医師が実践する、アンチエイジングな食事術#2〜食材編
次にご紹介するオリーブオイルと同様、エキストラバージンオイルで低温圧搾のものがおすすめです。
冬になって寒くなると固まりますが、湯煎で温めると溶けて柔らかくなります。酸化しにくい油とはいえ、温度が上がりすぎて劣化してしまう可能性があるので、電子レンジを使って温めるのは避けてください。
エクストラバージンオリーブオイル
オリーブオイルの主成分のオレイン酸は、いわゆる血液サラサラ効果のある健康に良い油。このオレイン酸は加熱にも強く、さまざまな料理に使える油です。
また、エクストラバージンオリーブオイルに含まれる、オレオカンタールという成分はアルツハイマー病の原因となる物質が脳に溜まるのを防ぐ作用が報告されています。
いろいろな製品がありますが、できるだけ新鮮で質の良いものを選ぶようにしてください。
バターまたはギー
バターはコレステロールが高めの人には敬遠されがちですが、ココナッツオイルと同様、酸化しにくい油なので、安心して料理に使えます。
ギーはバターをさらに精製した、より純粋な油です。乳製品のたんぱくが気になる人も、より安心して使えます。
2.たんぱく質を豊富に含む食材
ナッツ類
ナッツ類は携帯性にすぐれ、栄養価も高く、大変優れたおやつとして利用しています。