ビューティ情報『超悪玉コレステロール招く「脂質異常症」の恐怖、致死疾患にも』

2019年1月31日 11:00

超悪玉コレステロール招く「脂質異常症」の恐怖、致死疾患にも

・150mg/dl以上→高トリグリセライド血症

いずれかひとつでも該当すれば、脂質異常症に当てはまる。大事なのは、悪玉コレステロールと善玉コレステロールのバランスなのだ。

「悪玉コレステロールは、肝臓から全身へコレステロールを運ぶ役割を担っていますが、増えすぎると、余分なコレステロールを置いてきぼりにしてきてしまいます。そしてそれを回収するのが善玉コレステロールです。また最近わかったのが、悪玉の中の超悪玉コレステロール(LAB)の存在です。これは小型で血管の壁に入りやすく、酸化もされやすいため、動脈硬化の危険因子として新たに重要視されています」

超悪玉コレステロールを増やさないことが脂質異常症、ひいては動脈硬化を防ぐ上で非常に大切だが、一般の血液検査には、その項目がないのだという。

「そこで、注目して欲しいのが中性脂肪です。中性脂肪は、運動量に対して糖や脂肪をとりすぎた際に、体内に増加します」
悪玉コレステロールや中性脂肪が増えやすいのはどんなタイプの人なのか?それは「代謝が低下しているタイプです」と池谷先生は指摘する。
代謝が低下していると、食べすぎなくても太ることもあるという。

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