〈ポイント及び注意すべき点〉
膝裏には坐骨神経が通っているので、ストレッチを行う際はいきなり強く伸ばさないようにしましょう。
伸ばしていて余裕があれば、立てているもう片方の膝を伸ばすようにしてみましょう。
3.大腿筋膜張筋への静的ストレッチ
出典:byBirth
立位の体勢から、ストレッチする方の脚を後ろにして脚をクロスさせます。一方の手を使って骨盤をストレッチする方向に突き出すようにスライドさせることで、太もも外側にある大腿筋膜張筋という筋肉がストレッチされます。〈ポイント及び注意すべき点〉
腸腰筋へのストレッチと同様、ストレッチ中は骨盤が正面を向いているようにしましょう。
ストレッチを効果的に行うコツとは?
3つのストレッチはすべて、左右それぞれ、筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、30秒間伸ばし続けるようにします。
筋肉を柔らかくしようと強く伸ばしてしまうと、却って筋肉が収縮してしまうばかりか、筋肉を痛めてしまう危険性があるので逆効果です!そのため、ストレッチを安全かつ効果的なものにするには、心地よく筋肉が伸ばされていることが感じられる強度で行うようにします。
また、筋肉の緊張を緩めるには、腱の中に存在する「腱紡錘」