ビューティ情報『専用装置で生理の痛みを体感! 企業から問い合わせが相次ぐ“生理痛体験研修”とは』

専用装置で生理の痛みを体感! 企業から問い合わせが相次ぐ“生理痛体験研修”とは

ピリオノイドは、生理を意味する「ピリオド」と“~に以た”を意味する接尾語「オイド」を組み合わせ、「ヒューマノイド」のように機械的な印象にした名称。この装置は、もともと甲南大学と奈良女子大学において女子学生が開発。開発者の女性は生理痛のつらさが同性間でも共有できていないことに問題を感じ、「生理痛には個人差があることを知ってほしい」という思いが開発のきっかけに。

大阪ヒートクールは装置の小型化に成功し、昨年7月よりさまざまな場所で生理痛体験研修を行っている。

「痛みは、開発者の女性たちの“感じ方”を基準に決めたそうです。開発中、体験した女性たちから、痛みの弱さや体の表層部分に感じることを指摘され、より強くお腹の奥から痛みが感じられるように電気の流し方を改良。痛みは強・中・弱の3レベルで、実際の生理痛同様、痛みの波を感じられるように、3レベルがランダムに訪れるモードもあります」
相互理解の一環として、大企業から研修への問い合わせが相次いでいるという。

「研修では男女ともに体験してもらっています。
弱モードで『ムリ!』という男性もいれば、生理痛が重い女性だと強モードでも耐えられたりして、痛みの感じ方に個人差があることを改めて感じます」

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