色、形、硬さ…便でわかる「あなたの健康状態」をチェック!
日々便を観察する習慣がついている人は、そういったことにいち早く気がつけるともいえます」
消化器系の病気は、若い世代でも少なくはない、と石井先生。
「病気の早期発見はもちろん、日々の自分の体を知るためにも、ぜひ便を見る『観便』の習慣を身につけてください!」
実際に「観便」してみよう!
石井先生によると「観便」は医学用語なのだそう。まずは2週間観察をして、自分の“いつもの便”を知ることからスタート。
「気をつけたいのは、いつもと違う便が続くときです。普段から便が細い人は、その細さを心配する必要はないのですが、突然細くなり、それが続いている、というときには、ちょっと注意をしたほうがいい。逆に1日細かったけれど、それ以降はいつもどおりに戻ったということであれば、それほど心配はありません」
「観便」記録のつけ方。
・まずは2週間、ログをとってみる。
・軟らかさ(番号)と、色を記録。
・食生活も一緒にメモしておく。
用を足した後、チラッとでいいので、便の状態を目で確認。触ったり、匂いを嗅ぐ必要はなし。「ブリストルスケール」の当てはまる番号と色の記録を2週間続けると、自分の平便が見えてきます。