ビューティ情報『乳がん検診におけるマンモグラフィのメリット・デメリットを知る』

2017年10月26日 10:50

乳がん検診におけるマンモグラフィのメリット・デメリットを知る

そうですね。エコー検査では乳腺は白く、大半の乳がんは黒く写ります。白い中に黒いものを見つけるので比較的発見しやすく、デンスブレストの方はマンモグラフィにエコー検査も加えると、より乳がんを見つけやすくなります。

エコー検査には、乳腺濃度の高いデンスブレストでも乳がんを見つけやすいというメリットがある一方で、「小さな石灰化は見えない」「技師の技量で検査の精度が左右される」というデメリットもあります。

このようにマンモグラフィとエコーには、どちらもメリット・デメリットがあるため、どちらの検査が優れているということはありません。「どちらも受けることで、より乳がんを見つけやすくなる」という認識を持ってもらえればと思います。

※写真と本文は関係ありません

○取材協力: 法村尚子(ノリムラ・ショウコ)

胸部・乳腺外科
2005年香川大学医学部医学科卒。現在、高松赤十字病院胸部・乳腺外科副部長。
乳腺外科を中心に女性が安心して受けられる医療を提供。また、En女医会に所属し、ボランティア活動や各種メディアにて医療情報を発信している。
資格乳腺専門医、外科専門医、がん治療認定医など

En女医会とは
150人以上の女性医師(医科・歯科)

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