今年度でレギュラー放送が終了すると発表された『ブラタモリ』(NHK)。終了を惜しむ声が相次ぐ中、あれはちょっと…と振り返られた番組もあるようだ。そこで本誌は、「つまらないと思ったタモリ司会の番組」について、男女300人を対象にアンケートを行った(2月16日~)。タモリ(78)の魅力がうまく惹きだせていないのは、いったいどの番組だったのか。同率2位となったのは、『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)と、『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)『森田一義アワー 笑っていいとも!』(1982年~2014年)は毎週平日12時から放送されたお昼の長寿番組。生放送で行われた、日替わりゲストがお友達を翌日のゲストとして紹介する“テレフォンショッキング”は20年以上続く定番コーナーとなった。『笑っていいとも!』は本誌が行った調査「もう一度見たい!タモリ司会番組」ではダントツの1位になっており、視聴者が多かったためにつまらないと感じた人もいたようだ。和田アキ子(73)が延べ21回出演しているなどゲストの重複から《はじめは良かったが、何年もたつと同じゲストが何回も出てマンネリ化してつまらなかった》(60代女性/専業主婦)という意見も。《ドタバタな感じがして、タモリ向きではないから》(70歳以上男性/無職)《観客の反応もわざとらしくて嫌いだった》(40代女性/派遣社員・契約社員)とタモリの豊富な知識面を期待した視聴者には番組が合わなかったのかもしれない。『世にも奇妙な物語』(1990年~)は日常に潜む奇妙な出来事をオムニバス形式で描く番組で、タモリはストーリーテラーとして登場する。ホラーやSF、感動モノなどジャンルを問わず“奇妙”な物語が15分程度のフィクションとして作成され、現在は年に2回程度放送されている。ヒヤっとするストーリー展開が苦手な人や、とても怖い話を見たい人からは《ホラーはきらいだから》(50代女性/派遣社員・契約社員)《結局作り物だからつまらない》(50代女性/専業主婦)などの反応が。さらに、タモリは語り手として登場するため《ただ司会だけの番組なのでタモリさんの良さがあまり感じられない番組だと思いました》(50代男性/会社勤務)と、司会としての頭の速さやユーモアさを楽しむのにも向いていないようだ。1位に選ばれたのは、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系1986年~)毎週金曜21時から生放送されている音楽番組である。2021年にはタモリが「同一司会者による生放送音楽番組の最長放送」としてギネス世界記録に認定されており、『ブラタモリ』終了後は司会を務める唯一のレギュラー番組となる。“タモリにしかできない”司会が見たいという人にとっては《主役はアーティストだから》(40代男性/会社勤務)《タモリの音楽に対する造詣の深さがでてない》(50代女性/派遣社員・契約社員)などの声が。また、《前はゲストとタモリさんが楽しそうにトークしていて、その時間も結構長かったのに、今ではVTRを見る時間が多くてゲストのトークを楽しめない》(30代女性/農林漁業)と、今の番組構成に物足りなさを感じる視聴者もいた。全ての人に評価される番組は難しい。これからも視聴者の期待に応えた「タモリらしい司会」が見られることを、楽しみにしている。
2024年02月24日現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」第8回の相関図が公式サイトで公開された。吉高由里子が主演する本作は、「源氏物語」を生み出した、紫式部の人生の物語。「星降る夜に」「知らなくていいコト」の大石静が脚本を担当し、吉高さんが主人公の紫式部/まひろを演じている。ほかにも、柄本佑、井浦新、高畑充希、三浦翔平、本郷奏多、塩野瑛久、竜星涼、黒木華、松下洸平ら豪華なキャストが出演する。今回公開されたのは、2月25日(日)に初回放送予定の第8回「招かれざる者」の相関図。第8回は、打きゅうの話題で持ち切りの中、斉信(金田哲)らの心無いことばを聞いたまひろ(吉高由里子)は、心中穏やかでない。さらに、宮中で兼家(段田安則)が倒れ、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)のお祓いが行われるが効果はなく、道長(柄本佑)ら兄弟が看病にあたる。一方、為時(岸谷五朗)を訪ねて道兼(玉置玲央)がまひろの家に現れ、母の仇と対峙することに――という内容になっている。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年02月19日「源氏物語」の作者・紫式部(まひろ)の生涯を描いたNHK大河ドラマ『光る君へ』。2月11日放送の第6話では、「枕草子」の作者・清少納言(ききょう)が登場した。紫式部のライバルとして名高い、重要な存在だ。この役を演じたのはファーストサマーウイカ(33)。登場シーンでは、まひろが語った詩の感想に強めに反論。大河ドラマ初出演ながら堂々とした立ち回りに、SNS上では絶賛が相次いだ。《ファーストサマーウイカを清少納言にキャスティングした人、凄い。まごうことなき清少納言だった。おそるべし陽キャにおののきた。向かうところ敵なし。ウイカちゃん、最高!(原文ママ)》《ウイカ少納言おちゃめで愛らしくて最高だった》《ウイカさんの清少納言良かった!ハマり役確定。刺々しく毒あるけど品のある雰囲気がピッタリ》脚本を手掛ける大石静さんも、出演者発表時に「ファーストサマーウイカさんには会った途端、清少納言だと思いました」とコメントを出すほどのハマりっぷり。そんな名演の裏には、ウイカの熱い意志があったようだ。彼女は、下積み時代から大河を目指して“あること”を禁止してきた。「ずっと昔から役者さんになりたくて。いつか時代劇に出たくて、ピアスを開けませんでした。本当はファッションも好きやし、こだわりあるから、ピアス開けた方が楽なこといっぱいあるんですけど」(『上田と女が吠える夜』、’23年2月15日放送)別番組でもこんな告白をしていた。「今の技術だったら画面で消せるし、結構皆さん開いているんですよ。でもオーディションの時にほぼほぼ互角のスペックで、開いている女と開いていない女並んだ時に競り負けたくないから、穴一つで負けないように」(『あちこちオードリー』(テレビ東京系)、’23年9月13日放送)それぐらい、彼女は本気で願掛けをしていたようだ。そんな中、1つのバラエティをきっかけにして、彼女はTVに引っ張りだこの人気者に。「役者を志し、’09年から劇団員やアイドルとして長年活動していたウイカさん。ようやくブレイクのきっかけをつかんだのが、’19年の『女が女に怒る夜』(現在は『上田と女が吠える夜』)。タレントとして初めて1人で出演したこの番組で、抜群のトーク力を見せつけたのです」(スポーツ紙記者)実はこの番組、清少納言との“奇妙な縁”がある。なんと「枕草子をバラエティー番組にしようと思って」始まったというのだ。『上田と女が吠える夜』プロデューサーの前川瞳美さんはかつてインタビューでこう語っていた。「枕草子的なイメージは最初からあった気がします。女性陣から出てくるワードがあまりにも細かくて、1周回って詩的な感じというか。普通の人は、“この人のこういうところがモヤッとするな”と思ったとしても、なんだろうこのモヤモヤ…くらいで終わる。それをちゃんと言葉にできるスゴさ」(「日本テレビ」公式サイト、’22年6月20日配信)ウイカ自身も、プロデューサーからこの話を聞き驚いたそうだ。「『急いでるときに話の長い人に話しかけられたらイラっとしない?』とか、『吠える夜』で言いそうなあるあるテーマが結構書かれてるから、それを番組にしたいなって始めた番組だったんですって。そこから生まれた私が清少納言をやるっていう…めちゃくちゃ『徹子の部屋』で話したいエピソードトークなんです」(『太田上田』(中京テレビ)、’23年7月11日放送)まるで「清少納言になるべくして」生まれたウイカ。今後の演技にも期待が広がるーー。
2024年02月18日映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』が、4月にWOWOWでTV初放送されることが決定した。和久井健の人気コミック『東京卍リベンジャーズ』を、『映画 賭ケグルイ』ほか、コミックの実写化に定評のある英勉監督が映画化した本シリーズ。第1作『東京リベンジャーズ』は、主人公タケミチ(北村匠海)がタイムリープを繰り返し、元恋人ヒナ(今田美桜)が殺される運命を変えようと奮闘する。2本の続編『~2 血のハロウィン編 -運命-』『~2 血のハロウィン編 -決戦-』では、第1作で救ったはずの元恋人ヒナが、タケミチの目前でまたも殺される。タケミチは東京卍會が凶悪化する転機となった10年前のハロウィンへと飛ぶ。第2作・3作は、原作で「もっとも泣ける」と話題のエピソード“血のハロウィン編”。そのすべてを実写化するためには、前・後編2部作での構成がどうしても必要だったという渾身作だ。なお、WOWOWでは今夜『東京リベンジャーズ』『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』を、WOWOWシネマで一挙放送する。<番組情報>最新作放送記念!映画『東京リベンジャーズ』2作品スペシャル『東京リベンジャーズ』2月17日(土) 17:45 他『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』2月17日(土) 20:00 他<4月放送予定の関連特集>最新作放送記念!映画『東京リベンジャーズ』3作品一挙放送『東京リベンジャーズ』『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』詳細はこちら:和久井健/講談社 (C)2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会
2024年02月17日2024年1月より上演されたミュージカル『イザボー』が、4月にWOWOWで放送・配信されることが決定した。本作は、ワタナベエンターテインメントと劇作家の未満健一がタッグを組むプロジェクト「MOJOプロジェクト -Musicals of Japan Origin project-」の第1弾。混沌の時代の中、愛と衝動のままに生きたフランスの“最悪の王妃”イザボー・ド・バヴィエールの生き様が描かれる、日本発のオリジナルミュージカルだ。タイトルロールのイザボーを演じるのは、宝塚歌劇団で雪組トップスターとして活躍し、退団後も読売演劇大賞や菊田一夫賞などの演劇賞を受賞した望海風斗。共演には、甲斐翔真、上原理生、中河内雅貴、上川一哉、那須凜、石井一孝などが名を連ねる。番組では望海と甲斐のインタビューも放送予定。本編では語られなかった裏話や本作に込めた想いなどが届けられる。併せて望海からのコメントが到着した。■望海風斗 コメントこのたび、『イザボー』をWOWOWさんで放送してもらえることになって、すごく嬉しいことだと思っております。もちろん舞台は生で見てもらうのが一番なんですが、なかなか見たくても見れなかった方もいらっしゃると思います。でもこの作品は、照明、音楽、お芝居といったものが、映像を通しても楽しめるようになっておりますし、舞台を見られた方も、映像ならではの楽しみ方ができる作品だと思っております。ぜひこの作品を皆さんの人生のエネルギーにしていただきたいなと思います。<番組情報>ミュージカル『イザボー』2024年4月 WOWOWで放送・配信作・演出:末満健一出演:望海風斗、甲斐翔真、上原理生、中河内雅貴、上川一哉、那須凜、石井一孝ほか番組公式サイト:
2024年02月15日3月3日(日) 午後10時よりWOWOWで放送・配信される『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』の新たな場面写真が公開された。原作は、映像化不可能とも言われる衝撃作が多いことで知られる真梨幸子による小説『坂の上の赤い屋根』。物語は、新人作家が18年前の「女子高生両親殺害事件」をモチーフにした小説企画を、出版社の編集者に持ち込んだことから始まり、やがて登場人物たちが抱える嫉妬、劣等感、孤独、過去など“黒い感情”の正体と事件の真実が明らかになっていく……。主人公の轟書房編集者・橋本涼役を桐谷健太が演じるほか、新人作家・小椋沙奈役で倉科カナ、女子高生両親殺害事件の主犯格とされる死刑囚・大渕秀行役でA.B.C-Zの橋本良亮、大渕と獄中結婚した法廷画家・礼子役で蓮佛美沙子。大渕に破滅させられたパトロンでもあった元編集者・市川聖子役で斉藤由貴が出演する。公開された場面写真には、女子高生両親殺害事件や事件を追う主人公の編集者と新人作家、彼らを取り巻く登場人物たちの注目シーンが映し出されている。また、2月27日(火) に開催される完成披露イベントの舞台挨拶の模様が生配信されることが決定した。『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』完成披露試写会 生配信※2月27日(火) 18:30~生配信<作品情報>『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』3月3日(日) 午後10:00~WOWOWで放送・配信公式サイト:
2024年02月15日フジテレビは2月19日25時55分より、同社が運営する動画配信サービスFODにて配信中のFODオリジナルドラマ『I am…』を地上波放送します。また5人の監督によるインタビュー動画を2月9日よりFODにて無料で配信開始しました。■多くの視聴者の声に応えて、ついに地上波放送決定!23歳って、もしかしたら人生で最も様々な人がいる年齢かもしれない。社会にでる新人もいれば、すでに社会人4年目もいる、親になっている人もいるなど様々。みんな同じ歳なのに。FODオリジナルドラマ『I am…』は、5人の監督と俳優が“23歳の私”をテーマとしてそれぞれの物語を綴るオムニバス形式のドラマ。23歳という年齢は、学生、社会人、父母になるなど、一人ひとりの環境や立場が人生の中で一番幅広い年齢であり、分かれ道となりうる年齢です。そんな期待、不安、焦燥、憂鬱など十人十色で繊細な心模様と自分らしくあろうとする「私は、私」という姿を、東京を舞台に5人の監督と俳優が、生々しい感情、個性はそのままに、感性と演技力で表現しています。同ドラマは、2024年1月26日からFODにて全5話を一挙配信しましたが、地上波放送を望む多くの視聴者の声に応えて今回、地上波放送することが決定。また話毎の監督による作品に対する想いや撮影の裏話などを語ったインタビュー映像も配信開始します。ぜひドラマと併せてチェックしてみてはいかがでしょうか。【Introdauction】“私は…”この時代がどうなっても、この場所がどこであっても、何かに合わせて生きることだけに縛られず、自分を認め、自分であることを好きになる。そして承認欲求、自己否定など、様々な感情が渦巻く現代に自己を認識し、そして、自己を表現する。大切なのは自分らしくあること。■ドラマ概要●タイトル :『I am…』23歳たち (全5話)●地上波放送:2024年2月19日フジテレビ放送スタート(関東ローカル)・2月19日25時55分〜26時55分 森岡龍「打ち明けられない私の恋人」・2月26日25時55分〜26時55分 根本宗子「マスタッシュガ―ル」・3月4日26時05分〜27時05分 堀田英仁「KOKORO」・3月11日26時05分〜27時05分 渋江修平「新垣蒼汰」・3月18日25時55分〜26時55分 鈴木健太「終りの季節」※放送時間は予告なく変更される場合があります。●監督:渋江修平/鈴木健太/根本宗子/堀田英仁/森岡龍(五十音順)●出演:村田凪/神嶋里花/柏木ひなた/ロバートソン夏妃/石川瑠華●スタッフ:・企画・プロデュ―ス:石井浩二(フジテレビ)/下川猛(フジテレビ)/稲垣護(ギークピクチュアズ)・プロデューサー:鹿内植(フジテレビ)/中田晃生(ギークピクチュアズ)/枝靖隆(ギークピクチュアズ)/大野瑞樹(ギークピクチュアズ)/神西秀則(ギークピクチュアズ)/富木俊介(ギークピクチュアズ)●制作著作:フジテレビ●オフィシャルサイト:<2月9日8時〜監督インタビュー配信開始>●タイトル:『I am…』23歳たちDirector’s Interview●配信ページ:(エボル)
2024年02月13日ヤングマガジンで大人気連載を誇った「君が獣になる前に」が、テレビ東京ドラマ24枠で映像化が決定。主演は北山宏光が務める。その日、多くの人が死んだ。年末の都内ターミナル駅で発生した史上最悪の事件。666人の死傷者を出した事件は、“獣の数字”にちなんで「The Beast」と呼ばれることになる。実行犯はその場で死亡。25歳の若手人気女優・希堂琴音。“俺”のたった一人の、幼なじみ。なぜ、獣にならなければならなかったのか。止める手段はなかったのか――。累計200万部を越えた「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」のさの隆の最新作となる「君が獣になる前に」。人間の暗部をとことん抉る超話題作だ。北山さんが本作で演じるのは、葬儀社の社員・神崎一。8歳年下の幼なじみ・琴音には「お兄ぃ」と呼ばれ、慕われていた。しかし琴音のことを調べている途中に何者かに殺され、過去にタイムリープ。その先では、琴音と恋人同士になって同居し、彼女が事件を起こすのを止めようと奔走する。主人公は葬儀社の社員・神崎一(かんざきはじめ)北山さんは「今まで積み重ねてきたものをこの作品で出し切れるように、監督やスタッフと話し合いながら丁寧にお芝居をしていけたらなと思っています」と意気込み、「一度見てしまったら抜け出せない、かなりインパクトのある作品になると思います。是非とも最終話まで楽しんでください」とコメント。原作者のさの隆は、「作品の実写化を引き受けていただいたキャストの皆様、制作陣の皆様には感謝の念が尽きません!」「原作者として、また一視聴者として今からとても楽しみにしております」とコメントし、「迫力満点の実写クライムサスペンスを楽しんでいただけたら幸いです」とメッセージを寄せている。なお制作陣は「ただ離婚してないだけ」チームが再集結、安里麻里が監督・脚本を務める。「君が獣になる前に」は4月5日より毎週金曜日24時12分~テレビ東京ほかにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年02月09日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。深夜の自宅で奇妙な物音が…古いオフィスを改装してできたアパートに引っ越してきた主人公。1ヶ月ほど経ったある日の深夜、自宅の玄関ドアから「ガチャガチャ」と奇妙な物音がしたのです。物音が…出典:エトラちゃんは見た!物音に怯えた主人公は、翌日、管理人に電話をかけることにしました。するとそのまた翌日、調査をしたという管理人から連絡があって…。ここでクイズ管理人に連絡をした結果、判明した事実とは?ヒント!物音は怪奇現象ではなく…。壊れた窓から…出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「空き部屋の壊れた窓から誰かが侵入していた」でした。管理人は、空き部屋に誰かが侵入した形跡があったと言いました。そこには3人分と思われる足跡があったと言い…。そのほかにも管理人は何かに気づいた様子なのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年02月05日2023年12月から1月まで上演された舞台『海をゆく者』がWOWOWにて放送・配信されることが決定した。『海をゆく者』はアイルランド気鋭の劇作家コナー・マクファーソンの出世作にして、代表作。2006年に自らの演出により、ロンドンのナショナル・シアターにてデビューした本作は、ローレンス・オリヴィエ賞“BEST PLAY”、トニー賞“BEST PLAY”にノミネート。『21世紀のクリスマスキャロル』と評され、世界中で上演されてきた。日本では、演劇界を牽引する5人の名バイプレイヤー達が演出家・栗山民也の元に結集し、丁々発止のセリフの応酬と円熟味あふれる演技で2009年、2014年に上演され好評を博した。2023年度版では、小日向文世、浅野和之、大谷亮介、平田満、そして高橋克実が新たに加わり、豪華競演が実現。笑いとサスペンスに満ちた、どうしようもないおやじたちの愛おしいばかりのファンタジーを見事なアンサンブルで表現した作品となっている。<配信情報>『海をゆく者』初夏 放送・配信予定作:コナー・マクファーソン翻訳:小田島恒志演出:栗山民也出演:小日向文世高橋克実浅野和之大谷亮介平田満詳細はこちら:
2024年01月30日俳優の井浦新が、現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」で共演する吉高由里子との写真を自身のXで公開し、話題となっている。大河ドラマ「光る君へ」は、「源氏物語」を書き上げた、紫式部の物語。今回公開されたのは、道長(柄本佑)の長兄・道隆役の井浦さんと、紫式部/まひろ役の吉高さん、そして次兄・道兼役の玉置玲央が写る写真。ドラマ「最愛」でも共演している井浦さんと吉高さん。写真公開にファンからは「加瀬さんと梨央ちゃん!!!」、「無事、平安時代でも再会できましたね後は大ちゃんとの再会ですね」、「素敵なお二人」、「嬉しい再会」、「ツーショありがとうございます!!!」、「はぁ、尊い」、「写り込む道兼がなんかじわる」などと反響を呼んでいる。第5回「告白」(2月4日放送)道長(柄本佑)の素性を知ってしまったまひろ(吉高由里子)は、ショックで寝込んでしまう。道長は、直接会って弁明したいとまひろに文を送るが…。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合にて放送中(再放送 翌週土曜13時5分)。BS・BSP4K/日曜18時、BSP4K/日曜12時15分。(シネマカフェ編集部)
2024年01月29日2002年刊行の東野圭吾ミステリー小説「ゲームの名は誘拐」が連続ドラマ化。初夏、WOWOWにて全4話で放送・配信されることが決定した。これまでに100冊以上の作品を発表し、その国内累計発行部数は1億部以上に及ぶ日本ミステリー小説界の巨匠・東野圭吾。主人公である広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリー作品。2003年に実写映画化(『g@me.』)され、2020年には本作を原案としたドラマが中国で制作された本作。今回の連続ドラマ化では、原作のキャラクターや物語の軸はそのまま、平成初期の時代背景を令和の時代感に変え、新たな魅力を携える。見どころは、佐久間と娘を取り戻したい副社長との一進一退の攻防戦と、共に誘拐事件を遂行するうちに佐久間と娘の間で育まれるいびつで危険な恋愛模様。憎き敵の愛娘を味方につけ、順調に滑り出したかに思われた佐久間の誘拐ゲームは、やがて想定外の展開を見せていく。原作ファンの期待を裏切らない、ドラマ独自のラストに注目だ。なお脚本は、「SUITS/スーツ」「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の小峯裕之、監督は「連続ドラマW シャイロックの子供たち」「連続ドラマW 空飛ぶタイヤ」ほか数々のWOWOWドラマを手掛ける鈴木浩介が務める。連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」は初夏、WOWOWにて放送・配信予定(全4話)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月28日現在放送中の吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」が、1月21日(日)に再放送を実施することが決定した。本作は、「源氏物語」を書き上げた、紫式部の物語。「大恋愛~僕を忘れる君と」「知らなくていいコト」「星降る夜に」の大石静が、再び吉高さんとタッグを組んでいる。大河ドラマ「光る君へ」第3回吉高さんが紫式部/まひろ、柄本佑が藤原道長を演じるほか、高畑充希、黒木華、町田啓太、塩野瑛久、毎熊克哉、松下洸平、井浦新、ユースケ・サンタマリアらが出演する。大河ドラマ「光る君へ」第3回第2回まで放送されている本作。今回の再放送は、第1・2回を連続で放送。1月21日(日)には第3回の初回放送が控えている。▼大河ドラマ「光る君へ」第1・2回連続再放送1月21日(日)※20日(土)深夜(NHK総合テレビ)【第1回】「約束の月」午前0:30~【第2回】「めぐりあい」午前1:35~▼1月21日放送:第3回「謎の男」あらすじ放免に捕えられた道長(柄本佑)を案ずるまひろ(吉高由里子)。為時(岸谷五朗)に謹慎を強いられ、成す術もない。ある日、まひろは為時から思わぬ依頼を受けることに。 自分のせいで放免に捕らえられた道長(柄本佑)を心配するまひろ(吉高由里子)。しかし、父の為時(岸谷五朗)に謹慎を強いられたため、ただ案じることしかできない。兼家(段田安則)の指示で道兼(玉置玲央)は女官を使って帝の食事に毒を仕込み、円融天皇(坂東巳之助)は急激に体が弱っていく。政権を掌握するために二の手を打ちたい兼家は、ライバルの左大臣家の動向を探るため、為時を利用してまひろを間者として送り込む。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合にて放送中(再放送 翌週土曜13時5分)。BS・BSP4K/日曜18時、BSP4K/日曜12時15分。※【1月19日更新】「光る君へ」第2回「めぐりあい」放送時間は5分繰り下げとなりました(シネマカフェ編集部)
2024年01月18日※このコラムは『君が心をくれたから』1話までのネタバレを含んでいます。■自己肯定感が劇的に低い主人公・雨主人公の逢原雨(永野芽郁)は自己肯定感の低い女の子。暗い性格で友達もおらず、雨という自分の名前まで忌み嫌っています。その理由は母親に虐待されていた過去のせい。母親に刃物を向けられ自分の存在を否定されたことがトラウマとなり、自分は誰からも必要とされておらず、価値がない人間なのだと思い込んでいます。祖母(余貴美子)が愛情を持って育ててくれているのですが、その価値観や自信のなさは拭えないようです。そんな雨は、ある日同じ高校の先輩である朝野太陽(山田裕貴)と出会います。自分とは正反対の明るくまっすぐな太陽を、最初は疎ましく思っていたのですが、雨はだんだんと心を開き、気づけば友人と呼べるような相手となっていました。■雨に存在理由を与えてくれる存在・太陽太陽は雨にとって、自己肯定感を上げ、雨を必要としてくれることで、雨が存在する理由を与えてくれる人でした。例えば「雨なんて降るとジメジメするし鬱陶しいし、みんなに嫌われている……」と、雨という名前が嫌いだと漏らせば「俺は大好きだよ。雨のこと。雨がないと花だって育たない。飲み水にもなる。雨音を聞けば優しい気持ちになれる。雨はこの世界に必要だよ」と、気づいていなかった良い面にそっと光を当てて照らしてくれる、雨にとって本当の太陽のような人でした。また雨の過去のトラウマを知った太陽は、わざわざ校内放送で「(家業を継ぎ)立派な花火師になりたいと思わせてくれたのは君がいたから。だから君には価値がある。俺の人生を変えてくれたから。雨はこの世界に必要だよ」と、今度は天候の雨だけでなく、雨そのものも太陽にとって必要な人なのだと言葉にしてくれました。それ、二人きりで伝えるんじゃダメだったん?わざわざ校内放送にするの、行動力が有り余る変人では?と思ったんですけど、これきっと太陽の罪滅ぼしなんでしょうね。以前、うっかり校内放送のスイッチを入れてしまって、雨の会話を全校に放送してしまった太陽。雨に退学したいと思わせるほど恥ずかしい思いをさせてしまったから、自分も校内放送で気持ちを叫んだのかもしれません。その純粋でまっすぐな気持ちがかわいくてむず痒いですね。■それぞれの夢を目指す理由になったお互いの存在「もう付き合っちまえよ!」な、エモエモ青春学生生活なのですが、そうはいきません。二人はそれぞれの夢を10年後にかなえて再会することを約束し、雨は東京でパティシエに、太陽は地元・長崎で花火師になる夢に向かって進み始めます。その夢を目指すきっかけになったのもお互いの存在。太陽はまだ雨と知り合う前、花火を見つめる悲しい雨の横顔を偶然見たことをきっかけに、彼女を笑顔にする花火を作りたいと花火師を目指すことを決めました。そして偶然にも高校で雨に再会し、距離を縮めていったのでした。一方雨は、太陽に振る舞った手作りのお菓子を褒めてもらったことがきっかけ。パティシエへのあこがれはありつつ、自分の才能に自信が持てなかった雨ですが、太陽の後押しのおかげで、夢に一歩踏み出しました。その10年後。雨は太陽の花火を見に、長崎に戻ってくるところから展開が急変します。■突然の裏切り展開普通のラブストーリーならここで、「それぞれの夢をかなえた二人が再会。あの頃結ばれなかった恋を再度かなえていく」という感じなのでしょう。しかしここで視聴者は1手も2手も裏切られ、現実を突きつけられます。巡り巡って再会した二人ですが、二人の描いていた10年後の現実の姿は理想と大きくかけ離れていました。雨は夢見ていた有名店で、パティシエとして働くことができたものの、過去のトラウマなどが邪魔をして、早々にその夢を諦めていました。一方の太陽は、実は色覚障害があり、赤い色を判別できないというハンデから花火師の夢を諦めていました。太陽が赤い服を着ていたのは、色覚障害をあえて周囲に悟られないようにするためだったのでしょうか?それを打ち明けるのが皮肉にも、10年後、雨に見せると約束した大晦日の花火の下。別の誰かが作った花火の下で、実は太陽は挫折していたことを雨に伝えるのです。雨に存在価値を与え、太陽のように見えていた彼も、実は自分に自信がなく、雨に自分が存在する理由を与えてもらっていたのだと分かるシーンはグッとくるものがありました。そしてやっぱり雨を幸せにする花火を作りたい、と決心し、もう一度太陽は花火師を目指すことを誓います。しかし、雨を呼ぶためにあの人混みで爆竹ぶん投げて鳴らすのはマジでテロ。ヤンチャ小学生の所業。28歳男性、大晦日に捕まらなかったのを感謝すべき。いくら精霊流しの時に、「雨ちゃんとはぐれたら鳴らすね」と言ってたとはいえ、爆竹常備してるのも、火つけてバチバチ言わせてんのもマジで不審者の極み。■2つめの裏切り。激エグ条件のファンタジーその帰り、なんと太陽は車に轢かれてしまいます。そして突然雨の前に、案内人と名乗る男(斎藤工)が現れます。彼は「太陽の命を、雨の心と引き換えに救う」と言うのです。「人間の心を育む五感を、3か月かけて失うことを受け入れれば、太陽の命を救う」というとんでもない条件を、雨は受け入れます。「(太陽と過ごした時は)最高の3年だった。私を必要としてくれたから、君が心をくれたから」と。翌日、何事もなかったかのように無傷の太陽と、同じく何事もなかったかのような雨。五感は3か月かけて奪われるので、翌日はいつも通りの雨の姿に少しホッとしつつ、あまりにもグロい条件すぎて……。これを受け入れられるということは、雨にとって、いかに太陽が大きな存在であるかを改めて感じさせます。自分の存在意義をくれた太陽がいなくなるということは、雨にとって生きる意味を失ってしまう、ということなのでしょう。■交換条件で五感以上に失うものしかし、五感を奪われるということは、雨の夢であるパティシエの道は絶たれますし、太陽がいつか花火師の夢をかなえ、雨のために花火を打ち上げたとしても、それを見ることも、聞くことも、感じることもできないのです。太陽の命と引き換えに、二人の描く夢全てを失ってしまったようなこの取引。これは、雨にとっては最良の決断だったかもしれませんが、太陽にとってはきっと事実を知ったらそうではないでしょう……。青春爆エモ恋愛ドラマかと思って見ていたら、とんでもないファンタジー展開に全く先が読めません。次回は何が起きるのか。二人の恋や夢はどうなってしまうのか。楽しみに待ちましょう。(やまとなでし子)
2024年01月15日皆さんは、日常でゾッとした経験はありますか?今回は「様子がおかしい両親」にまつわる物語とその感想を紹介します。(CoordiSnap編集部)イラスト:葉山ふみエピソード:2ちゃんねる『洒落怖スレ』<<HPはこちら!>><<作者Instagramはこちら!>>両親とテレビを見ていると実家で両親と弟と暮らしている主人公。ある日、居間で両親とテレビを見ていました。すると突然、テレビにノイズが入り、両親はものすごい形相でテレビに釘づけに。そして次の瞬間、母親が「君はいつ消えるの?」と主人公に笑顔で聞いてきたのです。両親の奇妙な行動出典:Instagramさらに父親まで「いつにするんだ?」と迫ってきて、困惑する主人公。その後、両親は「消えろ」と連呼し、恐怖を感じた主人公は2階にいる弟に助けを求めますが…。弟の様子もどこかおかしく、違和感を覚える主人公なのでした。読者の感想家族の団らんが突然恐ろしい展開になり、ゾッとしました。身近な人が奇妙な行動をとるのを目撃するのは相当な恐怖だと思います。(40代/女性)テレビの異変をきっかけに、家族が豹変することがとても怖いと思いました。両親から消えろなんて何度も言われては、主人公でなくても恐怖で耐えられないと感じます。(20代/女性)
2024年01月13日4月6日(土) 21時からWOWOWにて日本独占放送&配信されるオリジナルドラマ『TOKYO VICE Season2』より、特報映像が公開された。舞台は1990年代の東京アンダーグラウンド。世界で最もきらびやかな大都会として憧れられた東京のリアルで凶暴な裏の姿を描いた本作。日本の大学を卒業し大手新聞社に就職したアメリカ人青年ジェイク(アンセル・エルゴート)が、特ダネを追いかけるうちにヤクザ絡みの事件を解決する刑事、片桐(渡辺謙)と出会い、危険な闇社会へと入り込んでいく姿を描く。登場人物達それぞれがショッキングな展開を迎えるというクリフハンガーで幕を閉じたSeason1。Season2では、ジェイクは東京の犯罪の裏社会により深く入り込んでいき、自分自身や身近な人々の命が危機にさらされていることに気づく。若きヤクザのリーダー・佐藤(笠松将)の兄貴分となるヤクザ・葉山(窪塚洋介)や、片桐の相棒となる警視・⻑田(真矢ミキ)、さらに、サマンサ(レイチェル・ケラー)が昔務めていたクラブのママ・エリカ(玄理)もSeason2から新たに加わるのも見どころだ。公開された特報では、怒りをあらわにするジェイクや何者かに命を狙われる片桐、病院のベッドに横たわる佐藤をはじめ、キャスト陣が登場する緊迫感溢れる映像で、本編への期待が高まる内容となっている。さらに、日本限定のキービジュアルも公開。真実に対して真っ直ぐなジェイクに片桐が重なる印象的な構図は、それぞれ別の方向を見ているが協力しあっているという特異な関係を表現したデザインとなっている。<出演者 コメント>■菊地凛子(詠美役)Season1に引き続き、自分が子供の頃に憧れていた90年代の世界へまた戻ってくることができました。細かい部分まで当時を再現した明調新聞社のセットに入ると、自然とまた詠美を演じることができた気がします。90年代の光と闇、またジェイクや詠美たち、明調新聞のチームが、闇に光を当てようと奮闘する姿、そして、Season1より更にパワーアップしたTOKYO VICEを皆さんに楽しんでご覧いただきたいです!■笠松将(佐藤役)Season1から2年が経とうとしています。放送終了後、佐藤はあの後どうなったのか、全世界からメッセージをいただきました。ようやく皆さんにお話の続きをお届けできます。お待たせしました。TOKYO VICE Season2、よろしくお願いします。■伊藤歩(美咲役)1990年代東京アンダーグラウンド、さまざまな欲望が蠢き、張り詰めた緊張感のなか、戸澤に支配され闇社会に生きる愛人・美咲を演じました。Season1に引き続き、日米のスタッフ・キャストと再び再会でき、そして美咲の新たな展開を演じる事ができてとても光栄です。さらにスピードを増す衝撃のドラマを是非、見届けてください!■玄理(エリカ役)2022年の10月から撮影が始まりクランクアップまで約9カ月。LAではストライキもあったりで、やっと発表が出来ることに「待ってました!!」の気持ちでいっぱいです。オーディションで勝ち取ったエリカの役はいつも、何ならいまでも私に自信を与えてくれています。アメリカ現地と中継を繋いだ大がかりな本読み、信じられないくらい⻑い待ち時間と膨大な数のスタッフさんたち、撮影直前まで三日に一度届き続ける改訂台本、繁華街を封鎖しての撮影、そのどれもが最高の思い出です。こんなに自信を持って「絶対見て!」と言える作品に関われたことに心から感謝しています。絶対見て!『TOKYO VICE Season2』特報映像<作品情報>ハリウッド共同制作オリジナルドラマ『TOKYO VICE Season2』WOWOWにて4月6日(土) スタート毎週土曜21:00放送・配信(全10話)第1話無料放送※WOWOWオンデマンドにて、Season1全8話配信中詳細はこちら:
2024年01月10日吉高由里子が大河ドラマ「光る君へ」で紫式部を演じる。自らの知性と感性、秘めた情熱と想像力によって千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書き上げた女性だ。脚本を手がけるのは、ドラマ「知らなくていいコト」「星降る夜に」で吉高さんと組んできた大石静。“ソウルメイト”藤原道長を演じる柄本佑をはじめ、黒木華、井浦新、吉田羊、佐々木蔵之介、岸谷五朗、段田安則ら豪華キャストたちが吉高さんを取り囲む。これまで女性運動家や翻訳家、脚本家、実業家、検事、医師など、吉高さんが演じてきた女性たちの軌跡を追いながら作品の見どころに迫る。「光る君へ」優れた文才で、愛に生きた平安の女性に平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部/まひろの人生を描く本作。まひろは、藤原家の生まれではあるものの身分は低く、和歌や漢籍に通じ学問をつかさどる父・為時のもとで並外れた文学の才を発揮し、想像力と好奇心を育みながら、考え深く鋭い感性を持つ女性へと成長する。学問が苦手な弟・藤原惟規/太郎(高杉真宙)とは対照的だ。女性がどれほど学問に長けていたとしても、それが活かされる機会になかなか恵まれないのが世の常。そんなまひろを藤原道長がバックアップしていく。脚本の大石さん曰く「紫式部と藤原道長はツインソウルで、宿命のふたり」と言うように、お互いへの想いを秘めつつ影響を与え合っていく姿が色濃く描かれる様子。また、大石さんは2人の関係を「希代の政治家・道長の唯一の弱点は、まひろ(紫式部)でした。彼女のこととなると、思わず軸がぶれてしまう」とも表現している。舞台となる平安時代は、国風文化という優美な情緒が栄えた“戦のなかった”時代。戦国や鎌倉など武士の時代とは異なり、ドラマの見せ場は歴史に名高い合戦ではなく、宮中での権謀術数にあるという。「この世をばわが世とぞ思う望月の欠けたることもなしと思えば」と、娘を天皇に嫁がせた宴の夜に詠んだ道長は“この世は自分のもの、満月のように欠けることがない”ほどの権力を手にしていたとされる。権力闘争に心身を砕く父・兼家(段田安則)の五男であり、長兄・道隆(井浦新)、次兄・道兼(玉置玲央)、道隆の子で甥の伊周(三浦翔平)が相次いで死去・失脚したことから(おそらく)のんびりと、斜に構えて見ていた政治の中心へと向かうこととなる。まひろが描く「源氏物語」の光源氏の人生やライバル・頭中将との関係性には彼の栄華も反映される。先に公開されているPR映像を見ても、どちらかといえば韓国ドラマの時代劇に近しい雰囲気がある。また、そんな時代の女性を描くにあたり、大石さんは公式サイトのインタビューにて「彼女の人生哲学のような部分はなるべく掘り起こして、ドラマの中で描いていきたい」とも語っている。当時も(現代も)弁が立ち、文才に優れた自我の強い女性は疎まれることもあったはず。“宮中サロン”を創りあげた道隆の長女・定子(高畑充希)、「枕草子」でその才能と個性を発揮した清少納言/ききょう(ファーストサマーウイカ)らの存在も鍵となっていくことだろう。脚本・大石静これまでにも、朝ドラ「花子とアン」ではL・M・モンゴメリ原作の「赤毛のアン」を初めて翻訳した村岡花子(安東はな)を演じ、アンさながらに自由な魂を持つ才女を演じてきた吉高さん。「東京タラレバ娘」ではなかなかヒット作を生み出せないパッとしない脚本家役だったが、今作では貴族社会でトップに上りつめていく道長を傍らで見つめながら、自身も宮中で揉まれ懸命に生きて書き続ける女性となる。公開されている映像では、本来左利きである吉高さんが右手で文を綴るシーンも切り取られている。飾らない人柄はそのままに、ひたむきに努力し、吸収力や共感力は柔軟で、周囲に助けられながら情熱を持って意志を貫く――。そんな吉高さん演じる、まひろという女性には期待しかない。第1回「約束の月」あらすじ平安中期、京に生を受けたまひろ(落井実結子)、のちの紫式部。幼いころから父・藤原為時(岸谷五朗)から漢籍の手ほどきを受け、空想好きな少女に育つ。下級貴族である為時の政治的な地位は低く、母・ちやは(国仲涼子)と弟とともに、慎ましい暮らしをしている。ある日まひろは、三郎(木村皐誠)という少年と出会い、互いに素性を隠しながらも打ち解けあう。再び会う約束を交わす二人だったが…激動の運命が始まる。大河ドラマ「光る君へ」は1月7日(日)より放送(初回15分拡大)。NHK総合:日曜20時(再放送 翌週土曜13時5分)、BS・BSP4K:日曜18時、BSP4K:日曜12時15分。大石脚本&柄本佑共演の初タッグ作「知らなくていいコト」(2020)大河ドラマ「功名が辻」や連続テレビ小説「ふたりっ子」ほか、「家売るオンナ」「大恋愛~僕を忘れる君と」など多くのヒットドラマを手がけてきた大石さんのオリジナル脚本で、吉高さんと初タッグとなったお仕事系ヒューマンドラマ。『検察側の罪人』の信念を持った検察事務官や、「正義のセ」の新人検事、「ガリレオ」の捜査一課の女性刑事、“必ず定時で帰る”ことをモットーにするWEB制作会社のOLなど、さまざまなキャリアの女性を演じてきたが、今作では政治家の不正やスキャンダルにぐいぐい迫る週刊誌の辣腕記者役。ドラマ情報解禁時に大石さんが主人公・ケイトについて語った「猪突猛進力、絶望からの回復力、想い全開力」も、まさに吉高さんにぴったり。さらに、ケイトが抱える苦悩を受け止め、関係を深めてしまう“元カレ”役で、柄本さんと運命的な初共演を果たしている。柄本佑「知らなくていいコト」はHuluにて配信中。井浦新×松下洸平との三角関係「最愛」(2021)「これまでにこんなに反響の大きかったドラマはなかった」と、「東京ドラマアウォード2022」で主演女優賞を受賞した際にふり返った吉高さん。監督は塚原あゆ子、プロデューサーは新井順子、脚本は奥寺佐渡子と清水友佳子という強力布陣による本作では、殺人事件の重要参考人となる、性暴力のサバイバーでもあった女性実業家・真田梨央を演じた。梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事(松下洸平)、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士(井浦新)とのキリキリするような、でも切ない三角関係はSNSでも大きな話題に。韓国でリメイクされることも決定している。今作は、吉高さんがその年の新人俳優賞を多数受賞した初主演映画『蛇にピアス』(08)にて“シバさん”を演じた井浦さん(当時はARATA)との再共演作であり、井浦さん演じる清濁併せ持つ弁護士の加瀬が梨央を懸命に支えてきた、という設定。今回の「光る君へ」では道長の兄・道隆役として、まひろとどう関わっていくことになるのか、ファンの興味は尽きない。さらに松下さんも、まひろに影響を与える宋から来た見習い医師・周明という大河オリジナルキャラクターで出演!「最愛」メンバーの再結集は注目を集めている。「最愛」はHulu、Netflix、U-NEXTなどにて配信中。既成概念を超えていく出会い「星降る夜に」(2023)大石さんとの再タッグによるラブストーリー。感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高さん)と、音のない世界で自由に生きる遺品整理士・柊一星(北村匠海)、命の“はじまり”と“終わり”を見守る2人の立場や年齢差を飛び越えた運命的な結びつきが注目を集めた。「星降る夜に」制作発表記者会見ドラマ情報発表時、大石さんは「孤独な心を胸にしみるリアリズムで表現できる稀有なる女優さん」と吉高さんを表現。「この閉塞した時代を生きる“出来る女の孤独”を、今回もしみじみと表現してくれると思います」とコメントしていたのが印象的。“出来る女の孤独”は、「光る君へ」においても焦点となるだろう。「星降る夜に」はAmazon Prime Video、Netflix、TELASA、U-NEXTなどにて配信中。文学で世を照らした女性に「花子とアン」(2014)2014年3月から放送され、連続テレビ小説第90作目となった本作は、「赤毛のアン」の翻訳家・児童文学者として知られる村岡花子/安東はなが、故郷・山梨から上京して女学校で英語を学び、数々の児童文学を世に送り出していった半生を描く物語。機知に富み、自由で独立した精神を持った花子も吉高さんのハマり役であり、「西郷どん」「Doctor-X」で知られる脚本家・中園ミホはモンゴメリの描いた「赤毛のアン」を花子に重ね合わせて表現した。劇場版として公開される『風よ あらしよ』の柳川強監督が演出を手がけている。「花子とアン」総集編は前編1月7日(日)13時50分~、後編:1月7日(日)15時35分~NHK 総合にて放送。筆1本で立つ、伊藤野枝に『風よ あらしよ 劇場版』100年前、筆1本の力でジェンダー格差や貧困などの社会矛盾に異議を申し立てた伊藤野枝の物語を描いた今作は、NHK BS4K・8Kで放送した特集ドラマの劇場版。伊藤野枝は貧しい家を支えるための結婚を蹴って上京。平塚らいてう(松下奈緒)の言葉に感銘を受け、青鞜社に入ることに。青鞜社は当初、詩歌が中心の女流文学集団だったが、やがて野枝が中心になり婦人解放運動に発展していく。だが、関東大震災が起こり、理不尽な暴力が彼女を襲う――。野枝の文才を見出した第一の夫・辻潤役で稲垣吾郎、夫というより唯一無二のパートナーとなるアナーキスト・大杉栄を永山瑛太が演じる。こちらも、まひろに通じる部分が多い愛に生きながら理想を追求した女性だ。『風よ あらしよ 劇場版』は2月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。(上原礼子)■関連作品:風よ あらしよ 劇場版 2024年2月9日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開©風よ あらしよ 2024 ©村山由佳/集英社
2024年01月04日宇多田ヒカルの新曲「何色でもない花」が、2024年2月12日(月)に配信リリース。フジテレビ系月9ドラマ「君が心をくれたから」の主題歌となる。宇多田ヒカル、23年ぶりに月9ドラマ主題歌を書き下ろしデビュー25周年を記念した自身初となるベストアルバム「SCIENCE FICTION」の発売と、それを記念した約6年ぶりとなる全国ツアー「SCIENCE FICTION TOUR 2024」の開催発表で大きな話題を呼んだ宇多田ヒカル。主演・永野芽郁のドラマ「君が心をくれたから」主題歌にそのベストアルバムに先立ってリリースされる新曲は、2024年1月8日(月)に放送開始されるフジテレビ系月9ドラマ「君が心をくれたから」の主題歌として書き下ろされた楽曲。主演・永野芽郁、共演に山田裕貴を迎えた同作では、ノスタルジックな長崎を舞台にした、どこか懐かしくも新しい令和の月9ラブストーリーが描かれるという。なお、宇多田ヒカルが月9ドラマに書き下ろしで主題歌を提供するのは2001年に放送されたドラマ「HERO」以来23年ぶりのこと。楽曲については「こんなにストレートなラブソングを書いたのはいつ振りだろう。何かを信じることが怖い人に届いてほしいです。」とコメントに残している。作品情報宇多田ヒカル 新曲 ※タイトル未発表※フジテレビ系月9ドラマ「君が心をくれたから」主題歌配信リリース日:2024年2月12日(月)
2023年12月28日吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」の新たなビジュアル“月夜ver.”が公開された。本作は、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書き上げた、紫式部の物語。吉高さんが紫式部を演じるほか、柄本佑、高杉真宙、佐々木蔵之介、井浦新、黒木華、毎熊克哉、町田啓太、高畑充希、塩野瑛久、三浦翔平らの出演が発表されている。先日公開されたメインビジュアルは、まひろ(紫式部)の人生観を表現したが、今回の“月夜ver.”では、まひろ(紫式部)が宮中で作家として生きていく様子が表現されている。本ビジュアルの制作は、市耒健太郎が担当した。なお、出演者がドラマの舞台となる平安中期の様々な歴史的特徴を話題にしつつ、チームワークを連想させる軽快なトークを展開する直前SPも放送。吉高さん、柄本さん、ファーストサマーウイカ、町田さんが出演する。大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)より放送(初回15分拡大)。NHK総合/日曜20時(再放送 翌週土曜13時5分)、BS・BSP4K/日曜18時、BSP4K/日曜12時15分。「今年の大河は平安の華!『光る君へ』放送直前SP」は2024年1月3日(水)17時30分~NHK総合にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年12月18日観客が演者と同じ空間に同居し、物語の一部として作品に参加する「イマーシブシアター(没入型演劇)」。日本発のオリジナルイマーシブシアター『Anima』が東京のアートホテル・BnA_WALLで上演されている。本作は、東宝株式会社演劇部による制作協力のもと、イマーシブシアター制作チームdaisydozeが2022年に上演した『Dancing in the Nightmare -ユメとウツツのハザマ-』をブラッシュアップして制作した新作公演。2023年12月9日、10日、16日、17日の4日限定で上演中だ。8日に行われたゲネプロ(総通し舞台稽古)を観た。その様子を過度なネタバレにならない程度にレポートしたい。会場となるアートホテル・BnA_WALLは、新日本橋駅や人形町駅から徒歩圏内にあるが、大通り沿いではなく、やや奥まった通りのビルにある。受付を済ませると、手荷物を預け、部屋の番号が書かれたルームキーをもらう。そして、靴を履き替え、青白い光に怪しげに照らされたラウンジへ。ここでは、作品に登場する人物のプロフィールが閲覧できるほか、カンパリベースのお酒を飲むことができる(別料金)。“ホテルの学芸員”によればより夢の世界に入り込めるそうなので、お酒が苦手でなければ、観劇前に一杯飲むことをおすすめしたい。他の観客の来場を待ちながら、ラウンジでくつろいでいると、本作のキャストが数人ラウンジに顔を出し、ルームキーの番号に基づいて作品世界へと案内される。イマーシブシアターには観客が自由に回遊できる形式と、キャストが誘導する形式とがあるが、本作は後者。言葉を介して誘導されるパターンもあれば、時に手招きされたり、時に肩を叩かれたり。誘導の方法自体はさまざまだが、キャストが作品世界に誘ってくれるので、初心者でも心配しないで欲しい。この物語の主人公は、心理学者であり夢分析を専門とするユング。ユングは「宿泊者の夢が現れて浮かぶホテル」に助手と共に滞在していた。夢に出てくる人物たちには、夢見る本人のまだ気づいていない感情が投影されているという。つまり、夢を読み解くことで「魂の声」(=アニマの声)に気づくことができるわけだ。ホテルのマネージャー、リネンの女らは、ホテルの宿泊者たちの様子を記録し、宿泊者が深い眠りにつけるよう、子守唄であるララバイや安眠酒を提供する。ユングは、自分自身も夢を見るようになり、「夜の海神(闇)」「誘惑」らに出会う。不思議なことに、ユングにはその自己が日本橋に伝わる「浦島」に姿を変えて見えて――というストーリー。実際に体験してみて、まず何よりも感じたのは「場所」へのこだわりだ。BnA_WALLは、空間そのものを一からアーティストと創作しているという変わったホテルで、設計開始から完成まで2年を要したという。アートルーム(宿泊する各部屋)の雰囲気は一つ一つ全く異なるのだが、本作ではそのアートルームにあった内容の場面が展開され、会場の持ち味を存分に生かそうとする意図が見えたし、逆に言えばここでしかできない作品だと感じた。また「本作は実在した研究者であるカール・グスタフ・ユングの研究を元に、この日本橋の土地に残る浦島伝説を掛け合わせました」と作・演出の竹島唯が語っているように、内容に関しても場所へのこだわりが感じられた。そして、キャストとの物理的な距離が非常に近く、その息遣いや表情、頭の先から足の先まで、間近で観賞することができるのもイマーシブシアターの面白いところ。13人のキャストのほとんどはダンサーで、ノンバーバルながら身体や表情で物語を紡ぐ。あまりの美しさに息を呑んだり、その思いを想像してきゅっと胸が締め付けられたり……。進行は15秒ごと(!)に刻まれている上に、(誘導はあるものの)想像しているよりも複雑な経路を移動するので、そのちょっとした“混乱”もまるで旅をしているようで楽しい。1回の観劇で全員のキャラクターの物語をすべて把握することはできないけれど、それらを想像する余白があるのもいい。また、個人的には、アートディレクターの近藤香による衣装が細やかで見応えがあった。「実在した人物、日本の昔話、感情など役柄のバリエーションが豊富なので、ひと目で記憶に残るシンボリックなデザインでありながらも、飛びすぎないバランス感覚も大切にしました」(近藤)という衣装は必見だろう。上演時間は約90分。イマーシブシアターに初めて参加する人も、過去に参加したことのある人も十二分に楽しめるはずなので、ぜひお見逃しなく。そして再演や新作にも期待していよう。取材・文:五月女菜穂撮影:Momoko Maruyama■作・演出:竹島唯(daisydoze) コメントイマーシブシアター『Anima』開幕しました!ずっと作りたかった、現実と夢が交差する世界。ホテルの中を歩いていると、この土地に眠る人の記憶と気配が、ふわっと現れ、ふわっと消えていきます。言葉にできない感情が、ダンスや歌、セリフを通して、多角的に訴えかけてきます。本番を迎え、作品自体が作り手の手を離れ、独自に成長し、変化しているように感じ、毎公演驚くことばかりです。ぜひ、これからご観劇いただく皆様には、この夢の世界に没入いただければ嬉しいです。なお、開場時間からお越しいただくと、きっと楽しいと思うので、おすすめです!■アートディレクション・演出:近藤香(daisydoze) コメント約一年間の準備期間を経て、ついに『Anima』の幕が開けました。気づけば、ダンス、歌、芝居の要素に留まらず、ウォールアートや特製ドリンクなど、『Anima』を中心に様々な要素が複雑に絡み合い、それらが影響しあいながら形づくる、立体的な作品になったと感じています。シミュレーションを重ね、稽古を積んでいた場所に実際に人が入ったとき、ついに作品に命が宿った様に感じたことは言うまでもありません!これからは、どんな夢を彷徨う旅になっていくのかは、お客様次第。是非貴方だけの『Anima』を見つけ、お愉しみください。<公演情報>イマーシブシアター『Anima』作・演出:竹島唯(daisydoze)アートディレクション・演出:近藤香(daisydoze)【出演】iona いのまいこ Kurumi Shiina 新藤静香 JenesHagri Mitsuki YOH UENO Rion Watley RYOSUKE.藤岡義樹 中村翼 大塚瑞季2023年12月9日(土)・10日(日)・16日(土)・17日(日)会場:東京・BnA_WALLチケット情報:公式サイト:
2023年12月14日吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」より、秋山竜次、高橋光臣、宮川一朗太、ユースケ・サンタマリア、4名の扮装写真が新たに公開された。吉高さんが、「源氏物語」を書き上げた紫式部を演じる本作。ほかにも、高杉真宙、佐々木蔵之介、柄本佑、井浦新、黒木華、毎熊克哉、高畑充希、三浦翔平らが出演する。藤原実資役/秋山竜次今回公開された扮装写真には、秋山さんが演じるプライドが高い頑固者で、道長にとっては尊敬しつつも煙たい存在・藤原実資。高橋さん演じる若い天皇を支える役として急速に出世する藤原義懐。藤原義懐役/高橋光臣宮川さんが演じる道長の一回り年長の公卿・藤原顕光。そして、ユースケ・サンタマリアさんが演じる陰陽師・安倍晴明が登場している。藤原顕光役/宮川一朗太大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)より放送(初回15分拡大)。NHK総合/日曜20時(再放送 翌週土曜13時5分)、BS・BSP4K/日曜18時、BSP4K/日曜12時15分。(シネマカフェ編集部)
2023年12月14日吉高由里子が主演する大河ドラマ第63作目「光る君へ」より、新たな扮装写真が公開された。本作は、ベストセラー「源氏物語」を書き上げた紫式部が主人公の物語。これまで、まひろ(紫式部)役の吉高さんをはじめ、高杉真宙、佐々木蔵之介、柄本佑、井浦新、黒木華、毎熊克哉、高畑充希、三浦翔平らの扮装写真が公開されてきたが、今回は、町田啓太、金田哲、井上咲楽、橋爪淳の4名のビジュアルが到着。町田さん演じる藤原公任は、同い年の道長とは友情を育むが、出世レースが進むにつれ関係が変化。また、文化面に秀でており、「源氏物語」に興味を持つように。金田さん演じる藤原斉信は、道長、公任と共に青春時代を過ごし、ききょう(清少納言)とも交流がある人物。藤原斉信役/金田哲また、井上さんが花山天皇の女御・藤原忯子、橋爪さんは公任の父で兼家のライバル・藤原頼忠を演じる。藤原忯子役/井上咲楽大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)より放送(初回15分拡大)。NHK総合/日曜20時(再放送 翌週土曜13時5分)、BS・BSP4K/日曜18時、BSP4K/日曜12時15分。(シネマカフェ編集部)
2023年12月12日赤城乳業は12月12日、 「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」を全国発売します。■ぜひ一度食べて、「これはソフト君だ!」と体感してみて!「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」は、北海道産生クリームやアッサム茶葉を使用した、アイスクリームグレードで濃厚なミルクティーの風味が楽しめる商品。「ガリガリ君リッチロイヤルミルクティー」発売(2009年)から14年ぶりに、ミルクティー味のガリガリ君シリーズが新商品で誕生します。内側のミルクティーアイスは、細かな氷と濃厚なミルクティーアイスクリームを混合し、ソフトな食感にこだわっています。同社では、「ぜひ一度食べて、ガリガリ君との違いを感じ、『これはソフト君だ!』と言っていただきたいと思います」とコメントしています。■商品概要「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」希望小売価格:216円種類別:アイスクリーム容量:95mlエネルギー:204kcal発売日:2023年12月12日発売エリア:全国(エボル)
2023年12月12日赤城乳業「ガリガリ君」シリーズの新作アイスキャンディー「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」が、2023年12月12日(火)より全国で発売される。ガリガリ君から“ソフト食感”の濃厚ミルクティーアイス「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」は、北海道産生クリームやアッサム茶葉を使った濃厚ミルクティー風味の新作アイスキャンディー。なおミルクティー味のガリガリ君シリーズは、2009年の「ガリガリ君リッチロイヤルミルクティー」以来14年ぶりの発売となる。文字通り「ソフト君」なだけあり、内側に配したミルクティーアイスは細かな氷とミルクティーアイスクリームを組み合わせてソフトな食感に仕上げている。【詳細】「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」発売日:2023年12月12日(火)価格:216円発売エリア:全国【問い合わせ先】赤城乳業株式会社 お客様相談室TEL:0120-571-591(9:00〜17:00 日曜日、年末年始を除く)
2023年12月10日マーベル・スタジオ初のオリジナルアニメーションシリーズとして、“もうひとつの物語”を描く「ホワット・イフ...?」シーズン2が、12月22日(金)よりDisney+(ディズニープラス)独占で日米同時配信。アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソー、ドクター・ストレンジなどの大人気キャラクターも数多く登場する予告編が解禁されている。2021年8月にシーズン1が配信された「ホワット・イフ...?」は、「アイアンマンや、キャプテン・アメリカをはじめとしたアベンジャーズたちに、もしも別の運命が待っていたとしたら…?」というテーマで、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で実際に起こった出来事をベースに、想像を超えた驚くべき“もうひとつの物語”を描くアニメシリーズ。製作総指揮のケヴィン・ファイギをはじめ、「アベンジャーズ」シリーズなど数々のマーベル・スタジオ作品に携わってきた制作スタッフ陣が集結。シーズン1では、最強魔術師のドクター・ストレンジや雷のパワーを操る破天荒な神ソーの違った運命を描いた「もしも…ドクター・ストレンジが手の代わりに恋人を失ったら?」「もしも…ソーがひとりっ子だったら?」といった物語をはじめ、ゾンビ・ウィルスに感染したアベンジャーズを描いた「もしも…ゾンビが出たら?」や、アベンジャーズのメンバーが連続殺人鬼の標的となる「もしも…世界が最強のヒーローたちを失ったら?」など、MCUの魅力的なキャラクターたちの“ありえたかもしれない”様々なもしもの物語が、日本をはじめ世界中のマーベルファンの心を掴んだ。今回解禁となった予告は、遊園地を舞台にブラックパンサーやアントマン、キャプテン・マーベルらが特殊な能力を持った1人の少年をターゲットとして捉えているシーンからスタート。そのほかにも、“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”のメンバーの暗殺者ガモーラや、アイアンマンことトニー・スタークらがド迫力のカーレースに挑んでいる姿や、敵の大群に立ち向かうソー、強力な魔術を使っているワンダ、叫ぶハルク、アイアンスーツのような頑丈な武器を身に着けたアライグマのロケット、ポータルから移動してくるドクター・ストレンジ、立体地図のようなものを広げるネビュラ、さらにはアベンジャーズ史上最凶最悪の敵であったサノスと戦うキャプテン・アメリカなど、錚々たる人気キャラクターが大集結。広大なマルチバースを巡る旅の中で、お馴染みのキャラクターはどんな物語を生み出すのか――。そして前シーズンに続き、物語の案内人として登場する様々なマーベルのユニバースを観察する存在ウォッチャーは「続編は趣味じゃない。通常はね。だが、こじれてしまった。マルチバースで…」とMCUに一石を投じるような意味深なメッセージを放つ。マーベル・スタジオ作品の名場面に疑問を投げかけたり、再訪したり、ひねりを加えたりと、あの時“起こりえたかもしれない”、MCUの映画スタッフが制作に関わり創り上げた映画の設定をベースにした「もしも…?」の物語がクリスマスを彩る。「ホワット・イフ...?」シーズン2は12月22日(金)より毎日1話ずつディズニープラスにて配信開始(全9話)。(シネマカフェ編集部)
2023年12月05日WOWOWとハリウッド共同制作で贈るオリジナルドラマ『TOKYO VICE Season2』の放送・配信が、2024年春にスタートすることが決定した。Season1の第1話をハリウッドの巨匠マイケル・マンが監督したことでも話題となった本作。舞台は1990年代の東京。日本の大学を卒業し大手新聞社に就職したアメリカ人青年ジェイク(アンセル・エルゴート)が、特ダネを追いかけるうちにヤクザ絡みの事件を解決する刑事、片桐(渡辺謙)と出会い、危険な闇社会へと入り込んでいく姿を描く。登場人物たちそれぞれがショッキングな展開を迎えるというクリフハンガーで幕を閉じたSeason1。Season2では、ジェイクが東京の犯罪の裏社会により深く入り込んでいき、自分自身や身近な人々の命が恐ろしい危機にさらされていることに気づく。併せて、Season1のキャストに加え、個性派俳優・窪塚洋介と宝塚歌劇団退団後も俳優として様々なフィールドで活躍する真矢ミキが出演することも決定。窪塚は、笠松将演じる佐藤が属する千原会の若頭に出所後復帰し、彼の兄貴分となるヤクザ・葉山役を、真矢は片桐の相棒となる警視・長田役を演じる。さらに、それぞれのキャラクターの場面写真とキャスト陣からのコメントも公開された。<キャスト コメント>■アンセル・エルゴート(ジェイク役)※日本語メッセージもう一回、東京バイスの撮影ができてとても嬉しかったです。このテレビドラマのお陰で日本の文化を学ぶことができました。東京バイス シーズン2の話は、もっと面白くなったとおもいますので、ぜひ見てください。このドラマは90年代の東京の闇の世界がよく描かれているので、とっても面白いと思います。東京バイス シーズン2は、シーズン1よりもっと面白い展開になっています。■渡辺謙(片桐役)皆が窮地に追い込まれたSeason1のラスト。どうなっていくのか先の読めない状態で2がスタートしました。1話ごとに急展開を見せる脚本に驚きながら、撮影が進みました。サスペンス満載のSeason2を是非お楽しみ下さい。■窪塚洋介(葉山役)『TOKYO VICE Season2』に服役から出所してくる千原会の若頭"葉山"役で出演しています。僕も好きな作品が多いHBO(現Max)の作品に関わることができて大変光栄に思っております。今までの役者人生の中で一番と言っても過言ではない、とても難しい役柄でしたが、日米共同制作の現場はいつもとても刺激がありました。皆さんに観ていただけるのを楽しみにしています。■真矢ミキ(長田役)80年代、そして90年代初頭、私は20代でした。異様なほど大人達に活気があり勢いがあった。そしてバブル崩壊。今、役を通し改めて90年代を再び生き、その背中合わせとなる縦横無尽な裏社会の深さを知ります。Season2は、生き残るために闇組織も形を変えざるをえない状態で膨れ上がり警察と化かしあい闘います。私演じる警察組織に生きる女性は、当時の男社会を真っ向から浴びながら、そんな闇組織に立ち向かいます。『TOKYO VICE』は海外から来た1人の青年記者の俯瞰の目線から時代と社会を大胆に斬り込み、それとは対照的に必死に生きる人々の心の機微を繊細に描きます。一見バイコントラストに感じる社会と人の組み合わせこそが、その時代を象徴するセットなのだとも気付かされます。今、半年間続いた撮影が終わった達成感と何か途轍もない大きな経験をいただいた感謝が心の奥底にあります。謙さんをはじめ、この作品で出会えた全ての皆さんにときめいた日々でした。<作品情報>『TOKYO VICE Season2』2024年春 WOWOWにて放送・配信スタート(全10話)※第1話無料放送※WOWOWオンデマンドにて、Season1全8話配信中監督:アラン・プールジョセフ・クボタ・ラディカ福永壮志エヴァ・ソーハウグ出演:アンセル・エルゴート渡辺謙レイチェル・ケラー菊地凛子笠松将窪塚洋介真矢ミキ ほか公式サイト:
2023年12月01日感動ではなくても、人の心が動くものを…。担当編集者のリクエストがきっかけになったという『君と宇宙を歩くために』。そして心が動くことの意味を、泥ノ田犬彦さんはある舞台を観て体感する。“普通”ができないふたりでも、手を取り合えばできること。「役のひとりが本当に愛おしくて、立っているのを見ているだけで泣けてしまうような存在感があったんです。『君がそこにいるのが嬉しい』みたいな心の動きって、膨大なエネルギーが渦巻いているんだなと思って、自分の中にあるその感覚と人生経験をベースにしながら、ストーリーの肉付けをしていきました」勉強が苦手で、バイトも覚えが悪くて長続きしない小林は、乱暴なヤンキーとして周りから疎ましがられている。ある日、同じクラスに転入してきた宇野は、素直で明るいのだが、知らない人がたくさんいるところや、ルーティンではない状況が苦手で、日常のルールや困ったときの対処法を細かく記したノートを、肌身離さず持ち歩いていた。「小林は『助けなくても何とかなるだろう』と第一印象で遠ざけられそうな子を想像して作りました。宇野くんに関しては、“人とは違うところ”をエンタメにしたいわけではないので“キャラクターにしすぎない”ことを意識しています。宇野くんの苦悩や喜びもできるだけ等身大に描くようにして、彼をどう捉えるかは読者の方々に委ねています。異質だと思っていた人の中に自分と同じものを発見したときの動揺を大切にしたいので、ギャップとして表現できていたら嬉しいです」自分に自信がなく挑戦や努力を避けてきた小林は、失敗が怖くてしかたない。けれども、日常という宇宙を歩こうとする宇野に刺激を受ける。「それぞれ自分なりのプライドを持っていることを一番大切にしています。劣等感や恥ずかしさはプライドがあるから発生する感情だと思うので、ダサく見えたとしても葛藤を蔑ろにしないようにしたいです。お互いを『かっこいいぜ!』と思っているふたりなので、支え合うというよりは影響し合って、経験値を積んでいく感じにしていきたいです」1巻の後半では異なるタイプの新キャラクターも登場し、彼らの宇宙も少しずつ広がっていく。「人間が大人になるまで人生を歩き続けるのは、とても難しくてすごいことだと感じています。彼らのその後も、大事件や大活躍みたいなものはあまりないかもしれませんが、でも人生波瀾万丈だよね……というのが描けたらよいなと思っています」泥ノ田犬彦『君と宇宙を歩くために』1ヤンキーの小林と、変わり者の転校生・宇野。“普通”ができないふたりが、楽しく生きるために奮闘する友情物語。Webマンガサイト「&Sofa」で連載中。講談社946円©泥ノ田犬彦/講談社どろのだ・いぬひこマンガ家。アフタヌーン四季賞2022年秋のコンテストにて「東京人魚(トーキョー・マーメイド)」が準入選してデビュー。※『anan』2023年11月29日号より。写真・中島慶子取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2023年11月29日来年放送予定の吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」より、メインビジュアルが公開された。本作は、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書き上げた紫式部が主人公の物語。光源氏=光る君のストーリーの原動力は、秘めた情熱とたぐいまれな想像力、そして藤原道長への想い――。吉高さんが紫式部/まひろを、藤原道長を柄本佑が演じるほか、井浦新、高畑充希、三浦翔平、竜星涼、塩野瑛久、黒木華、松下洸平らの出演が決定している。番組制作統括は「衣装がよく似合って本当にきれいな吉高さんの、何枚もの写真の中でハッと惹きつけられたのが、この一枚です。誰かに微笑んでいるような、自分の内面を見つめているような。冷静なような、心の揺れをじっとこらえているような。とらえきれない、そして目を離せないこの表情に、私たちの『まひろ』がいる、と確信しました」と話す。メインビジュアルの制作を担当した市耒健太郎(UNIVERSITY of CREATIVITY主宰)は、「時代を超えても、きっと変わらない人間のきもちがある。今回の大河ドラマのテーマをお伺いして、始めに感じたことです。恋の美しさとはかなさ。運命の優しさと厳しさ。創造性の輝きと葛藤。そんな普遍的な人間らしさを、『この想い1000年前も1000年後も』という言葉に込めました」とコメントしている。大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)より放送(初回15分拡大)。NHK総合/日曜20時(再放送 翌週土曜13時5分)、BS・BSP4K/日曜18時、BSP4K/日曜12時15分。(シネマカフェ編集部)
2023年11月24日2010年に映画化されたベストセラー小説を、エミー賞ノミネートの制作陣により実写ドラマ化したオリジナルドラマシリーズ「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」が、12月20日(水)よりディズニープラスにて独占配信。予告編とキービジュアルが解禁された。人間と神のミックスとして生まれた少年パーシー・ジャクソンは、最強の武器であるゼウスの“雷撃”を取り戻してオリンポスの神々の全面戦争を止めるため、アメリカ中を旅する冒険に出る。母親を亡くしたパーシーは、半神の子どもたちの聖地であるキャンプに参加するが、自身も半神であることを知り、出自と向き合うこととなる。旅の仲間となったアナベスとグローバーの助けを借りながら、パーシーは世界の中に自分の居場所をどうみつけるのか、母親に再会できるのか、そして自分が何者であるべきなのか、という自分が追い求める3つの問いの答えに近づいていく。原作は、エドガー賞受賞作家リック・リオーダンによって執筆されたベストセラー小説シリーズで、2010年にも『ホーム・アローン』のクリス・コロンバス監督、ローガン・ラーマン主演によって映画化。今回はそんな原作をドラマシリーズとして新たに映像化。主演パーシー役を務めるのは『アダム&アダム』でライアン・レイノルズと共演した新進気鋭俳優ウォーカー・スコーベル、冒険の仲間のアナベス役に『ビースト』のリア・サヴァ・ジェフリーズ、グローバー役に『12人のパパ』のアーリアン・シムハドリというフレッシュスター。オリンポス十二神の1人ヘルメス役に『ハミルトン』『メリー・ポピンズ リターンズ』のリン=マニュエル・ミランダ。全能の神ゼウス役に『ジョン・ウィック』シリーズで知られる故ランス・レディックなど、ベテラン俳優が終結。クリエイター・製作総指揮には、エミー賞ノミネートの「ザ・オールド・マン~元CIAの葛藤」のジョナサン・E・スタインバーグと共に原作者のリック・リオーダンも自らあたる。今回初公開されたキーアートは、主人公パーシー・ジャクソンが大波を背景に、光り輝く剣を地面に突き刺している、パーシーの意思が強く表れているビジュアル。初公開された予告編では、博物館にあるメデューサの首を持つペルセウス像を母と共に眺める子ども時代のパーシー・ジャクソンから始まり、「君は特別だ。自分の力に気づくときが、いつか来るだろう」と言われてからは神々や怪獣たちの世界を目の当たりにするようになっていく様子が。そして神々の最強の武器であるゼウスの“雷撃”が盗まれ、ついにパーシー・ジャクソンの力が必要になる時がやってくる。それを取り戻して神々の全面戦争勃発を阻止するという大きな使命を受けたパーシー・ジャクソン。その重大な任務をやり遂げることができるのか、期待が高まる。「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」は12月20日(水)より初回一挙2話、毎週水曜ディズニープラスにて配信開始(全8話)。(シネマカフェ編集部)
2023年11月21日東洋経済オンラインでの連載が人気を博したルポルタージュ原作が、WOWOWで連続ドラマ化。主演は、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』でヒロインを務め、今最も勢いのある趣里。彼女が繊細な演技で演じるのは、経済誌の契約編集者でシングルマザーの雁矢摩子。女性の貧困がテーマの連載で貧困女性を取材しながら、社会の矛盾や問題点を浮き彫りにしていく姿をフィクションとして描く。令和の時代にも存在する貧困の現実。現代の孤独と社会の不条理は、他人事ではないと気づくはず。他人事ではない令和の時代における貧困のリアルを描く。地上波では描きづらい貧困女性のリアルという重いテーマに挑んだ、監督の青木達也さんと脚本家の高羽彩さん。今作に込められた想いを伺いました。青木:フェイクドキュメンタリーのようなドラマですが、日本の貧困問題の現状を描いていて。1話の国立医大生の貧困女性の記事をアップした時にSNSで心ない誹謗中傷を書かれるシーンもとてもリアルです。高羽:リアルですよね。原作があるものの、この問題は自分の目でしっかり確認しなければ血肉になる台詞を書けないと思って、貧困女性を実際に取材しました。お話を伺わないと分からないことがあまりにも多く、貧困についての自分の無知さをまざまざと思い知らされっぱなしでした。青木:ドラマの主人公の摩子も最初は貧困に対して無知なところから始まって。貧困女性を取材しても、今まで向き合ってきたことがなかった事柄だけに我が事として考えられない幼さが見え隠れしますよね。高羽:最初は取材対象者を傷つけてしまうんですけど、失敗と向き合って成長していく。書いていてもビックリするくらい1話に比べて6話の摩子は前に進んでいるんです。青木:いや、本当にそうですよ。貧困女性の取材を始めたばかりの頃は、無知なところから始まり、自分が貧困ボーダーにいると気づいて。最終的には取材内容を書籍化して、世の中に訴えかけることで、誰かを救えるかもしれないと奮闘する。趣里さんは、そこに到達するまでを逆算して絶妙なお芝居をしてくれました。高羽:摩子はパワー系のキャラクターなので、ト書きで“泣く”と書いてあるシーン以外は、涙を流すことを想定してなかった。でも、趣里さんは演じるうちにどうしても心が動いてしまって、思わず涙がこぼれてしまう姿に胸が締め付けられました。青木:自然と素直に感情が溢れてくるお芝居がすごい。あの年代でこれほど難しい役を繊細に演じられる人は、他にいないんじゃないかな。高羽:陰の要素を陰にしすぎない、でも、ちゃんと陰を伝える力がある役者さんですよね。小柄だけど、摩子の踏ん張って生きている感じを出せるのは、趣里さんならでは。青木:祐二を演じる三浦貴大さんとのコンビぶりも共演経験が豊富なので、最初から本当に息ぴったり。1話のカラオケボックスのシーンの摩子と祐二の絡みもすごく面白いし。高羽:凄惨な現実を真摯に伝えるだけでなく、ふたりが生き生きとしていて、ちょっとチャーミングなところもあっていいかなぁと。青木:もちろんいい絡みです。最初は衝突してしまうふたりが、どんどんバディ感が出てくるのもいい。高羽:じつはバディものということを意識して書きました。少しずつ信頼を寄せていって、仲間になっていって。最後には複雑な過去を持つ祐二が摩子に弱音を吐けるまでになっていく。ふたりの関係性を追いたくなる仕掛けです。そしてこのドラマは、どこかにいるかわいそうな人たちの話ではない。当事者意識を持てるきっかけになったらいいですね。青木:自分はどうなんだろう?皆は大丈夫?…って。今作を描くにあたって、僕が大事にしたかったのは“繋がり”。今SNSで繋がっている人たちが、自分がピンチに陥っても助けてくれるのかという恐怖って誰しも抱えていると思います。高羽:遠い繋がりではなく、大事な人とはちゃんと会って、身近な繋がりを再確認したほうがいいですね。青木:そうやって自分の周りの環境を整える小さな一歩を踏み出すことで、手を差し伸べ合えるかもしれない。社会が良くなって、優しい世界になればいいなと思います。青木達也さん今年はドラマ『週末旅の極意~夫婦ってそんな簡単じゃないもの~』(テレビ東京系)、10月クール放送の『君が死ぬまであと100日』(日本テレビ系)を監督。高羽 彩さん脚本家、演出家。「タカハ劇団」主宰。主な脚本作品にテレビアニメ『魔法使いの嫁』『魔法使いの嫁 SEASON2』、よるドラ『ここは今から倫理です。』(NHK総合)。左・シングルマザーの摩子は、同居する母の菜穂子(高橋ひとみ)に子育てをサポートしてもらう日々。右・国立大学医学部に通うために風俗で働く優花を風俗ライターの﨑田祐二(三浦貴大)と取材するが、その記事が炎上。摩子が取材をした貧困を抱えた女性たち。左から、姉を援助したことで貧困に陥った元富裕層の典子(霧島れいか)、家庭内で虐待を受ける恵子(宮澤エマ)、国立大学医学部に通いつつ、風俗やパパ活で学費を捻出する優花(田辺桃子)、シングルマザーの葵(東風万智子)。ドラマの内容がより深く知れるドキュメンタリー映像もぜひ。2022年冬にクランクインした本作の撮影現場の裏側を公開。キャストと監督、スタッフたちが一丸となって貧困女性のリアルを追求した作品に懸ける想いが伝わるドキュメント映像をたっぷり届ける。WOWOWオンデマンド、WOWOW公式YouTubeにて公開中。連続ドラマW‐30『東京貧困女子。‐貧困なんて他人事だと思ってた‐』11月17日(金)午後11時よりWOWOWにて放送・配信スタート。原作/中村淳彦『東京貧困女子。彼女たちはなぜ躓いたのか』(東洋経済新報社刊)脚本/高羽彩監督/青木達也、遠藤光貴出演/趣里、三浦貴大ほか※『anan』2023年11月22日号より。取材、文・福田恵子(by anan編集部)
2023年11月20日