顔と頭のたるみをスッキリ! ヘアケア時間にプラスするだけの簡単セルフヘッドスパ
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昔から、「髪は女の命」という言葉があるように、いつの時代もヘアケアへの関心は高いようです。数多くのヘアケア製品がありますが、自分にあったものを選ぶことは、髪と頭皮の健康に大切なこと。また、いくら高級なものを使っても、間違った方法では、逆にダメージになることも…。
そこで女性誌編集者歴25年の筆者が、ヘアサロン、ヘッドスパサロン、エステサロン、ヘルスケアメーカー、しんきゅう師、ビューティ整体師に取材して培ってきた知識の中で、実際に効果を感じられて、入浴中に簡単に取り入れられるヘッドスパをご紹介します。
■知っているようで違っている? シャンプーの手順
1. 髪をぬらす前にブラッシング
ブラッシングの目的は、髪についたほこりや軽い汚れを落とすこと。このひと手間で、シャンプーの泡立ちが良くなり、頭皮の汚れや皮脂がとれやすくなります。髪を無理に引っぱったり、頭皮をがりがり刺激したりしないよう、ご注意を。
2. ぬるま湯で汚れを洗い流す
ブラッシングで浮きあがった汚れを、ぬるま湯で洗い流します。
このとき、頭皮もしっかりと洗い流すことで、汚れの半分以上は落ちているのだとか。
3. シャンプーは、てのひらでよく泡立てる
頭皮も、顔と地続きの「皮膚」。洗顔料と同じように、シャンプーも、てのひらでよく泡立ててから使いましょう。よく泡立てることで、毛穴に洗浄成分が届きます。
4. 頭全体を、優しく手早くマッサージ
指の腹を使って、頭全体をマッサージします。ボールを握ったときの手の形で、ジグザグ小刻みに。次に、クルクルらせんを描くように、頭皮全体をほぐします。爪を立てると頭皮を傷つけるので、優しく手早くを心がけましょう。
5. シャンプーを洗い流す
シャンプーの成分が残っていると、髪や頭皮のトラブルにつながります。念入りにすすぎましょう。
6. リンス(コンディショナー)は、頭皮につかないように
シャンプーを洗い流したら、タオルで髪を軽くふいて、リンスをつけていきます。リンスの目的は、髪の表面に油膜をはって、ツヤを出すこと。油分で頭皮の毛穴がふさがれると、かゆみや湿疹(しっしん)などのトラブルにもつながります。頭皮ではなく、髪の束にもみこむようにしましょう。洗い流すときは、ゴシゴシこすらず、髪をなでるように。