誤嚥性肺炎も引き起こす「舌ストレス」チェックリスト
舌の機能が低下すると、将来的に誤嚥を起こしやすくなるという。異物が肺に入り込んで発症する誤嚥性肺炎は、高齢者の主な死因でもある。
舌の状態をチェックしたいところだが、舌は鈍感なため、さまざまなストレスに気づきにくい。
「鏡を見てみて、舌に歯の痕がついている人も多いはず。繰り返し、舌に口内炎ができたり、とがった歯が気になる人もいるでしょう」
そこで、「舌ストレスチェックリスト」を紹介。3つ以上当てはまったら要注意。舌ストレスを抱えている可能性があるので、専門機関を受診してみよう。
□ 舌に歯の痕がついている
□ 舌がよく口内炎になる
□ 滑舌が悪い
□ 口の中にある歯のとがりが気になる
□ メタボ気味である
「12歳くらいまでであれば、歯列矯正をすれば十分な効果が期待されます。
ただし、40代、50代となれば、顎の形を変えることは不可能に近い。また、抜歯に関しては、アーチがその後も小さくなる可能性があるので、慎重な判断が必要になります。まずはとがった歯をわずかに削ったり、かぶせものの高さやでっぱりを、ミクロン単位(1,000分の1ミリ)で調整、かみ合わせをよくするなど“舌と相談”して、リラックスできるように対処します。