2016年4月26日 10:30
女性ホルモンを増やす食べ物やハーブはあるのか医師が解説
●大豆イソフラボンの効果のほどは?
女性ならば、誰しもが「いつまでもきれいに若々しくいたい」と思っていることだろう。そのために欠かせないのが女性ホルモン。ところが、女性ホルモンの分泌量は20代後半をピークとし、次第に減っていく。どれだけアンチエイジングに力を入れていたとしても、30代後半には確実に減少し始めるのが自然の摂理だ。
そのため、減少した分を「女性ホルモンによい」などとうたわれる食べ物やハーブティー、アロマなどで補おうと努力している女性もいるはず。だが、本当にこれらのもので女性ホルモンを増やすことができるのだろうか。ホルモンに詳しいAACクリニック銀座の院長・浜中聡子医師に伺ってみた。
○女性ホルモンによい食事
まず、食事面からだ。
「大豆イソフラボンが女性ホルモンにはよい」と言われているのを聞いたことはないだろうか。実際、大豆イソフラボン由来の成分配合食品を摂取している女性に話を聞いてみると、体感がよいという人も少なくない。
ただ、浜中医師は女性ホルモンにとって最もよいのは「栄養バランスのとれた食事」と力を込める。
「例えば、ビタミンB6は女性ホルモンの一つ・エストロゲンの代謝によいと言われていますが、ビタミンB1、B2、B6、B12はそもそもお肌によいという前提があるわけです。