ビューティ情報『美肌から気分改善まで! 温冷浴の効果を示唆する研究を学ぶ』

2017年6月19日 11:10

美肌から気分改善まで! 温冷浴の効果を示唆する研究を学ぶ

具体的には3~4分間にわたり熱い湯のシャワーを浴びた後、1分間の冷水シャワーを浴びるというローテーション(contrast water therapy)を20分ほど続けるのがよいとのこと。

最近発表された研究は、温かいお湯と冷水を浴びることを繰り返す「温冷浴」を実践したところ、病気による欠勤率が30%近く減ったと報告している。アムステルダムのアカデミック・メディカルセンターの研究グループは、18歳から65歳までの3,000人の男女を対象に、朝のシャワー使用時、熱い湯を浴びた後に最長で90秒間にわたり冷水シャワーを浴びてもらった。その結果、その後2~3カ月の間、病気による欠勤率が急落したとしている。

科学者たちは、この結果は熱い湯から冷水に切り替えることで、白血球のような病気と闘う免疫システム細胞の数が増えたことに導きだされたものだと考えている。

ロンドンのヘイル・クリニックでスキンケアを専門にしているスポーツ関連科学者であるジョージオス・ツェニクリストス氏は、美容面での効果について言及。熱い湯と冷水を交互に浴びることで皮膚の表面に近い箇所にある毛細血管への血液の流れがよくなり、皮膚が弾力性とハリを保つのに必要な栄養素が届くと指摘している。

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