2019年4月5日 11:00
多くの不定愁訴の原因に!?対象者急増する「舌ストレス」とは
さらに核家族化、女性の社会進出により、加工食品や、カップ麺に代表されるインスタント食品の利用頻度が上がり、極端にかむ回数が少なくなった。
「昭和初期の1食あたりの咀嚼回数は約1,400回でしたが、現在は600回ほどに半減。しかし、実態はもっと少ないと感じます。当院のスタッフを調査したところ、朝は青汁で咀嚼0回、夜はダイエットのため食べないというケースもありました」
幼少期からかまない食生活が続くことで、顎が大きく育たず、口の中は小さいまま。ところが歯の本数や、舌の大きさは変わらないのだ。
「そればかりか、幼少期の栄養状態がいいために、歯が巨大化するケースもあるのです。さらに、軟らかい食べ物ばかりで、生えてきたシャープな歯がほとんど摩耗されず、舌を傷つけるのです。また、保険診療内で使用される銀素材などのかぶせ物は、アレルギー反応を誘発させる物質が含まれています。
現代人の口内環境は、舌にとって非常に過酷だといえます」
日々、ストレスにさらされている舌を、少し気遣ってあげることが大事なのだ。
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