2016年4月26日 10:30
女性ホルモンを増やす食べ物やハーブはあるのか医師が解説
特にB6は、女性ホルモンというより皮膚とか粘膜によい。何か一つの食品や栄養素を取り上げて『これがよいです』というよりも、低脂肪・高たんぱくでビタミンやミネラルを含む食事をする、ということしかないですよね」。
大豆イソフラボンやビタミンB6、亜鉛などの単体ばかりを摂取するのではなく、あくまでも健康的な栄養バランスを追い求めることが肝要。「これさえ食べておけば女性ホルモンが増える」なんていう"魔法の薬"はないというわけだ。
さらに食事面について言えば、インスタント食品の摂取はホルモンバランスに悪影響をおよぼす恐れがあるという。化学調味料が入っているものは、成長ホルモンの妨げになるという科学的知見が得られており、自律神経にも不調をきたす。
とはいえ、すべての食事をオーガニックにするのも難しい。「コンビニエンスストアで食品を買う際や、外食が続くときにどういう工夫をしたらよいか自分なりに考えるところから始めてみましょう」。
●「恋をすると女性ホルモンが増える」は本当か
○アロマやハーブはどうか
では、ハーブティーやアロマに女性ホルモンの分泌を促す効果はあるのだろうか。浜中医師は、これらのアイテムは間接的に女性ホルモンの分泌に関与しているのではと推測する。