大阪出身の30代主婦。3人の男の子を持つ母。「なんかいけそうな気がする~♪」とただただフィーリングで生きる女。思い立ったら即行動せずにはいられない猪突猛進な性格ゆえ、猛烈子さんとの異名をも持つ。幼少期より鍛え抜かれた雑草魂により、相当打たれ強く、年々鉄の女化が加速。だいたいのことにおいて三日坊主なのにブログだけは6年間ほぼ毎日書き続けており、ありのままの失敗談(!?)を等身大にぶちまけている。モットーは「大変なことほど笑いにかえて」。である。
やんちゃ3兄弟との育児絵日記! アメブロで大人気のブログ「kosodatefulな毎日」の作者がつづる爆笑(たまにホロリ…)のエッセイです。
ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。 長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)3兄弟の母です。 ■理想的な子育てのカタチとは? この少子高齢化ってどうやったら改善すると思います?(突然すぎるわ!!) いや、この間ニュースを見ながら夫と話してたんです。どうすればこの少子化に歯止めをかけれるのかって(真面目か)。 お金がもらえると生もうと思う人が増えますかね? 保育園がもっと増えたら? 子どもを育てながらもキャリアを積むことができるなら? 私には既に3人の子どもがいるので少し違ってくるかもしれませんが、仮に「どうすれば4人目の子どもを生もうと思いますか?」と聞かれたとします。 それに正直に答えるとするならばこうです。 「つわりが全くなくて、未修園児の上の子を幼稚園なり保育園に預けることができて、出産が無痛で、産んだあとは24時間サポートしてくれる人がいて、保育園にも難なく入れて、仕事もできて、子どもがグズってもすみませんすみませんと肩身の少ない思いをしないで済む寛容な社会の中で、小・中・高・大まで十分育てられるだけのお金があったら生みたいと思います!!」 私にはとてもじゃないけど、4人目を生む体力も気力もありません。もうおなかいっぱいです。 今、若い人たちの間では子育てにたいしてあまり良いイメージがないそうです。もしかしたら…その要因は私たち現役子育て世代にあるのかもしれません…。 子育て真っ最中の私たちが、子どもを育てるってこんなに素晴らしいよ! こんなに楽しいよ! と伝えるよりも、「大変」「しんどい」「忙しい」そんなイメージばかり発信してしまっているせいなのかもしれません。 では、わが子の赤ちゃん時代を振り替えってみたとき、真っ先に思い浮かぶ思い出は何ですか? ■ひとりで頑張るお母さんが多すぎる 思い出は美化されると言いますが、私の場合、わが子が赤ちゃんだった頃を思い出してみて真っ先に思い浮かぶのは、 いつもひとりで孤軍奮闘していた姿です。 美化されるどころか時間が経てば経つほど美しい部分を思い出せなくなっています。 泣きじゃくる三男を床に転がして次男にパジャマを着せ、裸のまま脱衣所で三男に授乳する姿。背中に三男をおんぶし、足元には泣き崩れる次男をからませながら、晩御飯を作る姿。 布団に置けば起きてしまう三男を抱えながら、寝息をたてる長男次男を眺め、真っ暗な部屋でどうしようもなく座っていた姿。 そしてどのシーンにも夫の姿はありません。 きっと日々の生活の中にはかわい姿、楽しい思い出いっぱいあったと思うんです。でも、たった数年前のことなのに、長男、次男、三男とも思い出す記憶はどれもみなしんどかった思い出ばっかり。 かわいい盛りであるはずの時期が黒い記憶で埋められていること自体が、そもそも悲しいことだと思いませんか? 少し前におむつメーカーのネットCMが炎上した件がありました。(赤ちゃんのお世話に孤軍奮闘するお母さんを写し出し、「今はしんどいかもしれないけれど、いつかきっと素敵な思い出になるよ」的なメッセージを込められたCMでした) フラットな立場から見れば、「だよねだよね。いつかきっと素敵な思い出になるよね!」と違和感もなく受け入れられるものだったと思うのですが、母親がひとりで赤ちゃんのお世話に一生懸命になってる姿を見て自分の思い出と重ね合わせて辛くなったり、当時を思い出してしんどくなってしまった人もたくさんいたようです。 この反応が今の子育て世代の本音を表しているように思います。 ひとりで頑張るお母さんが多すぎます。 当時の私がいつも望んでいたことがあります。 ■「こっちが泣きたいよ…」自己嫌悪の日々 「家の中にもうひとり大人がいてほしい」でした。 切実な願いでした。 自由な時間が欲しいでもなく、ゆっくり寝たいでもありません。とにかく家の中に私以外の大人にいてほしかったんです。 そりゃもちろん夫にそばにいてほしいですよ。でも仕事で家にいないんですもの。 こうなったら友達でも、義理の母でも、なんなら隣のおばさんでもいい。私と子どもっきりの密室だと息が詰まるんです。 自分の感情がコントロールできなくて、歯止めが効かなくなってしまうんです。やめたいと思っても止められないんです。 小さな子どもに向かってヒステリーに怒鳴ってしまう自分が嫌でしょうがありませんでした。 特に次男2歳~3歳、三男0歳~1歳の時なんてほんっっっと~~~に修羅の家状態で、何をするにも一筋縄に行かず、2人3人同時に泣かれた時にはこっちが泣きたくなりました。 私の場合は転勤族だったので近くに頼れる両親もいませんし、夫はとにかく帰りが遅くて23時過ぎて帰ってくるなんて当たり前でした。 おまけに専業主婦なので24時間365日みっちり子どもと一緒です。私は途中から働きだしましたが、はっきり言って専業主婦のほうがよっぽどきついです。 子どもとずっと一緒な上に、夫にたいしては「外で働いてくれてるんだから、疲れてるんだから…」という妙な遠慮まで抱えてしまい、自らより厳しい環境で頑張ろうとしていました。 子どものかわいさも、子育ての楽しさも経験してる私でさえも、真っ先に思い浮かぶのがこんなことばかりなのですから、子どもを持っていない若い人たちが、漠然と子育てにたいして不安を抱くのも無理がないという気もします。 ↓後編につづきます(最後のページで、ワンオペ育児についての読者アンケートを実施中!)
2017年11月02日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは! コソダテフルな毎日のちゅいママです。 長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)3兄弟の母です! 子どもは2人欲しい、いや、3人は欲しい。いえいえ、うちは1人でいい…。皆さん、それぞれ理想の家族構成数をお持ちだと思います。 なんとなくですが、「2人は欲しいなぁ~」というところが一般的じゃないでしょうか(あくまで私個人の見解です)。 1人目から2人目へのステップはそんなに高くはないように思いますが、2人目から3人目のステップってぐんと高くなるような気がします。「3人子どもがいる」となると急に子沢山感が醸し出されます。 ■夫が3人目を躊躇(ちゅうちょ)した理由 わが家の場合は、夫が2人派で、私が3人欲しい派だったのですが、次男が1歳後半になった頃に、3人目をどうするかという会議になりました。 どうして私が3人ほしかったのかという理由はまたそのうち機会があれば書くとして、夫が3人目を躊躇(ちゅうちょ)した理由はやはり 金銭面 が大きかったようです。 子ども3人を(本人が希望すれば、ですが)大学まで出すだけの養育費、教育費を用意できるのかが、一家の大黒柱として重くのし掛かるものがあったんだと思います。 しかし、めでたく(?)夫が私の意向を尊重してくれて3人の子宝に恵まれたわが家。 そこで、夫がかつて危惧していた2人育てるのと3人育てるのと金銭面でどのぐらい違うのかについて考えてみました。 ただし、計算や支出で出したわけではなく、あくまで実感としての話です。しかもまだ全員小さいです(小学生と幼稚園)。これから子どもたちが大きくなるにつれて状況もどんどん変わっていくでしょうから、そこは私には未知の領域なのでわかりません。 あくまで「今」の状況ですが…生活の柱となる 食費、物品購入費、学費に関して。 ■生活費、2人と3人でどう違う? ・食費 まずはこちら。8・6・3歳の現在。まだそれほどモリモリ食べるわけでもないので、食費が膨れ上がったなぁ~~という印象はありません。 ただし、全員男の子なので高校生、中学生になったらきっと食費が大変なことになると思います。 がしかし、現在の学童・幼児期においてはそれほど圧迫していません。 ・物品購入費 洋服や日用品など。これも、わが家の場合は3人とも同性なので服はお下がりでいけますし、日用品で特別必要なものも特にないので…2人いても3人いてもさほど変わらないかな? と思います。 ・学費 これはですねぇ~、わが家の場合は年齢が1番上と1番下で5学年差なんですね。 ということは、年少から小学3年生までの子どもが2人以上いる場合、 第2子の幼稚園は半額になり、第3子はほぼ無料になる仕組みに当てはまっています ので、現在この恩恵を存分に享受しています。(ただし、第1子が小4以上になった場合は第2子を第1子としてカウントし直します。) というわけで、今のところ教育費も子どもが2人だった場合と3人だった場合とそれほど大きく違いはありません。 年が離れて3人兄弟の場合は1人1人にがっつり幼稚園代、保育園代がかかることになるので、同じ「3人」でも年齢差によって学費の差が出てくるのかもしれません。 また、これも食費と一緒で小さいうちはさほど影響がないにせよ、進学するにつれて大きく負担が増えるジャンルではあると思います。 と、このように 基本的生活の上では小さいうちは2人でも3人兄弟でもそれほど大きく変わることはないかな というような気がします。 児童手当もありますし、医療費補助もありますし、子育て世代に対する金銭面での補助は昔に比べたら着実に増えていると思います。 中には少子化対策の一貫として、第3子以降に特化した支援を施している自治体もあるようです。 ただ、 生活必需品以外の「オプション」を付け加えようとすると、やはり3人分の支出の差って大きいなぁーと思います。 ■「オプション」で膨らむ支出 ・習い事 これ、本当に大きいです。 わが家の場合、現在1人につき2種類ずつ習い事をしています。 ひとつの習い事が月5,000円だとすると、子ども1人の場合2種類お稽古事に通ったとしても毎月1万円の支出ですが、3人いるとなると毎月3万円の支出です。 年間で換算すると…かなりの差額です。 このように、決して生活必需品ではないオプションを足すとなると「×1」なのか「×3なのか」、この差は大きいように思います。 ・旅行 習い事と同じような視点で考えると、こちら。これ、3児をもろに実感します! 子ども3人、保護者2人が 全員一緒に泊まれる部屋がなかなかない! ネットで予約するときにも子ども3人って検索にひっかからない場合が多いので、ホテルに直接問い合わせて確認しないといけなかったりするんですよー。 つい先日、ホテルに泊まったことがあったのですが、子ども3人と一緒に泊まれるホテルが全然予約が取れず、最終的にダブルの部屋を2部屋予約することになりました。 (5人だとホテルより旅館のほうがいいのかもしれませんが、急遽の予定だったので探し出す余裕がありませんでした) ダブル2部屋、高かったです…トホホ!!(泣) あとは、交通費。 わが家にとって、旅行は最高の贅沢品になりそうです。 そして、些細なことなのですが… ■5人家族ってマイナー? と実感する瞬間 食料品が 5人家族用って案外ないんですよね。 お肉やお魚でも4切れ入りだったりして5人用がマイナー。 その他、子ども1人につき保護者1人付いてくださいっていうイベントが時っっ々あったりするんです。めったにないんですけどね、時々あります。 わが家は核家族なので子ども1人に保護者1人ついたとしても子ども1人が余ってしまいます。こういうときにも、2人と3人の違いを感じます。 あ、話がズレてますね。金銭面でのお話でした。 生活必需品以外でお金がかかる、ということはやはりイベントごとは子どもの人数だけ支出が増えます。 お誕生日、クリスマス、夏祭り、外食等。 意外と夏祭りが高いんですよ。最近のお祭りはほんっと高い! お面とか1,000円、光るおもちゃなんて1,500円ぐらいしたりしますのでもうとてもじゃないけど3人分買ってやる気にはなれません。 ■3人育児、お金は多少かかるけれど… 総じて言うとやはり子ども3人育てるのにはお金がかかる、ということになるでしょうか…(当たり前か!)。 でも、もし今、3人目を金銭面でどうしようか悩んでる方に声をかけるとしたら…1人と3人の差は大きいでしょうが、 2人と3人の差は小さいうちはそれほどないように感じますよ と伝えたいです。 ざっくり言うと、2人も3人も一緒! 大きくなってからはわかりません(え!無責任!)。 なにより3人兄弟って本当に面白いです。思い出も笑顔も3人分! お金に変えがたい楽しさ、うれしさも十分あります。 ってベタな閉め方ですみません(汗)。 3人育児、思ってるほど悪くないよー! ということを伝えたくて書きました。 これからも、3人育児ならではの良さ、大変さをリアルに伝えていけたらと思っています。
2017年10月26日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3人の男の子の母です。 子どもの勉強を見ていても、自分の子ども時代に教わったことと今の子どもたちが習っていることが違う! ってこと、時々ありませんか? 例えばこの間長男に、「日本で一番古いお金はなんでしょう!?」ってクイズを出されて、自信満々に「和同開珎」って答えたんですけど、今、日本で一番古いお金とされているのは和同開珎じゃないらしいです。 「富本銭」なんですって。 ええええーーーー! と、これはまぁ歴史の問題なので発掘調査で明らかになったり、塗り替えられたりするのは当然のこととして…。 でも、自分の受けてきた学校教育で習わなかったものを子どもが習い始めるとなると、なんとなく漠然と焦りというか不安に駆られるのは私だけでしょうか。 小学生から○○が始まります! とか、はたまたセンター試験が変わります! とか、自分たちの子ども時代になかったものが組み込まれると途端に 「備えさせたほうがいいんじゃないか?」って気がしてくるから不思議なもんです。 今回はそんな、ママの子ども時代にはなかった「子どもが習う教科」について、驚いたことをお話したいと思います。 ■その1. 本格的なヒップホップダンス 一昔前に 「小学校でダンスが必修化する」 というので「えぇ~!? 小学校でダダダ、ダンス!?」って驚きました。 私(35歳)がダンスを学校の科目として習ったのは高校の時で、それもフォークダンスや、創作ダンスといった類いのものでした(そしてこれがまた嫌で嫌で…創作ダンス、苦手な人からしたら地獄です(笑)どう踊っていいやら皆目検討がつきませんでした)。 今、ダンスはすでに小学校の授業に取り入れられてますが、(2011年度より)キレッキレのダンスを教えるというよりかは、体育の授業のなかで「リズムに乗って表現する」ぐらいの位置付けのようです。 長男の学校の様子を見ていても、チェケラッイェェ~! 的なダンスを踊っている気配は感じられません。 が、運動会での出し物のダンスはむっちゃくちゃ難しくてビックリしました(小3)。 なんていうんでしょう、リズムの取り方や体の動かし方が私たちの時代と全然違うんです。裏カウントで踊る、みたいな(わかります?)。 私たちの小学校の時にはなかった動き満載で、 「こんなの踊れるの!?」って思うような本格的なヒップホップダンスでした! そしてうちの息子はひたすらオロロオロロしておりました(笑)。大丈夫。ママはその気持ちわかるよ!! おろろ~~。 小学校ダンス襲来の次に保護者を恐れさせたのは、あの教科です。 ■その2. 英語は小3で必修化、小5で教科化 そう、英語です。 小学校でも 2020年度に英語が小学3年生から必修化、小学5年生からの教科化!!! (ちなみに私の頃は小学高学年でローマ字を習う、ところで止まっていました。) ちなみに、必修化と教科化で何が違うのかわかります? 私、知りませんでした。 必修化も教科化も必ず教えないといけないという意味は同じなのですが、 必修化は特に決まった教科書はなくて先生や学校が独自で決められるそうです。 教科化は算数や国語といった教科と同じように文部省が認めた教科書を使って、その他の教科と同じようにテストをして通知表に評価がつく、ということだそうです。なるほど! この流れを受けて、英会話スクールも俄然張り切って「小学校必修科目!」をうたい文句にしていますよねぇ。身の回りでに英会話に通っている子が本当に多いです。 国語や算数と同じように通知表に評価がつくとなるとなると備えようとする気持ち、よ~くわかります(もちろんそのために通っているわけじゃない方もたくさんいらっしゃると思いますが)。 我が家の長男はとにかく字を書くのが大嫌いなのですが、漢字やひらがなでさえもこんなに苦労してるのに、ここに英語が加わるとなると、もう… 英会話うんぬんよりもアルファベットが書けるかどうかが心配!!(初歩的ーーー!!) 字が汚すぎて、CかOか見分けがつかないとか、rかVか見分けがつかないとかそんなことでつまずいていそうな気がしてなりません。ゲソッ…。 そして今!! 英語の次に何が必修になろうとしているかご存じですか? ■その3. 多くのママにとってはハテナ? プログラミング プログラミング、らしいですよ。奥さん!! ダンスや英語はまだ自分たちも習った科目だから「習う時期が早まっただけ」ととらえられますが、プログラミングとなるともはや 「は、はい? ぷろぐら…みんぐ?」 なわけですよ。 はい! 私と同じようにハテナ? と思ったそこのあなた! 文部科学省がいうにはこういうことらしいです。 「こどもたちにコンピューターに意図した処理を行うように指示することができるということを体験させながら、将来どのような職業につくとしても、普遍的に求められる力としてプログラミング的思考などを育成するもの」 (ところどころ中略しています) 思い出してみてください。私たちの子ども時代。 パソコンの授業があったのは…中学校でした。それも、中学校の美術の時間でした(私の場合)。 パソコンの画面を使って絵を書こうというもので、ものものしい雰囲気のパソコン教室に移動して電源を押すところから懇切丁寧に教えられた記憶があります。 高校の授業でやっと「インターネットの使い方」を学んだんですよ。 みんなで一斉にインターネットを使って調べものをしようとするもんですから、回線が重すぎて調べたいものが一切調べられなかったという思い出があります(フリーズする画面をながめてただ終わった)。 それが今やもう… 使い方じゃなくて、指示のしかた、処理のしかたを学ぶようになるだなんて…。 というわけで、私もまんまと焦りまして、夏休みに長男をプログラミング教室に連れていってみました! 長男は理科が好きなので英会話スクールには絶対通わないでしょうが、プログラミング教室なら興味を示すんじゃないかなと思ったんです。 プログラミング教室では、自分でゲームを組み立てて作っていく、という授業をしていました。 一人一台パソコンが与えられて、というより生徒のほとんどは自分のノートパソコンを持っていました。 私と息子は先生からパソコンをお借りしてさっそくゲームを組み立てていったのですが、まぁ~~~私も長男も機械的センスがないので、 どこをどう動かしたらどういう設定になるのかが全然わかんないわけですよ! 犬を動かしたいのに、全然違う動きになったり、急に消えてしまったり、一時間ずっと「あれ? あれあれ?」と消えたなにかを復元させるのに必死で終わりました。ちーーーん。 教室の先生もおっしゃっていたのですが、この手の分野って、 本人の興味があってこそ初めて成り立つものらしいです。 分かりやすく言えば、 本人の「やりたい!」という好奇心があれば放っておいてもどんどん自分であちこちいじってみてゲームを組み立てていくし、 逆に好奇心がなければどんなに指示しても身に付かない。 これはプログラミングに限ったことじゃなく、なんでもそうなんだとは思いますが…パソコンに詳しい人や、ゲームに詳しい人ってまさにこれを感じませんか?(ゲームは違うか(笑)) パソコンに詳しい人は、自分でとにかくあちこちいじってみて、わからないことがあればそこをクリアにする方法を探して、上手な人に聞いたり、上手な人の技を見て学んだり、とにかく 能動的に自分が動いて身に付けた技術のような気がします。 「もうやめなさい!」って止めたとしてもやっちゃうくらい。 うちの長男に「プログラミング、どう?」って聞いたら「行かない。興味ない」て言われちゃいました!(笑) 「僕が興味があるのは生き物系。そっちのほうが勉強したい」って言ったので、プログラミング教室案は白紙に戻りました! ちゃんちゃん!! いやぁ~、次は何がかわっていくんでしょうか。 現在8歳の長男と3歳の三男。5歳の差でも教育現場はどんどん変わっていくでしょうね!!
2017年10月19日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。 ■息子がよくわからない 子どもを育てるなんてもちろんはじめてのことなので、わからないことだらけ。 だから結局、自分の生い立ちの中で「もっとあ~しておけばよかったな」と思うことは子どもにはやらせてみたり、「これは嫌だったな~」と思うことは子どもにはやらないでいたり。 自分の過去と照らし合わせて進んでいく、みたいなところないですか? 私自身も、自分の幼少期と重ね合わせながら子どもたちを育てているようなところもあるのですが、なんといいますか……性別が違うからなのかなんなのか、 なんかもう、 息子のことがよくわかりません!(笑) 「わが子」という感覚がいまだに希薄です。未確認生物を育てているような気分。 なんだろ? どうなってんだろ? て思うこと多々。 子ども時代の私がしたこともなかったような遊びをし、私なら全く興味を示さなかったようなことに興味を示し、私ならそんな行動絶対取ってないような行動を取る、そんな息子達。 その中でも今回は、わが家の長男についてお話させてください。 ■私とは性格が違いすぎる長男 現在小学3年生の長男。学校の朝時間や休み時間に何をしてるのかを聞くのですが、その答えがいつも、 「図書室に行ったり、ひとりで運動場をウロウロしたりしてる」って言うんです。 え…えええ!!ひひひ、ひとりで!? ひとりで運動場ウロウロしてるとか、私の小学校時代の辞書には存在しませんでした。 小学3年生の昼休みといえば、友達と一緒に教室でお絵描きをしたり、運動場でゴムだんをしたり、遊具で遊んだりしていました。 むしろ休み時間にひとりでいるなんて、お友だちがいない子のような気がして、どうにかして誰かと過ごすように努めていたような気さえします。(女子の世界) だから休み時間をひとりで過ごしている長男が不思議だったんです。 私:「それ、楽しいの!?」 長男:「うん。楽しいよ」 私:「え。お友だちいないの!?」 長男:「お友だちはいるよ」 私:「じゃぁなんで一緒に遊ばないの?」 長男:「友達と遊ぶ日もあるけど、 ひとりでウロウロしてるのも楽しい 」 ええええー!! 私:「ひとりでウロウロして何してんの?」 長男:「みんなが遊んでるのを眺めてる」 私:「・・・で!?」 長男:「ただ見てるだけ」 私:「一緒に入れて~とか言わないの?」 長男:「うん。だって、ゲームにしても遊びにしても、 みんなが遊んでるのを見てるほうが楽しいんだもん」 ナニソレ!!! 私からしたら全然わからない感覚!!! 私:「あなた~~~!!! 長男が、休憩時間ひとりでウロウロしてるんですって!! 友達がいないんじゃないかな? 寂しい思いしたりしていないかな!?」(ゆっさゆっさゆっさ) 夫:「本人、そんなことひと言も言ってないやろ。遊んでる姿をながめてるほうが楽しいって言ってんねんからそれでいいんちゃうん」 私:「いやいや、そうはいっても一緒に遊んだほうが楽しいはず」 夫:「勝手に決めんなよ。スポーツ観戦だって、自分はプレーせーへんけど観てて楽しいって感覚あるやん。YouTubeだって誰かがプレーしてるゲーム動画とか再生回数が多いし。それと同じような感覚ちゃう?」 あ…あああ…。たしかに言われてみればそうかもしれないけれど。 いや、でも、ひとり……ひひひ、ひとりて…(まだ言う) 長男:「もっと長い間図書室にいたい」 私:「そ…そうなの?(白目)」 私と長男、興味を持ってる分野も考えてることも違いすぎて、子育てというより 「この人はどういう人なの? 何考えてんの?」 って知ろう知ろうとしている感覚。 そんな私に夫がひと言。 ■「子どもを理解したい」を、バッサリ斬る夫のひと言 夫:「別にわからんくてもいいやん。なんでそんなにわかろうわかろうとするん」 ブワサァァァァ!!!(斬) だって子どものこと知りたいじゃん! 夫:「親子であってもひとりひとり別々の人間。ママにはわからなくっても、長男がそれが楽しいって言うんならそれでいいじゃないか。 それに長男のそういう ひとりでも平気、ひとりでも楽しめるところ は俺は素晴らしいと思うけどな。人は人、僕は僕っていう感覚ってなかなか持てへんで。みんなと群れずにいられるってこれから大きくなるにつれて逆に強みでもあると思う。」 夫:「例えばいじめ。いじめって、『仲間はずれにされたくない~』とか「嫌われたらどうしよう~」っていう所属意識から発生することもあるけれど、もともとひとりでも平気な性格だったら集団に固執せずに済むやん。 長男が中学とか思春期に入る頃にはこの性格が功を奏することもあるかもしれないと思うけど。俺は長男のこの性格が好きだけど」 た…たしかに……!! ついつい、「元気はつらつ! 休み時間は運動場で、みんなでドッジボール!!」とスローガンのような小学男児像を描いてしまっていたけれど、夫の話を聞いて、「なんでも知りたい! わかりたい! わかりあいたい!」とするよりも、 ありのままを認めて受け止めるほうがよっぽど有意義 だと思ったのでした。
2017年10月12日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。 うちの夫は仕事上、転勤必須です。引っ越した回数は結婚10年で5ヶ所(県内移動・近距離移動含みます)。 とはいえ、私たち夫婦は故郷(大阪)に強い思い入れがあるわけでもなく、全国あちこち行ってみるのも楽しいなと思うタイプなので、転勤に対するマイナスイメージは特にありませんでした。 しかし夫婦2人の時には楽しく暮らせても、いざ子どもが生まれるとやはり大変なことも多くて、引っ越しそのものや、せっかくできたお友だちともお別れしなくちゃいけないなど、その苦労をあげればキリがありません。 その中で今日は 「(両)実家が遠い」 ということを取り上げたいと思います。 ■近くに頼れる人がいない中での子育て 実家から遠い場所で暮らしてる方は転勤族関係なくたくさんいらっしゃると思います。 また、実家が近かったとしてもご両親がまだ現役で働いていらっしゃったり、事情があって頼れない状況の方もいらっしゃるでしょうから、もしかすると 物理的な距離はあまり関係ないかもしれませんね。 ちょっとした時に実親や、自分の兄弟たちに子どものお世話を頼めたらどんなにいいか…。 特に自分が体調崩した時などは最悪で、夫の帰りも遅い、子どもは待ったなし、本当に泣きそうになりながら耐えたこともいっぱいありました。 緊急時じゃなくとも、近所に暮らしているおじいちゃんおばあちゃん、おじさんおばさんの家に、子どもたちがふら~っと立ち寄れる環境があれば、子どもたちの成長にとってもいいだろうな~と思います。 ですが、ここで愚痴を言っていても何も始まりません! 置かれた場所で生活していくしかないですし、物事には悪いこともあればいいこともあるんですから。 というわけで、あえて「実家が遠くてよかったこと」を2つ挙げてみました! ■その1. 夫ととことん向き合える 簡単に帰れないという状況が、ある意味夫婦にとってはよかった気がします。 あのとき、 もしも実家が近くにあれば、私たち夫婦の心はとっくに離れていたんじゃないかな~と思うことがあります。 長男が生まれて1年間、未熟な私たち夫婦はトゲトゲしていました。お互いに余裕がなかったんだと思います。 私がインフルエンザで倒れて1日寝込み、翌日の長男の朝食を夫に頼むと、返ってきた返事が「え?」(今日も!?(怪訝)という顔)でした。 そしてそのまま私と長男を残し、階段を上って寝室に戻っていってしまいました(二度寝)。 あらためていま思うとひどいですね~(笑)。なんだこの父親!! 本当に悲しくてつらくて、がっくりしながら長男に朝食をあげました。 いま思っても、「あんた、よく耐え忍んだな」と自分に驚きます(いまならもっと文句言いますし、夫もこのような行動は絶対に取りません)。 どんなに愛し合って結婚した仲でも、やはり波はあるわけで。私たち夫婦も、いい時期もあれば、冷めたり諦めたりする時期もありました。 けれど、わざわざ荷物抱えてはるばる子ども連れて帰る労力、その行為がもたらす波紋を考えると…帰れませんでした。 というよりも、 実家に帰ったところで根本的な解決にはならないし、私がするべきことは里帰りすることじゃなくて目の前にいる夫と話し合うことだなと思ったからです。 私の性格上、もしも実家が近かったらきっとしょっちゅう帰っていたと思います。そして親、兄弟に夫の愚痴をさんざん吐いていたと思います。 でも、仮にそうしていたとしたら…いまの私たちはなかったんじゃないかな~と思います。 どんなに腹がたっても、 どんなに顔も見たくなくても帰る場所は我が家しかない、この状況が私たち夫婦の絆を強くしました。 この10年で子どもの数も増えましたし、私が仕事を始めたりと家庭環境はどんどん変わりました。けんかもたくさんしましたが、その都度、何度も何度もとことん話し合いました。 なにも夫だけに頼らなくても、助けてくれる友達もいましたし、ファミリーサポートも活用していました。 けれどやはり家庭を回す両輪は、夫と私であることには違いないわけです。 私と夫で何度も何度も話し合い、そして10年たったいま、私は昔より随分図太くなり夫は見違えるほど協力的になりました。 私たちにとっては実家が遠かったからこそ、お互いが向き合う機会を失わなくてすんだような気がします。 ■その2. 親にとっては帰省でも、子どもたちからしたらまるで旅行! なんじゃそりゃー! ひとつめに比べたら、とってつけたようなメリットですみません(えへ)。 でも、たまに言われるんです。 近くに両実家があるママたちに、「遠くのおじいちゃんおばあちゃんの家に連れていってあげるって、スペシャル感があってうらやましい」と。 社交辞令かもしれませんが、たしかに夏休みとお正月、大阪に帰ることに子どもたちはスペシャル感を抱いています。 旅行に行く機会が少ない我が家ですが、そのかわりに帰省が旅行がわりになっているようなところもあります。 私自身の子ども時代を思い返してみても、父の故郷に帰るお盆休みはスペシャル感満載でした。ワクワクしていたのを覚えています。 でも、このことからもわかるように、 結局のところ無いものねだりなのかもしれないですね(笑)。 実家が近い人たちからしたらスペシャル感がうらやましいと感じるし、実家が遠い私からしたら近くに実家がある人がうらやましい。 私からしたら憧れの環境でも、近くに住んでいたら住んでいたで味わう苦労もまたあるんだと思いますし、またその逆も然り。 愛少女ポリアンナがいいことを言っていたんです!(誰や) 30代の方は覚えていませんでしょうか、日曜日のテレビアニメ『ハウス世界名作劇場』でやっていた『愛少女ポリアンナ物語』。 ■いまの環境をどれだけプラスに捉えられるか 子ども時代にポリアンナの絵本版を読んでから、ずっと私の心の片隅に置いてあるモットーです。(かれこれ20何年前…) 父親を亡くしたポリアンナは意地悪な叔母さんに引き取られて、きたな~いくら~~い部屋を与えられるのですが、そんな中でもポリアンナは、 「鏡がない…私のそばかすを毎日見なくて済む!」 「素敵な絵がない…窓から見える景色がいっそう美しく見える!」 と、とにかくプラスプラスに捉えて頑張って生き抜いていくんです。 これを子ども心に「すげぇ!!」と思い、それ以来私の人生の教訓ともなっております。 脱線してしまいましたが、私がなにを言いたかったのかというと、要するにいま与えられてる環境をどれだけプラスに捉えられるかで見え方が違ってくる、ということです。 考え方次第では、実家が遠いというのもいい面はあります。 というわけで、皆様! 体調を崩すとマイナスモードになってしまいますので、体には気をつけて今日も頑張りましょう!
2017年10月05日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。 長男(小3)次男(年長)三男(年少)の三兄弟の母です。 前回の記事 の続きです。 私が次男の偏食少食に悩んでいた頃、それなりに相談をしたこともありました。 (結果的に次男に効果的な方法はなかったのですが、相談にのっていただいた事で気が楽になるというのはありました) その中でもよくアドバイスされていたことがあります。 ■その1. 家族が「おいしい」と言いながら食べると、子どもも「ちょっと食べてみようかな」とチャレンジする気になるはず もちろん私もやりました! にこにこもぐもぐ「おいしいな~!」と食べ、「これおいしいよ! 次男も一口食べてみたら?」とピエロのように全力で明るく薦めましたとも、何度も何度も。 でも次男はまったく食べようとしませんでした。(全敗) どうしてこんなにおいしいものを次男は食べないのだろうと思っていましたが、あるとき「元偏食っ子たちの気持ち」を聞いたときにそのわけがわかったのです。 本気の偏食っ子たちももちろん子ども時代に同じようなシチュエーションを潜り抜けてきているわけですが、その子達、こういうとき何を考えているのかというと、 「あんなの食べておいしいのかよ。あんなの食べるぐらいなら何も食べなくていい。」 そう思ってるらしいです。 衝撃的じゃないですか!?(笑)まるで侍じゃないですか!!! でも次男も完全にこれだったんです! 食卓に自分が食べれそうなものが何ひとつなかったら、白ご飯だけ食べて終わり。他のものにはいっさい手をつけません。 私としては「せっかくおかず作ったのに!」とイライラするやら悲しいやらですが、当の本人は心の中できっとこう思っていたのであると、その貫きっぷりにむしろあっぱれです。 私が「こ~~んなにおいしいのに!」と思うものでも、次男からしたら「得体の知れない絶対食べたくないもの」。 こんなにも二人の間の感覚がかけ離れているということを、まず受け入れなくてはいけませんでした。 ■その2. 「しっかり遊んでおなかが空けばおのずと食べるわよ」 もちろんやりましたとも。遊んで動いて疲れさせましたとも。 でも、食べないもんは食べないんです。 どんなにおなかが減っていようが自分の食べられると認識しているもの以外食べません。空腹は最高のスパイス! という理論は次男には当てはまりませんでした。 これも元少食っ子たちの証言によると、このとき何を考えているかはこうらしいです。 「不必要なものはとことんいらない。私たちはエコなのだ」 名言…!!(笑) おなかが空いていても自分にとって必要なものを最小限とるだけで満足する。 たしかにそうで、次男は自分が「これ以上いらない」と決めたら惰性で食べることはしません。 ■偏食っ子が大人になったら、どうなる? そんな超偏食っ子だった元子どもたちの現在はどうなっているのかというと、ほとんどの人が 「大きくなっていくうちに自然に食べられるものが増えていった」 という意見でした。 成長する過程であるときをさかいに急になんでも食べられるようになった人もいれば(たとえば高校生になって部活に打ち込み出したら食べるようになったとか)、徐々に徐々に増えていった(一口食べてみたらおいしかったのでとか)という人もいます。 どうやら、 小さい頃の偏食が必ずしも大人になっても続くというわけではないようです。 もちろん大人になっても偏食のままの方もおられましたが、それでも子どもの頃よりかは食べられるものの幅が増えたり、仕事上の付き合いなどでは我慢して食べられるまで進歩しているようです。 (小さいうちは付き合いだろうがなんだろうが絶対食べなかったのに付き合いなら嫌々でも食べるようになるだなんて…!! 相当な進歩!) そんな元偏食っ子のみんな口を揃えて言っていたことは 「いずれ食べられるときが来るからゆっくり待ってほしい」 ということでした。 これ、身に染みませんか? 待てなかった私。 何で食べないの? 何で?なんで?ばかりで、叱ったり、もう食べなくていい! と食器を下げたり、食べきれるまで食卓に残させたり。 ずーっとお箸をツンツンツンツンさせ続けていた次男の姿を思い出します。 いずれ食べられるときがきっと来るんです。 それが高校生なのか社会人なのか、はたまた人の親になってからなのか、そのタイミングがいつなのかは人それぞれです。 そのときまでゆっくり待ってほしい。それが子どもたちの気持ちだったんですね…。 次男にはかわいそうなことをしました。まだ小さかったのに、なおさらです。 ここにひとつのエピソードがあります。 短い中に心情と情景が見事に表された何度読んでも心に染みる文章です。 ■おじいちゃんが食べさせてくれた「一生忘れられない味」 私は物凄く偏食、少食な子どもでした。 無理矢理口に詰められ、吐いても無理に食べさせられてました。食べ終わるまで何時間でも正座して。給食も苦労しました。 おいしいって記憶に残っているのが、こっそりおじいちゃんが食べさせてくれた「いちごジャムパン」。 食パンのみみが嫌いな私に、みみをキレイにとってくれて、薄くいちごジャムをぬって半分におって食べさせてくれた。 一生忘れない味です。 いつかおいしいって思えるときがくるのを待ってほしかったな…怒らないで欲しかったな…。 おじいちゃんのいちごジャムパンが一生忘れない味なのは、おいしかったからだけじゃないと思います。 自分の気持ちに寄り添ってもらえたこと、自分をありのままに受け入れてもらえたことが、それを忘れられない味にさせたんだと思います。 現在5歳の次男。 彼がなんでもモリモリ食べてる姿なんて、今からは全く想像できません。 このまま食べないままかもしれないし、食べるようになるのかもしれないですが、親の私が必死に働きかけたところであんまり意味がないような気がします。 彼が自分で「食べてみようかな」と思えるときが来るのをただ待とうと思います。 ちなみにですが、元偏食っ子達がお母さんになった今、子どもの好き嫌いに関してどう思うのかというと…。 そこはやはり私たちと同じように「せっかく作ったのにぃぃ!!」とイライラもするし、「なんでも食べてほしい!}って願うようです。(笑) みんなお母さんの願いはひとつ。我が子に健康に育ってほしい。 今になったらあのときの親の気持ちが分かりますね。
2017年09月28日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。 長男(小3)次男(年長)三男(年少)の3兄弟の母です。 ■偏食・小食のわが子に悩む日々 次男は離乳食を全く食べない子でした。 そしてそれは幼児食期に入っても変わらず好き嫌いが多く、食べられないものより、食べられるもののほうが圧倒的に少ないいわゆる偏食っ子です。 長男はなんでもよく食べる赤ちゃんだったので、食べない次男は衝撃的でした。 離乳食の頃は、どの食材をどのような調理法でチャレンジしてみても一切受け付けず、匙(さじ)を口に運ぼうもんなら泣いて嫌がり、しまいには涙を目にいっぱいためてオエェ! とえづいてしまう始末。 本気で嚥下(えんげ)障害じゃないかと心配したほどです。 私自身は好き嫌いがなく、なんでも食べられるタイプなので「偏食」に対するイメージもあまりよくなく、親の教育次第だとさえ思っている節もありました。 そんな私のもとに次男という偏食・小食っ子が生まれたもんですから、数年は理解できずに悩み、悪戦苦闘しました。 しかし、私の「偏食は努力すれば治まる」という考えを根本から変え、好き嫌いの多い次男に歩み寄れる時が来たんです。 そのきっかけは乳幼児検診でもなく、育児相談窓口でもなく、 「かつて好き嫌いが激しい子どもだった大人が、当時何を考えていたのか」 を聞いた時でした。 ■「食べさせる方法を見つける」よりも必要だったこと 私は子どもに健康でいてほしい、大きく育ってほしいという気持ちから、とにかく食べさせようと苦戦していました。それが母親として間違っているとは今でも思っていません。 でも 偏食・小食な元子ども(すなわち大人)の思いを聞いた時は、おもわずこみあげるものがありました。 子どもとはいえ心の中ではいろいろと考えています。それを表現できる語彙(ごい)を持ってないから、黙るか泣くかゴネるかしかないだけで。 これを読んでるママたちの中にも、かつての私のように「どうして食べてくれないの!!」「この子はこんなに食べなくて大丈夫なんだろうか」と、不安と苛立ちの中にいる方がいらっしゃるかもしれません。 食べてくれない子どもに悩む保護者目線からの相談、体験談はわりとよく目にします。 私も何とかして食べさせれる良い方法はないだろうかといろいろと探しましたが、「食べられない子どもだった張本人たちが、どう感じながら生活していたのか」を、私は目にする機会がありませんでした。 食べさせる方法を見つける前に、食べられないその気持ちを知る。これが私にとって必要だったんです。 きっと私のように自分自身が好き嫌いがない人にとっては、我が子の好き嫌いはなかなか歩み寄れずに葛藤してしまいがちだと思います。 同じようなママたちに少しでもヒントになればと思い、私の経験と元子どもたちからの意見をご紹介したいと思います。 ■「食事の時間が苦痛だった…」元子どもたちの声 これらは私のブログに寄せられたコメントなのですが、偏食・小食だった元子どもたちは、以下の2パターンに分かれます。 ・好き嫌いが許されない環境で育った人 ・無理強いはされなかったという人 この中で、 好き嫌いが許されない環境で育った人に共通 しているのは 「食事の時間が苦痛だった」 ということでした。 口をそろえて「食事に関していい思い出がない」と言うのです。 「どうしても食べられないのに『わがままだ』と言われ、給食では食べ終わるまで教室のすみに残され、家でも学校でも理解されない」 「大人になった今でも、子ども時代の食事にまつわる思い出は怒られた記憶か、ひとりで寂しかった記憶か、楽しくない記憶しか残っていない」 この意見が多かったんです。 私、次男に今まで何度口にスプーンを突っ込んで「食べなさい!」ってやってたことか…。 偏食っ子からすると、「得体の知れないもの(たとえばミミズのようなもの)を無理やり口に押し込まれてるような感覚」らしいです。 次男のことを思って突っ込んでいたスプーンが息子からしたら苦痛以外のなにものでもなかった。 口に入れることさえできたらごっくんできるはずだ! と思っていたのですが、彼らからしたら 「飲み込むどころか、自分の意志とは裏腹にえづいてしまう」 んだそうです。 私は次男になんてかわいそうなことをしていたんでしょう…。 かつて教室の隅でミニトマトが食べられなくて泣いていたクラスメイトも、食事がつらいな、楽しくないなと思いながら毎日食べていたのかと思うと、彼を思い出して胸がぎゅーっとなりました。 ■嫌いなものを食べさせるか否か…親としての葛藤 今の私は、 「食事はまずは楽しく!」 が基本です。 離乳食教室に行ってもまず最初に教えられるのは「楽しく」ということですし、給食も掃除の時間まで残して食べさせるということもしていません(おそらく)。 しかし「楽しく食べること」と「好き嫌いなく食べること」はある意味対極にあるような気がします。 この両方を叶えるって実はすごく難しいんじゃないかと。 楽しく食べている延長で好き嫌いなく食べられるようになるのが理想ですが、嫌いなものを好きにさせるために楽しく食べるのは、偏食っ子には相当難しいような気がします。 「どうしても食べられない」「口に入れたらえづいてしまう」レベルの子たちにとっては 嫌いなものを食べずに済む食事こそが楽しい食事なのですから。 それを許せるか、押し付けずにいられるかが親の最初の葛藤だと思います。私は自分が好き嫌いがないがゆえに、ここが許せずに随分と戦ってしまいました。 元好き嫌いっ子たちの何十年たっても今なお残っている「食事が楽しくなかった」という思いを聞いて、ハッ! とさせられました。 ■食事中は「心の栄養」を大切にしたい 「食事」の目的は”栄養””健康””しつけ”にとらわれてはいけないなと。 体を大きくするため、健康に育つため、お行儀よく食べるよりもその前に、まずは、この子の食事の思い出を明るい色に包まれたものにしてあげたいと思いました。 このとき、私はようやくスタートラインに立てました。今私は次男に無理強いはしていません。 苦手なものは「一口食べたら?」ぐらいは言いますが、それで「いや」というなら無理に食べさせていません。頑張ってひと口チャレンジしたら喜びます。 幼稚園のお弁当も基本的に好きなものを詰め、食べきれるものを食べきれる量で入れています。 おかげで冷凍食品や既製品まみれです(次男の好みに合わせたらこうなりました)。 栄養もバランスもあったもんじゃありませんが、 おいしかった! 全部食べられた! また明日も食べたい! そう思えることが 心の栄養になるんじゃないかと思います。 後編 に続きます。
2017年09月21日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。 長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。 ■パパは透明人間? 我が家は夫=会社員、私=主婦の家庭です。 子どもたちの物心がついた頃には、パパは外に出ていく人、ママはおうちにいる人と位置付けられてしまったようで、 今や完全に、 ママ=お手伝いさん、パパ=たまにいるおじさんと化してしまいました(爆)。 なにか用事があるときでも、 近くのパパより遠くのママ!! ひとりになりたくてそっと雲隠れしても(え。)、なぜか子どもたちは全員私のもとに寄ってきます。 他に部屋のスペースはいくらでも空いてるのに、全員1ヶ所にぎゅっと集まって、私の周りだけやたら人口密度が高いなんてこともしょっちゅう。 すぐそばにパパが寝転がっているというのに、お茶を持ってきてと頼むのはママ。 どう考えても距離的にパパのほうが近いのに、あのおもちゃ取ってと頼むのはママ!! いや、あの、君たち? パパも保護者なんですけどぉぉ! 世の中にはパパが大好きでしょうがないというご家庭もたくさんおありでしょうが、我が家の場合、パパは透明人間化。 この間もこんなことがあったんです。 真夜中の1時に私がリビングで夜更かしをしていたら、そ~~っと次男が起きてきたんです。 何事かと思って見てみると… オーマイガーーッ!!! おなかを壊した次男がびっくりなことに、大をもらしていたんです!!(衝撃) え? え? 床に落ちたう○ちにプチパニック!!(子どもを育てるとこのようなプチパニック現象が往々にして起こりますよね。) どうやらおなかが痛くて目を覚ましたらしいのですが、隣にいる夫をスルーして、遠路はるばるリビングにいる私のもとまでやって来るその間に漏らしてしまったようです。 え…。 パ、パパを起こせよぉぉぉ!! 床に漏れたう○ち…。 汚れたパジャマに足…。 そして夜中の一時…。 もうどこから手をつけてよいのか分からず、とりあえず、夫のもとへ。 私:「ねぇ…ゆいたんがう○ち漏らしたんだけど…」(ゆっさゆっさ) (当然これにはSOSの意を含んでおります。) 夫:「え。なんで…」 (知らんがな) 私:「寝る前におなか痛いとか言ってた?」 夫:「別に言ってなかったけど。」 私:「そう…。」 夫:「ぐぅぅぅぅーーーー。」 ちょっ…。 SOS、伝わらずーーーーー!!! 結局、ひとりで全部を片付けて、もう一度次男を寝かせて、夜は更けたわけだけれども。 翌朝。 チクリと言ったら夫の返事。 夫:「あ。あれ、起きてってことやったん?」 そうだよ!! 具体的に「起きて手伝って」と口に出さないと、妻の意図してることを汲み取るなんてことは、男には無理な話だったぁぁぁ!! というわけで、子どもたちにもなんでもかんでもママに頼むのではなく、もうひとり、 我が家にはパパという保護者がいるのだよ とわかってもらうべく、パパの不透明化を推進していきたいと思います。(今さら!) 子育てを始めたばかりの皆さん! 我が家のようにならないように、ひとりで頑張りすぎないで、パパに具体的にお願いしてもっと頼っていきましょう。
2017年09月14日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。 長男(小3)次男(年長)三男(年少)3兄弟の母です。 ■孫に甘い祖父母 VS 母親 私にはまだわかりませんが、孫ってかわいいらしいですね! きちんと育てなきゃいけないっていう責任がない分、手放しで可愛いらしいです。 でも、だからこそ、かわいがるだけでいいおじいちゃんおばあちゃんと、育てる義務がある立場の親とがぶつかり合うって往々にしてあると思います。 それがたとえ実の両親であったとしても。 私にもありました! 私、おじいちゃんおばあちゃん世代と現役母親世代がもめる原因って、 食べ物が絡むことが多いと思うのですがいかがでしょうか。 おばあちゃんが夕飯前におやつをあげるのがイライラする! とか、用心してまだあげてなかった食品をおじいちゃんが勝手に食べさせてた!(怒) とかよく聞きます。 食べ物の恨みは怖いとはよく言ったものです(そうじゃない)。 あれはまだ長男が2歳だった頃。 ■お風呂を嫌がる2歳児への説教を見かねたばあば(実の母)が… 実家が離れているので1年のうち数回しか帰省できないのですが、その貴重な帰省中の時のこと。 ある日、長男をお風呂に入れようと誘ったんですが、なんせそこは2歳。 一筋縄でいかないわけです。そう簡単に「うん」とは言いません。 私も今となっては2歳児相手に真正面から体当たりすることほど暖簾(のれん)に腕押しなものはないとわかるのですが、なんてったって第一子ですから、すべてにおいて気合いが入ってるわけです。 この1回を譲ったら「ゴネれば許してもらえるんだ」と思ってしまってはいけないと思い、お風呂に入る・入らないで大モメ!! 決して長男はお風呂に入りたくないわけではなかったと思うのですが、私が「子どもたるものママがお風呂に入ろうと誘ったタイミングで入るのが最善」だと思っていたんでしょう。 何がなんでもそのタイミングでお風呂に入らせようと、こんこんと説得していました。 そして、それを見かねた母が、 長男の好物のおだんごを出してきたんです!!! 大号泣している孫を泣き止ませてあげたいと思ってか、台所からおだんごを持ってきました。 おだんごを食べたい長男。もう頭はおだんごのことで夢中です。 さぁ~~、これに腹を立てた娘の私!! 当然文句を言いました。 「なんでそうやってお菓子を出してくんのよ。今ここでおだんごとかあげたら教育によくない!!」 的なことを言ったように思います。 がしかし、今度は台所に潜んでいた父が加勢します。 そうです。 おじいちゃんおばあちゃんからしたら、おだんごのひとつぐらい食べさせてあげたいんです。 理由はどうであれやはり孫が泣いてるのはつらいんです。 「大好きなおだんごを1本食べれば気分も切り替わってお風呂に入る気になるでしょうよ」そう思ったんだと思います。 ですが…、 私からしたら、この子を育てているのは私! 口出し無用! 放っておいてほしいのに、味方どころか敵が3人も現れたような気分! 腹が立ちました。 両親ですし、あんまりきつくも言えないので、涙をのんで引き下がりましたけれども、 だんごひとつでめちゃくちゃイライラしました。大惨事です。 でも、あれから随分たって今思うこと。 ■祖父母は、孫と一緒にいられる時間が短い これを言っちゃおしまいなところもあるのですが、おじいちゃんおばあちゃんが元気に生きているのも限りがあるんですよね…。 いつかはお別れしなくちゃいけないときがくるんです。 実はこの1年後、父は亡くなりました。まだ63歳だったのにあっという間に亡くなりました。 長男は3歳、次男は0歳でした。 今から思うと、ほんのわずかな孫との年月だったのに、どうしてあんな些細なことをかたくなに許せなかったんだろうかと思います。 そりゃぁたまにしか会えない孫ですもん。泣いてる孫におだんごのひとつでもあげたいって思うでしょうよ。 何より忘れてはいけないのは、私もこうやって育ててもらったんです。 子ども3人を育てた両親からしたら、2歳の子どもにだんごを1本あげる・あげないが人生左右するほどの問題じゃないことはとっくにわかっています。 が、それが当時の私にはわからなかったんです。 「一事が万事」「三つ子の魂百まで」 そればかりに気をとられていて、自分の子育てルールに縛られていました。 両親の気持ちに対して配慮が足りませんでしたし、まだ子育て2年しかやってないのに自分のほうがなんでも知ってるような気でいました。 近くにおじいちゃんおばあちゃんが住んでるとか、毎日面倒見てもらっているとかでしたらまた状況は違うでしょうが、年に数回会うだけならおじいちゃんおばあちゃんに甘やかしてもらったってよかったのに、許せなかった私。 え? 三男だったら? 速攻でおだんごあげてます(即答)。なんならおだんごで釣ってお風呂におびき寄せてます(笑)。 結局長男はおだんごを食べたらお風呂に入りました。 しかしそれ以来母は、 「これ、あげてもいい?」 「ママに聞いてからにしよう」 と許可を取ってくるようになり、私は私で2人目3人目となるにつれマイルールがどんどん崩れていき、今となっては食べ物でも(食べ物以外でも)もめることは全くありません。 あんな風にだんごひとつでもめられたのも、父が生きていたからこそ。今となってはもう会うことも話すこともできません。 孫とおじいちゃんおばあちゃんとの時間はそんなに長くはないかもしれない。いつ突然そのときがやってくるかもわからない。 そう思うと、些細な価値観の違いがたいしたことないような気がする私なのでした。
2017年09月07日こんにちは。 コソダテフルな毎日のちゅいママです。 長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。 ■料理のお手伝い、余裕がないときノーセンキュー 3人の息子×24時間一緒×40日間の夏休み。 小学校や幼稚園から「子どもにお手伝いをさせましょう」みたいな課題が出るんですよ。 そりゃ手伝ってもらった方が教育的にもいいのは重々承知の上で、 正直、手伝ってもらえるとうれしいものと、手伝われるとありがた迷惑なものとあるんですわ。 手伝ってもらえるとうれしいものは、「ちょっと2階からアレ取ってきて」って頼むとか、「洗濯取りこんで~」とか、忘れ物系・洗濯系は助かります。(ただのパシリやん)。 がしかし、子どもたちが率先してお手伝いしたいのは、やっぱり 料理系なんですよね。 夕飯を作っていると「やりたい! やりたい!」と下二人が群がってきます。 余裕があるときならいいけれど、 急いでる時とかほんっっとマジでノーセンキュー!! 思わず一句読めるほど。 でも、迷惑だからといって遠ざけるより、 やっぱりやらせたほうが結果的に急がば回れで得するんですよね。 この間思わず「へぇ~!」と思ったことがあったんです。 ■失敗ばかりの次男が、ある日… お昼ごはんにインスタントラーメンを作っていた時のこと。 三男がお鍋にスープの素を入れたいって言い出したので次男・三男でやらせることにしたんです。 たかがスープの素を入れるだけですが、いかんせん鍋が熱いので、袋に気を取られて腕をやけどしないように注意しなければなりません。 私:「腕、気をつけてよ!! 熱いからね」 とだけ注意したのですが、三男の横で見ていた次男がそっと注意していたんです。 次男:「ほーちゃん、気をつけて。この袋お鍋の上で開けたら、 ムワッ! てなるよ。一度ここで開けてから入れたほうがいいよ」って。 何気ない一言だったのですが、私思わず感心したんです。 この一言って経験していないと出てこないと思いませんか? 自分でチャレンジしたときに、湯気で粉が舞ったり熱かったりしたのを覚えていたんですね~。 以前失敗したから、今度は一度鍋の外で封を開けてから入れたほうがいいなって、自分で考えたんだと思います。 些細なことなのですが、生活の中でのトライ&エラー力は次男が一番あるんじゃないかと思います。 次男はたくさん割って、こぼして、失敗して、怒られる回数は3兄弟の中でダントツなのですが、その分 こうすれば失敗するというサンプルが大量にあるので、生きていく力は長男よりもありそうです。 次男がまだ3歳だった頃に、かまぼこをパン切り包丁で切ったことがあったんです(もちろん私がそばについていました)。 パン切り包丁で切ってみたいというので切らせてみたのですが、刃を後ろに引いた時に、添えていた指を少し切ってしまったんです。 パン切り包丁って刃がギザギザなので、普通の包丁よりも切れやすいんですよね。 少し触れただけでピシャッと切れてしまった事を、このあいだ、三男にアドバイスしてたんです。 もう、2年も前の出来事をついこの間経験したかのように覚えてたんですね~。 体験したことはよく覚えてますね! 私は大人になるまでろくに包丁を使ったことがなくて、 社会人になっても玉ねぎのみじん切りの仕方がわからないほどでした。 おかげでその後何度も指を切り、ピーラーで小指こそげ落としそうにもなりました…。 それに比べたら3歳で包丁を身を持って知った次男はたいしたもんです。 ■お手伝いさせると、将来ラクできる!? 長男にせよ次男にせよ、まさに好きこそものの上手なれで、自分が興味を持ってやり始めたことはどんどん覚えます。 長男は魚好きから派生して、魚のさばき方にも興味を持ちました。 さばき方を教えてあげたり、動画で覚えたりしてあっちゅー間にできるようになりました。 小3のいまではこの夏も釣りに行き、魚の名前も私なんかよりよっぽど詳しく、下処理もひとりで全部できます。 一番最初に教え始めた頃は台所全体が魚臭くなるし、水でびっちゃびちゃになるし、タオルは臭くなるしでいろいろと面倒だったのですが、ここまで来ると私は寝てても魚が下処理されて出てくるので、めちゃくちゃ楽チンです。 今回はますます上達して、後ろ姿はまるで 魚屋の大将のようでした。 この調子で、長男は魚専門、次男は調理全般で教え込んでいけば…。 将来、私は楽チンになるのではともくろんでいます、しめしめ。
2017年08月31日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。 長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です! ■出産を経験したからこそ、陣痛が怖い! 私、この間、夢を見たんです。 夢の中で、自分の本当の気持ちを知ってしまったんです。 夢の中の私はなぜかいきなり妊娠していて、それも4人目。 気づいた時には既に臨月というありえない状況の中で、私がどう思ったのかというと…。 「またあの出産の痛みを経験しなくちゃいけないの!? 勘弁してよぉぉ!!」 でした。 これ、かなりリアリティのある正直な気持ちだと思いました。 (そこで目が覚めてしまったのでその後どうなったのかは知りません。無事産めたのかな…私) 陣痛は産めば忘れるっていう話をよく聞きますが、いいえ、 私は忘れませんよ! かわいいわが子とご対面したって、かわいいわが子がすくすくと育ったって、それとこれとは話が別! あの出産の痛みを忘れてなるものかぁぁ!!(熱弁) 個人的な意見なのですが、 出産を経験したからこそ陣痛が怖いっていう気持ちを抱えてる経産婦さん、 一定数存在するんじゃないかな? と思うんです。 ■日本の妊婦さんは「陣痛が怖い」となかなか言えない もちろん初産の時にも、未知のものに挑戦するわけですから怖いなと思う気持ちもありましたけれど、私の場合 3回目が一番怖かったです。 でも 「陣痛が怖い」 って真面目な日本の妊婦さんはなかなか口にしないんですよね。なんていうか、そんなこと言っちゃ悪いような気がしてくるんです。 「陣痛は赤ちゃんが狭い産道を通って一生懸命生まれてこようとしているサイン。」 「ママも痛いけど、一番頑張ってるのは赤ちゃんなんだよ。」 って教えられるので、陣痛が怖いとか言ったら「いいお母さんじゃない」って思われるかな? って思っちゃうんです。 しかも、3回目ともなると一気に、 ベテラン扱いになります。 ますます言いづらくなります。 検診で先生や看護師さんと話す機会はありますが、陣痛が怖いと打ち明けたところでこのままずっとおなかに入れておくわけにもいかないし、産むしかないのだから、 言ったところでどうしようもないんですよね。 言ってもしょうがないのだったら黙っておこうっていう気になり、一度も相談したことはありませんでした。 (ちなみに住んでいる地域に無痛分娩を受けれる施設が皆無でした) 経験者のママたちに話しても 「もう忘れた」とか「おぼえてない」とかで、 あんまり共感を得られず、結局どうしたかというと…。 残るターゲットは 夫!! ■夫に出産が怖いと泣きつくも… 夫に怖い怖いとすがりつく~~!!! 外では平気な顔して、家の中では怖がりまくっていました。夫はひたすら「そんなこと言われてもどうしようもできない」の一言でしたが。(正論) えぇそうです。私が熱望した三人目ですが、それでもやっぱり陣痛が怖かったです。 ■いざ、助産院へ 破水したときには、まだ痛くもかゆくもなかったのですが、今からとうとう産むのかと思うと、 ガクガクガクガク体が震えて、歯もガチガチいうほど震えながら、 助産院に向かったのでした。 そして、いざ山場を迎えた時には、「あぁ~~! これこれ~~! この痛みぃぃぃ!!!!」と数年前に味わったことのある痛みを再経験して、ひたすら乗り切るのでした。 おぎゃー。 はてさて、さんざん怖がらせるようなことを言いましたが、こんなに超~~痛みに弱い私でも産めましたので大丈夫です!(なにが?) これから出産を控えているみなさま! あのヘタレのちゅいママでさえ産めたんですよ! 「あいつで産めたんだから私にできないはずはない!」とパワーに変えて、どうかご無事にご出産できますように! フレーフレー!!!
2017年08月24日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。 長男(小1)・次男(年長)・三男(年少)の3兄弟の母を営んでおります。 大変なことほど笑いに変えてをモットーに頑張っておりますが、それにしても夏休みが大変すぎます。 白髪が爆発的に増えて、三男が「わかしらが」という単語を覚えました(白目)。 ■ドラマの「妊娠」シーンは、現実とのギャップがありすぎる! いつの時代も人気の医療系ドラマ。 もしも医療系ドラマを現役のお医者さんが観た場合、「いやいや、そんなわけないし!!」と突っ込んだりするらしいのだけれど、それと同じようなことって、ママの世界にも存在すると思うんですよね。 独身の頃には「そういうもんなんだ」と思い込み、むしろ憧れにも似た感情を抱くまでのまぶしい光景に見えていたものが、いざ、子どもを産んでみたら、 あれ? 想像してたのと全然違うぞ? って思うこと、わりとよくありませんか? その手の番組を見てると「おいおい、ちょっと待て」とついつい突っ込んでしまうのですが、今日はそのうちのひとつ・妊娠編について私の心の声をつづりたいと思います。 ■その1. 妊娠発覚の「急に吐き気が来て、ウッ!!」のシーン まず、妊娠に気付くシーンのあるある場面。 なにかを食べようとしていたり、なにかを料理しようとしていた時に、急に口を手で押さえて、ウッ…! とか何とか言って。 洗面所だか台所だかにダッと走っていって、ゴホゴホッ(咳)…ジャァァァ(流す)。 からの~~、口にハンカチを充てて鏡越しに「…ハッ!!」とした表情~~(お決まり)。 この手のシーンを経産婦となった今、どう観ているかというと、 「んなわけあるかーーーーい」とテレビにやじを飛ばている(ろくでもない)。 ごくまれに、まさしくこれと同じようなシチュエーションで妊娠に気づいた方もいるでしょうが、実際のつわりは、(それまで全くもって元気だったのに)急に吐き気が来てウッ!! なんてことはまずないんじゃないでしょうか。 実際のつわり、私の場合は、とにっっっかくしんどくて、ダルくて、起き上がるのもやっとという状況な上に強烈な吐き気! おなかに子を宿した喜びとか、健康に育ってくれてる証拠だとかいうおまじないも時に吹っ飛んでしまうほど、とにかく毎日毎日ゲーゲー吐き続け、 いつまで続くか先が見えない辛さにだんだんとメンタルもやられてきてしまい、しまいには泣いてしまったり、どうしようもないことを恨んではのたうち回ったりしているのです。 とてもじゃないけど、喜びに満ちた顔とは言えない 死んだような顔をして毎日過ごしていました。 リアルはこんなもんです。 毎日吐き続ける妻の様子を見ていた夫が言い放った言葉を、私は忘れません。 オジサン呼ばわり!!!(爆) でも、そう言われても仕方がないぐらい、野太い声で嗚咽を漏らしのたうち回っておりました。 爽やかさの欠片もありません(現実はそんなもん)。 ■その2. お医者さんからの「おめでとうございます」のシーン そして、その後、病院に出向いて妊娠してるかどうか診てもらうシーンでよくありがちなのが、 お医者さんから発せられる「おめでとうございます」的な発言!!! これ、3人生んだ私が見るとこうなります。 「ないわぁ~~~~~。ないない!」 実際に私の場合、3人ともお医者さんから「妊娠しています。おめでとうございます」と言われたことは一度もありません。 特に長男の時は、妊娠が確定したとしても、心拍が確認できるまではどうなるかわからないと言われ、心拍が確認できたら今度は安定期に入るまでどうなるかわからないと言われ…、 いつになったら落ち着けるんだろうかと気が気じゃありませんでした。 結局、おめでとうございますとはっきり言われることは3回の妊娠で一度もありませんでした。 もしかしたら今時のお医者さんはリスク管理のため不用意な発言に細心の注意を払っているのかもしれませんね。 子育てをはじめてみたら「思てたんと違う」ってこといっぱいありますが、今日はこの辺で…では。
2017年08月17日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)・次男(年長)・三男(年少)の3兄弟の母です。 大変なことこそ笑いに変えてをモットーに生きております。 ■ママたちが1日の中で死守したい時間とは? 第一子時代の私が何をモチベーションにして頑張っていたかというと、それは、 お昼寝時間!!!(なんじゃそりゃー!) いやいや、違うんですって奥さん。 子どものお昼寝時間っていうのは母にとって貴っっ重~~な自由時間なんですって! これを得るために午前中アクティブに過ごしていたようなもんです(どんだけ)。 実母の知り合いの話なのですが、とあるオバサマが小さい子がいるママのところへ約束していた時間より随分早く訪ねたら、そのママにものすご~くイヤそうな顔をされたという話を聞いたのです。 どうやらその時間帯はお子さんのお昼寝時間だったそうで… この話を聞いた私は、 ママの気持ちが分からなくもないなと思いました。 思わずムッとした表情が顔に出てしまうほど、子どもが寝てる時間というのは死守したい時間なのです。 しかし、このお昼寝の時間というのは、真夜中でも早朝でもなく、人々がアクティブに活動してる真っ昼間なわけです(そらな)。 そして真っ昼間であるがゆえ、悪意のない敵がたくさん潜んでおるのです。 ■昼寝の敵その1. 「チャイム」 子どもって、この「ぴんぽ~~ん」という音を聞いた瞬間、やたらしゃっきりと起きたりしません!? まるで自分がこの家の主かのように、シャキッと起きて玄関に向かって歩き始めるんです(いやいやいや、君に来たお客じゃないから~~!) しかも、それがたいてい、 どーーーでもいい勧誘とかだったりするんですわ(白目) 招かれざる客なんぞに、大事な息子の休息時間と私の自由時間を奪われた日にゃぁ…心の中で、 シャウトしまくりですよ(遠い目) ■昼寝の敵その2. 「タイミングの見誤り」 遊びに行った帰り道の車の中や、自転車の座席で寝かせてしまうことが多かったのですが、 この場合、いかにすんなりと部屋の中に運び入れ、スムーズにお布団に寝かせられるかが勝負なんですよね。 ここをモタついてしまったり、寝入ってから時間がたちすぎて移動させようとしてしまったりすると、 スッキリ爽やかに目覚めてしまうという悪夢。 これから寝かせて私も休憩するぞ~と思っていたところでの、この短時間エナジーチャージバージョン。 膝から崩れ落ちるほどがっくりするんですよ~。 そして肩を落とす私の横で息子は元気いっぱいなのでした。 ■昼寝の敵その3. 「時期的な騒音」 ベタですみませんけど、これ。 選挙カー!! そろそろ起きるかな~…いや、まだ寝られるなぁ~…っていうまどろみの頃に、この選挙カーが爆音でやって来たら、「ナニナニ!?」って起きちゃうんですー!!! もうね、ベランダから叫びたくなります。 叫びませんが。 でも、きっと同じようなママ、多いはず。 ■昼寝の敵その4. 「寝る寝る詐欺」 いつもならお昼寝してる時間なんだけれど、ちょっと予定があったりなんかしてタイミングがずれたときなど、手がつけられないほど取り乱すときってありますよね。 眠いんです。 眠いんだけど、上手に寝られなくてこんなことになってるんです(弁明)。 周りにそれとなく、眠いけど寝られないんですアピールとかしたりして。 でも案外こういうときに限って、家に帰ると、 寝なかったりするんですよね!! さぞかし眠いだろう! さぁ~~~今日はどんだけ寝るかなぁ~しめしめと思って、万全な環境で寝かせにかかっても、寝なかったりするんです(爆)。 子どもをスヤスヤ昼寝させるために、日々戦う母なのでした!! でも、これも一人目まで。 二人目生まれると同時に寝てくれることなんてほぼ無くなります…。
2017年08月03日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)3兄弟の母です。 幽霊よりも何よりも夏休みが怖いです(白目) ■「俺の暮らしに子どもが参加してきた」スタンスの夫 世の中にはイクメンとか家事男とかなるハイスペック機能搭載夫が存在するらしいですね。 残念ながら我が家の場合は、 並み。 ごく並の夫です。 ノーマルハズバンド(英語にすな)。 うちの夫。子どものことは並に愛してはいるけれど、子どもが生きがいとか、子どもが中心とかそんなことはなくて、あくまで 俺の暮らしに途中から子どもが参加してきた というスタンス。 子どもを産んでがらりと生活が変わった私とは違って、彼の生活はゆっくり変わってきました。 そのせいか、いまだにこんな調子。 ■その1. 子どもの友だちの名前をいっこうに覚えない 子どもの話をしてても、 そもそも、 どこの誰かが通じない!! 子どもの友だちの名前をまっっったく覚えないので、 いちいちどこの誰かを説明するところから始めないといけないんです!(イラっ) 私:「いや、しゅう君っていっつも遊んでる近所の子じゃん。あなたも前一緒に遊んでたじゃん」 夫:「あ? あぁ。あの子。しゅう君って言うのか」 って、おいおいおい。 しゅう君、初登場じゃないし! しょっちゅう出てくるキャラだし!! いい加減覚えてよ!! 何回聞くねん!! 近所に住んでる友だちでこの調子なので、一昔前の友だちの話とかになるともう壊滅状態もいいところ。 その子の事のみならず、私がどこでどういう経緯で出会った、どういうお友だちかっていうところからいちいち説明しないといけなくなるので、(そこまで話さないと夫の記憶の中で「あ、はいはい、あの子か」ってつながらない) これ、地味にイラっとするんですわ。 いちいち話の腰折れるんです。 私つながりの友だちのみならず、自分の友だちについても子どもの名前となるとまっったく覚えておらず、 私が「○○さんちの△ちゃんがさ」って話しても、 夫:「そんな名前やったっけ?」とか言ってきます。 そんな名前だよっ! チッ!! 私:「そんなに人の名前覚えられなくてどうやって仕事してんの?大丈夫!?」 って聞いたら、 夫:「仕事の上では名前覚えるの得意。わりとすぐ覚えられるし、間違わない」 だって!!(白目) こうなるともはや、子どもの名前は覚える気がないとしかいいようがない。 彼の脳みそ、仕事のことでいっぱいで子ども関連が入れる余地がないんだと思います。 ■その2. わが子の言葉がいっこうに聞き取れない うちの三男、現在3歳4ヶ月なんです。おしゃべりが上手でわりと早い段階でペラペラしゃべれてました。 こないだ私と夫が電話してて、途中で三男がパパと話したいっていうから電話代わったんです。 三男はその日の出来事を夫に報告しました。 そして、ひとしきり報告し終わったあと、再び私に電話をかわりました。 そんな夫の第一声。 え。嘘やん。 いまだに!? いまだにわからんのか!? えーーーーーー!!!! 夫と子どもたち。 常日頃一緒にいる時間が少ないから休みの日とかになると、長男、次男と小さいうちは何を言ってるのか夫には聞き取れない&聞き取れても意味がわからないことが多くて、そのたびに私は間に入って訳してきたんです。 通訳すること約7年。 がしかし、現在の三男。 さすがにわかるでしょ!? 私には、こんなにも…!! こんなにもくっきりハッキリしゃっきりと聞き取れるのに、 まだ夫には通じないんですね!!(衝撃) これ、何なんでしょうね? 母親の私にはめっっちゃくちゃハッキリと聞こえるのに、父親の夫にはよく聞き取れないみたいで、たまに会話全然噛み合ってなくて、端から聞いてると訳わからんやり取りになってることありました。 最近はさすがにこんなことは減ってきたので、もう大丈夫かと思っていたのですが、まだダメなことが判明して驚きました。 私からしたらどこが聞き取れないのかすらもわからないのですが、夫からしたらまだよくわからないそうです。 その3. 自分の子どもたちなのに区別がつかない 夫からしたら電話でしゃべってても声だけでは、次男なのか三男なのかが区別がつかないそうです。 明らかに三男がしゃべってるのに、「あれ?いまの次男じゃなかった?」とか言ってくるので大丈夫かなって思います(こら)。 そして、声だけでなく昔の写真を整理しても、夫がみると、 長男なのか三男なのかが見分けがつかないみたいです。 自分の子なのに。見分けつかない… 洗濯をたたんでも、次男の服なのか三男の服なのか区別がつけられず、どーーーーー考えてもサイズ的に次男の服なのは明らかなのに、本気で三男のものと混乱してるので、あまりの様に笑えます。 子どもが中心の生活の私と、仕事が中心の生活の夫とでは、脳みその使う場所がちがうとしか思えません。 うん。 そういうことにしておきましょう。 そんな彼でもゆっくりと数年遅れで成長してきているので、この調子でいけば子どもたちが成人するころには追いつくんじゃないでしょうか。 (そのころには老化が始まっとるわ)
2017年07月27日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです! 長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。 大変なことも笑いに変えてをモットーに毎日頑張ってます。 ■産後、自分のこと、夫のことに対する意欲が激減! みなさん、思い出してみてください。第一子を生んで、退院してきた日。 なにこれ。あっという間に日が暮れるんですけど(白目)、って驚きませんでしたか? 私、びっくりしました。おなかに入っていた子が外に出てきただけでこんなにも生活がガラリと変わるのかと。 新生児は寝てばっかりとか言ったの誰!? 長男、退院してきた日から昼間はほとんど目を開けてる子で、寝てばっかりどころか起きてばっかり。 つい6日前までこの手の中に存在しなかった赤ちゃんが、たった一人増えるだけで なんともいえない忙しさなんです。 これといって何が…というわけでもなく、特別な課題やプロジェクトがあるわけでもないのですが、朝も昼も夜も関係なく授乳・だっこ・おむつ・授乳・だっこ・おむつで、あっという間に一日が終わっていくんです。 オシャレなママファッションや、産後の美容も気を付けてるママたちを見ては、どうやったらこうなれるのか、私にもそんな時期が訪れるのか、心底謎でした。 もともと私はごく一般的な女子程度、美容にもファッションにも興味を持っていましたが、長男を出産後は自分のこと、夫のことに対する意欲が激減! これ、何なんでしょうね。 やろうと思ったらできないことはなかったと思うんです。いくら忙しいっていったって、今よりかは絶対的に余裕はあったわけですから。 しかし、なんていうんでしょう。 そもそも意欲がうせるんですよね。自分のことがどうでもよくなるんです。 妊娠中は化粧水→美容液→乳液までたっぷりと時間をかけて塗っていたんです。基礎化粧品もそれなりのものを使っていました。 が!! 産後は化粧水をはたくだけで終わり。染み込ませる余裕もなく、片手でなでるだけ~~(無意味) お風呂あがりにガシガシと顔面に化粧水をなでたら、すっぽんぽんのまま暖かい部屋に移動して長男に服着せて、そこから自分も服を着て…そうこうしてるうちに泣き出して授乳して…バタバタバタバタ。 冬の寒い時期で、たった一人でお風呂入れるんですから、それはもうほんと大変でした。 自分のこととかできる余裕もなくて、髪の毛もビチョビチョのまま、タオルだけかぶって授乳した日も山ほどありました。 そんなかんじなので、たまに外出して、化粧品コーナーの販売員さんにつかまっても、 「化粧水でひとなでするだけなんで結構です…」で会話終了してました(爆) 美容部員さん、入り込む余地なし(笑) おかしいな。産後も今まで通りやろうと思ってたのにな(遠い目) あれだけ好きだったお洋服も、今までの基準とガラリと変わってきます。 かわいいとか、着たいとかじゃなくて、 授乳しやすいかどうかが基準 になるので、限られてきます。 選べるものも限られてくるから、だんだんと物欲も減るんですよね。 授乳しやすい服を数枚持っておいてそれをローテーションで回す、みたいな毎日でした。 ■同級生と再会後、送られてきた写真をみたら… そんな毎日を繰り返してるうちに、あっという間に一年近くたち、産後初めて、同級生たちと会うことになりました。 周りのみんなはちょうど婚約中であったり、キャリアを積み重ねてる時期で、会が終わって送られてきた写真を見てがく然としました。 え…。 一人だけ老けてる…!!! 女子会に繰り出すも、私一人、首もとヨレヨレになったブラウスとジーパン!! 髪の毛もなんかヨロヨロだし。 私の中では変わってない意識でしたが、確実にみんなと何かが違っていました(輝きが) いやぁ…忘れもしません。なんともいえない複雑な感情でしたね(笑) ママになるのが夢で、夢を叶えたはずなのに独身のみんながうらやましく思えました。がっつり都会で働いて好きなもの買って婚約中で…すごくキラキラして見えました。 それに比べて自分は田舎の家と子育てセンターとスーパーのトライアングルのみ。 比べちゃダメだ、自分だって今幸せじゃないか! と言い聞かせつつ、やっぱりうらやましい。 なんと強欲なんだと思いました。 でも、その後、友達も順を追って出産していきました。 そしたら、あれだけ髪の毛巻いて、ヒール履いて、身なりに気を付けていた彼女でも、0歳の赤ちゃんを連れて現れた姿は… 綿の無地のTシャツワンピース一枚に、髪の毛をきゅっと結んでぺったんこぐつ。 化粧っけのない顔!! とにかく化粧がめんどくさいって言ってました(驚) 「ど…どうしたの! あなた…!!」 友人のかわりようを意外に思ったのと同時に、このときストン! と腑に落ちました。 こうなるように出来てるんじゃないか、と。 あれもこれも今までと同じように生活してたら身が持たないから、とかげのしっぽのように手が回せない部分を切り落とせるようにできてるんじゃないかって思いました。 そして、やはりとかげのしっぽのように、自分への意識もいずれ元に戻りました! 0歳代を終え、1歳、2歳となるたびに自分の着るものや髪型、美容への興味も戻り、戻ったと思ったらまた出産で減り、減っては増え、減っては増えを繰り返し落ち着きました。 あの友人も、0歳代はすっかりカジュアルになりましたが、今では元通り。ワンピース着て、ヒールも履いて、髪も巻いております(麗) 出産って思ってる以上に劇的な変化をもたらします。 きっと急激な変化に自分自身がついていけるように、本能的な何かで自分の美意識を減らしてるんじゃないですか、という結論にいたりました(笑) (あくまで持論です)
2017年07月20日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男小3・次男年長・三男年少の3兄弟の母です。 毎日大変ですが、辛いことこそ笑いに変えて頑張ってます(白目)!! ■「ママと赤ちゃん」が集まる空間は独特 長男の子育てが少し軌道に乗ってきた頃(6か月ぐらい)、子育て支援センターに遊びに行くことにしました。 長男は11月生まれでしたので、寒い時期を家で引きこもって子育てし、あたたかくなった頃にようやく下界へ出始めたんですね。 転勤先で出産・子育てし知り合いも友人もまったくいない環境で、私と長男二人だけの生活をするよりも、他の赤ちゃんと触れあえる場所に行ったほうがこの子のためにもいいんじゃないかと思ったのです。 とうわけでさっそく出向いてみました。 私自身、その場限りの人間関係を適当に乗りこなすのは苦にならない性格なので、見知らぬ人たちが集まる子育て支援センターに出向くのは、それほど敷居は高いことではありませんでした。 が、「ママと赤ちゃん」が集まる空間というのは一種独特のものがあるということを、私はこの時初めて知ったのです。 個人対個人ではなく、間に「赤ちゃん」という存在を挟むため、 妙な距離感というか、緊張感というか手探り感があるんです。 特に第一子、初めての子育ての私にとっては、ママの世界における 「流儀」 をいろいろと学んだ場所でした。 ■その1. ひとこと目は「何か月ですか?」 これ、ママになって覚えた挨拶です。 最初、みんながみんなこうやって声をかけてきてくれるので驚きました。 私、こんな風に会話を始めるだなんて知りませんでした。 赤ちゃん時代のママにとっての挨拶は、「こんにちは」とか「おはようございます」じゃないんです。 「何か月ですかぁ~?」なんです。 「何か月ですか?」 「あ、6か月です~」 「じゃぁ同級生ですね~」 「何か月ですか?」と聞き返すことも忘れずに。 息子生後6か月。 新米ママの私がママ界の挨拶を覚えた瞬間です(決して否定的な意味で言っているのではありませんよ。何か月ですか? と声をかけるだけで知らないママにも話しかける取っ掛かりができる魔法の挨拶だと思います)。 ■その2. 男の子か女の子かわからない場合は、とりあえず「女の子ですか?」 これ、あるあるですね(汗)。 赤ちゃん時代は基本顔だけ見て性別を判断できない場合がほとんどですしね、髪の毛も全然生えてませんからね(笑)。 服の色で分かりやすくしておいてくれると助かるのですが、あやふやな場合は「女の子ですか?」 男の子であったとしたら「かわいいからてっきり…!」とごまかすと、角がたたないということを学びました。 ■その3. 「人のもの取っちゃダメ」 そして、今回は長男0歳代の時のお話ですので、0歳をメインにお話しておりますが、0歳代の赤ちゃんって自分の「さわってみたいなあ」「なめてみたいなあ」「どんな感触かなぁ」っていう欲求だけで遊びます。 それが先に誰かが使っていたとか、自分のおもちゃじゃないとか、「順番を守る」や「誰の持ち物か」などといった定義は彼らにはまだ存在しません。 ですが、その自由気ままな0歳代をお世話するママたちの世界にはこの定義が存在するものですから、非常にめんどくさいことになるんですね…。 私、本音では、子育て支援センターという「みんなで使ってみんなで遊ぶ場所」に来ている以上、みんなで使ったらいいと思っています。取った取られたもいいっこなし。 特に0歳の純粋でまっさらな赤ちゃんの世界に、大人の価値観を持ち込んで統制を取ろうとするのは好きではありません。 ですが、大人の世界では建前というものが存在するのですね。 長男がよその子が遊んでいる積み木に近寄っていったら、 「こらこら、それ、○○くんが遊んでる積み木だよ~。勝手にとっちゃダメだよ~。貸してって言わないと~」とかなんとか言ったりして止めさせてました。 貸してどころか、しゃべられすらしないのに(笑)。 まだバブバブですってば。 本音では「それが気になったんだなぁ。ご自由にどうぞ~」って放っておきたいのですがそうもいかない。 明らかに他のお母さんに「はーい。私、ちゃんと見てますよ~。しつけする意志ありますよ~」ってアピールをするために、「取っちゃダメよ~。じゅーんーばーん!」とかなんとか言ったりして。 自分を自分で俯瞰(ふかん)して「滑稽だな」って思ってました。 そして次に滑稽だなと思っていたのは、 ■その4. 取られるのはいいけど、取るのはダメ。 よその子が長男の遊んでいたものを使おうとしたら「どうぞ。貸してあげなさい」って言うのに、長男がよその子が使っていたものを使おうとしたら、 取っちゃダメよ! という。 矛盾…。 男の子の世界ではプラレールでこの場面、しょっちゅうありましたね。 レールをちょっと拝借したり、拝借されたり。 本音では拝借しようがされようが子どもの世界だし、その先にとらないでよ! 貸してよ! って自己主張のぶつけ合いになったってそれはそれでいいじゃないかって思うのですが、親がそばにいるとそうもいきません。 ぶつかり合う前にとにかく回避させなくちゃ…(汗)。 いや、回避させないといけないんでしょうけどね…どこまで先回りするべきなのかわかんなくなるんですよね。 なんのために来てんのかなって思う瞬間もありました。 そして、0歳代から少し成長して、2歳とかになると今度はこの台詞。 ■その5. 「他の子が真似するといけないからやめなさい」 はぁ…滑稽(笑) 他の子が真似しようがそんなこと子どもからしたら知ったこっちゃない。 きっと全然伝わらないと思います。 けども、うちの子発信で余計なことを普及させてしまうと困るんです。 はだしで遊びたいって言い出したら本音では「別にいいよ」って思うけど、よそのお母さんが「はだしダメダメ」とか言ってると、「あ、今うちがはだしになったら困らせちゃうかな」とか。 気疲れ(笑) 時おり、私は誰にむけて言い聞かせてるんだろうかって思う瞬間多々ありました。 子どもにむけて言ってるんじゃなくて、向こう側の誰かに向けてしゃべってるんじゃないかと…。 難しいんですけどね! 「ルール」とか「マナー」っていう言葉があるのでね。 しかし、やはり0歳代の赤ちゃんに教えようと思っても無理があるというかなんというか。 0歳はネイチャーですから(笑) ■ママ界をそつなくこなすには? 一体こういうときはどうすればいいのか。 ママ界をそつなく歩くマニュアルが欲しい!! とさえ思っていました。 私の理想としては、知らないママ同士でも、赤ちゃん同士のからみを、「やってるやってる(笑)」と笑い合えるぐらいの距離感がありがたかったんですが(たまにこういう方がいるとうれしかった) いろんな価値観、育て方をしているお母さんがいる場所なので、やっぱり極力、事前に回避、仲裁、統制を取るように努めました。 そしてこの手の探りあいのようなものは、赤ちゃん時代に限らず、小学校に入るぐらいまでは続く世界という…。 なんか…独特ですね(笑) ママの世界。 パパだとこんなこと全然ないと思います(笑)
2017年07月13日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。 「大変なことこそ笑いに変えて」をモットーに日々子育てに奮闘しています。 ■わが子には「やりたい習い事」がない!? みなさん、子どもの習い事ってどうしてますか? 私自身は、自分でやりたい習い事を決めて、自分で「やりたい!」と言って通わせてもらった幼少期でした。 私が通ったのはエレクトーン、ピアノ、習字、そろばん。どれもそこそこ習って中学生頃でやめてしまったのですが、今になってみたらこういった勉強以外の教養が役に立つ場面が多々あります。 その経験があるので、自分の子どもにも習い事はさせてあげたいなって思っていました。子どもが「これやりたい!」っていうものがあればどんどん応援しようって思っていました。 がしか~~~し、待てど暮らせどうちの息子たち、「これがやりたい!」って言ってきません。 3人もいるのだから誰か一人ぐらいは言ってくるかなーと思ったんですが誰も言ってきません(あ、あれ?) 別にいいんですよ。別にいいんですけど周囲を見渡してみれば3歳頃になると何かしら習い事始めたりするんですよね。 そして、「え…うちも何かやったほうがいいのかな。」って急に焦り始めるんです。 えぇ、もちろん私も流れに乗って習い事を探したましたとも。 私、実は憧れがあるんです(恥) ■母の憧れ、「ピアノ男子」 みなさんも「子どもが産まれたらこれを習わせたい」って夢見ることありませんか? 私の場合、なにか楽器をやらせたかったんですよね。 特にピアノが弾ける男子!! ピアノ男子に憧れてうちの息子にも習わせたいなぁって思ってました(広く言えば楽器ならバイオリンでも太鼓でもなんでもいいです)。 楽譜が読める、ピアノが弾けるって結構役に立つんですよね。私自身、保育士試験や幼稚園の行事で役にたちましたし、耳で聞いただけで音程を取れるのも結構役に立ちます。 「これ、知ってる?」って即興でリコーダー吹けたりしますから(あ、役に立つレベルが低いって? 汗) そこでわが子をピアノ男子に育てるためには、まずは親である私がピアノを楽しそうに弾けばいいんじゃないかと思ったんですね。 親が楽しむ姿を見せて子どもの関心をひこうと一時期ピアノを弾きまくっていました。 がしか~~し、弾けども弾けども誰も寄ってこない! え。嘘やん。見てぇぇぇ!! 今、めっちゃママピアノ弾いてるよ~~~! ほらほら弾いてますよーー!! しーーーーーーん(無視) え・・・誰も興味なしー!!! カァカァ。 こうなったらしょうがないと全員に直接「ピアノやってみない!?」と聞き、超絶技巧の動画を見せては「これ、格好いいと思わない!?」と聞きまくり、最終的には「ピアノ習おうよぉ~~」と懇願しましたが、 3人:「べつに」「やだ」「やらない」 カーーーーン!!!! 息子が3人もいるのに…誰一人…ピアノ男子への夢…叶わず。 ちーん。 続いて、私がさせてみたかったのが「道」のつく競技。 ■男の中の男! 「柔道」 なかでも柔道がさせてみたかったんですね。 格好よくないですか!? ビターン! って倒してご飯モリモリモリィー! おかわりーーー!!! みたいな。(はあ?) 男の中の男! って感じがして、うん、良いではないか! 男たるもの柔道じゃ。と思い、さっそく道場に連れて行ったのですが、 え。 何しに来たん、これ。 師匠が「おいで」と言っても、「なかなか良い体格じゃな」と言っても、「やらない」「やらない」の一点張り。 一歩も畳の上に踏み入れず、ひたすら私の影に隠れて終わっただけでした。 もぉぉぉ~~~!!(笑) 親がやらせてみたい習い事をことごとく拒否する息子! 理想どおりにはいきませんね~~(汗) ■親が「レールを敷く」のは難しい… 字が汚すぎるので書道に通わせようと思っても、断固拒否。 スイミングスクールも一回連れていったことあるけど断固拒否。 そろばんも私がお願いして通ってもらったけど一瞬でやめちゃいました。 野球やサッカーなどもってのほか。ダンスもないない。 なんやこれ。無気力か。 長男があれいやこれいや言うもんで、次男も三男もそういうもんだと思って「これが習いたい」って一切言ってきません。 私なんてやりたい習い事が多くて困ったぐらいなのに、自分の子どもが自分と違いすぎてとまどいます(これ、習い事に限らずよくあります。自分の子どもながら3人とも自分と違いすぎて、わが子というより、他人みたいな感じで不思議な感覚です)。 他のお母さんたちが「うちはあれもやりたい、これもやりたいで絞らせるのが大変よ」なんて事をおっしゃっているのを聞くと、うらやましく思います。 なかなか思ったようにはいかないですね(汗) 親がレールを敷くって私にとっては逆にすごく難しい。 でも、きっと息子が「やりたくない」っていう理由もあると思うんです。 ■無理やりやらせても続かない 長男の場合は、ママと離れたくないとか(ほんっっとーーにヘタレ!!)みんなが出来るようになってるところに一人だけ出来ないまま入っていくのが嫌だとか。 次男の場合は、そもそも話が面白くないとか、一人で行くのが嫌とか。 三男は…なんとなく嫌なんだと思います(笑) 本人たちがやりたくない理由をしっかり持ってる以上無理やりやらせることはできませんし、やったとしても長続きしないのは経験上よーくわかりました。 習い事って「やりたい!」「うまくなりたい!」っていう意志がないと習っててもあんまり意味がありません。 ですので、彼らが「これやりたい!」と言ってくるのをいまかいまかと待っているのですが、果たして来るのでしょうか。 もうこのまま来ないかもしれません(笑) あーーあ。私の憧れのピアノ男子ぃ…誰か一人だけでもやってほしかったな…。(まだ言うか) ちなみにですが、私が親になってみてから自分の親に感謝したことは…やめたいって言った時にすぐやめさせてくれたことです。 ■一度始めたら最後までやらせるべき? これねぇ~、親になってわかりました。入るはよいよい、出るのは怖いんですよ。 私、子どもが「やめたい」って言いだしたら「もうちょっと続けてみたら?」とか「せっかくここまで来たのに」とか口出ししちゃうと思うんですよね。実際止めたことありますし。 でも、私自身はそれを言われた記憶がなくて、「やめたい」って言ったら母がすぐに「やめます~」って伝えに行ってくれました。お母さん、あのときはごめん!!(笑) しかも親になると、一度始めたものは最後までやり抜くべきだ! みたいなスポコン精神(?)が不安を煽るんですよね。 簡単にやめてしまうような子では忍耐力が育たないんじゃないか~~みたいな。 大丈夫! 私、あちこちかじってどれも中途半端にしか成し得てないけれど、自分の好きなものはとことん頑張れる性格に育ってます。 ちなみにうちの弟、意気地なしで体操教室入った瞬間速攻やめたんですが、現在普通に会社員してます(姉ながらに「もうやめんのかーい!! 大丈夫かこいつ」って思ってました 笑) まさに好きこそものの上手なれだと思います。 うちの子たちにも早く「これが好き!」が見つかりますように!
2017年07月06日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男ちゅんたん(小3)・次男ゆいたん(年長)・三男ほーちゃん(年少)の3兄弟の母です。 私たち夫婦は18の時に出会ってからというもののそんなに喧嘩をしたことがなく、結婚してからもしばらくはいたって平和に暮らしていました。 が、 子どもが生まれたらその関係が激変! 不満・不満・不満のオンパレード! 長男が1歳ぐらいまでは口を開けば言い合いになってしまうような時期がありました。 もっと育児に協力してほしいと何度も訴えましたが夫には響かず、むしろ「俺は精一杯やってる」と堂々としているぐらいでした。 そんな小さな歪みが大きな溝になりつつあった時期。 本気で夫のことを嫌いになりました。 (今は良好な関係を保っているので夫を嫌いに なりかけた ということになるんでしょうが。) あれは長男のおむつはずしに挑戦中の頃。 私ははじめてのトイレトレーニングでしたので手探り状態で、毎日自分なりに研究しては試行錯誤して、あの手この手で頑張っている最中でした。 また、同時期にとある資格の勉強中で育児の合間を縫っては勉強に励んでいました。 ■夫のあるひと言で、ついに爆発! そんなある休日の午後。 部屋で遊んでいる長男に、私がトイレにいこうと誘いの声をかけたんです。 長男は「やだ」と言いましたが、私はせっかくトイレでおしっこができるようになってきたこのタイミングを逃したくなくて必死に説得していました。 そして、その様子をすぐ横で見ていた夫がこう言ったんです。 はぁ? 今、なんと?? 何を手伝うわけでもなく、ただ横でゴロゴロしていただけの夫に「かわいそう」と言われたことに、 私は悔しさで震えました。 よっぽどのことがなければ泣かない私も、このときばかりは堪えきれず隠れてこっそり泣きました。 こんなはずじゃなかったのに…!! 私が選んだ人生の伴侶はなんて性格が悪いんだ! とさえ思いました。 トイレトレーニングにせよ資格の勉強にせよ、どちらも「そんなに頑張らなくても」「いいじゃん、資格取ったって何になるんだよ」となにかにつけ、引きずりおろそうとする後ろむきな言動が多かったんです。 どうしてこの人は頑張ってる人を素直に応援できないんだろうか。 私があなたにトイレトレーニングを手伝ってほしいと頼みましたか? 私が資格の勉強に没頭して、家事や育児をおそろかにしましたか? 子どもの面倒も、家のことも一生懸命やってるのに、どうして何ひとつ協力もしていないあなたに、何も知らないあなたに「かわいそう」だなんて言われないといけないんだ!! あまりにも悔しかった私はしばらく口をきかなかった後、夫にこう言い放ちました。 あなたは一切子育てに口出しするな。と。 何もやってないくせに文句を言うぐらいなら、金輪際育児に関わらないでくれと啖呵(たんか)を切りました。 この子は私が育てるから、あなたはお金だけ稼いできてくれ! というぐらいにまで。 がしかし、現実にはやはり私が一人で育てられるわけがありません。 夫に頼らざるをえない場面だって出てくるんです。 ■そんな夫が「1泊2日の子守り」で… 資格の試験日が2日連続だったため、私は試験会場の近くに宿泊することにし、長男は夫にお願いすることになりました。 それまでろくに子育てしたことのなかった夫がいきなりまる2日間の子守り。 でしたが…、長男は慎重派で無口な1才でしたので夫もこの子ひとりぐらい余裕だと思っていたんでしょう。 私が出かける頃には余裕しゃくしゃくな様子でした。 1日目の夜に電話したときには夫も「大丈夫大丈夫~~」と楽勝な感じで、私自身も拍子抜けしていました。 ところが2日目の夕方、家に戻ってみると、 ヨレヨレになった夫が泣きつくように出迎えてきました。 あの強気な夫はいったいどこへ(笑) そして、一言、絞り出すようにこう呟きました。 「仕事のほうがよっぽど楽」 よっしゃぁぁーーー!! 私はもちろん、心の中でガッツポーーーズ!!ですよ(笑) そうだ!思い知ったか! がははは!! と言いたいところでしたが、理性を保って堪えました。ゼェハァ。 どうやら1日目は長男もめったに接しないパパに猫をかぶっていたようですが、2日目からは化けの皮をはいだようで見事に夫を疲れさせたようです。 美容院に行く間だけとか、1日だけではおりこうちゃんにできていたのですが、パパと2人きりの夜を共にしてようやく本領を発揮したらしい。 この日が、夫がようやく長男の、いや、子育ての現実を知った日でした(デビュー)。 それまで言葉の端々に「子育てのどこが大変なの?」「専業主婦って暇でしょ?」とどこか家事と育児を下に見ていた夫が、この日以来、ぐっと子育ての大変さに共感を示してくれるようになりました。 共感しようにも子育ての大変さを、我が子の本性を知らないから分からなかっただけ、だったんですね。 一度は本気で嫌いになりかけた夫でしたが、こうして少しずつ少しずつお互いの苦労を分かりあい、譲りあい、徐々に徐々に成長してきたと思います。 そのきっかけとして、1泊2日で夫に子どもを預けたことが、私たち夫婦の関係にとってもいいカンフル剤となりました。
2017年06月29日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃん、3兄弟のお母さんです! 大変なことこそ笑いに変えてをモットーに日々奮闘しています。 ■パパたちにモノ申す! ワンオペ育児というものが脚光を浴びておりますが、ワンオペとまではいかなくとも、どのご家庭でも大なり小なり、パパよりもママのほうが家のことをする割合も多ければ、子どもと触れあう時間も多いのではないでしょうか。 ワンオペ=ひとりですべての業務をこなすこと。 ワンオペ育児は、母親ひとりで育児家事すべてを回している家庭のことを指す。 そして当の企業戦士のパパたちも表現しているかどうかは別として、心の中では一人でがんばってくれている奥さんに「ありがたいな」と感謝されていることと思います。 パパたち! あなたのほんのちょっとのフォローによって、奥さんは救われるのをご存じですか? 私、思うんですけど、 妻のモチベーションをあげることなんていとも簡単だと思うんです。 妻が欲しがってるのは、花束やスイーツじゃない。 感謝の言葉です。 世の中「家事育児を感謝されたくてやってるわけじゃない」という意見もあるかとは思いますが、私、正直に言って、 感謝された~~い(笑)! 恩着せがましく家事育児しております(キリリっ!) 女性はなんだかんだいって、情深い人が多いです。報酬や成果がなくとも「誰かを喜ばせたい、支えたい」っていう気持ちで動ける、これが女性と男性の大きな違いだと思っています。 さて、そんな妻たちの本音をこっそり述べてみたいと思います。 フッフッフッ…(不気味)。 ■仕事で忙しいパパが知らない、ママの裏の努力 仕事で忙しい夫。 特に長男出産後から三男が生まれるまでは本当に忙しくて、子どもたちが物心ついた頃には、出勤時に 「ぱいぱーい! また来てね~~」 と言って紅葉のような手をフリフリして送り出すほどでした。(切ない…。これは三男のエピソードですが) また来てね…て、親戚のおじさんか! しかし、夫が休みの日や、たまに早く帰れた日には、それはそれは子どもたちも大喜びで、 パパ! パパ! とまとわりつきます。 遊びが上手なパパや、子どもを惹き付ける技を持っているパパならまだしも、うちの夫は子どもに迎合することのないキャラクターのため正直、全然子どもウケしません。 それなのに子どもたちはパパのことが大好きで、パパはすごい! と思っています。 「俺、やっぱり子どもたちを惹き付ける何かがあるんだなぁ~」なんてぬか喜びしている夫よ。 妻の心の中を見せてあげようか。 子どもたちからの支持。おのれの力で勝ち取ったと思ってますが大きな間違いですよ。 奥さんのおかげなんですよ? ママが子どもにパパの凄さを教えてるんです。 きっと私に限らず、どこのご家庭でも子どもには「パパが私たちのために一生懸命働いてくれてるんだよ」って伝えてると思います。 言おうと思えばいくらでも言えそうな夫への愚痴は子どもたちの前では言いません。 「ちゅんたんが毎日ご飯を食べれてあったかいお布団で寝れるのはパパのおかげだよ」「パパは賢い! かっこいい! 一生懸命頑張ってる!」と伝えてきました。 見えないところで夫のがんばり、偉大さを伝え、子どもと夫が疎遠にならないようにフォローしてるのです! 内心「はよ帰ってこいや! どんだけ遅いねんアホンダラァ!」と思っていたとしても、子どもたちの前では「パパ頑張ってる!すごい!ありがたい!」と名演技してるのです。 それを知ってか知らずか、のんきに鼻の下を伸ばしている夫を見ると、 「気づいてよー!」と言いたくなる気持ちを抑えるのに必死です(笑)。 さぁ、全国のパパたち! 一度言ってみてください。 「娘・息子がこんなに僕のことを好きでいてくれるのは君のおかげだよ。きっと君が子どもたちに教えてくれてるからだね」 と。 妻、喜びすぎて漏らします(犬か!)。 いや、ほんとに。 子どもたちに向かってママのいないところで(別にいてもいいんだけど)「ママのおかげで毎日ご飯が食べれて、あたたかいお布団で寝れるんだよ。ママはすごいね! 感謝しないとね!」って言ってくれてますか? お互いがお互いに感謝し健闘しあえるパパとママでありたいと思っています。少なくとも子どもの前だけは!(笑) ■くつろいでいませんからっ! 続きまして、遅くに帰ってきた夫(時刻で言うと23時ぐらい)が発見した妻の姿。 おっ! 今日はなんだかゆったりくつろいでるじゃん♪ って見えたとします。 いつもは荒れ果てた部屋も今日は片付いて妻もくつろいでる。 普通に「今日は平和に終わったんだな、よかったよかった」って思ったんだと思います。 が、しかーーし! 妻の本音はというと~~~? ぬぬぬぬ…ぬわぁにぃぃ~~~!? いやいやいや。 三男、めっちゃ泣いてて今さっき…20分前によーーーーやく寝たんですよ! さっき、さっき! さっき寝たところ!(何回言うねん) それまであたしゃ、たった一人でご飯食べさせて、動物でも飼えそうなぐらい食べかすを片付けて、綺麗になったんかなってないんかよくわからんお風呂に入れて、散らかりまくったものを片付けて、寝かしつけようとしても全然寝てくれなくて、やっと…やっと寝てくれたから、ヨボヨボになりながらようやく一階に降りてきて、夫が帰って来るから光の速さで部屋を片付け、今、今やっと一息ついたところに… あなたが帰ってきたんですぅぅぅーーー!(叫) ということを全部言ってやりたいけれど 言ったら、めっちゃ恩着せがましくなるから言わずに我慢しているだけです。 さも2時間ぐらいずーっとくつろいでた風に見られると、やけに悔しい! というわけで、パパたち! 家に帰って奥さんが今日はくつろいでるな! ヨカッタ、ヨカッタ♪ と思ったとしても、間違っても「くつろげてよかったね」と労ってはいけません。 こじらせて大変なことになります(焼け野原)。 「僕が帰ってくるまでに一人で全部済ませてくれたんだね、ありがとう」と言ってくれたら…。 ありがとうって言ってくれれば…! 明日からまた頑張れます! (夫のありがとうは妻のガソリン!) 妻は感謝されることに飢えてます! 限られた世界で生きる主婦には「ありがとう」って感謝される場面が少なすぎるんです。 夫が喜んでくれてる、家族が感謝してくれてる、それだけで頑張ろうって思えるもんなんです。 恩着せがましいと思われたっていいから「ありがとうって言って~~~~!」 と叫ばせていただきまして、私の訴えとさせていただきたいと思います。 ご清聴ありがとうございました。(閉)
2017年06月22日こんにちは! コソダテフルな毎日のちゅいママです。小3長男、年長次男、年少三男の三兄弟の母です。 お子さんの歯磨き事情、どんな感じですか? 喜んで磨いてくれてますか? 嫌がってませんか? この間、歯医者さんに行ったら隣の席のお母さんが先生に相談されている内容が耳に入ってきました。 どうやら、この方のお子さんは歯磨きが嫌いらしく、その一方でいとこ(ということはこの方からしたら姪っ子か甥っ子にあたる)はものすごく歯磨き好きで喜んで磨くそうな。 どうして歯磨きを嫌がるんだろう…どうしたら好きになってくれるんだろう…と悩まれてる様子でした。 うん! 分かります! 我が子ができないこと、好きじゃないことを身近な他の子が喜んでやってのけたりすると、比べちゃいけないとは分かっていつつもどこか落ち込んでしまうんですよね。 私、この方、全く知りもしないし、どんな顔かもわからないけど(カーテンで仕切られてるので)思わず出て行って励ましてあげたくなりました。 大丈夫…っ! 我が家の子どもたちも相当な歯磨き嫌いで苦労しました! 決してあなたのお子さんだけじゃないです! 実は私自身が虫歯だらけで苦労してるので(奥歯が全部銀歯な上に、その銀歯でさえも銀歯の下が虫歯になっていってしまってます…もうどないせーっちゅーねん)子どもたちの歯はなんとしても虫歯にさせたくないんです。 ですので、歯が生え始めた頃から歯固め用のブラシを持たせてはガジガジとかじらせていました。 毎回3食磨くのは面倒なので、お昼寝の前と夜寝る前だけはしっかりと。 物心つく前から歯を磨くことが当たり前だと思わせておけば、歯磨き嫌いになんてならないだろうと思っていました。 ですけど、 一筋縄で行かないのが子育てですね~。人間ですから。 長男が2歳になる手前(1歳8ヶ月頃だったかな?) 突然、 強烈な歯磨きイヤイヤ期に突入してしまいました。 それまでさほど手のかからなかった長男が急に豹変してしまい、すっかり面食らって驚きました。 どうすれば楽しく歯磨きしてくれるようになるかと考えた結果、 とりあえず金で解決することにしました(え!) 3種類の子ども用の歯磨き粉を買ってきて、 今日はどれにする~~? と一緒に選ぶことにしたんですね。 そしたらこれが長男の 気質にピタッ! とはまったようで、 歯磨きのために腰をあげるという段階はクリアできるようになりました。(一件落着) でも、歯磨きが好きかと聞かれれば全然好きじゃないと思います。磨けと言われるから渋々磨いてるだけで。 ただ、「好きになってほしい」というところまで求めてしまうのは、子どもにとってもかなりハードルが高いと思うんですよね。 大人だって歯磨きが好きな人もいれば「めんどくさいなぁ」と思う人もいるわけで、最終的に「めんどくさいけれど磨かないといけなから磨く」というところに持っていければそれでいいと思ってます。 そう思うようになったのも、次男がきっかけです。 長男の時には私も「好きになってほしい」と歯磨きバーをしてみたり、パペットを使って歯磨きごっこをしてみたり、色々と趣向を凝らしました。 が、 次男にはどれも通用しませんでした。 歯磨き粉も、パペットも、シールも、説得も、洗脳も、どれもダメ。無意味。 結果、毎晩、これ。 強行突破のデットヒート! 腕を太ももの下に敷き、足で体をおさえ、内腿で顔を固定。泣き叫ぶのもおかまいなしにとにかく磨きます。 泣くわ泣くわ…まぁ~~すごい! 大騒ぎです。いったいこの家では今、何が行われてるんだろうかと思われるほど。 でも、 歯医者さんで虫歯治療を受けさせることを考えたら、一日数分泣かれることぐらいどうってことありません。 次男が歯医者さんで虫歯の治療をおとなしく受けるだなんて、とてもじゃないけどできそうにありませんでしたから。 それに、前記のお母さんが歯医者さんに相談されてるときにも、歯医者さんも同じようなことを答えてらっしゃいました。 「虫歯治療をさせることを考えたら、泣いてもわめいても毎日の歯磨きを頑張ったほうが結果的に楽です」って。 3人の子どもの歯磨きをしてきて思いますが、結論から言って、 歯磨き嫌いの子は何をしても嫌いです。 あとは心を無にしてひたすら磨くのみ。 長男は物で釣り、次男は断固拒否、三男はさほど嫌がったことがありません。 何が違かったのかは誰にもわかりません(笑) ただ、強行突破するものの、ちょっと不安なんですよね。 嫌がる息子を捕まえて、羽交い締めにして歯を磨く毎日。 トラウマになったり、親子関係にヒビが入ったりしないかな?って。 あとは、 「これ、一体いつまで続くんだろう…」 って。 磨く側からしてもこの時間、苦痛なんです。泣かれるのはやっぱり辛いですからね。 次男はこの期間が長くて、赤ちゃんの頃から3歳ぐらいまで毎晩毎晩暴れまわっていました。先が見えなくてげんなりした時もありましたが、 今となっては、 驚くほどすんなりと歯磨きをしてくれるようになりました! いやぁ~あの次男でさえも(こら)成長するんですね~。 あの頃はいつまで続くの? なんて思ってましたが、 大人になっても泣きながら歯磨きしてる人なんてどこにもいません! うちの子たちも泣きながら歯磨きを続けた結果、「歯は磨くものなんだ」と諦め(?)がついたようです。 (今もまだ仕上げ磨きは続けていますよ) 日々歯ブラシ激戦を繰り広げておられるお母さんたち! いつか必ず諦めてくれるときがきます! それまで、お子様の大事な歯を守るべく鋼の心でプロレスに励みましょう! ファイトオーですー! (力尽くで大人が子どもの歯磨きをすると口内を傷つける恐れもありますので、力加減に注意しましょう!)
2017年06月15日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです(誰も気づいてないと思いますが長いんで省略しました…)。小3長男、年長次男、年少三男の三兄弟の母です。 長男が赤ちゃんの頃、育児ってもっと単純かと思ってたのに…想像以上に複雑で、小さな小さな赤ん坊が一人増えるだけでこんなにも忙しくなるものかと驚きました。 まだ歩くわけでも、いたずらするわけでもないのに、 あっという間に日が暮れる。 本気で、「こんなに忙しいんだったら二人目とか無理かもしれない」と思ったほど。 でも周りを見渡してみれば、二人目、三人目と生んでる人なんてざらにいて、さらには子育てしながら働いてるお母さんまでいたりなんかして、どれだけタフなんだ! と心の中で思ってました。 そして、自分なんて まだまだ頑張りが足りないと思っていました。 基本的に女性って真面目な人が多いんですよね。 もっと頑張ってる人がいるんだから私なんてまだまだだ、と気合いを入れ直し、あの人に比べたら私なんてまだ甘い、と自分をいましめ、十分頑張ってるのに、まだまだ、もっともっと頑張ろうとする人が多いように思います。 私もそうでした。 でも、3兄弟の母になった今。 (かつての自分が私のような人に出会ってたとしたら、「3人兄弟!? ひぇぇぇぇ~~! どんだけすごいの!」と思っていたに違いありません) ぜひ、がんばりやさんのママたちに言いたいです。 大丈夫! どんなに完璧に見えるママでも、どんなにオールマイティーに見えるママでも、 ずぇっっったいにどこかしら手を抜いてると思いますからーーー!!! 自分のことを「いいママだ」と自信を持って言えるママがいないように、全部のことを完璧にこなせてるママなんていないと思います。 わたし、この間、下の二人を連れて一人で遊園地に連れていったんですね。 兄弟連れて一人で遊園地行くとか、どんだけタフなんだ! って思うでしょう? 「私なんて近くの公園に行くだけで精一杯なのに…」と思ったアナタ~! 自信を無くさないでください! 私、まったくタフでもないし、スゴくもないです。かな~~~り抜くとこ抜いてます。 まず、しんどいから朝早くからとか行きません。 手の込んだお弁当も作りませ~~ん! 作る時間がもったいないですから。 出発はお昼御飯を食べたあとにしました。(早めに食べさせることにはしましたが) 遊べる時間は短くなるけど、なんせ私一人なんであれもこれも欲張るのは自分の首をしめるだけです。 お昼御飯は、具なしのインスタントラーメン。器にもうつさず、鍋のまま ドーーーーン! 簡単に作れるように素ラーメン。洗い物も少なくてすむように直鍋。栄養とかバランスとかお行儀とか、この日は考えないことにします。 いいんです、素ラーメン万歳! お昼から精一杯遊んだ遊園地。 ここから帰って晩御飯つくって、食べさせて… なんて大変なので、 帰り道にコンビニに寄りました。 車の中で色々つまんでる間に、 これを晩御飯にしちゃお~~~と決めました。 朝御飯みたいな晩御飯~~! 一日通しても野菜摂取量が少なすぎるけど、 ま、いっか! (笑) 毎日のことじゃないし、たまにのことなんで良しとしよう~~! 「一人で子ども二人を遊園地に連れていきました」っていう文言だけ聞いたら、どんだけ凄いお母さんなんだって印象を与えますが、いざ蓋を開けてみればこんなもんです。 キラキラして見えるあの人だって、イライラして八つ当たりする日だってあるはず。 おしゃれに見えるあの人だって、洗濯物が山積みになってる日もあるはず。 みんな見せないだけで、ぜったいどこか手を抜いてるところがあると思います。 逆にそうでないとうまく回りません。 コツは、諦める心です(笑)今日はもういいや!って切り替えることで諦めがつきます。 昔、三人目が生まれる頃に、三人子持ちの先輩ママに「どうやってお風呂いれてるの?」って聞いてみたことがあります。 我が家よりも子どもたちの年齢が詰まっていて、5・4歳の年子と2歳の3人姉弟のご家庭です。私からすれば「どんだけ大変なんだ…!」と敬服するような年齢差。 そのママの答えはというと、 「5歳、4歳は自分で洗って、2歳の子は5歳の子が洗ったりしてくれて、あとは3人でお風呂で遊んでる。それで終わり! きちんと洗えてるのかとかとりあえず置いといて、週末に入念にまとめ洗いよ~~~。」 はい、こんな感じでした(笑) THE・適当! でも、肩の力が抜けたんですよね。 そりゃ毎日温かいお湯を張って、きれいに洗ってあげてっていうのが理想なんですけど、年の近い子どもが3人もいたらお風呂だけで小一時間かかってもおかしくないと思います。 そんなの毎日やってられない! ママなりに編み出した省エネ子育て術だったんだと思います。 他にも、洗濯物を畳む時間がもったいないので、子ども3人分の籠を用意して、そこにどんどん放り込んでいき服を着る時にはその籠の中からガサゴソ探す、とか、 お弁当を買ってきて、そこからおかずを取って子どものお弁当に詰めた、とか聞きました。 今となっては私も皆さんに「3兄弟育ててるとか尊敬します」って言っていただくことがちょくちょくあるのですが、そんなことぜんっっっぜんないですよ!ほんとに。 (結構言われることが多いので今回はそんなことないよ、あなたも十分頑張ってるよって伝えたくて記事にしました) 子どもの数が多いほど頑張ってるだなんて言い出したらキリがないです。私からしたら「四兄弟の母や五兄弟の母に比べたら私なんてまだまだ…」って言わないといけなくなります。 子どもの数だけ手抜きしてることいっぱいありますから! 年々図太くなっていきます。むしろ、第一子時代のほうがよっぽど頑張ってたと思うこといっぱいあります。 なので、「私なんてまだまだだ」だなんて思わないで、もっと自分に自信を持って! もっと自分を褒めて、自分のがんばりを称えてあげてくださ~~い。
2017年06月08日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいたんママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃんの三兄弟の母です。 二人目、三人目の育児 街行くママたちを見ていると、抱っこひもに赤ちゃんをいれて、上の子も連れて歩いてる姿などしょっちゅう見かけるもんだから、さも平然と二児・三児育児をしてるように見えるけれど、実は結構大変なんです。 いや、ほんとに。 未就園児二人を育てているとか、わりとよくあるケースなので(2歳差育児)珍しくもなんともないように思えるのですが、やってみたら分かる! 結構きついんですよね。(もちろん喜びも楽しみも二倍、三倍なのですが、1対1から1対3への変化は物理的にきつかったです) みんな頑張ってるので言い出しにくいんですが、 実は「ちょっと手を貸してもらえたら助かるのにな」って思うこといっぱいあるんです。 私が三人目を産んだ時。 ありがたいことに、温かい声をいくつもかけてもらえました(ママ友)。 一番助けてもらいたかったこと 二番目、三番目を産んだあと、私が一番助けてもらいたかったこと。 それは、ゆっくり寝れることでも、ご飯を作ってもらえることでもなくて、 上の子を外に連れ出してもらうこと、だったんです。 三番目が生まれたのは春休みを挟む時期で、出歩けるようになるまでの期間、家にはもれなく春休み中の長男とやりたい放題の次男が24時間一緒。 ただでさえ外で遊ぶのが好きな男の子二人が家の中で遊ばせないといけないって、私にとっても、子どもたちにとってもすごくストレスでした。 本当だったら外で遊ぶのが気持ちのいい季節、しかも春休み。 お花見や旅行もできたはずなのに、しかたがないとはいえ今日も家の中で過ごさなくちゃいけない状況に、上の子たちに申し訳なく思っていました。 赤ちゃんが生まれた時ってお母さんを休ませてあげることや、買い物や家事炊事のフォローに目がいきがちなんですが 「上の子たち退屈してない? 遊びに連れていくよ~!」 この一言でどれほど救われることか! すべてをカバーできるほどの威力を持っています。 私の場合は、夫も仕事が忙しく夜遅くまで帰ってこなくて、実家も遠かったため、一度だけ仲良しのママに頼みました。 「明日公園に遊びに行く予定があれば、うちの二人も一緒に連れていってくれない?」と。 友人は、「もちろんいいよ! ちょうど我が家もお花見しようと思ってたところだし、じゃぁ、○時に迎えにいくね。むしろ、そこに(上二人を遊びに連れ出すこと)気が回らなくてごめんね~」とまで言ってくれました。 かかか、神っ!(感謝) 上の子たちも、久々に外で遊べて大満足で帰ってきました。このときのご恩は忘れません。 私もいつか私と同じようなシチュエーションの友達がいたら、「上の子、公園に連れていくよ~」と申し出る気マンマンでおります。(シャキーン!) 前抱っこはめちゃくちゃ動きにくい! あと、よく「前抱っこ」してる姿見かけるでしょう? 私も使ってました、新生児用抱っこ紐。 特に首が座るまでは前抱っこになるかと思いますが、 この「前抱っこ」ってすごく動きづらいんですよね。 かがむとか、足元のものを取るとか、そういった動作がやりにくいんです。 そこに 二歳の上の子連れてたりすると、傍目では分からないのですが「やりづらいなぁ」って感じる場面がよくあるんです。 私が手伝ってもらってすごく助かったのは、 小児科で靴を履かせてもらったこと。 見知らぬおばさま。神様に見えました。 まだ一人じゃうまく靴が履けなかった次男。(2歳なら自分で履ける子もいますけどね、うちの子は遅かったです…) 私が履かそうとするとイヤイヤ言ったりするんですけど、突如現れた見知らぬおばさんとかだと逆に借りてきた猫みたいにおとなしくなって、すんなり履いてくれたりなんかして、いろんな意味でとても助かりました。 トイレも二人連れとなるともう大変! さすがにこれは手伝ってもらうのは気がひけますが、赤ちゃん連れての上の子のトイレ。 これも、実はすごくやりづらいんですよね…。 私は仕事柄、赤ちゃん連れのママと接することが多かったので、上のお子さんの靴の脱ぎ履きや洋服のお着替えなどを手伝うこともありましたが、「ママがいい!」もしくは「自分でできる!」と断られることもままありましたけど(笑)。 それでも、「お手伝いしましょうか?」と声をかけてくれるありがたさを身をもって知ってるので、これからも果敢にお手伝いしていこうと思っています。 あとは、抱っこ紐の首のところで止める留め具とか。 カッチンて…。(他に言い方ないんか) 荷物いっぱい持ってるし、上の子いるし、下の子は泣くしでてんやわんやなとき、止めてあげるわよ~って止めてくださった方、何人もいらっしゃいました。 どなたもおばあちゃん世代でしたけど、きっと抱っこ紐を使ってみて、肩があがらなかった経験がおありなのでしょう。とてもありがたかったです。 私、赤ちゃん抱っこして幼児連れてママが歩いてる姿見ると、心の中でエールを送らずにいられません。 なんなく抱っこしてるように見えて、実は肩めっちゃ痛かったりするんです。 上の子の目線に合わせて、常に腰かがめがちになったりするんです。 赤ん坊が泣かないように常に揺れてたりするんです。 胸の前に赤ちゃん抱っこしてるから、視界もいつもより狭かったりするんです(足元見えない)。 さらっとこなしてるように見えて、実は手助けしてほしいこといっぱいあるんです。 私もそうなのですが、杖をついてる方や、ゆっくり歩いてるお年寄りを見かけても、なかなか声をかけられないんです。 手伝う気がないわけではなくて、 どう声をかけたらいいのかわからない、どう困ってるのかがわからないから、どうしてあげたら楽になるのかがわからないんです。 それと同じように、育児中のママに対しても、どうしてあげたら助かるのかがわからないって人もいっぱいいると思います。 育児中のママも、特に小さい子を何人も抱えてるママなんかは、実はものすごく動きづらいんだってことを、みんなが頭においてくれれば…、みんなが少しずつ勇気を出して「手伝いましょうか?」って声をかけてくれたら…。 育児が親子だけのプライベートなものではなく、社会全体で支えるものなんだという意識がもっともっと広がっていくんじゃないかなと私は思います。
2017年06月01日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいたんママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃんの三兄弟の母です。 私の「こうすればよかった!」 私自身、長男が小さかった頃よく思っていたのですが、 「自分の子どもの年齢の少し先を子育て中のママの声」ってとても参考になると思いませんか? もちろん、同じ月齢の子のお話を聞くのも参考になるのですが、少し先(一歳上とか二歳上とか)のお話を聞くと「へぇ~あと一年でこういうことができるようになるのか」って予習ができたり、具体的に困ったことを相談してみても(トイトレや離乳食など)「そういう時はこういう風にしたよ!」とアドバイスが貰えたりします。 「少し先に経験済みのママ」というのがポイントで、だいぶ前に経験済みだともれなく「どうだったかな」「覚えてない」という回答が返ってきます(笑)。 というわけで、8歳、5歳、3歳の子を育てている私から、少し下のお子さまを子育て中のママに、私の「こうすればよかった!」をお伝えしたいと思います。 今日のテーマは、小さい頃にもっとさせておけばよかった 遊び です。 今でも小さいっちゃ小さいんですけどね(笑)。もっと早くにやっておけばよかったな、って思う遊びについてです。 集中力を養う遊びは… 先日、次男と三男と ジグソーパズル をする機会があったのですが、びっくりするほどできなかったんです。 9ピースのパズルでもできない。3歳の三男はもちろん、5歳の次男もパズルの原理が分かっていませんでした。 凸(デコ)と凹(ボコ)を合わせようとするばっかりで、柄を合わせるっていうことが全然分かっておらず、むちゃくちゃ!(笑) 無理もありません。 私、根気よくパズルに付き合ってあげることをしてこなかったのですから。 いろんなおもちゃがありますが、その中でもパズルって子どもにとって向き不向きがあるし、好き嫌いが分かれるように思うんです。また教える側の親にとっても向き不向きがあると思います。 お友だちのお子さんは2歳ぐらいの時点で相当数のパズルを集中してこなしてたりもしましたが、うちの子の場合は本来の使い方をまったくせず、ただただバラバラにばら蒔くか、組み立てるとしても「ママ、やってみて」と私がひたすら組み立てるばかり。 親の私自身もパズルが得意じゃないですし、教えることもまったく向いてません。 以前は我が家にもパズル、持ってたんですけど、合わない者同士が取り組んでもうまくいくはずなどなく、組み立てては崩さればら蒔かれの繰り返しに嫌気がさして、ある日処分しちゃいました。 パズルができないからといって問題があるわけではないのですが、パズルが好きな子を見ているとやっぱり違うんです。 じっと座って取り組める集中力、記憶力、空間認識能力、手先の器用さなど、全然違います。鍛えるべき能力が遊びを通して養われるのであれば、これに越したことはありません。 5歳でたった9ピースのパズルをやみくもにギューギュー押し付けてるだけの姿を目の当たりにすると…(笑)オーマイガーー(笑) あぁ…あの時投げ出さずに、根気よく付き合えばよかったなぁって反省しました。 外に遊びに行けない雨の日とか、今日はゆっくりしたい日とか、そんな日にパズル、いかがでしょうか。 我が家は気づいた時には遅かったですが、まだこれからでもチャレンジしてみようと思います。 運動神経のない子になってしまうのか… あともうひとつは、定番ですが 「ボール遊び」です。 我が家、公園や広場に遊びに行くのは大好きですし、毎日のように外で遊んでいました。が、ボールを使って遊ぶということは少なかったんですよね(遊具や砂場ばかり)。 子どもは放っておいても自然とボールに興味を示すものだと思っていたけれど、一向に興味を示さないので放っておいたら、現在小3の長男、見事に球技が苦手な男の子に育ちまして(苦笑)。 きっと8歳の段階でここまで苦手だったら、今後急激に得意になるのはかなりの期待薄かと思われます(敬礼)。 ボールを受けることももちろんできませんが、投げるフォームがひどいひどい! 頭の中では前に投げているつもりなのに、いつも真横に飛んでいってしまいます。 ボール遊びができなくて何が困るかっていうと…小学校にあがると、やたらと球技が必要な場面が出てくるんですよね。 休み時間にはみんなでドッジボールしよう!とか、今日は特別にキックベースしよう!とか、ボールを使って親睦を深めるという機会が幼稚園より一気に増えます。 中学校になるとそれぞれの得意分野で分かれていけるんですけど、小学校はやたらとドッジボールが多い…。 長男、球技が苦手なのでおそらく私の知らないところで苦労してると思います。 私も球技が大の苦手な子だったので「今日は特別にドッジボールだぞ!イェー!」って日が憂鬱で…キックベースがプレッシャーすぎて泣いたこともあったぐらいです(汗)。 大人になった今は笑い話ですが、小学校時代は運動が苦手なことで自分に対する自信もありませんでした。 ボールを投げる、蹴る、単純なようで実は難しいんですよね。 どう体を動かせばボールが操れるかって分かってないといけないので、体の使い方が分かっていなければできないんです。私も苦手なのでよくわかります。 敗因はずばりワンオペ育児 パズルは私でもなんとかなったかとは思いますが、ボール遊びに関しては、男親の夫にもっと協力してもらうべきだったなと思っています。 我が家は小さい頃の子どもと夫の関わり、一対一の遊びが少なすぎました。 反省です。 今から取り戻せるものもあるでしょうが、基本的な運動神経って結構早いうちに決まるような気がしています(あくまで私の感覚論)。要するに、長男に関してはもはや手遅れ感満載。 我が家の失敗はここですね。 ワンオペ育児をやりすぎた。 やはり男親にしかできないことを、私がもっと主張して夫に動いてもらうべきでした。 「もっと子どもと遊んでほしい」って素直に頼めればよかった。難しいですけどね。他人を動かすわけですから。 夫婦で(夫婦でなくても周囲の人やおじいちゃんおばあちゃんでもいいのですが)協力して子どもを育てることの意味、ワンオペ育児の限界を感じる今日この頃です。
2017年05月25日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいたんママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃんの三兄弟の母です。 世のパパに告ぐ! 妻が激怒間違いなしの言葉 さて、ここはウーマンがエキサイトする場ではございますが、今日は世のメンズたちにお伝えしたいことがございます。 かつて可憐でか弱かった乙女でも、子どもが産まれたらぐんと変わるもの。(最強化) 愛する妻を励まそう、元気付けようと思ったのに、なぜか急に不機嫌に…。面白いとネタにするつもりが、ウケないどころか怒られる…。そんなこと、ありませんか? そうなんです。 口は災いのもと 。すべて私が実際に夫に言われたことを引き合いに出して、 「妻に言ってはいけない四つの言葉」をご紹介したいと思います。 特に妻が産後や育児でてんてこ舞いな時期には細心の注意が必要です! 励ますつもり、笑わせるつもりで発したその一言が、逆に一生恨まれかねません。 陣痛の何がわかるのか! 言ってはいけない発言1 一つ目。ご注意ください。この一言。 ニュアンス的には「難なく産めてよかったね!」といったニュアンスです。これのどこが悪いの? っと思いますよね。 お医者さんや助産師さんが「安産だったね!」と言うのはまったく問題ないのですが、 この手の発言を、夫に言われるとイラッと来るんです。 安産だろうがなんだろうがむっっっっちゃくちゃ痛いものは痛いんです。どんだけ痛いか知ってます? ねぇあなた。 何の痛みも経験していない夫に言われることがイラッと来るんです。 女性しか産めないから、そんなこと言ったってどうしようもないのにイラッとくるものはくる。 周りのみんなが「安産でよかった!」と言っていたとしても、仮に奥さん本人が「安産でよかった!」と言ったとしても、旦那さんは決して賛同してはなりません(笑)。 「安産だろうが時間が短かろうが、命がけで産む事には変わりないんだよ。ほんとよく頑張ってくれた!ありがとう!」 ぐらいまで言っておくのがベスト…いや、こう言っていただきたいです。 ちなみに私の夫は陣痛に耐えてる最中に、 「おっ。今回ラクそうやん♪」とのたまいました。(論外) 助産師さんに怒られてました。もちろん私も一生忘れません(恨) 気づかなかっただけですよね…? 言ってはいけない発言2 続きまして、二つ目。 ありませんか? 「おや? 今夜はあんまり泣き声が聞こえなかったような気がするぞ?」っていう日。 そんな朝に、言ってしまいがちな一言です。 これ!!! 夫は妻を労おうと思って言ってると思うんですよね。うちの夫も何度も言ってました。「今日、そんなに泣いてなかったんじゃない?よく寝れたんじゃない!?」的な意味合いで。 が、しかし。 いーーーやいやいや、何言うてますのん。 泣いてましたけど!?(睨)ただあなたが起きなかっただけですヨッ! 母親は子どもが「ふにゃぁ」とでも言おうもんなら不思議と目が覚めるのに、夫はというと「ぎゃーぎゃー」泣いてても起きない。 もしかしたら、昨夜もあなたの枕元で奥さんが殺意を覚えて立っていたかもしれませんよ。 旦那さんが思っている以上に、こういう奥さん多いということをお忘れなく。 この励ましはイラッとしかしません。 お口チャックが一番平和です。 もしも、どーーーーしても夜泣きしてたかしてなかったかが気になる場合は、(そんな奴いるか) 「昨日夜泣きしてなかったように思うけど、もしかして俺が気づいてなかっただけなのかな?そうだとしたらごめんね!いつもありがとう。」 という聞き方をすればよいかと思われます。(めんどくさいわ) そのアピール、妻の気持ちを逆撫でるだけ! 言ってはいけない発言3 そして、三つ目はこれ。 夫の寝不足アピール。 体調不良はまだいいんです。腰が痛いとか体がダルいとかそんなのはアピールしても全然いいんですけど、寝不足アピールはダメ! 何度イラッとしたことか。 はぁ? 「私、年単位で寝不足ですけども」 って。 うちの子はだいたい2歳差で続けて3人産んだ上に、夜泣きだったり、夜中に起きる回数もひどかったもんで、朝まで熟睡できる状態なんて何年もないのに比べて夫は一人で広い寝室で寝てるんですよね。(夫婦別寝) いやいや、普段ぐっすり朝まで寝てますやん。どの口が言うか! となりますので、特に乳幼児期の寝不足アピールはくれぐれもご注意ください。 もしも寝不足だということを伝えたい場合は、 「今日は寝不足だ。でも君はいつもこんな状態で毎日過ごしてるかと思うと敬服するよ超ヤバイ。」 (ふざけてんのか) と言っていただけると、嫁の怒りを治めることができるかと思われます(地鎮祭)。 子どもが大きくなっても油断は禁物! 言ってはいけない発言4 そして最後、四つ目。 子どもが幼稚園や小学校に入るタイミングで悪気なく発せられるこの言葉。 これも妙に腹立つんですよねぇ~~~。 女性っていうのは基本ややこしい生き物だと思ってください。 たしかに以前に比べたら余裕が出るのはたしかなのですが、それを夫に言われると素直に認めたくなくなるんです。(ややこしい!) 暇ってほどでもないんですけど!? 思ってる以上にそんなに時間なんてないし、結構忙しいんですけどね!! 実際、幼稚園なんて行ったと思ったらあっちゅー間に帰ってきたりするんですけどね、ごにょごにょ。 これもお口チャックがよろしい案件です。 「子どもがいない間暇してんだろうな」そう思うのも無理ないと思うんです。実際暇してる時もありますし(あるんかい。) でもここはぐっとこらえて、何も言わない。 もしくは、「幼稚園に行ってる間もなんだかんだで忙しいよね!」と忙しいの分かってるよという体裁でいてくれると、妻の心は大変穏やかです。 要するに、すべてに共通するのは 「わかってるよ、君の大変さ」という姿勢ですね。 わかってもらいたいんです、あなたに。あなたがわかってくれてるって思うだけでがんばれるんです。 逆にいえば、そこさえ押さえていてくれればたいていの争いごとは防げますし、修復も早いです。 我が家は夫の発言の数々でずいぶんとイライラさせられましたが、今では夫自身も学び、ずいぶんと改善されました。 夫が学んだのは「思ったことをすぐに口にしない」という技術ですが(笑) 君の頑張りは誰よりも僕が知ってるよ! 嘘でも演技でもいいからそこを忘れずに声かけをしていただけると妻は大変癒されます。 どうぞよろしくお願いいたします。
2017年05月18日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいたんママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃんの三兄弟の母です。 3人とも違う施設で出産! 3人出産したことがある人の中でどのぐらいの割合いるのかはわかりませんが、実は私、 3人とも出産した施設が違うんです 。 3つとも違うっていうのは少数派なんじゃないかな~? と思ってるのですがいかがでしょうか。 3つそれぞれの施設に特色があったのですが、今回は三男を出産した助産院についてお話したいと思います。(すべて私自身の個人的な感覚に基づいての体験談ですのですべての方に当てはまることではありません) 3人目を助産院にした理由 助産院で出産というとどういうイメージが湧きますか? 私には、なんとなくナチュラル派な人が選ぶような漠然としたイメージがありました。が、私が助産院を選んだ理由を単刀直入に言うと、ナチュラル派でもなんでもなく、 分娩台で産むのはもうこりごり だ。と思ったんです。(え!) 過去二度の出産でつくづく思ったんですが、あの格好、助産師さんやお医者さん側からしたら一番適した格好なのでしょうが、 産む側からしたらものすごくキツくないですか? (私だけかな) それに、あの心音を確認するためのベルトっ! 赤ちゃんが苦しくないかどうかを確認するためにお腹にベルトをつけるのですが(正式名称がわからない)あれを付けたら基本的にあまりゴソゴソ動いてはいけなくて、ずっと仰向け、せめてやや横向きぐらいにしかなれないんです。(初産では20時間以上つけっばなしで本当に辛かったです…。) 分娩台が嫌、あのベルトも嫌。仰向けしかできないのも嫌。 これらの装置が赤ちゃんが無事に生まれてくるために用意してあるものだと分かってはいるのですが、嫌なもんは嫌! なんとも自分目線な理由で選んだわけです。 助産院での出産は不安? ただやはり数的なものでいえば、圧倒的に病院(総合病院・個人病院)で産む方のほうが多いと思います。あえて助産院を選ばないその理由はおそらくこれだと思います。 これ、おそらく誰かしらに言われるでしょうし、皆さんが最初に不安に思うことだと思います。 うちの夫でさえも最初こう言いましたから。 どうも誤解されているようなのですが、助産院には提携の病院があって、提携の病院と助産院とで検診を行います。助産院では医療行為はできないので、血液検査や詳しい検査などは提携病院で行って、検査結果を助産院と提携病院とで共有します。 そして、出産時に万が一何かあれば即座に提携病院に搬送されます。しかも、何かありそうな場合はそもそも助産院では出産できません。順調に経過している場合のみ助産院で出産できます。私の出産した助産院では逆子の場合もできませんでした。 過去の出産がどのようだったかも重要になるようで、初回に丁寧に聞かれました。 初産だったらまた感覚も違ったかもしれませんが、三度目ということもあり、「もしも何かあったとしても助産師さんが的確迅速に判断して搬送してくれる」と信じて全く不安には思いませんでした。 それに、とにかくいま、産科不足で産める場所もどんどんと縮小されていっています。そんな中、ハイリスクな妊婦さんにとっては大きな病院じゃないと産めませんし、どこで産もうかと選ぶ余地もありません。 本当に必要としている人にベットを用意するためにも 、私のような経過が順調な妊婦は大きな病院は避けようと思ったのです。 助産院では自分に主導権がある出産! さて、病院と助産院、両方で出産した私が一番感じた違いを挙げるとすると、ズバリ、 主導権の所在 、だと思います。 出産前に助産師さんに言われたのですが、 「自分で産む」 。まさにこの一言でした。 今、私がどうしたいのかを最大限尊重してくれました。 もちろん、子宮口の開き具合や心音の確認は助産師さんの指示に従いますが、「私はいまこうしていたい」を遠慮なく伝えました。 歩きたい、壁を押したい、ちょっと一人になりたい、家族はまだ呼びたくない、主導権はまさに私。 このときは3月上旬。 やたらと寒くて…寒くて寒くて布団を山盛りかけてもらいました。 あ、あと、周りのママたちに「助産院で生んだ」って伝えると、意外にもこの質問が多いです。 分娩台じゃなければどこで産むの?どこ握ればいいの? えーーー。それはですね。 布団の上で、 枕のはしっこ掴んで生みました(笑)。 念願の分娩台ではない出産 私の場合は横向きが一番やりやすかったのですが、産む時のスタイルは助産院の場合は本当にひとそれぞれだと思います。旦那さんにしがみついたり、よつんばいになったり、フリースタイルです。 これが念願の分娩台じゃない場所での出産! ちなみに助産院では病院のような針と糸をつかった会陰縫合を行えなえません。 実際、私は過去二回とも容赦なくジョキジョキと切られましたが、今回の助産院での出産ではその必要がありませんでした。 正直、思いましたね。「切らなくても産めた!できる限り切らないでほしかった!」って。 自分がやりやすい方法で産んだせいか、産後の回復が驚異的に早かったです。 ちなみに、底辺だったのは次男出産時でした。(軽くトラウマ…) 結果的に助産院での出産は私にとって万々歳な結果となったのですが、ここだけの話、もしも選べるのなら無痛分娩を経験してみたかったです。(生活圏内に存在しなかった) 助産院での出産。 個人的には、人に相談されたら助産院をおすすめと言うと思います。
2017年05月11日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいたんママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃんの三兄弟の母です。 こういっちゃ何ですが、ここ数年で夫がめちゃくちゃ 進化したんです 。 今までお給料を持って帰ってきてくれるという最低装備しか備えていなかったのに、ここ2年程で色々オプションがついて、ものすごくハイスペックになったんです。 かつては、イクメンとかイケダンとかいう類いのものからはほど遠い存在でして。 一番酷かった時期は次男のゆいたんを生んで、三男のほーちゃんを産むまでの間。 ひ、ひどい(笑) この頃は私も「あなたなしでも育ててみせるもん!」って夫に期待しないように諦めていて、夫は夫でどんどん強くなっていく妻に開き直ってるような時期でした。 ゆいたんが0歳の時なんて一年間通してゆいたんのオムツ交換したこと、両手にも満たなかったんですよ?(少なっ)根本的に触れあう時間も密度も少なすぎて、ゆいたんと夫の思い出がほとんどありません。 そんな最小限夫が、今では休日には食器を洗ってくれたり、ゴミ捨てをしてくれたり、子どものお風呂や寝かしつけ、その他諸々やってくれるようになったんですから、この変わりようったらそりゃあもう 信じられません 。 私、家事の中でいっっっちばん苦手なのが食器洗いなんです。 特に晩御飯を食べたあとの片付けが大嫌いでとにかくやりたくない。 それを黙って買って出てくれるので、もうそれだけで夫の背中に向かって拝みたいぐらいです。 では、何がきっかけで夫がこんなに変わったのか、当の本人に聞いてみました。 私の認識では、ほーちゃんが1歳の頃に、私が仕事を始めた事がきっかけだと思っていますが、果たして夫の言い分はいかがでしょうか? たはーーっ!(笑) そうです。 私、めっきりやらなくなったんです。 えへ。 今まで妻がやってくれて当たり前だったものを妻がやらなくなったので、夫がやるしかなくなったとでもいいましょうか。 良いのか悪いのか分からないけれど、まさに怪我の功名。 今となっては、もっと早くに「私できませーーん!」って白旗あげればよかったって思います。 あんなに髪の毛振り乱して頑張らずに、助けて! ってお願いすればよかったんだけれど、当時の私には「主婦なんだからこれぐらいやらなきゃ」っていう意識が強すぎたようです。 あの時代があったからこそ、今の環境に感謝ができるんだと思うことにしています。 最初からやってくれる夫だったら、今ほど震えるように喜んでなかったかもしれません。 ただ、妻がやらなくなったからといって、夫がなんでもやってくれるかといえばそれは違うようです。 実は暗黙のルールがあるのです。 コツは、 だそうです。 夫は食器洗いとか、食卓の片付けなどは苦にならないけれど、(むしろ私なんかよりずっと完璧に仕上げる)逆に洗濯を干したり畳んだりするのは大嫌い。(私は嫌いじゃない) 数ある家事の中でも夫と私で「嫌いなもの」「別に嫌いじゃないもの」に、うまいこと分かれていたりするものなんですよねえ。 面白いことに、そこがうまく合致した、というかさせたんだと思います。 今、ご主人が全然手伝ってくれなくて「もう夫はアテにしない」と思い始めている奥さま方。 どうか諦めないで~! ふとしたことがきっかけで状況が変わるってことあるんですよ。 我が家の場合、私が職務放棄したことが良いカンフル剤となりました(笑)。 ただ、男性側の意見として夫いわく「得意なものをやらすのが一番」ということなので、まずは得意なものからお願いするのが味噌だと思われます。 あれもこれもと最初から頼みすぎないのもコツ。(うちのように最初のレベルがどうしようもないぐらい酷い場合は、ですよ?) 徐々に、徐々に。です。 我が家の場合、あとはトイレ掃除さえしてもらえれば言うことなし!なので、目指すはトイレ掃除陥落です(ガッツ)。
2017年05月04日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいたんママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃんの三兄弟の母です。 第一子目から里帰りはせずに出産 周りに言うと、結構驚かれることが多いのですが、私は第一子の出産のときから 里帰り出産しませんでした。 地元に帰って産むのではなく、今暮らしている場所(夫の転勤で引っ越してきた土地)で産みました。 二人目、三人目となると、里帰り出産をしない方も多くいらっしゃるので不思議ではないのですが、一人目だと里帰り出産を選ぶ場合が多いようで、「どうして帰らなかったの?」と聞かれることが往々にしてあります。 なぜ、里帰り出産を選ばなかったのかというと、一番の理由は、 「夫に出産に付き添ってほしい」 ということと、 「生まれてすぐの貴重な時間を夫と共有したい」 と思ったからです。 里帰り出産をしたなら、産後、実家にいる私たちに夫が会いに来る形になると思うのですが、当時の夫の仕事の状況からすると隔週で顔を見に来れるのがやっとだったんですよね。 初めての育児だからこそパパと一緒にという理想 それがなんだか寂しかったんです。 これから責任を持って育てていくのは、私だけでなく、夫も一緒。 日に日に成長する姿をしっかりと二人で見つめたくて、私と夫で協力して乗り越えたいと思いました。 (が、これは夢物語だったと産後気づいたのですが…) ただ! なんのためらいもなくこの選択を出来たわけは、実母が、産後一か月助けに我が家に来てくれたからです。 母が助けに来てくれたからこそできました。(感謝) 里帰りをしなかったといっても、実のお母さんがすでに亡くなっておられたり、実のお母さんがご存命でもお手伝いできない状態にある方からしたら、甘ちゃんですね! 恵まれた環境にいました。 そして、もうひとつ。 里帰り出産をしなかった理由があるのですが、それはズバリ 「実家のほうが落ち着かないから」 です。 こう書いてしまうと両親と不仲のように思われてしまいますが、決してそういうわけではありません。 実家だからこそ落ち着かない 実家を離れて暮らしている今、「自分の家のほうが落ち着く」っていう感覚、ないですか? 結婚しても実家が大好き! という方ももちろんいらっしゃるでしょうが、案外、自宅のほうが落ち着くという方もいらっしゃるんじゃないかと私は思っています。 「実家に帰るのも三日以上経つと疲れる」そういう声、時々聞きますから。 自宅にいるときには、ほぼ私一人だけで暮らしている状態なので好きなタイミングで好きなように暮らせますが、実家に帰ると他の家族も一緒なので好き勝手暮らすわけにもいきません。 自宅のほうが気楽なんです。 そんなわがままな私が産前から産後約2~3か月を実家で暮らすことは、「向いてないな」って思ったんです。 そして、その選択は私の性格上正解だったと思います。 初の子連れ里帰りは大騒ぎ! そう確信したのが、ちゅんたんを出産して一か月後、お正月に実家に帰った時のこと。 やってきた初孫に、まさに 「赤子様ご降臨」状態。 夜中に授乳で泣きだそうもんなら、ピカーッ! と部屋の明かりをつけてくれて、ストーブをつけてくれて、寒くないか? と声をかけてくれ、肩には毛布をかけてくれ。 ミルクを足すか? なんで泣いてるんだ? と、やんややんや! 一家総出で大騒ぎ(笑) みんなが良かれと思って大事に大事にしてくれるのが分かるだけに、なんだか調子狂いました(笑) 娘と孫を思って良かれと思ってやってくれているのが分かるだけに、邪険にもできないし、正直、ガスストーブの風がスースーして逆に寒かったのですがそれも言えず(笑) 自分自身も初めての子どもなので、母乳が十分出てると言える自信もなく、いらないはずだけどなぁ…と思いつつ、ミルクを作ってみたりなんかして。 「泣いても気にせず寝ててください~、どうかお気になさらずーーー!」 いや、もっと端的にいうと、 「好きなようにやらせて」 といったところでしょうか。 これが生後一か月経ってる頃なので、私も落ち着いた頃だったのでまだ受け流せましたが、生後間もない頃だったらホルモンバランスも整っていないでしょうし、情緒も不安定ですので、感謝の気持ちを通り越してイライラしてしまっていたかもしれません。 いや、絶対してしまっていたと思います(笑) 出産後は、自分が落ち着ける場所を再確認! このことから、産後はできるだけ最小の人数で落ち着く家で過ごす、これが私が一番落ち着ける産後の環境だと再確認。 なのでその後二人目以降も同じように自分の家で産後を過ごしました。 もし里帰りするかしないかで悩んでる方がいらっしゃいましたら、自分の心に素直になって、産後、どうすれば自分の心が一番落ち着いた状態でいられるかを第一に考えて決めてくださいね。 赤ちゃんのお世話のことを考えると不安に思うかもしれませんが、育児って案外自分との闘いです。 まずはご自身の心をよく見つめて考えてみてください。
2017年04月27日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいたんママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃんの三兄弟の母です。 入園早々の「幼稚園行きたくない!」 四月。新入園の皆さん、いかがお過ごしでしょうか? 今の時期の幼稚園は、新しく幼稚園に入った小さい子たちの泣き声で溢れていますね(笑) 今朝も幼稚園に入ると、ママと離れたくなくて泣いている子があちこちに。 その様子を懐かしく、そして微笑ましく眺めていました。 思い出します。長男も入園初日から、声高らかに 行かない宣言をしていたことを。 とにかくママベッタリで、常に「ママも」「ママも」が口癖だった長男が、一人で幼稚園に行かなくちゃいけないのですから喜んで行くわけがありません。 絵に描いたように手こずりました(笑) 親はドンと構えるべき!? 入園式では、園長先生からも主任の先生からも、 「泣いても喚いても、お母さんは笑顔で『いってらっしゃい!』と送り出してください。」 「『可哀想だからおやすみさせようかなぁ…』と心揺るがされないでください。」 「そのうち必ず、必ず慣れる時が来ますから安心してください。」 要するに、 泣こうが喚こうがお母さんはドンと構えて預けてくれ、 ってこと。 もちろん、私は、自分の子育てに自信があるわけでもないので、一日中私のそばで(ガミガミ言われながら)過ごすよりも、たくさんのお友だち、(私よりはるかに優しい)先生たちに囲まれて過ごすほうが、ちゅんたんにとって良いのは間違いないと思っていました。 朝、家から出るのが大変 泣こうが喚こうが先生にドーーンとお任せする気マンマンだったのですが、なんせ、お任せしようにも、そもそも、 家から連れ出す第一関門が最大の難関、なんですよね。 長男なりに、家の外に出てしまえば、幼稚園に放り込まれてしまうのは分かってるので、そもそも家から出ようとしません。 バスの時間が迫っているのに…!! 行かない! と、行こうよ! のせめぎ合いです。 あの手この手で説得して、ノせて、アゲて、ヨイショヨイショで外に連れ出すも、これが毎朝のこととなると結構大変で、前の晩「明日はどうなるやら…」とヒヤヒヤしては「頼む! 明日はすんなり行ってくれー!」寝顔に拝みすらしました。 あの手この手でなんとか前向きな気分で行く気にならないかとやってみましたが、 万策尽きる。 おやつもぎゅーっも効果なし… 日頃身近にあるものは、こういう時、あまり効力がありません。 ちゅんたんはおやつが大好きなので、「幼稚園が終わったらおやつ買いにいこう! 」と誘ってみましたが、「いらない」、で終わりました。(敗北) 嘘やん…普段おやつ作戦、てきめんに効果あるのに…! え? 抱きしめる? ですって? もちろん。 抱きしめまくりましたとも。 ぎゅーーー! して、大好きーー! って言って、幼稚園楽しいよーーー! って言って、ぎゅーぎゅーー巻きにしてやりましたが、返ってきた言葉が、「大好きなんだったら一緒にいよう」でした(爆) ちゅんたんの場合、説得するよりも、抱き締めるよりも、もっと人参ぶらさげる的な誘い方が効くはずなんです。 なんてったって、単純ですから。(男子!) スペシャル感があって、日頃めったにお目にかからないもので、ちゅんたんが元気になれるアイテムはないかと探しに行ったところ、 ピン! と来たんです。 それは、 キャラクターの絆創膏!!! 日頃、我が家はこの手の絆創膏を買ったことがなく、めっっったに手に入らないものでした(貧乏か。) しかも、この頃のちゅんたんは寝ても覚めても車の話しかしない車オタク期だったので、これだーーー!! と思い、トミカの絆創膏を手に入れました。 そこで登場した「おまじない作戦」 そして翌日からは、このトミカの絆創膏をお守りのおまじないとして使うことに決め、実行にとりかかりました。 ただ貼ってやればいいってもんではないんです。 巧妙な手口と、迫真の演技が求められます。(この戦いに必ず勝たねば…!!) まず、第一条件として、 家から連れ出すために、決してこのアイテムを見られてはいけません(笑) そして、「いいおまじないがあるの!」と言って、 おびき寄せましょう。(え!) (ただ単に騙してるだけじゃ…) まだ見せちゃいけません! おまじないが何なのか聞かれても、着いてからのお愉しみ! でジラしてください。 ジラせばジラすほど、絆創膏の価値が高騰します。 バスに乗る直前に… そして、バス停についたら、ジャジャーーーン!と絆創膏を見せてあげます。 「…はぁ? 」、みたいな顔されても負けてはいけません! 女優になりましょう。 そして、「いいでしょー! これーー! 」とキラキラ輝いた目で見せ、「どれがいい!? 一個だけだよ!! わぁ~~、どれがいいかなぁ~~~(ハート)」と、ひとつ選ばせてあげます。 しかし! まだ待ってください! すぐに貼ってはいけません。 バスが角を曲がってこちらに向かってくるのを確認した頃にようやく貼ってあげるのです。 バスに乗り込む直前に、ちゅんたんの手の甲にペタッと貼ってあげて、絆創膏に念を送り込みます。 めったに手に入らない大好きな車の絆創膏を貼ってもらったちゅんたんは、なんだか騙されたような顔でバスに乗り込み去っていきましたとさ(笑) でも大丈夫! 帰ってきた頃には絆創膏はすっかり無くなっていました。 絆創膏がなくなっても大丈夫なぐらい、幼稚園についたら案外ケロっと遊んでるのかもしれません。 翌朝もまた同じようにギリギリに絆創膏を貼ってあげます。 この時期は、もったいない、とか、無駄遣いとか、そういう概念は捨てましょう。 ママがおまじないで貼ってくれた絆創膏。 寂しくなったときにこれを見て元気が出るなら何枚だって貼ってあげます。 きっと大丈夫です。 気が付けば、おまじないは不要に 我が家も、いつまで続くかな? と思ったけれど、一箱使い終わる頃には、泣かずに登園できるようになっていました。 すべての子に参考になるわけではないですし、ご家庭それぞれの方針もあるでしょうから、決しておすすめはできませんが、我が家の場合は、とっておきの絆創膏おまじないで、四月を乗りきりました。 コツはこの六ヶ条。 単純、ばんざい\(^^)/ 今となってはいい思い出です! 泣いても、どーーん! と笑顔でいってらっしゃい! そう送り出してあげてください。
2017年04月20日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいたんママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃんの三兄弟の母です。 産後…。床上げするまではとにかくゆっくり体を休めて、まずは赤ちゃんのお世話に専念して、布団のあげおろしや、水仕事、読書などは慎んだほうがいい。さもないと、更年期がどえらいことになる…。 産後養生? あまり信じていませんでした まことしやかに囁かれる産後養生説。 わたしは、「またまた~大袈裟な~」ってあまり信じていませんでした。 その証拠に、次男出産後、退院してきた日にその日の昼食を、自分で自炊しはじめたんです! あ。わたし、諸事情により長男の時から里帰り出産はしてないのです。 (なぜそうしたのかはまたいつか書きたいと思います。) よって、次男の時も里帰りはせずに、産後に実母に手伝いに来てもらっていました。 (住んでた場所山口県、実家大阪) 入院期間が6日あったので、すっかり元気になり、早く家に帰りたくてしょうがなかった私。 二人目ということもあり、赤ちゃんのお世話に関してはもう慣れているし、早くいつも通りの生活に戻りたくてウズウズ! 退院当日から食事は作るわ、オムツは布オムツだわ、長男の入浴、次男の沐浴、あっちこっち動きまくり。 次男出産直後は即平常運転! 調子に乗っていた… あぁっ! もう、全然平気! 当初、産後一ヶ月までは手伝ってもらう予定だった実母を、なかば強引に一週間も経たない間に帰ってもらうことにしたのです。 当時、父が闘病中だったこともあり、母には早めに実家に帰ってもらったのですが、それはあくまで建前で、本音は調子に乗っていたのです。 私、一人でもやれる! って思ってました。 現に元気モリモリで過ごしていました。 冬になり、冷えを感じるように… しかし、産後初めての冬。 今まで感じたことないような、 冷えに苦しみました。 とにかく冷えるんです。 もともと冷え体質ではなく、冬でも薄着と言われてきたこの私が!! この冬はとにかく寒い。 体の芯が常に凍ってるんです。 いくら温めても温まらない! あわててかたっぱしから温める衣類を買いました。 でも、どんなに部屋を温めても、どんなに着込んでも、とにかく下半身が冷たい。 ぎりぎり20代だった私。 やはり前回の出産から年齢も重ねているし、衰えるもんなのかな…とこの時は年齢のせいにしていました。 結局、何をどうやっても体が温まることはなく迎えた夏。 夏は風邪がぶり返し続く… 今度は、 夏休み中ずっと風邪をぶり返し続けました。 もともと風邪なんてほとんどひかない健康体なのに、この夏はとにかく風邪&発熱。 せっかくの幼稚園の夏休みも、ろくに遊びに連れていってあげれませんでした。 この他、免疫力が落ちているのか、子どもがもらってきた病気は必ずうつり、風邪だけでなく、胃腸炎、溶連菌、しょっちゅううつりました。 そして、その後、発症したのが… 辛い、副鼻腔炎にまで! 副鼻腔炎。いわゆる「ちくのう」です。 この副鼻腔炎! 私の周りだけかもしれないけれど、とにっっっかく産後にかかる女性が多いんです! ちなみに私も、今までの人生で副鼻腔炎になんてなったことすらなかったです。 ちくのうなんて、新聞の片隅に広告が出てて、お爺ちゃんやお婆ちゃんがなる病気だとばっかり思っていたら、まさか自分がなるだなんて…! (そして、こんなにもたくさんの経産婦が経験してるだなんて!) あなどるなかれ、ちくのうです! 産後、鼻水が続くなと思ったら早めに耳鼻科に行くことをおススメします(本気) やはり、産後の養生は必要なのかも… この一連の不調をずっと年齢のせいだと思い込んでいました。人間一人産み出して、血液を放出して育ててるんだから、そりゃボロボロになるもんだわと思っていました。 でも、三男を生んだあとは、一か月間できるだけおとなしく過ごしました。そしたら、やっぱり不調は起こらなかったんですね! 冷えもないし、風邪もひかないし、次男の産後とは全然違ったんです。 このときにようやく、あの不調スパイラルが産後動きすぎたことによる弊害だったのでは? と気づきました(遅) 昔から言い伝えられていることは、あながち大袈裟じゃないんだって、ようやく思いました。 これから出産を控えているみなさん! 特に二人目。慣れてるし、余裕と思われるかもしれませんが、その気持ちをぐっと押さえておとなしくしてください。 さもないと、私のように一年間ずっと不調が続きますよ~!って脅かしてみました(笑)
2017年04月13日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。小3の長男ちゅんたん、年長の次男ゆいたん、年少の三男ほーちゃん、3兄弟の母です。 二人目を妊娠中、わたしは本気で思っていました。 「長男がこんなにも可愛いのに、二人目も同じように愛せるかしら」って。 変わらず愛情を注ぐと決心していたが… 私自身が長女なのもあり上の子の辛さや悩みもわかるため、次男が生まれてもまずは長男を第一に接してあげようと思っていました。 ところがどっこい、次男が生まれて数ヵ月経った頃から、 長男がうっとうしく感じてしまう自分がいました。 とにかく長男にイライラしてしまうんです。 「同じように愛せるかしら」とか思ってた自分が嘘のよう。 愛せるどころか、うっとうしい。可愛がるどころか、冷たい態度を取る。大人げないこと極まりありません。 最初は頑張っていたものの… とはいえ、産後すぐはこちらも妙なアドレナリンが出ているので、二人育児を軌道にのせるため意欲に満ちていました。 特に産後一ヶ月は次男を連れて外に出られないので、2歳の長男にとっては申し訳ない気持ちでいっぱいで…。 同年代の子とも触れ合わせてあげれない、外にも連れていってあげれない罪悪感から、長男が飽きないように、毎日遊びを考えて一生懸命付き合っていました。 ですが、この妙な興奮状態が醒めてきた数ヶ月後。 とにかく長男にイライラして、イライラして…。 それまでの私では考えられないぐらい短気な人間になってしまいました。 3歳児のお喋りに苦労の連続! 特に私をイラつかせたのは、 鳴りやまないお喋りです 。 3歳になった長男は何かを取り戻すかのように、喋る喋る喋る喋る…朝起きてから寝るまでずっっっと喋りかけてくるのです。(長男は喋り始めるのが遅めでした。) それも中身があるのならまだしも、 絶賛乗り物オタク期 。 朝から晩までずっと乗り物の話&同じ質問&同じやりとりを繰り返されるうえに、生返事や相槌だけじゃ許されない。 きちんと応えないと、答えるまで訊き続けてくるのですよね。 これが苦痛で苦痛で…。 「お願いだから5分黙ってて」って頼んでました。 (全く意味ありませんでしたが。) おまけに次男が生後数ヵ月から豹変しまして、 とにかくグズグズグズグズずっと泣いてる子だったんです。 二番目って手がかからないはずじゃなかったの? 放っておいても勝手に育つって言ったの誰! 幻想はがらがらと崩れて行くなか、やっっとのことでお昼寝させて、布団に寝かせたのに、 長男の呼ぶ声で起きてしまう。(1からやり直し。) もーー、腹が立って腹が立って!! どこにぶつけていいか分からないイライラを、かわいそうに、まだ3歳の長男にぶつけてしまっていました。 自己嫌悪に陥る日々…辛い 今なら客観的に見て原因がわかります。 単純に人手不足です。 3歳と0歳の子ども、1人でも育てられるって言い聞かせて頑張ってたんだと思います。 (この頃の夫は、夫史上最も非協力的でひどいもんでした。) 助けて! って言う素直さもなく、できるもん! って取り繕っていました。 周りのお母さんもできてるんだもん。 自分にできないはずがない。 それなのに、どうしてこんなにイライラしてしまうんだろう。 今日こそ怒らないって決めたのに今日も怒ってしまった。 何度も同じことを繰り返しては自己嫌悪。 当時は周りのママがみんなうまくこなしてるように見えて、素直な気持ちを吐き出せませんでした。二人育児、楽しいよ! って言ったりしてましたが、メッキをはがせば毎日自己嫌悪してる自分。 辛かったです。 どうしたらこの無限ループから抜け出せるのかがわからなかった。 どうしたら前のように長男を可愛がれるのかがわからなかった。 でも、こうなったらひとつひとつ理想のハードルをさげていくしかありません。 そうだ! クレーム対応をする店員だと思うんだ! イライラしてしまう自分をダメだと思っていたけれど、イライラするのはしょうがない、人間だもん。と思うようにしました。(思わざるをえない) 怒ってしまう自分をダメだと思っていたけれど、怒らない育児が素晴らしいわけではない、と言い聞かせるようにしました。 そして最終的にこう思うようになりました。 イライラしたっていい。 怒りが湧いてきたっていい。 ただ、 長男に腹のうちを気づかれなければ良しとしよう。と。 クレーム客に内心めちゃくちゃ腹をたてながらも、心底申し訳なさそうに謝罪する店員のように、長男にイライラしても、表現しなければセーフ! 幸い、3歳なりたての長男は、直接言葉に出さなければ私の感情を読み取る能力がないように見えました。(当時) 子どもは親の心を敏感に感じ取ると聞きますが、長男の場合、私が無言でさえいれば、ママがイライラしているってことに気づいていなかったのです。 男子だからですかね? ほら、夫に対してだって「いちいち口に出して言わないとわかんないの!? 察してよ! 」って思うことあるでしょ? 小さくても男は男。言葉にしないとわからない。 なので、イライラしたときには言葉を発しないように奥歯を噛み締めていました。 口は災いのもと。ですからね。 きついことを言ってしまって長男を傷つけるぐらいなら、黙っていようとしてました。 もちろん、お薦めなど到底できません。理想は『愛情深いお母さん』ですから…。 しかし、私はそうはなれなかった。どうしても上の子にイライラしてしまっていた。 でも、イライラしてしまう事すら許せなかったらどんどん自分を追い詰めてしまう一方です。 イライラしても相手に悟られなければ良し! 怒鳴ってしまいそうなら、しばらく無言で耐えしのげ!! もちろん簡単なことではありません。 怒る前に深呼吸。 怒りたくなったら別の部屋にいって数を数える。 いろんな方法を試してみました。 どれもうまくいかない事いっぱいありました。 ただ、冷たい言葉を吐くぐらいなら黙る。 手をかえ品をかえやりこなしていくうちに、いつの間にか、長男がかわいく思えない時期が過ぎ去っていました。 怒りをどうコントロールするかは子育てにおいてずっと続くテーマだと思いますが、私が最初にぶち当たったのは二人目の産後でした。 不思議なことに、3番目が生まれたあとは次男に対してこんな感情にならなかったんですよね。 なぜか2番目が生まれたあとだけでした。 なんだったんだろう…。
2017年04月06日