“心の闇”を抑えるために意識したい「7・2・1の法則」とは
そして、自分を支配していた“思い込み”を捨てることも大切。ネガティブな言葉はネガティブな感情を呼び込むので封印し、自分を癒す言葉、勇気づける言葉をたくさんかけてあげましょう。ときには友人に不義理をしてでも自分の時間をつくり、体と心に根気よくケアを続けてください。そうすることで“自分の感覚”が再び得られ、闇が確実に光に変わっていきます」
「自分を変えたい!」と大げさな行動を起こす必要はない。次のことを意識してみよう。
■「7・2・1の法則」を胸に刻む
「自分のまわりに10人の人がいたら、自分を気に入ってくれる人が1人いる。ウマの合わない人が2人いる、残りの7人は自分次第で敵にも味方にもなる。これを絶対法則だと思ってください。
つまり、どうがんばってもすべての人と仲よくはなれないのだから、そんなにがんばらなくてもいいのです」(名越先生・以下同)
■「大丈夫」を口ぐせにする
口ぐせは、心理状態や行動にも大きく影響するもの。「ポジティブすぎる言葉は、自分へのハードルを高くかかげることになり、プレッシャーになるので、“大丈夫”がちょうどいいんです。失敗しても大丈夫。毎日10回唱えているうちに、やがて変化を感じられます」