Texas Instruments(TI)は6月25日、FRAMマイコン製品プラットフォーム「MSP430FR59x/69xファミリ」を発表した。同ファミリには、32KB~128KBの組み込みFRAMが搭載されているほか、「EnergyTrace++リアルタイム・パワー・プロファイラ」とデバッガも付属しており、容易に開発を行うことが可能となっている。搭載されているFRAMは、消費電流800μA未満で、フラッシュメモリの100倍以上の速度である8MBpsで書き込みが可能。また、マイコンそのものも100μA/MHzの動作消費電力や450nAのスタンバイ電力を実現しており、200ksps動作時で140μAの低消費電力の差動入力A/Dコンバータや、システムのスタンバイ時でも動作可能となっている。さらに、8MUX LCDディスプレイと256ビットのAESアクセラレータも搭載しているため、消費電力やコストの削減と基板実装面積の縮小も可能となっているという。なお、同製品は、1000個受注時で単価3.35ドル(参考価格)ですでにサンプルが入手可能となっている。また量産出荷は2014年第3四半期を予定しているという。
2014年06月26日CFD販売は4日、GIGABYTE製グラフィックスカードの新モデルとして、NVIDIA GeForce GT 750Tiを搭載した「GV-N75TWF2BK-2GI」を発表した。6月上旬より発売し、店頭予想価格(税別)は19,980円前後。オリジナルクーラー「WINDFORCE 2X」を搭載し、効率よくGPUを冷却。オリジナルのオーバークロックツール「OC GURU II」を使用することで、GPUクロック / メモリクロック / ファン回転数 / GPU電圧 / メモリ電圧などの調整が可能。HDMI端子には、腐食防止と電気的な接触抵抗を軽減する「Gold plated HDMI」を採用した。主な仕様は、コアクロックが1,163MHz、ブーストクロックが1,242MHz、メモリクロックが5,400MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16、補助電源は6ピン×1。出力端子はHDMI×2、DVI-D×1、DVI-I-DL×1。本体サイズはW204×D42×H144mm。
2014年06月04日CFD販売は18日、GIGABYTE製グラフィックスカードの新モデルとしてオーバークロック仕様のGeForce GTX 750 Tiを搭載した「GV-N75TWF2OC-2GI」を発表した。3月下旬より、店頭予想価格は20,000円前後。動作クロックを引き上げたオーバークロック仕様で、リファレンス仕様がベースクロック:1020MHz、ブーストクロック:1085MHzのところ、「GV-N75TWF2OC-2GI」ではベースクロック:1215MHz、ブーストクロック:1294MHzと大幅にオーバークロックしている。大型のデュアルファンと銅製ヒートパイプを組み合わせた独自クーラー「WINDFORCE 2X」を採用し、冷却効果を高めている。主な仕様は、ベースクロックが1215MHz、ブーストコアクロックが1,294MHz、メモリクロックが5,400MHz(データレート)、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express 3.0 x16。出力インタフェースはDVI-I×1、DVI-D×1、HDMI×2を備える。補助電源コネクタは6ピン。
2014年03月19日Texas Instruments(TI)は3月12日、オンライン設計支援ツール「WEBENCH」を利用して作成した電源回路のカスタム化とシミュレーションを可能にする新機能を搭載したツール「WEBENCH Schematic Editor」を発表した。オンライン設計支援ツール「WEBENCH」は、設計プロセスの簡素化と迅速化に寄与している。その中の「WEBENCH Power Designer」の場合、強力な計算アルゴリズムとSPICEシミュレーション機能を備えており、完全な回路の設計、最適化、シミュレーションをオンラインで迅速に実行できる。今回の「WEBENCH Schematic Editor」では、「WEBENCH」ツールで設計した電源回路に、異なる種類の出力コンデンサ、フィルタ回路、基板寄生容量/抵抗、スナバ回路などを追加できる他、4万点以上にのぼる部品ライブラリから選択して設計のカスタム化が可能となっている。さらに、「WEBENCH」ツールでカスタム化した電源回路のシミュレーションを行った後、Cadence Design Systemsの「OrCAD Capture CIS」、Mentor Graphicsの「Xpedition xDX Designer」などといったのCAD開発プラットフォームへのエクスポートを行うことができる。新機能により、回路の設計/検証に必要な時間をこれまでの時間単位から分単位にまで短縮できるとしている。
2014年03月13日サードウェーブデジノスは18日、NVIDIAの最新GPU「GeForce GTX 750 Ti」を搭載したゲーミングPC「GALLERIA XS」を発表した。同日よりPCショップ「ドスパラ」で販売される。標準構成時の価格は117,980円。GeForce GTX 750 Tiは「Maxwell」アーキテクチャを採用した最新世代のGPU。それをミドルタワーケースに搭載したのが「GALLERIA XS」だ。標準構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4770 (3.40GHz)、チップセットがIntel H87 Express、メモリがPC3-12800 8GB (4GB×2)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 750 Ti 2GB、ストレージが500GB SATA3Gb/s HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が500W 80PLUS BRONZE (Acbel製)、OSがWindows 8.1 64bitもしくはWindows7 Home Premium 64bit。
2014年02月18日Texas Instruments(TI)は1月27日、12.5GbpsのJESD204Bインタフェースをサポートする2.5GSPS 16ビットD/Aコンバータ(DAC)「DAC38J84/38J82」など4品種を発表した。「DAC38J84/38J82」は、マルチモード2G/3G/4G携帯基地局からLTE-Advancedや複数のアンテナ上へのキャリア集積など、より高度な技術への移行の際に必要となる帯域幅、性能、小実装面積、低消費電力、および広帯域パワーアンプのデジタルプリディストーション、ミリ波バックホールインフラ、信号ジャミング、レーダ、試験装置向けに最大2GHzの情報帯域などを備える。さらに、「DAC38J84」とAlteraのFPGA「Stratix V」や「Arria V」を組み合わせて使用した際のレポート(Interoperability Report)が提供されており、FPGAと高速DAC間の迅速なリンク実装のためのガイダンスとして利用できる。具体的には、「DAC38J84/38J82」は、1個当たり最大1.23GSPSの入力データレートを提供する。「DAC38J84」は、最大1GHzの複合情報帯域を備えた2つの独立送信パスを内蔵し、競合する4チャネルDACと比較して、伝送速度を67%高速化している。また、単一パス複合送信のために2個の複合キャリアブロックを加算する前に、2つのブロックを独立して混合し、必要な周波数を作成できるマルチバンドサメーションブロックを集積している。これにより、1対の2.5GSPS出力DACで、最大2GHzの情報帯域をサポートできる。さらに、携帯電話基地局共通のデータレートである1.474GSPS時の消費電力が1100mWで、既存の4チャネルDACと比較して、消費電力を50%削減できる。2.458GSPS動作時の消費電力は1612mWとなっている。この他、ピン互換の4チャネル「DAC37J84」と2チャネル「DAC37J82」は最大1.6GSPSで動作する。評価モジュール「DAC38J84EVM/37J84EVM/38J82/37J82EVM」は、2.5GHz DACのクロックとマルチSYSREF信号を提供し、JEDEC JESD204Bマルチチップの完全同期を実現するJESD204Bクロックジッタクリーナ「LMK04828」を搭載している。さらに、基板のシグナルインテグリティ要件検証のためのIBISモデルも供給中。4品種のDACのリファレンスデザインは2014年第2四半期より提供開始の予定。リファレンスデザインは「LMK04828」の他、2個の広帯域複合モジュレータオプションを搭載し、最大4GHzの包括的ビット-RFソリューションを提供する。加えて、モジュレータのオプションとして「TRF3705」と、PLL/VCO内蔵の「TRF3705」の新バージョンも提供される予定。この他、パターンジェネレータ「TSW14J56EVM」、データキャプチャカードの他、「ADS42JB69EVM」などのADC用評価モジュールを、DAC用評価モジュールと組み合わせて使用することにより、包括的な送受信評価システムの構成が可能になるとしている。なお、パッケージは10mm角のBGA。価格は1000個受注時で「DAC38J84」が120ドル、「DAC38J82」が70ドル、「DAC37J84」が79ドル、「DAC37J82」が39.95ドル。すでにサンプル出荷を開始しており、量産出荷は2014年前半より開始の予定。
2014年01月28日マウスコンピューターは3日、NVIDIAの最新ハイエンドGPU「GeForce GTX 780 Ti」を搭載したミドルタワーPC「MDV-GZ7200X4」を発売した。基本構成時の直販価格は179,970円。基本構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4770 (3.40GHz)、チップセットがIntel Z87 Express、メモリがPC3-12800 16GB (8GB×2)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 780 Ti 3GB GDDR5、ストレージが1TB SATA3 HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が700W 80PLUS GOLD、OSがWindows 8.1 Pro 64bit。上記構成に128GB SSDを加えた「MDV-GZ7200X4-SH」も直販価格189,840で同時に発売されている。
2013年12月03日サイコムは20日、NVIDIAのハイエンドGPU「NVIDIA GeForce GTX 780 Ti」を搭載した水冷PCを発表した。「G-Master Hydro-mini」「G-Master Hydro-GK2」「G-Master Hydro-X79」の3タイプを選択でき、同日18時より販売開始する。いずれもNVIDIA GeForce GTX 780 Ti搭載が選択できる、独自水冷仕様のPC。ASETEK社のビデオカード水冷ユニット740GNを、独自にグラフィックスカードに組み込んだ。また、CPUクーラーにもASETEK製水冷ユニット「550LC」を採用する。標準構成のグラフィックスはGTX770だが、いずれもGTX 780 Tiへアップグレード可能。GTX 780 Tiでも同じ水冷ユニットが組み込まれている。なお、「NVIDIA GeForce GTX 780 Ti」はNVIDIAが7日に発表したGPUで、CUDAコア数がGeForce GTX TITANの2,688基を超える2,880基、メモリは7.0Gbps(データレート)の3GB GDDR5を搭載するフラグシップモデルとなる。この構成で価格は167,760円。○G-Master Hydro-mini「G-Master Hydro-mini」は、CORSAIR製マイクロATXケース「Obsidian 350D」を採用したゲーミングPC。標準構成は、CPUがIntel Core- i7 4770(3.4GHz)、チップセットがIntel Z87 Express(AsRock)、メモリがPC-12800 8GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがNVIDIA Geforce GTX770 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。OSはオプションで、Windows 7やWindows 8およびWindows 8.1を選択できる。この構成で価格は163,770円。○G-Master Hydro-GK2「G-Master Hydro-GK2」は、ケースにFractal Design Define R4を採用したATX規格のミドルタワーPC。標準構成は、CPUがIntel Core- i7 4770(3.4GHz)、チップセットがIntel Z87 Express(AsRock)、メモリがPC-12800 8GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがNVIDIA Geforce GTX770 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。OSはオプションで、Windows 7やWindows 8およびWindows 8.1を選択できる。この構成で価格は157,340円。○G-Master Hydro-X79「G-Master Hydro-X79」は、チップセットにIntel X79 Expressを採用したミドルタワーPC。ケースは「G-Master Hydro-GK2」と同等。標準構成は、CPUがIntel Core- i7 4770(3.4GHz)、チップセットがIntel X79 Express(AsRock)、メモリがPC-12800 8GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがNVIDIA Geforce GTX770 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。OSはオプションで、Windows 7やWindows 8およびWindows 8.1を選択できる。
2013年11月20日ヘルシーなフルーツ紅茶ダイドードリンコがこの春夏の新商品として、「Ti-Ha アセロラ紅茶」を発売するという。280mlペット入りの飲料で、20日から全国の自動販売機などに並ぶそうだ。この「Ti-Ha(ティハ)アセロラ紅茶」は、手摘みのこだわりの紅茶葉を使用した香り高い紅茶に、アセロラの果汁をプラス。さわやかでフルーティな味わいが楽しめるヘルシー紅茶飲料となっている。本格的な味わいに美容要素もGood!丁寧に手摘みされたセイロン紅茶のハイグロウンティーを使用、とくに旬のクオリティーシーズンにこだわった茶葉を100%使用しているというから、紅茶ファンとしても納得の本格的な味わいだ。さらに美容成分が豊富なことでも知られるアセロラを使用し、ビタミンCとレモン酢もさらにプラス。ほどよい酸味のあるさわやかさとビタミンCが補給でき、キレイになれるヘルシー紅茶となっている。品質にこだわって生み出された、みずみずしい味わいのフルーツ紅茶。季節ならではの香りや味わいを、堪能してみては。元の記事を読む
2012年02月09日