)M6. Honey BabyM7. Not EnoughM8. 相合傘(新曲)M9. Indelible MagicM10.Hey, girlM11.Tap tap tap!(新曲)M12.Pop Star(新曲)【Blu-ray収録内容】※FC限定盤のみ■『Special Live2022 Move On!!!!!!!!!』2022年9月25日豊洲PIT 2部公演1.OVERTURE2.So Woo3.Cruisin’4.Pioneer(Keep It Real)5.MC6.Jacket7.My Playlist8.Ringing, Love9.Caravanサンダードラゴン from SUPER★DRAGON10.On My Way ファイヤードラゴン from SUPER★DRAGON11.夢で逢えたら12.Beat Box〜Set It Off〜13.Monster! INTER(Dance Part)14.Monster!(Remix Ver.)15.PANDORA16.SAMURAI17.Bad Day18.MC19.Indelible Magic20.Purple Moon21.Distance22.Dance inst.23.BAD BOY24.BADASS25.Shut up, Shout out26.Dragonfly27.SWEET DEVIL28.君は1000%(Vantage Remix)29.MC30.Brand New Music31.MC32.-Tweedia-CD購入特典会情報詳細:店舗販売特典詳細:<ライブ情報>SUPER★DRAGON SPECIAL LIVE『Persona』3月25日(土) パシフィコ横浜 国立大ホール開場17:00 / 開演18:00チケット料金:指定席7,800円(税込)お問い合わせ:キョードー東京TEL:0570-550-799オペレータ受付時間(平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)関連リンク公式サイト:::::
2023年01月18日9人組ミクスチャーユニットのSUPER★DRAGONが、12月22日に東京・豊洲 PITで行われたHMV主催のライブイベント『Two of Us』Vol.2に出演した。メンバーである古川毅の熱いラブコールにより、6人組バンドLucky Kilimanjaroとのツーマンを果たした本公演では、ラッキリのステージに古川が登場して1曲コラボするというレアなサプライズも。さらにSUPER★DRAGONとしてのライブでは、2022年の連続リリースで養った多彩な持ち味を1時間弱の持ち時間に“全部乗せ”して、この1年の成⻑をしかと示した。『Two of Us』は“競演することで何かが起こりそうな2組”をコンセプトに、HMVが新たに始動させたツーマンライブシリーズ。昨年11月の第1弾にはDISH//とGLIM SPANKYが参加し、第2弾となる今回はダンス&ボーカルグループのSUPER★DRAGONと、同じ大学の軽音サークルから始まった6ピースバンドのLucky Kilimanjaroという異色の顔合わせとなった。まったくジャンルの異なる両者だが、今年5月より心も体も踊る“踊れるミクスチャー”をテーマに毎月新曲を配信リリースしてきたスパドラに、“世界中の毎日をおどらせる”というバンドテーマを掲げて精力的に活動するLucky Kilimanjaroと、その根底には“踊る”という共通項も。そもそも今回の対バンは、Lucky Kilimanjaro に影響を受けたと公言する古川毅のオファーで実現したラッキリのボーカル熊木幸丸との対談から派生したもので、開催が決まった際には「このような機会を頂けた事、至極光栄です。本当に嬉しいです」と、古川も喜びを露わにしていた。そのリスペクトを表すべく、先攻のLucky Kilimanjaroが中盤で贈った「ぜんぶあなたのもの」では、2番に差しかかったところで予告もなく古川が登場! 予想外の出来事に歓喜する客席に向けてそのまま歌い継ぎ、熊木幸丸とハイタッチすると、サビでは2人で肩を組みながらなめらかなハーモニーを聞かせていく。パーカッションにシンセサイザーも交えた幻想的な音世界の中、ゆったりと大きなグルーヴでフロアを揺らしていく様はスパドラとは一味異なる趣きがあり、アウトロでは力いっぱいのフェイクも。「ステキな歌声でしたね、古川くん」と熊木も賞賛し、オーディエンスはもちろん、古川自身にとっても“夢の時間”を届けてくれた。そして後攻SUPER★DRAGON のステージは、連続リリース作のひとつとして8月に発表された「So Woo」で幕開けた。大地のビートを感じさせる力強いダンスに、高音フェイクも交えた艶めかしいボーカルと低音ラップの刺激的なアンサンブル、さらに田中洸希による爆発力満点のヒューマンビートボックスと、スパドラの武器をこれでもか!と詰め込んだディスコファンク曲の威力は圧倒的。“求愛”を意味するタイトルの和訳通り、濃厚なアピールをラッキリファンにかましていく。続く「My Playlist」ではムーンバートンの都会的な響きと、対照的に切ないリリックを映したストーリー性あるダンスで魅せ、メンバーの間をかいくぐる志村玲於の豪快なアクロバットも見事。今回のツーマン決定時に「お初にお目にかかるであろうラッキリファンの皆さんのハートをキャッチ出来る様に頑張ります!!」と古川がコメントしていたが、序盤からの容赦ない攻めっぷりに、その本気度が窺える。バンドと対バンする機会は滅多にないということで「メチャメチャ刺激的」と語り、Lucky Kilimanjaroのライブ中は「楽屋でみんな踊ってたよね!」という告白をした後は、予想を裏切り期待に応える選曲で“BLUE”と呼ばれるスパドラファンを沸騰。リリックに“豊洲 PIT”“Two of Us”といったワードを交えて歌い替えたトロピカルハウス曲「City Noise」から、熱をはらんだ夏風を思わせる心地よいナンバーを続けて、爽やかに憂いを帯びた情景を描写していく。タイの人気デュオAnatomy Rabbitとのコラボ曲「love or like (Tokyo)」ではアジアンなメロディでエキゾチックなムードを醸し、80年代の大ヒット曲をカバーした「君は 1000%(Vantage remix)」では、昭和の名シティポップを令和流にブラッシュアップ。古川毅と池田彪馬が切れ味の良いクリアなボーカルでまばゆい夏を刻んで、グループカラーの⻘い光に染まった客席と抜群のシンクロを果たす。さらに「今日は踊れるセットリストを用意しているんですが、5月からの連続リリースのうち、10月配信曲の「Honey Baby」と12月配信曲の「Hey, girl」を初披露します!」(飯島颯)と、2曲を続けてお披露目してくれたのも嬉しいサプライズだった。ジャジーなムードを漂わせる「Honey Baby」では、囁くようなボーカルと小粋なステップのコラボレーションがスタイリッシュな世界に浸らせてくれる一方、耳に飛び込んでくる一途で甘いリリックに思わずドキリ。対照的に、一夜の出会いを写し取ったミディアムダンスチューン「Hey, girl」では、狂おしい熱情を帯びたボーカルと、さりげなくも指先まで行き届いた動きが、観る者を華やかなパーティへと誘っていく。実験と挑戦に躊躇なく挑んだ今回の連続リリースでは、メンバー9人の平均年齢がようやく20歳を超えたこともあり、今までになく大人びたラブソングが数多く発表されてきた。この2曲もその一部だが、ここまで甘く、赤裸々に愛を訴えるナンバーを己のレパートリーとして消化し、豊かに表現できるようになったのも、間違いなく8カ月にわたる連続リリースの成果だろう。「お前ら、黙って叫べ!」また、SUPER★DRAGONといえば年⻑組のファイヤードラゴンに、年少組のサンダードラゴンと、メンバーが二手に分かれてのグループ内ユニットが存在するのも特徴の一つ。「SUPER★DRAGONが初めての方もたくさんいると思うので、僕らの武器を見せようと。マガジンの弾を全部撃ち切ろうと!」という松村和哉の台詞からは、2019年にリリースされたそれぞれのミニアルバムから、持ち曲が1曲ずつ披露された。まず先陣を切ったのは志村玲於、古川毅、ジャン海渡、飯島颯によるファイヤードラゴン。この日はジャン海渡が体調不良でライブを欠席したため3人でのパフォーマンスとなったが、ファンクな「On My Way」でステージ上を跳ね回ったり、SUPER★DRAGONではダンサーに徹している志村、飯島がボーカルを取ったりと、実にイキイキしていたのが印象的だった。続いて伊藤壮吾、田中洸希、池田彪馬、松村和哉、柴崎楽によるサンダードラゴンは、レゲエな「Caravan」をタフな動きで若さいっぱいにアプローチ。だが、その中に、今やわずかな色気が滲み始めてきたのも見逃せない。そしてクライマックスに向け、SUPER★DRAGONの真骨頂とも言える、燃えるように熱いステージが開幕する。まず、投下されたのはジャン海渡、田中洸希、松村和哉の3MCが社会への痛烈な皮肉を自ら綴った「2U」。不穏極まる重低音トラックをバックに、欠席のジャンを除いた田中と松村でゴリゴリの超高速ラップを散弾銃のようにブッ放す様は実にスリリングで、18歳の松村が記した“俺達は短くても図太く生きる”のバースが心に突き刺さる。スパドラでも一、二を争う攻撃的なハードチューンでフロアを圧倒したあとは、再び全員そろってライブ定番曲で加速し、BLUEと共に拳を突き上げるタームへ。赤く染まった舞台で激しく明滅するライトの下、「Madaʼ Madaʼ」ではマッシブなロックサウンドで繰り広げられるエモーショナルなパフォーマンスがオーディエンスを揺らし、志村玲於はトランポリンもかくやの大ジャンプ! “まだまだイケるぜSUPER★DRAGON!”のフレーズには⻘のライトスティックが大きく振り上がり、「お前ら、黙って叫べ!」と続けたミクスチャーロック曲「Shut Up, Shout Out」でも、田中が凄まじいシャウトを轟かせる。そこで驚くべきは、どんなに激しく歌い、踊りながらも、その声も体幹も一切ブレないこと。結成から7年、⻘春をSUPER★DRAGONに捧げてきた彼らが培ってきた強靭なグループ力には頭が下がる。最後は「この会場、一緒になってタオル振りましょう!」という飯島颯の号令から全英詞曲「Dragonfly」へ。それぞれの名前がプリントされたタオルを掲げ、渾身の力でタオルやライトスティックを振りたくるオーディエンスと絆をつなぎ、全メニューを終えると、口々に「楽しかったです」「最高!」と充実感を滲ませる。スパドラの強さ、儚さ、甘さ、すべてのエレメンツを惜しみなく詰め込み“SUPER★DRAGONとは何か?”を体現するかのようなステージを見せられたからには、この先への期待は高まるばかり。また新たなる“Persona=仮面”を身に着けた彼らに出会えることを楽しみにしたい。2023年の3月1日(水) には前作から約1年ぶりとなる5thアルバム『mirror』がリリースされる。アルバムタイトル「mirror」はメンバージャン海渡の発案。「自分自身を深く知り、愛する事で自信や可能性に繋がり次の段階へと成⻑できる。まずは鏡に向かって自分と見つめ合え」という意味が込められている。今作は収録曲すべてにメンバーが携わっており、楽曲プロデュースや作詞をはじめ、アートワーク、衣装スタイリングに至るまでメンバーが中心となり制作した。『mirror』は、本日18時より予約開始。FC盤には60ページのブックレットに9月25日豊洲 PIT で開催された『Special live 2022「Move On!!!!!!!!!」』のライブ映像が収録される。また、FC盤購入特典では2ショット撮影会、通常盤購入特典ではサイン会に抽選で参加することができる。また、3月25日(土) にはパシフィコ横浜でワンマンライブ『Persona』の開催も決定しており、チケットは先行販売中だ。<公演情報>『Two of Us』2022年12月22日(木) 東京・豊洲 PIT【セットリスト】M01. So WooM02. My playlistM03. City NoiseM04. love or like (Tokyo) w / Anatomy RabbitM05. 君は 1000%(Vantage remix)M06. Honey BabyM07. Hey, girlM08. On My WayM09. caravanM10. 2UM11. Madaʼ MadaʼM12. Shut Up, Shout OutM13. Dragonfly<リリース情報>5thアルバム『mirror』2023年3月1日(水) リリース●FC限定盤【CD+Blu-ray+60pブックレット】価格:7,700円(税込)『mirror』FC限定盤ジャケット●通常盤【CD Only】価格:3,300円(税込)『mirror』通常盤ジャケットCD購入特典会詳細:店舗販売特典詳細:<ライブ情報>『SUPER★DRAGON SPECIAL LIVE「Persona」』2023年3月25日(土) パシフィコ横浜 国立大ホール開場 17:00 / 開演 18:00席種・料金:指定席 7,800円(税込)問合せ:キョードー東京 0570-550-799オペレータ受付時間(平日 11:00〜18:00 / 土日祝 10:00〜18:00)関連リンク公式サイト:::::
2022年12月23日5月から連続リリース中の9人組ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGON。その締めくくりとなる8曲目の『Hey,girl』が12月14日にリリース!挑戦的ともいえるリリースを経て、スパドラが今手にしたものとは?楽曲の魅力についてお聞きしたほか、グループとして、個人として、2022年を振り返っていただきました。新曲は「気持ちよく踊れる」――新曲『Hey,girl』はどんな楽曲になっていますか?古川毅(以下、古川)僕と彪馬は基本的にサビを歌っていて。ユニゾンなんですよね。彪馬が先に録って、後日俺僕がレコーディングという形だったんですけど、グルーブ感みたいなところは、しっかり気持ちよく踊れる歌にしたいな、と。連続リリースした曲は、どれもリズムが大事な曲だな、と感じたんですけど、『Hey,girl』はそれが分かりやすく出せたかな、と思いますね。池田彪馬(以下、池田)こういうフックが同じメロディーの繰り返しがある曲って、僕たちもあんまりやってきてなかったので、それをユニゾンで歌うっていうのがすごく新鮮でしたね。毅くんも言ったように、リズム感はすごく大切にしましたし、ちゃんと曲の世界観に入り込んで。楽しみながらレコーディングすることを意識できたので、そこが楽曲に現れていればいいな、と思います。田中洸希(以下、田中)今回の曲はリリックを書かせていただいたんですけど、僕はメロラップみたいな感じで書いています。3人のバランスも見て、自分はストレートに歌詞を伝えようとしたので、レコーディングでは歌詞がストレートな部分がいろいろハモ化されたり、その差をつけて面白みがある感じに仕上がったな、と思います。松村和哉(以下、松村)今回の楽曲は、作詞をする段階から話し合ってストーリーを持たせて、オチまで決めてやっていたので、それがちゃんと見える歌い方にしようっていうのは意識しましたね。あと、ジャンくんと洸希がメロをつけるラップの仕方だったんで、僕はメロを付けずに、タイトなラップにしたいな、と思っていました。ジャン海渡(以下、ジャン)一度、僕の家に洸希が来て一緒に制作をして、それから和哉と一緒に3人で話し合いました。今までで一番ストーリーというか、時系列をしっかり練っているのが見える作品だと思います。『Hey,girl』とある通り、シンプルではあるんですけど、女性と出会うところから、夢落ちするというところまでの流れを考えて作ったので、そういう意味では起承転結のある、スパドラの作品の中では面白いものになったな、と思います。――ダンス面ではいかがでしょうか。志村玲於(以下、志村)今回は、僕が振り付けで世界観を提案させていただきました。曲自体もちょっとチャラいというか(笑)、そういう世界観を振り付けで表現できたらいいな、と思って。今回、コレオグラファーの方には振り数多めとお願いしていたんですけど、話している中で、振り数が多いとゴチャッとするんじゃないか、という話になって。逆に振り数を少なくして、要所要所で歌詞を取っていくっていう振り付けにしていただきました。だから振り付けと歌詞の世界観がちゃんとシンクロしているんです。そういうところは面白いポイントなっているのでぜひ皆さんに楽しんでもらいたいな、と思っています。志村玲於飯島颯(以下、飯島)自分で意識してるのは脱力感というか。抜け感ありつつも、歌詞と連動している部分はしっかりと細かい動きに注目してもらえるように、意識しました。あとは表情だったり、表現だったりっていうのは、楽曲自体も、MVも女性を誘うような雰囲気に仕上がっているので、ライブでやるときはもちろんBLUEのみんなを誘うようにパフォーマンスにできればな、とイメージしています。志村こういう系の曲は颯が得意なので、めちゃめちゃよかったです。MVも。伊藤壮吾(以下、伊藤)わりと緩急がしっかりしているのかな、と思うのでそういうところはライブで今後やっていく上でしっかり見せていきたいな、と思います。あとはMVのような世界観をライブでやるときも出せたら。柴崎楽(以下、柴崎)しなやかに綺麗に見えるようにっていうところは意識しました。あと指先まで振り付けにこだわってくださったので、コレオグラファーさんの再現というか、そこをしっかり見せられるように。ちょっとした違いで見え方が全く変わってくるのでそういう細かいところがちゃんと伝わるようにこだわりました。古川毅飯島颯ちょっと恥ずかしかった?MV撮影秘話――MVのお話も出てきましたが、すごく雰囲気のあるものになっていますね。ジャン『Hey,girl』とある通り、ある意味女性主人公になっている楽曲なので、そこの味を生かすためにも女性に出演していただきました。その中でやっぱり世間的にはまだ若い僕たちが、ちょっと大人っぽく強がる一面だったりとか、女性を口説く姿とか、楽曲のそのままのストーリーをMVに投影した感じなので、MVもSUPER★DRAGONの他の作品じゃできないものになったと思います。BLUEの皆さんはあの女性のキャストの立ち位置じゃないんですけど、自分が口説かれた気分になってもらえたらと思いますし、今までとは違うSUPER★DRAGONとの距離感を感じられる様な作品になったと思います。――撮影中はいかがでしたか?今までとは違う雰囲気があったり?飯島やっぱり、メンバーに見られながらの演技シーンは恥ずかしかったっていうのもありますね。ボーカルはリップシーンで話しかける設定だったんですけど、ダンサーの場合は一応何か話しかけるネタみたいなのを考えて、話しているところを撮る、口説いてる雰囲気を作るみたいな感じだったので。志村過去イチ難しかったよね。古川玲於が一番ダサかった。ジャンをダシに使って話してたから。颯に聞いてみ?何話したか。志村颯はなに話してたんですか。飯島2回あったんですけど、1回目はハンバーグ。一同爆笑飯島何を話せばいいんですかって監督さんに聞いたら、「好きな食べ物とか?」って。それで最初はハンバーグの話をして、あと、僕が猫飼っているので、猫トークしていました。猫トークしながら壁ドンしていたので、カオスな感じになってるんですけど、映像的に見たら何の話をしていたかわからないのでいい感じに仕上がったかな。ジャン颯が演技の中で猫の話をしたときに、「かわいいよね」って言うタイミングで壁ドンしたらしいんですよ。志村お~!ジャン猫に対してのかわいいよね、だけど、それをしっかり演技に落とし込んでいて、すごいな、と。田中洸希――伊藤さんはどういう話されました?伊藤僕は電車の話をしていましたね。撮影の場所が大宮だったんですけど、都心から離れていたので、話すネタになってよかったですね。松村君だけだよ、楽しいの(笑)。柴崎僕は料理の話を。玲於くん以外は自分の話をしてたんですよね。古川ほんまや!柴崎一番経験があるはずなのに。古川一番、ドンと構えていてほしかったよね。志村いや、あんまり思ってないでしょ!?(笑)ジャン思ってるよ。志村ほんとに?彪馬なんてなんも言ってないじゃん。池田……がんばれよ!(笑)志村がんばれよ、って!すみません!(笑)ジャン海渡松村和哉「甘い言葉」に大ブーイング!?――歌詞に「甘い言葉を交わし」とありますが、ここで、BLUEに向けて、寝る前に囁く甘い言葉をお願いします!ジャンちょっとYahoo!知恵袋で聞いてみてもいいですか?志村知恵袋て!アンサー来るのに時間かかるわ(笑)。古川うーん……。ジャン寝る前に一言、ですもんね。志村あ、じゃあ、はい。「今日も楽しかったよ、ありがとう」で。一同はあ?(大ブーイング)志村最初はライトでいいんだよ!古川こういうふうにならないようにしようぜ。松村はい。「夢の中でも会おうね」。古川お~!松村最初がダメすぎたから、余裕で越えられる!田中ありがたいね。池田じゃあ……「明日、俺の香水つけてみる?」一同お~!ジャンじゃあ、「あさって、俺の香水つけてみない?」池田なんで目の前で二股してんだよ!(笑)ジャンや~怖いね(笑)飯島はい!「今日、俺の腕で寝る?」志村どんどん上がっていくね!伊藤「明日も電車乗ろうね」古川よく言えたな、この流れで!(笑)松村通勤で乗るじゃん。古川あ、はい!「明日も一緒にいてくれる?」ジャンはい!「眠れないなら、弾き語りするよ」志村お~、ジャンにしかできない。ジャンドラムのね。志村いや、余計に寝られないだろ!(笑)柴崎はい!「明日、おうちデートしよっか」古川あ~、なるほどね。柴崎楽――最後、田中さんですね。田中えー、なんだろう。古川甘ったるいのくるよ。ジャン胃もたれしそうなのがね。田中……「今日は寝るのやめよっか」でお願いします。ジャンやめちゃうの?田中今日はオールしよっか、って。ジャン別々でね。一同(笑)古川マンガ読みたいしね。志村自分の時間、大事だから(笑)田中じゃあ一緒にいなくていいだろ!(笑)池田彪馬伊藤壮吾連続リリースを経て得た経験――今回、連続リリースがラストだったわけですが、これまでのインタビューでは、「実験的」という言葉がよく出てきました。リリースを終えてみていかがですか?松村アルバム『Force to Forth』は良くも悪くも好き勝手やってたな、って思うようになりましたね。あれはあれですごく良かったし、あの時にしか作れなかったんだな、と思うんですけど。この連続リリースを通して、どうありたいかの先じゃないですけど、どう見られるか、どう聴かれるかみたいなところまで考えながら作れるようになったのは、すごく大きな財産だな、と。――連続リリースも含めて、2022年はSUPER★DRAGONにとってどんな年でしたか?古川楽曲の制作面でもそうですし、活動においてもいろんな意味で大きな変化がたくさん訪れた1年間でしたね。1年を通して大きな出来事が例年に比べて多かったです。その中の一環として連続リリースも、僕たちにとっては大きかったんですけど。でも、飛び込んでみて、そこで全力を尽くすことによって、自分たちがトライする前には見えなかったものが見えたり、それはその作品だけの結果というよりかは、和哉も言っていたように先を見据えることができたというか。それはすごく大きかったなと思いますね。だから本当に1曲1曲を点として考えるというよりかは、長い目で自分たちとしては捉えてこのフェーズを乗り切ろうという感じだったので、この経験は今後に良い作用をもたらしてくれるな、と思います。――その先で、アルバムの発売がある?古川そうですね。連続リリースは比較的今まで僕らがその表現してきたジャンルだったりとか、方向性からは少し外れたところでの戦いだったんですけど、やってみたことによって、もちろんいい発見もあれば、今後自分たちがやっていく必要ないなものも正直ありました。挑戦してみて、結果も自分たちでしっかり受け止められたり、理解できたのでそういったものを経てのアルバムになるので、すごく芯の通った、軸のあるアルバムになるだろうな、と。何を表現してもしっかりとSUPER★DRAGONとしての正解を叩き出せるようなアルバムになってると思います。2022年、メンバーに賞をあげるなら?――個人としての振り返りもお聞きしたいな、と思うんですけど、今回、「今年はこういう年だったよね」という視点で、メンバーそれぞれに賞をあげる、というものをやってみたいな、と。志村ちょうだい!ジャンじゃあ、洸希からいきますか。がんばったで賞!志村一番切なくなる賞をあげるなよ!(笑)志村ビートボクサー賞?ジャンTikTokでもいろんな方と絡んだりしたからね。松村ライブにちゃんと昇華できたのが今年だよね。古川「MoveOn!!!!!!!!!」のライブに出られなかったんですけど、客席の一番後ろからみてたときに、『So Woo』って楽曲のビートボックスのところ、洸希がアレンジしてパフォーマンスしているの生で見れたときにめっちゃ感動しました。やば!みたいな。食らいましたね。ジャン次、和哉。古川でもやっぱラップ関連だろうね。ジャンラップ一筋で賞。志村ことはめニスト。古川よく自分のことをことはめニストって言ってて。ジャンラップでね。言葉をはめたり、韻を踏んだりするからね。じゃあ、ことはめ賞で!古川連続リリースで、ジャンと和哉はずっと書いてきたわけだから、ジャンから見る和哉はあるんじゃない?ことはめニストととして。松村元祖ことはめニストだから。古川和哉のここが変わったなみたいな。ジャンなんだろうな。ラップ面ではいろいろあるよ。ラップのやり方とか。ただより自分のやりたいラップスタイルの芯が太くなったな、みたいなのはある。松村ありがとうございます。ジャン毅は……うーん。柴崎衣装?一同あ~。ジャンいいじゃん。連続リリースのアーティスト写真とかMVとかの衣装を考えたりしてたんで、衣装はありじゃないですか。古川次、彪馬。ジャンなんだろうな……髪サラサラ賞?田中それは毎年じゃない?(笑)ジャン高音がんばったで賞。古川あ~。でもそれも毎年じゃない?(笑)松村彪馬って過渡期がないっていうか、ずっと頑張ってるから。古川確かに。松村ずっと頑張ってるで賞!波がないので。柴崎常にがんばってるで賞。志村制作賞とか。みんなそうだけど、今年はいろんな制作に取り組んでたから。特にボーカル面では去年より確実に。ジャンまあ候補に入れよう。古川あ!レッドブルやめたで賞。1日5本とか飲んでるときあったんですけど、いろいろあってマネージャーに怒られ、かなり減ったよね。池田減りました!健康志向。古川ご自愛。池田ご自愛賞ですね。古川ありかも!今までは健康に対して結構、投げやりなタイプだったんですよ。何かあったら気を付けるだけだから、もう俺は何も我慢しませんみたいな感じだったけど。ね?気をつけるようになったね。池田うん。――たくさん出ましたが、それでいきますか。池田はい!ジャン次、楽!柴崎はい!ジャンデザイン頑張ったで賞。古川グッズデザイン賞ね。志村めっちゃいいな!池田一番いい。――続いて、ジャンさん。ジャン俺も難しいよね。古川ジャンなんだろうね。今年爽やかになったかな。落ち着いたし、今年落ち着いた賞。松村どんどん好青年になっていく。古川確かに。松村好青年賞。ジャン次、壮吾!志村ビジュアル面、めちゃくちゃ変わったよね。幅が広がった。古川確かに。伊藤染めたの今年ですね。4月。志村パーマやったり。古川ビジュ爆発賞。志村まさか壮吾につくとは!(笑)松村ここで電車の賞じゃない(笑)志村それはもうずっとだから。古川なにか変化あっても俺らにはわからないから(笑)ジャン次、志村さん。古川今年っていうか、ここ1、2カ月くらいだけどさ、舞台やってたじゃん。多分舞台で絞って垢抜けた?志村あんまり23歳に垢抜けたとか言わない(笑)柴崎23にして(笑)松村気持ち、連絡早くなった?古川あ~。ジャンいつも2日とか置かれるから。池田見ないとき本当にみないよね。柴崎僕、ブロックされてるのかと思った。志村本当に返さないからね。古川で、どれがいい?志村じゃあ……垢抜けた賞でいいですか?(笑)――最後、颯さん。ジャンいっぱいあるなー。志村交友関係、今年広がったよね。いろんなグループの人とサッカーとかやってた。古川確かに。松村個人的に思ったのは、『Force to Forth』までさかのぼったら『BAD DAY』の振り付けとか、颯くんの突飛なアイディアが前に出てきたよね。柴崎ベストアイディア賞。ジャン確かにベストアイディア賞いいんじゃない。わかりやすいし。それで大丈夫?飯島ありがとうございます!志村めちゃめちゃいい。垢抜けた賞より全然いい(笑)ベストアイディア賞!古川いや、どっちもいいやん。この年齢で垢抜けること逆にないよ。ジャンめっちゃいいよ。志村そっか!――では最後に、2023年、SUPER★DRAGONとして、どのような年にしたいですか?古川アルバムを3月1日にリリースしてそれを引っ提げて的なライブになりますけれど、スペシャルライブとしてパシフィコ横浜での「persona」が待っています。ワンマンとしては、最大規模になるんでそこをしっかり成功させられたらな、と思います。オンラインライブぶりくらいなんですよね。一球入魂というか1回きりに注ぐっていうのが。2部制とかでもないし、ツアーでもないので。それはすごく楽しみですね。終わった後はホールツアーが待っていたり、とにかく激動の1年になるだろうな、ということはなんとなく感じているので、出す作品もそうですし、ライブもそうですし、いよいよしっかり結果を出していきたいです。今年はそのための土台作りだったのかな。いろんな出来事を経て自分たちも強くなれたと思うので、その土台をしっかりブレさせずに来年は十分に謳歌できれば、と思います。取材・文:ふくだりょうこ撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントメンバーのサイン入りポラを2名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2022年12月14日9人組ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGONが、新曲「Hey, girl」を12月14日(水) に配信リリースすることが決定した。5月より毎月新曲の配信リリースを行っているSUPER★DRAGON。そのラストを飾る「Hey, girl」は、パーティーでの一夜の恋愛模様を描いたミディアムナンバーで、連続リリースのテーマである“踊れるミクスチャー”を体現した楽曲。ジャン海渡と松村和哉が自身のラップ詞を手がけたリリックは、フロアでの出会いから甘いラブアフェアへと連れ出そうとする“片道切符”の物語を、巧みなライミングで描写。トラック面でも連続リリースの8カ月をかけ、多彩な楽曲を通して彼らが磨き上げてきた“踊れるミクスチャー”の集大成ともいえるダンスチューンに仕上がっている。また、同曲のMusic Videoが楽曲配信日に公開されることが発表された。MVでは等身大なファッションでの身のこなしに加え、間奏ではダンサー陣のソロショットも。さらに、入口にたたずむ女性エキストラを相手に迫るシーンでは、鋭い目線に柔和なほほえみ、秘密の囁きに強気な手つきと、心を開かせる過程にもメンバーそれぞれの個性が露わに。ジャンのラップが繋ぐ最後のオチも見どころとなっている。併せて、「Hey, girl」が今季シーズンを通してEBiDANとコラボしているB.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム「岩手ビッグブルズ」の12月度サポートソングに決定した。<リリース情報>SUPER★DRAGON「Hey, girl」12月14日(水) 配信リリースSUPER★DRAGON「Hey, girl」ジャケット関連リンク公式サイト:::::
2022年12月01日バッグブランド「パッキング(PACKING)」のビーミング by ビームス(B:MING by BEAMS)別注バッグが登場。2022年12月下旬より、ビーミング by ビームスにて発売される。フィッシングベスト着想の大容量バックパック「パッキング」は、“アメリカのスーパーに雑多に売られているような、毎日使うバックパック”をコンセプトにしたバッグブランドだ。今回のビーミング by ビームス別注は、複数の収納ポケットを備えた、29Lのバックパックを展開する。デザインの着想源となったのは、ヴィンテージのフィッシングベストのディテール。フロントには、大きさの異なるポケットをあしらっている。また、サイドにはドリンクホルダーを、内側にはPCスリーブを備えた。各ポケットには、リフレクターコードをセット。滑り防止加工が施されたショルダーストラップが付属するなど、細かなディテールにまでこだわりを詰め込んでいる。【詳細】パッキング × ビーミング by ビームス「ユーティリティ バックパック」9,790円発売時期:2022年12月下旬販売店舗:ビーミング by ビームス
2022年11月21日ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGONが11月16日に『Not Enough』をリリース!新しいスパドラの魅力を見せ続けている連続リリースも7作目となります。今回は、飯島颯さん、田中洸希さん、松村和哉さんにお話を伺いました。大人の雰囲気たっぷりの新曲について、それぞれの楽曲についての取り組み方についてじっくりとお聞きしたほか、みなさんの音楽やダンスのルーツについても迫りました!最初聴いたときは「衝撃的だった」――新曲『Not Enough』のファーストインプレッションを教えてください。田中洸希(以下、田中)サウンドがめっちゃ好きですね。『Pioneer (Keep It Real)』などのNameless A.K.A NLさんが作ってくださったんですけど、ドロップでサウンドいかつめな曲が多かったのが、また少し違ったジャンルのサウンドで攻めてきてるな、という感じがして。これはパフォーマンスがついたらすごくいいものになるんだろうな、と思いました。飯島颯(以下、飯島)スパドラの9月から10月にかけての新曲のテイストの流れ的に『Not Enough』もしっかりと落ち着いた印象もありました。同時に、やっぱりドロップのサウンドも新鮮さがあって、パフォーマーとしてはどういう振り付けになるのか、と想像しながら聴いていましたね。松村和哉(以下、松村)最初は全然歌詞が違ったんだよね。田中そうね。松村大枠は変わらないんですけど、もっとあの……いかつかった(笑)。最初聴いたときは衝撃でした。ほんまにこれか、って。田中うん、すごかったな。――その最初いかつかった、というところからどんなふうに変わっていったんですか?松村今回もラップ詞は僕とジャンくんで書いたんですけど、あとは全体的にこういうニュアンスにしたほうがいい、というのはこちらから依頼して書いていただいて、この形になりました。それでもギリギリを攻めてますね。――攻めた歌詞、ということですが、レコーディングのときはいつもと違う点などありましたか?田中歌い方に関しては、大げさにしすぎるのもよくないんですけど、わかりやすく色気を出して、というのはありました。松村僕はステージで歌っているというより、耳元でしゃべっているイメージでするということは意識しましたね。――振り付けについてはいかがでしょうか。飯島メンバーで話し合ったときに、男性目線の色気というよりは、女性目線の男性の色気を振り付けでも表現してもらえたらいいよね、という話が出て、今回は女性のコレオグラファーの方にお願いしました。今まで以上にセクシーな振り付けも入りつつ、表現的にはダンスドロップも含めて、一人ひとりの表情も楽しめるような細部までこだわったものになっていると思っています。これからパフォーマンスするにあたって、もう少し詰めていかないとな、とは思っていますけど、新鮮な感じでしたね。――連続リリースの中で、楽曲はもちろん、振り付けも多様化していっていると思うのですが、変化は感じていらっしゃいますか?飯島いろんなコレオグラファーの方に振りを作ってもらっているので、そこで自分たちもたくさんの出会いがありましたね。やっぱり、人によって同じ曲でも表現が違ったり、振りの作り方が違ったりするので、そこは本当に勉強になっています。出会った中でまた同じ方にお願いすることもあるので、自分たちで話し合って、ちゃんと意見を吸い上げてイメージに合った方をコレオグラファーとして選んでいる形は連続リリースになってからの変化ですね。――毎月リリースが終わったあとのSUPER★DRAGONの発展にもつながるような。飯島そうですね。表現の幅もかなり広がったと思います。憧れるのはストレスのない恋愛――9月以降の楽曲は大人っぽい恋愛の曲になっていますが、ダンスやレコーディングのときにはどうやってイメージを膨らませているんですか?松村僕がイメージを膨らますのは、歌う段階ではなく、詞を書く段階なので。書いてしまえば、その通りに歌えばいい、という。――もうその感情が降りてくる?松村そうですね。自分が書いたことなので、どんな感情で書いたのか、刻み込まれているので。魂を呼び覚まして歌ってます。田中すげぇ、かっこいい(笑)。――書く曲が増えていくにつれて、自分の感情に深みが増していくようなところはあるのでしょうか。松村結局、一度は自分と向き合わないといけないな、というところにはたどり着きますね。近道しないように。近道をしようと思うほど、一旦遠回りするのが大事なんだな、と思いながら書いています。自分の過去や経験を振り返ってみて、という時間が大事ですね。――ちなみに、歌詞を書くときはデジタル派かアナログ派か、決まっているんですか?松村思いついてものをパッと書くときはスマホなんですけど、リリースのために歌詞を書くときは一度、紙で書きます。スマホって書いて、これは違うなと思ったら、すぐに消すじゃないですか。紙は、例えば左端から書き始めて、別のアイディアをまた書いて、飽きちゃったらすみっこに猫の絵を描いたり(笑)。そういうアイディアがデリートされないんですよね。スマホで書くのって、デリート連続だし、なんなら消すことがメインになってるっていう。紙だと、消さないからその不完全なエリアがそのまま残っていてくれるので、それは書いていてありがたいな、と思います。――田中さんはどのようにイメージを膨らませますか?田中まず1回、自分に当てはめてみているところはあるのかな。想像してみて、自分がどういう気持ちになるのか、それをそのまま曲に乗せたりしますね。自分の気持ちをそのまま乗せすぎて、みんなの声と合わないみたいなときもあるんですけど。でも一度自分の世界に入り込みすぎてみるのは、自分が意識してるところではあるのかもしれないですね。1回自分のものにして、そこからうまくバランスを取っていくっていう作業が多分、自分的には一番やりやすいと思います。飯島パフォーマンスについてはコレオグラファーの方が振りを付けてくださった後に一通り踊っていただいて、それを動画に収めてみんなに共有したり、ということをしています。そこでその映像をしっかりと見て、イメージを自分の中で膨らませることもありますし、あとは同じ系統の楽曲を踊られているダンサーの方を見て吸収するようにはしています。ライブのときまでに自分なりの表現を細かくイメージしているわけでもないんですけど、いろんなものをインプットした分、自然と動きにも反映されているな、というのはありますね。――表情なども、気持ちが入っていないと作れなさそうですよね。飯島そうですね。振りを付ける段階でどういう表情にするかまではたどり着けていないんですけど、振り付けが終わった段階で、ステージの雰囲気はこういう感じなんだろうな、というイメージはしていますね。――今回、大人の恋愛をイメージさせるような楽曲となっています。みなさんが思う大人の恋愛とは?松村うーん、なんだろうね。田中学生の頃は結構あっち行ったり、こっち行ったり、もう一分一秒を大切に、みたいな、もうずーっと動いているような感じ。僕の勝手なイメージですけど。大人の恋愛は落ち着いてのんびりしたり、スケジュールもかっちり決めずに、自分たちのペースで、みたいなのじゃないですかね……。飯島颯――憧れの恋愛の形はあります?田中本当、何もストレスのない恋愛が憧れます。松村ストレスのない恋愛(笑)。田中言い方が合ってるかわからないですけど、空気みたいな。変に気を張らなかったり、変にいろいろ考えないで、逆に何も言わなくてもお互いもうわかってるから、言わずもがな、みたいな。そういうのに憧れますね。自分と合う人ってやっぱりなかなかいないんですよ。松村精神的にも経済的にも自立してるのは大人だな、と思いますね。憧れる恋愛は何だろうな……お仕事とか好きなものとかに対して、リスペクトし合えてる関係はいいな、と思いますね。飯島大人な恋愛のイメージは、変な気を使うわけじゃなくて、お互いが相手を気遣って「いいよ、今日は別のこと優先して」とか。そこまで「ずっと私だけを見て」というイメージはないかな。憧れる恋愛もそれに近いかもしれないですね。行き着くところはお互いが信頼し合っている上での、自分がやりたいこともしっかりやっていいんだよ、みたいな。そういう感じで気を遣い合っていける恋愛がいいですね。3人の音楽のルーツは?――前回、古川さん、池田さん、ジャンさんにもお伺いしたんですが、今回はみなさんの音楽と、それからダンスのルーツについてお聞きしたいな、と思います。まずは、初めて買ったCDや楽曲はなんですか?田中覚えてないなー……。松村音楽を好きになった段階ではもう配信が主流でしたね。田中そうなんだよね。飯島でも、さすがに小学校のときはCD買ってますね。松村へー!飯島学校の昼の放送で流してほしい曲とか。田中・松村あー!(笑)飯島それを買ったりして、というのはありましたね。その時はなんだろうな……最初ではないかもしれないですけど、AAAを買っていましたね。ポップな楽曲が好きで、元気出るな、って。松村スパドラに入るまで、音楽を聴こうと思って聴いたことがなかったんですよね。街中とか、お父さんの車の中とか、自然と流れてるものだと思っていたので。だから、聴こうと思って買ったのはSKY-HIのアルバムかもしれないです。2015年か2016年ぐらい。聴いたときは衝撃を受けました。ラップを始めたばかりで、フリースタイルダンジョンが流行る前のラップというもの自体をみんなが知らない、みたいな状況だったので。田中僕は記憶にあるのはaespaしかないですね。松村めっちゃ最近じゃん。田中和哉も言ってましたけど、基本デジタルで聴いているので、シンプルにイチオタクとしてaespaのCDを全部買うっていう。――やっぱり、モノがあるほうが。田中そうですね。部屋に飾りたい。グッズとか、特典とか……韓国って特典がすごいんですよ。飯島オタ活してるもんね。――保存用にも買ったりしているんですか?田中さすがに1商品ひとつですけど、いくらあっても、別に僕は全然。前に店舗挨拶に行かせていただいたときに、aespaのコーナーがあって、韓国の雑誌が日本で売ってたんですよ。内容は一緒なんですけど、表紙だけ違うっていう。全部欲しいなと思ったんですけど、荷物になるというのもあって、全員が写っているものだけを買ったっていう。そこはちょっとね、悔しいですね。松村タワレコさんに挨拶しに行ったのに、普通に買い物してました。田中そうそう、和哉もいたんで(笑)。――BLUEの気持ちも分かりますね。田中そうなんです。気持ちが分かります。田中洸希――今の質問と通ずる部分もあるかと思うんですが、ご自身に影響を与えたアーティストはいますか?松村SKY-HIですね。ラップミュージックって元々ヒップホップ、アンダーグラウンドの文化だったんですけど、ラップをアートフォームにしてるだけでオーバーグラウンドにいる人は多分増えてきたな、というのはあって。その先駆けになったのは彼だったんじゃないかって感じています。オーバーグラウンドに居続ける美学っていうのはすごく彼から影響を受けてます。飯島三浦大知さんはCDも買ってますし、自分がしっかりとまだ軸が固まってなくて、そういう目線で見てなかった頃から、本当にアーティストとしてプロフェッショナルな部分が好きでしたね。今見てもやっぱりすごいな、と思いますし、歌も歌われている中でのダンススキル。あそこまで踊れる人って本当にすごいと思いますし、振り付けもやられているので、表現の幅も広いですし。今、自分が目指してるような理想的な踊り方が三浦大知さんですね。あとはDa-iCEさん。Da-iCEさんの初期のアルバムも買っていて。スパドラが結成されてすぐぐらいに初めて共演して、そこからアルバムも買ってダンプラも全部ほとんど見ています。ダンスは特に同じ名前の(和田)颯くんを参考にしてます。松村和哉田中んー、なんだろう……。浅くいろんなものを見て、これいいなって思っちゃうタイプなんで「この人」って限定するわけでもなくて。でも、昔はBTSのテヒョンさんになりたいと思っていましたね。松村絶対に影響受けてるよね。田中それはそうですね。表情とか勉強していた時期はありました。たまにテヒョン見えた!って言ってもらえるんですけど、もうそんなそんな、みたいな感じで。松村見えますよ。田中いやいやいや。飯島全然見えてくる。松村唇をかむときの表情とか。今度ちょっと注目して見てください。田中一時期、死ぬほど見てて勉強しすぎて、それが自分の体の中にインプットされているんだと思います。松村悪いことじゃないけどね。田中それが自然に出るようになってきたというのはあります。昔はガチガチで表情も固かったですね。今もですけど、本当にテヒョンさんを愛していたので。歌にしてもそうだし、表情にしても、髪型もメイクもそうですし。今でもアイメイクはテヒョンさんに寄せています。自分の中ではリスペクトしてる人なのかな。逆に音楽にハマり始めてからは、いろんなものを見るようになったので各ジャンル、各方面によってこの人を参考にしたいな、とかリスペクトしたい、というのはあります。けど、土台はテヒョンさんなのかな。EBiDANに入ったばかりのころのお互いの印象は?――ダンス自体に初めて触れたのはいつでしたか?松村んー、EBiDANですね。同期だもんね、颯くんと。飯島本当に同じぐらいの時期にダンスを始めて、レッスンに一緒に行って。「Choo Choo TRAIN」やったよね。松村やった!(笑)研究生で「Choo Choo TRAIN」を練習して、代官山のキャパ30ぐらいのところで。ステージも本当に狭くて、キュウキュウ詰めのところでやった。田中へー!俺が入った頃にはもう既にEBiDANの楽曲できてたからな。「ちゃんばらやばらば」っていう。一番最初の課題曲かな。でも僕もダンスはEBiDANに入ってからですね。――それぞれいくつぐらいのときなんですか?松村小2か小3。飯島俺はたぶん小6?田中俺も小4か小5ぐらいですかね。――そのときのお互いの印象って覚えてます?田中ああもう和哉は悪ガキでしたよ。松村(笑)飯島ゲーム大好きなイメージがある。松村めっちゃDSしてた。田中そうだ、やってたわ!飯島レッスン場にロフトがあるんですけど、結構待ち時間があって、そこでゲームしてた。松村むちゃくちゃハンティングしてた(笑)田中ハンディングやらもう建築してたよね。松村そう。洸希は今よりも尖ってましたね。飯島あー、そうだね、俺もそのイメージはある。松村すごかった。――小学生にして?松村すごかったですね。田中はははっ!松村ガム噛みながら、「……っす」って感じで。田中キツイキツイ(笑)松村「これ終わんの何時ですかね」って飯島すぐ帰りたがるんですよ(笑)。――飯島さんはいかがですか?松村同期だったんですけど、同期でも分けられてたよね。飯島そうそう、年齢とかで。松村だからスパドラに入るまではあんまり交流なかったんですけど、同期の中で颯くんが振り覚えが早かったな、というのはありますね。僕だけついていけてなかったな、というのを覚えてます。――今のお互いのダンスの印象とか魅力ってとこだと思いますか?松村洸希は器用ですね。やれば大体何でも出来ちゃうイメージです。田中ありがとうございます(笑)。飯島やっぱり表情ですよね。僕も表情に関しては自分の中で課題だなって思っていたので、ダンス中もそうですし、本当にカメラに抜かれたときの見せ方、表情とかも含めての踊り方とか、そこは本当に研究してるんだろうなっていうのがわかりますし、テヒョンがルーツというのもあるかもしれないですけど、しっかり自分のものにしていますよね。松村踊りもテヒョンになってきてるのよ。田中マジ?松村力の抜き方とかがテヒョンの抜き方してる。飯島あー、わかる!そこも、みんながやってできるものではないので、本当にすごいなって思います。松村颯くんは玲於くんとは違う進化の遂げ方をしてくれたな、って。めっちゃ偉そうなんですけど、玲於くんと違う方にいってほしいな、こんなふうに進化してほしいな、と思っていたところに進んでいるので。玲於くんはずっとストリートダンサー気質だけど、颯くんはどちらかというとコレオとかアーティストっぽい踊りを使う方向に行っているのはすごくいいことだな、って思います。田中いや、本当にそうなんですよね。玲於くんとはまたちょっと違って、パワフルなんですけど、パワフルのベクトルが違うというか。松村時間たっぷり使うよね。田中そうそう。着替えも時間たっぷり使うんですけど。飯島はははっ!田中すごい綺麗というか。シルエットがすごい綺麗ですね。和哉は……和哉も器用なんですよ。本当に体の使い方がめっちゃうまい。体幹が結構強いんで。ライブの後半に行くにつれて体力が落ちてくるので、普通は若干乱れてきたりするじゃないですか。でも和哉はずっと安定しているんですよ。自分の体力のペースをちゃんと理解してバランスが取れているな、というのは思っています。飯島うん、体の使い方がすごいですね。僕も勉強になります。和哉は筋トレだったりを本当にしっかりとやった成果が出ているように感じるので、本当にリスペクトしたいと思うようなダンスをしています。ラッパーではあるんですけど、ダンスに対してもすごく愛があるな、本当に好きなんだな、ということが感じられるので、ダンサーとしても刺激されますし、和哉に負けないぐらい頑張ろう、ってモチベーションの一つにもなるので、刺激も含めていいな、って思います。最近、気持ちが満たされた瞬間は?――今回のタイトルが、「足りない」「十分ではない」という意味があると思うんですけど、最近、気持ちが満たされたと感じた瞬間を教えてください!飯島誕生日にちょうど「FAKE MOTION」のイベントがあったんですけど、当日サプライズでお祝いしていただいたのは、本当に幸せで満たされましたね。松村後輩に囲まれてね。飯島そうです、原因は自分にある。とエビネク、あと超特急のハル。田中僕は2時間並んで食べた神保町の二郎。松村お腹が満たされた?田中満たされたね。しかも、僕の後ろの2人でもう終わってたんですよ。ギリッギリで。延々と並び続けて、おなかをすかせて。神保町は久しく行ってなかったんで、嬉しかったっす。――2時間並んで食べるのはすごいですね。田中食べるその一瞬がやっぱり幸せなんですよ。アトラクションに並ぶよりも二郎に並んだ方がいいです、僕は。松村僕はサウナが好きなんですけど都内の有名なサウナといえばみたいなとか、池袋に「かるまる」というのがあるんですけど。田中あー、はいはい。松村もうサウナ好きは全員知ってるよね、みたいなところがあるんですけど、そこにやっと行けました。何がすごいって、水風呂が4種類あるんですよ。温度が違って、10℃以下の超低温と、14℃と、25℃と33℃があって、僕は最初に7℃の水風呂に入るんですよ。そしたら次14℃。14℃って冷たいんですけど、温かく感じてきて。14℃からあがったら33℃のに入ると、14℃温かく感じます。水風呂それぞれに名前がついていて33℃は名前が「昇天」。田中やば!松村ほんとに昇天するんですよね。田中7度ってもう痛くない?松村それに耐えたあとに、昇天が待ってるから。田中ああ、それのために(笑)――3月にアルバムがリリースになるとのことで、最後に一言ずつメッセージをいだたければと思います。松村やっと製作が始まった段階ですけど。初めて見る人も面白いって絶対思えるし、連続リリースでザ・スパドラからやっぱ離れてた場所で勝負していた感覚が僕たちもBLUEのみんなも絶対あったと思うので、お待たせって感じです。ザ・スパドラも見れるし、連続リリースでやってきたポップスらしい表現もちゃんと生きている感覚があるので、生まれ変わったな、って感じです。田中本当に和哉が言ってくれた通りなので、あんまりそれ以上言うこともないんですけど。松村言いすぎたくないよね(笑)田中そう。解禁されたばっかりなので、もう楽しみに待ってて欲しいなっていうぐらいですかね。メンバーみんなぶちかますんで。飯島自分たち自身、3月に横浜パシフィコでのライブも控えています。それに向けて準備しつつも、もちろんアルバム楽曲にも振りがつくわけなので、そこの部分も含めて、連続リリースでのいろんな出会いがあった中で自分たちのダンスの幅も見せ方もどんどん成長していると感じているので、ぜひ期待して待っていていただきたいですね。取材・文:ふくだりょうこ撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント3人のサイン入りポラを2名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!公式サイト:
2022年11月18日ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGONが10月19日に『Honey Baby』をリリース!連続リリース第6作目となる今回は、古川毅さん、ジャン海渡さん、池田彪馬さんにお話を伺いました。甘さが際立つ今回の楽曲の見どころ、こだわりは?そして、お互いのボーカルに対する思いについて、たっぷりと語っていただいています!スパドラのライブの新しい見せ方が分かった――先日行われたSpecial Live 2022「Move On!!!!!!!!!」について、終えてみての感想をお聞かせください。古川毅(以下、古川)どうでした?池田彪馬(以下、池田)楽しかったですね。ジャン海渡(以下、ジャン)うん、楽しかった。池田セットリストの段階から、いろいろ話をしてみんなで作り上げていったんですけど、新しい演出とセットリストで、今までやってきたライブとまた違う手応えが感じられました。ジャン演出も特にこだわりが強かったので、やっている僕たちもすごく新鮮でした。ステージが動いたり、上からジャケットが降りてきたりと、自分たちもワクワクするような演出で、今後やりたい演出も浮かびましたし、新しいSUPER★DRAGONのライブの見せ方が分かった気がします。――今回は、毅さんが衣装を担当されたんですよね。古川そうですね。これまで、ポイント、ポイントではあったんですけど、ライブ全編の衣装を手がけさせてもらったのは初めてだったので、考えるのもすごく楽しかったです。スパドラは先日7周年を迎えて、本当に古くから応援してくださっているBLUEには、小さい頃からのイメージも多分あると思うんですけど。今まで背伸びしていたものが、等身大で着こなせるようになってきたものもあるので、今までできなかったものをしっかりやっていければと思って、かなり試行錯誤しました。――中盤ぐらいでは、メンバーそれぞれの個性に合ったような衣装で。古川その辺りはメドレーで、メンバーの個性や色を全面的に出せるようなブロックになっていたというのもあってそういった形に。例えば、ダンサーの4人なら仮面をつけたり、武器を持って出てきたり、ちょっと治安の悪いというか……そういう世界観があったので、違和感がないような衣装にはしたいなと思っていました。――池田さんとジャンさんの衣装も素敵でしたね。池田着こなし方も毅くんに相談して。中に柄シャツを着ていたんですけど、それを見せるのか見せないのかとか、その上に羽織ってるジャケットコートも全部ボタンを閉めるのかとか、細かく相談しながらできたのでよかったです。古川彪馬は白のロングコートだったり、ジャンはレザーのちょっと変わったジャケットを着てたんですけど、最初はインナーとか、いろんなものを重ねてたよね。ジャンそうだね。古川あのときの衣装は、そのまま上を脱いだら転換できるような仕様にもしていました。ジャンだから潔くもうインナーは見せなくていいんじゃない?となって、そのまま潔くジャケット全部閉めた方が、殺し屋ジャン海渡みたいでいいかな、と思って(笑)。古川毅――来年のパシフィコ横浜での公演も発表されました。決まったときのお気持ちはいかがでしたか?池田前々からパシフィコは目標というか、一つの通過点として掲げていたので、具体的な日程が決まって、皆さんに発表できる、となったときは「やっと決まった」という感覚がありました。あと、何を届けたいのかということを今後は練っていかなきゃいけないな、と。期待だったり、自分でやらなきゃいけないことだったり、一気にいろいろと感じました。古川史上最大キャパということもありますし、いい意味で自分たちにとって良い変化をもたらしてくれるライブになればいいな、と思います。今までで一番いいライブにしたい気持ちも純粋にありますし、1公演だけだから一球入魂できるので。今からとても楽しみですね。ジャン連続リリースも含め、これまでもミックスチャーというところで、いろんな楽曲や要素をライブでも入れてきていて、SUPER★DRAGONのより良いあり方について、自分たちも理解を深めていっていると思います。通過点として、これまでの集大成を見せられたらいいなと思いますし、大きな舞台ということで、自分たちがやりたいものを再現するために必要なパーツを集めて、理想通りのライブにできたら。新曲は「ウイスキーだな」――連続リリースも6曲目となりました。今回の『Honey Baby』はどういった楽曲になっていますか?ジャン恋愛ソングではあるんですけど、他の楽曲と違って、繊細な細かいストーリーがあるわけでもなく、聴く人によって、受け取り方が違う歌詞になっています。なので、どういうものなのか、ということを見せるのがほかと比べてすごく難しいんですけど。ただ「Honey Baby」という甘い言葉が大きく出ていて、他の恋愛ソングよりもキャッチーで、大人っぽいというよりは少し甘い、かわいらしいニュアンスが強いのかな、と思いますね。――最初聞いたときの印象はいかがでしたか。古川彪馬は10代なのであれですけど、ウイスキーだな、と(笑)。――なるほど!(笑)古川聴いて、ウイスキーのCMが浮かびましたね。特に歌い出しのメロディーもそうですし、低音のボーカルから入る感じもそうだし。スパドラの可能性をまた少し表現させてもらえるような楽曲になっているのは感じました。パフォーマンスはまだ出来上がってないんですけど、これから楽しみですね。――池田さんは10代の目線から聴いていかがでしたか?池田本当に甘さが際立つ恋愛という感じですけど、甘いだけじゃなくてふとした肉食のようなものも若干感じるような歌詞も入っていたりして。僕的には、共感というよりは、こういう考え方もあるんだな、という感じでした。池田彪馬――ジャンさんは、今回はどのようなイメージで作詞をされたのでしょうか。ジャン「ストーリーを重視しなきゃ」とか、「このワードは絶対入れなきゃ」という縛りは特になかったですね。AメロとBメロでは結構変わっているところがあったので、せっかくならそこの流れをそのまま作った方がいいのかな、今回は自由に振り切ろうかな、と思ってメロディアスな感じで作りました。――レコーディングの際にこだわった点などはありますか?古川ソウルとかジャズとかそういう空気感は好きで普段からわりと摂取してたのでレコーディンクではいろいろ遊んで試してましたね。――いろんな歌い方をしてみて?古川そうですね。最初は結構、濃ゆめに入りましたね。そしたらもうウイスキーすぎるって(笑)。全体のバランスも見て、結果いい塩梅のテイクをセレクトするような形になりました。池田今まで連続リリースで歌ってきたものは少し高い楽曲が多かったんですけど、今回は2番の部分が、若干キーが低めだったので、そことの差別化じゃないですけど、甘い楽曲だからこそ、しっかり自分の中でも深さを意識しました。――前作の『Indelible Magic』も恋愛ソングでしたが、歌い方は区別化したんですか?池田声色をどうするか、というところですね。リズムも今回はゆったりめなので、そこで軽く流れるというよりは、2番の部分に関してはちょっと重くすることは意識しました。ジャン個人的にジャズやクラシックは毎朝レコードで流すので、そういう意味だと今回の楽曲のピアノのメロディー感がすごく好きでした。今回はハニーで少し甘い要素があるので、個人的に地声からファルセットに切り替わるときの甘さを出せたらなっていうので、そこは意識しましたね。ジャン海渡――甘さもありつつ、色っぽさもある楽曲かと思うのですが、皆さんが思う男性の色っぽさ、色気はどういうものだと思われますか。年齢を重ねて、背伸びをせず色気を纏えるようになった部分もあるのではないかと思うのですが……。古川確かに。小中高を経て、だもんね。振り返ってみると、見てらんない。池田振り返りたくない。当時、こういうインタビューで「ダンスでは僕の色気に注目してほしいです」って中学生ながらに言ってるんですよ。やだ、もう(笑)。古川はははっ!――今なら、自然に出る部分はある?池田いやあ、なんだろうなあ。ゆとりというか、余裕なんじゃないかなと。古川あー、わかる、わかる。池田生き急いでいたりするときに色気ってあんまりでないと思うんですよね。本当にふとした瞬間、余裕があるときに自然に出るものなのかな。古川それで言うと彪馬の意見もわかりつつ、中途半端だと出ないのかなと思います。極端というか。ものすごく余裕があるか、もしくは早死にするロックスターってめっちゃ色っぽいと思うんですよね。例えば、カート・コバーンとか。追い詰められて、生き急いで、でもそのときにしかできない表現がある。切羽詰まって病みながら、というところも多分狙ってできるものじゃないから、と思うんですけどね。あとは余裕みたいなものとか、年輪ですかね。ジャンちょうど言われました。古川はははっ!ジャン年輪を。古川年輪は言いたかったかー。ごめん、ごめん、欲張りすぎた(笑)。ジャン(笑)。いやでも難しいですよね、色気。普段、意識することがないので。色気が出る方は自然に、じゃないですか。――ライブでの色っぽさはやっぱり世界観に入り込まれてるから、というところなんでしょうか。古川それもありつつ……バイブスだよね。池田・ジャン(笑)ジャンでも、目の前にたくさんの女性の方がいるので自然に色っぽくなるかもしれない。古川・池田お~!古川いいなあ、パワーワード!(笑)。でも確かに!ジャン本人が女性に興味がある、恋愛かどうか分からないんですけど、自然と女性たちがいる空間で、色っぽく見えるのはあるのかな、って。古川BLUEがいるから、そういられるみたいなのはあるかも。――ちょっとさっきのお話にもつながる部分かと思うんですが、小中高のころから活動されていて、背伸びをせずにナチュラルに大人でいられるようになったのはどういうタイミングだったんですか?古川振り返ってみれば、いろんなフェーズがあったと思うんですよね。なんですかね……。今でこそ、だんだんと感覚も同じになってきたけどさ、彪馬が小5のときに俺らは中3とか高1とか。そのときの年の差って、半端なくない?池田半端なかったね。古川やっぱり全然、感覚が違うじゃん。そこは多分、彪馬の方が難しかっただろうなとか思いますね。池田がむしゃらでしたね。古川確かに。俺らでさえがむしゃらだったもんね。ジャンそうだね。古川経験値を重ねて、当時より技術や、余裕はたぶんあるんですけど、あのときにしか出せない魅力も多分あると思うんですよね。例えば、もう何も考えずに全力で歌ってるからいいとか、少年の声で歌ってるからいいとか、必死さだったり。今はもう、そこには勝てない。当時の自分たちは気づいてなかったけど、逆にそれが色気だったのかもしれないですよね。3人の音楽のルーツは?――今回は、みなさんの音楽のルーツなどについてお聞きしたいなと思います。まずは、初めて買ったCDはなんですか?古川俺は小学5年生か6年生ぐらいのときに買ったB’zの『さよなら傷だらけの日々を』ですね。小さいころ、よくテレビや街中とかで見るけど、B’zって何なんだろう、でもZって書いてるから、ドラゴンボール関連なのかな、と思ってました。当時ドラゴンボール大好きだったので。でもCMで聴いたときに「ヤッベェな!」ってめっちゃ食らいましたね。すごく鮮明に覚えてます。ジャン僕はかなり小さいころだったのでパパと一緒に買いに行ったんですけど、ホイットニー・ヒューストンですね。古川お~。ジャン僕の記憶の限りでは、ですけど。車でパピーがよく流していて、多分新しい盤が出たから聴いてみたい、って僕が言ったらじゃあ一緒に買いに行こうかって。池田僕、全然記憶ないな……自分から欲しいと思って譲ってもらったものでもいいですか。――もちろん!池田マイケル・ジャクソンさんのアルバムなんですけど。友達のお父さんがマイケル・ジャクソンさんの……古川待って待って、マイケル・ジャクソンさんっていう人、初めて聞いたんだけど!(笑)。池田ジャクソンさんって言ってた?古川2回とも言ってた。もうマイケル・ジャクソンはよくない?さん付けなくて。池田まあジャクソンさんが……古川(笑)池田亡くなられたタイミングで僕も聴くようになって。その時期にちょうど友達のお父さんが持っていて、どうしても欲しいって、ダダをこねて譲っていただきました。――それは何歳ぐらいのときなんですか?池田幼稚園の年長ぐらいですね。古川ほえ~!でも確かに俺らでも小学3~4年くらいだもんね。俺も後から聴いたな。――続いて、影響を受けたり、自分のルーツになっている音楽はありますか?ジャン一番は映画ですね。個人的に「映画を作る」をテーマに曲を作っているのも、多分映画がルーツだと思うんで。映画みたいに尺は長くないけど、数分間で、起承転結で人の心をしっかり動かせるものだなと思うんですよね。自分が作る音楽は映画とイコールで繋がる感じはあります。――映画全体で、というイメージ?ジャンそうですね。当初はホラーとかサスペンスとか暗い映画が好きで、そればっかり見ていたので、聴く音楽もダーク寄りのものになっていました。音楽に影響されて観る映画もあれば、映画に影響されて聴く音楽が変わることもあります。池田僕はマイケル・ジャクソンなのかな。幼稚園、小学校低学年でずっと聴いていて、小学校高学年になるにつれて洋楽を聴いて深堀りするようになっていって、クリス・ブラウンとかもそのときに聴いていたんですけど、ルーツとなると、やっぱりマイケル・ジャクソンですかね。僕が今こうやって音楽をずっと大好きで聴いてるのも、そこが根幹としてあるのかな、と思います。古川さっき、ドラゴンボールが好きって言ったんですけど、小4~小5ぐらいのときの夢が、アニソン歌手だったんですよ。――へえー!古川ステージに立ちたいとか、音楽に関して具体的に夢を持ったのが多分アニソン歌手が初めてだったので、自分のルーツはそこかもしれないです。――キャッチーな感じに惹かれたとか?古川小さい頃から分かりやすく少年が好きなものを、もれなく好きだったんですよね。仮面ライダーとか、ああいう主題歌はやっぱりキャッチーだし、メロディーのコード進行とか、心くすぐられるものがあります。互いに感じるボーカルの魅力――続いては、お互いが思うボーカルの魅力についてお聞かせください!ジャンじゃあ、毅から。そもそもスパドラが結成したとき、最初2人でボーカルだったので、当初は頼らさせてもらって。当時の僕は今の50倍歌下手だったので、もう歌なんて歌えたもんじゃなかったんですよ。――想像がつかない……!ジャンだから、毅のことをすごいなって思っていました。毅が事務所に入ってきて初めて歌っているのを聴いたときからうまい。最初からうまいにも関わらず、探究心というか、年を重ねることで歌へのいい意味での執着みたいなのがより出てきているんですよね。7年経って、誰よりも歌を深く掘り下げているところは未だにメンバーとして尊敬もありますよね。池田ピンポイントなんですけど、原宿クエストホールのファーストワンマンで毅くんが『砂時計』という楽曲をカバーで歌ってたんです。ギタリストの方1人と、アコースティックバージョンで毅くんが歌うっていう。当時、小学生の僕からしたら1人でステージ上でちゃんとパフォーマンスとして完結させているのは本当にすごいなって尊敬がありました。グループ結成して間もないときだから、最後に加入した僕よりはもちろん多いけど、ライブの場数もそんなに踏んでないわけで。少ないステージの場数の中で、そうしたアコースティックバージョンでミディアムバラードなんて本当に難しいと思うんですけど、それをちゃんと見せていたのはボーカリストとして尊敬するところは大きいです。しっかりと土台ができてて、今いろんな楽曲を聴いてもやっぱり尊敬するところが多いので……あざーっすって感じですかね。古川ははは!ありがとうございます。うん、これはね、いい会よ(笑)。じゃあ、彪馬いきますか。ジャンいろいろあるんですけど……。まず『Welcome to my hell』を作ったときにより感じたのが、メロディー作った後の歌割を、例えば高いキーのところがあったら、まず彪馬に任せたら間違いないよな、って頼り切っちゃってる部分があると思います。逆に言えばそういうときに必ず100%の精度で返してくれる安心感がやっぱりスパドラの中で強いと思うんですよね。ライブでも2部制だったり、ボーカルとしてすごくきついときもたくさんあると思うんですけど、安定感があるところはやっぱり信頼できるので。昔、『きっと絶対』っていう楽曲があったんですけど、それでボーカルオーディションみたいなのを俺と毅が偉そうにやって。池田はははっ!古川そう、偉そうにやってたな。ジャン僕らは丸椅子に座って、サンダードラゴンのみんなが歌うところを見ていたんですよ。彪馬はその時からある程度は歌えていて。もちろん、当時と比べたらすごくうまくなっているんですけど、あそこからこの安心感を作っていったのは、毅と同じように彪馬自身の探究心とか、ボーカルの意識だと思うんです。毅、彪馬、ふたりともボーカルとしては何も心配することはないです。古川彪馬が小学生の頃から一緒に歌ってきているので、彪馬とジャンはそれぞれ別の相方のような感覚があるんですよね。彪馬に関してはボーカルに関して、すごく頼らせてもらうときもありますし。それこそ、こないだのライブに僕は出られなかったんですけど、東京公演2公演とも見ていて。そのときに、彪馬の成長はもちろん、魅力を改めて感じたというか。彪馬はいい意味で自分の立ち居地やキャラクターへのこだわりだったり、見られていることへの意識がすごくあるんですけど、普段はあんまり主張しないんですよね。大きな主張をしないし、赤い炎というか青い炎が心にあるようなイメージ。そんなクールな彪馬が終盤にかけてがむしゃらに、首に筋立てて歌っている姿とか見たときに、超色っぽいなと思って。そのギャップを出せるのはすごいことだな、と思っています。僕はあまりできないことなので、いや、すごいですね。彪馬ありがとうございます。古川さあ、ジャンはねー……今でこそラップ以外もめちゃくちゃうまいじゃないですか。『Honey Baby』もそうですけど。でも、ジャンが俺の歌を初めて聴いたときに、俺もジャンが歌っているのを聴いたんですけど、包み隠さず言うと、死ぬほど下手だったんですよ。ずっと下を向いて歌ってるし、キーもはずれてて。どうした、どうした、大丈夫か!と言いたくなるぐらい。でも、当時のプロデューサーがジャンの才能を見いだして、ラップを始めてから一気に化けたんです。当初の楽曲をたまに聴いてみると、やっぱりズバ抜けてクオリティが高くてすごいな、って。本当にスパドラの武器の一つの土台を担ってる1人なんですよね。しかも土台を作った1人でもある。当時の自分が歌っている曲を聴いて「あの歳なりに俺も頑張ってたな」と思うんですけど、ジャンは年相応とかではなくてクオリティが最初から高かったから、今のこの姿はなるべくしてなっているのかな、と思います。彪馬も相方の感覚はあるんですけど、ジャンは2人でボーカルやっていたときもそうですし、ステージ上で一番音楽のキャッチボールできるんですよね。「これやったらあれを返すだろうな」がわかる。僕としては、ライブする上での信頼度はやっぱり一番高くて、楽しいですね。――話し合うことが多かったから、というわけではなく、感覚的に合っているみたいな。古川ですかね。全部が全部聴いている音楽が一緒ではないし、ジャンがいろんなものに特化しているのに対して、俺は広く浅く聴いているんですけど、意外と特別好きなところが一緒だったり、インプットやアウトプットの仕方も似てるのかな。池田本当に器用な人だなって常々思いますね。世界観を確立しているという意味でもそうなんですけど。毅くんも言ってくれたんですけど、結成当初の楽曲を今聴き返しても、そのときから異才の世界観というか。ジャンくんにしか作れない空気を作れるんですよね。ライブでもそうですけど、過去の楽曲で自分が作詞してない楽曲でもクリエイターとして、パフォーマンスで自分の声で色付けするのが本当に上手だな、とやっぱり思いますね。ライブでの見せ方、カメラパフォーマンスもそうですけど、そういった意味では本当に世界観ができていますよね。ジャンワールドみたいな。古川ジャンイズ ワールド。ジャンありがとうございます。太陽が恋人?――タイトル『Honey Baby』にちなんで、みなさんの生活の中で恋人のような存在、いないと困るもの、人を教えてください。池田僕は炭酸ですね。炭酸だったらなんでも嬉しいです。古川くると思ったよ。池田いないと駄目ですね。やっぱりいないとすぐ欲しくなっちゃいますし、冷蔵庫にないと僕の方がもう足を運んでしまいます。古川向こうから足を運んでくることはないだろ(笑)。池田やっぱりね、あっちもあっちであるんじゃない?待ちたいんじゃない?古川待ちたいの?炭酸ちゃんそういう性格?池田そう。なので、本当に好きです。喉が刺激を求めてますね。古川僕は洋服ですね。最近、引っ越しをして衣裳部屋を作ったんですけど、そこが楽しくて仕方ないです。ついこの間までは、バックを置くスペースがなかったので、床に置いてる状態だったんですけど、ずっとそれがムズムズして仕方なくて。今はポールハンガーを買って、バックを掛けて、一番上にハットを重ねて眺めてます。まだ完成してないんですけど、これから楽しみですね。その部屋が仕事を頑張ることができるひとつでもあります。ジャン僕はそうですね、太陽。池田太陽!(笑)古川ジャンイズ ワールド!ジャン僕、室内の空気感が無理で。もちろん仕事では全然いいんですけど(笑)。プライベートでは絶対に車の窓を開けたり、休日で何も予定がない日は早めに外に出て、太陽の下でバスケをする。で、汗をかいてシャワー入るまでがルーティン。芝生に寝に行くとかもよくあるので。外で、太陽を浴びている状態が一番調子いいですね。池田イメージあるもん、そういう。古川大事っていうもんね、日光を浴びるって。ジャン朝日が上がる瞬間も好きなんですよ。夜中まで起きて4時半ぐらいに近くの高台に見に行くこともあるので。それぐらい太陽のパワーが好きですね。古川・池田へえ~!ジャンだから僕の恋人は太陽ですかね。取材・文:ふくだりょうこ撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント3人のサイン入りポラを2名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2022年10月24日9人組ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGONが、新曲「Honey Baby」を明日10月19日(水) にリリースすることを発表した。心も体も踊る“踊れるミクスチャー”をテーマに、2022年の5月より新曲を毎月リリースしていくことを発表しているSUPER★DRAGON。従来の硬派なイメージを打ち破るポップチューン「Brand New Music」を皮切りに、最初の4カ月は夏の爽やかさや熱情を感じさせるナンバーを、9月の「Indelible Magic」では秋らしく落ちついたムードのダンスミュージックを届けた。第6弾となる「Honey Baby」は、失恋の切なさを滲ませた前作「Indelible Magic」とは対照的に恋のときめきと愛する人への一途な想いを訴える楽曲。田中洸希による吐息混じりの歌いだしから、スイートに聴き手を包みこむ池田彪馬、豊かなフェイクも魅力的な古川毅と歌い繋がれるボーカルは艶めかしく、それぞれの声の良さや息遣いまでをも余すところなく堪能できる作品となっており、終盤には左右の耳元から囁かれるような仕掛けも施されている。また、普段は攻撃的なラップを放つことの多いジャン海渡と松村和哉も、今作では柔らかな声で狂おしい想いを語っているのもポイント。2人は今作でも自パートを自身で作詞しており、そこに綴られた言葉から新たな一面を垣間見ることもできる。併せて、ジャズテイストを交えた大人な楽曲の真髄をより深く味わってもらうために、リリックビデオが公開された。SUPER★DRAGONは今後、連続リリースを通じて目標としていたパシフィコ横浜でのワンマンライブを来年3月25日(土) に開催する。「Honey Baby」リリックビデオ※10月19日(水) より公開<配信情報>「Honey Baby」2022年10月19日(水) 配信リリース「Honey Baby」配信ジャケット配信リンク:<公演情報>SUPER★DRAGON SPECIAL LIVE「Persona」2023年3月25日(土) パシフィコ横浜 国立大ホール開場17:00 / 開演18:00詳細はこちら:★DRAGON 関連リンク公式サイト公式Twitter公式Instagram公式TikTok
2022年10月18日9月9日に『Indelible Magic』をリリースしたミスクチャーユニット・SUPER★DRAGON。毎月新曲をリリース中の彼らが今回届けてくれるのは、失恋がテーマのちょっと切ないラブソングです。秋にぴったりな楽曲に込められた思い、こだわりのパフォーマンスの秘訣とは?また、「失恋」をキーワードに恋の話や「一日だけ他のメンバーになれるとしたら?」などパーソナル質問も満載です!※古川毅さんは欠席となりますが、別途最後のページに個別インタビューを掲載しています。切ないだけじゃない、スパドラ流のラブソングの魅せ方左から志村玲於、伊藤壮吾、田中洸希、ジャン海渡、飯島颯、池田彪馬、柴崎楽、松村和哉――今回の『Indelible Magic』はどういった楽曲になっているのでしょうか。ジャン海渡(以下、ジャン)今回は恋愛の曲なんですけど、恋愛は関係性が終わっても気持ちは終わらなかったり、当時の思い出をなかなか拭えないときがあると思うんです。タイトルをどうするか、というときに僕がこの『Indelible Magic』を提案させていただいて、メンバーもいいんじゃないか、と。「消えない」とか「拭えない」という意味なんですけど、この曲の主人公も、まだ恋愛を拭えていない、というイメージですね。――楽曲の製作にメンバーのみなさんも関わっていらっしゃるんですね。ジャン今回、作詞で僕と和哉がそれぞれのラップパートで入っていますし、製作にあたって、会議も重ねました。――楽曲を最初に聴いたときの印象を教えてください。田中洸希(以下、田中)今までのシングルとはまた雰囲気がガラッと変わった楽曲だったので、ダンスの振りのニュアンスやらは自分なりにいろいろ考えました。恋愛ソングなんですけど、パフォーマンス面に関してはビシッと決めて、歌に関してはしっとり歌うイメージで自分はやりたかったんです。そこのメリハリをしっかりつけたいな、とも思いましたし、今までの曲とは全く別物なのでそこの差を見せられたらいいな、と。松村和哉(以下、松村)最初はタイトルもサビの歌詞も全然違うもので、ラップ詞のところも全部変えたんです。変える前の歌詞は直球で未練タラタラ、みたいな感じだったんですけど、もっと柔らかい表現に変えたかったんですよね。失恋して別に好きじゃないけど、まだ何かが引っかかっているな、みたいなイメージで書きましたジャン毎回、和哉と僕はいい意味でラッブパートの区別化をしていて。自分は今回のテーマであるこの失恋の気持ちがまだ拭えないことをシンプルに表現したかったので、それをわかりやすく単語で散りばめることを意識しました。――レコーディングのときに気をつけたことはありますか?田中失恋ソングでもあるので、切なさは声で表現しなきゃいけないな、とは思ってそこは気をつけました。池田彪馬(以下、池田)全体的に連続リリースの楽曲をレコーディングするときは、今回の楽曲も含めて、歌詞が耳にすっと入ってくるように歌おう、ということはすごく意識しています。最近はSUPER★DRAGONでも落ち着いている楽曲をやることが多いので、その中でもこの楽曲はまた差別化できたらいいな、と思っていたので、ブレスを多めに意識して歌いました。ジャン拭えない気持ちがある葛藤を表現したかったので、後半の方は割と意識して歌っています。連続リリースでは今までと比べて割と爽やかなものだったり、前向きなメッセージのものが多かったんですけど、今回は失恋ソングということでそこの区別はしっかりしたかったですね。松村失恋ソングなんですけど、ファーストインプレッションであんまりしんみりしてほしくないな、と思ったので、歌詞はちょっと切ないけど、歌い方はちゃんと音楽としてグルーブさせることはめっちゃ意識しました。――ダンスについてはいかがですか?伊藤壮吾(以下、伊藤)今まであまりなかったジャケットにハット、という衣装だったんですけど、実際にジャケットを払う振りがあったり、そこは曲と調和しているようになっています。MVでは上から撮るようなアングルがあったりしたので、横行は意識していました。志村玲於(以下、志村)イメージの共有はみんなでしましたね。コレオの方からも曲を聞いたときにジャスティン・ティンバーレイクさんを想像した、ということでジャケットの振りが入ってきたり。あとは、マイケル・ジャクソンのMVをみんなで観て雰囲気を合わせたり。今回、コレオをつけてくださったのが『summer party』のときも担当してれた方なんですけど、僕らのフォーメーションダンスを理解して作ってくださっているので、今回もそれがかなり出てるんじゃないかな、と思います。MVでは少ししか出てこないんですけど、実際はかなり組み込まれているので、ぜひ生で見てもらいたいですね。飯島颯(以下、飯島)今回はわりとスタイリッシュな振り付けも多くて、ひとつひとつのストップポージングもそれぞれの色を出しつつも、全体的な雰囲気やグルーヴ感は統一したいな、と思っていたので、ハットなどもどう利用していくか、ということは意識しました。柴崎楽(以下、柴崎)2カ月に1本、MVを出していて前回は7月で『Summer Party』で衣装もハデで、チャラい男たち。天候の関係でダンスシーンはとれなかったんですけど、それはそれでいいMVが撮れたんです。今回はそれとのメリハリがすごくありますね。アップテンポな夏曲からのシックな秋曲、衣装もカチッとしていて。あと、ダンスシーンがいろんな角度から撮っているので、SUPER★DRAGONのフォーメーションの強みが出ているのかな、と思います。もし失恋したときはどうする?――今回の曲は失恋がテーマということで、もし、失恋をしたときはどのように立ち直るか教えていただきたいです。志村したことがないからなあ……。松村未来永劫しない予定なんで(笑)――失恋をしない場合は失恋した女の子にどんなふうに声をかけるか、で、答えやすそうなほうをいただければ!志村ご飯食べに行くか、紅茶飲みにいきます。とりあえず、気分転換は必要なんじゃないですかね。ずっと同じことを考え続けていても、やっぱり答えが出なかったりするじゃないですか。だったら、いっそのことポジティブになるようにいろんなところに行きます。池田じゃあ、僕は声をかけてあげるほうで。そうですね……「つらい過去も忘れられるぐらい素敵な思い出一緒に作ろうよ」って言いたいですね。一同おお~!志村ちょっといいな、それ!池田じゃあ次、伊藤壮吾さんで。伊藤失恋の立ち直り方は……まあ、鉄道ですかね。田中はいはいはいはい(笑)伊藤本当に失恋に限らずですけど、何かあったときは鉄道に乗ると落ち着くというか、忘れられるみたいなところがあるので。池田失恋したときに乗りたい電車とかないの?好きな電車じゃなくて、例えば景色がいいとかさ。松村京王線の中で振られたとかだったらもう一生乗れないよ。田中電車でフラれるとかある!?池田気まずい!伊藤そういう状況になりそうだったら、回避します。田中回避できなかったらどうするんですか!伊藤回避します!鉄道に余計なものを乗せたくない。北海道とか四国とか、どこでもいいんですけど、遠くに行ってパーッとやりたいです。1人でいたいかなあ。――失恋ではなくて、推しの電車がなくなったときはどうしますか?伊藤実はめっちゃ好きな電車が引退したことはまだないんですよ。多分、今後10年ぐらいでは出てきそうなんですけど、ちょっと自分でも全然想像つかないです。でも相当くるものがあるんじゃないかな。人間より寿命が短いので、そういうときが来る覚悟は、常にしてます。松村うーん……立ち直らせるのは無理だから……。別れたんだべ?って言っちゃう。志村デリカシーねぇな!(笑)松村立ち直り方は、立ち直ろうと必死にならない。辛いなら辛いまま、アーカイブじゃないですけど、記憶にとっときます。傷つくだけ傷ついて、強がって強くなりたいですね。じゃあ次は颯くんで!飯島そうですね。立ち直り方は……僕はやっぱり今、飼ってる猫のクマくんにひたすら癒してもらう。それこそクマくんじゃなくても猫カフェに行くとか、その出来事を忘れられるように、とにかく自分が好きなものに囲まれるようにします。――落ち込んだときも癒しを求めることが多いですか?飯島僕自身があんまり引きずるタイプじゃないので、寝たら大丈夫だみたいなところはあります。でも、失恋の場合がどうなるのかわからないので、そこは動物がいたらいいのかな、って。じゃあ、次は楽ちゃん。柴崎寝たらどうでもよくなるかな……――柴崎さんも落ち込んだら寝て直るタイプですか?柴崎あんまり落ち込むことがないんですよ。最悪のパターンを想像した上で行動するタイプなので。ジャンへえ~。柴崎想像した上で動かないことも多いんですけど。いわゆるチキンっていうやつで。落ち込んだとしても寝れば治ります。ジャン僕はなんだろう。曲にする、ですかね。一同お~!(拍手)ジャン自分の気持ちに区切りをつけるまでのストーリーを、曲で作れるじゃないですか。だから曲を作ることによって自分の中でも終わらせることができると思うんですよ。――曲の中で答えを出すんですね。ジャンそうそう。だから『Indelible Magic』もそうでしたけど、拭えない恋を曲にすることで、自分の中の物語を完結することができるので、いい意味でシフトチェンジというかマインドを変えるのにも、いいのかなと思いました。――では最後に田中さん。田中僕は多分めっちゃ落ち込むので、男友達にとりあえず連絡して「ちょっと遊ぼうぜ」って誘って、二郎に行って、多分馬鹿なことして……という感じですかね。壮吾と違って、1人でいるのが嫌なので。志村あ~。田中だから馬鹿できる友達と一緒にいると思います。――メンバーにも連絡をとりますか?田中いや~、話すんじゃないですか?どうなんだろう。松村胴上げする?志村やったー!って!田中そしたら全員しばき回しますね(笑)――ちなみに、メンバーの中で失恋をして一番落ち込みそうなのは……。松村洸希でしょ。池田圧倒的にそうだよね。田中メンタルがね、強くないので(笑)志村でも毅がいるから。ジャン洸希、毅じゃない?松村毅くんはただただ落ち込むけど、洸希は危ない方向に行きそう。田中いや、それはどうかわからないけど(笑)10代メンバーの理想の大人像と20代メンバーのアドバイス――今回の曲はすごく大人っぽいものになっています。そこで10代の皆さんには理想の大人像と、大人になったな、と思う部分について、20代のみなさんには、かっこいい大人になるためのアドバイスをお聞きしたいです。まずは、10代のみなさんから……。田中メンタル強くなりたいですかね。よく言われるんですよ、「そういうのはな、大人になったら案外大丈夫なもんやで」って。その余裕を持ちたいですかね。大人になったな、と思うところは……徐々にメンタル面がマシになってきている気がします。あとはお寿司のネタが結構食べられるようになりました。池田僕はすごいシンプルなんですけど、余裕のある人になりたいですね。時間に追われることなく、自由気ままに自分の時間を過ごせる大人になりたいです。大人になったなと感じるのは……道であんまり走らなくなったところですかね。志村何年前の話よ(笑)池田いやこれ絶対みんな共感してくれると思うんだけどさ、ショッピングモールって走りたくならない?松村えっ、もうゴン走りでしょ。志村というか、ショッピングモールを走ってたの?池田そう!でも今は走らなくなりましたね。志村それは良かった!松村彪馬は余裕を持ちたいって言ってたんですけど、僕は逆なんですよね。子供でいたいなと思う。大人げないことがしたいんです。だから、子どもとゲームをしても、ボッコボコにする大人になりたいです。志村めちゃくちゃ外聞悪いぞ(笑)松村本当に全力でいたい。全部楽しみたい。志村同じ目線でいたい、ってことね。松村そうそう。少年と鬼ごっこしても本気でやるから。池田じゃあ課金できるゲームは無課金で戦うの?松村いや、違う。鬼のように課金して「お前にはできないだろ」って。志村全然同じ目線じゃない!(笑)松村めちゃくちゃ課金します。池田それ、めっちゃいい。志村いいの!?松村小学生はスマホゲームをしても課金できない。大人は自分のお財布が許す限りできるから。「どうだ、これが大人だぞ」という大人になりたいですね。柴崎僕は……大人の定義がよくわからないんですけどね。難しいな。――ご自身が考える大人の定義はありますか?柴崎20歳で成人したら大人、だったんですけど、今は18歳から成人になるから、よくわかんなくなっちゃって。うーん、クレジットカードを持ってるとか。田中かわいいかよ(笑)柴崎大人はスマートに会計するじゃないですか。今はキャッシュレスが多いので、学生でもクレジットとか持ってる人いますけど、そういうとこですかね。伊藤やっぱり1人で旅行に行くことが増えたのは大人になったな、って感じますね。小学生のときはできなかったので。高校生になっていざ行こうと思ったら、コロナがずっと続いたんですけど、今年は本当にいろんなところに行きました。そこはちょっと大人になったと言えるのかな、って思います。――伊藤さんって、落ち着いてますよね。伊藤まあ、そうですね。池田いや~。田中いやー……?――あれ、そうでもない?池田すごいせっかちだよね。松村競歩の速さで歩く。伊藤まあまあまあまあ(笑)田中気づいたらいなくなってるから。志村遥か先にいるよね。池田余裕なさそうですよね。松村余裕持とうぜ、って言ってるんですよ。ひとり空見る時間作ってみれば、って。池田そういうこと、絶対ないでしょ。松村それに何の価値があるの、って。空を見るぐらいならスマホで電車見るでしょ。伊藤せっかちということで言うと、スケジュールに隙のない人ってある意味それは大人じゃないかな、って思います。――時間を有効に使える人、ということですね。伊藤そうですね。理想の大人は……さっきクレジットカードの話ありましたけど、やっぱり最近はネット予約も多くいんですよね。クレジットカードでえきねっととか、エクスプレス予約とか、そういう大人じゃないと使えないようなサービスを駆使して、鉄道を使い倒すのはひとつの理想の大人なのかな。あとはグリーン車が似合うような大人になりたいですね。――では、20代のみなさんからカッコイイ大人になるためのアドバイスをお願いします!ジャン先回りできる人は大人かな。何か行動するときや発言をするときに、その先に起こる状況を先回りして考えると大人だな、と思ったのと、もうひとつは全ての行動に見返りを求めすぎないこと。大人になってからも、大人になりきれてない人と接することがたくさんあるじゃないですか。そのときに相手の言動や行動が間違ってるな、と思ったときにそっちに合わせると自分も子供になっちゃう。ある程度、相手の見返りがなくても、自分の言動を貫くっていうのが大人かなって思いました。田中大人だ~。ジャンでも、和哉が言ってた子ども心忘れないっていうのは大事だと思う。松村大事だよね。ジャンそれは和哉にすごく共感しました。飯島僕はまだ大人になったばっかりなんですけど、周りに気が遣える人はすごく大人だな、と思います。若いと勢いもあって、俺が、俺がってなって、それはそれで良さだと思うんですけど、多分、今大人な人も若い頃から大人だったわけじゃないんですよね。若い頃は俺が頑張るぞ!みたいな感じで頑張ってきて、ある程度行き着くところまで行った経験値があるからこそ、余裕を持って周りが見渡せるようになる。裏付けの努力があるわけなので。自分もそういう人になりたいなと思います。僕はまだアドバイスができるほどの大人にはなっていないですね。――飯島さんはご自身で大人になったな、という部分はありますか?飯島自分自身が一つアクションするとしたら、その結果がどうなって、将来的に何に繋がるか、というところまでしっかりと考えてから行動できるようになったことですかね。今までは目の前のことをしっかり頑張るとか、目の前の目標をコツコツ立ててっていう感じだったので。まだまだですけど。志村責任が取れるようになったら大人なんじゃないですかね。大人っていろいろあるじゃないですか。余裕を持ってる大人もいるし、遊び心を持ってる大人も、せわしなく動き続ける大人もいるし、「大人ってこれだ」というものは特にないんですけど、責任が取れるような人が大人かなとは思います。大人になって社会に出たら必要最低限のことは、絶対に守らなきゃいけない。どんなに遊んでいようが、ちゃんと真面目にやっていようが、そこがしっかりしていればいいんじゃないかなって思いますね。伊藤すごい。うまいことまとめたね、全員分。志村普通に感心された(笑)松村年イチぐらいじゃない?壮吾が玲於くんほめるの。志村うそ、もう今年の分終わったの!?笑スパドラのメンバーに1日なれるとしたら?――前回のインタビューで、志村さん、飯島さん、松村さんに「1日、ほかのメンバーになれるとしたら、誰になって何をしたい?」という質問をさせていただいたのですが、みなさんにもぜひ聞かせていただきたいです。池田僕は意外と思われるかもしれないんですけど、壮吾ですね。一同へえ~!池田趣味というか、一つのものに没頭したことがないんですよ。なので、壮吾みたいに一つのものに熱中する人に自分がなってみたいな、って。そして、どういう感情でどういう考えを持ってるんだろうな、というところは気になります。松村そんな壮吾さん、どうですか池田嬉しいですか?伊藤嬉しいか、って……(笑)確かにこれだけ熱中してるのは僕ぐらいなので、もしなったら、楽しんで欲しいなって思います。僕は彪馬になりたいですかね。田中相思相愛やん~。伊藤さっき、僕がせっかちって話があったんですけど、彪馬はせっかちじゃない。大人の余裕みたいなのが僕はないから、どういう感じなのか、体験してみたいです。柴崎僕は何か好きになるっていう点では洸希になりたいです。誰か、人に熱中するとか、推しを作りたい。やってる側(推される側)なので、そういう目ではあまり観られないというか、同業者という感じなので。誰かに熱中する、どんな気持ちなんだろう。田中いやあ、いいよ。柴崎洸希になってそういうのをちょっと経験してみたい。田中推し事はいいですね。本当にモチベーションになるんですよ。頑張ろうって。松村生きる意味が1個増える。田中そう、そうなんだよね、本当に。いつか頑張ってライブをご一緒できたらいいな、と思いますし、シンプルにライブ見に行きたいなあとか。いいですね、夢があります。……で、俺は誰だろうな、楽ですかね。ジャン相思相愛?付き合っちゃう?田中そういう感じなの?(笑)言い方が合ってるかわからないんですけど、無関心に俺もなってみたいなって思うんですよね。僕は何に関しても考えすぎちゃうんですよ。「あれはなんだったんだろう?」「あれはどうすればよかったんだろう?」みたいなことをすぐ考えちゃうんで。柴崎気にしすぎちゃうタイプと、あんまり気にしないタイプなんだよね。田中そうなんです。あまり物事に対して気にしないっていう経験をしてみたいです。性格って治らないから。柴崎気にすることも大事だぞ。田中それはそうなんだけどね。――最後にジャンさん、いかがですか?ジャンそうですね、迷うな。それぞれいろんな楽しみ方があるんですよね。例えば洸希。僕は割と切り替え方がわかっているので、洸希がめちゃめちゃ落ち込んだときに洸希になって、切り替えた後に代わってあげたい。多分経験できないことだと思うので。――戻ったら田中さんはハッピーな気持ちになってるんですね。田中それはありがたいですね。ジャンあとは玲於になって、例えば森の中を探検してみたり。志村いやいやいやいや待って、俺のフィジカル使ってくれるなよ!でも、森は得意よ、だいぶ!ジャンでしょ?身体能力がすごいし。松村筋肉痛が来る前に戻ればいい。志村俺、かわいそう~!古川毅インタビュー「衣装で魅せる新しいスパドラの一面」今回、休養中の古川毅さんには別日にお話を伺いましたのでこちらでお届けします!――今回、新曲を聴かれたときの第一印象を教えていただけますか。古川毅(以下、古川)アッパーなダンスチューンではないので、また一つSUPER★DRAGONとして、新しい挑戦というか、新しい一面を見せることができるんじゃないのかな、ということは率直に感じましたね。――今回レコーディングで気を付けられたこと、こだわられたところはありますか?古川歌詞がしっかり入ってくるように、ということ。あと、ラブソングって言っても、やっぱりダンスミュージックでもあるので、グルーヴ感みたいなところはしっかり意識しつつ、気持ちよく聴いてもらえるように、楽しんで歌いました。――今回、衣装を担当された、ということなんですけど、どのようにして決めていかれたんでしょうか。古川レコーディングと振り付けが出来上がった、イメージがわかりきった状態からだったんですけど。みんな、スーツスタイルだったんですけど、そこにプラスしてMVのときはハットと、レザーのグローブをつけているんですよね。それは振付師の方の中に、2000年初頭のジャスティン・ティンバーレイクみたいなイメージがあったかららしくて、僕の中でも解釈一致だったので、そのイメージをちゃんと生かしたいな、というのもありました。ハットをかぶってレザーグローブで、みたいなのはやったことがなかったので、また新たな一面が見せられるかな、と。――衣装もメンバーそれぞれに合わせたスタイリングをされたと聞いたんですけど、ご本人のイメージに合わせて?古川そうですね。秋に出すので、秋っぽさが感じられるのがいいね、ということはマネージャーとも話していたので、そこと、ハットとグローブ、フォーマルなスーツスタイルというところだけを軸にして、あとは自由に、それぞれのかっこよさだったり、色気をちゃんと引き出せたらなと思ってスタイリングしました。だから、こいつはネクタイがいるなとか、逆にこいつのネクタイなしで第2ボタンくらいまで開けちゃってもいいかもな、とか。彪馬だけ、あえてダブルのスーツにしたり。やっぱり似合う人と似合わない人はいるな、と思うので。洸希はハットを斜めかぶりさせたんですけど、それも洸希だったら、物にしそうだなと思ったのと、去年、僕らが出した沢田研二さんの『Darling』をカバーしたんですけど、そのときに洸希がメインを張ってたんですよね。沢田研二さん、ジュリーと言ったらやっぱ斜めハットかぶりだな、という意味で、勝手にそういう遊びを入れてみました。そしたらMVのときもいい感じに洸希の色気がちゃんと出せていて。やっていて楽しかったですよね。――今回の楽曲が失恋を感じさせるものになっているのですが、ご自身が失恋したときはどのように立ち直れるますか?古川なんでしょうね……。暇を作らないこと、じゃないすかね。何をやっていても落ち込むと思うので、その苦しみが嫌だったら、落ち込む時間をなるべく減らす。他に没頭できることを増やして、それこそ仕事が忙しかったら仕事にやっぱ没頭するだろうし。そういうことで時が流れるのを待つしかない気がします。――1日、他のメンバーに変われるとしたら、どのメンバーになって何がしたいですか?古川うーん、ジャンですかね。――何をされますか。古川英語がペラペラなので、彼。会話のときも幅が広がるじゃないですか。お父さんもトルコの方だし、家の中でも英語で喋ったりするらしいんですよ。英語の上達も速かったので、すごいなと。尊敬しているし、自分にはない環境なんで、ジャンになって飛び込んでみたいと思います。あと、彼の1日のルーティンが朝早く起きて、公園にバスケしに行くとか。俺は絶対にそういうのをしないので、ちょっと楽しそうですよね。健康的だし。――最後に、かっこいい大人になるためのアドバイスをお聞きしたいです。古川難しいなあ。でも、心の余裕があることは大人の一つの要素なのかなと思いますね。余裕がない人ほど、自分のことも周りのことも傷つけるだろうし、そういう誰も得しないことを無意識にしてしまう人は大人じゃないのかなと思いますね。余裕があれば、愛情に繋がるだろうし、社会の中でも生きていけるのかな。でもその余裕って多分、素直に一つ一つ、物事と向き合っていろんなことを経験していく上で生まれるものだと思うので素直でいることが必要なんですかね。こんなふうに立ち回ろうとか、人に頼ろうとか、ということも、たぶん全部そういうことから、通じてるのかなあと思ったりするので素直がいいのかな、と。――ご自身いかがですか?素直でいられたり、余裕はありますか?古川いやあ、まだまだです。まだまだですけど、素直でいるようにはしてます。やっぱり、自分がされて嫌だなってことはできるだけしたくないですし。それでも、やっぱり気が回らなかったり、といういう瞬間はあるんですけど、そういう瞬間があるからこそ、人のことを許せたり、ということに繋がっていくと思うんで。一緒にみんなで楽しく生きましょう、って感じですね。取材・文:ふくだりょうこ撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントメンバーのサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>SUPER★DRAGON SPECIAL LIVE「Persona」2023年3月25日(土) パシフィコ横浜 国立大ホール開場17:00 / 開演18:00詳細はこちら:
2022年09月26日9月25日、豊洲PITにて『SUPER★DRAGON Special Live2022「Move On!!!!!!!!!」』が開催された。特別な演出、セットリストで構成された今回のライブ。今のSUPER★DRAGONの武器、そして魅力をいかんなく発揮した公演となった。本記事では25日に行われた第1部の模様をレポートする。ブルーとピンクの中、大人のSUPER★DRAGON降臨!満員の豊洲ピット。BLUE(SUPER★DRAGONファンの総称)のウキウキとした空気が伝わってくる。ステージ上には2段構えのセット。上段のセットには、ハンガーラックにジャケットがかかっている。どこかの部屋をイメージさせるようだ。定刻になり、音楽とともに、メンバーがステージ上部に、下部に、と姿を現す。8人が1列に並ぶと、上からハンガーにかけられたジャケットが降りてくる。こんな演出、なかなかお目にかからない。会場も思わずざわつく。それぞれがそのジャケットを羽織り……ライブがスタートする。オープニングとなった1曲目は「So Woo」。連続配信リリース中の彼らが、8月にリリースした楽曲となる。ピンクとブルーのスポットライトが作り出す空間はシャープだが、グッと温度を上げてくれるパワーがある。サングラスをかけているメンバーがいるのも、なんだかムードがある。そして、冴えわたる田中洸希のビートボックス。続けて、6月にリリースされた「Crusin’」でさわやかに。そんな楽曲だからこそ、ジャン海渡と松村和哉のラップが体に響く。「Pioneer(Keep It Real)」は、よりダンサーたちのダンスのキレが増していく。ガラッと雰囲気が変わった楽曲はどこか色っぽさも感じられる。3曲を披露し、SUPER★DRAGONの世界にしっかりとBLUEたちを引き込んだところで、ジャンが「Move On!!!!!!!!!へようこそ! みなさん楽しんでますか!」と会場に向かって声をかけると青のペンライトが応えるように大きく揺れた。「中には個々のメンバーのことも知らない人もいるかと思うので」とジャンが言い、自己紹介へ。一番手を任された飯島颯は元気よく「任せて!」。そして「今日はこんなにたくさんのBLUEの景色が見られて幸せだし、今日はMove On!!!!!!!!!ってことだから、みんなあますことなく、ムーブ!ムーブ!!して盛り上がっていきましょう!」とあいさつ。伊藤壮吾はおなじみの電車の車内アナウンスで、田中はビートボックスでごあいさつ。グッズを担当したという柴崎楽は「グッズを作ったんですけども、グッズに少しこだわったところがあるので、みなさん見つけられるかな?」と会場にクイズを。「たぶん見つけられないでしょうね」というジャンに柴崎は「BLUEのみんななら分かる!」と自信ありげな様子を見せる。志村玲於はあいさつと共に、しっかりと会場を盛り上げ、次へとつなげた。そしてここからは怒涛のメドレーへ。まずは「jacket」。ステージ上段に並んだ椅子。椅子に腰かけたり触れたり、それだけのことのはずなのに、どこかドキッとさせられる。横並びに座り、足を組む仕草。揃ったその動きはとても絵になる。動くステージ、メンバーのソロパートが光る!しかし、見惚れている場合ではない。行きつく間もなく曲が続いていく。「My Playlist」では、上段ステージが前にせり出し、思わず会場から感嘆の声が響く。まさか、動くとは。「Ringing,Love」で魅せたところで、ここからは、ちょっと変化球が投げられる。サンダードラゴンで「Caravan」を、ファイヤードラゴンで「On My Way」を。可動するステージも使うことで、演出のバリエーションがグッと増えて、つい感心してしまう。メンバーの冴えるパフォーマンスがあるからこそ、より映える。ファイヤードラゴンでは、ジャンのダンスで古川の姿が見えるようなパフォーマンスが展開された。志村、飯島の圧倒するようなダンス。落ち着きの中に、ちょっとした遊び心が感じられるのが大人の余裕だろうか。「夢で逢えたら」では池田彪馬がひとりで歌い上げる。柔らかい高音が、そのまま聴く人の心に包み込む。美しい歌声と共に神秘的な空気さえ感じるほどだ。歌い終えると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。続くステージでは、さきほどまでとはうって変わって、赤く、重く感じるような照明の中に田中の姿が。ビートボックスを響かせる。体そのものが楽器だと感じさせるようなビートボックス。自然と、体を揺らしたくなるようなリズム。青のペンライトもそれに合わせて揺れる。そこにジャンと松村が合流し、ラップを。松村が歌う「俺たちらしさは首をしめるネクタイ」という歌詞が妙に心に響くのは、ここまでの彼らのパフォーマンスを見ているからだろうか。松村の「いこうぜ」からの「Set It Off」、そして、「Monster!」のダンスパートへ。お面をつけた志村がステージ上段に現れる。手にした銃を天に向けてぶっ放す。そこから、ダンサーたちのクールなパフォーマンスがスタートする。ソロダンスもそれぞれの個性が光り、迫力があったが、4人が揃うと圧がある。オーラというものかもしれない。そして、ボーカルも加わり、揃って「Monster!」のRemix Ver.を。「PANDORA」を経て、「SAMURAI」では観客もメンバーも一緒に楽し気に飛び跳ね、テンションを上げていく。「踊り足りないんじゃないですか!」という声と共に始まったのは「Bad Day」。会場が一緒になって体を動かし、一体感を高めていく。MCでは、衣装の話題へ。途中から衣装がチェンジされたが、カラフルな、それぞれ異なるスタイルのものとなっていた。「今回の衣装は全部、TSUYOSHI FURUKAWAがプロデュースしております」と飯島。メンバーひとりひとりの個性に合った衣装は、さすがである。ここまでを振り返って伊藤は「いろいろスパドラと言えば、みたいなのもありましたし、ファイヤー、サンダーもあって。それもどうですか?」と客席に話を振る場面も。それを受けて田中は「ファイヤー、サンダーでしかやらないような曲ですから、嬉しいでしょう!」と代弁した。池田は、「夢で逢えたら」でのパフォーマンスをメンバーから「かっこよかった!」と言われ、少し照れたような表情を浮かべた。柴崎はジャンから「楽ちゃんは何が一番楽しかった?」と聞かれ、「やっぱりダンサーだけの見せ場が」と。颯は「暴れすぎちゃってヘッドセットどこにいっちゃったかと思った」としつつ「でも、それだけ僕らはバイブス高めでやってるのでついてきてほしい」と呼びかけた。降り下ろされたチェーン、圧倒的ハードモードなカッコよさそしてライブは後半戦へ。9月9日に配信リリースされたスパドラの最新曲「Indelible Magic」からスタート。どこかメロウな楽曲だが、ダンスはキレキレ。ピタリと揃うフォーメーションダンスは見ているだけでもたまらないものがある。ステージの可動性も活かされている「Purple Moon」。8人がステージのいろんなところから登場する構成は、ステージでありながらどこか映像作品を見ているような次になにがあるか分からないワクワク感がある。「Distance」ではゆったりとしたメロディに自然に客席の体が動く。ダンスパートに突入すると黒い衣装に身を包んだメンバーがステージをところせましと舞う。途中、上から勢いよく降ろされたチェーンを使ったパフォーマンスも見せた。なかなか、チェーンもライブ中に降ってくるものではない。ひとつひとつの演出に心から驚かされてしまう。力強いダンスと歌で魅せる「BAD BOY」。「まだまだぶちあがっていこうぜ!」という言葉通りに激しさが増していく「BADASS」。体に響くサウンドがテンションを上げてくれる。松村の「黙って騒げ!」のコールと共に「Shut up,Shout out」。終盤に近付くにつれて、静かに迫力が増していく。チェーンを持ちながらのパフォーマンスは序盤から少しずつステージ上の治安が悪くなっていっているのだが、それがめちゃくちゃにカッコイイ。しかし、ここで終わらない。「Dragonfly」ではタオルを、ペンライトを振り回し、「SWEET DEVIL」へ。途中、松村が「最高の景色、見せてくれ」と言い、BLUEに染まった会場を愛おしげに見渡した。熱気が渦巻く会場。ボルテージをあげきって本編を終えた。大きな手拍子で迎えられたアンコールは「SOUL FLAG」でスタート。照明も青になり、BLUEな空間で披露した。代わるがわるメンバーはステージ上段に上がり、遠くのファンにまで思いを届ける。揺れる青がきらめき、唯一無二の空間が生まれる。ジャンが「どうでしたか!楽しかったですか!」と言うと、メンバーが声を出せないBLUEのかわりに「楽しかったよ!」と裏声で答える。そして、ジャンの「最後は笑顔で終わりたいと思います」。「Brand New Music」で言葉どおり、笑顔で公演を終えた。「今日、最高の景色になりました!」とジャン。メンバーがはけていく際、颯が「みんなの心の声を代弁します!」と裏声で「楽しかった!」と言って戻っていった。まさに、BLUEたちの想いだったに違いない。2部では、SUPER★DRAGONがひとつの目標としていたパシフィコ横浜国立大ホールでの公演『SUPER★DRAGON SPECIAL LIVE「Persona」』も発表された。いつも、新しい世界を見せてくれるSUPER★DRAGON。パシフィコ横浜ではまた、観たことがない世界に誘ってくれるはずだ。▼2部のアンコールで登場した古川毅取材・文=ふくだりょうこ撮影=相澤一茂<公演情報>『SUPER★DRAGON SPECIAL LIVE「Persona」』2023年3月25日(土) パシフィコ横浜 国立大ホール開場 17:00 / 開演 18:00詳細はこちら:
2022年09月26日ゴディバ(GODIVA)のチョコレートドリンク「ショコリキサー」から、「レモネード by レモニカ(LEMONADE by Lemonica)」とコラボレーションした新フレーバー「ショコリキサー レモネード by レモニカ」が登場。2022年9月15日(木)より、ルミネエスト新宿店で販売される。レモネード×ホワイトチョコレートのコラボショコリキサー「ショコリキサー レモネード by レモニカ」は、石川県金沢市で生まれた本格レモネード専門店「レモネード by レモニカ」のオリジナルレモネードと、ゴディバこだわりのホワイトチョコレートを組み合わせたフローズンドリンク。「レモネード by レモニカ」のレモンジャムや、ホイップクリームもトッピングした。爽やかなレモネード&レモンジャムに、クリーミーなホワイトチョコレートやホイップクリームが混ざり合い、やわらかな酸味を楽しむことができる。【詳細】「ショコリキサー レモネード by レモニカ」発売日:2022年9月15日(木)~取扱店:ルミネエスト新宿店住所:東京都新宿区新宿3丁目38番1号 LUMINE EST 1F ゴディバ価格:690円/270ml(レギュラーサイズ)、790円/350ml(ラージサイズ)※表示価格は消費税8%を含む税込価格。イートイン利用の場合、10%の消費税。【問い合わせ先】ゴディバ ジャパン株式会社TEL:0120-116811(受付時間10:00~18:00)
2022年09月09日5月から「踊れるミクスチャー」をテーマに毎月、新曲を配信リリース中のSUPER★DRAGON。8月13日には新曲「So Woo」がリリースされました。毎月、違う側面を見せるSUPER★DRAGONが、今回の新曲に詰め込んだものとは?また、3年ぶりとなった「EBiDAN THE LIVE」を始めとしたこの夏のライブを振り返っていただいたほか、新たな魅力に迫る質問も!志村玲於さん、飯島颯さん、松村和哉さんに伺いました。新旧が入り混じる新曲「So Woo」――8月17日に配信となった「So Woo」は連続リリース配信の4曲目となります。これまでの3曲とはまた少し雰囲気が変わりましたが、コンセプトはどういったところになるのでしょうか。松村和哉(以下、松村)連続リリースした4曲の中だったら、一番アッパーな楽曲だな、と感じていて。でも、これまでのSUPER★DRAGONの今までの上げ方とは違うな、というのは自分たちとしても思っています。ロックで歌詞が熱くて、という単純な見せ方じゃなくて、パンク調だけど、ちゃんとブラックミュージックの要素も入りつつ、サウンドとダンスでしっかり盛り上げる、ということが今回のテーマになっています。――松村さんは今回もラップ部分の歌詞を書かれています。松村そうですね。今回は、「とりあえず、何も気にしないで今日ぐらいは現実を忘れて踊ろうぜ」というイメージで書きました。わりと歌詞を書くときに硬い文章、どこかから借りてきたような言葉になってしまいがちなので、なるべく肩の力を抜いて読めるような文字面にしたいな、とは思いました。――ダンスパフォーマンスの見どころはどういったところになるでしょうか。志村玲於(以下、志村)コレオグラファーの方のアイディアで、まず、振りの中にニュージャックスウイングという昔からあるヒップホップと、スワッグという最近盛り上がってきてるストリートの動きが入ってるんです。その新旧じゃないですけど、そこを行ったり来たりするのは、今のスパドラっぽいな、と思います。これまでの連続リリースの3曲と、今回の曲はスパドラとしても新しいものだけど、すっと耳に入りやすい感じ。そういう新旧がいいバランスで入っていることが、振りで表現できたりとか。あとは、メンバーがとにかく楽しそうに踊ってます。飯島颯(以下、飯島)うん、楽しいね。――特に楽しい、と感じるポイントはどういったところになりますか?志村ノリかな。ちょうど曲が盛り上がるところとメンバーのテンションが盛り上がるところが一致していて、かけ声じゃないですけど、メンバー同士で声を掛け合って楽しんでたり。ダンプラも今出ているんですけども、僕らが叫んだりとか、楽しそうにやってるのが映ってて。本当に、自分たちが楽しみつつ、みんなも楽しんでもらうっていうのが、今回かなり前に出てるかな、と思います。飯島コレオの方も一番は楽しんで、ということをおっしゃられていたので、注目ポイントはやっぱり自分たちの楽しんだダンスですね。あとはライトフィートのノリだったりとか。ぼくらもファイヤーとサンダーそれぞれ、一度ライトフィートのノリを取り入れた楽曲も経験していたので、また今回こういう楽曲に入ってきて、という点でもちょっと新しいな、と。そこは新旧の「旧」の部分でもあり、新しいノリもありつつ、それこそダンスもミクスチャースタイルという形で、踊ってて本当に新鮮で楽しめます。そこも含めて、特にサビのだんだん盛り上がってくるところはクラップしてくれたら、盛り上がるかな、と思いますね。志村玲於――今回の曲に限らず、ダンスのこだわり、ご自身のダンスのポリシーところというところを教えてください。松村僕は力を抜くことを意識してますね。リラックスして踊る。力を入れすぎちゃうと、やっぱり人間なんで疲れるんですよね。入れるところを入れる、というオンオフはめっちゃ意識します。――リラックスってどんなふうにされるんですか?松村考えながら踊ると、力が入りがちなんで考えないで踊れるぐらい踊る。――練習がしっかりしてるから、できることなんですね。松村そうですね。本番で力抜くために練習に力を入れてる、みたいな感じですかね。――志村さんはいかがですか?志村バイブスですかね、自分は。気持ちが入っていないとちょっとなーとか思っちゃうんですよ。ライブって、そのライブでしか生まれないものって絶対あるんですよね。ゲネプロでやったものをそのまま持って行くんだったらゲネプロでいいじゃんか、とか、何だったらMVを出してればいいじゃん、とか思っちゃうんすけど、そのライブだからこそ、その場に来てくれたみんなとしかできないことをやりたいなと、思うんです。ツアーだとしたら、その日その日で気持ちを変えていったり、表現を変えたりしようとは思っていますね。僕もパフォーマンスをする一応プロとしてやらせてもらっているので、気持ちが入っていないぬるいものは絶対に見たくないし、見せられないな、いう思いがあります。――ライブでBLUEと気持ちがつながったなって思う瞬間はありますか。志村多分、僕らの追い込み曲が一番わかりやすいんですよね。そこが一番感じやすくて。もう1個あるとしたら、しっとりした曲だったり、世界観に入ってるときはみんなの世界と一緒になる感じがして、結構そこは一体になるのかなと思います。飯島僕ももちろん気持ちや感情を伝えることは、一つポリシーとして大切にしている部分です。他で言うとボーカルが言葉で表現することに対して、ダンサーやパーフォーマーとしてはダンスで、感情や歌詞の世界観をどう相手に伝えるかを自分はすごく意識していますね。自分で振り付けを作るときもわりと歌詞から取りがちなところもあって、それはまだまだ経験不足なのもあるんですけど、自分がやっぱり歌詞を大切にして意識してるから、そうなっているのかなと。そんな自分のダンスを見て、何を伝えたいか分かるようなパフォーマンスを目指して、日々努力中です。――ここ1年で、ご自身でダンスに対する想いが変わったり、ということもあるんですか?飯島ダンス始めたところは、とにかくうまい先生の真似をしたり……当時、そのときからうまかったので玲於の真似とか。今もその真似を継続しつつ、ただ身近な人だけではなく、今だったらYouTubeとか、いろんなダンサーさんも見れる時代にもなってるので、そこで自分の視野が広がったような。いろんなダンサーさん見るようになったのは多分、ダンスに対してもっと熱量を持って接するようになったから。まだまだ、知らないところもたくさんあるんですけど、そこもダンスの面白さだなと思います。3年ぶりのエビライの感想は?――今年の夏の活動についてもお聞きしたいな、と思うのですが、まずは3年ぶりの「EBiDAN THE LIVE」(ライブレポートは こちら() )はいかがでしたか?志村今回、僕らも今までのエビライ以上に気合を入れていました。DISH//さんの新しい門出と、2日目は超特急さんからのバトンをしっかりDISH//さんに繋げるという思いで、本番前にも話し合ったり、円陣したり、みんなの意識を統一させてしっかりやったんで、反応はめちゃめちゃ良かったかなと思いますね。――1日目と2日目とではセットリストがガラッと変わって。松村2日目はトリのDISH//さんの前だったのでちゃんと会場を温めて渡そうっていう意図でのセットリストでした。1日目は連続リリースでやってきたものがどう刺さっていくのか、というところでちょっと実験的ではありましたね。――1日目の感触としてはいかがでしたか?志村普段見てくれているBLUEのみんなは、もしかしたらちょっと物足りないかもなっていうことは、やる前から話にも出てたんですけど、エビライって自分のファンのみんなだけじゃないじゃないですか。会場全体を盛り上げなきゃいけなかった、ということと、連続リリース配信の3曲って普段の僕らとはまたちょっと違う。他のグループを推してるファンのみなさんって、意外とちょっと前の曲で止まってたりするので、新しくなった自分たちを見てもらいたい、という意味もありました。もちろんBLUEのみんなにそんなぬるいものを見せたくないので、しっかりとその中でクオリティ高いものは見せようと思ってやりましたね。――エビライと言えば、シャッフルユニットもファンのみなさんの楽しみかと思います。飯島さんはM!LKで参加されましたが、いかがでしたか?飯島M!LKとスパドラってわりと対極にあると思うんですけど、その中で、今回シャッフルユニットでやるということは、ある意味一つの挑戦だなと思って。シャッフルユニットの醍醐味でもある普段は見られない、僕であれば歌って踊る姿を見せられることなんですよね。そこはBLUEの方には新鮮に思ってもらえたと思います。曽野舜太役だったので、煽りも普段、そのしゅんがやっているものやってみたり、そこはしっかりリスペクトと持ってやらせていただきました。飯島颯――志村さんと松村さんは見られてました?松村見てました。なんか、言い方が合ってるのかわかんないですけど、面白かったです(笑)志村面白かったね。松村いや、メンバーがシャッフルやってるの、めっちゃ面白いです。キラキラしやがって、って(笑)志村ははは!飯島キラキラしたよ~!松村サビをユニゾンで歌ってる颯くんなんて見られないじゃないですか。めっちゃおもしろかったです。めっちゃアイドルやんけ!って言いながら楽屋で見てました。飯島僕がもしM!LKに来たら、の世界線で役を演じ切るじゃないですけど、楽しみましたね。でも結構緊張して。スパドラのパフォーマンスももちろん緊張するんですけど、今回は普段やらないことが結構多かったので、その面での緊張も多くて。ただ、わりとシャッフルメンバーがみんな仲良くて、みんな緊張してるけど、とにかくがんばろうね!って。志村かわい。松村かわいい。飯島緊張をほぐしあって、すごく良い空気感でできました。――松村さんと志村さんは今後、このグループのこの曲をやってみたい、というのはありますか?志村俺はげんじぶですね。本来だったら、去年「げんぼく」で俺と颯がげんじぶ出る予定だったんですよ、シャッフル。松村「原因は僕にある。」で。志村そうそう。でも、直前で中止になって。振り入れまで終わってたんですけど。飯島振り固めもしたよね。志村した!よっしゃ、いこうぜ!って、みんなの士気が上がってる中でなくなっちゃったんで。ダンスが踊れるメンツしかいなくて、この人たち集まったんだ!みたいなのもあって、ちょっと悔しい部分があるので、やりたいっすね。飯島やりたかったね。志村めちゃめちゃ頑張ったんだけどね。松村それで言うと、僕も去年やるはずだったワンエンやりたかったですね。TWO N’ ONLYっていう。僕はHAYATOくん役で、めちゃくちゃラップするはずだったんですけど。あと、あんまりちょっとかわいいのやりすぎると、スパドラとしての僕へのちょっと営業妨害になるんで(笑)志村そんなことないよ(笑)振り切れるんで、彼は。やろうと思えば。松村やれって言われたら、プロなんでやります。松村和哉――逆に、スパドラのシャッフルGIRA GIRA★DRAGONは見ていかがでしたか?松村めっちゃよかったです。志村よかったね!松村僕の役を演じたげんじぶの(吉澤)要人くんなんですけど、僕、最初、わりと口の悪い煽りをするんですよ。「てめぇら」みたいな。げんじぶってそういうの絶対にやらないじゃないですか。だから要人くんに「お願い、やってくんない?」って。そうしたら「すみません、マネージャーに確認します」ってめっちゃいい声で言われました。で、マネージャーさんがOK出してくれたんで、「よし、要人、行け!」って(笑)――確かに、吉澤さんがああいう煽りをするのは意外でした。松村あれは僕の仕業です。志村猛プッシュだったもんね。松村そう、お願い、お願い!って。――志村さんの役はBUDDiiSのFUMIYAさんがやられたんですよね。志村そうですね。今回、GIRA GIRA★DRAGON自体、入る人は決まっていたんですけど、誰が誰役をやるかっていうのは、僕らが決めさせていただいて。僕らがこの人だったら、これいけるんちゃうかっていうので選んだんです。GIRA GIRA★DRAGONの練習の日に、何人かメンバーが忙しくてお休みしてて。空いた役に僕が和哉役で入って、振り付けをサポートしたんですけど、その時にFUMIYAには色々と教えましたね。普段、自分と和哉が目を合わせて励まし合ってるところがあるんですけど、そこがやっぱりひとつアガるポイントになるんで、「きつくなったら目合わせてもうひとつアゲよう」って言ったり。本番はめっちゃ楽しそうにやってたんで、よかったです。飯島僕の役は今回KENSHINがやってくれたんですけど、元々プライベートで仲良くて。配役を決めるときに、絶対俺の役をやってほしいなと思っていました。で、もともと話し合う前にマネージャーさんが仮でメンバーを当てはめてくれてた時点で、僕の役がKENSHINだったんで。あ、もうみんな共通認識なんだなって。そこはすごく楽しみにしてました。リハーサルのときとかも、「今リハーサルしてるよ」ってLINE来たりして、そういうやりとりもありましたね。実際にパフォーマンスも見て、自分のパートを踊るKENSHINは、「KENSHINだとこういうふうに踊るんだ」ってすごく新鮮でしたし。GIRA GIRA★DRAGON全体としては熱量をすごく感じて、良いパフォーマンスだなと思いました。らしさありつつ、自分たちスパドラのオラオラ感も感じられて良かったですね。新鮮だった9bicとの対バン――この夏はエビライのほかに、「スカパー!カケルフェス!」、「BUZZ-UP summer」、「テレビ朝日・六本木ヒルズSUMMER STATION」などに出演されて。飯島たくさんやったね。松村思い返してみると、エビライの週は全部で4本やってるんですよ。飯島短期間で詰まってた感じがしますね。松村その中ではカケルフェスがわりと印象的だったよね。――9bicさんとの対バンですよね。松村なんで9bicさんと交わったのか未だに分からないぐらい。正反対のグループだし、飯島SUPER★DRAGON自体、なかなか対バンでライブをすることがなかったので、そこも含めてすごく新鮮でした。最後に一緒に企画もやらせていただいて。自分たちのこと知らない9bicのファンの方にも知っていただけるような、いい機会になりました。志村今までいろんなイベントに出させてもらってるんですけど、年齢的なものでやっぱり先輩方がいっぱいいたんですよ。でも、今回9bicは同年代なんで。自分や颯と同い年の方もいましたし、同年代との対バンが初めてで新鮮だったので、夏のライブだと9bicが一番印象的かもしれないです。――9bicさんとは交流はあったんですか?飯島最後、お疲れ様です、ってなったあとに、フットサルやってる方いますか、って話しかけてくださって。そこから、今度一緒にやりたいね、みたいな話はしました。志村へえ!飯島フットサル仲間とかサッカーの繋がりは作りたいな、というのはあったので嬉しかったですね。松村「颯くん愛には自信がある」――いろんなライブにも出演されたことで、新しくスパドラを知られた方もたくさんいらっしゃると思います。そんな方に向けて、スパドラの良さを知っていただくため1問1答をできたらな、と。松村何でも答えます。――ありがとうございます!まず今のスパドラを一言で言うと、どんなグループですか?松村んー、過渡期、かな。変わる時期かな、って。その変わってる瞬間って多分、初めて見た人はわからないけど、BLUEのみんなは多分、薄々感じてると思うんです。ただ、僕たちのマインドというか、核みたいな部分はなにひとつ変わらずやってる。何をやるにも同じ気持ちで取り組んでる、熱いグループだと思います。――その変わってるときだからこそ、今この曲から聴いてほしいのはどの曲ですか?松村それだったら、アルバム「Force to Forth」。とりあえずこれ、って感じです。志村うん、そうだね、確かに。――1日だけ、自分以外のメンバーになれるとしたら、誰になって何がしたいですか。志村彪馬になっておしゃれしたいです。なりたい、彪馬さまに~!松村ジャンくんかな。ハーフの集まり、に参加したいです。飯島全員になってみたいんですけどね。もちろん。僕、ハンバーグが好きなので楽ちゃんとか、玲於になって、ハンバーグを美味しく作りたいです。志村はははっ!飯島親に伝授してもらって、ハンバーグだけは作れるんですけど、美味しい料理を作ってみたい。その技術のとか腕がちょっと違うから。――志村さん、よかったらアドバイスを。志村ハンバーグのアドバイス!?温度とかかな。挽肉ってやっぱ冷たい方がいいじゃないですか、温かいと油が溶けだしちゃうんで。だから作る直前まで冷やして、そこから一気に丸めて、というのはしてますね。それぐらいかな。飯島ありがとうございます。松村なんの取材してるんだ(笑)――次に、最近の他のお2人の好きなところを直してほしいところを教えてください。松村直してほしいところ。志村直してほしいところから考えるな(笑)松村玲於くんの好きなところはダンスですね。志村ありがとうございます!松村直して欲しいところは、楽と2人でバラエティーとかに出ないでほしいです。2人で掛け合いをしないでほしい。僕は玲於くんも楽も大好きなんですけど、2人でトークしたときの、かみ合わなさが本当にすごいですよ。志村ははは!松村天才的にかみ合わなすぎて、見てて、「やめて!もうやめて」ってなる。志村なんでだろうね。松村楽とは距離を置いて。志村なんでかわかんないんだけど、俺はかみ合ってねえな、という自覚はある。松村噛み合ってないから、玲於くんがだんだん逃げていくんですよ。でも楽は追っかけちゃうんです、玲於くんが好きすぎて。志村やばいっすよ。フワッときたなあと思ったら、急に肩らへんさすさすしてきますから。松村連続リリースって3人ずつで取材する時もあるんですけど、1回、僕と玲於くんと楽というメンツが組まれたときに、僕はNGだしました(笑)。志村ははは!松村どっちかでいいんで変えてください!お願いします!って言いました。――そんなに(笑)志村これはもう、どうしようもないです。俺だけの問題でもないから。松村天性のつまらなさ。――じゃあ今度9人全員の取材のときにお2人でしゃべっていただいて。志村うわー!地獄だ!松村使える部分、たぶん3行ぐらいですよ。志村やばいって、マジで。――では飯島さんの好きなところ、直してほしいところを。松村颯くんの好きなところはもうマジで…研究したいっすね。飯島研究?松村生態を研究したい。本当に面白いんですよね。一挙手一投足が、意味がわからない。やばいよね。志村やばいよ。松村なぜか急に一点を見つめて、物思いにふけってるときがあったり……。志村和哉は颯を見すぎなんだよ。松村ずっと見てるんで。飯島観察されてます(笑)。松村スパドラの「Jacket」っていう曲で、ジャケットで口を隠す振り付けがあるんです。去年、リハでやってたら、颯くんがその振りをしているのを毅くんと僕に見せて来て、「どうしたの」って言ったら、「避難訓練」って言ってきたんですよ。志村ははは!――避難訓練……?松村火災の訓練のときにハンカチで口を隠すじゃないですか。それをやってきて、「見て見て、避難訓練」。――なるほど……!?松村こいつまじでなに言ってんだ、と思って。飯島意味があるわけでもないんですよ。松村でしょうね、意味あるわけないでしょ。飯島わりと気分で動くことが多いんで。松村直してほしいところはマイペースなところ。時間ギリギリですね。10時集合だったら9時58分以降に来ますね。飯島いつも、この時間に出ようって思う時間の4分ぐらい後に出ちゃうんですよ。わりと準備に時間がかかるので、1時間以上前には絶対起きてるんですけど、ゆっくりしちゃって。で、めちゃくちゃ走って、ギリギリに着くみたいな感じですね。そこは何か直さないとな、と思ってます。――間に合ってはいるんですね。飯島間に合ってはいます!志村いや、レッスン時間の何時集合はそこから練習開始だから、ちょっと間に合ってないのよ。松村この前10時集合で9時52分に来て、それを見たメンバーがあれ時間、間違えちゃったのかな?って。志村あれ、今日来るの早くね?って。松村52分に来たけど、50分集合だと思ったのかな、って。飯島だとしたら俺駄目じゃん、遅刻してるよ。松村そのくらいギリですね。飯島直します。志村どうしよう、30分ぐらい前にきたら(笑)俺も颯の好きなところは和哉が言ったところぐらいしか出てこない。颯に関しては俺も好きだもん。メンバーみんな大好きだと思います。松村大好き。俺と彪馬がダントツの自信あるよ。颯くん愛。志村じゃあ、和哉の好きなところ。スイッチがあるとこですよね。ふざけるモードと真剣モードがちゃんとわかれてるんで、そこはすごく好きだな、と思いますね。普通に尊敬しています。逆に直してほしいところはふざけるときに振り切れすぎるんですよ。そこはちょっと直してほしいな、と思いますね。松村そうですね、結構すぐ上裸になりがち。飯島そうだね~。松村僕とジャンくんはすぐ上裸になる。――脱ぐのは見せたいから……?松村見せたいというか、なんだろう……何で脱いでるんでしょうね(笑)。志村急に曲掛けはじめて、わけのわかんない踊りをしたりとか。松村スピーカー持って行って、イギリスのヒップホップを流して、寝ているメンバーの横で踊り出す。志村そうそう(笑)。好きだけど若干直してほしい。もうちょいライトな感じでお願いしたいです。颯の好きなところはやっぱり和哉と一緒。あとかわいいのが、これはスパドラのメンバー共通して言えるんですけど、面白いこと言うときに若干、口元ニヤニヤするんですよ。松村ボケたくて仕方がない(笑)志村その顔を見るのが好きですね。ああボケるんだろうな、って。直してほしいところはそうだな、外で突拍子もないことをしないでほしいかも知れない。松村最近はあんまりやらなくない?飯島最近はね。松村昔の大阪のとか。飯島昔、大阪の遠征でみんなで移動中、歩道を歩いてたときに、後ろから自転車が来たので、「危ない!」ってめっちゃでっかい声で言ったんですよ。そしたら、ちょうど隣にあったカフェの中にいる人たちみんなこっち見ちゃって。松村声量が(笑)飯島でも今は、結構気をつけてます。志村当たり前だよ!(笑)――飯島さんは穏やかで落ち着いてるイメージがありました。飯島普段はそうですよ。みんなでわちゃわちゃしてるときはやっぱりやりたくなります。――そんな飯島さんからお2人の好きなところと直してほしいところ。飯島和哉の向上心、ストイックなところがすごくいいなって思ってます。ラップに関しても、本当に好きだっていう気持ちが溢れてる。今は歌詞も自分で書いたりとか、曲についても努力していたり、和哉ががんばっているところを見ると刺激されます。直してほしいところは……割と無茶ぶりされるんですよね。松村・志村ははっ!飯島和哉からの無茶ぶりが結構きつめのが多くてですね。例えば、僕が言っていないようなことを、「颯くんは〇〇が好きだからね」って振ってきて、僕は答えに結構困るっていうのがあるんですけど。そこは直して欲しいですね。別に僕は楽しいですけど。松村僕のインスタ見ていただいたらわかるんですけど、颯くんのみのハイライトがあるんです。ぜひ、見てください(笑)志村颯伝説はだいたい和哉からだから。松村そうです。颯くん伝説は僕のインスタに詰まってます。飯島玲於は最年長で本当に優しいし。ダンスについてもアドバイスはもちろんですけど、スパドラの振り付け動画を見て、気づいたことをメモしておいてくれて、課題じゃないですけど、そういうのを与えてくれるんです。自分自身も玲於と一緒にダンス頑張っていこうみたいな気持ちがすごい強くなります。そのやりとりも本当に優しさが溢れてます。結構付き合いも長いので。志村本当に長いよね。飯島お兄ちゃんですね。直してほしいところは、朝からめちゃくちゃテンション高くて。松村あるよね、わかる、わかる。飯島みんなが低いときにめっちゃテンション高いときがある。そのときの絡んでくる感じは……。松村だるい。飯島ちょっと高すぎじゃない?みたいなときがあるので、そこを直して欲しいかな。志村最近ちょっと抑えてるんですよ。あげようと思えばいつでもあげられるし。――朝強いんですか?志村強いですね。寝起きからカラオケとか行けます。――ほかのメンバーの方はみんな弱いんですか?松村洸希はわりと弱いですね。高低差がすごい。颯くんとか俺はわりと一定な感じ。飯島そうそう。志村僕は最初の挨拶から多分違う。おはようございますの、声も大きい。飯島でも、別に直してほしいというわけじゃなくて、強いていうなら、というぐらいですね。志村なるほど、じゃあ直さなくていっか(笑)3人の私生活に迫る!?――ここからは、みなさんの日常に関する一問一答を。まずは、寝るときはパジャマ派?部屋着派?飯島部屋着派。志村裸です。松村裸です。――夏も冬も?松村冬は上裸。志村冬も裸ですね。冬に逆に強いんですよね。――シャワー派?お風呂派?飯島お風呂。志村お風呂ですね。松村風呂ですね。――朝起きてまず何をしますか。飯島朝ご飯を食べる。志村美顔スチーマーやります。松村着替えます。――朝ご飯は和食派?洋食派?飯島和食。志村和食……ですね。松村和食です。――歯みがきは何分ぐらい?飯島5分ぐらい。松村俺も5分。志村マジで?俺は2分ぐらいやって、マウスウォッシュやっておしまい。――目玉焼きは醤油派?ソース派?飯島醤油で!志村んーー醤油ですね。松村塩です。飯島あー、塩も分かるかも。――明日、地球が終わるとしたら最後に何をする?志村誰とも会わないです。誰かと会うと辛くなるんで。1人で寝るんじゃないですかね。飯島僕は何だろう。家族といますね。松村僕は家族とか友達とかメンバーとか、お世話になった人にできるだけ会いに行きます。頑張って飛んでいきます。志村じゃあ俺のこと探して。飯島ひとりで寝てるから起こさないと。松村いや、1人会いに行く人が減ってよかった。志村おいおい、そんなことあるか!(笑)――宝くじ1億円当たったらどうしますか。松村スタジオ作ります。志村多分、親にあげます。飯島僕はもう海外旅行に行きたいですね。いろんなサッカーの試合みたい。チケット高いんで、たくさん買いますね。――バスタオルはどのぐらいの割合で洗いますか?松村毎日洗うものじゃないの?飯島別に毎日でもない気はする。志村2日で1回で十分な気はするかも。――元気が出ないときには何をしますか。飯島猫と戯れる。志村元気ないときがないので。松村そうね。志村元気しかないです。松村人に会います。――何度でも見たくなる映画は?飯島でもやっぱりハリーポッターじゃないですかね。何回でも見ちゃう。――どの作品が好きですか?飯島好きなのは……やっぱり……あー、秘密の部屋とか。志村おーっ、一緒だ。俺は『AKIRA』ですね。めっちゃ観ちゃいます。松村『プリズン・ブレイク』です。――愛されたい派、愛したい派?松村一択でしょ。飯島愛したい。志村愛したいですね。松村愛したいです。愛を注ぎたいですね。志村追いかけていたい。松村常に、届かない場所にいてほしいですね。――BLUEから言われて嬉しい一言は?飯島ダンス褒めてもらえるのはやっぱり嬉しいです。松村僕は書いた歌詞が助けになってます、みたいなのは嬉しいです。仮に、仮にですよ、僕が明日死んでも歌詞は残るんで。一生救ってくれるんだろうな、と思って嬉しかったですね。志村細かくこだわってるところを見つけてくれたときですかね。嬉しいですね。松村わかってるね~!って。志村そうそう、それそれ!ってなりますね。――最後に、BLUEの皆さんに元気が出る一言をお願いします。志村たくさんスパドラを見てほしいです。画面の中であればあなたのためだけに僕らはパフォーマンスをしているので、それで元気をもらってもらえれば嬉しいなと思います。飯島本当にBLUEからの応援はしっかり届いているよ、ということは伝えたいですね。それこそ今は声出せないし、応援していてもしっかり伝わっているのかな、って不安になる方もいるかもしれませんし、あまりライブ行けてないし、こういうコロナ禍でなかなか会いに来れないBLUEもいると思うんですけど。SNSのコメントはしっかり見てますし、そういうところでしっかり気持ちは届いています。BLUEと一緒に歩んでいこうねっていう気持ちは常にあるので、そこは伝わってますよ、ということを伝えたいですね。松村BLUEにはBLUEの一人一人の人生がある思うので。多分しんどいことあると思うんですけど、適度にさぼっていいですよ。逃げたいときは逃げて、僕らが逃げ道になるし、頑張りたいときは背中を押せる存在でいるので、やるぞって決めたことをやって、それ以外のことはなんとなくでいいんで、とりあえず生きててください。取材・文:ふくだりょうこ撮影:奥田耕平ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント3人のサイン入りポラを2名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2022年09月06日株式会社JTBと、旅のテンションをあげる都市ホテルブランド「OMO(おも)by 星野リゾート」(以下、OMO) は、「OMO7大阪 by 星野リゾートに泊まるユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの旅」を共同で企画し、8月4日(木)からJTB商品取り扱い箇所※②で発売します。※①9月30日出発分まで。10月1日以降出発分は8月8日(月)発売※②JTB商品取り扱い箇所:JTB商品取扱店、JTB旅の予約センター(電話予約)、JTBリモートコンシェルジュ(オンライン相談・予約)JTBは2014年からユニバーサル・スタジオ・ジャパン唯一のオフィシャル・トラベル・パートナーとして、これまでJTBならではの個人旅行プランや、グループ向けのパーク内パーティープランの提案など、パークを訪れるお客様の満足向上を追求してまいりました。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアライアンスホテルでもあるOMO7大阪は、交通の便がよく、観光スポットへのアクセス抜群の新今宮駅の目の前に2022年4月にオープンしました。「笑い」と「おせっかい」を採り入れた大阪らしいおもてなしと、洗練された空間、上質なサービスが織りなす「なにわラグジュアリー」なフルサービスホテルです。両社が協力することにより、大阪で人気のテーマパークから、OMO7大阪が提案するディープな体験まで、大阪を楽しみ尽くす滞在を提案します。宿泊申込と同時にユニバーサル・スタジオ・ジャパン スタジオ・パスや“JTBオリジナル「エンジョイプラン」ユニバーサル・エクスプレス・パス 1”などを組み込めるプランはOMO7大阪の商品として初めてです。<OMO7大阪 by 星野リゾートに泊まるユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの旅概要>■設定日:2022年8月8日~2023年3月31日■旅行代金:37,100円~54,800円(2名1室・ツインルーム利用、東京駅発着往復新幹線指定席利用)■商品のポイント・OMO7大阪 by 星野リゾートに宿泊。ディープな街を楽しむご近所アクティビティもお楽しみいただけます。・“JTBオリジナル「エンジョイプラン」ユニバーサル・エクスプレス・パス 1”(追加代金要)をお申込みいただけます。エンジョイプラン:旅行申込時に8つのアトラクションの中から1つ体験開始日時の指定ができます。・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式WEBサイトで販売されているユニバーサル・エクスプレス・パス(一部を除く)のお申込みが可能です。(店舗でご旅行代金と一緒にご精算可能です)■デジタルパンフレット[ ]{ }■その他JTBで予約可能なOMO7大阪の各プラン[ ]{ }【株式会社JTB】 [ ]{ }代表:代表取締役社長執行役員山北栄二郎所在地:東京都品川区東品川二丁目3番11号JTBは、2022年に創立110周年を迎えました。「つなぐ、つなげる」ことを通じて「旅で人生を豊かに」「コミュニケーションで企業を元気に」「人流創造で地域を活性化」することをめざします。【OMO by 星野リゾート】 [ ]{ }星野リゾート代表:星野佳路「OMO(おも)」は星野リゾートが全国に展開する都市ホテルブランドです。ブランドコンセプトは「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市ホテル」。地域と一体となって街を楽しみ尽くす旅を追求しています。全てのOMOで、街歩きをサポートするGo-KINJOサービスを展開。全国各地の11施設から「都市観光」の楽しさを発信していきます。【OMO7大阪(おもせぶん) by 星野リゾート】 [ ]{ }所在地 :〒556-0003 大阪府大阪市浪速区恵美須西3丁目16-3大阪の風情を色濃く残す新世界エリアのすぐ側に建つ、「なにわラグジュアリー」がテーマのホテル。約7600平米のガーデンエリア「みやぐりん」や、大阪の食の本質を表現するイノベイティブな料理を提供する2種類のディナーコースなど、大阪を楽しみ尽くしながら贅沢な時間を過ごせるフルサービスホテルです。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月04日現在、毎月新曲リリース中のミクスチャーユニット・SUPER★DRAGON。7月13日にリリースする『Summer Party』はその名の通り、爽やかなサマーソングとなっています。聴くだけで思わず体を動かしたくなるような新曲の魅力のほか、夏にまつわるエピソードをたっぷりとお聞きしました!今までとは違うスパドラの新しいサマーチューン――まずは新曲『Summer Party』について、コンセプトをお聞かせください。古川毅(以下、古川)夏の曲になっているんですけど、もうタイトルのまんま、という感じですね。やんちゃなチャラい奴らの恋だったり、夏が描かれています。――作詞にはジャンさんと松村さんが携わられているということで、こだわりなど教えていただけますか?ジャン海渡(以下、ジャン)そうですね。毅も言ってくれた通り、本当にサマーチューンというか、内容的にも季節感を感じる楽曲です。僕と和哉のパートの区別化をしようとしたときに、和哉はわりと言葉を丁寧に、文章として読んだときにもしっかり意味が通るようなことを書いてくれたので、僕はそれに対して季節感を感じるワードをちりばめることを意識しましたね。聴いたときに夏の良さみたいな、青春みたいなものが感じられるようにしたかったので。松村和哉(以下、松村)チャラい奴の恋じゃないですけど、なんか……「お前に決めた」みたいな(笑)。言葉だけで見たらクサいな、と思う部分も多分あるかな、と思うんですけど、それも古臭くならないようにバランスを考えながら書きました。――楽曲全体の歌詞で見ると、ストーリー的には恋はうまくいっているんですよね。松村確かにそうですね。ラップのところだけ書いているんですけど、そこは起承転結が見えるようには意識しました。――ダンスの面ではいかがですか?伊藤壮吾(以下、伊藤)緩急はあるかな、と思いますね。特にサビとかは結構緩めというか。夏を楽しんでる感じがあるのかな。今まで夏っぽい曲はいくつかありましたけど、それとはまた違った感じで、夏のライブでも楽しめるんじゃないか、という気はしています。――BLUEのみなさんも真似できそうな。志村玲於(以下、志村)そうですね、曲の最初のところとか。僕らの場合、結構みなさん踊ってくださるんで、サビのところも一緒に踊ってくれる方もいるんじゃないかな。柴崎楽(以下、柴崎)手振りが結構キャッチーでやりやすいところが多いかな、って。そこも一緒にやっていただいて。――MV撮影はいかがでしたか?さわやかな映像になっていますが、実は撮影日は雨だったとお聞きしましたが……。飯島颯(以下、飯島)仕上がり的には晴天の中で撮りました、みたいな感じで夏にぴったりな爽やかなムービーに仕上がったと思うんですけど、撮影当日は大雨で風も強くて。これは外で撮れないぞ、ということで急遽、室内でのイメージシーンが多くなりました。サングラスのカットだったり、メンバーのいろんな表情にフォーカスしていただけるようなMVになったので、そこはまた新鮮というか、楽しんでいただければな、と思います。――サングラスのカット、素敵でした!外すシーンとか、それぞれこだわりがあったりするんですか?飯島サングラスも9個並べられていたのを早い者勝ちで取って、という感じで。そこはある意味、個性じゃないですけど、メンバーそれぞれの色が出ていいな、と思います。――MV撮影で印象的なことがあればお聞きしたいです。ジャン外でずっとテントを支えてくれていたスタッフさんがいたんですけど、もう、すごくて。田中洸希(以下、田中)そう、風がね。ジャン大変そうでしたけど、ありがたかったですね。もともと雨のときのためのプランがある程度あったのでそこに沿って撮影しました。ただ、ダンスシーンが撮れなかったのは悔しかったですね。古川だから、ダンスプラクティスシーンは撮りたいね、という話はしています。――それも楽しみですね。雨だったということは、撮影はもうずっと室内だったんですね。志村そうですね。基本は誰かしらずっと撮影はしてたね。撮影中は話しながら、わざとラフな感じに見せたりしているので、素の状態に近いMVになっていますね。田中音は流れてるけど、無視して話していいよ、ってことだったので。飯島今回は割とリラックスした撮影になったので、メンバー間での空気感をしっかりと作って挑むというより、普段の感じをそのまま表現できるように、ということが重要でしたね。――今回で連続リリース3曲目になりますが、ご自身たちで変化は感じていますか?ジャンBLUEやみなさんのコメントをいろんな場面で見ていると、「SUPER★DRAGONってこういう見せ方もあるんだ」とか「新しいね」みたいなのがやっぱりあるので、僕らが今回の連続リリースで新しいジャンルに挑戦していく中で、しっかりとその意味は出せているのかな、というのは感じています。伊藤ライブしてみたいですね。どの曲もまだ一度も生では見せていないので。夏のライブでやっていく中で、みなさんの反応も見られたらいいな、と思っています。志村玲於柴崎楽グッと来る女性からのキラーワードは?――今回の曲が夏の恋ということで、みなさんだったら、女性からどんな言葉をかけられるとグッとくるか、お聞かせいただきたいです!古川かけられる側としてかー……。志村声かけられると、「あ、あ……」って戸惑っちゃうからなあ。(一同、熟考)伊藤駅で迷っているときに、聞いてくれたりするとグッときます。松村(グッと)来る?志村特殊すぎて!伊藤聞かれると、何か、やりがいを感じるというか。――目的地にたどり着くには、どの電車に乗ればいいですか、みたいな。伊藤……とかは結構、意味があるのかな、と。ジャンそこから恋に発展する……。伊藤かは、各々で考えていただいて。――まずは、駅で乗り換えを聞く。伊藤そうですね、僕を探してみてください(笑)池田彪馬(以下、池田)僕は……「どこの香水ですか」志村その発想はなかった!松村しょうもないのしか思いついてなかった(笑)――聞かれて、教えてあげてそこから……一緒の香水を使うとか?池田え、それはどうだろう。伊藤知り合いか、知り合いじゃないかで変わる?池田知り合いだとしたら、かぶるのはあんまり好きじゃないので。でも、自分の好きな香りが相手に好印象だったら嬉しいな、って。ジャン僕はどこの洗剤?とかですかね。田中はははっ!古川オシャレさなくなったな!ジャンボケじゃないやつだと……夏はやっぱり外が気持ちいいので、一緒に公園でギター弾かない?とかですね。田中向こうに言われるってこと?ジャンそうそう。ギター教えて、みたいな。古川ドラマだね。飯島それはいい!志村すごい刺さってる(笑)ジャン恋に発展するかどうかは分からないですけど、お互いにドキドキしそう。夏だし、いいと思います。池田彪馬古川僕は……「ちょっと涼まない?」って。と言うのは、捉え方がいろいろあるな、というか。例えば、かき氷を食べに行くとか。志村あー、そうね。はいはい。古川それこそ、おうちデートとか。言われたら、こっちもドキッとするセリフじゃないですか。――言われたときに、想像が広がるような。古川そうなんですよ。猛暑の中で言われると、ドキッとするな、と。飯島(そっと挙手)志村おーっ、挙手してます、挙手!飯島相手が友達だとして、お祭りの話をしているときに、花火観に行きたいな、って言われたら、それが誘いかな、と思って嬉しいですね。夏ならではの。行きたいな、って言われたら、じゃあ行こっか、なるかな。――自然な形で誘い合えますね。飯島かな、と思います。志村えー、俺なんだろう。紅茶を飲みに行くしか出てこない。古川いいじゃん、いいじゃん、そういうのだよ。志村一緒に紅茶を飲みに行こうってアイスティーを飲みに行くのはいいなあ、と思います。スイーツも一緒に食べたりとか。ジャン夏ならではの紅茶もあったりするの?志村あるある。お店によっては出てたりする。――松村さんはいかがですか?松村夏って半袖1枚とかになるじゃないですか。だから男の人はガタイが見えやすい。それで肩幅広いね、とか言われると。志村あー!松村「任しとけ」みたいな。古川なるほど(笑)松村俺が守ってやっから!みたいな。志村カッコイー!古川肩幅はすごいからね。松村後ろから見たら、肩幅だけは、もう(笑)――確かに、そういう声の掛け方もいいですね!柴崎なんだろう……料理作って、って言われたら作るよ、とはなりますね。好きなものがあったらそれを作ってあげたり。古川夏だったら何作んの?柴崎やっぱ夏野菜がおいしいから、そうめんのアレンジレシピとか。夏野菜とそうめんでなんか混ぜそばじゃないけども。おいしいのは作ってあげられるかな。ジャンちゃっかりおうちデートってことだし。伊藤壮吾田中どうしよう、なんもないな……。うーん……二郎行かない?って言われたら嬉しい。志村あっはっはっ!田中親しい仲とかじゃなくて、初めてふたりきりになる人に言われたら嬉しいかも。自分の好きなものをドンピシャで言ってくれたら、調べてくれたんだな、って。いやでも、シンプルに「楽しいね」って言われたら嬉しいですね。一緒にいて楽しいと思ってくれてるんだな、って。松村うわ。ジャンうわー。田中いやいや、わかってないのよ!なんだかんだシンプルが一番いいんですよ!ジャンそんな当たり前なのよ。田中だから、もう全部通ったあとのこれよ!満面の笑みで目を見て言ってくれるだけで、あ、かわいいな、ってなるんですよ!個性が出る?スパドラの夏の失敗談――夏はやっぱり開放的な気分になるということで、羽目を外してしまった、やらかしてしまった失敗などをお聞きしたいです。柴崎羽目を外した、というほどではないですけど、夏に友達と3人で泊まってオールというか、1日起きてて。松村それ、俺もいたよね?柴崎いたね(笑)オールして、太陽昇るぐらいの時間に河原を散歩して。初めて大人っぽいことしてるな、と思いました。松村僕と楽の共通の友人がいて、その共通の友人の家に泊まったんです。オールしてるからみんな眠いわけで、朝起きたら僕以外の2人が寝てたから、僕がその友人のお母さんと世間話をする、っていうなんか意味がわからない展開になってました。伊藤僕は小学校のころなんですけど、塾に通ってて。宿題が終わったら電車に乗りに行こう、っていう話になっていたんですけど、宿題が終わらず。でも電車には乗りに行って、帰ってきてから宿題をやろうと思ったんですけど、結局できなかった、というのはありますね。一同よわ!伊藤また思いついたら言います(笑)ジャン僕、ちっちゃいころにイスタンブールに住んでたんですけど。一同つよい!(爆笑)志村勝てないから!ジャンそんな……オチも弱いんですけど。家から海まで3分とかだったので、サンダルのままでちっちゃい子供用バイクみたいな、足で漕ぐやつで行ってたんです。そのバイクの椅子のところにフィギュアをいっぱい入れて。その中にポセイドンの人形があったんですけど……。――ポセイドン!?ジャン当時、その人形は全部生きてると思っていて。志村かわいい!ジャンイスタンブールの海にポセイドンと一緒に行ったんです。ポセイドンは海の神だ、っていう話を親から聞いていたので泳げるのかなとか思って、海の方に投げたんですけど。そしたらなくなっちゃって。流されちゃいました。――かわいい!ジャンかわいいお茶目なエピソードです。飯島颯田中洸希田中(熟考していた)……あ!あった!ペンライトとかパキッと折って光が出るやつあるじゃないですか。幼稚園の頃に行ったお祭で買ったんですよね。それのバングルみたいな。でも幼稚園生の頃っていろんなものを口にしちゃったりするじゃないですか。それを口にしちゃって、結構勢いよくガチッと噛んだら中身が出て……めっちゃまずかったんですよ。吐いたらめっちゃキラキラの……。ジャン汚いよ、エピソードが!(笑)田中でも、幼稚園生のころだから。今だと汚いけど、幼稚園生だったらかわいげがあるじゃないですか。まずくて、最悪な思いをしたので今でもそれは鮮明に覚えてます。口からキラキラが出てくるんで。ジャンリアルキラキラ。田中赤いキラキラが出てきた。って思いながら、花火見てましたね。松村小学生のときってプール開きがあるじゃないですか。その前に生徒がプールの掃除をするんですけど、威力を最大にして、ホースで友達に水をかける遊びをみんなでするんですけど、僕がホースを振り回していたときにめっちゃいかついグラサンの体育教師にかかっちゃって、めちゃくちゃ詰められた。超怖かったです。――夏っぽい青春の失敗談……!松村そのあと、しっかり謝りました(笑)松村和哉志村俺、怪我してる思い出しかないんだよ、夏。松村失敗じゃん。志村失敗というか……地元がめちゃめちゃ山なんですよ。遊ぶところはいっぱいあったんです、山の中だったり、川だったり。で、毎年のように怪我してて。ある年は、スズメバチが手についてそれを払おうとして刺されたりとか。古川普通にやばいじゃん。志村とか、崖から滑り落ちたり、川流されたり。古川あ!俺も川流されたことある!松村じゃあその話はとっとこ。志村川で流された話はナシにして……柵があったら飛び越えたり、飛び越えて顔面から落ちたり、アクティブだったんです。怪我だらけだったんですけど、体は丈夫だったので回復も早くて、特に気にしてはなかったですね。柴崎でもインドア派なんでしょ?志村今はねぇ。なんでインドア派になったんだろう。古川子どものころの反動?志村かもね。本当に毎年のようにそうやって遊んでましたね。――じゃあ古川さんの川に流された話を。古川流されたって言っても、危険じゃないレベルの話なんですけど。昔、俺とジャンと玲於で川沿いにバーベキューしに行ったことがあって。志村俺の地元にね。古川川の対岸に渡ろうってなったときに、先に2人が行ったんですけど、そのあとに行った俺は滑って転んじゃって。尻もちつくぐらいの感じだったんですけど、思ったよりも流れが早くて、そのまま流されたんです。玲於とジャンが見える角度で流されていったんですけど、こいつらそれ見てめっちゃ腹抱えて笑ってた。田中情景思い浮かべるだけでおもしろいもん。志村ちょうど顔が俺らと真向かいになる形で流されて行って、それがめちゃくちゃ面白くて。でも、安全な場所だったんですよ。ジャン最後、ドラマみたいに岩に捕まって止まってた。古川岩もヌルヌルしてるんで、掴めなくて暴れていたら、めっちゃ笑ってるんですよ、こいつらが。本当に皆さんには川遊びは気をつけてほしいです。志村地元民じゃないと、安全なところも分からないんで。古川でも、そういうふうに流されたときはあんまり暴れたりしないほうがいいんだよね。志村めっちゃ暴れてたけどな。古川もう岩という岩を掴んだもん。俺は無事だったからいいけど、場所によっては冗談では済まないところもあると思うんで。――皆さんには川には気をつけていただいて。古川ほんとに!古川毅ジャン海渡池田僕は運動会系ですね。小学生のときに応援団で副団長をやっていて。そのとき、笛とハチマキと、手袋がセットなんですけど、当日に笛を忘れちゃったんです。取りにも帰れないし、仕方ないので吹いているふうに口を動かしていました。みんなちゃんと笛吹いてるのに自分だけなくて恥ずかしかった思い出がありますね。――いたたまれないやつですね……。池田それです。飯島僕は、夏はやっぱりサッカーですね。本当に肌身離さずサッカーボールを持ってるほどのサッカー少年だったんです。で、夏に親戚が住んでいる大阪に行ったときも、親戚が持ってるサッカーボールをもらってそれで遊んでいたんですけど、その親戚が引っ越すことになって。その移動のトラックに、僕も遊んでいたボールを積んでもらっていたんですけど、走っているうちに、そのボールがなくなっていて。道路沿いに川があったんですけど、たぶん落ちて流されちゃったのかな。――悲しい思い出……。飯島そうですね、やらかしというか、僕的にすごく悲しい思い出です。今年の夏は音楽を楽しんでほしい――SUPER★DRAGONにとって今年はどんな夏にしたいですか?飯島決まっているライブだFCツアーだったり、あとは、外部のイベントだったり、FAKE MOTIONライブだったり、今のところ有観客で行うので、そういったところでBLUEや、まだスパドラを見たことない方々に対して、いかに自分たちが成長したパフォーマンス、自分たちの納得の行くパフォーマンスができるかっていうのが、肝になってくるかなと思います。夏、さらに自分たちに磨きをかけられるように頑張っていきたいですね。――プライベートではメンバーで何かやりたいことはありますか?志村ずっと言ってるけど、バーベキューじゃない?松村やりたいね。ジャン飛行機に乗ってイスタンブールで。志村ポセイドン回収するんでしょ(笑)ジャン流されてるから!(笑)松村でもほんとバーベキューしたいね。古川それこそ、玲於の地元に行って。柴崎玲於くん、火熾しから焼くのも多分全部やってくれるから、8人は食べるだけでOKなんです。志村うん、やります!――最後に、BLUEのみなさんに、今年の夏のオススメの過ごし方を教えてください!古川もちろん僕らのライブも、ワンマンライブもありますし、外部のイベントだったりEBiDAN THE LIVEだったりいろいろあると思うんですけど、僕らが出ていない音楽フェスだったり、大きなフェスも今年は海外アーティストが来たり、結構盛り上がるんじゃないかな、と。いろんなライブに行って、その上で僕たちのライブも見つつ、いろんな音楽の楽しみ方をしてほしいな、と思いますね。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントメンバーのサイン入りポラを2名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!取材・文=ふくだりょうこ撮影=杉映貴子
2022年07月13日5月11日リリースの楽曲『Brand New Music』を皮切りに年内毎月新曲リリースをスタートさせたSUPER★DRAGON。6月8日は第2弾となる『Cruisin’』をリリース。今回はメンバーの志村玲於さん、古川毅さん、伊藤壮吾さんに新曲の魅力のほか、メンバー間の絆エピソードなどを伺ったほか、梅雨ならではの悩みについても答えていただきました!僕らの隣にいるような感覚になってくれたら左から伊藤壮吾、古川毅、志村玲於――新曲の『Cruisin’』は前作に引き続き、爽やかな曲調でありつつ、歌詞には大人っぽさもあると思うのですが、今回の楽曲のこだわりはどういうところになるでしょうか?古川毅(以下、古川)そうですね。『Cruisin’』というタイトルの通り、パッと浮かぶのは夏の爽やかな夜をドライブしてるイメージ。そういうシーンにぴったりな、爽やかなダンスチューンになったんじゃないのかな、と思います。――これまでとは少し違うイメージの楽曲になるわけですが、何か新しい魅力というものを自分自身たちに感じるところはありますか?志村玲於(以下、志村)SUPER★DRAGONの曲って、ザ・大人の雰囲気というのはあんまりなかったので、今回はダンスでもそういう雰囲気を表現していけたらいいな、と思います。ちょうど、夏に向けた今ぐらいの時期にぴったりな曲なので、もう一回聴いてみたい、見てみたい、と思ってもらえるようなパフォーマンスを目指していきたいですね。――今までとは少し意識して変えていきたいな、というところもありますか?志村SUPER★DRAGONってやっぱりゴリゴリな曲が多いので、そことは差別化を図っていきたいですね。初めて聴く人が気になって、見てもらえるような入り口になったらいいな、と思います。伊藤壮吾(以下、伊藤)そうですね。ライブでも何か新しい、「こういう感じなかったよね」とか、今までにないような表情を見せられたらいいのかなあ、と思います。披露をお楽しみに、という感じですかね。志村聴いてくれる人が僕らの隣にいるような感覚になってくれたら大成功かな、と思います。僕らの世界に入ってこられるようなものを届けられたらいいな。――確かに、今までの楽曲の中に、ライブでもセットリストに入ってくると雰囲気は変わってきそうな。志村だいぶ違うもんね。古川そうだね。今までもやったことはあるんですけど、サポートバンドのメンバーの方々に入っていただくような形のライブだったら、なおさらこういうトラックは入ってくるんじゃないかな。バンドサウンドだと、もっと楽しめるテイストになってるんじゃないかと思います。――毎月リリースされる中で新しく見せて行きたい、今のSUPER★DRAGONの魅力はどういったところになるでしょうか。古川今回の連続リリースはある種、実験的というか。再度、どういう方々に向けてやっていくかというところは模索中ではあるので、そういう過程を楽しんでいただければなあと思いますね。3月にアルバムをリリースさせてもらって、そこで自分たちがやりたい表現やスタイルをしっかり再解釈できたんですけど、またそれとは違って、今は実験的なこともやるフェーズなのかな、と自分たちは捉えています。その中のアイテムの一つとして今回はこの『Cruisin’』をリリースするので、新しいテイストを楽しんでいただければ嬉しいですね。ツアーで再認識した「BLUE」の存在――歌詞を拝見していて、たまたまかなとも思ったんですけど、「BLUE」と入っているのは、これはファンの皆さん意識したところはあるんでしょうか。古川それは聴いているみなさんにお任せします!(笑)――ちょっとこの「BLUE」と絡めてお伺いさせていただきたく……去年末からライブの機会も増えて、連続リリースもある中で、BLUE(SUPER★DRAGONファンの総称)のみなさんへの想いや、SUPER★DRAGONのみなさんの中でのBLUEの存在感が変化したところはありますか?古川去年から有観客でしっかりライブもできるようになって、昨年末のホールツアー、そして今年のライブハウスツアーもあって、いろいろと更新できたなと思いますし、ライブを通して自分たちの地力をちゃんとあげられたな、と思っています。特に今回のライブハウスツアーは結構シンプルな作りだったので、「自分たち次第」みたいなところをより強く感じたというか。その中で、やっぱりライブはファンのみんな、BLUEがいないと成立しないことをツアーを通してなおさら強く感じましたし、特に、最終公演の熱気がやっぱり、すごかったですね。それはすごくありがたいな、と感じたことなので、一緒にいい思い出をもっとたくさん作っていければな、と思っています。志村やっぱりBLUEという名前がついたことで、僕らの感覚ですけど一気に身近になったな、って。よりBLUEのことを考える時間も増えましたし、今まで僕らを支えてくれているBLUEに、何ができるのか、ということも考えます。その上で、自分たちがやりたいことをどうやってバランスを取ってやっていくか、ということは、メンバーともよく話しますね。――それだけ存在感が増している……。志村そうですね。本当に……本当に大きいな、って思います。伊藤やっぱりライブで一番BLUEの力を感じますね。名前が決まったのもよかったのかな、というのもありますし、ライブでより団結感があるというか。スパドラとBLUEというチーム感みたいなのは出たかな、とは思います。スパドラのメンバーが「言葉なんていらない」と思う瞬間――もうひとつ、歌詞の中から。「言葉なんていらない」という歌詞があるんですが、グループの中で、言葉がなくても阿吽の呼吸で伝わるような瞬間はありますか?志村それはやっぱりライブ中じゃないかな。古川うん、そうだね。志村ライブ終盤にかけての盛り上がりは、声をかけなくても、みんながそれぞれ気合を入れて同じ方向に向かって歩いていけるのはひとつありますね。あとやっぱりライブ中はよく目があうので、その目で会話したりとか。古川目でどんなこと言ってんの?志村お前、こんなもんちゃうやろ、って(笑)古川煽ってるんだ?(笑)志村まあ、煽ることもあるじゃん?古川わかる、わかる。もっと来いよ、みたいな。志村もっと来いよ、もっと行こうぜ、というのはやっぱりライブではあるじゃないですか。ツアーだったら特に。だから目とかで会話をしてアドリブじゃないですけど、その場でしか味わえない特別感を僕らも味わいたいですし、それをみんなと共有したい、というのはありますね。――やっぱりライブ中にだんだんテンションが上がってくるものですか?古川そのライブにもよるよね。あえて1曲目にそこまで強くいかないパターンもありますし。それはそれで徐々に駆け上がっていく感じも体感としては楽しいですし、って感じだよね。志村曲によってはライブというよりも作品として見せたいものもあるんです。その楽曲の世界観を見て欲しいときは逆に冷静になって、しっかり見せていくとか。あとMCで雰囲気を変えたりとか、楽しい雰囲気を共有したいときはよく壮吾に頼っています。古川そうね。それこそ阿吽の呼吸みたいなものというか。「ここでこういうのが来たらいいな」と思うタイミングで来てくれるときがあるんですよ。今回のツアーの最終公演で、壮吾が面白かったよね。伊藤「それでは聞いてください」(笑)志村そうそう、「それでは聞いてください事件」!伊藤僕、いつも自己紹介で駅のアナウンスをやるんですけど、今回はライブで自己紹介がなかったんですよ。だから最後、東京の東京の一部の公演だったんですけど「ちょっとやっとく?」みたいな流れになって、「じゃあ東西線好きなんでやります、それでは聞いてください」って言ったら結構ウケたみたいで。古川それがアンコールのMCだったんですよね。本編最後の曲が、アルバムにも収録されている『-Tweedia-』というバラードだったんですけど、その曲振りが俺で「それでは聴いてください」って。バラードだし、結構しっとりした曲振りだったんですけど、そのテンションで壮吾が駅アナウンスに入り出したから、どうしたか、みたいな、ね。志村あれおもしろかった。歌うかと思った(笑)古川そうそう、それは阿吽の呼吸っていうか、偶然の産物でしかなかったですけど。伊藤別に狙ったわけじゃなかったんで、思いのほかウケてちょっとびっくりしました。古川壮吾だけキョトンとしてましたね。伊藤でも、僕に限らず、7年やっていればなんていうか……それぞれ足りない部分は補い合えてるのかなと思います。古川特に今回のツアーはMCも結構成長できたので。伊藤MCに関しては結構、話しましたね。古川そう。この公演は誰がこのときに話題振っていこうとか、細かく決めていったんです。何を話そうか、というのを、ある程度ざっくりとだけ決めといて、そこから自由に掛け合っていこうって。みんなで話をして作っていくことを今回のツアーのMCは特に意識していました。だから毎回楽しかったよね。志村うん、楽しかった。――今まではもうちょっとラフな感じだったんですか?。伊藤人数が多いので喋るのが難しいよね、みたいなことは昔からあったんですけど、せっかくだし、全員が喋れたらいいよね、みたいなところがきっかけです。――グループでの普段の生活や活動では、そういう「言葉はいらない」みたいな瞬間はありますか?志村もうメンバーいじるときぐらいですかね(笑)古川そういうことだよね(笑)みんな、なんとなく察知できるようになっています。そういうとき、玲於なんかは何を言われるかわかって反応を用意してて、でもその用意してた反応がおもろくなくて、みんなで黙りこくる、みたいな。そこまでがワンセット。――団体芸みたいな(笑)古川そうそう、でもアホなんで「なんか美味しい」みたいな顔してるんで。志村いやいやいや、美味しいだろ!美味しい!古川全然美味しくないのに。志村美味しい顔してればおいしくなる!古川まあ、それはそう(笑)梅雨の憂鬱対策をスパドラがアドバイス!――リリースが6月ということで、梅雨の時期にありそうな悩みについて回答いただければな、と思います。ひとつめ、雨続きでくよくよしがちなときに、気分を明るく保つには?志村紅茶を飲むことなんじゃないですかね。古川来た来た。紅茶、万能やな。――紅茶お好きなんですよね。志村そうなんです。例えば普通に紅茶飲むだけじゃなくて、贅沢にケーキをセッティングして、気分を上げるとか。ちょっと丁寧に紅茶をいれるとか。古川あー、なるほど。志村外に行かなくても、外で紅茶を飲むときと同じようなものを出せることで、ちょっとテンション上がるじゃないですか。そういうのをいただきながら、僕らのライブを見たり、音楽聞いたりとか。古川おっ。その曲が?志村(ちょっと渋めに)『Cruisin’』……おおっと、いま俺、すげぇだせぇな!(笑)古川(笑)玲於と壮吾が結構、濃い趣味があるからなあ。ちなみに壮吾は?伊藤電車さえあれば、というのはありますね。地下鉄とかいいんじゃないですか。地下だし、天気も関係ないので。古川ずっと地下にいろってこと?伊藤地下にいても……楽しめるとは思います。古川あー、例えば新宿駅とかさ。丸ノ内線を降りたところから3丁目まで歩いてるいけるところの施設とか。そのまま伊勢丹に行って紅茶とかケーキ食べて。伊藤帰りは地下をまた歩いて。古川うん、確かに地下街いいかもね。伊藤結構駅から直結みたいな屋根がある場所は多いので、結局は電車に乗ると思います(笑)――では次に……そんな気分が落ち込んだことで、人の言動が気になってイライラしたり、怒りっぽくなったときに、怒りを持続させないようにするには?志村……も、やっぱり紅茶なんじゃないですかね。古川・伊藤(笑)志村紅茶は自律神経が整うので。今は家にこもりがちなんで、紅茶を飲む人口がすごく増えたらしいんです。日本って緑茶とコーヒーが多いんですけど、そこに紅茶もどんどんどんどん迫ってきていて。紅茶はリラックスさせる効果もあると思うので、飲んで落ち着くというのはありかな、って思います。――おすすめの茶葉はありますか?志村そうですねー……。ダージリンのこれからの季節だとセカンドフラッシュあたりがいいのかなと思います。夏摘みの紅茶なんですけど。かなりクオリティの高い茶葉なので、多分何かあっても美味しいんじゃないかなって思います。えーっと、これどこまで説明しちゃおうかな?(笑)――時間が許す限り……と行きたいところですが(笑)本当にたくさん飲まれていますよね。ちなみにおうちにどれぐらいあるんですか?志村そうですね、基本僕は缶で買っているんですけど、多いときだと40種類ぐらい。今はもう少し減っているんですけど、それでも25種類とか。――すごい!志村ミルクティー用の茶葉とか……中国茶や台湾茶とか意外とそういうところも手出しているので。――お茶会ができてしまう……!志村任せてください!古川はははっ!――古川さんはいかがですか?古川うーん……その怒りを100%収めるのは無理かもしれないけど、ある程度は自分で誤魔化せる方法を覚えておくのは大事だと思うんですよね。自分の機嫌を取るみたいな。玲於はめっちゃそういうのうまいんで。志村えげつないぐらい趣味あるんで。古川壮吾も多分それこそ電車乗ったらね。伊藤大体、解決します。古川俺も洋服が好きなので、そういうので結構リラックスしますね。買わなくても、意外とリラックスできるんだな、って最近気がつきました。見るだけでもいいし、自分の好きな服を着て出かけて、ウィンドウショッピングしたり、試着だけして悩んでみるとか、そういう時間だけでも楽しかったです。あと、家で怒るようなことがあったときは、もうとりあえず寝る。志村まあまあ、そうだね。古川寝るって大事だなと思う。睡眠が取れていないと、いろいろ溜まったりするんですよね、意外と。紅茶じゃないですけど、自律神経が乱れるっていうか。本当に健康には気を使えば使うほどいいことがあるんだろうな、と思います。――梅雨の時期は、メンタルだけではなく、体調も崩す人は多いと思うんですが、普段、健康面で気をつけていらっしゃることはありますか?志村ツアー前とかは……古川そこ紅茶ちゃうんかい!おい!(笑)志村あっ。古川絶対、紅茶だろ、今の。志村健康って言われたから……まあ紅茶はそうね。古川今のが阿吽の呼吸です。志村(笑)ツアー前とかは、脂質を抜いたり、食事制限はしています。ツアーでは、体が基本なんで、それこそ筋トレやったり走ったりとか、ツアーに向けて体作ったりはします。古川逆に壮吾が食事制限をしているところは見たことがない。伊藤しないっすね。古川もう欲望のままにご飯食べてない?伊藤お菓子も欲望のままに食べてるし。ファーストフードもバシバシ食べてます。――普段から食べられる方なんですか?伊藤いや、大食いとかそういう感じじゃないんですけど……でもまあ食べますね。それこそライブ会場にお菓子とかあると多分一番バクバク食べてるのは僕です。でも、僕も3月のツアーのときは身体の疲れからか、口内炎がひどくて。精神的な疲れは鉄道に乗ればいいんですけど、1週間ぐらいライブをやって1日休んでライブというスケジュールだったので、身体的な疲れはとれなかったですね。――口内炎とか地味に辛いですよね。伊藤過去に例がないぐらいボロボロで、まともに食事も摂れませんでした。名古屋のホテルの近くの薬局でいろいろ効きそうなものを探したり……。次からはビタミン系のサプリを飲んだりした方がいいのかなと思いましたね。ライブは楽しいですけど、やっぱり移動も多いので、疲れるのは疲れますね。――では続いて。梅雨と言えば、髪がまとまらないという悩みを抱える人も多くいますが、皆さんはいかがですか?古川あるじゃん。志村俺だ。なんか前髪だけ天パがあって。どんどん、どんどん滑り台みたいになっていきます。古川東京サマーランドみたいなね。志村そうそう、形成される。古川この夏一番のウォータースライダー(笑)志村傾斜すごいからね!よくそれでメンバーにいじられます。特に和哉。――女性の方でも悩むことが多いかと思うんですけど、アドバイスがあれば。こういうまとめ髪がいいよ、とか。志村やっぱりオイルとかでやっぱまとめるのがいいのかな。濡れ髪じゃないですけど、雨が降ってもそれでまとまりますし。あとツヤツヤしている髪の女性はやっぱり色っぽく見えて素敵だなあ、と思います。――では最後に。梅雨の憂鬱を吹き飛ばすような“プレイリスト”をSUPER★DRAGONの曲、3曲で作るとしたら?1曲は『Cruisin’』を入れていただいて。古川梅雨に聴いて……蒸し暑いのがまず嫌じゃないですか。そんな中でめっちゃ暑苦しい曲を聴いてもな……伊藤さわやかになるような……『Summer Breeze』とか。古川あー、これからの夏を逆に楽しみに。伊藤できるかなー、と。古川じゃあ、『Cruisin’』、『Summer Breeze』、『君は1000% (Vantage Remix)』!志村うん、いいね!古川今が憂鬱なら、これから来る夏、先の楽しみを考えてほしいですね。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント3人のサイン入りポラを2名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!取材・文:ふくだりょうこ撮影:友野雄
2022年06月10日