憂鬱な日も心地よく運動を楽しむために! 新しい吸水型サニタリーショーツが登場
たとえば、吸収帯が必要な位置って、人によって前寄りだったり後ろ寄りだったり差があるんです。誰がはいても安心できるように、クロッチ部分の吸水布を重ねる形を変えたりするなど、試作を繰り返しました。
伊勢屋:開発にあたっては、富山県にある当社のゴールドウインテック・ラボという研究開発施設での知見も活用しています。人の動きをデジタル化する技術によって、スポーツ時の動きを分析してパターンを起こしているのは、私たちの強みですね。たとえばランニングは脚を前後に繰り返し動かすので、鼠蹊部に負担がかかりにくいようにしたり、ヨガの動作はお尻の伸長率が高いのでショーツがズレないようにデザインするなど、スポーツの観点を製品作りに活かしています。
村井:ヨガ用の「スキニッシュサニタリーボックスショーツ」のポイントは、内側の吸水面をハンモック型にしてショーツ本体を分離させたことです。これによってお尻や脚を動かしても吸水面がズレにくく体に追従してくれるので、漏れの心配が軽減されて快適な着用感を実現しました。また、クロッチ部分はボタンで着脱できるので、吸水面を取り外して洗うことができます。
ユーザーからはお手入れしやすく乾きやすいと好評です。