玄人志向は10日、NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載するオーバークロック仕様のグラフィックスカード「GF-GTX980Ti-E6GB/HOF」を発表した。7月中旬から発売する。店頭予想価格(税別)は100,800円前後。GALAXのオーバークロックブランド「HOF」(Hall of Fame)と、玄人志向のダブルブランドとなるハイエンドグラフィックスカード。GPUはNVIDIA GeForce GTX 980 Tiで、コアクロックが1,000MHzから1,190MHzにオーバークロックされている。ファン×3基で構成されるオリジナルのカスタム三連ファンを搭載しており、中央が90mmファン、サイドが80mm版ファン×2基という構成で効率的なエアフローを構築する。GPUの冷却には銅製ベースを使用。8mm×4本および6mm×3本のヒートパイプで熱を大型ヒートシンクに伝えて放熱する。基板背面を保護するボードも搭載しパーツを保護するだけでなく、湾曲も防ぐ。ブラケット部には強制的にファン速度を100%にするボタンを設けているほか、日本製コンデンサや80フェーズデジタルPWMの搭載で安定性を高めた。主な仕様は、コアクロックが1,190MHz、メモリクロックが7,000MHz、メモリは384bit接続のGDDR5 6GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-I×1、DisplayPort×3。補助電源は8ピン×2。本体サイズは約W298×D129×H51mm。
2015年07月13日Texas Instruments(TI)は、低ドリフトのシャント抵抗を集積し、広い温度範囲に渡って高精度の計測を提供する電流センス・アンプ「INA250」を発表した。同製品は、+2mΩのシャント抵抗と、オフセット電流12.5mA、オフセット温度ドリフト250μA/℃、ゲイン・ドリフト30ppm/℃の双方向のゼロ・ドリフト電流センス・アンプを集積。ローサイド(低電圧側)とハイサイド(高電圧側)の両方に実装でき、-40℃~+125℃の温度範囲で0.75%(最大値)の誤差を提供する。また、シャント抵抗を集積したことで、コストを最大76%削減、基板実装面積を最大66%縮小することが可能だという。なお、同製品はすでに5mm×6.4mmのTSSOPパッケージで提供を開始しており、1000個受注時の単価(参考価格)は1.40ドルとしている。また、目的の電流範囲に対応してフルスケール出力電圧を最適化できる、3種類のゲイン・オプションの製品は2015年第4四半期に提供を開始する予定だという。
2015年07月10日Texas Instruments(TI)は7月8日(米国時間)、ハイブリッド自動車の総合的なシステム性能を向上させる車載グレード 120Vハーフブリッジ・ゲート・ドライバ「UCC27201A-Q1」を発表した。同製品は、15nsの伝搬遅延時間と7nsの立上がり/下がり時間を実現しており、システムに高い周波数で高効率のスイッチング動作を提供する。また、1nsの遅延一致特性が、電源を短絡や故障から保護するほか、複数の電力レベルの、あらゆるMOSFETを使用することが可能となっている。なお、同製品はすでに8ピンPowerPad付SOパッケージで提供を開始しており、価格は1000個受注時の単価(参考価格)は1.62ドルとしている。
2015年07月10日アスクは26日、ZOTAC製のグラフィックスカードとして、NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載する「ZOTAC GeForce GTX 980 Ti AMP Edition」の取り扱いを開始した。6月より発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別100,000円前後。MaxwellアーキテクチャのNVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載するグラフィックスカード。コアクロックとベースクロックが引き上げられたオーバークロックモデルで、独自使用のGPUクーラー「IceStorm」を装備。90mmファン×3基と銅製ヒートパイプ、大型のアルミフィンアレイを備え、GPUの熱を効率良く冷却する。振動を抑制するカーボン素材のファンカバーとバックプレートで構成される「Carbon ExoArmor」も搭載する。ディスプレイ同期技術である「G-SYNC」や、フルHDディスプレイで4K相当の解像度を表示する「Dynamic Super Resolutionテクノロジー」などの高画質機能に対応し、アンチエイリアス技術「MFAA」もサポート。独自のオーバークロックツール「FIRESTORM」では、クロック調整、ファンコントロール、GPUのモニタリングなどが行える。主な仕様は、CUDAコア数が2,816基、コアクロックが1,051MHz、メモリクロックが7,010MHz、メモリは384bit接続のGDDR5 6GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI(2.0)×1、DVI-I-DL×1、DisplayPort×3。補助電源は6ピン+8ピン。本体サイズはW315×D111.15×H39.2mm。
2015年06月26日マウスコンピューターは24日、デスクトップPC「MDV ADVANCE」シリーズにおいて、NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載したデスクトップPC「MDV-GX9530X3-M32-SH」を発売した。4Kなど高解像度環境での作業に適している。BTOに対応し、標準価格は税別399,800円。MDV-GX9530X3-M32-SHの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5960X(3GHz)、チップセットがIntel X99 Express、メモリがDDR4-17000 32GB(8GB×4)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 Ti(6GB)、ストレージが2TB HDD+400GB SSD(NVMe接続のIntel 750 SSD)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が700W 80PLUS BRONZE、OSがWindows 8.1 Update 64bit。主なインタフェースは、マルチカードリーダー、Gigabit Ethernet対応有線LAN、USB 2.0×2、USB 3.0×10、DVI-I×1、DisplayPort×3、マイク入力、ヘッドホン出力など。本体サイズはW190×D490×H410mm。
2015年06月24日Texas Instruments(TI)は6月22日、ARM Cortex-A9コアを搭載しながら、量産数量時の参考価格7ドルを実現したSitaraプロセッサ「AM4376」を発表した。同製品は、300MHz/800MHz/1000MHzのクロック周波数ならびに0~+90℃の商業用、-40~+90℃の産業用、-40℃~+105℃の温度拡張用の各種グレード品が提供され、同じくCortex-A9プロセッサコアを搭載し、クロック周波数が800MHz/1000MHzの「AM4377」、「AM4378」、「AM4379」とピン互換性とソフトウェア互換性を提供するほか、ユーザー・インタフェース向け3Dグラフィクス・アクセラレーションのオプションも提供される。また、ARMプロセッサのタスク処理負荷を軽減するプログラマブル・リアルタイム・ユニット(PRU)および産業用通信サブシステム(PRU-ICSS)を統合しているため、従来、制御システム内でFPGAが実行してきた時間制約のあるリアルタイム演算処理が可能となりFPGAを不要にできるほか、PRUにより産業用オートメーション向けの各種通信プロトコルや、モーターの位置フィードバック制御を実現できるため、モーター、アクチュエータやセンサなどのリアルタイム制御を必要とする各種アプリケーションを構築することを可能とする。すでに同社の販売特約店にて注文を受け付けており、汎用の評価キット(EVM)や産業機器向け開発キットなども入手可能だという。
2015年06月22日エムエスアイコンピュータジャパンは18日、NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載するグラフィックスカード「GTX 980Ti GAMING 6G」を発表した。6月20日より発売する。店頭予想価格は税別98,390円前後。NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載するグラフィックスカード。冷却用に2基の10cmファンからなるGPUクーラー「Twin Frozr V」を搭載する。8mm径のヒートパイプ「スーパーパイプ」と6mm径ヒートパイプを組み合わせて、それらをS字とU字に配置した「SuperSU」アーキテクチャにより熱伝導効率を向上。ヒートパイプ類は大型の銅製ベースに直接ハンダ付けされており、GPUの熱を素早くヒートシンクに移動させる。また、ヒートシンクには特製ディフレクタが付いているので、ファンからの気流がヒートパイプ近くを通り冷却効率を高める。ファンノイズの低減のためフィンも新たに設計され、従来クーラー「Twin Frozr 4」と比較して約5%ノイズを減らしている。また、低負荷時でGPU温度が低いときは、ファンの動作を止めるなど静音性を高める機能も盛り込まれている。MSI独自のOCソフト「AFTERBURNER 4.1.0」が付属。この最新バージョンでは64bitに対応し、オーバークロックの設定やハードウェアモニタ機能などを備える。録画機能「Predator」や、ストレステストツール「Kombustor」も利用可能。主な仕様は、CUDAコア数が2,816基、コアブーストクロックが1,279MHz、メモリクロックが7,100MHz、メモリは384bit接続のGDDR5 6GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-I-DL×1、DisplayPort×3。補助電源は8ピン×2。本体サイズはW269×D140×H40mm、重量は1,068g。
2015年06月19日NVIDIAブースでは、発表されて間もないハイエンドGPU「GeForce GTX 980 Ti」を使ったデモや、VRコンテンツの体験コーナー、G-SYNC対応ゲーミングノートPCの展示などが行われていた。展示の様子とCOMPUTEX TAIPEIに先駆けて行われた説明会の内容を合わせてお伝えしたい。○第2世代MaxwellアーキテクチャがサポートするDirectX 12の機能GeForce GTX 980 Tiは、Windows 10で採用されるDirectX 12に対応することが表明されている。DirectX 12のAPI「Direct3D 12」は、AMDのグラフィックス向けAPI「Mantle」と同様に、ハードウェアに近い部分でグラフィックス処理を行うことで、オーバーヘッドを取り除き、パフォーマンスの向上を実現するとしている。DirectX 12ではAPIセットのほかに、Feature Levelと呼ばれる機能群も用意され、「Feature Level 120」「Feature Level 121」という2段階に分かれている。第2世代Maxwellでは、「Direct3D 12」に加え、「Feature Level 120」と「Feature Level 121」をフルサポートするという。ブースではDirectX 12の「Feature Level 12_1」で提供される「Volume Tiled Resources」と「Conservative Raster」を利用したデモが公開されていた。「Volume Tiled Resources」だが、古典的なテクスチャは何か画面に変化がある度にすべてをストリームする必要があり、無駄が多かった。そこでDirectX 11.2で、テクスチャをタイルのように小さく分割して管理し、変更があったタイルだけストリームする「Tiled Resources」という技術が導入された。「Volume Tiled Resources」では、開発者が独自に3つ目のパラメータを設定して処理に利用できる。「Conservative Raster」は、ラスタライズに関する仕組みだ。ある図形を表示する際、通常はピクセルの中に図形が50%以上あるかで、そのピクセルを塗りつぶすかどうか判断していた。この方法だと、レイトレーシングによる影を生成した場合、ピクセルが欠けて、影の一部が表示されないことがあるという。「Conservative Raster」では、ピクセル内に図形が少しでもあれば、そのピクセルを塗りつぶすように判断する。これにより、影が欠けてしまうことを防ぐ。○VRコンテンツ向けにも新たに機能を提供NVIDIAはGeForce GTX 980 Tiに合わせて、VRコンテンツの開発者向けにAPIやライブラリがセットになった「GameWorks VR」を発表した。この「GameWorks VR」に含まれる技術のうち、「Multi-res Shading」についての説明があったので、ここで紹介しておきたい。これはどういうものか説明する前に、OculusをはじめとするVR対応のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)では、ディスプレイと目の間に光学レンズを置いている。光学レンズには周辺に歪みがあるので、ディスプレイでは、レンダリングした画面に対して、レンズの歪みを打ち消す処理を行っているという。これまでのVR対応のHMDでは、画面全体を同じ解像度でレンダリングしていた。しかし、レンズの歪みを打ち消す処理を行うと、画面の端はつぶれてしまう。また、VR対応のHMDでは中心を見ることが多くなる。そこでは、画面の中心部分を通常の解像度、画面の端の部分を低解像度でレンダリングすることで、処理の負荷を低減し、パフォーマンスを向上させるのが「Multi-res Shading」だ。これにより、シェーダのパフォーマンスを1.3倍から2倍に向上させることができるという。○ノートPC向けG-SYNCも発表NVIDIAはCOMPUTEX TAIPEI 2015に合わせて、ノートPC向けのG-SYNCを発表した。ブースでも各PCベンダのG-SYNC対応ゲーミングノートPCが展示され、実際にゲームを体験することができた。また、これまで明かされなかったG-SYNCの機能について解説があった。まずはG-SYNCについて、簡単におさらいしておくと、GPUが画面を描画するタイミングとディスプレイのリフレッシュレートを合わせることで、カク付きやティアリングを押さえて、なめらかな表示を可能とする技術だ。利用に当たって、NVIDIA製GPU搭載のグラフィックスカードと、専用モジュールを搭載した対応ディスプレイが必要となる。ここまでは、これまでにも何度もお伝えしてきた内容だが、今回新たに2つの内容が説明された。まずは画面のちらつきを抑える技術だ。ディスプレイの場合、最大リフレッシュレートに加えて、最低リフレッシュレートが設定されている。GPUによる画面の描画が、この範囲内に収まっているときはいいが、最低リフレッシュレートを割り込んでしまった場合、次に画面が更新されるまで何もない黒い画面が表示され、ちらつきの原因となるという。G-SYNCでは、GPUの描画が最低リフレッシュレートを下回ったときに、おなじ画面の複数回送出して、ちらつきを軽減する。例えば最低リフレッシュレートが40Hzのディスプレイの場合、GPUの描画が20fpsまで割り込めば2回、15fpsまで割り込めば3回画像を送出する。もう1つは「Variable Overdrive」だ。NVIDIAによると、ディスプレイの応答速度とリフレッシュレートが合っていないと、正しく色が表示されないのだという。リフレッシュレートが一定ならば問題無いが、G-SYNCの場合リフレッシュレートが可変なので、「Variable Overdrive」により、リフレッシュレートに合わせて応答速度を最適化し、正しい色を表示するという。また、Windowモードでゲームをプレイする際にもG-SYNCを利用可能になった点も細かいが非常に重要なアップデートといえる。競合となるAMDのFreeSYNCでは、以上のような機能には対応していないとして、これをアドバンテージとして攻勢をかけたい考えとみられる。さて、ノートPC向けG-SYNCに話を戻す。ノートPC向けGeForce GPUで採用される「GM204」コアには、G-SYNCモジュールの機能が実装されており、専用のモジュールが不要で、対応パネルと組み合わせることでG-SYNCの機能を実現するという。
2015年06月18日エルザジャパンは15日、「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」のダウンロード版シリアルナンバーカードが付属するGeForce GTX 750 Tiグラフィックスカード、「ELSA GeForce GTX 750 Ti 2GB S.A.C CLIP STUDIO PAINT 推奨グラフィックスボード」を発表した。6月20日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は23,980円前後。独自のGPUファン「S.A.C静音ファン」を搭載し、冷却性能と静音性を高めた。最大3画面の同時出力が可能なので、より広い画面でイラスト制作にのぞめる。最大消費電力も60Wと低く、補助電源コネクタを必要としないことから、全長が約145mmとコンパクト。主な仕様は、CUDAコア数が640基、コアクロックが1,040MHz、メモリクロックが5,400MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-I-DL×1、DVI-D-DL×1。本体サイズはW145×D111×H37mm。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1。
2015年06月15日ASUSTeK Computerは12日、NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載するグラフィックスカード「GTX980TI-6GD5」を発表した。6月13日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税込115,000円前後。NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載するハイエンドグラフィックスカード。性能を活かすためのソフト面が充実しており、リアルタイムハードウェアモニタツール「GPU Tweak」に対応。グラフィックスカードの状態を細かく把握でき、オーバークロックも簡単に設定できる。ゲーム画面のインターネット配信やゲームのフレームレート / GPU負荷などを表示できるソフト「XSplit Gamecaster」が付属。独自機能として、「GPU Tweak」で保存したクロック情報などのプロファイルを、「XSplit Gamecaster」を使ってゲーム中に呼び出せる。すべての機能が無料で使える1年間のライセンス付き。主な仕様は、CUDAコア数が2,816基、コアクロックが1,000MHz、メモリクロックが7,010MHz、メモリは384bit接続のGDDR5 6GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI(2.0)×1、DVI-I×1、DisplayPort×3。補助電源は8ピン+6ピン。本体サイズはW267×D111×H38mm。
2015年06月12日Texas Instruments(TI)は、DLP Pico 0.47型(11.9mm)TRP フルHD 1080pディスプレイ・チップセットの評価を可能とする開発ツール「TI DLP LightCrafter Display 4710 評価モジュール(EVM)」の供給を開始したと発表した。同EVMは、Mini HDMIを装備しており、プラグアンドプレイ機能によるさまざまなコンピューティング機器への接続が可能。また、micro-USBインタフェースも搭載しており、USBベースのGUIにより、チップセットの機能やペリフェラル群のリアルタイム評価も可能となっている。さらに量産品質レベルの光学エンジンが搭載されているため、製品開発サイクルの短縮も可能だという。なお、同EVMはTI.comにて入手することが可能となっている。
2015年06月12日6月1日に発表された新GPU「GeForce GTX 980 Ti」。すでにリファレンスクーラー搭載モデルは販売が開始されたが、COMPUTEX会場では、各社がオリジナルクーラー搭載モデルを展示していた。○ASUS STRIX GTX 980 TiASUSは、「STRIX GTX 980 Ti」を展示していた。クーラーは「DirectCU III」。ファンが3連となり、ヒートパイプも特に下側の2本に超極太のものを採用している。こうした強化によってSTRIXシリーズの特徴であるファン停止機能「0dB Fan Design」も実現している。また、基板は新技術「AUTO-EXTREME」を採用する。グラフィックスカードやマザーボードなどのPCB基板は、各種のチップやキャパシタを搭載するため、通常、裏面にpinが飛び出しているのだが、AUTO-EXTREMEはほぼフラットで、見た目にもつやつやしている。これは、手作業を排し、100%機械製造することで実現したとのこと。ほか、オリジナルユーティリティの「GPU Tweak」がバージョン「II」に進化している。デモでは3連メーターのような、分かりやすいUI、そしてフラットなUIだった。○GIGABYTE GV-N98TG1 GAMING-6GDGIGABYTEは、別記事でも紹介しているとおり、「GV-N98TG1 GAMING-6GD」。GAMINGシリーズの製品で、採用するGPUチップも高クロック動作するものを選別した「SOC GPU Gauntlet Sorting」仕様。クーラーはTDP 600W対応、3連ファンのWINDFORCE 3Xだが、新たにシルバーのプレートを加えている。ファン停止機能も備え、停止時には上部の「SILENT」「STOP」というLEDが光って知らせる。そのほか、通常のGTX 980 Tiカードの映像出力端子に対し、DVI出力をもう1基追加したFlex Displayテクノロジが特徴だ。動作クロックはOCモードとGamingモードで異なり、OCモードはベースが1190MHz、Boostが1291MHz、Gamingモードはベースが1152MHz、Boostが1241MHz。○MSI GTX 980Ti GAMING 6GMSIは、「GTX 980Ti GAMING 6G」を展示していた。こちらはデュアルファン。各社が3連ファンを採用するなかでは、むしろコンパクトさが際立つ。小さめのケースで超ハイエンドなゲーミングPCを組む際は有力候補となるだろう。クーラーは第5世代となる「Twin Frozr V」。ファン停止機能「ZERO FROZR」も備え、GPU温度が低い際にはファンを停止する。動作クロックは従来どおりOC/Gaming/Silentの各モードで異なり、最もクロックの高いOCモードではベースが1279MHz、Boostクロックが1178MHz、メモリが7100MHzとなる。○Galaxはオーバークロッカー向けモデルを展示Galaxで展示されていたのは、オーバークロッカー向けの「HOF」シリーズのGTX 980 Tiカード「GeForce GTX 980 Ti HOF」と、参考展示となる「GeForce GTX 980 TiHOF EX WC」。GeForce GTX 980 Ti HOFは、GalaxのOCカード伝統のホワイト基板を採用し、クーラーは3連ファン。スロット専有は2.5スロット分といったところで、ブラケットにはBIOS。更新やOC設定保護のためのDUAL BIOSスイッチも搭載している。一方の水冷モデルGeForce GTX 980 TiHOF EX WCは、1スロット厚の水冷ヘッドでGPUやVRM、メモリなど一体で冷却するモデル。ブラケット部は2スロット分で、DUAL BIOSスイッチも搭載。補助電源コネクタは8ピン×3基を搭載していた。○Zotacはハイエンドモデル4製品Zotacブースは、Zotacらしく多数のGTX 980 Tiモデルが展示されていた。展示されていたのは「GTX 980 Ti AMP! OMEGA EDITION」「GTX 980 Ti AMP! EXTREME EDITION」、「GTX 980 Ti AMP!」「GTX 980 Ti ARCTICSTORM」の4製品。全て3連ファンクーラーを搭載しているが、フレームに多少の違いが見られる。最上位と見られるのは動作クロック非公開の「GTX 980 Ti AMP! OMEGA EDITION」、これに続くのが「GTX 980 Ti AMP! EXTREME EDITION」でベース1253MHz/Turbo 1335MHz、メモリ7210MHz。AMP!シリーズの末弟は「GTX 980 Ti AMP!」で、ベース1051MHz/Turbo 1140MHz、メモリ7010MHz、最後の「GTX 980 Ti ARCTICSTORM」は、ベースが1025MHz/Turbo 1114MHz。
2015年06月11日CFD販売は8日、GIGABYTE製グラフィックスカードの新モデルとして、NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載した「GV-N98TG1 GAMING-6GD」を発表した。6月上旬から中旬に発売し、店頭予想価格(税別)は105,500円前後。NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載するオーバークロック対応グラフィックスカード。独自の3連空冷ファン「WINDFORCE 3X」によって、効率的な冷却を行う。ヒートパイプは8mm×1本と6mm×1本を使用し、特殊形状のフィンと接続することで、600Wクラスの冷却が可能としている。低負荷状態でGPU温度が低くなった場合、自動でファンが停止する機能も搭載。主な仕様は、CUDAコア数が2,816基、コアクロックが1,190MHz(ゲームモード時:1152MHz)、メモリクロックが7,010MHz、メモリは384bit接続のGDDR5 6GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-I-DL×1、DVI-D×1、DisplayPort×3。補助電源は8ピン×2。本体サイズは約W398×D230×H85mm。
2015年06月10日ユニットコムは5日、パソコン工房Webサイトにて、GeForce GTX 980 Tiを搭載したゲーミングPCを発売した。BTOに対応し、標準構成価格は税込215,979円から。○PASSANT Mx5700-i7-XM-SilentPASSANT Mx5700-i7-XM-Silentの標準構成価格は税込215,979円。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.6GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、マザーボードがASUS Z97M-PLUS、メモリがKingstonブランドのDDR3-1600 8GB(4GB×2)、ストレージが500GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980 Ti 6GB、OSがWindows 7 Home Premium 64bit。PCケースは「CoolerMaster Silencio 352」(ミニタワーMicroATXケース)で、80PLUS BRONZE認証の700W電源を搭載している。本体サイズはW200×D453×H378mm。○PASSANT Gx7800-i7-XMPASSANT Gx7800-i7-XMの標準構成価格は税込222,459円。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.6GHz)、チップセットがIntel H97 Express、マザーボードがASUS H97-PLUS、メモリがKingstonブランドのDDR3-1600 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980 Ti 6GB、OSがWindows 7 Home Premium 64bit。PCケースは「CoolerMaster CM 690 III」(ミドルタワーATXケース)で、80PLUS BRONZE認証の700W電源を搭載している。本体サイズはW230×D502×H507mm。○PASSANT Gx7900-i7K-XMRPASSANT Gx7900-i7K-XMRの標準構成価格は税込269,979円。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790K(4.0GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、マザーボードがASUS Z97-A、メモリがKingstonブランドのDDR3-1600 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980 Ti 6GB、OSがWindows 7 Home Premium 64bit。PCケースは「CoolerMaster CM 690 III」(ミドルタワーATXケース)で、80PLUS BRONZE認証の700W電源を搭載している。本体サイズはW230×D502×H507mm。○PASSANT Ex9970-i7EK-XMDPASSANT Ex9970-i7EK-XMDの標準構成価格は税込475,179円。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5930K(3.5GHz)、チップセットがIntel X99 Express、マザーボードがASUS X99-A、メモリがDDR4-2133 16GB(4GB×4)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980 Ti 6GB、OSがWindows 7 Professional 64bit。PCケースは「CoolerMaster COSMOS SE」(ミドルタワーATXケース)で、80PLUS PLATINUM認証の1200W電源を搭載している。本体サイズはW264×D524×H569mm。
2015年06月05日サイコムは、ミドルタワーPC・ゲーミングPC・水冷PCのBTOメニューに、最新のグラフィックスカード「NVIDIA GeForce GTX 980 Ti」を追加した。主な構成例は以下の通り。○ミドルタワーPC構成例「Radiant GZ2400Z97」主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4160(3.6GHz)、チップセットがIntel Z97 Express(ASRock Z97 Pro4)、メモリがPC-12800 4GB(2GB×2)、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがGeForce GTX 980 Ti、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が650W 80PLUS Bronze。OSは搭載していない。本構成での価格は税込183,190円。○ゲーミングPC構成例「G-Master Vengeance X99」主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5820K(3.3GHz)、チップセットがIntel X99 Express(MSI X99A GAMING 7)、メモリがPC4-17000 16GB(4GB×4)、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがGeForce GTX 980 Ti、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が750W 80PLUS Gold、OSは搭載していない。本構成での価格は税込310,450円。○水冷PC構成例「Aqua-Master Z97」主な仕様は、CPUがIntel Intel Core i5-4460(3.2GHz)、チップセットがIntel Z97 Express(ASRock Z97 Pro4)、メモリがPC-12800 4GB(2GB×2)、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがGeForce GTX 980 Ti、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が650W 80PLUS Bronze、OSは搭載していない。本構成での価格は税込198,600円。
2015年06月03日PCショップアークは1日、NVIDIAの新GPU「NVIDIA GeForce GTX 980 Ti」を、BTOカスタマイズメニューに追加した。オリジナルのゲーミングデスクトップPCシリーズを中心に対応する。NVIDIA GeForce GTX 980 Tiグラフィックスカードとして用意されているのは、「ZOTAC GeForce GTX 980 Ti 6GB」など。この製品に変更する場合の追加価格は税込80,800円。6月3日現在、PCショップアークでは入荷待ち状態となっている。
2015年06月03日インバースネットは1日、FRONTIERブランドから、最新GPUのNVIDIA GeForce GTX 980 Tiグラフィックスカードを搭載したBTOデスクトップPCの販売を開始した。ミドルタワーとフルタワーをラインナップし、6月30日から順次出荷する。フルタワーモデル「GBシリーズ」の標準構成時における主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790K(4.00GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリが16GB、ストレージが240GB SSDと2TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980 Ti、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が1000W、OSはWindows 8.1 Update 64bit。サイズはW234×D558×H533mm。価格は6月2日現在で限定価格の249,800円(税別)。ミドルタワーモデル「GAシリーズ」の標準構成時における主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.60GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリが8GB、ストレージが2TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980 Ti、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が850W、OSはWindows 8.1 Update 64bit。サイズはW191×D468×H424mm。価格は6月2日現在で限定価格の199,800円(税別)。
2015年06月02日エムエスアイコンピュータジャパンは1日、NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載するグラフィックスカード「GTX 980Ti 6GD5」を発表した。6月2日より発売する。店頭予想価格(税別)は114,280円前後。米NVIDIAが発表した新GPU「NVIDIA GeForce GTX 980Ti」のリファレンスデザインとなるグラフィックスカード。MSI独自のOCソフト「AFTERBURNER 4.1.0」が付属し、この最新バージョンで64bitに対応した。オーバークロックの設定やハードウェアモニタ機能などを備え、録画機能「Predator」も利用可能。「Kombustor」ではストレステストも行える。主な仕様は、CUDAコア数が2,816基、コアクロックが1,000MHz、メモリクロックが7,010MHz、メモリは384bit接続のGDDR5 6GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-I-DL×1、DisplayPort×3。本体サイズは約W275×D110×H37mm、重量は920g。
2015年06月02日サードウェーブデジノスは29日、NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載したデスクトップPC「GALLERIA ZI」と「GALLERIA XI」を発売した。BTOに対応し、税別価格は前者が249,980円、後者が209,980円。全国の「ドスパラ」各店舗およびドスパラ通販サイトにて販売を開始した。○GALLERIA ZI「GALLERIA ZI」は、NVIDIAの最新GPUとなるNVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載したデスクトップPC。MaxwellアーキテクチャのGeForce GTX 980 Tiは、GeForce GTX 980の約1.4倍となる2,816のCUDAコアを搭載する。これにより3D描画性能が約30%向上した。標準構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790K(4.00GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがPC3-12800 16GB (8GB×2、最大32GB)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980 Ti(6GB)、ストレージが256GB SSD+2TB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が750Wの80PLUS SILVER認証。OSはWindows 8.1 Update 64bit版、またはWindows 7 Professional 64bit版。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×6、USB 2.0×2、Intel HD Graphics 3000米×1、DVI×1、DisplayPort×3、マイク入力、ライン出力など。本体サイズはW207×D520.7×H450.2mm、重量は約13.9kg。○「GALLERIA XI」「GALLERIA XI」は、「GALLERIA ZI」と同じきょう体を採用する下位モデル。CPUにIntel Core i7-4790(3.60GHz)、メモリにPC3-12800 8GB (4GB×2、最大32GB)を搭載し、SSDは非搭載。そのほかの仕様はほぼ共通。
2015年06月01日ドスパラは1日、Palit製のグラフィックスカードとして、NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載する「Palit NE5X98T015JB-PG600F」を発売した。店頭予想価格は109,800円(税込)。Maxwellアーキテクチャの新GPU「NVIDIA GeForce GTX 980 Ti」を搭載するリファレンスデザインのグラフィックカード。CUDAコア数はGeForce GTX 980の約1.4倍となる2,816基で、3D描画性能が向上している。ダイナミック・スーパーレゾリューション(DSR)や、Multi-Frame sampled Anti-Aliasing(MFAA)といった高画質化テクノロジーにも対応。従来モデルを越えたゲーミンググラフィックス環境を提供するとしている。主な仕様は、CUDAコア数が2,816基、コアクロックが1,000MHz、メモリクロックが3,500MHz(DDR 7,000MHz)、メモリは384bit接続のGDDR5 6GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-DL×1、DisplayPort×3。補助電源は6ピン+8ピン。本体サイズは約W267×D112mm。
2015年06月01日玄人志向は1日、NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載するグラフィックスカード「GF-GTX980TI-E6GB」を発売。店頭予想価格(税別)は97,800円前後。米NVIDIAが発表した新GPU「NVIDIA GeForce GTX 980Ti」のリファレンスデザインとなるグラフィックスカード。4Kマルチディスプレイ環境を構築できる、NVIDIAの新GPU「NVIDIA GeForce GTX 980 Ti」を搭載する。GPUコアは新型の「GM200」で、CUDAコアは合計2,816基、メモリは384bit接続のGDDR5 6GBだ。そのほか主な仕様は、コアクロックが1,000MHz、メモリクロックが7,010MHz、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-I×1、DisplayPort×3。補助電源は6ピン+8ピン。本体サイズは約W281×D124×H42mm。
2015年06月01日アスクは29日、ZOTAC製のグラフィックスカードとして、NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載する「ZOTAC GeForce GTX 980 Ti」を発売した。店頭予想価格(税別)は99,800円前後。米NVIDIAが発表した新GPU「NVIDIA GeForce GTX 980Ti」のリファレンスデザインとなるグラフィックスカード。「GPU Boost 2.0」に対応し、4画面出力をサポート。ディスプレイ同期技術「G-SYNC」や、最高の映像パフォーマンスでゲームがプレイできる「GameWorks」、フルHD対応ディスプレイでも4K相当の映像表示が可能な「Dynamic Super Resolutionテクノロジー」などを利用可能。アンチエイリアス技術「MFAA」もサポートする。独自のオーバークロックツールとして「FIRESTORM」が付属し、クロック調整、ファンコントロール、GPUのモニタリングなどが簡単に行える。主な仕様は、CUDAコア数が2,816基、コアクロックが1,000MHz、メモリクロックが7,010MHz、メモリは384bit接続のGDDR5 6GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI(2.0)×1、DVI-I-DL×1、DisplayPort×3。補助電源は6ピン+8ピン。本体サイズは約W266.7×D111.15×H35.3mm。
2015年06月01日エルザジャパンは29日、NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載するグラフィックスカード「ELSA GeForceR GTX 980 Ti 6GB」を発表した。6月6日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は119,800円前後(税込)。米NVIDIAが発表した新GPU「NVIDIA GeForce GTX 980Ti」のリファレンスデザインとなるグラフィックスカード。エルザジャパンのWebサイトによると、旧世代のGeForce GTX 680と比較して3倍のパフォーマンスを提供し、さらにVRAM容量も3倍に増えている。NVIDIA DSR(Dynamic Super Resolution)テクノロジーや、NVIDIA VXGIテクノロジーなど、最新のゲーミングテクノロジーに対応。4,096×2,160ドット/60Hzの表示もサポートする。主な仕様は、CUDAコア数が2,816基、コアクロックが1,000MHz、メモリクロックが7,010MHz、メモリは384bit接続のGDDR5 6GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI(2.0)×1、DVI-I-DL×1、DisplayPort×3。本体サイズは約W267×D111×H37mm。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1。
2015年06月01日CFD販売は1日、GIGABYTE製グラフィックスカードの新モデルとして、NVIDIA GeForce GTX 980Tiを搭載した「GV-N98TD5-6GD-B」を発売した。店頭予想価格(税別)は100,800円前後。米NVIDIAが発表した新GPU「NVIDIA GeForce GTX 980Ti」のリファレンスデザインとなるグラフィックスカード。NVIDIA GeForce GTX 980TiはGPUコア「GM200」を採用し、2,816基のCUDAコアと、6GBのメモリを搭載する。4K解像度のマルチディスプレイによるゲーミング用途にも耐えられる。主な仕様は、CUDAコア数が2,816基、コアクロックが1,000MHz、メモリクロックが7,010MHz、メモリは384bit接続のGDDR5 6GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-I-DL×1、DisplayPort×3。補助電源は6ピン+8ピン。本体サイズは約W281×D124×H42mm。
2015年06月01日米NVIDIAは1日、デスクトップ向け新GPU「GeForce GTX 980 Ti」を発表した。最上位モデル「GeForce GTX TITAN X」と「GeForce GTX 980」の間に位置付けられるモデルで、価格は649ドル。"Maxwell"(開発コード名)アーキテクチャをベースとした新GPUコア「GM200」を搭載。製造プロセスは28nm。32基のCUDAコアからなるSM(Streaming Multiprocessor)が、GeForce GTX TITAN Xの24基から22基に削減したほか、グラフィックスメモリを12GBから6GBとしている。主な仕様は、CUDAコアが2,816基、ベースクロックが1,000MHz、ブーストクロックが1,075MHz、メモリが384bit接続のGDDR5 6GB、メモリクロックが7,010MHz、TDPは250W、補助電源は8ピン×1、6ピン×1、PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0。映像出力コネクタはDL-DVI×1、HDMI×1、DisplayPort×3。既存モデルとのスペック比較は以下の通り。なお、マイナビニュースでは大原雄介氏によるレビューも合わせて掲載しているので、ご参照いただきたい。
2015年06月01日Texas Instruments(TI)は、既存の電池充電回路と比較して最大60%、充電時間を削減することが可能な単一セルリチウムイオン電池向け5A対応 完全統合型充電IC「bq25892」を発表した。同製品は、同社独自のMaxChargeテクノロジを搭載しており、これによりより短い充電時間と、より発熱の少ない充電動作を実現し、機器の総合的な動作寿命の延長を可能にする。また、そのMaxChargeテクノロジと、より狭い電圧範囲のDC/DC電源経路管理を組み合わせたことで、最大入力電圧14V、最大充電電流5Aをサポート、入力電圧9Vかつ充電電流3.5A時に最大充電効率91%、最小温度上昇18℃を提供し、より迅速かつ発熱の少ない充電を行うことができるという。なお同製品は4mm×4mmの24ピンQFNパッケージですでに量産出荷中で、TI Storeや販売特約店から供給される。価格は1000個受注時の単価(参考価格)で2.50ドルとしている。
2015年05月08日Texas Instruments(TI)は、車載HUD(ヘッドアップ・ディスプレイ)に最適化したDLPチップセット「DLP3000-Q1」を発表した。同製品は、WVGAの解像度に対応した0.3インチDMD(デジタル・ミラー・デバイス)と、「DLPC120」コントローラで構成され、視野(FOV)12度のHUDを実現することを可能とする。これにより、ナビゲーション・インディケータや目標物の詳細な内容を、2mから20m先の知覚深度で運転者の視野内にリアルタイムに表示することができるようになるほか、さまざま仮想現実要素が可能となり、運転者の走行路への集中を維持させることを可能とする。また、輝度は15,000cd/m2、動的な調光範囲は5,000:1、FOFO(full on/full off)、コントラストは1,000:1を超え、NTSC(全米テレビジョン放送方式標準化委員会)色域性能125%を実現している。光源は限定しておらず、現状はLEDを用いているが、車載向けHUCに適したレーザー光源への将来的な移行も提供する予定だという。なお、同製品はすでに大手自動車メーカー各社やティア1サプライヤ各社向けにサンプル出荷を開始しているという。
2015年04月16日Texas Instruments(TI)は、EMIを低減しつつ高い電力変換効率を実現する「ワイド入力電圧範囲」4スイッチ同期整流方式昇降圧DC/DCコントローラ「LM5175」を発表した。同製品は、入力電圧範囲が3.5V~42Vと広く、出力電圧範囲も0.8V~55Vと広くなっているため、出力が数Wから100W程度までの多様な降圧、昇圧、昇降圧電源回路を1デバイスで実現できることから、産業用PC、USB電源、車載ワイヤレス充電、LED照明、電気自動車、バッテリ充電、通信用RFパワーアンプなどの産業、車載機器向けに高い性能を提供する。独自開発のスイッチング制御方式を採用しており、降圧動作と昇圧動作が切り替わる動作遷移領域での変換効率を最大化するとともに、使用するインダクタも1個で済むため、基板実装面積の低減が可能。また、7.5V、2Aの駆動能力を持ったゲート・ドライブ回路により、広い入力電圧範囲でのMOSFETのスイッチ動作の高速化と効率向上を可能としているほか、ピン設定可能なヒカップモード短絡保護機能の選択により、負荷の過電流故障による熱暴走を防止し、熱ストレスを最大でも30%程度にまで低減することが可能だという。なお、同製品はすでに提供を開始しており、1000個受注時の単価(参考価格)は4.25ドルとなっている。
2015年03月24日Texas Instruments(TI)は、 1個の高周波ドライバとハーフブリッジ構成された2個のGaN FETを使いやすいQFNパッケージに集積した完全集積型80V、10A GaN FETパワーステージ「LMG5200」のプロトタイプを発表した。同製品によって、スペースに制約のある産業、通信用高周波機器の電力密度や効率を向上する次世代GaN電力変換ソリューションの普及を加速できると同社では説明する。GaNベースの電源ICで最大の障壁は、GaN FETの駆動にまつわる不確定さと、パッケージや設計レイアウトにより発生する寄生インダクタンスにある。通常、設計にスイッチング周波数の高いGaN FETを使用する場合、基板レイアウトでリンギングやEMI(電磁障害)の防止への入念な配慮が必要となる。同製品は、こうした問題を解消するとともに、重要なゲートドライブループの寄生インダクタンスをパッケージ内に収めることによって低減し、パワーステージの効率を向上している。また、先進的なマルチチップパッケージ技術を採用し、スイッチング周波数が最大5MHzの各種電力変換トポロジ向けに最適化されている。6mm×8mmのQFNパッケージは使いやすく、アンダーフィルが不要なため、製造が大幅に簡素化される。こうしたサイズの低減によりGaN技術の持つメリットが高まり、高周波ワイヤレス充電器から、48Vの通信や産業機器の電源設計に至るまで、多数の用途でGaN電源ICの普及を可能にする。同製品のサンプルは販売中で、参考価格は50ドル、最大注文可能数量は10個。評価モジュールは参考価格299ドルで提供している。
2015年03月17日Texas Instruments(TI)は、フォトカプラを使わずに最大15Wの絶縁型電源機能を提供する65V同期整流降圧コンバータ「LM5160A」を発表した。同製品は同社の「Fly-Buck」電源製品ラインアップの新製品で、3相ACモーター駆動回路、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)、スマート・メータ、再生可能エネルギー、グリッド・インフラストラクチャ、FA(ファクトリオートメーション)、POE(Power over Ethernet)、IPカメラ、電気自動車などの産業機器や車載機器の電力密度向上のほか、大電力の要求に対して効率的で信頼性の高い対応を可能にする。同製品はループ補償を不要にし、高速過渡応答特性により高い降圧比をサポートする、コンスタントオンタイム制御機能を採用している。入力電圧範囲が4.5V~65Vと広く、非絶縁型の電源設計で正負2電源レールの生成や、絶縁型の電源設計でシングル/マルチ出力の生成を可能にし、従来のフライバックを使用した設計に比べ、基板専有面積の低減と設計の簡素化を実現する。同製品は量産出荷中で、1000個受注時の単価(参考価格)は1.80ドルとなっている。オンライン設計支援ツール「WEBENCH」にも対応しており、DC/DC電源回路の設計期間の短縮が可能となっている。なお、TIは、米国ノースカロライナ州シャーロットで3月15日~19日に開催されるAPEC(Applied Power Electronics Conference)のTIのブースにLM5160Aを出展する予定。
2015年03月13日