自宅でオンオフを切り替えたい人に! 天然由来精油をオリジナルブレンドした香りのサブスクがスタート
嗅繊毛には匂いをキャッチするセンサーともいえる嗅覚受容体が存在しています。
匂いの濃度が変わると、反応する匂いセンサーと匂い分子の組み合わせが変わり、違う匂いとして感じられます。例えば、リラックス効果のあるジャスミンは、薄い濃度では快い花の匂いになりますが、高濃度では糞臭の匂い(悪臭)になってしまうことが知られています。
一般的に悪臭とされる足の裏の臭いなどを嗅いだときは、ストレスの指標となる物質(α-アミラーゼ)が増え、対照的に快い匂いとされるバニラ香などを嗅いだときにはα-アミラーゼは上昇しません。
さらに不思議なことに、足の裏の臭いのような悪臭とバニラ香のような快い匂いを同時に嗅ぐと、チョコレートのようなにおいに感じ、ストレスが軽減されることも解明されています。この他にも、アロマによる医学的なアプローチ法が有効であると証明される研究もあります。
アロマテラピーは今後さらに、不眠症の改善やストレス緩和に効果が期待されていくことでしょう。これらのことからも、日々の暮らしに天然アロマの良い香りを用いることは、ストレス過多な現代社会において有効だと考えられます
」
藤村武之さん藤村医院 耳鼻咽喉科 院長昭和43年5月5日生まれ。