この連載は、2015年4月からWebマーケティング業界に足を踏み入れる新入社員や、新たにWeb担当者に着任した新人マーケターを対象に「覚えておきたい基礎知識」をご紹介するものです。Webマーケティング業界では、アルファベットの略語が日常的に飛び交っています。加えて、成長スピードが早く、目まぐるしく周辺環境が変化していく業界でもあります。そこで今回は、まず初めに押さえるべき20の略語を整理・解説しました。出現頻度の高い順に解説していますので、上から順にチェックしていけば、最小の労力で理解することができるでしょう。なお、出現頻度はWebマーケティング用語を解説する10のサイトを調査・分析し、客観的なスコアリングによって作成したものです。○1. CPACost Per Action : 何らかの成果(Action) 1件あたりの支払額出現頻度 : 100%【解説】会員登録や資料請求、商品の購入といったユーザーのAction1件につき支払った広告費用のことで、顧客取得単価ともいう。また、「Action(行動)」ではなく「Acquisition(獲得)」を用いる場合、新規顧客の獲得1件あたりの費用を意味する。【使用例】月間50万円の広告費をかけてバナー広告を掲載し、同広告から100件の商品購入を獲得した場合、CPAは5000円(50万円 ÷ 100件)となる。この数値が小さいほど「費用対効果の高い広告」だと考えることができる。○2. CPCCost Per Click : クリック一回あたりの料金、クリック単価出現頻度 : 90%【解説】Webサイトやメールに掲載したテキスト広告やバナー広告などが、1回クリックされるにあたり発生した費用。【使用例】広告費として30万円を支払い、Webサイトにバナー広告を一カ月間出稿し、5万クリックを獲得した場合、CPCは6円(30万円 ÷ 5万クリック)となる。○3. CTRClick Through Rate : クリックされた割合、クリック率出現頻度 : 90%【解説】広告がクリックされた割合(確率)を示す。この値が高いほど、ユーザーは広告に反応しているという意味となり、同広告は「反応率が高い」と判断できる。【使用例】メールにてテキスト広告を30万人に配信し、6000クリックを獲得した場合、CTRは2%(6000クリック ÷ 配信数30万 × 100)となる。○4. CVConversion (変換・転換・交換)出現頻度 : 90%【解説】企業がユーザーに起こしてほしいActionとして掲げる「最終的な成果」を意味する。特にWeb広告の分野においては、会員登録や資料請求、商品購入など「単なる訪問者から、会員や(見込)顧客への転換」という意味合いで使われる。○5. impimpression : 広告露出・掲載・表示回数出現頻度 : 90%【解説】Webサイトに広告が掲載された回数。ユーザーがとあるWebサイトに訪れ、広告が1回表示されることを「1インプレッション」とする。○6. PVPage View : アクセス数出現頻度 : 90%【解説】あるWebサイトが閲覧された回数を示す。同一ユーザーがサイト内のページを複数閲覧すると、PV数はその分だけ増える。○7. UUUnique User : 閲覧者数出現頻度 : 90%【解説】あるWebサイトを訪れたユーザーの数を表す。同じユーザーが同じページを何度も閲覧した場合でも、1UUとしてカウントされる。【注意】UU数の測定方法は、利用するアクセス解析ツールによって異なるが、基本的に「IPアドレス」や「ホスト名」「Cookie」といった情報を基に集計する。正確なUU数を測れない場合として、ユーザーがCookieの受け入れを拒否している状況や、デバイスやブラウザを複数使用するといった環境が考えられる。○8. CVRConversion Rate : コンバージョン(成果)率出現頻度 : 80%【解説】PV数やUU数のうちコンバージョンに至った割合を示す指標。「Webサイトに訪問したユーザーが実際にActionを取る割合」を意味する。【使用例】とあるバナー広告の300クリックうち、10件がコンバージョンに至った場合、CVRは10%(30CV ÷ 300クリック ×100)となる。○9. LPLanding Page : ランディングページ出現頻度 : 70%【解説】広告をクリックすると最初に表示されるページ、すなわち、Web広告の遷移先となるWebサイト(ページ)を示す。○10. SEOSearch Engine Optimization : 検索エンジン最適化出現頻度 : 70%【解説】GoogleやYahoo!が提供する検索エンジンの検索結果ページにて、上位に自らのWebサイトが表示されるように工夫すること、またはそのための技術やサービスを指す。例えば、ターゲットとするキーワードの選択やページ内でのキーワードの使用などを最適化することで上位表示を目指すが、サーチエンジンのランク付けアルゴリズム(計算方法)は年々変化するため、実際は「SEOに王道無し」と言われることもある。残り10用語は、4月2日に公開します。第3回からは、Web広告の種類や出稿方法、効果測定に用いる分析ツールなどを紹介していく予定です。○執筆者紹介ソウルドアウト 葛谷篤志2009年オプトに入社し、2010年からソウルドアウト設立に参画。入社3年目から新潟営業所の立ち上げを経験したほか、Web事業のスタートアップや通販(美容品・アパレル)企業のWebマーケティング支援に携わり、顧客売上を2年で5倍にさせる等の実績を持つ。現在(2015年3月)は、Webマーケティング本部 パブリックリレーション部にて部長を務める。
2015年03月31日Web業界の人がインタビューを受ける際にろくろを回しているようなポーズをとる、というのが数年前からネット上でネタになっていますよね。というわけで、Web業界で働いている男性のことを「ろくろ系男子」と勝手に命名。彼らの特徴と攻略法をご紹介します。■特徴1:プライド高め!でも柔軟性は◎Web業界という、「時代の最先端」の職種に就いているろくろ系男子。会話の中にやたらと専門用語を盛り込み、業界人らしさを演出します。「コンセンサスが取れたらすぐにフィックスしておいて。あとリスケするミッションも忘れないでね。」みたいな。何のこっちゃ。日本語で言った方が早いだろうが!この性質から想像できるかと思いますが、プライドが高かったり、こだわりが強かったりする人が多いようです。一方で、業種柄、平均年齢が若い会社で働いている人も多い、ろくろ系男子。そのため、流行に敏感でユーモアがあり、既成の概念にとらわれません。時には「はっ」とするような斬新なアドバイスをくれることもあるのが彼らの特徴です。■特徴2:ネットに洗脳されているネットが好きでたどり着いた人も多いのがこの業種。仕事でもプライベートでも常に使用し、中毒気味。さらに、某大型掲示板のひねくれた思想に色濃く染まってしまった人もいます。その上に激務ときたら、恋人もなかなかできません。「忙しすぎワロタwwwこの上彼女とかいたらめんどくせえだろ」そう書き込み、日々の鬱憤を晴らしていることでしょう。でも本当は寂しがり屋な彼ら。本当は繊細な自分のすべてを受け入れ、どんな話でもウンウンと聞いてくれる誰かを求めているのです。■ろくろ系男子の攻略法ろくろ系男子を好きになってしまった!そんなとき、彼らを攻略するにはどうすればいいのでしょうか。「彼と常つながっていないとイヤ!」みたいな依存体質の人はなかなか付き合うのが難しいみたいです。それよりも、精神的にも経済的にも自立し、ろくろ系男子と同様に考え方が堅苦しくなく、友達のようにフランクに付き合える女子の方がベター。おしゃべりも嫌いではないようです。大勢でワイワイというよりも、1対1のコミュニケーションを深めることが彼の「特別」に近づく第一歩。ただしあんまりグイグイ行き過ぎると引いてしまうので、徐々に距離を詰められるといいですね。客観的かつ冷静に、シニカルなジョークも会話の中に交えることができるとなお良いでしょう。2ちゃんねるのまとめサイトなどを読んでおけば話題に困らないかもしれません。きちんとろくろ系男子の知識や技術を褒め、日々の労働をねぎらってあげることも大事です。これらを実行すれば、ちょっぴりひねくれたろくろ系男子も攻略できるかもしれません。時代の最先端をゆく彼ら、もし付き合えるのならば、学べることも多そうですね!
2015年03月31日キヤノンソフトウェアは3月19日、Webアプリケーション自動生成ツールの最新版「Web Performer V1.4.2」の発売を開始した。同製品は、登録画面からスキーマ情報として「データモデル」、画面情報として「入出力」、必要に応じて業務フローとして「ビジネスプロセス」の3つを定義することで、Webアプリケーションを自動生成する。最新版では設計機能が強化され、これまでの設計書出力機能(リポジトリ定義内容のExcel形式出力)に加えて、GUI操作で画面遷移図の作成が可能となった。これにより、瞬時にシステム全体の画面遷移状況が把握できるため、システム開発とメンテナンスにおける生産性が向上する。また、Webアプリケーションの対応環境に、PostgreSQLとCentOSが追加された。そのほか、Webアプリケーションにワークフロー機能を実装するためのオプション機能を強化し、ワークフロー機能における案件情報の閲覧権限を部門、ユーザーそれぞれに設定できるようになった。閲覧権限は起案・承認部門を基本とし、他部門へ人事異動となった起案者・決裁者の閲覧権限を自動的に制御することで、部門意思決定にまつわる決裁書の閲覧セキュリティを確保する。価格はいずれも税別で、実行環境がWindows/IBM i/RedHat環境に限定される「Web Performer SE版」が300万円から、実行環境に制限がない「Web Performer EE版」が500万円からとなっている。
2015年03月19日サイバーエージェントが運営する「Ameba」は3月18日、誰でも簡単にデザイン性の高いWebサイトを制作できる無料サービス「AmebaOwnd(アメーバオウンド)」の提供を開始したと発表した。同サービスは、100種類以上のテンプレートやフレームを選択・レイアウトしたり、画像や動画などのコンテンツをアップロードするだけで、気軽にデザイン性の高いWebサイトを制作できるというもの。制作したサイトは、自動的にスマートフォン表示へ対応させることも可能なほか、アクセス解析機能による分析も実現する。また、「アメーバブログ」や「Facebook」「twitter」など各種ソーシャルメディアとの連携機能により、多様なSNSアカウントを同サービス上に集約・同期し、自身のWebサイトコンテンツとして発信することもできる。なお、スマートフォンを利用し、Webサイトの制作や更新、閲覧が可能な「AmebaOwnd アプリ」の提供も、同日開始されている。同サービスは今後、「オウンドメディア内での広告収益の還元(2015年7月予定)」や「オウンドメディア内での有料コンテンツの配信機能(2015年8月予定)」「EC機能(2015年8月予定)」「iOS / Android向けのアプリ制作機能(2015年内予定)」などを順次実装していく予定だ。
2015年03月19日第6話でSEOを意識したサイト制作について学んだりん。あとはサイトを公開するだけ! ラストスパート! という気持ちで出社し、上司のはやせさんに最後の教えを乞うのでした。♪まぶた~とじ~れ~……はやせさん、おはようございます!うぅ……あ、おはよう。いやーよい歌だなー、感動して涙流しちゃったよ。(失恋でもしたのかな…笑)あのー、前回の続きで、アクセス解析の話なんですけどぉ~。セイセイセイー。トラッキングの話だね、フォーー!!!(急にどうした!? 笑)そうです。アクセス解析やトラッキングの話です。うーんとまずは、昨日も言ったけれど、アクセス解析のコードを入れ忘れるな!というところだね。今回は、Googleアナリティクスを使うことを前提としようか。Googleアナリティクスは、基本的に無料で高機能なので、僕はほとんどの案件で使ってるよ。Googleアナリティクス、たしかによく聞きますね。あとは、2014年に正式版となったGoogleタグマネージャというツールも使うことがあるかな。Googleタグマネージャでは、Webサイトには決まったコードだけを貼っておいて、実際にそこで利用するコードはタグマネージャ上で管理するということができるんだ。例えば、メディアサイトなどは、頻繁にトラッキングコードの差し替えや変更を行うよね。その場合は、Webサイトのテンプレートなどを直接変更するといったことをその都度行わなくてはならないんだ。だけど、タグマネージャを使えば、Webサイト側は一度だけ貼り付けて、どのページでどのコードをだすかや、コードを変更するなどの作業はすべてタグマネージャ側でできるんだ。なんか、話を聞いていると、めちゃくちゃ利便性の高いツールですね!たしかにとても便利だけど、使い方も独特だし、正式版公開から1年くらいしか経っていないから、情報もそれほど多くないのが現状かな。いずれにせよ、難しい部分もあるので、貼り付けたコードをそれほど変更する必要がない場合は、普通にGoogleアナリティクスのコードを貼り付けてもいいと思うよ。なるほど。サイトの運営方針によって選んでもいいんですね。今回のサイトは、Googleアナリティクスを利用したいと思います。他にはなにか、やっておくべきことはありますか?そうだね。あとは、「Googleウェブマスターツール」への登録かな。特に、サイトマップの登録が重要だよ。CMSなどのテンプレートで、Googleが指定するフォーマットを選択し、sitemap.xmlなどのページ情報が含まれたXMLファイルを生成しておいて、それをウェブマスターツールに設定しておくと確実にGoogleの検索の対象にできるんだ。各ページの存在をきちんとGoogleに伝える、といった感じですね。うん。ウェブマスターツールでは他にも、サイトの解析においてどんな検索ワードで検索されたかということを詳しく見ることもできるよ。検索ワードを分析することで、「こういうワードで検索されてるみたいだから、こういうコンテンツをもっと増やそう」といった運用改善の参考になるよね。どういうキーワードでユーザーがくるかなどは、たしかに重要ですね。他にも、HTMLの改善項目を教えてくれたり、Googleからのアラートを確認できたり、見られたくないコンテンツを検索結果から除外したり…いろいろなことができるよ。Googleアナリティクスも機能が盛りだくさんだけど、ウェブマスターツールでもいろいろできるんですねー。バッチリ準備を行ってから、クライアントのWebサイトを公開したいと思います!……――数日後。はやせさーん! クライアントのWebサイトを公開したんですが、すっごく喜んでもらえましたー…って、あれ? そんな大荷物でどこか行くんですか?おーーよかったねーー。Webサイトはオープンしてからが本番だからね! 野球は9回裏2アウトからと言うしね。引き続きサポートしていってね。僕は今日から、このトランシーバー片手に、しばらく自分探しの旅にでようと思ってね。ドラゲナイ。こうして、クライアントのWebサイトを無事公開し、さらに、めんどくさい上司も旅にでてほっとしたような寂しいような気持ちの入り混じった、3分の1の純情な感情なりん。今後もいろいろ勉強して、立派なWebディレクターになるぞ!と心に誓ったのでありました。~Fin~○おわりにWebサイト制作のTipsを、これまでの制作会社での経験を基に「はやせ」と新人社員「りん」の掛け合い式で書いてみました。Webの世界はスピードが速いので、閲覧環境もサイト制作のテクニックもどんどん進化しています。ですが、根本的な「誰かにとって役立つ情報を伝える」ことの重要性は変わりません。今回の連載でご紹介したポイントがお役に立てれば幸いです。いやー、Webサイト制作って本当にいいもんですね。○執筆者紹介早瀬将一シックス・アパートにて、主にWebサービス型CMS「MovableType.net」の製品企画を担当しています。個人活動として、大学時代から音を中心としたインタラクティブ作品を制作。音に限らない作品やソフトウェアも作ってます。詳しくはWebで!
2015年03月17日クライアントのWebサイトがだいぶ完成に近づいてきて、そろそろSEOについてもチェックしなきゃなーと考えながら出社するりんであった―――。はやせさん、おはようございます!おかげさまで、クライアントのサイト制作もバージョン管理しながら行えていて、問題なく進んでいます。今日は、昨日聞けなかったSEOのことをいろいろ教えて下さい!うむ。良いであろう。わしはSEOの生まれ変わりといっても過言ではないのじゃ。あ、そうなんですねー。それでは、SEOで一番大事なことは何ですか?またざっくりとした質問じゃのぅ。まず最初に言っておくが、SEOに特効薬はないのじゃ。一番効く方法は、みんなの役に立つコンテンツをソーシャルなどのフローではなく、ストック型で残しておくことが重要なんじゃ。ここ数年の情報発信は、FacebookページやTwitterで行うケースが多かったのじゃが、情報が流れていってしまって一時的な効果しか生まないのじゃ。そこで最近は、ソーシャルにて発信した情報を、自社サイト内でまとめてパーマリンクとしてストックしておくという方法が採用されていていたりするのじゃ。でも、わしは、自社サイト内にて情報を更新し、それをソーシャルで拡散するという使い方がオススメじゃな。なるほどー。検索エンジンの仕様もちょくちょく変わるし、人がちゃんと見たいと思うような情報をきちんと積み重ねていくことが大事なんですね。その通りじゃ。検索で必ず1位になんて…云々かんぬん(略)。…というかまあ、あれだね。オリジナルドメインも重要なんだよ。Webサイトはこのサービスでー、ブログはこっちのサービスでー、みたいに運営しているのも見かけるけど、本当は自社ドメインを契約してそれを使い、同じドメイン内にコンテンツを集約したほうが当然検索に強いよね。(仙人キャラが途中でめんどくさくなったんだろうな…)自社ドメインって今なら、例えば年間1000円以内でとれるものなどありますしね。そうそう。それに、自社ドメインにしておけば、もし他のサービスに移行することになってもドメインを変えずに済むよね。MovableType.netのようなWebサービス型CMSでも、独自ドメイン機能があるし、それを設定した上にその配下でブログを運営するということもできるんだ。1箇所にまとめたほうが、管理も煩雑にならないしSEO的にもいい! なんて、いいことずくめですねっ♪そのほかだと、公開前には確実に確認しておいたほうがいい項目はこの6つだよ。1. 各ページタイトルの確認よくありがちなんだけど、公開したら全てのページがサイトのタイトルになっちゃってる!みたいなこともあるんだ。title要素に入る部分はとても重要なので各ページのタイトルになる部分が入っているか確認が必要だね。2. 適切なmeta情報の設定meta情報に関しては、キーワードやディスクリプションを設定するんだけど、ディスクリプションなんかは検索結果でも表示される部分だから必要なキーワードを入れて、そのページがどういうページかきちんと分かるようにしておかないといけないね。3. OGPの設定OGP(Open Graph Protocol)といって、Facebookなどのソーシャルでシェアされるときに重要な情報だね。最近だと「OGP=Facebookにシェアされるときに表示される情報」というイメージがあるかな。CMSでカスタムフィールドなどを使って、任意の画像を指定するなんてことも可能なので作り方を工夫するといいね。4. faviconの設定ファビコンも今はブラウザによってはタブに必ず表示されるから、独自のものを設定しておくのがおすすめだよ。5. アクセス解析用のコードを追加これは、忘れがちだよね。GoogleAnalyticsを入れるケースが多いかな。クライアントも気づいていない場合があるから、必ず提案しよう。6. canonical属性今回は、レスポンシブデザインだから必要ないけど、スマートフォン用のページが別URLの場合は、このように元のURLが入るようにしたほうが良いね。Webサイトの記事がシェアされるときのURLを統一させるためのものなので、同じ記事なのにシェア数が分散してもったいない! を防ぐためにも必ず入れておくべきだよ。例 : <link rel="canonical" href="">なるほどなるほど。表から見えないところは気付きにくいですもんね! クライアントも気付かないだろうし、自分から提案できるように気を付けます!みえねいとこ たいせつはやを(はやをって誰)そういえば、Webサイトの運営が始まったら、アクセス解析系が重要だと思うんですが、今できる下準備としては何が必要ですか?そうだねー。アクセス解析を制するものは世界を制すって言うもんね!でも、今日はジムに行って腹筋割ってこないといけないからまたこんどね~。わかりましたー! お疲れ様でしたー!「世界を制すって、そんな大事なんだなWebサイトって」と思いつつ、どんな方法でどんなことを解析するのがいいのだろうか? など妄想しながら帰宅するりんであった。○執筆者紹介早瀬将一シックス・アパートにて、主にWebサービス型CMS「MovableType.net」の製品企画を担当しています。個人活動として、大学時代から音を中心としたインタラクティブ作品を制作。音に限らない作品やソフトウェアも作ってます。詳しくはWebで!
2015年03月10日目的にあわせたサイト設計が決まり、実際の制作にとりかかりはじめたWeb制作会社新人社員の「りん」。早速、制作を始めるときに気をつけなければいけないことを、わかる人にしかわからない小ネタをはさんでくる上司「はやせ」に聞いてみることにしたのでした。はやせさーん、今いいですかー?ごめん! 今ランニングマンの練習してるんでちょっと待ってて!(ランニングマン?! 手足が長くて胸毛が生えてる芸人の?!)お、おまたせー…。やっぱがんちゃんのようにはいかないか……それで、どしたの?クライアントのWebサイトを、実際に制作し始めているんですが、このままザクザク作っていっていいのでしょうか?何か注意しなきゃいけないこととかありますか?そうだねー。最悪の事態を回避できるように、最初に仕込んでおくべきことがあるんだよね。制作していて一番最悪なことってなんだと思う?えーと……上司がわかりにくいギャグを言いまくっていて、からみにくくて仕事が進まないことですかね?うんっ(はーと)冗談です(半分本気だけどな! )ワープロソフト(表現古っ)や表計算ソフトとかでもそうなんですけど、何か作っている時に「あれ? パソコン立ち上がらない? しかもハードディスクのところから超イヤな音してるんですけど?」とか「あ、やばい。いろいろ変えて上書き保存したら見事に壊れたし、元に戻せなくなったし!!」みたいなことが起きると最悪ですね。そうだね。もし仮に納期まであと少しのときに、開発サーバーで9割型完成しているにもかかわらず「サーバーのデータふっとんだー!! ぎゃあーーーーー」みたいなことになったら、クライアントにも大迷惑かけるし、自分たちも寝ずの作業になっちゃうよね。そうですね……想像しただけでぞっとしますね……。そうならないようには、どういう方法をとるのがよいですか?そうだね。そういうときは……「バージョン管理システムぅーーー(ドラ◯もん風)」だよ、の◯太くんっ。(……は?)バージョン管理システムってなんですか?いろいろ作業していく上で、「誰が」「いつ」「なにを変更したか」を管理できるシステムなんだ。作業した履歴を残していきながら進めるから、「この時の状態に戻したい」とか「この状態のものを分岐して新しいものを作る」など安全にできるんだ。あとは、別サーバーなど作業環境とは異なるところに情報を残していくから、万が一作業環境のデータが壊れたとしてもすぐ復旧できる。それに「誰が」の部分では、複数人で一つのものを管理することに適しているような仕組みがあったりするよ。そういう仕組があれば、万が一のときも「オッス! オラ、データ復旧のために7つのボールを集めにいってくるぜ! 」みたいなことにならなくて済みそうですね。有名なバージョン管理システムとしては、Subversionや最近だとGitなんかがよく使われるね。あとは、Gitの仕組みを利用した、誰でもプログラムコードやデザインデータなどを保存・公開することができる「GitHub(ギットハブ)」というWebサービスもあって、Webサービス開発やWeb制作にもよく使われているね。もちろん、公開するといっても有料で非公開のプロジェクトも作れるから安心。ほかにも、同じようにGitを使ったサービスとして、「Bitbucket」というのも有名かな。(せっかくボケてみたのに、スルーされたよ……)なるほどー。サーバーにインストールして使うだけじゃなく、バージョン管理システムにもWebサービス型があるんですね。世の中クラウドクラウドいうわけですね。それじゃ、実際にCMSを使ったWebサイト制作に使うには、どういったものをバージョン管理していけばいいと思う?うーんと、CMSのテンプレートやJavaScriptなどのライブラリファイル、画像ファイル、可能なら加工した元ファイルとかも管理したいなぁ……。そうだね。CMSのテンプレートなんかはプログラム的なところがあるから、確実にバージョン管理したいね。画像の管理に関して言うと、元ファイルなんかは容量も大きいし、実際にサイト上で使う画像だけを管理したほうがいいかな。それじゃ、実際にMovableType.netにあるGitHub連携機能を例に、説明してみようか。はい、お願いします!「プルルー、プルルー(電話の音)」あ、ごめん。電話かかってきたみたい。「はい。え? 牛と電車が追突して電車が動かない? 分かった!迎えにいくわ」あー、今日は用事できちゃったから、続きはまた今度ね。ごめんねー。わかりました。また明日よろしくお願いしますー。牛が轢かれた? どこの田舎? など、仕事とは関係ない疑問が残りつつも、バージョン管理の大切さを知ったりん。実際はどうやるのかなーと妄想しながら帰宅するのであった。次回は、実際にGitHub連携で管理する具体的な方法の例をご紹介します。○執筆者紹介早瀬将一シックス・アパートにて、主にWebサービス型CMS「MovableType.net」の製品企画を担当しています。個人活動として、大学時代から音を中心としたインタラクティブ作品を制作。音に限らない作品やソフトウェアも作ってます。詳しくはWebで!
2015年02月24日ニフティは2月18日、中小企業向けに優良なWeb制作会社を紹介するマッチングサービス「@nifty WEB販促の窓口」を開始した。同サービスは、同社がWeb販促に関する中小企業の要望をヒアリングし、要件の整理を実施。要件に合ったWeb制作会社を複数選定したのち、企業の代わりに提案を依頼するもの。依頼を受けたWeb制作会社は、企業に施策と見積もりを直接提案し、企業は、提案内容に納得した場合に発注する仕組みだ。利用料金は無料で、2月18日時点において紹介可能なWeb制作会社は約100社となる。
2015年02月19日動画プロモーション事業を手がけるトレンドマークは2月17日、Webに特化した動画の企画から制作、編集、キャンペーンの立案、LP制作までを一つにまとめた動画プロモーションサービス「フーエル(Huel)」を開始した。同サービスは、短期間でより多くのユーザーに商品やサービスの認知を高めたい企業・事業者向けに、動画とWebを活用したプロモーションプランを提案するもの。動画の目的に合わせてテンプレートを選択し、動画素材や画像を配置することで、スピーディかつ低コストで動画制作が可能となる。また、スマートフォンからの視聴を想定し、1本あたり1~5分の幅で制作。短時間の動画でも配信側の伝えたい事と視聴者側の知りたい事の接点を入れてくために、同社でシナリオ作成も行う。価格は、60秒の動画を約2-3週間で制作する「ライトプラン」が6万9800円(税別)で、180秒以内の動画を約1カ月で提供する「スタンダードプラン」は12万9000円(税別)。300秒以内の動画を制作期間約2カ月で実施する「トータルコーディネイトプラン」は19万8000円(税別)での提供だ。
2015年02月18日前回の記事で「Webサイト制作におけるCMSの重要性と選定ポイント」を学んだ、Web制作会社新人社員の「りん」。今回も、分かる人にしか分からない小ネタをはさんでくる上司「はやせ」とともに、クライアントの要求を満たすWebサイトの設計を学んでいきましょう。○クライアントがWebサイトで達成したいゴールはなに?はやせさーん! この前はありがとうございました!おかげさまで、最適なCMSをクライアントに選んでもらうことができました!……ん? (イヤホンを外しつつ)あー、はいはい。あーそうよかったねー! (音楽聞いていて、何を言われたかイマイチ分かってないけど、なんとなく合わせた)CMSが決まってクライアントも盛り上がってくれて、実際にWebサイトを作りはじめたい!ということで進めていくことになったのですが、どう進めていけばいいでしょうか?今回もまたざっくりとした質問だねー、もう投げっぱなしジャーマンだね。まあ、Webサイト制作について一番大事なのは、クライアントがWebサイトで何を達成したいかを考えて、それにあわせたゴールを導き出して設計・制作するところ、って感じかな。その辺は、いろいろやり方があるんだけど……具体的に話しながら設計していってみようか。クライアントは、最終的にWebサイトにどういう効果を期待しているの?(……投げっぱなしジャーマン? ドイツ人? ……この話は、一旦置いておいて……)はい、クライアントニーズは以下のようです。4つある製品ごとに情報発信やアップデートを、短時間で手軽に行いたい製品の導入事例もたくさんあるので、それを有効に使いたいニュースリリースなどのお知らせも、タイムリーに掲載したいスタッフなどの顔が見える運営をして、親近感や安心感を顧客に持ってもらいたい最終的には製品の内容的に電話でのお問い合わせを増やして、売上につなげたいなるほど。かなり具体的なヒアリングは終わっているんだね。これをもとに構成を考えていこうか。さて、どういうページが必要になると思う?えーと……要素としては、こんなかんじでしょうか?トップページニュース(お知らせ)製品ページ事例ページお問い合わせ会社概要だいたいそうだねー。「スタッフの顔が見える~」は、どうやって実現する?うーんと……。「顔が見える」ということは、スタッフの写真やその人の言葉が分かると親近感湧きやすいかなーって。そうなると……、スタッフブログを運営するとかどうですか?そうそう、中の人がどういう人か、どういった思いを込めて製品を作っているかなど分かると、製品に対して信頼感を持ちやすくなるよね。製品サイトとしてきっちり説明する場所があった上で、さらにユーザー視点のカジュアルで読みやすいコンテンツを用意するとかね。なるほどなるほど、では構成をまとめるとこんな感じですね。うん。バッチリだね!それじゃあ、この構成をCMSで実現していくことを考えてみようか。まずその前に、CMSにすることの利点ってなんだっけ?Webサイト制作者と、実際にコンテンツを更新していく担当者の役割分担がきっちりできて運営しやすい、って感じですよね。まとめると、こんなところですか。コンテンツ更新とデザイン管理を分離できるHTMLを知らない人でもページを更新できる記事を更新すると、トップページやアーカイブページなど、導線となるリンクが自動で生成される制作も運営も楽になり運営コストや制作コストを削減できるコンテンツとページ構造とが分離されているので、レイアウト崩れの防止やSEO対応もやりやすいうん。Web上での情報発信は、素早く定期的にしていくことが重要だから、クライアントはコンテンツを用意することだけに集中できるのがいいよね。じゃあ、今回クライアントが選んでくれたWebサービス型のCMS「MovableType.net」を例に、サイト設計をしていってみようか。はい!○更新頻度・方法に合わせてページを構成していこうまず、さっきリストアップした構成だけど、この中で時系列に情報を更新していくもの、固定的だけどたまに情報を更新するものに分けてみようか。クライアントからヒアリングしたことを踏まえて、整理するとこうなりました。トップページページのほとんどはあまり更新しないけど、ニュースの枠だけは最新の記事数件を自動で表示して欲しいニュース(お知らせ)お知らせがある度に頻繁に更新したい。最新のお知らせから順番に時系列に表示したい製品ページ各製品ごとのニュースも頻繁に更新したい。時系列に情報を表示したい事例ページ事例が増えるたび、時系列に増えていくお問い合わせ基本は変わらないけれど、たまに連絡先を変更する場合がある会社概要更新頻度は半年に一回あるかないかスタッフブログ頻繁に更新したい結構更新する箇所が多いサイトになりそうだね。そういう内容であればこんな構造になるかな。トップページウェブサイト>テンプレート通常はいじらず、最新情報などが自動的に更新される。ニュース(お知らせ)ウェブサイト>ニュースブログブログ1つで独立。時系列に記事が更新される。製品ページウェブサイト>製品ブログブログ1つで独立。時系列に更新される記事と製品情報のWebページを組み合わせる。事例ページウェブサイト>事例ブログブログ1つで独立。時系列に記事が更新される。お問い合わせウェブサイト>ウェブページ会社概要ウェブサイト>ウェブページスタッフブログウェブサイト>スタッフブログブログ1つで独立。時系列に記事が更新される。なるほど。トップページのようにページの一部だけが自動更新されるのか、ブログのように自分で記事を追加して頻繁に更新していくのか、それとも、Webページとして1つのページを自分で随時更新していくのか、など運用にあわせて設計していけばいいのですね。そうそう。こうやって運用方法にあわせて分けることによって、このあと説明する「役割ごとに適切な権限を付与しての運営」もできるんだよ。あ、そうだ! 権限について話す前に、スマートフォンに対応する場合は構造にどんな影響がでるんでしょうか?構造、こうぞう、コウゾウ、kouzou……これは、長くなるから次回ね。更新頻度の低いページと、随時記事を追加していくブログ形式のページなどWebサイトの更新頻度に合わせて、サイト構造を考えていくポイントがなんとなく分かったりん。スマホ対応については次回ということで、帰宅することにしたのでありました。次回は、「スマートフォン対応の方法と、サイト運営者の役割ごとの権限設定について」ご紹介します。○執筆者紹介早瀬将一シックス・アパートにて、主にWebサービス型CMS「MovableType.net」の製品企画を担当しています。個人活動として、大学時代から音を中心としたインタラクティブ作品を制作。音に限らない作品やソフトウェアも作ってます。詳しくはWebで!
2015年02月10日本連載では、新人Webディレクターの「りん」が、上司の「はやせ」からCMSによる企業サイト制作手法を学んでいく過程を物語仕立てで紹介します。ひとくちにCMSといっても、サービス形態によってメリット・特性は異なるもの。クライアントの要望を汲み取りつつ、ベストなサイトをつくるにはどうすればいいのか、いっしょに学んでいきましょう。ここは、とある制作会社。新人WebディレクターのりんはクライアントからWebサイト制作を依頼されたのだけど、初めての経験で分からないことばかり。そこで、上司のはやせに相談してみました。はやせさーん!付き合いのあるクライアントからWebサイト制作を依頼されたんですが、どう進めていけばいいでしょうか?ずいぶんざっくりした相談だけど、クライアントの要望はどんな感じなの?えーと、以下のような要望でした。Webサイトは持っているんだけど、以前業者に作ってもらったままでHTMLも書けないし、情報も更新できなくて困っているニュースなど自分たちで更新できる仕組みが欲しいセキュリティ問題とかネットのニュースでよく聞くけど、自分たちで管理できないスマートフォンにも対応したWebサイトを作りたいなるほどねー。まず確実に必要なものとしては、CMSだね。CMSってなんですか?!CMSというのは、「チョコレート(Chocolate)マジで(Majide)好き(Suki)」の略だよ。(……?)……じゃなくて、「Contents Management System」といって、コンテンツを管理する仕組みのことなんだ。Webサイトといったら、昔は「HTMLを手書きで書くので、更新したい場合にはここにこういう内容で書いてね」と制作会社に依頼して、結構時間がかかってようやく更新という流れだったんだよ。けど、今はコンテンツを管理する仕組みを用意することによって、HTMLなどの知識がない人でも情報を更新・公開ができるんだ。なるほど!そのCMSを使ってWebサイトを作れば、クライアントでも簡単に情報を更新できるようになるんですね! さらに、制作する人と情報を発信する人をきちんと分けられると。その通り。Webサイトは鮮度のある情報を素早く掲載することも大事なので、こういった仕組みがあると、生きたWebサイトを作ることが可能なんだ。ちなみに、CMSはどういった種類のものがあるんですか?CMSの種類は、大きなくくりで言うと、ソフトウェア型とWebサービス型があるかな。ソフトウェア型は、CGI(Common Gateway Interface)などが動かせるサーバーを借りて、そこに自分でインストールするタイプ。一方、Webサービス型は、ユーザー登録するだけですぐ使えるタイプのものになるね。Webサイト作成サービスなんかも含めて、図にするとこんな感じかな。おぉー、なんとなくわかりやすいですね。それらを選ぶポイントはどのへんになりますか?セキュリティにも関係してくるかなと思っているのですが。そうだね、セキュリティが大事といっても、Webの場合ではレスリング選手にお願いしてもだめだからね。では、まずWebサイトをどういう場所に置いて運営するかを考えてみようか。(レスリングのくだり、よくわかんない。スルーしよう)うーん……と、例えばレンタルサーバーとかですか?うん、そういう場合もあるね。ただ、レンタルサーバーなどの場合は、CMSのソフトウェアを自分で導入して管理していく必要があるよね。そういう場合、例えば使っているソフトウェアに脆弱性が見つかったり、古くなってサポート対象外になった場合にどうなると思う?慌てます……。じゃなくて、すぐアップデートするとか対応しないといけないですね。脆弱性とかついて乗っ取られる事案も結構みかけますしね。そうだよね。そうなるとクライアントは、自分でやることは難しいケースが多いから、制作会社に頼むのだけど。場合によっては「見積もりをとってから」みたいに時間がかかることもあるよね。こういうとき、すぐ対応してくれるようにサポート契約を結んでおければいいけど、ランニングコストも大きくなるからそうできないケースも考えられる。こういう場合はどうしたらいいだろう?うーん……。だとすると、最初からCMSが入っていて、その辺の管理もやってくれるようなサービスなら心配ないですかねぇ。イエス!例えば、CMSのソフトウェアでもサーバー管理側で常に最新版にしてくれるようなサービスであったり、CMS機能のあるWebサービスを利用するという方法もあるよ。なるほどです。そういうものを利用すれば、安心して運用することができますね!あとは、クライアントのやりたいことにあわせて、自由度を選定することも大きなポイントになるかな。自由度……、それってどういうことですか??例えば、やりたいこと別での選定はこんな感じだね。Webサイト作成サービス : 日々更新する箇所は無し。会社情報や連絡先など固定した情報を発信できればいい。Webサービス型CMS : ニュースなどを日々更新したい。デザインカスタマイズ性の高いサイトにしたい。クラウドインストール済みCMS : デザインのみならず、プラグインなどで機能を追加したサイトを作りたい。ソフトウェア型CMS : 自社で運用しているサーバ内で、Webサイトとシステムを連携させるなど、自由に拡張・管理したい。なるほど、クライアントのやりたいことによって管理や運営コストとのバランスを考えて選ぶ、ということが重要ということですね!That’s the answer! その通り!(なんでいきなり英語? しかも同じようなこと2回言ってるし、普通ならexactly!とかじゃない? ま、どうでもいいか。)あと、クライアントは「スマートフォンの普及も気になるので対応したい」とおっしゃっているんですが、どう対応すればいいのでしょうか?Webサイトのスマートフォン対応については、ちょっと長くなるかもしれないので、詳細はまた別の機会で説明するけど…スマートフォンに対応したデザインと投稿用アプリなどが必要になるかな。なるほどなるほど、ではまた詳しく教えてください。はやせさん、続けてで恐縮ですが、実際にCMSを使ってどうやってWebサイトを作っていけばいいですか?あ、ごめん。今からラーメン食べに行かないといけないんだった。続きはまたの機会に! バイバイキ~ン自分のクライアントに、どういったものをお勧めすればいいかなんとなく分かってきた「りん」。りんは、CMSを使って、どうやってWebサイトを作っていけばいいかというモヤモヤを残しつつ、「アンパンマンかよ! 」と心のなかでツッコミながら、本日は帰宅することにしたのでありました。次回は、「企業サイトのサイト構造と権限について」ご紹介します。○執筆者紹介早瀬将一シックス・アパートにて、主にWebサービス型CMS「MovableType.net」の製品企画を担当しています。個人活動として、大学時代から音を中心としたインタラクティブ作品を制作。音に限らない作品やソフトウェアも作ってます。詳しくはWebで!
2015年02月03日アドビ システムズは、同社の運営するサイト「Adobe Pinch In」において、意識調査「企業のWeb担当者に聞いた17の質問」の第二弾としてWeb制作の現場においてますますその必要性が高まっている「モバイル」をテーマに調査を実施し、その結果を発表した。調査対象はモバイルユーザーを意識したWebサイト(以下、モバイル対応Webサイト)の制作を発注、もしくは発注を検討している企業のWeb担当者男女309名。このレポートは、2014年5月にWeb制作のTipsやアドビ製品の使い方を紹介する入門サイト「Adobe Pinch In」が公開されたことを記念して、自社のWebコンテンツの制作・発注業務に携わる企業のWeb担当者を対象に、Web制作者に対してどのような意識を持っているのかを明らかにすべく実施された調査「企業のWeb担当者に聞いた17の質問」の第2弾。Web制作の現場においてますますその必要性が高まっている「モバイル」をテーマに調査が行われた。今回の調査では、モバイル対応Webサイトの制作ニーズについて、約9割がモバイル対応の必要性を感じており、約半数の48.5%が「すでに運用している」ことがわかった。また、モバイル対応Webサイトを「すでに運用している」、「制作中もしくは制作を予定している」人のうち、82.1%がレスポンシブデザインを採用している。理由の第一位は、「制作費用を抑えることができる」から。その中で、現在モバイル対応Webサイトを「すでに運用している」人のうち、67.3%の人が「効果が見られた」と回答し、その効果を実感していることがわかった。さらに、Webコンテンツの仕上がりを事前に確認するための「デザインカンプ」は、「デザインを事前確認するため必須」の割合が58.6%で、「画面によって表示が異なるので参考程度」と回答した割合(31.1%)を大きく上回った。今後の「発注量」と「予算」については、仕事量は全体の76.3%、予算は58.6%が「増える」と回答。強い増加傾向にあることがわかった。なお、同レポートのpdfがAdobe Pinch Inにて公開されている。また、12月中旬に特に注目すべき点を抜粋したレポートを掲載予定ということだ。
2014年11月27日●トレンドの"シングルページ"もMuseで簡単に制作コードを書かずにWebサイトを作成できる画期的なWeb制作ソフト「Adobe Muse」。本レポートでは、このソフトを使い、自身のWebサイトのリニューアルを行うことを決意した著者(HTMLの知識ほぼゼロ)の体験をお伝えしていく。前回、第12回では、スマホ最適化サイトの作成方法をお伝えした。続く今回は、欲を出してスマホサイトを「縦スクロールデザイン」へとレベルアップさせたいともくろむ筆者の作業工程をレポートしたい。○スマホサイトと言えば、縦スクロールのデザインここ1~2年、スマホ対応サイトでよく見かけるようになってきたのが、縦長のページ1枚で構成されている「シングルページ」、あるいは「縦スクロールサイト」、「ペライチ」などと呼ばれるサイトである。従来のWebサイトでは、リンクをクリックするとページが切り替わるところを、同一ページ内にすべてのコンテンツが並列されており、該当の場所まで自動スクロールでジャンプするというものだ。皆さんも一度や二度は目にしたことがあるのではないだろうか?このような「シングルページ」のデザインをする場合、複数ページに分かれている内容を1枚にまとめるため、必然的にページは絵巻物のように長くなる。その下準備として、長いホーム画面をまずは用意するところから作業を始めよう。デザインページでホーム画面を開いたら、ページ下部をドラッグして引き延ばし、縦長の画面へと変更する。フッターのコンテンツがある場合は、それも一緒に移動させる。次に、各ページのコンテンツを見せたい順番に配置していく。筆者のWebサイトの場合、【top】、【profile】、【gallery】という順番で、元のスマホサイトから中身をコピー&ペースして並べていく。各コンテンツの間に特に仕切りなどは必要ないが、見やすいようにややスペースを空けておくとよい。○アンカーリンクを設定する中身を整えたら、各パートへジャンプできるように【アンカーリンク】を設定する。クリックするとページが切り替わる通常のリンクに対して、同ページ内での移動を行うリンクを【アンカーリンク】と呼ぶ。これまでは、1ページの中に長い文章が含まれているサイトで、目次から該当パートへリンクする目的で使われることが多かったが、最近ではシングルページのコンテンツ間移動に活用されるようになってきている機能だ。Museでは、この【アンカーリンク】をボタンひとつで設置できるようになっている。デザインページで上部のバーを見ると、いかりのマークをしたアイコンがあるのが見えるはずだ。こちらを1回クリックしてから、ページ上のアンカーを置きたい場所をクリックしよう。アンカーを打つ場所は、各コンテンツの切れ目である。「アンカー」とは英語で「いかり」のこと。まさにその名の通りで、スクロールを止めたい場所に、あらかじめいかりを下ろしておくというイメージだ。ちなみに、打つ箇所が多い場合は、先ほどのアンカーマークのボタンを複数回クリックすると、その回数分だけリンクボタンを持った状態でカーソルを移動させることができる。クリックすると、【アンカー名を変更】というポップアップウィンドウが表示されるので、ここでアンカーの名前をそれぞれ【top】、【profile】、【gallery】、【contact】のようにコンテンツの名前に変更しよう。従来のWebサイトでの「profile.html」「gallery.html」といったページの名前にあたる部分となる。●リンク先へスクロールする"縦スクロールサイト"が完成!○アイコンのリンク設定を変更する必要なアンカーを打ち終えたら、その場所へとジャンプできるようにハイパーリンクを設定する。リンクを貼りたいアイコン画像をクリックし、【ハイパーリンク】のプルダウンを開くと【スマートフォン】のくくりの中に、先ほど打ったアンカーのリンクも追加されているのが分かる。この中から、各アイコンのリンク先に適応するものを選べば作業は完了だ。ハイパーリンクの基本編は、第6回をチェックしてほしい。○スマホからプレビューしてみよう!これで「シングルページ」のデザインが完成した。ドキドキしながら、パブリッシュしてiPhoneから動作確認をしてみると……イメージ通りにリンク先へとスクロールされるようになっている!この滑らかな動き、目指したセクションの手前でスッと止まる感触。そう、これが欲しかった!と思わず小躍りする筆者であった。ぜひ実際の動作などはこちらのデモサイトにて確認してみてほしい。(シングルページデザインで閲覧できるのはスマホからのアクセスのみ)○さらなるステップアップには「パララックススクロール」を今回の筆者のWebサイトでは使用していないが、アンカーリンクの応用編として最後に紹介しておきたいのが「パララックススクロール」の機能だ。1枚もののWebサイトでは、スクロールをするに従って背景写真やアイコンが動いたり、文字が現れたりする「モーション」を駆使することも多い。この機能を「パララックススクロール」と呼び、近年のWebデザインのトレンドとなっている。Museでは、このパララックススクロール機能にも対応しており、スクロールに合わせて絵や文字を指定した向きに移動させたり、透明度を変更したりすることが可能だ。オフィシャルサイトに分かりやすいチュートリアルが展開されているので、ぜひ参照してみてほしい。なお、サンプルデータをダウンロードして自分のPC上で開けば、パララックススクロールのページが実際どのように構築されているのか解剖して見ることも可能だ。○最後に13回にわたりお届けしてきた「Adobe Muse体験記」。マイペースな連載であったが、これにて最終回となる。振り返ってみると、HTMLの知識がゼロの私でもMuseの力を借りながら、自身のWebサイトをリニューアルし、そしてスマホ最適化のサイトまで作ることができた。作業するたびに、Museの操作の快適さや、スピード感に驚きながらの連載執筆であった。また、記事を制作する中で感じたのは、Museは今も急速にアップデート、成長を続けているソフトだということ。この連載を継続している間にも頻繁にバージョンアップがあり、インタフェースの改善や新機能の実装があった。それに加え、1年ほど前には英語でしか展開されていなかったチュートリアルムービーが、最近では吹き替えや字幕付きで見ることができるようになったこともうれしい変化のひとつ。チュートリアルムービーを見ながら、Museの勉強をしているのか、英語の勉強をしているのか分からなくなったものだが、それも今となってはよき思い出である……。内容・サービス共に、ユーザー思いのアプリケーションへと進化をしているMuse。今後ますますそのユーザーの輪を広げて行くのではないだろうか。そして、現在Museを使っているユーザーの方、そしてこれからMuseと出会うであろうユーザーの方にとって、この連載が少しでも手助けとなれば幸いである。
2014年11月25日山梨県の「ドッグリゾートwoof」にて、WEB連動型のドッグファッションショーが行われる。世界初となる、WEB連動型のドッグファッションショーが10月25日、26日に開催される。主催はレッドハート、会場は山梨県の「ドッグリゾートwoof」。○ワンコの様子を世界中に放送審査は「ウォーキング」「決めポーズ」「ファッション」によって評価され、マナーの良い飼い主と犬ならば参加OK。最高賞金は10万円。ランウェイを歩く愛犬の姿はプロの映像カメラメンにより撮影され、出演者の中から選ばれた映像は「PremierAllNipponDogCollection」として世界中に放送される。今回のエントリー受付は終了しているが、「ドッグコレクション」への出場を夢見てステージで練習してみたい方のために、「一緒にトコトコステージ」も用意されている。参加費は1頭3,000円。「ドッグリゾートwoof」は、山中湖よりほど近くにある。出場ルールなど詳細は、「ドッグリゾートwoof」ホームページにて。
2014年10月16日テンプレートをカスタマイズしていく方式で、洗練されたセンスあるWebサイトを簡単に作成できるソフトとして、Web制作者の間で認知され、高い評価を獲得してきた、デジタルステージの「BiND for WebLiFE」。この夏から新たにクラウド版サービス「BiNDクラウド」の提供が開始になった。前回のレビューでは、主にインストール版との違いを紹介したが、今回はクラウド版ならではの魅力に迫ってみたい。○“エントリーコース”会員なら初年度は無料クラウドで提供されることになったことの利点として、まずは何よりその手軽さだ。ネットワークサービスとして、パソコンのHDDにインストールする必要がないというのは、その作業の手間がないということ。さらに、HDDの空き容量を気にせずに使うことができ、前回のレビューでも言及したが、ネット接続やその他の動作環境を満たしていれば、どのパソコンからでも編集が可能で、複数人での共同作業もできるというのがうれしい。利用は無料のアカウント登録から。登録と同時に、100MBのホームページ公開容量が提供される。“エントリーコース”の会員として初年度は無料で利用ができる。2年目以降は月額480円となるが、それ以外にもプロコースやビジネスコースがあり、いきなり有料のコースから始めるのではなく、まずは無料でエントリーコースをお試し感覚的に使ってみてから、必要なコースへと段階的に移行、変更を検討できるのがいい。最初からパッケージを購入することにためらいを感じている人には、無料で試せるがゆえ、導入リスクが少なくて済み、自分に必要な機能や条件に柔軟でスピーディーに移行できるのもメリットだ。○日本生まれのツールならではの強みもしかも、基本的な機能や操作インタフェースはパッケージ版とほぼ同じ。プロコース / ビジネスコースと無料版の主な違いは、ライセンス数や容量、ショッピングカートの商品数など、公開・運営のためのサーバーの機能や外部サービスとの連携といった機能拡張の部分が中心なので、サイトの制作機能そのものにはあまり差が出ないはずだ。一方、同様のクラウド型のWeb作成サービスは他にもあるが、日本生まれのサービスということもあり、日本語によるウェブの表現力が充実しているのも特筆すべき点のひとつ。日本語のWebフォントはもちろん、行間設定といった細かな部分にまで日本語で表現、表示するための環境が整っているのは日本発のサービスならではの強みと言えるだろう。ちなみに、日本語Webフォントは、エントリーコースが7書体、プロコース/ビジネスコースでは316書体も用意されている。日本語書体がここまで提供しているウェブ作成サービスはおそらく他に例がないだろう。一般的な手書き風や毛筆体のフォントはもちろん、“コミックレゲエ”や“ラグランパンチ”といった太文字系のインパクトある書体や、“筑紫ファミリー”と呼ばれる温かみのある書体群、“マティスファミリー”と呼ばれる細字系のクラシカルで洗練された印象のある書体群など、プロのデザイナーが用いるような書体が豊富に揃い、書体の設定ひとつでこれほどサイトの雰囲気が一変するものかと試すだけでも楽しい。その上、字間やCSSの設定にも対応しており、通常のクラウドで提供されるウェブ作成サービスの常識を覆すほどの充実ぶりだ。またパッケージ版のBiNDでも提供されている画像ソフトの「SiGN Pro」。使い勝手のいいグラフィック機能としてパッケージ版でも好評の連携ソフトだが、もちろんクラウド版でも使い勝手のよさや機能性がそのままに提供されている。グラフィック系ソフトとしては、ロゴやタイトル、バナー、ボタンの作成に特化したソフトだが、画像や文字にシャドウを付けたり、カラーを変調したり、モザイクを掛けたりといった凝ったエフェクト機能を多数提供。しかも、それらがブラウザー上でスライドバーを動かしながらの直感的な操作で、プレビューを見ながら編集でき、高度なフォトレタッチソフト顔負けの仕様となっている。有料のプロコース、ビジネスコースでは、これ以外にも独自ドメインがそれぞれ5ドメインまで40ドメインまで利用できるほか、ショッピングカートの登録点数がそれぞれ1,000点、無制限となる。ホームページの公開容量はそれぞれ5GB、40GB、ビジネスコースではライセンス数が20ユーザーまで拡張される。WordPressのテーマやFacebookページのカスタマイズにも対応する。○気になる価格は?各コースの想定されるユーザー層としては、プロコースが個人事業者や小規模なショップオーナー向け、ビジネスコースが複数人でホームページを運営する企業向けといったイメージだ。その前段階として、気軽に試せる無料のエントリーコースが用意されていると考えるのがいいかもしれない。サービスの利用料金は、エントリーコースが初年度は無料、2年目以降月額480円。プロコースの年契約が2万9,760円、月額2,980円。ビジネスコースの年契約が9万8,000円、月契約が月額9,800円。現在、初年度の年契約が割引になるキャンペーンを実施中。プロコースは年2万3,760円、ビジネスコースは年8万6,400円とよりリーズナブルに導入が可能だ。思い立った時に、ネットで登録するだけですぐにWeb制作が始められるBiNDクラウド。これからサイト運営を始めてみようと考えている人は、ぜひ無料版から気軽にトライしてみてほしい。
2014年09月29日キヤノンソフトウェアは、Webアプリケーション100%自動生成ツールの最新版「Web Performer V1.4.1」を9月30日に発売開始する。価格は、価格はSE(Standard Edition)版が300万円から、EE(Enterprise Edition)版が500万円から(いずれも税別)。SE版の実行環境は、IBM System iおよびWindows環境に限定される。Web Performerは、開発の「短納期」「高品質」「低コスト」をコンセプトに2005年に発売を開始したツール。企業規模を問わず企業内の開発部門やSIベンダーなどさまざまな分野の開発現場で350社以上の導入実績がある。最新版では、これまでのWebアプリケーション生成に加えて、バッチ処理用のJavaプログラムも100%自動生成可能となった。バッチ処理用の定義はオンライン処理用の定義を共通利用できるため、初期開発や運用・メンテナンスの工数を大幅に削減する。また大量データを扱うための、パフォーマンス向上のチューニングやリカバリーの機能も搭載。業務ごとに最適なバッチ処理を短期間で構築できるという。さらにワークフローのオプションでは、ワークフローシステムを簡易に構築できる機能が追加。ワークフローシステム構築ツール「Web Plant」のノウハウを利用することで、データベース設計を意識することなくドラッグアンドドロップのマウス操作で、簡単にワークフローのシステムが開発できるようになった。
2014年09月29日(画像はプレスリリースより)ヴァントルテ公式サイトがWEBカタログをリリースミネラルファンデーション「VINTORTE(ヴァントルテ)」が公式サイトでWEBカタログをリリースした。カタログ掲載はシルクパウダーミネラルファンデーション、SPF50+PA++++UVミネラルファンデーション、美容液リキッドミネラルファンデーション、京繭シルク×米デンプン×コメ発酵液×酒粕洗顔フォームの4製品。いずれも初回限定で送料無料。サンプルや泡立てネットがついているものがある。価格は定価が5,000円以上のものが1,800円。3,000円以上のものが1,600円(すべて税別)ヴァントルテ通信販売専門のsoarのブランド。コンセプトは「お肌によいものだけを贅沢に使用し、高品質な商品を長く使い続けていただける価格でご提供させていただきます。」(ホームページより)国産にこだわり、容器代やパッケージを最小限にしてコンセプトを実行。パウダーファンデーションには詰め替え用を用意するなどコストの削減につとめている。【参考】・ヴァントルテプレスリリース(PR PRESS)・ヴァントルテWEBカタログ
2014年05月19日コードを書かずにWebサイトを作成できる画期的なWeb制作ソフト「Adobe Muse」。本レポートでは、このソフトを使い、自身のWebサイトのリニューアルを行うことを決意した著者(HTMLの知識ほぼゼロ)の体験をお伝えしていく。■これまでの記事【レポート】駆け出しクリエイター、"コードを書かない"Webサイト作りに体当たりで挑戦! - Adobe Muse体験記(1)【レポート】4ステップでWebサイトが完成! 駆け出しクリエイターがコードを書かないWeb制作の概要を解説 - Adobe Muse体験(2)【レポート】Webサイトの構成がボタンひとつで完成! 自分のサイトの「プラン」を作る - Adobe Muse体験記(3)【レポート】コード記述不要の直感的な操作! Webサイトにアイコンをレイアウトする - Adobe Muse体験記(4)【レポート】カンタン操作でpsdファイルをそのままレイアウト! Webサイトに画像を配置する - Adobe Muse体験記(5)【レポート】ページ間リンクからパブリッシュまでサクサク進行! サイトの形を整えてみた - Adobe Muse体験記(6)【レポート】色指定はスポイトツールで! Webサイトを"絵"のようにデザインする - Adobe Muse体験記(7)【レポート】写真やイラストを魅力的に見せる「Lightbox」をコードを書かずにラクラク設置! - Adobe Muse体験記(8)【レポート】マウスオーバーの効果も手軽に設定! 画像をキレイに見せる「Lightbox」を設置する - Adobe Muse体験記(9)【レポート】GoogleマップやTwitterボタンが約5分で設置可能!各種ウィジェットを手軽に導入する - Adobe Muse体験記(10)仕事の新規依頼の問い合わせ窓口として、または作品を見てくれた人からのメッセージを受け取る場として、ポートフォリオサイトに欠かせないのがコンタクトフォームだ。Museなら、プラグインやPHPプログラムといった知識がない初心者でも、ワンタッチでコンタクトフォームが設置できるという。筆者のポートフォリオサイトも、あとはコンタクトページを作成すれば一通り完成といったところまで来ている。今回はコンタクトフォームの設置に挑戦し、その様子を紹介したいと思う。○コンタクトフォームを設置するMuseのコンタクトフォームは、Adobeの運営するホスティングサービス「Business Catalyst」を通じてサイトを公開している場合に利用できるサービスとなっている。他のホスティングサービスを介する場合は使用できないので、まずその点だけは注意しよう。まずは前準備として、プランページでコンタクトフォーム設置用のページを用意しておく。新規作成したページに「contact」と名前をつけ、既に用意されているBマスターのデザインを適用した。用意ができたら、早速ページアイコンをクリックして詳細のデザイン画面へと進む。コンタクトフォームを設置するには、画面右側に表示されている「ウィジェットライブラリ」をクリックする。その中に「フォーム」というメニューがあるので、そこから「シンプルなコンタクト」「詳細なコンタクト」のいずれかを選び、画面上へとドラッグ&ドロップする。ドロップすると、画面中央にコンタクトフォームが現れるので、「整列パネル」などで位置を調整する。ここまでの操作手順は、前回紹介したGoogleマップウィジェットの設置方法と同じである。先ほど、「シンプルなコンタクト」と「詳細なコンタクト」の2種があると触れたが、これはフォームの内容の違いになってくる。「シンプルなコンタクト」は個人ホームページ向け、そして「詳細なコンタクト」はどちらかというとビジネス向けの仕様になっている。今回は個人のポートフォリオサイトであるため、「シンプルなコンタクト」を選択した。●コンタクトフォームのカラー変更も!○コンタクトフォームを編集するコンタクトフォームで表示されている文章部分は、テキストをクリックすることで自由に編集できるようになっている。例えばここでは、デフォルトでは「名前」「電子メールアドレス」となっていた部分を「Name」「E-mail」と変更してみた。また、フォーマットの設定もオプション画面でカスタマイズが可能だ。フォームを送信した際に情報を受け取るメールアドレスや、送信後にどのページにリンクを飛ばすかなどの設定ができる。オプション画面では、「BC CAPTCHA」(セキュリティ用の画像認証)もワンタッチで設置できるようになっていて驚いた。このような高度な機能も手軽に利用できるのがMuseの強みである。○ステータスメッセージを編集する次に、ステータスごとのフォームの見え方をカスタマイズしていく。画面上部にあるステータスバーをクリックすると、コンタクトフォームの状態を「通常」、「送信を実行中」、「送信成功」、「送信エラー」の4つの状態ごとに切り替えて表示できるのだ。ここで、フォーム送信中に表示されるメッセージや、送信に失敗した場合に出るアラートの内容を編集することができる。筆者の場合は、エラーが起きた場合は直接メールアドレスに送信してもらえるよう、アドレスを入力してメッセージを編集してみた。○フォームの色を変更するコンタクトフォームも、ページ全体のデザインに合わせてお洒落にカスタマイズしたいと思う人は多いはずだ。そのような、デザインにこだわる人にとって、Museは最も力になってくれるWeb制作ツールだ。Museでは、IllustratorやPhotoshopのようにオブジェクトの塗りと線の色をツールパレットで設定することができる。操作は、欄を1段だけクリックで選択し、右側にある塗りパネルで色を選ぶだけ。このとき、コンタクトフォームのオプションで「編集をすべてに適用」を選択しておくと、1段の色を変えたものが他の2段にも同様に適用されるので手間が省ける。逆に、フォームを一段ずつ違う色に設定したい場合は、このチェックボックスをオフにしておけばよい。また、この色設定に関しても、「入力なし」、「入力あり」、「ロールオーバー」、「フォーカス」、「エラー」の5種のステータスごとに、細かに指定することができるようになっている。例えば、記入漏れがあった場合にエラーであることが一目で分かるよう赤い枠線に変更したり、記入中は文字が見やすいよう白バックに設定したりといったことが可能なのだ。デザインモードで設定をしたら、プレビューモードに切り替えてテストをしてみよう。ステータスごとに実際に正しく色指示ができているかをチェックすることができる。以上でコンタクトフォームの作成が完了した。上部に案内のメッセージ文を付け足して、このようなページに仕上がった。このフォームは、テストページでも実際に見ることができる。他のウィジェットツールと同様の操作方法で設置ができるため、迷う部分もなく、かなりスムーズに作業ができた。見た目のカスタマイズの自由度も高く優れているので、ホスティングにBusiness Catalystを使用する場合は、ぜひこのコンタクトフォームを活かしてみてほしい。これで筆者のポートフォリオサイトは、一通りの内容を完成させることができた。全くの素人としてスタートしたMuseでのWebサイト作成だったが、その使い勝手のよさについては、操作するたびに驚かされていた気がする。ここでPC用のサイトは完成となるが、まだまだMuseを使ってやってみたいことは尽きない。次回は、このサイトをモバイル向けページに変更することにチャレンジしてみたいと思う。マイペースな体験記ではあるが、もう少しお付き合い頂けたらと思う。
2014年03月11日地方には面白いテレビ番組があるみたいです。地方テレビ局制作のため、基本的にその地方にいないと見られないのですが……。そこに住んでいる人に、ローカル制作の面白い番組を教えてもらいました。■『ごぶごぶ』:毎日放送(大阪府)僕が推すのは『ごぶごぶ』ですかね。ダウンタウンの浜田雅功さんと東野幸治さんが主に関西の街をぶらぶらするだけの番組。ロケ中に街の人たちが「浜ちゃーん!」とか言ってるのに対し浜田さんが手を振り返したり、普通のロケ番組ならカットされるような部分がけっこう使われています。リアルなんです。あとタイトルの「ごぶごぶ」という名のとおり浜田さんと東野さんの関係もごぶごぶ、タレントとスタッフの関係もごぶごぶの立場でお送りする……ということらしいのです。しかし、浜田さんが番組が用意していたロケを嫌がり、用意していた観光バスとかもコスト度外視でおじゃんにするなどしています(笑)。スタッフの慌てようなどすごいリアルだなと思い、なぜか見てしまう番組なのです。(大阪府/男性/28歳)○毎週火曜日23:50~24:55/出演:浜田雅功、東野幸治■『アグレッシブですけど、何か?』広島ホームテレビ(広島県)広島ホームテレビで2007年4月から放送されている人気番組です。MCのギャラが視聴率変動制(1%=11,111円)だったり、制作費を増やすのに競馬の1点賭けをしたりと、面白い企画ばかりです。地方局制作ながら、今日本で一番攻めているバラエティー番組じゃないでしょうか? 人気があるので、番販によって放送エリアを増やし、千葉放送テレビでもネットされ、関東上陸を果たしています!(広島県/男性/34歳)○毎週水曜日24:15~24:45/出演:中島尚樹■『二畳半レコード』:福島中央テレビ(福島県)福島で土曜日の深夜にやっている『ニ畳半レコード』という番組が面白いです!(福島県/男性/21歳)○毎週土曜日24:50~25:05/出演:藤井敬之、岩間克人、いしばしさちこ■『スマイルスタジアムNST』:新潟総合テレビ(新潟県)NSTが土曜日夕方6時から生放送でやっている県内情報番組です。有名人が舞台などの宣伝によく来ます。注目はアナウンサーの中田エミリーのアゴとガタイの良さです。(新潟県/男性/18歳)○毎週土曜日18:00~18:54/出演:中田エミリー、飛田厚史、横内美紗■『ヤンごとなき』:UX新潟テレビ(新潟県)UX新潟が木曜日深夜にやっている公開収録バラエティー番組です。AV男優と元AV女優みたいな見た目のMCがコンビニ弁当やV系バンドとコラボしたりしながら新潟のサブカルチャーを掘り下げようという番組です。(新潟県/男性/30歳)○毎週木曜日24:20~24:50放送/出演:ヤン、すぎはら美里■『週刊山崎くん』:RKK熊本放送(熊本県)地元の商店街をブラブラしたり、温泉、グルメ情報などを扱う地元ベッタリ番組ですが、なぜかまったりと見てしますのです。もう20年近くやってるんですよ。(熊本県/女性/22歳)○毎週水曜日19:00~19:53/出演:大田黒浩一、柿木綾乃■『若っ人ランド』:テレビ熊本(熊本県)高校生やティーン向けの、スタジオトークありロケありのバラエティー番組があります。なかなか頑張ってますよ。(熊本県/男性/27歳)○毎週土曜日16:30~17:25/出演:高村公平、緒方由美、田代彩華、城戸貴宏、林田雪菜■『ひーぷー☆ホップ』:沖縄テレビ(沖縄県)これは「ラジオ沖縄」の人気DJであり、『劇団O.Z.E』の頭として脚本、演出、舞台美術などを手がける真栄平仁の冠番組です。内容はラジオからスピンアウトさせたテレビ番組で、視聴者へお題を投げかけ、投稿された内容をトークでつなげる。また、県内で話題のスポットなどもトークで紹介もします。サブで地元のお笑い芸人がいて、その掛け合いも地元民ならではの内容で笑いを誘います。番組中、ほぼトークで行う、まさにラジオのような流れですが、土曜日の夕方6時という時間帯ですでに3年くらい続いています。人気のコーナーとして・オキナワ☆爆笑伝説:視聴者からの投稿された面白いメールの紹介・ひーぷー☆大辞典:「○○とは」というテーマを決め、ウチナーグチ(沖縄方言)の辞典を作っていくコーナーなどがあります。普通、テレビだと視聴者との距離感がありますが、ラジオのように視聴者との距離感が小さく、親しみやすいイメージがある番組です。(沖縄県/男性/35歳)○毎週土曜日18:00~18:55/出演:ひーぷー(真栄平 仁)、こきざみインディアン(さーねー、もーりー)、前田ロマーシア(高橋モータース@dcp)
2013年02月09日iPhoneに特化した雑誌「iPhone Magazine」から、おしゃれでこだわりのあるiPhoneアクセサリーを集めたWEBストア『iPhone Mag Store』がオープンした。iPhone Magazineは、毎月19日に発売されるiPhoneに特化した雑誌で、iPhoneを中心に取り扱い、誰でもわかりやすい内容が紹介されている月刊誌。今年9月12日にオープンしたウェブストア『iPhone Mag Store』は、発売されたばかりのiPhone5のアクセサリーもすでに多数ラインナップされており、普段手に入るようなアクセサリーではなくメーカーがこだわり抜いたアイテムをセレクト。世界のトップデザイナーやブランドとのコラボモデル、限定アイテムなどを豊富に取り揃え、お洒落なケースが並ぶ。コラボレーション第一弾は、「monro」、「ojaga design」、「KNIT」。独自開発されたテキスタルを使用したアイテムが話題のMonroとのコラボケースは、実際の生地をケースに貼り付けたレアスタイルで、ポップなカラーバリエーションが多数用意されている。レザーブランドのojaga designは、機種を問わず使用できるケースを制作。あたたかみのあるデザインで、フックもついているのでiPhoneのみならず様々な用途にも使用可能となっている。KITは、赤、白、青のトリコロールカラーが鮮やかなコラボケースが完成。プラモデル感覚で楽しめるアイテムとなっている。他にも世界各地のデザイナーとコラボレーションしたアイテムが随時登場する予定で、今後も様々なブランドとのコラボレーション企画が予定されている。・Monro × iPhone Mag Store限定コラボケース(iPhone4S用)\5,040・ojaga design × iPhone Mag Store限定コラボケース\11,550・KIT × iPhone Mag Store限定スペシャルカラー\2,980【iPhone Mag Store】元の記事を読む
2012年09月28日