脂肪を燃やす脂肪!?食べても太らない秘訣は「茶色の脂肪」にアリ

朝昼晩しっかり食べ、そのうえ夜中にスイーツを食べてもまったく太らない人がいるいっぽうで、ダイエットをしてサラダしか食べてないのに体重は増えるばかり・・・という方もいるのではないでしょうか。その違いは俗に言う「代謝の良し悪し」によるものなのですが、その代謝の良し悪しを左右しているのが、は「褐色脂肪細胞」と呼ばれるものです。ダイエットを成功させるためにも、この「褐色脂肪細胞」について学んでいきましょう。
■1)脂肪を燃やしてくれる脂肪!褐色脂肪細胞ってなに?
脂肪といえばイメージするものは白い固まりですよね。しかし、こちらはその名の通り褐色(暗い茶色)をした脂肪です。褐色脂肪細胞には、熱を生み出すはたらきがあります。この熱を生み出す際に、普通の白い脂肪がいわば燃料として、褐色脂肪細胞と一緒に燃焼されるのです。
もちろん人によりこの褐色脂肪細胞のはたらきが良かったり、悪かったりします。
はたらきが良い人はよぶんな栄養を熱に変えて放出できるので、太りにくいということになります。反対に、はたらきが悪い人は余分なエネルギーを熱として変えることができないので、そのまま脂肪が体に残ってしまい、冷えやすくて太りやすい体質になってしまいます。