そわんそわん「性的なことは言葉でYES、NOを伝えるのが当たり前」 イギリスのフェムケア事情
イギリスの生理用品にもトライ中。
「こちらは、生理用品が非課税対象なんです。ただ円安の影響もあって、日本よりもかなり高いですね。羽つきタイプがあったり、オーガニックタイプがあったりと種類は豊富ですが、どれを使っても一緒というか、そこまで差別化されていない印象。ナプキンはどれも大体、肌に触れる部分がメッシュ素材で、厚みも薄いから漏れそうな不安が。そういう点では日本のほうが質は高いかなと思います。デザインに関しては、イギリスはシンプルでおしゃれなものが多くて素敵。ショーツ型のナプキンは、日本だとオムツっぽい見た目ですが、こちらは普通のショーツに見えるデザインで、カラバリも豊富に展開されています。
ただこれも、吸水部分に厚みはあるけれど、ウエスト部分などはかなり薄くて心配な形状…。またイギリスの方の体型に合わせているので、サイズ感も日本人には少し大きい印象です」
またメンタルケアへの配慮や男女間のコミュニケーションのとり方など、違いを感じることは多いそう。
「レディファーストの国だから、見知らぬ人がドアを開けて待っていてくれるのが普通だし、男性はみなさん紳士的。下心があるわけじゃなく、人としてのやさしさを感じます。