連続テレビ小説『虎に翼』で描かれる“生理” 話題のシーンを振り返る
「カラダのことに限らず『虎に翼』は過去のことを描いているようで、現代を生きる人たちの身に起きていることを描いているのだと思います。でも確かに変わった部分もあって、そこは前の時代を生きた女性たちのおかげ。そういった気づきにもなれば、非常にうれしいです。また女性に限らず男性も、不調を“恥ずかしいこと”としない表現が、今後もっと増えていくといいなと思います」
生理について描かれた話題の3つのシーン
SCENE 1/第3週:カラダに関する悩みが、距離が近づくキッカケに。
法廷劇「毒まんじゅう」事件の“まんじゅう”を学生たちが寅子の自宅で再現。それぞれが抱える弱音や怒りを打ち明け合い、互いの距離が近づいていくシーンにて、生理痛のつらさなどについても語られた。
SCENE 2/第3週:“月のもの”の痛みに効くツボで、教室内が明るく。
上記ののち、教室で同級生のよねが急に寅子の足元にひざまずき“月のもの”の痛みに効くツボとして「三陰交」を教える場面が。その様子を見て、周囲の学生たちも教えてほしいと集まり、和やかな雰囲気に。
SCENE 3/第6週:高等試験の日、生理痛で実力を発揮できなかった寅子。