2019年1月24日 06:00
それ、片頭痛じゃないかも!医師が語る「頭痛の正しい見分け方」
ホットドッグを食べると起きる人もいて、“ホットドッグ頭痛”とも呼ばれています」
【2】緊張性頭痛
「首筋や肩、頭蓋骨を覆っている筋肉などのコリが、頭痛となって現れます。じつは、日本人にもっとも多いのがこのタイプ。姿勢の悪さからくる体のゆがみや、不安や緊張など、心身のストレスや疲れも一因とされています。同じ姿勢を続けていると、頭の両側、全体、後頭部などが締め付けられるように痛むのが特徴です」
【3】薬物乱用性頭痛
「月に10回以上、頭痛薬を服用している人は、このタイプの可能性が高い。女性は頭痛の予兆を感じただけで、すぐ頭痛薬を飲んでしまうことが多いので、要注意です。つらくても最低1カ月間は頭痛薬を断たなくては、頭痛治療を行うことができません」
自分の頭痛がどのタイプかわからない場合は、脳神経外科かペインクリニックを受診してみよう。どうしても薬がないと不安な人に向けて、北原先生はこう語る。
「片頭痛には、頭痛薬ではなく、トリプタン系の鎮痛剤がよく効きます。
月に5回程度なら副作用もほとんどありません。トリプタン系の鎮痛剤を飲んで効かない場合は、片頭痛ではなく、緊張性頭痛か、薬物乱用性頭痛である可能性が高いと考えられます」
トリプタン系の鎮痛剤は市販されていないので、脳神経外科などを受診して処方してもらおう。
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