■水分不足が招くトラブル
体内の水分量が減ってしまうと、まず考えられるのが脱水症状。のどがかわいて、
めまいなどが起きるのが初期症状で、さらにひどくなると意識障害を起こすことも。
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体内の水分が20%失われると死に至ることもあるほど、私たちの体にとって、水は大事なものなのです。
また、水には血液の流れをスムーズにし、老廃物を流す働きがあります。体温を調整するにも欠かせない要素です。
脱水症状とまでいかなくても、水が不足すればこれらの作用が機能しなくなり、
肌荒れや便秘、冷え性などのトラブルを招いてしまいます。
だからといって、たくさん飲めばいいわけではありません。過剰にとればむくみの原因にもなりますし、新陳代謝を悪くする原因にもなるのです。
胃腸の働きが悪くなる場合もあるので、なにごとも「ほどほど」が一番です。
■効果的な水の飲み方
体内の水分量をキープするには、意識して水を飲むようにすることが大事。一度に大量に飲むのではなく、こまめにとるようにするのが効果的です。
のどがかわいたときはもちろん、体の水分が失われがちなタイミングで飲むように心がけましょう。
寝起きや寝る前、お風呂や運動の前後にコップ1~2杯の水を飲むといいといわれています。
また、
お酒を飲んだ後にも水を飲むといいようです。お酒も水分ではありますが、利尿作用が働いて、飲んだ量よりも排出する量のほうが多くなってしまうこともあります。飲み会ではお酒の隣に水の入ったコップを置いておき、交互に飲むこと、そして帰宅後にも水をとるようにすると、水分不足を防ぐことができます。
水分補給のために飲むなら、
冷たい水よりも常温で。冷え性や代謝アップを目指すなら、白湯にして飲むといいでしょう。
「毎日1L以上の水を飲んだほうがいい」ということは漠然と知っていても、意識して飲むことはなかった…。そんな人も多いかもしれませんね。でも、こうして理由や詳細が明確になれば、すぐにでも始められると思います。
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