オーストリアams(austriamicrosystems)は東京都品川区に新しくデザインセンターを開設し、5月13日にそのオープニングを行った(Photo01)。オープニングにあたっては本国から本社COOのStockmeier博士(Photo02)も来日し、改めて日本におけるビジネスの動向について説明があったので、まずはこちらからご紹介したい。amsそのものはオーストリアに本社を持つ半導体ベンダである。Fablessではなく自社のFabをもつIDMであり、汎用品の製造とASICの製造の両方を手がけている。売り上げは昨年実績で言えば6億1400万ドルであるが、2015年第1四半期の売り上げは2014年第1四半期と比較して78%増加しているそうで、その意味では現在急成長を遂げているアナログ半導体ベンダである(Photo03)。そのamsは2005年から日本子会社として東京都品川区にamsジャパンを設立してきたが、これはいわば販売子会社であって、単に営業拠点以上の域を出るものではなかった。ところが、日本における売り上げやデザイン獲得の増加に伴い、テクニカルサポートなどのニーズがどんどん高まってきた。これをうけ、すでにQAラボは同社内に設置されているものの、もっと本格的に顧客のサポートを行っていくなかでデザインセンターが必要であると認識し、拠点そのものも(同じ品川区ながら)より広い場所に移ると共に、デザインセンターを設置した形だ(Photo04)。amsの場合、アナログセンサを中心にした製品ポートフォリオが自動車・医療・産業機器業界に受け入れられており、売り上げの絶対値はともかくとして大きな伸びをしめしている。特に同社の場合、汎用品以外のASICが非常に強みであり、このためASICデザイン用のデザインセンターを国内に置くことで、これまでよりも早いTATで顧客のデザインをサポートできるようにするのが大きな目的である(Photo05)。もちろんこのためには人員強化が必要である。それもあり、2012年から2015年までの間に、サポートエンジニアを含むSalesを3人、エンジニアを9人増強して現在amsジャパンの陣営は21人となっている。今回デザインセンター開設にあたり、拠点を移動したのは、この増えた陣容に対応するためでもある(Photo06)。実際、新拠点はかなりゆとりがある。Photo07は営業側エリアであるが、まだ机などに空きもあるし、配置もかなりゆったりとしている。一方、エンジニアのブースはやや高いパーティションが用意されている(Photo08)が、実は半分以上のブースはこの通り空きの状態である(Photo09)。ちなみに篠崎氏によれば、本国は最大20人のデザインエンジニアの採用予算をつけてくれたそうで、ところがことamsの様なアナログ回路のエンジニアとなると、そうそう集められるものではないのが悩みの種だそうである。そんなわけで、席数は20以上あり、ところが空席のままという状態なのだそうだ。さて話を戻すと、では現時点でamsがどんな製品ポートフォリオを提供しているのか? というのがこちら(Photo10)。要するにさまざまなセンサであるが、民生機器から医療/産業用まで幅広くラインアップされている。この中で最新のものが健康/フィットネス向けということになる。このあたりについては、同社のプロモーションビデオの方が判りやすいかもしれない。同社の汎用品の一例が、今年1月に発表された「AS721x」である(Photo11)。要するに外光量に応じて自動的に照明の照度調整を行うと共にネットワーク接続も可能、という照明コントローラであるが、これを2mm×2mmのパッケージに収めて提供できる点が大きな差別化ポイントとなる。他にもさまざまな産業用センサ(Photo12)や医療用センサ(Photo13)、あるいは自動車向けセンサ(Photo14)などを幅広く提供している。もちろん同社の場合、汎用品よりはむしろ特定顧客向けの専用品をASICの形で提供するのがむしろ得意であり、実際こちらに力を入れているとする。ただASICとなると当然それぞれの顧客別に設計が必要であり、なので13箇所目のデザインセンターを東京に開設した形だ。昨今はASICをASSPや汎用品、あるいはFPGAに移行してゆくという動きがあるが、これに関してStockmeier博士は「確かにデジタル製品ではそういう動きもあるが、ことセンサ分野に関する限りむしろASICにすることで低コストで高い性能と低い消費電力やパッケージを提供できることは変わっておらず、この分野ではASSPや汎用品での置き換えは起きない」と説明した。もっともこれはあくまで同社のFabが提供するプロセスを利用すれば、という但し書きが付く話であり、そこが同社にとっての差別化要因になると考えているようだ。ちなみにそのデザインセンターであるが、実際にはQAセンターなども兼ねる形になっている。ここでは実際にASICを利用するテスト回路の修正(Photo15)とか測定・検査(Photo16)、あるいは近い将来には顧客と一緒にテストなどを行える設備(Photo17)なども用意されている。そんな訳でこの東京デザインセンターは最大50人近い人員に対応できるだけのキャパシティを用意しているが、カントリーマネージャーの岩本氏(Photo18)によれば将来的には人員がもう少し多くなったら、関西あるいは中部地方に別の拠点を開設することも考えるという話であった。現在は人員が少ないこともあって東京に集中しているが、例えば自動車関係のTier 1メーカーは中部地方に、産業機器関係メーカーは関西に多く、その一方で医療機器関係は東日本に多い。なのである程度陣容が大きくなったらそれぞれの顧客別に拠点を分散する事を考えているそうだ(実際、「今は新幹線代が結構掛かっている」という話もあった)。ただそのためには、まずは特にデザインエンジニアを充実させるのが急務であるが、頭数を揃えれば良いという訳ではないのが難しいとの事で、このあたりが解決するまで当面は東京デザインセンターが同社の唯一の日本拠点ということになるだろう。
2015年05月14日オリンパスは5月9日、東京・西新宿に「オリンパスプラザ東京」を移転・オープンした。オリンパスプラザ東京はショールーム、サービスステーション、ギャラリーの機能を統合した施設。1997年の開設から2015年4月まで、神田小川町で営業していた。同日行われたオープニングセレモニーでは、オリンパスの代表取締役社長執行役員 笹宏行氏、常務執行役員 小川治男氏 (科学・映像事業統括役員)、執行役員 半田正道氏 (映像事業ユニット長)、そして日本写真家協会 代表理事 会長 田沼武能氏、日本広告写真家協会 業務執行理事 副会長 鈴木英雄氏がテープカットを行った。オリンパスの代表取締役社長執行役員 笹宏行氏は開設にあたってのスピーチに立ち、写真機能の付いた電話機が普及し、苦慮しているが、本物の写真機は「撮れるものが違う、機能が違う、その良さを知ってもらうことが大事」とし、新宿というロケーションを生かして、カメラの楽しみを多くの人に広げていくことがオリンパスプラザ東京の役割であると述べた。オリンパスプラザ東京の所在地は東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル。11~19時までオープン。定休日は木曜で土曜日曜も営業する。
2015年05月09日オリンパスは、東京のショールーム、サービスステーション、ギャラリーの拠点「オリンパスプラザ東京」を従来の神田小川町から新宿に移転する。5月9日のオープンを前に報道関係者向けに内覧会が開催された。オリンパスプラザ東京は1997年に神田小川町に開設され、同社のカメラ製品を展示するショールーム、修理対応などのサービスステーション、作品を展示するギャラリーを提供してきたが、今回、西新宿にあるエステック情報ビルの地下1階に移転。ショールームとギャラリーを従来よりも一体感を高めて設置した。同ビルの17階には、サービスステーションが移転し、さらにセミナールームが常設された。プロサロンも同じ階にあり、サポートなどの機能が集約された。新宿には写真などの作品を展示するギャラリーが16カ所あり、新宿駅周辺にはカメラ量販店も複数店舗を構えるほか、オリンパスプラザのある西口だけでも、キヤノン、ニコン、エプソン、リコーといった写真機器メーカーのサポート・サービス拠点が設置されている。オリンパスプラザ東京 プラザ長の隠岐浩史氏は、オリンパス本社も新宿にあることから、新宿を写真文化の聖地にしたいと意気込んで今回の移転を決めたと話す。オープン初日の5月9日は、カメラマンの山岸伸氏とカメラ誌アサヒカメラの佐々木広人編集長、さらに続いて写真家・清水哲朗氏のトークショーを開催。10日にも写真家・海野和男氏、PENシリーズのスライドショーに音楽を提供したDJ DAISHI DANCE・VJ WADAKENの両氏によるトークショーを行う。その後もセミナーやトークショー、勉強会などを随時開催。ギャラリー巡りの一環などに加えてもらうことで新たな人の流れを作りたい考えだ。オリンパスプラザ東京の所在地は東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル。総床面積は729.03平方メートルで、11~19時までオープン。定休日は木曜日で日曜も営業する。また同社は、5月23日に金沢市でカメラのメンテナンスと故障チェック、プロカメラマンによるトークショーを開催する「出張!無料カメラクリーニングサービス」を開催。大阪、福岡のオリンパスプラザでは「予約制・無料カメラクリーニングサービス」を実施し、今後もサポートの強化を図っていく考えだ。
2015年05月08日TAKAMI BRIDALはこのほど、新ブランドとして「世界を、纏う」をコンセプトにしたWorld Exclusive Dress Salon「MAGNOLIA WHITE(マグノリア・ホワイト)」の展開をスタートした。同ブランドは、ニューヨーク、ロンドン、パリの最も旬なトレンドのドレスブランドをセレクトし、一人ひとりに合った個性あふれるドレスコーディネートを提供するドレスサロン。クリエイティブ・ディレクターには、セントラル・セント・マーチンズでデザインを学んだ後にロンドンで活動を続けていたMAYUさんが就任した。2015年夏に完成予定の路面店オープンに先立ち、4月6日に東京都・表参道にショールームをオープン。オープニングレセプションでは、日本初上陸のドレスブランド「Galia Lahav(ガリア・ラハヴ)」のショーを開催した。○バックスタイルが美しいGalia Lahavのドレス日本初上陸のGalia Lahavは、上質な素材とバックスタイルの美しさが際立つ洗練されたデザインが特徴のNYで支持されているブランドという。そのInstagramは、フォロワー数100万人を超えるほどの人気とのこと。同ブランドでは世界各国のドレスブランドをそろえるだけにとどまらず、海外で活躍するトップデザイナーの来日イベントを定期的に行い、常に新しいブライダルスタイルを発信していくという。
2015年04月22日水産総合研究センター(水研センター)は4月16日、ニホンウナギは深海でも日出・日没を感知していると発表した。同研究成果は4月16日付(現地時間)の国際科学誌「PLOS ONE」に掲載された。今回の研究では産卵場と想定されているマリアナ海嶺周辺および日本近海で天然のニホンウナギ11個体、養殖ウナギ5個体に超音波発信器を装着し、放流、追跡することで回遊中の行動を調査した。その結果、天然ウナギは昼間に水深500~800mの深い層を遊泳し、遊泳深度と太陽照度に相関関係が見られ、深い深度でも太陽光を感知していることが判明した。一方、夜の間は水深150~300mを遊泳し、月齢、月出、月没と遊泳深度が関連しており、月光を感知していることが明らかとなった。また、養殖ウナギではそのような行動は観察されなかった。天然ウナギは日出の約1時間前に潜行を開始し、日没とともに浮上するという規則的な行動パターンを示していたため、潜行開始時刻と浮上開始時刻からその地点の日出と日没時間を特定し、そのウナギがどこにいるのかを調べることができることも分かった。今回の成果は、これまで謎とされてきたウナギの回遊ルートの解明につながると考えられている。
2015年04月16日トヨタ自動車は13日、燃料電池自動車(FCV)やFCVの燃料である水素についての情報発信施設「TOYOTA MIRAI ショールーム」を、17日に東京都港区にオープンすると発表した。「TOYOTA MIRAI ショールーム」は、将来の水素社会の実現に向けて、FCVや水素を身近なものと感じてもらうことを目的に、岩谷産業が運営する「イワタニ水素ステーション芝公園」に併設する水素ステーション内併設型のFCVのショールーム。同ショールームでは、FCV「MIRAI(ミライ)」展示や試乗車両を用意するほか、映像などを使って車両や水素の特長などを紹介する。
2015年04月13日TOTOはこのほど、2月に国内で発売したウォシュレット一体形便器「Neorest RH(ネオレストシリーズRHタイプ)」と、海外で販売している「Neorest Washbasin」「CI Series Bathroom Furniture」が、世界のデザイン界で権威のある「レッドドット・デザイン賞」を受賞したことを発表した。○国内製品1製品、海外製品2製品が受賞同賞はドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが選定をおこなっている国際的なデザイン賞で、1954年に設立。「iF賞」(ドイツ)、「IDEA賞」(アメリカ)と並び世界3大デザイン賞と呼ばれているという。過去2年以内に製品化されたデザインを対象とし、デザインの審美性、革新性などの基準から審査される。今年は56カ国4,928商品のエントリーがあり、その中で同社商品が優れたプロダクトとして評価された。「Neorest RH」は、日本国内で2月に発売。ふくよかな丸みを帯びた便座と凹凸のない裾すぼまりの便器の組み合わせで、主張しすぎない存在感になるようデザインした。ウォシュレットの機能だけでなく、水道水に含まれる塩化物イオンを電気分解して作られる除菌成分(次亜塩素酸)「きれい除菌水」の自動散布により、ボウル面やノズル部の汚れ分解・除菌機能やニオイを脱臭する機能を搭載している。また、タンク式と水道直圧式の洗浄方式により、洗浄水は大3.8L、小3.3Lの超節水を実現した。「Neorest Washbasin(ネオレスト洗面器)」は、陶器でありながら高い精度で焼成可能な特殊な生地を用い、四周の薄いリムを実現。このリムがシャープでモダンな印象を与える一方、ボウル面の曲面と大きな角Rが全体的に柔らかい雰囲気を作り出し、都会的なインテリア、ナチュラルなインテリアのどちらにもコーディネートが可能だという。同シリーズの浴槽、トイレと組み合わせることで、見た目のみならず使い心地や機能面でも一体感のあるバスルームを創出できる。「CI Series Bathroom Furniture(CIシリーズ洗面化粧台)」は、薄いリムでシャープな印象とした洗面ボウル、引き出し前板と収納部側板の45°留め加工によるエッジを持つ収納キャビネット、それらと同じ間口で収納付きの化粧鏡キャビネット、サイドのコンパクトなトールキャビネットで構成された洗面化粧台。余計な装飾や凹凸がなく、最小限の輪郭線とボリューム、構成部材によるモダンで洗練されたデザインでありながら、最大限の収納量と使い勝手を追求した洗面化粧台だという。
2015年04月08日カリモク家具は24日に、東京都・青海に「お台場ショールーム」をオープンする。○快適な暮らしづくりを提案同社は、木製にこだわる国産家具メーカー。愛知県と岐阜県の国内自社工場で生産し、資材管理からアフターサービス・修理まで、一貫した品質管理が特徴としている。同社のショールームは全国に展開。同ショールームで23カ所目となる。同ショールームの特徴は、「体感型ショールーム」をコンセプトに、ソファからベッド、デスクにいたるまで、暮らしをトータルで提案。部屋の雰囲気で家具を見ることができる。ウォールナット材・メープル材・ブラックチェリー材・オーク材からなる4樹種の床材を用意。家具を設置したときの床とのコーディネートを確認することができる。また、床と家具の色を合わせたり、色に差をつけたりするコーディネートを提案。同社の特徴は、人間工学に基づき、日本人の体を徹底的に分析し開発した「座り心地研究椅子」としている。その最高峰にあたるプレミアムチェア「THE FIRST(ザ・ファースト)」では、従来の人体測定に脈波や脳波解析を加えた。同ショールームでは、その座り心地を体感することができる。同社の「チューニングベッド」は、マットレス下にあるウッドクッション(板バネ)の腰部や肩位置の硬さを変えることにより、体型に合わせた寝姿勢が調整できる。同ショールームでは、ベッドを体感しながら寝姿勢の調整をすることができる。同ショールームでは、顧客の収納の悩みを聞き、システムバリエーションから、使いやすい収納計画を提案。また、ボックス型ユニット家具「ピオグランデ」は、完成イメージをすることができるように、パソコン上で組合せのシミュレーションを提案する。リビングダイニングでもワークルームでも使える大人向けシンプル&コンパクトデスクを展開。また、学習デスクも、ライフステージ別にフィットする学習環境やリビング学習アイテムを提案する。○地震への備えを啓発同ショールームでは、1983年にデビューした「ドマーニブランド」から、厳選されたコレクション「エクセルライフ」を展開する。また、耐震研究、試験を通じて得られたデータをもとに、効果的な家具の耐震対策についての紹介コーナーを設置。地震への備えを啓発する。所在地は、東京都江東区青海1-1-20 ダイバーシティ東京オフィスタワー5階。展示面積は425坪。開館時間は10時から18時で、休館日は水曜日(祝日は営業)。入館無料となる。同ショールームでは直接小売は行わない。家具レイアウト相談サービス、同社家具の修理受付、商品説明、コーディネート相談などのコンサルティングは予約が必要となる。
2015年04月01日ドスパラは27日、同社が取り扱うゲーミングPC「GALLERIA」シリーズの常設ショールームとして、東京・秋葉原に開設した「GALLERIA Lounge」のオープンを記念したセールの開催を発表した。セールでは、オープン記念モデルとしてハイエンド仕様の「GALLERIA XG-E SLI」を特別価格で用意。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5930K (3.5GHz)、チップセットがIntel X99 Express、メモリがPC4-17000 32GB、ストレージが250GB SSD(Crucial BX100) + 2TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX980 4GB×2、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ。OSがWindows 8.1 Pro Update 64bit。本構成を通常価格429,980円のところ、50,000円引きの379,980円で提供する(いずれも税別)。また、対象のデスクトップPCやノートPCで、SSDのカスタマイズが通常よりもお得な価格で追加できる企画も実施する。このほか、セールの詳細については特設サイトを参照してほしい。
2015年02月27日既報の通り、サードウェーブデジノスとドスパラは、東京・秋葉原にゲーミングPC「GALLERIA」シリーズを展示する常設ショールーム「GALLERIALounge」を開設すると発表した。27日のオープンに先立ち、報道陣向けに内覧会が行われたので、その様子をお届けしたい。「GALLERIALounge」は、ベルサール秋葉原の向かい、2月2日に一時閉店となった「ドスパラモバイル館」があったスペースを改装してオープンする。販売店舗ではなく、ショールームとのことからか、白と黒を基調としたシックな外観に加え、ゆとりのある展示スペースを備える。フロアは1階と地下1階で、1階は現在販売しているすべてのデスクトップPCの筐体とノートPCを展示、また地下1階では各ゲームタイトルの推奨PCを使って、ゲームを試遊可能なほか、プロジェクタや映像配信用の機材を備え、イベントスペースとしての利用も視野にいれており、ゲームメーカーなどとのコラボイベントを積極的に開催していきたいという。○ライトユーザーにBTOをアピール内覧会ではまず、サードウェーブデジノス マーケティング本部 本部長 升淳氏が、「GALLERIALounge」を開設した背景について解説した。同社が実施した調査によると、日本国内のPC購入者のうち、ゲームを目的にPCを購入したのは8.9%、中でもBTO PCを購入したのは全体1.5%程度であったという。つまり、ゲームが目的というユーザーでもかなりの割合が大手メーカー製PCを選んでいることになる。BTO PCが選ばれなかった理由としては、「BTO PCの存在を知らなかった」というケースが多かったとしている。そのため、サードウェーブデジノスでは、主にライトユーザーに向けて、BTO PCの認知率向上に向けて、広告やイベントといったPR活動を展開している。同社が秋葉原で開催した「秋葉原PCゲームフェスタ」では、過去6回の開催で延べ12万人を動員したが、「これではまだまだ取り組みが足りないということで、常設のショールーム開設することを決めた」(升氏)という。「GALLERIALounge」も、PCゲーム初心者やゲーミングPCを使わずにPCゲームをプレイするライトユーザーをターゲットとして、「GALLERIA」シリーズをアピールしていく予定だという。○声優の野水伊織さんがゲストで登場内覧会にはゲストとして声優の野水伊織さんが登場し、トークショーを行った。普段はコンシューマー機やスマートフォンでのゲームが中心で、PCゲームはあまりプレイしないとのことだが、展示されたPCのゲーム画面を見て「グラフィックスがすごくきれい」と驚いていたようだった。また「GALLERIALounge」に関しては、「黒い外観というのを事前に伺っていたが、実際来てみるとそこだけ別空間で、中は宝石を扱うお店のみたい」と話した。「GALLERIALounge」には、PCに詳しくない人でも相談できる相談窓口が設けられているとのことで、野水さんも「本格的にPCゲームがやりたくなったら相談にきたいと思います」とした。
2015年02月26日サードウェーブデジノスとドスパラは26日、東京・秋葉原にゲーミングPC「GALLERIA」シリーズを展示する常設ショールーム「GALLERIALounge」を開設すると発表した。27日11時よりオープンする。「GALLERIALounge」は、2月2日に一時閉店した「ドスパラモバイル館」を改装し、オープンする。PCゲーム初心者やゲーミングPCを使わずにPCゲームをプレイするライトユーザーをターゲットに、「GALLERIA」シリーズをアピールする。店舗内は1階と地下1階で構成され、1階の展示スペースでは現在販売しているすべてのデスクトップ筐体とノートPCを展示、地下1階のフロアでは各ゲームタイトルの推奨PCによる、ゲームの試遊が可能となっている。また、地下のフロアはショールームだけでなく、イベントの開催も視野に入れた設計で、ゲームメーカーなどとのコラボイベントも実施していきたいとしている。
2015年02月26日宝くじより当選確率が高いって知ってた? 6億円の夢「toto」のカンタン買い方指南世知辛い世の中に、ちょっと夢を見せてくれるのが、宝くじをはじめとする“くじ”。「当たったら何を買おうかな…」などと想像するのは楽しいですよね。なかでも今回は、女子になじみが薄い「toto」にスポットを当ててみましょう。実は、宝くじより当選確率が高いんです。●実は宝くじより1等が当たる確率が高い!一攫千金の夢は年末だけじゃない!毎週のように1億円以上当たる可能性があるのが、サッカーくじ「toto」なんです。テレビCMも非常に多く、「なんとなく名前は聞いたことある」という人は多いでしょう。でも、実際に買った経験のある女子はかなり少ない模様。まずはコチラの数字を見てください。一般的に売られている「くじ」の1等当せん確率です。・ジャンボ宝くじ:1000万分の1(年末ジャンボの1等=5億円)・ロト6:609万6454分の1(最高2億円、キャリーオーバーが発生した場合最高4億円)・totoBIG:478万2969分の1(最高3億円、キャリーオーバーが発生した場合最高6億円)なんと、ジャンボ宝くじの2倍以上の当選確率!100万分の1以上の単位で当選確率に差があるんです。と言われてもピンと来ない人のために、参考までに、人生におけるさまざまな確率を挙げてみましょう。・雷に打たれる確率:1000万分の1・お年玉年賀ハガキの1等当選確率:100万分の1・飛行機に乗って事故に遭う確率:50万分の1・一部上場のIT企業社長と知り合って結婚する確率:およそ22万分の1・交通事故で死ぬ確率:1万分の1いかがでしょう。totoのほうが、かなり1等当選確率が高いということがわかると思います。なんとなく当たる気がしてきたかも!?●購入方法も意外にカンタン。1口300円で一攫千金も夢じゃない?「サッカーくじ」という名前から、Jリーグなどのサッカーの試合を予想しなければいけないのかと、はじめから諦めていた人も多いかもしれません。でも、totoのなかでも「totoBIG」という最高6億円くじは、14試合の予想をコンピューターがランダムに選んでくれるので、自分で予想する必要はありません。当たっているかどうかもtotoの公式サイトにくじの番号を入力するだけで確認できます。もちろん売場の人に確認してもらうことも可能。1口300円で一攫千金が実現するかも?とはいえ「totoってどうやって買うの?」という女子も多いと思いますが、買い方もすごくカンタンです。(1)totoを販売している売場の窓口で買う「totoBIG(トトビッグ)を○口下さい」と言えば、売場の人がすぐにくじを渡してくれます。大きな宝くじ売場ではtotoも販売していることが多いです。(2)コンビニで買う各コンビニの端末から、好きな口数を買うことができます。コンビニによって違いがありますが、端末で何口買うかを操作するとレシートが出てくるので、それをレジで精算してくじと引き替えるというスタイルになります。(3)ネットで買うインターネット経由での購入もできます。支払い方法は口座引き落としやクレジットカードなど。「au toto」ならケータイ代と一緒に支払うこともできます。下記の各サイトで購入できるので、気になる方は一度のぞいてみては?・toto公式サイト・楽天銀行 toto・ジャパンネット銀行 toto・Yahoo! toto・楽天toto・三井住友銀行SMBCダイレクト・au toto・住信SBIネット銀行totoなかでも女子にオススメなのが、ネットによる自動購入。totoは毎週サッカーの試合があるたびに発売されますが、そのたびに買いに行くのは面倒だし、買っているところを知り合いに見られるのも乙女としては気になりますよね。自動購入なら、ネットで「毎週○曜日に○口ずつ購入」と登録しておけば、あとは自動的にその指定した日時に購入してくれて、ウェブ上で確認できます。toto公式サイトの「らくらく購入(定期購入)」や、楽天銀行の「おまかせBIG(予約購入)」などが有名ですので、チェックしてみましょう。毎回300円からワクワクできます。自動購入の場合、「当たり!」のときは、当選金が自動で口座に振り込まれます。ということは、ある日突然、口座残高の数字が「¥600,000,000—」になっているかも…!?●誕生日プレゼントに1枚添えれば、スポーツ好きな彼のハートをゲット!?自分で楽しむのもいいですが、このtotoBIGをコミュニケーションツールに使う手も。たとえば、彼の誕生日にtotoBIGのくじをプラスして渡すと話題のキッカケにもなります。ドン引きされないように、「実はあんまりよくわからないんだけど…」などと言いつつ、に2、3口分の券を渡してみましょう。さらに、「これ、どうやって当選を確認するの?」などと聞けば、サッカー好きの彼ならいろいろと説明してくれるはずです。また、友達同士で買って、当たっているかを一緒に確認するのもちょっとしたネタになります。toto公式サイトの当選確認画面は、自分が買ったくじの組み合わせが画面にそのまま表示され、1試合ごとの当たりハズレをアニメーションで教えてくれるというもの。これは動きがあってかなりワクワクできます。女子会などでみんなで一緒に見れば、盛り上がることうけあいです。300円で“6億円の夢”を見ることができる、totoBIG。これまでなじみがなかった人も、話のタネに1度挑戦してみては?<文/オールイン関谷>
2015年02月26日SAPジャパンは2月13日、自動車業界のビジネス変革(イノベーション)を支援するためのソリューション開発センターである「オートモティブ・コンピテンシー・センター」を同日付で設立したと発表した。グローバルで自動車産業に関するプロジェクトに長期にわたり参画したメンバーによる専任チームを設置し、ユーザー企業のイノベーションを支援していく。同センターでは、国内の自動車業界のユーザー企業が大きく変化し続ける環境を事業の成長と変革の機会として捉えグローバルで成功するために、実績のあるソリューションの提供に加え、ユーザー企業と共に日本の製造業のさらなる進化を実現する新たなソリューションの開発を目指す。同センターは、自動車業界に関する知識と経験を持つ海外エキスパートチームと、日本の自動車業界を熟知した日本人社員チームとのコラボレーションで構成。これにより、自動車産業における基幹業務についてはユーザー企業の要望や環境に合わせたカスタム開発を含むソリューションを提案し、ビジネスのシンプル化を支援する。また、国内自動車メーカーの持つアイデアとSAPがグローバルで培ってきた知見を組み合わせ、グローバルの経験をベースとしながらもユーザー企業が求める価値の実現を支援するとしている。同社は全世界で約6,300社の車両メーカーやサプライヤーを中心に自動車業界の事業者で既に実績を持っているという。その経験とノウハウを日本市場に向けて提供するため、部門の垣根を超えた「One SAP」としてユーザー企業を支援する組織体制への再編を進めており、今回の新センター設立もその一環だ。
2015年02月14日米IBMと三菱東京UFJ銀行は2月2日、コグニティブ・システム「IBMWatson」を活用した銀行・金融サービス業務の変革を検討することについて、新たに合意したと発表した。Watsonは、第三者のアプリケーションやシステムと人がより自然に交流し、大量のデータを分析し、自然言語による複雑な質問を理解し、根拠に基づく回答を提案し、意思決定を支援するシステム。同行は、Watsonの活用により、コールセンター、支店、Webサイト・バンキング・サービス、顧客向けコンサルティング・サービスなど、オムニ・チャネルにおける顧客のエンゲージメントの向上を目指す。将来的には、「顧客の資産管理や財務アドバイス」、「コンプライアンスなどの内部管理」などの分野においても、Watsonの活用が検討されている。昨年11月には、三井住友銀行がWatsonを活用してコールセンター業務における品質向上に取り組むこと、みずほ銀行がWatsonを用いてコールセンターや銀行窓口での顧客対応などでタイムリーに有益な情報を提示するシステムを構築することを発表している。
2015年02月03日富士通は1月27日、IoTやクラウドビジネスを加速させる中核拠点として、主力データセンターである館林システムセンター、および明石システムセンターに新棟を建設すると発表した。2015年1月より順次着工し、館林システムセンター新棟は2016年4月に、明石システムセンター新棟は2016年7月に開設予定。同社は、増加するクラウド需要やデータセンター活用のニーズに対応するため、東西の国内主力データセンターである館林システムセンターと明石システムセンターの敷地内に新棟を建設する。両新棟にはSDNなど最新技術を実装し、いつでも、どこからでも、すぐにクラウドやネットワークのサービスを利用することが可能なICT環境を提供する。新棟の概要は、次のとおり。『館林システムセンターC棟』建物構造:免震延床面積:39,000平方メートルラック数:4,000ティア:ティア4相当開設予定:2016年4月『明石システムセンターF棟』建物構造:免震延床面積:3,200平方メートルラック数:500ティア:ティア4相当開設予定:2016年7月
2015年01月27日ソニー損害保険(以下ソニー損保)は7日、熊本県熊本市にコンタクトセンターを開設するため、熊本県ならびに熊本市との間で、立地協定を締結した。熊本コンタクトセンター(仮称)は7月から業務を開始する予定。ソニー損保のコンタクトセンターは、顧客からの自動車保険や医療保険に関する問合せや相談に対応するほか、契約手続や契約後のケアなど、幅広いカスタマーサポート業務を担っているという。現在、東京都と北海道の2ヵ所で運営しており、熊本県での業務開始により、コンタクトセンターは3拠点体制となる。熊本コンタクトセンター(仮称)の開設により、人材の安定的な確保を図り、顧客サービスの一層の品質向上に取組むという。あわせて、事業活動の継続性を一層強化し、大規模災害が発生した場合でも顧客に迅速かつ確実にサービスを提供できる体制をさらに強固にすることを目指していくとしている。○熊本コンタクトセンター(仮称)の概要業務内容/自動車保険における、電話やメールによる問合せ対応やコンサルテーション、契約に関するカスタマーサポート業務業務開始/7月1日(予定)規模・要員/7月1日時点:約60ブース/約60名(予定)、2015年度中に約100ブース規模に、2017年度までに約200ブース規模に拡張する予定所在地/熊本県熊本市中央区花畑町12-28アペックスビル
2015年01月08日成田国際空港は、TOTOとのコラボレーションにより、クライン ダイサム アーキテクツが手がけた"ギャラリー型トイレ"「GALLERY TOTO」を設置する。オープン時期は2015年4月中旬を予定。「GALLERY TOTO」は、本館とサテライトを結ぶ連絡通路連絡通路を拡張し、乗り継ぎまでの時間を過ごす旅行者向けの空間の中に開設される"ギャラリー型トイレ"。TOTOの最新機器を導入し、日本のトイレ文化・技術力を世界に発信していくことがねらいとなっている。また、同施設の空間デザインはクライン ダイサム アーキテクツ(KDa)が手がける。映像パネルを採用するなどして、上質なアート空間としても楽しむことができる施設とのこと。なお、KDaは、伊東豊雄建築設計事務所に在籍したこともあるアストリッド・クライン氏とマーク・ダイサム氏が1991年に設立した建築事務所。代表作は、「LEAF CHAPEL」、「代官山 T-SITE/代官山蔦谷書店」、「SHISEIDO THE GINZA」、「Google Tokyo Office」など。2003年にスタートし現在では世界800都市で行われている、20枚のスライドを1枚あたり20秒でプレゼンテーションするイベント「PechaKucha Night」も手がける。
2014年12月22日米IBMは12月17日(現地時間)、グローバル・クラウド・コンピューティング・ネットワークに12の拠点が加わり、全世界で40のクラウド・センターに拡大したと発表した。また同社は同日、グローバルな相互接続サービスとデータセンターを展開するEquinixと、IBMのSoftLayerにおけるすべてのクラウド・サービスにおいて、ダイレクト・アクセスをEquinix Cloud Exchange経由で提供するという契約を発表した。アメリカ大陸、ヨーロッパ、アジア太平洋にまたがる世界9つの市場が対象。IBMとEquinixとの今回の合意により、米国、欧州、アジア太平洋にまたがる世界9市場(アムステルダム、ダラス、パリ、シリコンバレー、シンガポール、シドニー、東京、ワシントンD.C.)において、Equinix Cloud Exchangeを利用したダイレクト・アクセスがSoftLayerクラウド・サービスの全製品ラインに加わる。IBMは、フランクフルト、メキシコシティー、東京のIBMクラウド・センターを含む12の新しい拠点に加え、Equinixとの戦略的パートナーシップによってオーストラリア、フランス、日本、シンガポール、オランダ、米国における9つのセンターでサービスを提供する。
2014年12月19日JR東日本は20日、訪日外国人旅行者向けの旅行センター「JR EAST Travel Service Center」を新宿駅で新規開業する。訪日旅行者向け商品やJR乗車券類、国内旅行商品などの販売を行うほか、観光案内の機能も持たせるとのこと。「JR EAST Travel Service Center」は、東京駅構内、成田空港駅構内、空港第2ビル駅構内、東京モノレール羽田空港国際線ビル駅構内にもあり、新宿駅は5店舗目。今後ますます増加するとみられる訪日外国人旅行者の需要を見込む。営業時間は8~19時で、年中無休。びゅうトラベルサービスが運営にあたる。11~19時は国内の旅行者向け商品の販売も行う。
2014年12月15日フィンランドのノキア ネットワークスは12月10日(ドイツ時間)、ドイツ・ベルリンにノキア・セキュリティセンターを開設したと発表した。同センターでは、モバイル通信事業者によるネットワークインフラストラクチャ、サービス、ユーザーの保護を支援する。強固なセキュリティを提供することにより、モバイル通信事業者の新規顧客の獲得、解約率の減少、収益の増加につなげる。研究所、デモセンター、会議施設が一体となった高度なモバイル・ブロードバンド・セキュリティの複合施設となっており、強固な通信セキュリティの実現に向け、最先端の専門知識が集まる拠点となっている。また、独自のテスト用4G/LTEネットワークを完備したセンターは、モバイル通信事業者、パートナー企業、政府機関、教育機関等が協業し、セキュリティに関するノウハウや専門知識を開発及び共有できるプラットフォームを提供する。さらに、ノキアネットワークスで長年培われた専門知識や経験をセンターのライブネットワークや設備等と組み合わせ、コアからデバイスへの総合ネットワークセキュリティテストを実施することで、モバイル通信事業者に合わせたソリューションを提供できるようになる。ノキア・セキュリティセンターに実装されている幅広いセキュリティソリューションには、Check Point、F-Secure、Infoblox、Insta DefSec、Juniper Networks、Optenet等のパートナー各社の製品も含まれる。
2014年12月15日EIZOは11日、東京都・銀座のショールーム「EIZOガレリア銀座」において、検証スペース「EIZO Digital Lab」を開設した。同社スタッフの立ち会いのもと、カラーマネジメントされたモニターの表示色を確認するといったサービスを提供する。無料で利用できるが、電話での事前予約が必要。また、申し込みは法人限定となる。詳細はEIZOのWebサイトで確認いただきたい。使用可能な機材は以下の通り。必要に応じて、ハードウェアやソフトウェアをユーザーが持ち込む場合もある。実際の業務に即して、管理された光源のもとで印刷物やプロダクトと、EIZOモニターで表示したデータの比較評価が可能だ。EIZO モニターApple Mac ProHP Workstation Z440Adobe CCX-Rite i1/PUBLISH PRO 2高演色色評価用蛍光管(FL40S・N-EDL)EIZO LB-1(ライトブース)
2014年12月11日東芝ソリューションは12月10日、ビッグデータ活用アプリケーションを顧客と共に開発する拠点として、アジャイル開発センターを東京都内に開設すると発表した。同社は、1月より実施するPivotalとのPivotal Labsでの共同開発プロジェクトにおいて、自社システム等のアジャイル開発を通じ、その手法とクラウド・コンピューティングがビッグデータ利活用とビジネスへの適用に有効となることを確認したという。今回のアジャイル開発センター開設では、顧客と同社のエンジニアが共同で、Pivotalのアジャイル開発メソドロジーを利用したオープンスタンダードなクラウドアプリケーションの開発を実施し、ビッグデータ活用ビジネスの早期実現を目指す考えだ。
2014年12月11日島津製作所は12月9日、京都市の本社工場内の研修センター2階にある分析計測機器ショールームをリニューアルし、「Science Plaza」を開設したと発表した。同ショールームでは「ライフサイエンス」「環境・新エネルギー」「食の安心安全」のような分野ごとに製品を展示しており、同社の分析計測機器や技術が社会の中でどのように活用されているかを紹介している。また、分析計測機器のほか、航空機器、産業機器、油圧機器、光学デバイス関連の事業や製品も展示しており、研修センター1階の医用機器ショールーム「メディカルセンター」と合わせて、同社の事業概要を知ることができる。同社は「Science Plaza」の開設にあたり、床面積を約2.5倍の800m2に拡張。オープニングエリアには、島津製作所の装置や技術を用いて得た最新の映像や、京都の風景映像が流れる複数のディスプレイが配置される。さらに、共同研究に関する取り組みや、2015年3月31日に創業140周年を迎える同社の歴史にも触れることができる。
2014年12月09日シチズンマシナリーミヤノは11月26日、インドのバンガロールにテクニカルセンターインド(Citizen Watches (India) Pvt Ltd, Citizen Machinery Technical Center Division)を開設したことを発表した。インドは長期的には自動車や医療、建設機械などの分野での工作機械の需要拡大が見込まれており、同社では今回のセンター設立により、顧客と直接のコミュニケーションを推進し、ダイレクトマーケティングによるインド固有のテクニカルノウハウの確立ならびに技術支援体制の構築を目指すとしている。また、それによる最適ビジネスモデルの構築と市場に適した商材の投入を進めることで、2016年までに同市場での売り上げ倍増を目指すとしており、その第一弾として、同センター内にショールームを設け、高剛性低価格機として評価の高い工作機械「Cincom A20 VIIPL」を給材機付きで設置するとしている。なお、同社では顧客向けテストカットなど、ビフォア―サービスの対応を実施すると共に、自社が保有する技術・ノウハウのインド市場への積極投入も行っていく方針としている。
2014年11月26日「トーヨーキッチンスタイル」は11月22日、ショールーム「ザ・ハウス(THE HOUSE)」を名古屋にグランドオープンする。ザ・ハウスは広さ約2645平方メートルという、世界最大級のキッチンインテリア空間を備えたショールーム。キッチンを中心としたLDK空間が展開され、同ブランドが提案する“住むをエンターテインメントに”というコンセプトを体感出来る。デザインはインテリアデザイナー・橋本夕紀夫が担当。ビルのファサードとの調和を考えたという建物は、浮遊感や透明感に溢れ、“天空のショールーム”と名付けられた。ビル内に完備されたV.I.P.専用ラウンジバー「ザ・ルーム(THE ROOM)」も、ビルと同様に橋本夕紀夫が手掛けている。一面をベネツィアンモザイクで埋め尽くされた空間には、海外から招聘したデザイナーによる家具を設置。フレデリック・モレルの「動物に囲まれるソファ」、ボジェック・シーペックのクリスタルベンチが、天空のショールームにふさわしい空間を構築している。
2014年11月11日三井不動産はこのほど、東京都立川市のリージョナル型ショッピングセンター「(仮称)ららぽーと立川立飛」の計画概要を発表した。○西東京エリア初の「ららぽーと」がオープン同施設は、立飛ホールディングスとの共同事業として開発を推進。西東京エリア初の「ららぽーと」であり、立川市最大級のショッピングセンターになるという。JR中央線「立川」駅から多摩モノレールで2駅の「立飛」駅駅前に位置し、立飛駅に新設する連絡ブリッジと接続する予定で公共交通機関からのアクセスに優れた施設になる。また、都道43号立川東大和線沿いに立地し、中央自動車道などの主要道路にも近接している。延床面積約15万4,000m2、店舗面積約6万m2の3階建てで、店舗数は約240店舗、駐車場台数は約3,200台を予定。西東京エリアでは初となる「ららぽーと」で、東京都内では「アーバンドック ららぽーと豊洲」「ダイバーシティ東京 プラザ」に続く3施設目のリージョナル型ショッピングモール。ファッション、雑貨、飲食、エンターテインメント施設など、話題性の高い店舗をそろえ、ファミリー、カップルからアクティブシニアまで幅広い世代のユーザーが楽しめる施設を目指す、としている。施設デザインのコンセプトは"& Garden Tachikawa"。国営昭和記念公園にも近く、かつてゴルフ練習場や隣接地に野球場などのスポーツ関連施設が存在した同敷地の、空を広く臨む開放的な空間や、豊かな緑を感じられるイメージを施設デザインに取り入れる。立飛駅と連絡ブリッジで直結する2階部分には、緑豊かな憩いの広場を設け、外構部(1階)には噴水を設置するなど、水・緑・光が融合した、魅力あふれる空間を創造するという。また、壁面緑化・屋上緑化、ソーラーパネルやEV充電ステーションを設置する予定で、共用部の照明にLEDを採用するなど、環境に配慮した計画になっているとのこと。完成・開業は、2015年秋を予定。所在地は、東京都立川市泉町 935-1 他。
2014年10月25日「ぴちょんくん」は、ダイキン工業のルームエアコン「うるるとさらら」のキャラクター。東京都・新宿にあるダイキン工業のショールーム「フーハ東京」で筆者が出会った「ぴちょんくん」(とその仲間たち)をご紹介します。(サムネイルをクリックすると、拡大表示とスライドショーが可能)ちなみに、筆者のお気に入りは南部鉄器製の「ぴちょんくん」。南部鉄器と「ぴちょんくん」というミスマッチ感と、アタマのとんがりが気に入りました。みなさんはいかがでしょうか?誰でも「ぴちょんくん」に会える「フーハ東京」の開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)。休館日は毎週水曜日、年末年始、夏期休業、そのほか入居ビルの休館日。入館料は無料です。筆者は訪れていませんが、大阪にも同様のショールーム「フーハ大阪」があります。そちらの開館時間は10:00~19:00。休館日は第4水曜日と年末年始。こちらも入館料は無料です。(C) 2014 DAIKIN INDUSTRIES, ltd. All Rights Reserved.
2014年10月09日柳田織物はこのほど、同社が運営するネット通販ワイシャツ専門店「ozie(オジエ)」初のショールームショップを、東京・六本木一丁目に開設した。この店舗は、ネットショップだけではわかりにくいサイズ感や素材感を直接体験でき、購入も可能なショールームショップに。ネットショップで扱う全商品を陳列することはかなわなかったが、シャツやネクタイなどの新作を中心とした一部商品を直接手に取って試着できる。ショールームに在庫のない商品やサイズについても、予約すれば倉庫から取り寄せることが可能だ。他にも、ショールーム設置のPCやタブレットから注文して、自宅に直接届けることも可能だという。同店舗では今後、ファッション関連のセミナーも開催予定とのこと。営業時間は10~17時、定休日は土・日曜日、祝日となる。
2014年06月16日TOTOは6月2日、幼児用(男児)の小便器専用おだれ陶板「ハイドロセラ・フロアキッズ」を発売する。同社ではこれまで、尿が垂れやすい男性用小便器下の床材として、独自の光触媒技術「ハイドロテクト」を使用した「ハイドロセラ・フロア」シリーズを展開してきた。ハイドロテクトは、光触媒作用によりハイドロセラ表面に活性酸素が発生。抗ウイルス・抗菌金属とともに有害なウイルスや臭い、汚れなどの原因である菌を抑制する効果がある。そのハイドロテクトを用いた「ハイドロセラ・フロアキッズ」は、TOTOの幼児用小便器との組み合わせ専用品として設計された、初めてのおだれ陶板。小便器の下に配置して用いる。セラミックタイルなので、トイレ用洗剤にも強く、尿などの汚れも染み込まない。メンテナンスは水ぶきで十分だという。デザインは子ども用トイレの明るくかわいい空間づくりに適したもので、フットマークは「あひる」「うま」「いぬ」「ぶた」「マーク無し」の5種類、色は「ホワイト」「グレー」「ベージュ」の3色から選べる。幅は450mmで、大人用より狭い幼児用小便器の設置間隔に対応している。厚さ5mmの薄型タイプであるため、既存床の上から直接張っても、大きな段差はできにくいとのこと。希望小売価格はフットマーク有りは2万7,000円、フットマーク無しは2万5,000円。いずれも税別。
2014年05月21日三栄コーポレーションはこのほど、デンマークの子供家具ブランド「FLEXA」のショップとショールームを、五反田TOCビル(東京都品川区)にオープンした。実際の子供部屋のような店内を早速取材してきた。○変化に対応できるインテリア同ブランドは「子どもたちに夢のある部屋を」をコンセプトにしている。店内には、5台のベッドがシーン別に展示されている。同ブランドでは、「プリンセス」「ナイト」「ジャングル」「ガーリー」「パイレーツ」「ロボット」などのテーマを展開しており、実際の使用例を間近に見ることができる。同ブランドの製品は、一台のシングルベッドを中心に、フレームオプションをプラスすることで、アレンジを加えながら長く使えるのが特徴。ベッドにレッグをつけて高さを変えたり、ハシゴをつけて上り下りしたりできるようになっている。また、すべり台をつけることや、各テーマにあわせたクッションやベッドポケットをつけて雰囲気を変えることも可能。ベッドの下にプレイカーテンを引いて、秘密基地のような遊び場にしてもいいだろう。成長してからは、ベッド下にデスクとチェアなどを置いて勉強スペースにすることも。「ライフスタイルの変化」に対応できるインテリアを提案している。○北欧のパイン材を使用一般のシングルベッドは横幅が95cm~100cmなのに対し、同ブランドのベッドは90cmで作っているため、限られた空間を有効に活用することができる。木材には、北欧のパイン材を使用。同ブランドがエストニアに持つ「FLEXA フォレスト」にて栽培した木材が使われている。同ブランドは、2012年10月~2013年5月に「リビングデザインセンターOZONE」(東京都新宿区)にて期間限定の展示をしていた。商品をゆったり見せられる場が欲しいという理由で、今回のショールームオープンに至ったという。展示は、2~3カ月に1回変える予定。同店店内では、同じく北欧をベースにした子供家具のブランド「Formio(フォルミオ)」の展示もしている。
2014年02月15日