3ピースロックバンドTETORAが、5月12日にニューシングル『本音』を500円でリリースする。今作を全国のタワーレコード(オンライン含む)で3月31日までに予約した方には、メンバーデザインステッカーが特典としてプレゼントされる。また、3月13日(土)よりタワーレコード22店舗限定で新曲の先行視聴が実施されることも決定。曲名などは明かされておらず、実施店舗ほか詳細はTETORAオフィシャルTwitter、HPで確認できる。なお、TETORAは『TETORA Zeppでワンマン』と題したワンマン公演を6月5日にZepp Osaka Baysideにて、6月12日にZepp Tokyoにて行うことが決定している。【リリース情報】TETORA『本音』2021年5月12日リリース価格:550円(税込)【ライブ情報】『TETORA Zeppでワンマン』『TETORA Zeppでワンマン』告知画像6月5日(土) 大阪 Zepp Osaka BaysideOPEN / START17:00 / 18:006月12日(土) 東京 Zepp TokyoOPEN / START17:00 / 18:00チケット:4,000円
2021年03月12日大阪を中心に活動するスリーピースバンド、TETORA。2ndフルアルバム『me me』は、ざらついたアンサンブルと瑞々しいメロディが、より情感豊かに。ロックバンドはジャンルじゃなくて人だと思ってる。特に疾走感がある曲「抱きしめてるもの」では、“誰にも言わない心から大切なものは内緒にしておくんだよ私達以外何もいらないよ”と、強い信念が歌われている。ボーカル&ギターの上野羽有音(はゆね)さんはこう語る。「学校の放課後にみんなで同じカバンを持つのとか、あんまり好きじゃなくて。“自分が好きなものを好きでいればよくない?”ってずっと思ってるんです。バンドも流行りを追ってるつもりはなくて、でも、みんなと違うことをしようとも思ってなくて、ほんま好きなことをやらせてもらってる。だけど、よく落ち込むんです(笑)。ライブやって“楽しかった!”って思うんですけど、粗を探そうと思ったら、“あの時噛んだよな”って思って、帰り道でひとりで泣いたり。でも、悔しさも楽しいんですよね。プラス、昔と比べてお客さんがたくさん観てくれるようになっていて、新鮮さもあって。どんどん楽しくなってます」TETORAの武器となっている、はみだした感情がそのまま映し出されたようなハスキーな歌声が、昔はコンプレックスだったそう。「みんながカラオケで歌うような曲も私はキーが出ないし、人前で歌うのも嫌でした。でも、京都大作戦っていうフェスに行って、“バンドやらな!”って思って(笑)。それで京都大作戦に出られるようなバンドになるためには、やっぱり自分で歌わないと駄目だって思ったんです。バンドで歌ってたら、みんながこの声を個性ってとってくれたんで、やってよかったなって思います」目標は、「TETORAが全国のライブハウスで一番かっこいいバンドになる」こと。「ライブハウスで何もかも教わったので、私のすべてはライブハウスにあると思ってて。私の好きなライブハウスは、店長さんとかも含めて、そこにいる人がみんな人として尊敬できたりするんです。そういう人たちに、かっこいいバンドだって思われたい。私がライブで一番大事にしたいのは、どれだけドキドキするかっていうこと。だから、自分がライブしてる時より、対バンのライブを観てる時のほうがドキドキしてしまうと、崩れ落ちそうになります(笑)。ロックバンドって、ジャンルじゃなくて人やなって思ってるので、そういう尊敬できる先輩たちの背中を見て、私たちも自分らしく生きようと日々思ってます」約1年ぶりの2ndフルアルバム『me me』。MVが公開中の「正直者だな心拍数」「知らん顔」「友達、以上」等を含む全13曲収録。¥2,500(Orange Owl Records)10月28日よりリリースツアーを開催予定。テトラ上野羽有音(Vo&Gt)、いのり(Ba&Cho)、ミユキ(Dr)からなるスリーピースバンド。2017年結成。メンバーチェンジを経て、’18年に現体制となる。’19年6月、1stフルアルバム『教室の一角より』をリリース。※『anan』2020年10月14日号より。写真・内山めぐみインタビュー、文・小松香里(by anan編集部)
2020年10月12日