“隠れドライアイ”の可能性も!? 眼科医が教える、予防メソッド&アイテム
予防METHOD1
【加湿】エアコンを使う時は、加湿器も一緒に使おう!
「目を乾燥させないポイントは、とにもかくにも加湿です。秋冬は、ただでさえ乾燥の季節。エアコンは、室内をますます乾燥させますので、使う時は加湿器を併用して、涙が蒸発するのを防ぎましょう」。室内の湿度は50%前後をキープしたいところ。オフィスでは、デスクに自分用の小さな加湿器を置くなど工夫を。エアコンの風が直接当たらないように、風向きを調整するのもいい。「目の表面の湿度を高める、つまり水分量を増やすには、パソコン作業を1時間したら1~2分休憩を挟み、上下のまぶたをしっかりつけて、1秒閉じるだけでも違います。目薬は、保湿効果が証明されているヒアルロン酸が入っているものを選びましょう」
予防METHOD2
【腸活】腸内環境を整えることは目にいい土台作りにもなる。
腸は、免疫システムと密接な関係がある器官で、免疫細胞の約7割が集まっており、その環境を整えることは全身の健康に繋がることがわかっている。「目も例外ではありません。ラクトフェリンという母乳や涙などに含まれている成分は、善玉菌が増えやすくなるように腸内環境を整え、摂取すると涙の分泌量が増えることがわかっています。