あなたの頭痛のタイプは? 「たかが頭痛」と思っていると手遅れになるケースも!?
片頭痛と緊張型頭痛では起きるメカニズムも対処法も大きく異なるため、「自分は今どちらの頭痛なのか」を見極めることも重要という。
「動くとラクになるのが緊張型頭痛、動くと痛いのが片頭痛の特徴の一つ。片頭痛は立っていられないほど激烈な痛みに吐き気を併発するパターンも多く、生活への支障度が高いのですが、引き起こす要因は光や音、寝不足やストレス、遺伝など多岐にわたります。何が引き金かを患者さんとの対話を通して突き止めていきます」
自分のタイプがわからない人は、まず下のチェックリストで自己診断してみよう。ただし、「自分は片頭痛持ち」と思っていたが実は群発頭痛だった編集Kのようなケースもある。痛みの強さや症状の現れ方は人それぞれなので、やはり医師の診断を受けるのが安心だ。
薬の処方だけでなく、日常生活での対処法などもアドバイス(頭痛をやわらげる食べ物もあるそう!)しながら、頭痛の頻度や持続時間を徐々に減らしていくことが頭痛治療の目指すところ。長く付き合っていく症状だからこそ、信頼できるドクター選びがとても大切!「我慢できる」「市販薬でなんとかなる」と受診をためらわず、一度診断を受けてみてほしい。