2017年6月19日 11:10
美肌から気分改善まで! 温冷浴の効果を示唆する研究を学ぶ
「熱湯のシャワーと冷水シャワーによって血液の流れがよくなりますが、皮膚の老化の原因はこの血液の流れが悪くなることです。血液の循環がよくなれば、コラーゲンを作る細胞であり、皮膚の中心的な構造的タンパク質である線維芽細胞の機能がよくなります」と同氏は語る。
心理面に影響を与える可能性も示唆されている。バージニア州連邦大学の研究者たちは、メンタルヘルスに問題がない人たちを対象に行った研究を実施。熱い湯のシャワーを浴びてもらった後に摂氏20度以下の冷水シャワーを2~3分間浴びてもらった。この温冷浴を数週間続けてもらったところ、気分スコアの改善がみられたため、うつ病の人への効用も期待されているという。
※写真と本文は関係ありません
○記事監修: 杉田米行(すぎたよねゆき)
米国ウィスコンシン大学マディソン校大学院歴史学研究科修了(Ph.D.)。現在は大阪大学大学院言語文化研究科教授として教鞭を執る。
専門分野は国際関係と日米医療保険制度。
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