ビューティ情報『女性が「閉経」を迎えるのはいつ? 閉経前に起こる兆候とは』

女性が「閉経」を迎えるのはいつ? 閉経前に起こる兆候とは

の分泌も減り始めます。

45歳前後になると、エストロゲンの分泌は急激に減少します。するとホルモンバランスが不安定になり、生理の周期が長くなったり短くなったりと、不規則になりやすくなります。また、ホルモンバランスの崩れが自律神経の乱れを引き起こすため、不眠や肩こり、冷え、頭痛のほか、のぼせやほてりとともに大量に汗をかく「ホットフラッシュ」と呼ばれる症状が起こることも。イライラや憂うつなどの精神的な症状に悩まされる人もいます。

なお、閉経前後の約5年間を「更年期」といい、先に挙げた閉経の予兆といえるさまざまな症状を「更年期症状」と呼びます。40代半ばになって生理不順が続いたら、そろそろ更年期に入り、閉経に近づいているのだと考えて、心の準備をしておくとよいかもしれません。

ただ、更年期症状には個人差も大きく、人によっては、特に予兆がなく、突然生理が終わることもあるようです。
また、不正出血(生理時以外の出血)がある場合は、子宮筋腫や子宮がんなどの病気の可能性もあるので注意が必要です。

○閉経後はどうなる?

閉経すると、卵巣の機能が止まるため、妊娠しなくなります。ただし、いったん閉経したと診断されても、その後1年ほどは、妊娠する可能性がゼロではありません。

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