医師が実践する、アンチエイジングな食事術#2〜食材編
私がよく選ぶのはアーモンドとくるみ。
アーモンドの皮には長寿遺伝子を活性化するレスベラトロールが、くるみにはアルファリノレン酸というアンチエイジングには欠かせないオメガ3脂肪酸が含まれています。オメガ3脂肪酸はDHA・EPAという魚の油が有名ですが、毎日魚を食べるのもなかなか大変です。
アルファリノレン酸の摂取源としては、くるみの他にチアシード、亜麻仁油、えごま油などがあります。日頃から意識して食べることをおすすめします。
卵
卵はアミノ酸スコア(*1)が100で非常にバランスの良いたんぱく質の摂取源になります。
その他、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンDなどのビタミン類、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄などのミネラルなどが含まれ、アンチエイジングには欠かせない食品です。
コンビニではゆで卵や温泉卵など、すぐに食べられる卵が1個から買えるので、小腹が空いたときなどに非常に重宝しています。
*1たんぱく質の栄養価を示す指標のこと。たんぱく質を構成するアミノ酸は、必須アミノ酸と非必須アミノ酸に分けられます。体内で生成できない9種類の必須アミノ酸は、それぞれ必要量が提唱されています。