加温機は表面ほど熱が高まり、内側ほど熱は伝わらない
ということは、
表面ほど明るくなり内側ほど暗くなる。
表面ほどパーマが良くかかり、内側ほどかかりにくい。
この作用で起きている結果として
ご来店から1か月後の髪質を見るとよくわかります。
色落ちした髪、
「表面だけが黄ばんでいて艶を失っている。」
街を歩いていてもよく見かけるのですが、表面だけが焼けている方多いですよね?
髪質も、ライフスタイルも含めて元々表面は焼けて色落ちしやすいのですが、加温機を使っているとその差はさらに広がりました。
パーマに関して言えば、表面だけがパーマ残ってしまってる方いますよね?
あの現象も、加温機によって起こりやすいです。
一番弱い表面の毛のところに促進作用を行っているわけですから、この結果は当然なわけです。
艶が命の表面を一番酷使している状態です。
で
美容師としてはどうコントロールしていくのか?
カラーのチェックの場合
表面の色の出方を見ます⇒後頭部の色を見ます⇒襟足の色を見ます。
加温機をしていると襟足がまだ暗い(表面は明るくなっている)ことが多いので
「襟足が明るくなるまで待ちます。」