ビューティ情報『ひきこもる主婦の実態 内閣府試算の14万人は「氷山の一角」』

2019年10月16日 06:00

ひきこもる主婦の実態 内閣府試算の14万人は「氷山の一角」

「前に、お子さんのひきこもりの相談を受けたBさんは47歳の専業主婦。以前は、小学校の先生をされていましたが、中1だった娘がひきこもりになったとき、『自分が仕事ばかりで、娘をほったらかしにしていたのでは』と思い、教師を辞めて、お子さんに寄り添うことにしたそうです」

しかし、仕事を辞めても子どものひきこもりに変化はなかった。

「寄り添っても、子どものひきこもりは改善しないし、職は失うしで、自信をなくされたんでしょうね。Bさんは次第に、『先生になるため努力してきたのに、自分の人生はなんだったのか』と、塞ぎこむようになったそうです」

さらに、「あそこの子はひきこもりだ」という近所の目も気になり、外出も避けるように。現在は、週に1度、クルマで家から離れたスーパーに食材を買いに出かける程度だという。

「10年以上、母子でひきこもっている家庭も少なくありません。仕事を辞めると、人と接する機会は急になくなる。さらに、子どものひきこもりを知られたくないので、外で友人に会うことも、ましてや家に呼ぶこともない。
結果、社会と断絶してしまうのです」

女性のうつやひきこもりに詳しいメンタルアップマネージャの大野萌子さんは、ひきこもりを長期化させないためのコツをこう話す。

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