20~30代女性の約30%が巻き爪に!? 健康な“足の爪”かどうかチェック!
「放置しておくと症状が進行し、さらに痛みが悪化。そもそも巻き爪は足関節、膝、股関節の動きが悪いこととも連動しており、年齢を重ねるごとに歩行に負担をかけていきます。生涯自分の足で歩くために、若いうちから正しい爪のケアをしておきましょう」
健康な爪って?
- まっすぐ生えている。
- ピンク色をしている。
- 指を覆っている。
爪甲遊離縁(そうこうゆうりえん)
爪先のこと。爪切りのときにカットする白い部分。丸まって皮膚に食い込んだりせず、まっすぐ平らな状態が健康的。
爪甲(そうこう)
一般的に爪と呼ばれる薄いピンクの部分。表面はなめらかでツヤがあり、根元や横が浮いておらずしっかり指を覆っているのがよい。
爪半月(そうはんげつ)
爪の付け根の白っぽい半月状の部分。大きさには個人差があるが、健康状態とは直接関係はない。
ケアを怠ったり、誤ったケアを続けると…
巻き爪など足指の爪の変形は病気ではない。しかし医師による下肢の運動テストでは、爪にトラブルのある人は年齢に関係なく機能低下が見られ、放置しておくと痛みが生じて生活に支障が出ることも多いそう。見た目が気になってネイルやサンダルなどのファッションが楽しめなくなるだけでなく、将来的に膝や股関節に痛みが起こったり、転倒しやすくなる、歩行が困難になるといったリスクが高まる。